JP5977623B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、メインフレーム上に燃料タンクが取り付けられる鞍乗型車両に関する。
燃料タンクを車体フレームのヘッドパイプから後方に延びたメインフレーム上に取り付け、このメインフレームの下方にエンジンを取り付けた配置構造を有する自動二輪車が知られている。そして、このような配置構造の自動二輪車では、エンジンに付設しているキャブレータと車体前部の操作子とを結ぶスロットルケーブルを、メインフレームに添わせて配置している(例えば、特許文献1)。特許文献1では、スロットルケーブルをメインフレームに添わせて配置するにあたり、そのスロットルケーブルの一部をメインフレームと燃料タンクとの間に設けた緩衝枕の溝に通して支持するように構成された自動二輪車が開示されている。
また、自動二輪車のハンドル周りには上述したスロットルケーブルなどのほかに他のケーブル類なども配置されており、これらを適切に集配するように工夫された構造も提案されている(例えば、特許文献2)。特許文献2に開示された自動二輪車では、樹脂製の部品取付部材が、メインフレームの間に自らが有する弾性を利用して嵌めこまれており、この部品取付部材に上述したケーブル類を含む複数の部品を嵌め込んで支持できるように構成されている。
実開昭57−057236号公報 特開平07−309275号公報
ところで、車体フレームへの燃料タンクの取り付け構造としては、自動二輪車のヘッドパイプの直後の車幅方向(左右方向)中央位置において、ブラケットを介して車体フレームと燃料タンクとを結合する構造が挙げられる。このような構造の場合、例えばヘッドパイプから燃料タンク下方に向かって延びるケーブルは、ブラケットと車体フレームとの間、もしくはブラケットと燃料タンクとの間に形成された隙間が狭いためブラケットの外周を迂回するように配置されることとなる。
しかしながら、このようにブラケットの外周を迂回するようにケーブルを配置する構成では、ブラケットを迂回する分だけケーブルは長尺になってしまうという問題がある。
上述した特許文献1、2の自動二輪車は、ブラケットの外周を迂回させずにケーブルを配置することができるものではない。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、車体フレームに燃料タンクを固定するために備えられたブラケットの外周を迂回させることなくケーブルを配置することができる鞍乗型車両を実現することにある。
本発明に係る鞍乗型車両は、上記した課題を解決するために、車体フレームと、燃料タンクと、前記車体フレームの前部に前記燃料タンクの前端部を固定するためのブラケットと、を備え、前記ブラケットは、平板形状のブラケット本体部と、車体フレームと接する側の面である裏面において、前記ブラケット本体部から該車体フレームに向かって部分的に***した***部と、を有し、前記***部が前記車体フレームに当接することにより、前記ブラケット本体部と該車体フレームとの間にケーブルを通過させるための間隙を形成するように構成されている。
上記した構成によると前記ブラケットが前記***部を備え、該***部によって前記ブラケット本体部と前記車体フレームとの間にケーブルを通過させるための間隙を形成することができる。このため、前記ブラケット本体部と前記車体フレームとの間においてケーブルを通すことができる。特に、前記ブラケットと前記車体フレームとにおいて間隙がないために該ブラケットを迂回してケーブルを配置しなければならない状態を回避することができる。
よって、本発明に係る鞍乗型車両は、車体フレームに燃料タンクを固定するために備えられたブラケットの外周を迂回させることなくケーブルを配置することができるという効果を奏する。
本発明に係る鞍乗型車両は、上記した構成において、前記ブラケットは、前記***部において、前記車体フレームと当接して接合される接合部を有するように構成してもよい。
上記した構成によると、前記ブラケットは、前記***部に接合部を有するため、この接合部の周囲に間隙を形成することができる。このため、この接合部の周囲において前記車体フレームと前記ブラケット本体部とが密着し、前記ケーブルを通過させるのに十分な間隙がないためにケーブルを迂回させて配置しなければならない状態を回避することができる。
また、本発明に係る鞍乗型車両は、上記した構成において、前記接合部として、前記ブラケット本体部の前端部において左右方向に間隔をあけて配置された、第1接合部および第2接合部を備えており、前記ケーブルのうち、少なくとも1つの第1ケーブルが、前記ブラケット本体部の裏面側において前記第1接合部と前記第2接合部との間の前記***部により形成された間隙を通過し、前記車体フレームの前部から後部に向かって配置されるように構成されていてもよい。
上記した構成によると、前記第1接合部と第2接合部との間を通過するように第1ケーブルが配置されている。すなわち、ブラケット本体部の前端部から第1ケーブルを通過させ車体フレームの前部から後部に向かって第1ケーブルを配置することができる。このため、車体フレームの前部から後部に向かって第1ケーブルをできるだけ最短距離でかつ直線に近い状態で配置することができる。
なお、前記ブラケット本体部の左右方向とは、ブラケットが鞍乗型車両に接合された際の該鞍乗型車両の車幅方向と一致する方向である。また、ブラケット本体部の前端部とは、該ブラケット本体部において車体フレームにおける前部側に位置する端部である。
また、本発明に係る鞍乗型車両は、上記した構成において、前記***部は、前記車体フレームの前部から後部に向かう前後方向に延伸するように形成されていてもよい。
上記した構成によると、前記***部が前後方向に延伸するように形成されているため、前記ブラケット本体部の前後方向における強度を大きくすることができ、かつ前後方向に通過する前記ケーブルと該***部との干渉を防ぐことができる。
また、本発明に係る鞍乗型車両は、上記した構成において、前記間隙を通過するように前記第1ケーブルを保持するためのクランプを備え、前記ブラケット本体部には、その裏面側に配置された前記クランプを収容する収容空間が形成されていてもよい。
上記した構成によるとクランプを備えるため、前記ブラケット本体部を通過する前記第1ケーブルの配置がずれることを防ぐことができる。また、前記ブラケット本体部には、その裏面側に配置されたクランプを収容する前記収容空間が形成されているため、クランプにより保持されている前記第1ケーブルが前記車体フレームと前記ブラケットとによって挟み込まれるなどの干渉を避けることができ、かつ、第1ケーブルを通過させる前記間隙近傍に前記クランプを配置することができる。
また、本発明に係る鞍乗型車両は、上記した構成において、前記ブラケット本体部の左右方向における少なくとも一方の側部において、該側部の端部が前記車体フレームに向かうように突出した側壁部が形成されており、前記第1ケーブルとは異なるケーブルである、少なくとも1つ以上の第2ケーブルが、前記側壁部により形成された経路部を通るように配置されていてもよい。
上記した構成によると経路部を備えるため、第2ケーブルがブラケットの前後方向に延伸する側部からはみ出ることなく適切な位置に配置できるように案内することができる。
また、本発明に係る鞍乗型車両は、上記した構成において、金型鋳造法によって、少なくとも前記ブラケット本体部と前記***部とが一体成形されていてもよい。
上記した構成によると、本発明に係る鞍乗型車両は、前記ブラケット本体部と前記***部とを一体成形するため、ブラケット本体部の形状および***部の形状を、容易に所望の形状とすることができる。
本発明は以上に説明したように構成され、本発明に係る鞍乗型車両は、車体フレームに燃料タンクを固定するために備えられたブラケットの外周を迂回させることなくケーブルを配置することができる鞍乗型車両を実現することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 本発明の実施の形態に係る自動二輪車における、メインフレームと燃料タンクとの取り付け部分を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る自動二輪車における、メインフレームと燃料タンクとの取り付け部分示す右側面図である。 図2に示す自動二輪車においてIV−IV線で切り出した部分を右側部側から見た断面図である。 本発明の実施の形態に係る自動二輪車が備えるブラケットを上方側から見た平面図である。 図5に示すブラケットの左側面図である。 図5に示すブラケットを下方側から見た平面図である。 図5に示すブラケットを下方側から見た斜視図である。 メインフレームと燃料タンクとの取り付け時におけるケーブル配置の一例を示す図である。 メインフレームと燃料タンクとの取り付け時におけるケーブル配置の一例を示す図である。
本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一又は対応する構成部材には同一の参照符号を付して、その説明については省略する。また、以下の説明で用いる方向の概念は、自動二輪車に搭乗した運転者から見た方向を基準とする。
(自動二輪車の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る自動二輪車1の左側面図である。図1に示すように、自動二輪車1は前輪2及び後輪3を備えており、前輪2は上下方向に延びるフロントフォーク4の下部にて回転自在に支持され、フロントフォーク4の上部には左右へ延びるバー型のステアリングハンドル6が、ステアリングシャフト5を介して取り付けられている。ステアリングシャフト5は、車体フレームの一部を構成するヘッドパイプ7によって回転自在に支持されている。ヘッドパイプ7からは左右一対のメインフレーム(車体フレーム)8が後方へ延設され、メインフレーム8の後部からはピボットフレーム9が下方へ延設されている。ピボットフレーム9には、スイングアーム10の前端部が軸支されており、スイングアーム10の後端部には後輪3が回転自在に支持されている。
また、メインフレーム8の上方には燃料タンク12が設けられ、燃料タンク12の後方には運転者騎乗用のシート13が設けられている。さらに、メインフレーム8の下方にはエンジン11が搭載されている。一対のメインフレーム8それぞれからはハンガーブラケット22(図3参照)が下方に延設されており、このハンガーブラケット22によってエンジン11を上から支持している。なお、エンジン11の両側はカウリング14により覆われている。エンジン11は、4サイクル並列4気筒のレシプロエンジンであり、自動二輪車1に搭載された状態では4つの気筒が左右方向に並んで配置され、クランク軸(図示せず)の軸線が左右方向に向いている。エンジン11の動力はチェーン(図示せず)を介して後輪3へ伝えられる。
エンジン11の排気ポート20には排気管21が接続されている。エンジン11の吸気ポート19にはスロットル装置18の下流側端部が接続され、スロットル装置18の上流側端部には、可撓性を有する吸気ダクト17を介してエアクリーナボックス16が接続されている。エアクリーナボックス16は、燃料タンク12の下方であってエンジン11の上方に配置されている。
(燃料タンクのメインフレームへの取り付け構造)
ところで、上述した左右一対のメインフレーム8上に燃料タンク12が取り付けられているが、この燃料タンク12のメインフレーム8への取り付け構造は図2〜図4に示すようになっている。図2は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1における、メインフレーム8と燃料タンク12との取り付け部分を示す平面図である。図3は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1における、メインフレーム8と燃料タンク12との取り付け部分示す右側面図である。図4は、図2に示す自動二輪車1においてIV−IV線で切り出した部分を右側部側から見た断面図である。
図2、図3に示すように、本実施の形態に係る自動二輪車1では、ヘッドパイプ7の直後の車幅方向(左右方向)中央位置において、ブラケット29を介して一対のメインフレーム8と燃料タンク12とが接合されている。
すなわち、図2に示すようにメインフレーム8の上部とブラケット29の一方の端部の裏面側とが当接するように2つの接合金具50a、50bによって接合され、図3、図4に示すように、ブラケット29の他方の端部の上面側では、ゴム部51a、51bを介して燃料タンク12の下端に接合金具50a、50bにより接合されている。このようにブラケット29は、一方の端部だけがメインフレーム8に接合された、いわゆる片持ち支持された状態となっている。
なお、本実施の形態に係る自動二輪車1は、メインフレーム8が中空になっており、メインフレーム8内を通じて、ヘッドパイプ7の前方に設けられた流入口57から取り込んだ外気をエアクリーナボックス16に導くことができる構成である。そのため、メインフレーム8のヘッドパイプ7の直後位置部分は、十分な流量の空気を取り込むことができるように、ブラケット29を取り付けることができるだけの十分な寸法幅を有している。
また、本実施の形態に係る自動二輪車1において、燃料タンク12をメインフレーム8に対して着脱する場合は、接合金具50a、50bをメインフレーム8から取り外したり、これら接合金具50a、50bによってメインフレーム8にブラケット29を接合したりする。すなわち、ブラケット29は燃料タンク12と共にメインフレーム8に対して着脱可能となっている。
(ブラケットの構造)
上記したようにメインフレーム8に燃料タンク12を接合するために利用するブラケット29は、後述するケーブル(例えば、スロットルケーブル53、クラッチケーブル54等)を自身の裏面(下面)側を通過させることができる構造となっている。
以下、ブラケット29の詳細な構造について、図5〜図8を参照して説明する。図5は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1が備えるブラケット29を上方側から見た平面図である。図6は、図5に示すブラケット29の左側面図である。図7は、図5に示すブラケット29を下方側から見た平面図である。図8は、図5に示すブラケット29を下方側から見た斜視図である。なお、図5から図8では、ブラケット29が自動二輪車1に取り付けられた状態を基準にして、前後左右の方向を規定するものとする。
ブラケット29は、金型に溶融したアルミなどの金属を圧入して鋳造するダイカストにより製造することができる。ブラケット29は、図5に示すように、略平板形状のブラケット本体部30と、ブラケット本体部30の後端部35の車幅方向(左右方向)における両端に形成されたタンク接合孔38a、38bと、略中央部に形成された窓部39とを備える。また、図7、図8に示すようにブラケット29は、ブラケット本体部30の裏面側において、メインフレーム8側に向かって***した***部41と、ブラケット本体部30の右側部36に形成された側部トンネル部(経路部)40とをさらに備える。
まず、ブラケット本体部30の表面(上面)側の構造について説明する。
ブラケット本体部30は、図5に示すように平面視した形状は略矩形の平板である。より具体的にはブラケット本体部30の前端部34は、該ブラケット本体部30の中央部分に向かって弧を描くように湾曲している。これは、前端部34がヘッドパイプ7に取り付けられる部材(例えば、ステアリングシャフト5等)に干渉しない状態でブラケット29をできるだけ前側に配置するためであり、前端部34はヘッドパイプ7の外周形状に沿うように曲がっている。
また、図5から図8に示すようにブラケット本体部30の前端部34、右側部36、および左側部37それぞれでは、前端部34、右側部36、および左側部37の端部がメインフレーム8に向かって突出するように折り返された前側壁部31a、右側壁部31bおよび左側壁部31cが形成されている。左右の側壁部31b、31cは、前側壁部31aに連続しており、後方にいくにつれて徐々に突出量が小さくなり、左右の側部36、37の前後方向中間部分で終端している。なお、後端部35にはそのような折り返し部分は形成されていない。そして、特に、前端部34の折り返し部分である前側壁部31aの一部には切り欠き部42が形成されている。この切り欠き部42は、ブラケット本体部30内を通過させるケーブルの挿入口であり、このケーブルができるだけ直線に近い形状でブラケット本体部30内を通過することができるような位置に設けられている。本実施形態では、この切り欠き部42は、図7、8に示すように前端部34における右側部36側に形成されている。
窓部39は、ブラケット本体部30の下方の状態を視認することができる略矩形形状の開口である。詳細は後述するが、窓部39の直下には、ケーブルを保持するためのクランプ52が配置されており(後述の図9、10参照)、この窓部39を介してユーザはクランプ52によるスロットルケーブル53の固定状態を確認したり、クランプ52によるスロットルケーブル53の固定状態の修正作業を行なったりすることができる。また、ブラケット29を接合させる側の面であって、この窓部39によって囲まれた領域にクランプ52が配置されるように構成されている。この窓部39によって囲まれた領域であってクランプ52が配置される空間を本発明では収容空間と称するものとする。
一方、後端部35の両端には、タンク接合孔38a、38bが形成されている。このタンク接合孔38a、38bは、ブラケット29を燃料タンク12に接合するために接合金具50a、50bを挿入するための孔である。この接合金具50a、50bは、例えば、ボルトとワッシャー等を組み合わせることによって実現できる。
ブラケット29の燃料タンク12への取り付け時には、上述したようにブラケット本体部30と燃料タンク12との間にゴム部51a、51bが配置される。そして、ブラケット本体部30の裏面側から表面側に向かって接合金具50a、50bをタンク接合孔38a、38bに挿入し、ゴム部51a、51bを挟み込むようにして該燃料タンク12に接合される。このように、燃料タンク12とブラケット29との間にゴム部51a、51bを挟み込んで両者が接合されるため、このゴム部51a、51bの有する弾性により自動二輪車1の駆動に伴う振動によって生じる燃料タンク12のがたつきを低減させることができる。
次に、ブラケット本体部30の裏面(下面)側の構造について図7および図8を参照して説明する。
***部41は、図7、8に示すように、一対のフレーム接合部41a、41b、一対の縦突条部41c、41d、ならびに横突条部41eを備えてなる構成である。さらに、上述したようにブラケット本体部30の右側部36には、側部トンネル部(経路部)40が形成されている。
本実施の形態に係るブラケット29では、ブラケット本体部30の裏面側において、***部41が設けられており、該***部41の一部がメインフレーム8と当接することで間隙を形成することができるように構成されている。そして、この形成された間隙を利用してケーブルをブラケット29の裏面側に配置できるようになっている。
すなわち、ブラケット29とメインフレーム8との間に、配置するケーブルの直径よりも上下方向寸法が大きくなる間隙を形成し、この間隙にケーブルを通過させることにより、該ケーブルをブラケット29の外周を迂回させることなく配置することができるようになっている。
まず、ブラケット本体部30の裏面(下面)における***部41の構造について説明する。***部41は図7および図8に示すように、ブラケット本体部30の前端部34に形成された一対のフレーム接合部41a、41b、フレーム接合部41a、41bそれぞれから後端部35に向かって延伸する縦突条部41c、41d、ならびに車幅(左右)方向に延伸し、縦突条部41c、41d間を連結する横突条部41eとから構成されている。
フレーム接合部41a、41bは、ブラケット29をメインフレーム8に接合するためのものであり、フレーム接合部41a、41bの中心には、接合金具50a、50bを挿入するための孔であるフレーム接合孔32a、32bがそれぞれ形成されている。
また、フレーム接合部41a、41bは、図6に示すように、ブラケット本体部30の表面(上面)から数ミリ程度突出するとともに、ブラケット本体部30の裏面(下面)からも数センチ(例えば、約1.5cm程度)突出した略円柱形状をしている。そして、一対のフレーム接合部41a、41bのうち、図7、8に示すように、片側のフレーム接合部41aの裏面から突出した部分は、この突出方向に向かって先細りとなるテーパー形状となっている。これは、ブラケット本体部30内を通過するケーブルや、側部トンネル部40内を通過するケーブルができるだけ折り曲げられることなく該ブラケット本体部30内や側部トンネル部40内に導かれるようにするためである。
縦突条部41cは、ブラケット本体部30の前後方向における曲げ応力に対する補強のために設けられたものであり、ブラケット本体部30の右側部36側に配置されている。すなわち、縦突条部41cは、ブラケット本体部30の縁辺(右側部36)よりも内側に形成されている。そして、図8に示すように縦突条部41cは、フレーム接合部41aをその端部とし、ブラケット本体部30の後端部35に向かって***が小さくなるようにブラケット本体部30の裏面において延伸している。さらに、縦突条部41cでは、フレーム接合部41aから後端部35に向かって延伸している部分の一部が、延伸方向に対して略垂直となる方向でかつ側部トンネル部40に向かって伸びている(図7、8の***枝部43)。この***枝部43は、後述する固定バンド55によって引っ張られたケーブルを当接させる部分となる。
一方、縦突条部41dは、縦突条部41cと同様にブラケット本体部30の前後方向における曲げ応力に対する補強のために設けられたものであり、ブラケット本体部30の左側部37側に配置されている。すなわち、縦突条部41dは、ブラケット本体部30の縁辺(左側部37)よりも内側に形成されている。そして、図8に示すように縦突条部41dは、フレーム接合部41bをその端部とし、ブラケット本体部30の後方に向かって***が小さくなるようにブラケット本体部30の裏面において延伸している。
このように、縦突条部41c、41dでは、フレーム接合部41a、41b部分で最も高く***するように形成されているため、ブラケット29のメインフレーム8への取り付け時においてフレーム接合部41aとフレーム接合部41bとの間に間隙を形成することができる。このため、この間隙に自動二輪車1の前方から燃料タンク12の下方に延びるスロットルケーブル53を挿入させることができる。
また、縦突条部41c、41dは、それぞれブラケット本体部30の右側部36側、左側部37側に配置され、前方から後方に向かって延伸するように配置されている。このため、フレーム接合部41aとフレーム接合部41bとの間に形成された間隙にケーブルを挿入し、後端部35に向かって通過させることができる。
横突条部41eは、ブラケット本体部30の左右方向における曲げ応力に対する補強のために設けられたものであり、ブラケット本体部30の裏面の後端部35側において、車幅(左右)方向に延伸し、縦突条部41c、41d間を連結している。
ところで、図6に示すようにブラケット本体部30の厚みはフレーム接合部41a、41bが形成されている前端部34から後端部35に向かって薄くなっている。このように、ブラケット本体部30では、フレーム接合部41a、41bが、ブラケット本体部30の他の部分よりも厚みを出すように形成されており、これによりブラケット29とメインフレーム8との接合を行なうフレーム接合部41a、41bの強度を高めている。
さらにブラケット本体部30は、その側面形状において、ブラケット本体部30の略中央位置から後端部35に向かってやや斜め上方に屈曲し、燃料タンク12の下端の取り付け面と沿うようになっている。このため、ブラケット本体部30の中央部分から後端部35までにかけてメインフレーム8との間にスロットルケーブル53が通過できるような十分な寸法を有する間隙が形成される。それゆえ、横突条部41eは、メインフレーム8と後端部35との間に形成されている間隙を通過するケーブルを干渉しない程度に***している。
側部トンネル部40は、ブラケット本体部30の右側部36に形成され、ブラケット本体部30の側部に沿って配置するケーブルを挿通させるための経路部である。図7、8に示すように、屈曲して右側部36の端部が下方(メインフレーム8)に向かうように突出した右側壁部31b(側壁部)が形成されている。そして、この右側壁部31bと、メインフレーム本体部30の裏面と、縦突条部41cと、によって側部トンネル部40を形成し、この側部トンネル部40にケーブル(例えば、クラッチケーブル54)を配置することができるように構成されている。したがって、自動二輪車1では、ケーブルをブラケット本体部30の側部からはみ出すことなく適切な位置に配置できるように案内することができる。
なお、ブラケット29は、例えば金型鋳造法によって、少なくとも上述した***部41とブラケット本体部30とが一体成形されている。このようにブラケット29が金型鋳造法によって成形されるため、***部41が所望の形状となるように容易に成形することができる。さらには、凹部33a、33b、側部トンネル部40、窓部39等も所望の形状となるように容易に成形できる。
(ケーブルの配置)
ところで、自動二輪車1のハンドル周りにはスロットルケーブル、クラッチケーブル、など自動二輪車の駆動操作に関わるケーブルや、灯火、ECU、メーター、スイッチなどの電装品への電源供給や信号通信に利用されるワイヤーハーネスなど複数のケーブル類が配置されている。そして、これらケーブル類の中には、自動二輪車1のヘッドパイプ7近傍から自動二輪車1の後方に向かって延伸するケーブルが存在する。例えば、メインフレーム8の上方かつ燃料タンク12の前方に配置される機器等に接続され、この機器から後方に延びるように配線されるケーブルが存在する。
ここで、自動二輪車1の後方に向かって延伸するケーブルの一例としてスロットルケーブル(第1ケーブル)53とクラッチケーブル(第2ケーブル)54とを挙げ、これらケーブルのブラケット29における配置について図9、10を参照して説明する。図9、10は、メインフレーム8と燃料タンク12との取り付け時におけるケーブル配置の一例を示す図である。図9では、ブラケット29の表面(上面)側から見た状態を示しており、説明の便宜上、燃料タンク12を取り外した状態で図示している。また、図10では、ブラケット29の裏面(下面)側から見た状態を示しており、説明の便宜上、ブラケット29が取り付けられるメインフレーム8を省略して図示している。
図9、10に示すように、スロットルケーブル53およびクラッチケーブル54は、ブラケット29の裏面側とメインフレーム8との間を通過してヘッドパイプ7側から燃料タンク12側に向かって延伸するように配置されている。より具体的には、スロットルケーブル53は、ブラケット本体部30の前端部34から入ってフレーム接合部41a、41bの間、ならびにタンク接合孔38a、38bの間を通過するように配置されている。
一方、クラッチケーブル54は、ブラケット本体部30の右側部36側に形成された側部トンネル部40を通過するように配置されている。このため、スロットルケーブル53はブラケット本体部30の中央部分を通り、クラッチケーブル54は、ブラケット本体部30の側部に沿うように配置される。
ブラケット本体部30の中央部分を通過するように配置されるスロットルケーブル53は、窓部39の直下においてクランプ52によって保持されるように構成されている。これにより、スロットルケーブル53を所望される配置位置で固定させることができる。このため、スロットルケーブル53がブラケット本体部30内で意図しない形に湾曲されたり、ブラケット本体部30内から外部に抜け出たりすることを防ぐことができる。
ところで、このクランプ52は、エアダクト56上に固定されている。すなわち、上述したようにヘッドパイプ7の前方には外気を取り込むための流入口57が形成されている。ヘッドパイプ7は二重壁となっており、その壁間の空間が取り込んだ外気の通路となっている。そして、ヘッドパイプ7の後方には、この壁間の通路から外気を流出させる流出口(不図示)が形成されており、その流出口にエアダクト56の流入口が気密的に連通している。また、図9に示すようにヘッドパイプ7の直後のメインフレーム8の後端における略中央部分には窪みが形成されており、その窪みにエアダクト56の前部から突出した舌状の突出部を嵌め込み、クランプ52がエアダクト52とメインフレーム8に共締めされている。
また、このようにクランプ52によりスロットルケーブル53をエアダクト56上で固定することができるため、ブラケット29をメインフレーム8から取り外した状態であってもスロットルケーブル53はエアダクト56上にそのままの配置で維持される。
また、スロットルケーブル53は、上述したように、ブラケット本体部30の前端部34から入ってフレーム接合部41a、41bの間、ならびにタンク接合孔38a、38bの間を通過するように配置されている。ここで、詳細は後述するがフレーム接合部41a、41bそれぞれを端部としてブラケット本体部30の後端側に向かって***部41それぞれが形成されている。すなわち、このスロットルケーブル53は、***部41よりも車幅方向において内側に、ブラケット29の前後方向に延伸するように配置されているとも言える。また、スロットルケーブル53の延伸する通過点をクランプ52によって規定している。このため、本実施の形態に係る自動二輪車1では、メインフレーム8の前部から後部に向かってスロットルケーブル53をできるだけ最短距離でかつ直線に近い状態となるように維持したまま配置することができる。
一方、側部トンネル部40を通過するように配置されるクラッチケーブル54は、クランプ52に取り付けられた環状の固定バンド55によって固定されている。より具体的には、固定バンド55は、高い弾性を有する合成樹脂製の帯を環状に形成してなる固定具である。クラッチケーブル54は、この固定バンド55内を挿通しており、該固定バンド55が、クラッチケーブル54をクランプ52側に引っ張ることでこのクラッチケーブル54を***部41(***枝部43)に当接させ、側部トンネル部40内に固定することができるようになっている。
以上のように、ケーブルはメインフレーム8の上方、かつブラケット29の裏面側を通過するように配置される。このように配置されるため、例えば、メインフレーム8が上下方向(高さ方向)に大きな寸法を有する場合であっても、ケーブルをメインフレーム8の外周を迂回させる必要がない。さらにケーブルをブラケット29の外周を迂回させたりする必要もない。このため、ケーブルが配置される経路を短くすることができ、ケーブルが長尺化することを防ぐことができる。
(変形例)
本実施形態では、自動二輪車1の構成を例に挙げて説明したが、上記したようにメインフレーム8に燃料タンク12を取り付ける乗り物としては、この自動二輪車1に限定されるものではない。例えば、ATV(All Terrain Vehicle;全地形型車両、四輪バギー)などを含む鞍乗型車両であってもよい。
また、本実施の形態に係るブラケット29は、ブラケット本体部30と***部41とが一体成形されていたがこれに限定されるものではない。例えば、***部41はブラケット29とは別体に形成されたものであってもよい。また、***部41がメインフレーム8側に形成されたものであってもよい。
また、本実施の形態に係るブラケット29は、ブラケット本体部30の右側部36に側部トンネル部40が形成される構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、側部トンネル部40は、ブラケット本体部30の左側部37に形成される構成であってもよいし、右側部36、左側部37の両側部に形成される構成であってもよい。
また、本実施の形態に係るブラケット29は、窓部39が形成された構成であったが、必ずしも窓部39に限定されるものではない。例えば、上方に張り出した張り出し部分で窓部39を覆い、この張り出し部分で覆われたブラケット本体部30の裏面側にクランプ52を収容する収容空間を形成する構成であってもよい。
また、本実施の形態に係るブラケット29では、説明の便宜上、フレーム接合部41a、41b間を挿通するケーブルをスロットルケーブル53とし、ブラケット本体部30の側部に沿って側部トンネル部40内を挿通するケーブルをクラッチケーブル54としたがこれに限定されるものではない。例えば、両ケーブルの配置関係が逆であってもよい。あるいは、フレーム接合部41a、41b間を挿通するケーブルは、スロットルケーブル53に加えさらに他のケーブルを含む複数のケーブルであってもよい。また、側部トンネル部40内を挿通するケーブルは、クラッチケーブル54に加え、さらに他のケーブルを含む複数のケーブルであってもよい。なお、複数のケーブルをブラケット本体部30の裏面側を通過させて配置する場合、複数のケーブルはできるだけ水平方向に横並びとなるように配置されることが好ましい。これは、複数のケーブルを高さ方向に並べて配置する場合、メインフレーム8とブラケット29との間に形成する間隙の高さ方向の寸法が大きくなることを防ぐためである。
また、本実施の形態に係るブラケット29は、2箇所のフレーム接合部41a、41bによってメインフレーム8に接合される構成であった。しかしながら、フレーム接合部を1つだけ備え、1箇所でブラケットがメインフレーム8に接合される構成であってもよい。このように構成される場合、フレーム接合部を含む***部41によってブラケット29とメインフレーム8との間に間隙を形成させ、この間隙にケーブルを挿通させることとなる。
また、本実施の形態に係るブラケット29では、クランプ52に固定バンド55が取り付けられた構成であった。しかしながら、このクランプ52と固定バンド55とは一体に形成されていてもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明は、メインフレーム8上に燃料タンク12が取り付けられる自動二輪、バギーなどの鞍乗型車両に有用である。
1 自動二輪車(騎乗型車両)
8 メインフレーム(車体フレーム)
12 燃料タンク
29 ブラケット
30 ブラケット本体部
31 右側壁部(側壁部)
39 窓部(収容空間)
40 側部トンネル部
41 ***部
41a フレーム接合部(第1接合部)
41b フレーム接合部(第2接合部)
52 クランプ
53 スロットルケーブル(第1ケーブル)
54 クラッチケーブル(第2ケーブル)

Claims (7)

  1. 車体フレームと、
    燃料タンクと、
    前記車体フレームの前部に前記燃料タンクの前端部を固定するためのブラケットと、を備え、
    前記ブラケットは、
    平板形状のブラケット本体部と、
    車体フレームと接する側の面である裏面において、前記ブラケット本体部の縁辺よりも内側に形成され、かつ該ブラケット本体部から該車体フレームに向かって部分的に***した***部と、を有し、
    前記***部は、前記車体フレームの前部から後部に向かう前後方向に延伸するように形成され、
    前記***部が前記車体フレームに当接することにより、前記ブラケット本体部と該車体フレームとの間にケーブルを通過させるための間隙を形成する鞍乗型車両。
  2. 前記ブラケットは、
    前記***部において、前記車体フレームと当接して接合される接合部を有している請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記接合部として、前記ブラケット本体部の前端部において左右方向に間隔をあけて配置された、第1接合部および第2接合部を備えており、
    前記ケーブルのうち、少なくとも1つの第1ケーブルが、前記ブラケット本体部の裏面側において前記第1接合部と前記第2接合部との間の前記***部により形成された間隙を通過し、前記車体フレームの前部から後部に向かって配置されている請求項に記載の鞍乗型車両。
  4. 車体フレームと、
    燃料タンクと、
    前記車体フレームの前部に前記燃料タンクの前端部を固定するためのブラケットと、を備え、
    前記ブラケットは、
    平板形状のブラケット本体部と、
    車体フレームと接する側の面である裏面において、前記ブラケット本体部から該車体フレームに向かって部分的に***した***部と、
    前記***部において、前記車体フレームと当接して接合される接合部と、を有し、
    前記***部が前記車体フレームに当接することにより、前記ブラケット本体部と該車体フレームとの間にケーブルを通過させるための間隙を形成しており、
    前記接合部、前記ブラケット本体部の前端部において左右方向に間隔をあけて配置された、第1接合部および第2接合部を備えており、
    前記ケーブルのうち、少なくとも1つの第1ケーブルが、前記ブラケット本体部の裏面側において前記第1接合部と前記第2接合部との間の前記***部により形成された間隙を通過し、前記車体フレームの前部から後部に向かって配置されている鞍乗型車両。
  5. 前記間隙を通過するように前記第1ケーブルを保持するためのクランプを備え、
    前記ブラケット本体部には、その裏面側に配置された前記クランプを収容する収容空間が形成されている請求項3または4に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記ブラケット本体部の左右方向における少なくとも一方の側部において、該側部の端部が前記車体フレームに向かうように突出した側壁部が形成されており、
    前記第1ケーブルとは異なるケーブルである、少なくとも1つ以上の第2ケーブルが、前記側壁部により形成された経路部を通るように配置される請求項3から5のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  7. 少なくとも前記ブラケット本体部と前記***部とが一体成形されている請求項1から6のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
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