JPS619385A

JPS619385A - 自動二輪車の車体フレ−ム

Info

Publication number: JPS619385A
Application number: JP59129159A
Authority: JP
Inventors: 古賀　憲隆; 登志夫山際
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1984-06-25
Filing date: 1984-06-25
Publication date: 1986-01-16
Also published as: US4699233A; BR8503022A; JPH0335151B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】先ｌＬΔ■月次１本発明は自動二輪車の重体フレームに関するものである
。

」釆藍薯自動二輪車の車体フレームは、エンジン、動力伝達装置
をはじめ乗員、荷物、各種装備品等を保持する役割を持
つとともに、前後輪を連結する車両の基幹となる構造で
あり、特にフレーム前部（まエンジンと燃料タンクを支
持し、ステアアリングヘッドとつながる最も重要な部分
であるから、充分な強電、創刊が求められる。

このような自動二輪車の車体フレームは、その前端部に
フロントフォークを操向自在に枢支するヘッドパイプを
備え、このヘッドパイプに該パイプから車体後方に向っ
て延びるメインパイプが連結されている。そして、クレ
ードル型フレームにおいては、前記ヘッドパイプからさ
らにダウンチコーブが斜め下方に面って延びている。上
記メインパイプおよびダウンチコーブは通常、鋼管等の
パイプ部月で構成され、これらのパイプ部Ｉがヘッドパ
イプに溶接により固着されている。

第６図は、このような従来の車体フレームにおけるヘッ
ドパイプ近傍の構造を示したもので、０１はヘッドパイ
プである。０２はメインパイプで、その端部はヘッドパ
イプ０１の外面に直接、溶接によって固着されている。

ヘッドパイプ０１にはまたガセット０３が溶接されてお
り、このガセット０３にダウンヂコーブ０４の端部を溶
接することにより、ダウンヂ］−ブ０４をヘッドパイプ
０１に取付けである。

Ｗ班互邂決しようどする問−匪貞しかし、上記のよう＜ｒ従来のヘッドパイプ部構造にお
いては、パイプ状の２部材を互いに溶接しなければなら
ないので、各部材の合せ面の精度が問題になり、良好な
溶接を行うためには細心の注意を必要とした。

また、ガセット等を介して溶接を行う場合には、構成部
品点数が多くくするとともに、溶接箇所も多くなり、い
ずれにし−Ｃ−１）生産１１１十問題があった。

特に、近年、各種溶接部）′６を自動化しいわゆるロボ
ット溶接を採１しすることが多くなって来ているが、上
記の、」：うｌ＋−溶接部の構造では、ロボット溶接を
導入してぞの効宋を十分享受づることは望めない。

従って本発明は、従来の１１体フレーム１Ｓにヘッドパ
イプとフレーム部材との接合部の構造を改良し、生産性
の向上、コス！〜の低下を泪り、かつ［１ボツト溶接の
効果的な適用を可能にしようとするものである。

口　　を　゛するための−」Ｉ」ｊｌｌこのため、本発
明においては、ヘッドパイプ１に取付けるフレーム部材
例えばメインパイプ２を、中間部３を弯曲して１対の２
１．２２としたパイプ部材にｊこり構成し、ヘッドパイ
プ１を、前記弯曲部３に当接する受ＩＪ部分４を有する
一体の鋳造品とする。

本発明によれば、一対のフレーム部材を中間の弯曲部を
介して一体化し、このフレーム部材をヘッドパイプに絹
イ」りるには、ヘッドパイプの受け部分に前記弯曲部を
当てがうだけでよく、一工程で用例（Ｊができるので、
組立作業ｆ１が向−ｔ＝する。

また、このように絹０【Ｊたフレーム部材は直接ヘッド
パイプのＭｉｆ記受１．−Ｊ部分に溶接するので、溶接
箇所が少＜’Ｘるとともに、溶接線の形状も単純化して
、生産＋１１が向上し、ロボツＩ・溶接にも適合する。

さらに、ヘッドパイプは前記受け部分と一体に＃Ｉ造さ
れるので、構成部品が少く、金型費用が減少し多種少聞
牛産に対応できる。かつ、一体構造のため溶接冶具点数
が減少し、治具費の削減が可　　　　　　−能である。

さらにまた、ヘッドパイプの受け部分をフレーム部材の
前面部に当接させて溶接することにより、車体フレーム
のヘッドパイプ部分の強度が僧加り−る。

丸庸贋第１図ないし第３図は本発明の一実施例を示す。

本実施例においてはヘッドパイプ１の上部にフレーム部
材であるメインパイプ２が固着され、下部に他のフレー
ム部材を構成するダウンチューブ５が固着されている。

メインパイプ２は、第１図および第３図に示すように、
１本のパイプ部材を中間部３で弯曲して左右１対のメイ
ンパイプ２４．２２に形成してあり、ヘッドパイプ１に
は、前記弯曲部３の外形に合致した受け面６を有する受
け部分４が、該受け而６を後方に向けて設けられている
。そしてメインパイプ２は前記弯曲部３の外面を前記受
け面６に当接させて受け部分４に抱持され、７で示すよ
うに、受け部分４の縁部に沿って溶接されている。

ダウンチューブ５も、前記メインパイプ２と同様に、中
間の弯曲部８を介して左右１対のダウンヂコーブが−・
休になっており、前記メインチューブ２用の受け部分４
ど同様なダウシナ１−ブ用受け部分９に弯曲部８を抱持
され、該受け部分９の縁部に沿って溶接されている。

ヘッドパイプ１は溶接可能な鋳鉄、鋳鋼材料例えばＦ　
ＣＨＷもしくは３１０〜１５Ｃ等から成り、前記受け部
分４．９と一体にＵ造されている。そしてこのヘッドパ
イプ１の上下両端部にはボス状の軸受箱部分１０が一体
に鋳造されており、該軸受箱部分１０内に嵌合されたボ
ール軸受１１を介して、ハンドル回転軸１２がヘッドパ
イプ１に枢動自在に装着されている。なお、ヘッドパイ
プ１の前面部はくり抜いた開口部１３どして重量軽減を
計り、ボール軸受１１にダストシール１４を設けである
第４図および第５図は本発明の他の実施例を示す。本実
施例においては、メインパイプ１５１とダウンチューブ
１５２が弯曲部１６を介して接続されて一体のフレーム
部材１５となっており、このようなフレーム部材１５が
左右１対、それぞれヘッドパイプ１に取付けられている
。

ヘッドパイプ１の後部両側にそれぞれ受（）部分１７が
１体に設（−」られＣおり、この受け部分＋　７　＋；
Ｉ１、前記実施例にお（−遣る受（］部分４．９ど同様
に、フレーム部材１５の前記弯曲部１６の外形に合致し
た受け面１８を備え、該受け面１８は側方に向（Ｊて開
放されている。フレー１８部材１５はぞの弯曲部１６を
前記受け面１８に当接さけて受け部分１７に抱持され、
受け部分１７の縁部に沿い適所を溶接することにより、
固定されている。

ヘッドパイプ１のその仙の部分は第１〜３図の実施例の
ものど同一構造をなしており、第４．５図においてこれ
らの部分には同じ参照数字を付しである。

上記各実施例において、ヘッドパイプ１にフレーム部材
２．５．１５を取付けるには、各フレーム部材の弯曲部
３．８．１６を対応する受１．−１部分４．９．１７に
当接させ、次いで該受け部分の縁部に沿って適宜溶接す
るだけでよい。従って組立作業が極めて簡単になるとと
もに、溶接作業も単純化され、自動溶接を採用して生産
性を向上させることができる、。

北週−の一効果以上の通り、本発明においては、ヘッドパイプに取ｆ１
りる）１ノ−ム部材を、中間部を弯曲して１対どしたパ
イプ部＋４にＪ、り構成し、ヘッドパイプを、前記弯曲
部に当接する受け部分を有する一体の鋳造品どしたので
、車体フレーム前部の組立作業が容易になるとともに、
溶接箇所が少くかつ溶接作業も容易になり生産性が向上
する。

またヘッドパイプまわりの構成部品数が少く、金型費用
が減少し多種少量生産に対応できるとともに、溶接冶具
数が減少し、冶具費を削減できる。

さらに、本発明にＪ：れば車体フレームのヘッドパイプ
部分の強度が増加する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すＶ面図、第２図はその
側面図、第３図は第２図の■−■線に沿う断面図、第４
図は本発明の他の実施例を示す側　　　　　　、１面図
、第５図は第４図のｖ−Ｖ線に沿う断面図、第６図は従
来の車体フレームを示す側面図である。１・・・ヘッドパイプ、１・・・メインパイプ（フレー
ム部材）、３・・・中間部（ｆ１曲部）、４・・・受け
部分、５・・・ダウンヂコーブ（７１）−ム部材）、６
・・・受け面、７・・・溶１と線、８・・・弯曲部、９
・・・受（１部分、１０・・・軸受箱部分、１１・・・
ボール軸受、１２・・・ハンドル回転軸、１３・・・聞
［］部、１４・・・ゲス１〜シール、１５・・・フレー
ム部＋Ａ１１６・・・弯曲部、１７・・・受け部−５）
、１８・・・受け面。

Claims

【特許請求の範囲】

ヘッドパイプに取付けるフレーム部材を、中間部を弯曲
して１対としたパイプ部材により構成し、ヘッドパイプ
を、前記弯曲部分に当接する受け部分を有する一体の鋳
造品としたことを特徴とする自動二輪車の車体フレーム
。