JP6489715B2 - 鞍乗り型車両の車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両の車体構造に関する。
従来、鞍乗り型車両の車体構造において、例えば特許文献1に開示されたものがある。特許文献1には、ヘッドパイプ、メインフレーム、ダウンフレーム、スティフナフレーム、側部板状部材及び上部板状部材によって、ほとんど密閉された空間を有する箱形構造物を形成したことが開示されている。箱形構造物は、箱形であるから、軽量で且つ剛性が高いため、車両の重量増を抑えつつダウンフレームの上部等を補強することができる。
特開2016−78644号公報
しかしながら、走行風を車両内部に設けられた車両構成部品の冷却に活用する点で改善の余地があった。
そこで本発明は、鞍乗り型車両の車体構造において、走行風を車両構成部品の冷却に活用することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、鞍乗り型車両(1)の車体構造において、ヘッドパイプ(20)に連結された左右一対の側部ガセット(26)の車幅方向間に、車両構成部品が配置された内部空間(S)を設け、前記側部ガセット(26)に、前後方向に開口する開口部(35)を設け、前記側部ガセット(26)の前記開口部(35)の外周縁(36)に、前記内部空間(S)に向けて内方に湾曲する開口側フランジ(37)を設け、走行風を前記内部空間(S)に配置された車両構成部品に向けて導風することを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記内部空間(S)は、前記車両構成部品を配置可能に、前後方向、左右方向及び上方向の少なくとも一方向に開放する開放部(U)を有することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記内部空間(S)に、前記車両構成部品として電装品(40)を設け、前記側部ガセット(26)の前記開口部(35)を通るハーネス(42)を設けたことを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記側部ガセット(26)の後端(31)に、内方に湾曲する後端フランジ(38)を設けたことを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、側面視で、前記側部ガセット(26)の後端(31)は、前記ヘッドパイプ(20)に向けて凸の円弧状をなしていることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記ヘッドパイプ(20)から左右に分岐し後方に延びる左右一対のメインフレーム(21)に対する前記側部ガセット(26)の溶接部をメインフレーム溶接部(W2)とし、前記ヘッドパイプ(20)から下方に延びる1本のダウンフレーム(22)に対する前記側部ガセット(26)の溶接部をダウンフレーム溶接部(W3)としたとき、前記ダウンフレーム溶接部(W3)は、前記メインフレーム溶接部(W2)よりも長いことを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記車両構成部品として、前記内部空間(S)に電装品(40)を設けるとともに、前記電装品(40)の後方を覆うように燃料タンク(8)を設け、前記ヘッドパイプ(20)の上部に連結された上部ガセット(27)に、前記燃料タンク(8)を取り付け可能な燃料タンク取付部(27a)を設けたことを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、前面視で、前記左右一対の側部ガセット(26)と、前記ヘッドパイプ(20)から左右に分岐し後方に延びる左右一対のメインフレーム(21)と、前記ヘッドパイプ(20)から下方に延びるダウンフレーム(22)とは、内方に窄まる外形を有する前部フレーム体(2A)を構成し、前面視で、前記前部フレーム体(2A)の内方に窄まることで形成された空間(31S)にて、前記車両構成部品として燃料タンク(8)の少なくとも一部を露呈して設けたことを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、側部ガセットに前後方向に開口する開口部を設けたことで、走行風を車両内方(後方)へ効率的に取り込むことができるため、別途導風部材を設けることなく、左右一対の側部ガセットの車幅方向間に設けられた車両構成部品を冷却することができる。したがって、走行風を車両構成部品の冷却に活用することができる。加えて、左右一対の側部ガセットの車幅方向間に内部空間を設けたことで、左右一対の側部ガセットの車幅方向間を中実に構成した場合と比較して、車体構造を軽量化することができる。加えて、内部空間に車両構成部品を設けることで、側部ガセットの外方に車両構成部品を設けた場合と比較して、車両をコンパクト化することができる。加えて、ヘッドパイプ及び左右一対の側部ガセットを車両構成部品の保護部材として活用することができる。加えて、側部ガセットの開口部の外周縁に内方に湾曲する開口側フランジを設けたことで、側部ガセットの断面係数を増やすことができるため、側部ガセットの剛性を向上することができる。加えて、側部ガセットの開口部を通るハーネスを設けた場合には、開口側フランジをハーネスの保護部材として活用することができる。
請求項2に記載した発明によれば、内部空間が車両構成部品を配置可能に、前後方向、及び左右方向及び上方向の少なくとも一方向に開放する開放部を有することで、内部空間をほとんど密閉した場合(例えば、開口部に通じる箇所以外を閉塞した場合)と比較して、開放部を通じて内部空間に車両構成部品を容易に配置することができる。
請求項3に記載した発明によれば、内部空間に車両構成部品として電装品を設けたことで、走行風を電装品の冷却に活用することができる。加えて、側部ガセットの開口部を通るハーネスを設けたことで、開口部がハーネスガイドとして機能するため、別途ハーネスのガイド部材を設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。
請求項4に記載した発明によれば、側部ガセットの後端に内方に湾曲する後端フランジを設けたことで、側部ガセットの断面係数を増やすことができるため、側部ガセットの剛性を向上することができる。
請求項5に記載した発明によれば、側面視で側部ガセットの後端がヘッドパイプに向けて凸の円弧状をなしていることで、上下のクッション作用により応力を緩和することができる。
請求項6に記載した発明によれば、ヘッドパイプから左右に分岐し後方に延びる左右一対のメインフレームに対する側部ガセットの溶接部をメインフレーム溶接部とし、ヘッドパイプから下方に延びる1本のダウンフレームに対する側部ガセットの溶接部をダウンフレーム溶接部としたとき、ダウンフレーム溶接部がメインフレーム溶接部よりも長いことで、ダウンフレーム溶接部をメインフレーム溶接部と同等以下とした場合と比較して、左右一対のメインフレームと1本のダウンフレームとの剛性を均等化しやすくなるため、ヘッドパイプからの入力荷重をメインフレームとダウンフレームとの間でバランスよく分配することができる。
請求項7に記載した発明によれば、車両構成部品として、内部空間に電装品を設けるとともに、電装品の後方を覆うように燃料タンクを設けたことで、走行風を電装品の冷却に加え燃料タンクの冷却に活用することができる。加えて、ヘッドパイプの上部に連結された上部ガセットに、燃料タンクを取り付け可能な燃料タンク取付部を設けたことで、上部ガセットを電装品の保護部材として活用しつつ燃料タンクの取付部として活用することができる。加えて、上部ガセットの燃料タンク取付部において、燃料タンクの挿し込み構造とした場合には、締結部材が不要となるため、締結工数を削減することができる。
請求項8に記載した発明によれば、前面視で、左右一対の側部ガセットと、ヘッドパイプから左右に分岐し後方に延びる左右一対のメインフレームと、ヘッドパイプから下方に延びるダウンフレームとが、内方に窄まる外形を有する前部フレーム体を構成し、前面視で、前部フレーム体の内方に窄まることで形成された空間にて、車両構成部品として燃料タンクの少なくとも一部を露呈して設けたことで、走行風を燃料タンクへより一層効率的に当てることができるため、燃料タンクをより一層効果的に冷却することができる。加えて、燃料タンクの冷却効率が向上することに伴い、燃料タンクとエンジンとを近接して配置しやすくなるとともに、燃料の揮発を抑制することができる。
本発明の実施形態における自動二輪車の右側面図である。 上記自動二輪車の車体構造の前面図である。 図2のIII−III線断面を含む上記自動二輪車の車体構造の右側面図である。 上記自動二輪車の車体構造の斜視図である。 上記自動二輪車の車体構造の側部ガセットの溶接部を示す右側面図である。 実施形態の変形例における自動二輪車の車体構造の右側面図である。 実施形態の変形例における自動二輪車の車体構造をヘッドパイプ軸線方向から見た上面図である。 実施形態の変形例における自動二輪車の車体構造の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、及び車両上方を示す矢印UPが示されている。
<車両全体>
図1は、鞍乗り型車両の一例としての自動二輪車1を示す。図1を参照し、自動二輪車1は、ハンドル5によって操向される前輪3と、エンジンを含むパワーユニット10によって駆動される後輪4とを備えている。実施形態に係る自動二輪車1は、オフロードタイプの自動二輪車である。
以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。
ハンドル5及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム2前端部に形成されたヘッドパイプ20に操向可能に枢支されている。例えば、ハンドル5は、円筒状の一本の金属製ハンドルパイプを曲げて製作したバーハンドルである。ヘッドパイプ20には、ハンドル5に接続されたハンドル操向軸が挿通されている。車体フレーム2の前後中央部にはパワーユニット10が配置されている。パワーユニット10の後方には、スイングアーム6が配置されている。スイングアーム6は、車体フレーム2の後下部において、ピボット軸6aを中心に上下に揺動可能に枢支されている。
例えば、車体フレーム2は、鋼材を溶接等により一体に結合して形成されている。側面視で、車体フレーム2は、前側ほど下方に位置するように傾斜して上下に延びる円筒状のヘッドパイプ20と、ヘッドパイプ20の上部後方から左右に分岐し後下方に延びる左右一対のメインフレーム21と、ヘッドパイプ20の下部後方から車体左右中心に沿ってメインフレーム21よりも急傾斜で後下方へ延びる一本のダウンフレーム22と、左右メインフレーム21の後部から後方に延びる左右一対のシートフレーム23と、左右メインフレーム21の後端部からメインフレーム21よりも急傾斜で後下方へ延びた後に屈曲部24a(具体的には、後方に凸をなして湾曲する部分)で向きを変えて前下方に延びる左右一対のピボットフレーム24と、左右ピボットフレーム24の屈曲部24aから左右シートフレーム23の後部へ向けて斜め後上方に延びる左右一対のシートサブフレーム25と、ヘッドパイプ20と左右メインフレーム21の前部とロアフレーム22の前部とに連結された左右一対の側部ガセット26と、ヘッドパイプ20の上部と左右メインフレーム21の前上部とに連結された上部ガセット27と、ヘッドパイプ20の下部とダウンフレーム22の前下部とに連結された下部ガセット28と、を備えている。
パワーユニット10は、クランクケース11と、図1の側面視でクランクケース11の前部から前上方に突出する(具体的には、上側ほど前方に位置するように鉛直上方に対し緩やかに傾斜する)シリンダ部12と、を備えている。クランクケース11の前部は、前側エンジンハンガ13aを介して、ロアフレーム22の下端部に取り付けられている。クランクケース11の後上部は、上エンジンハンガ13bを介して、左右ピボットフレーム24の上端部に取り付けられている。クランクケース11の後下部は、下エンジンハンガ13cを介して、左右ピボットフレーム24の下端部に取り付けられている。
シリンダ部12には、吸気装置(不図示)及び排気装置14が接続されている。例えば、吸気装置は、シリンダ部12の後壁に接続され且つ吸気ポートに連通して吸気量を調整するスロットルボディ(不図示)と、スロットルボディへの吸気を清浄化してパワーユニット10へ吸気を行うエアクリーナ(不図示)と、を備えている。
排気装置14は、シリンダ部12の前壁に接続され且つ排気ポートに連通してパワーユニット10の前方を後下方に延びた後に屈曲してパワーユニット10の右側方を前後に延び、その後、右ピボットフレーム24の車幅方向内方に回り込むように湾曲して後上方に緩やかに傾斜して延びる排気管14aと、排気管14aの後端に接続されるとともに後輪4の右上方において斜め後上方に延びるマフラ14bと、を備えている。
左右メインフレーム21及び左右シートフレーム23には、燃料タンク8が取り付けられている。具体的に、燃料タンク8下部の左右側部は、不図示のサイドブラケット、ゴムブッシュ等の弾性部材、及びボルト等の締結部材を介して、左右メインフレーム21の取付部(以下「燃料タンク下取付部」ともいう。)に固定されている。燃料タンク8の後端部は、リアブラケット15、ゴムブッシュ等の弾性部材、及びボルト等の締結部材を介して、左右シートレール23の取付部(以下「燃料タンク後取付部」ともいう。)に固定されている。
燃料タンク8の後方であって左右シートフレーム23の上方には、左右シートフレーム23に沿うように前後に延びるシート9が設けられている。なお、図1において、符号16は車体フレーム2を車幅方向外方から覆うカウル、符号17は前輪3の左右に配置される左右一対のフロントフォーク、符号18は左右フロントフォーク17の上部をヘッドパイプ20に支持するステアリングステム、符号18aはステアリングステム18のボトムブリッジ、符号18bはステアリングステム18のトップブリッジ、符号50は前輪3を上方から覆うフロントフェンダ、符号51はステアリングステム18の前上方に位置するフロントカバー(フロントナンバープレート)、符号52はフロントナンバープレート51とフロントフェンダ50との上下間に形成された走行風取入口をそれぞれ示す。便宜上、図1において、シート9及びカウル16は仮想線(二点鎖線)で示している。
<車両の車体構造>
図2に示すように、車体フレーム2は、鋼材を溶接等により一体に結合して形成されている。以下、車体フレーム2の構成要素において、左側に配置された構成要素には「L」、右側に配置された構成要素には「R」を付すことがある。
図2の前面視で、ヘッドパイプ20は、車体左右中心線CLに沿って上下に延びる円筒状をなしている。図2の前面視で、左右メインフレーム21L,21Rは、ヘッドパイプ20の上部後方から左右に分岐し車幅方向外側ほど下方に位置するように傾斜して延びた後、湾曲して向きを変えて下方に延びている。図2の前面視で、ダウンフレーム22は、ヘッドパイプ20の下部後方から車体左右中心線CLに沿って下方に延びている。図2の前面視で、左右の側部ガセット26L,26Rは、ヘッドパイプ20の車幅方向外側部から左右に分岐し、左右メインフレーム21L,21Rの前側下部とダウンフレーム22の上部との間をわたすように延びている。
図2に示すように、ヘッドパイプ20の後方であって左右の側部ガセット26L,26Rの車幅方向間には、車両構成部品が配置された内部空間Sが設けられている。内部空間Sは、車両構成部品を収容可能であって通風可能とされている。すなわち、左右の側部ガセット26L,26Rの車幅方向間の内部空間Sは、密閉されておらず、外部空間と連通している。
<側部ガセット>
図3の側面視で、側部ガセット26L,26R(図3では右の側部ガセット26Rのみ図示)は、前上方に凸をなすV字状をなしている。図3の側面視で、側部ガセット26L,26Rは、ヘッドパイプ20の中心軸線C1(以下「ヘッドパイプ軸線C1」ともいう。)に沿うように傾斜して上下に延びる前辺部30(以下「側部ガセット26L,26Rの前端30」ともいう。)と、メインフレーム21L,21R(図3では右メインフレーム21Rのみ図示)とダウンフレーム22との上下間においてヘッドパイプ20に向けて凸の円弧状(湾曲形状)をなしている後辺部31(以下「側部ガセット26L,26Rの後端31」ともいう。)と、前辺部30の上端と後辺部31の上端とをわたすようにメインフレーム21L,21Rに沿って延びる上辺部32と、前辺部30の下端と後辺部31の下端とをわたすようにダウンフレーム22に沿って延びる下辺部33と、を備えている。
具体的に、図3の側面視で、前辺部30は、ヘッドパイプ軸線C1寄りに位置している。
図3の側面視で、後辺部31は、メインフレーム21L,21Rとダウンフレーム22との上下間中央であって概ねヘッドパイプ20一つ分だけヘッドパイプ20よりも後下方に離間した位置に変曲点31aを有している。
図3の側面視で、上辺部32は、前辺部30の上端からメインフレーム21L,21Rの下端縁に沿うように傾斜して後下方に延びる前側上辺部32aと、前側上辺部32aの後端から変曲点31aよりも後方の位置で後上方に湾曲する上側湾曲部32bと、上側湾曲部32bの後端からメインフレーム21L,21Rの中心軸線C2(以下「メインフレーム軸線C2」ともいう。)に重なるように後辺部31よりも後方まで後下方に延びる後側上辺部32cと、後側上辺部32cの後端から前下方に屈曲して延びて後辺部31の後端に連なる第一下側湾曲部32dと、からなる。
図3の側面視で、下辺部33は、前辺部30の下端からダウンフレーム22の中心軸線C3(以下「ダウンフレーム軸線C3」ともいう。)に沿うように傾斜して後下方に延びる前側下辺部33aと、前側下辺部33aの下端からダウンフレーム軸線C3に重なるように後下方に湾曲する第二下側湾曲部33bと、第二下側湾曲部33bの下端から後上方に屈曲して延びて後辺部31の下端に連なる後側湾曲部33cと、からなる。
<開口部>
図2に示すように、側部ガセット26L,26Rには、前後方向に開口する開口部35が設けられている。図3の側面視で、開口部35は、メインフレーム21L,21Rとダウンフレーム22との上下間であって、ヘッドパイプ20と変曲点31aとの前後間に配置されている。図3の側面視で、開口部35は、角丸部を有する台形状をなしている。
図3の側面視で、開口部35は、ヘッドパイプ20に沿うように傾斜して上下に延びる前端縁36aと、前端縁36aよりも後方において前側ほど下方に位置するように傾斜して上下に延びる後端縁36bと、メインフレーム21L,21Rに沿うように傾斜して前後に延びるとともに、前端縁36aの上端と後端縁36bの上端とにそれぞれ角丸部を介して前後端が連なる上端縁36cと、ダウンフレーム22に沿うように傾斜して上下に延びるとともに、前端縁36aの下端と後端縁36bの下端とにそれぞれ角丸部を介して上下端が連なる下端縁36dと、を輪郭とする外周縁36を有している。
図2の前面視で、開口部35の外周縁36における前端縁36aは、側部ガセット26L,26Rの前端30よりも車幅方向外側に位置している。図2の前面視で、開口部35の外周縁36における上端縁36cは、左右メインフレーム21L,21R(具体的には、左右メインフレーム21L,21Rの中心軸線C2、図3参照)に沿って車幅方向外側ほど下方に位置するように傾斜している。図2の前面視で、開口部35の外周縁36における後端縁36bは、車幅方向内側ほど下方に位置するように傾斜して延びている。
<開口側フランジ>
図2に示すように、側部ガセット26L,26Rの開口部35の外周縁36には、内方(具体的には、車幅方向内方)に湾曲する開口側フランジ37が設けられている。開口側フランジ37は、側部ガセット26L,26Rの開口部35の外周縁36の全周にわたって設けられている。図3の側面視で、開口側フランジ37は、開口部35の外周縁36と相似形を有し、かつ、開口部35の外周縁36よりも小さい台形状をなしている。図4に示すように、開口側フランジ37の車幅方向内方への突出高さは、開口部35の外周縁36の全周にわたって一様とされている。
<後端フランジ>
図4に示すように、側部ガセット26L,26Rの後端31には、内方(具体的には、車幅方向内方)に湾曲する後端フランジ38が設けられている。後端フランジ38は、側部ガセット26L,26Rの後端31の全体にわたって設けられている。後端フランジ38の車幅方向内方への突出高さは、側部ガセット26L,26Rの後端31の全体にわたって一様とされている。
<電装品(車両構成部品)、ハーネス>
図3に示すように、左右メインフレーム21L,21Rとダウンフレーム22との上下間における内部空間Sには、エンジンに設けられた点火プラグ(不図示)にプラグコード41を介して接続されたイグニッションコイル40(電装品)が設けられている。なお、イグニッションコイル40(電装品)は、請求項に記載の車両構成部品の一つである。
右側の側部ガセット26Rの側方には、右側の側部ガセット26Rの開口部35を通るとともに、イグニッションコイル40とバッテリ(不図示)との間を接続するハーネス42が設けられている。ハーネス42は、右側の側部ガセット26Rの開口部35から後側ほど下方に位置するように緩やかに傾斜した後、右メインフレーム21Rの車幅方向内方に回り込むように延びている。
<前部フレーム体>
図2の前面視で、左右の側部ガセット26L,26Rと左右メインフレーム21L,21Rとダウンフレーム22とは、内方(具体的には、車幅方向内方)に窄まる外形を有する前部フレーム体2Aを構成している。図2の前面視で、前部フレーム体2Aは、車体左右中心線CLに対し左右対称形状を有している。
図2の前面視で、前部フレーム体2Aには、前部フレーム体2Aが内方に窄まることで空間31Sが形成されている。具体的に、図2の前面視で、空間31Sは、後辺部31が車幅方向内方かつ上方に湾曲することによって形成されている。
図2の前面視で、前部フレーム体2Aの内方には、燃料タンク8が設けられている。具体的に、図2の前面視で、燃料タンク8の前下部8fは、前部フレーム体2Aの内方に設けられている。図2の前面視で、燃料タンク8の前下部8fは、空間31Sに露出するように設けられている。一方、燃料タンク8の上部8uは、前部フレーム体2Aの上方において車幅方向外方に張り出している。なお、燃料タンク8は、請求項に記載の車両構成部品の一つである。
図4に示すように、前部フレーム体2Aには、燃料タンク8(図3参照)及びイグニッションコイル40(以下「車両構成部品」ともいう。)を内部空間Sに配置可能に、前方向を除く多方向に開放する開放部Uが設けられている。実施形態において、内部空間Sは、前方向をヘッドパイプ20によって閉塞されている。開放部Uは、車両構成部品を内部空間Sに配置可能に、後方向、左右方向及び上方向に開放している。
<燃料タンク前取付部(燃料タンク取付部)>
図3に示すように、燃料タンク8は、前部フレーム体2Aの内方において、イグニッションコイル40を後方から覆うように設けられている。ヘッドパイプ20の上部に連結された上部ガセット27には、燃料タンク8の前端部を取り付け可能な燃料タンク前取付部27aが設けられている。なお、燃料タンク前取付部27aは、請求項に記載の燃料タンク取付部に相当する。
図4に示すように、上部ガセット27は、左右メインフレーム21L,21Rの車幅方向間をわたすように車幅方向に延びる連結壁部27aと、連結壁部27aの車幅方向外端から下方に延びてヘッドパイプ20の上後部及び左右メインフレーム21L,21Rの前上部に連結される下方延出部27bと、を備えている。
図3に示すように、燃料タンク8の前端部には、上部ガセット27の連結壁部27aを上下から挟むように対向する上下一対のブラケット8a,8bと、上下ブラケット8a,8bとの間において前上方に開放するU字状をなすゴムブッシュ等の弾性部材8cと、が設けられている。実施形態において、燃料タンク8の前端部は、ボルト等の締結部材を用いることなく、上下ブラケット8a,8b及び弾性部材8cを介して、上部ガセット27の連結壁部27aに挿し込んで固定されている。すなわち、上部ガセット27の連結壁部27aは、燃料タンク前取付部27aとして機能する。
<側部ガセットの溶接部>
図5において、ハッチング箇所(ドットハッチ箇所)は溶接部を示す。図5に示すように、側部ガセット26L,26R(図5では右の側部ガセット26Rのみ図示)は、後辺部31を除く箇所において、ヘッドパイプ20、メインフレーム21L,21R(図5では右メインフレーム21Rのみ図示)及びダウンフレーム22に溶接されている。
具体的に、図5の側面視で、側部ガセット26L,26Rの前辺部30は、ヘッドパイプ軸線C1と重なる箇所W1でヘッドパイプ20に溶接されている。
図5の側面視で、側部ガセット26L,26Rの上辺部32は、前辺部30の上端からメインフレーム21L,21Rの下端縁に沿うように傾斜して後下方に延びた後に変曲点31aよりも後方の位置でメインフレーム軸線C2に重なるように後上方に湾曲し、その後、メインフレーム軸線C2に沿うように傾斜して後辺部31よりも後方まで後下方に延びる箇所W2でメインフレーム21L,21Rに溶接されている。
図5の側面視で、側部ガセット26L,26Rの下辺部33は、前辺部30の下端からダウンフレーム軸線C3に沿うように傾斜して後下方に延びる箇所W3でダウンフレーム22に溶接されている。
ここで、メインフレーム21L,21Rに対する側部ガセット26L,26Rの溶接部をメインフレーム溶接部W2とし、ダウンフレーム22に対する側部ガセット26L,26Rの溶接部をダウンフレーム溶接部W3とする。メインフレーム溶接部W2は、側部ガセット26L,26Rの上辺部32(具体的には、前側上辺部32a、上側湾曲部32b及び後側上辺部32c、図3参照)の溶接箇所W2に相当する。ダウンフレーム溶接部W3は、側部ガセット26L,26Rの下辺部33(具体的には、前側下辺部33a及び第二下側湾曲部33b、図3参照)の溶接箇所W3に相当する。実施形態において、ダウンフレーム溶接部W3は、メインフレーム溶接部W2よりも長い。図5において、符号L1はダウンフレーム溶接部W3の長さ、符号L2はメインフレーム溶接部W2の長さをそれぞれ示す(L1>L2)。
なお、図5の側面視で、メインフレーム溶接部W2の末端W2eは、メインフレーム21L,21Rの上下中央部(すなわち、メインフレーム軸線C2と重なる部分)に設けられている。ダウンフレーム溶接部W3の末端W3eは、ダウンフレーム22の上下中央部(すなわち、ダウンフレーム軸線C3と重なる部分)に設けられている。
以上説明したように、上記実施形態は、自動二輪車1の車体構造において、ヘッドパイプ20に連結された左右一対の側部ガセット26L,26Rの車幅方向間に、車両構成部品が配置された内部空間Sを設け、側部ガセット26L,26Rに、前後方向に開口する開口部35を設け、側部ガセット26L,26Rの開口部35の外周縁36に、内方に湾曲する開口側フランジ37を設けたものである。
この構成によれば、側部ガセット26L,26Rに前後方向に開口する開口部35を設けたことで、走行風(例えば、図1に示すフロントカバー(フロントナンバープレート)51とフロントフェンダ50との上下間に形成された走行風取入口52から流入した走行風)を車両内方(後方)へ効率的に取り込むことができるため、別途導風部材を設けることなく、左右一対の側部ガセット26L,26Rの車幅方向間に設けられた車両構成部品を冷却することができる。したがって、走行風を車両構成部品の冷却に活用することができる。加えて、左右一対の側部ガセット26L,26Rの車幅方向間に内部空間Sを設けたことで、左右一対の側部ガセット26L,26Rの車幅方向間を中実に構成した場合と比較して、車体構造を軽量化することができる。加えて、内部空間Sに車両構成部品を設けることで、側部ガセット26L,26Rの外方に車両構成部品を設けた場合と比較して、車両をコンパクト化することができる。加えて、ヘッドパイプ20及び左右一対の側部ガセット26L,26Rを車両構成部品の保護部材として活用することができる。加えて、側部ガセット26L,26Rの開口部35の外周縁36に内方に湾曲する開口側フランジ37を設けたことで、側部ガセット26L,26Rの断面係数を増やすことができるため、側部ガセット26L,26Rの剛性を向上することができる。加えて、上記実施形態では、側部ガセット26L,26Rの開口部35を通るハーネス42を設けたことで、開口側フランジ37をハーネス42の保護部材として活用することができる。
また、上記実施形態では、内部空間Sが車両構成部品を配置可能に、後方向、左右方向及び上方向に開放する開放部Uを有することで、内部空間Sをほとんど密閉した場合(例えば、開口部35に通じる箇所以外を閉塞した場合)と比較して、開放部Uを通じて内部空間Sに車両構成部品を容易に配置することができる。
また、上記実施形態では、内部空間Sに車両構成部品として電装品(具体的には、イグニッションコイル40)を設けたことで、走行風を電装品の冷却に活用することができる。加えて、側部ガセット26L,26Rの開口部35を通るハーネス42を設けたことで、開口部35がハーネスガイドとして機能するため、別途ハーネス42のガイド部材を設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。
また、上記実施形態では、側部ガセット26L,26Rの後端31に内方に湾曲する後端フランジ38を設けたことで、側部ガセット26L,26Rの断面係数を増やすことができるため、側部ガセット26L,26Rの剛性を向上することができる。
また、上記実施形態では、側面視で側部ガセット26L,26Rの後端31がヘッドパイプ20に向けて凸の円弧状をなしていることで、上下のクッション作用により応力を緩和することができる。
また、上記実施形態では、ヘッドパイプ20から左右に分岐し後方に延びる左右一対のメインフレーム21L,21Rに対する側部ガセット26L,26Rの溶接部をメインフレーム溶接部W2とし、ヘッドパイプ20から下方に延びる1本のダウンフレーム22に対する側部ガセット26L,26Rの溶接部をダウンフレーム溶接部W3としたとき、ダウンフレーム溶接部W3がメインフレーム溶接部W2よりも長いことで、ダウンフレーム溶接部W3をメインフレーム溶接部W2と同等以下とした場合と比較して、左右一対のメインフレーム21L,21Rと1本のダウンフレーム22との剛性を均等化しやすくなるため、ヘッドパイプ20からの入力荷重をメインフレーム21L,21Rとダウンフレーム22との間でバランスよく分配することができる。加えて、メインフレーム溶接部W2の末端をメインフレーム21L,21Rの上下中央部に設け、ダウンフレーム溶接部W3の末端をダウンフレーム22の上下中央部に設けたことで、メインフレーム21L,21Rの端縁又はダウンフレーム22の端縁等の局所に応力が集中することを抑制することができる。
また、上記実施形態では、車両構成部品として、内部空間Sに電装品を設けるとともに、電装品の後方を覆うように燃料タンク8を設けたことで、走行風を電装品の冷却に加え燃料タンク8の冷却に活用することができる。加えて、ヘッドパイプ20の上部に連結された上部ガセット27に、燃料タンク8を取り付け可能な燃料タンク前取付部27aを設けたことで、上部ガセット27を電装品の保護部材として活用しつつ燃料タンク8の取付部として活用することができる。加えて、上部ガセット27の燃料タンク前取付部27aにおいて、燃料タンク8の挿し込み構造としたことで、締結部材が不要となるため、締結工数を削減することができる。すなわち、燃料タンク下取付部及び燃料タンク後取付部においてのみ締結すれば足りるため、燃料タンク8の取付を容易に行うことができる。
また、上記実施形態では、前面視で、左右一対の側部ガセット26L,26Rと、ヘッドパイプ20から左右に分岐し後方に延びる左右一対のメインフレーム21L,21Rと、ヘッドパイプ20から下方に延びるダウンフレーム22とが、内方に窄まる外形を有する前部フレーム体2Aを構成し、前面視で、前部フレーム体2Aの内方に窄まることで形成された空間31Sにて、車両構成部品として燃料タンク8の前下部8fを露呈して設けたことで、走行風を燃料タンク8へより一層効率的に当てることができるため、燃料タンク8をより一層効果的に冷却することができる。加えて、燃料タンク8の冷却効率が向上することに伴い、燃料タンク8とエンジンとを近接して配置しやすくなるとともに、燃料の揮発を抑制することができる。
なお、上記実施形態では、車両構成部品として、内部空間Sに電装品を設けるとともに、電装品の後方を覆うように燃料タンク8を設けた例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、車両構成部品として、内部空間Sに電装品を設けず、燃料タンク8のみを設けてもよい。また、車両構成部品として、内部空間Sに電装品以外の部品を設けてもよい。
また、上記実施形態では、内部空間Sに設けた電装品としてイグニッションコイル40を例に挙げて説明したが、これに限らない。例えば、電装品は、バンクアングルセンサー、コンデンサー、レギュレータ、ジャイロセンサー、ECU(Engine Control Unit)等であってもよい。
また、上記実施形態では、開放部Uが、車両構成部品を内部空間Sに配置可能に、後方向、左右方向及び上方向に開放している例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、開放部Uは、後方向にのみ開放していてもよい。すなわち、開放部Uは、車両構成部品を内部空間Sに配置可能に、前後方向、及び左右方向及び上方向の少なくとも一方向に開放していてもよい。
また、上記実施形態では、前面視で、前部フレーム体2Aの内方に窄まることで形成された空間31Sにて、車両構成部品として燃料タンク8の前下部8fを露呈して設けた例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、前面視で、空間31Sにて、燃料タンク8の全体を露呈して設けてもよい。すなわち、前面視で、空間31Sにて、燃料タンク8の少なくとも一部を露呈して設けてもよい。
また、上記実施形態では、側部ガセット26L,26Rには、前後方向に開口する1つの開口部35が設けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、側部ガセット26L,26Rには、前後方向に開口する複数の開口部が設けられていてもよい。例えば、図6に示すように、側部ガセット126L,126R(図6では右の側部ガセット126Rのみ図示)には、2つの開口部135A,135Bが設けられている。図6の側面視で、開口部135A,135Bは、角丸部を有する三角形状をなしている。図6において、ハッチング箇所(ドットハッチ箇所)は溶接部を示す。
図6の側面視で、側部ガセット126L,126Rは、ヘッドパイプ軸線C1に沿うように傾斜して上下に延びる前辺部130と、メインフレーム21L,21R(図6では右メインフレーム21Rのみ図示)とダウンフレーム22との上下間においてヘッドパイプ20に向けて凸の円弧状(湾曲形状)をなしている後辺部131(以下「側部ガセット126L,126Rの後端131」ともいう。)と、前辺部130の上端と後辺部131の上端とをわたすようにメインフレーム21L,21Rに沿って延びる上辺部132と、前辺部130の下端と後辺部131の下端とをわたすようにダウンフレーム22に沿って延びる下辺部133と、を備えている。
図6の側面視で、2つの開口部135A,135Bは、上下に間隔をあけて配置されている。言い換えると、2つの開口部135A,135Bの上下間には、補強部139が設けられている。図6の側面視で、補強部139は、上辺部132の後部(後辺部131の上端部)と下辺部133の上部との前後間をわたすように前後に延びている。なお、図6において、符号127はヘッドパイプ20の上部と左右メインフレーム21の前上部とに連結された上部ガセット、符号128はヘッドパイプ20の下部とダウンフレーム22の前下部とに連結された下部ガセットをそれぞれ示す。
図7の上面視(具体的にはヘッドパイプ軸線C1に沿う方向から見て)、補強部139は、メインフレーム21L,21Rにおける車幅方向外側に湾曲した湾曲部の車幅方向外側部に接続されている。言い換えると、ヘッドパイプ軸線C1方向視で、補強部139は、側部ガセット126L,126Rの後端131であってメインフレーム軸線C2と重なる部分に接続されている。この部分は、前輪3(図1参照)からの入力荷重をメインフレーム21L,21Rが受ける際に最も応力がかかる部分である。そのため、この部分に補強部139が接続されていることで、車幅方向外側に開く荷重を受けるメインフレーム21L,21Rを効率良く補強することができる。
また、上記実施形態では、燃料タンク前取付部27a(連結壁部)が平坦面を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、図8に示すように、燃料タンク前取付部127a(連結壁部)は、段部127cを有していてもよい。
また、上記実施形態では、燃料タンク8の前端部は、ボルト等の締結部材を用いることなく、上下ブラケット8a,8b及び弾性部材8cを介して、上部ガセット27の連結壁部27aに挿し込んで固定されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、燃料タンク8の取付方法は、挿し込みでもよいし、締結でもよい。
なお、図6〜図8において、符号127bは連結壁部127aの車幅方向外端から下方に延びてヘッドパイプ20の上後部及び左右メインフレーム21L,21Rの前上部に連結される下方延出部、符号137は側部ガセット126L,126Rの開口部135A,135Bの外周縁136の全周にわたって設けられた開口側フランジ、符号138は側部ガセット126L,126Rの後端131にて内方(具体的には、車幅方向内方)に湾曲する後端フランジ、符号145,146は不図示のイグニッションコイル(電装品)の固定部材をそれぞれ示す。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪且つ後二輪の他に、前二輪且つ後一輪の車両も含む)の車両も含まれる。また、本発明は、自動二輪車のみならず、自動車等の四輪の車両にも適用可能である。
実施形態のエンジンは、前上方に突出するシリンダ部12(前傾シリンダ)を備えるエンジンであるが、後上方に突出するシリンダ部(後傾シリンダ)を備えるエンジンであってもよい。また、クランク軸を車幅方向に沿わせたいわゆる横置きエンジンであることに限らず、クランク軸を車両前後方向に沿わせたいわゆる縦置きエンジンであってもよく、かつこの場合もシリンダ配置は種々である。さらに、パワーユニット10は、駆動源に電気モータを含むものであってもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
2A 前部フレーム体
8 燃料タンク
20 ヘッドパイプ
21 メインフレーム
22 ダウンフレーム
26 側部ガセット
27 上部ガセット
27a 燃料タンク前取付部(燃料タンク取付部)
31 後辺部(側部ガセットの後端)
31S 空間
35 開口部
36 開口部の外周縁
37 開口側フランジ
38 後端フランジ
40 イグニッションコイル(電装品)
42 ハーネス
S 内部空間
U 開放部
W2 メインフレーム溶接部
W3 ダウンフレーム溶接部

Claims (8)

  1. 鞍乗り型車両(1)の車体構造において、
    ヘッドパイプ(20)に連結された左右一対の側部ガセット(26)の車幅方向間に、車両構成部品が配置された内部空間(S)を設け、
    前記側部ガセット(26)に、前後方向に開口する開口部(35)を設け、
    前記側部ガセット(26)の前記開口部(35)の外周縁(36)に、前記内部空間(S)に向けて内方に湾曲する開口側フランジ(37)を設け、走行風を前記内部空間(S)に配置された車両構成部品に向けて導風することを特徴とする鞍乗り型車両の車体構造。
  2. 前記内部空間(S)は、前記車両構成部品を配置可能に、前後方向、左右方向及び上方向の少なくとも一方向に開放する開放部(U)を有することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の車体構造。
  3. 前記内部空間(S)に、前記車両構成部品として電装品(40)を設け、
    前記側部ガセット(26)の前記開口部(35)を通るハーネス(42)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両の車体構造。
  4. 前記側部ガセット(26)の後端(31)に、内方に湾曲する後端フランジ(38)を設けたことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の車体構造。
  5. 側面視で、前記側部ガセット(26)の後端(31)は、前記ヘッドパイプ(20)に向けて凸の円弧状をなしていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の車体構造。
  6. 前記ヘッドパイプ(20)から左右に分岐し後方に延びる左右一対のメインフレーム(21)に対する前記側部ガセット(26)の溶接部をメインフレーム溶接部(W2)とし、前記ヘッドパイプ(20)から下方に延びる1本のダウンフレーム(22)に対する前記側部ガセット(26)の溶接部をダウンフレーム溶接部(W3)としたとき、
    前記ダウンフレーム溶接部(W3)は、前記メインフレーム溶接部(W2)よりも長いことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の車体構造。
  7. 前記車両構成部品として、前記内部空間(S)に電装品(40)を設けるとともに、前記電装品(40)の後方を覆うように燃料タンク(8)を設け、
    前記ヘッドパイプ(20)の上部に連結された上部ガセット(27)に、前記燃料タンク(8)を取り付け可能な燃料タンク取付部(27a)を設けたことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の車体構造。
  8. 前面視で、前記左右一対の側部ガセット(26)と、前記ヘッドパイプ(20)から左右に分岐し後方に延びる左右一対のメインフレーム(21)と、前記ヘッドパイプ(20)から下方に延びるダウンフレーム(22)とは、内方に窄まる外形を有する前部フレーム体(2A)を構成し、
    前面視で、前記前部フレーム体(2A)の内方に窄まることで形成された空間(31S)にて、前記車両構成部品として燃料タンク(8)の少なくとも一部を露呈して設けたことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の車体構造。
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