JP6828139B2 - 鞍乗り型車両のアンダーカバー構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両のアンダーカバー構造に関する。
ヘッドパイプから後方に延出するメインフレームと、メインフレームの下方に配置され、クランクケースの上部にシリンダ部を有するエンジンと、エンジンの少なくとも一部を下方から覆うアンダーカバーとを備える鞍乗り型車両が知られている。この種の車両には、ヘッドパイプから後下方に延びるダウンチューブと、ダウンチューブに沿って配設されたラジエータと、ダウンチューブ及びラジエータを左右から覆うボディカバー部と、ラジエータの下方を覆うロアカバー部と、ボディカバー部の下端部に連接されるボディカバーロアとを備えた構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−161211号公報
特許文献1記載の車両は、ダウンチューブ前方にダウンチューブの上下に渡って延びる大型ラジエータを有しており、ボディカバー部は、大型ラジエータの左右を覆うラジエータシュラウドである。このラジエータシュラウドの下部には、小型のロアカバー部とボディカバーロアが連結される。ロアカバー部又はボディカバーロアは通常エンジン下方を保護するアンダーカバーであり、シリンダ部等への導風効果に寄与するものではない。
本発明は、アンダーカバーによってシリンダ部へ導風し易くすることを目的とする。
この明細書には、2017年3月24日に出願された日本国特許出願・特願2017−060184号の全ての内容が含まれる。
上記目的を達成するために、本発明は、ヘッドパイプ(15)から後方に延出するメインフレーム(16)と、前記メインフレーム(16)の下方に配置され、クランクケース(30)の上部にシリンダ部(31)を有するエンジン(11)と、前記エンジン(11)の少なくとも一部を下方から覆うアンダーカバー(45)とを備える鞍乗り型車両のアンダーカバー構造において、前記ヘッドパイプ(15)から、前記シリンダ部(31)の前方を、左右に間隔を空けて垂下する左右一対のダウンフレーム(17)を備え、記シリンダ部(31)の前方に、ラジエータ(75)が設けられるとともに、前記ラジエータ(75)及び前記左右一対のダウンフレーム(17)の側方に、左右一対のラジエータシュラウド(76)が設けられ、前記アンダーカバー(45)は、前記エンジン(11)の下方に配置されるベース部(91)と、前記エンジン(11)の前方で上方に延出する左右一対の縦壁部(92)とを一体に備え、前記ダウンフレーム(17)の端部に、前記クランクケース(30)を支持するエンジンハンガ(80)が締結される締結部(17a)を有し、前記縦壁部(92)は、前記左右一対のラジエータシュラウド(76)の下端に近接する位置まで前上方に延びて、前記左右一対のラジエータシュラウド(76)の下方に露出する、左右の前記ダウンフレーム(17)の端部、前記エンジンハンガ(80)及び前記締結部(17a)の各々を車幅方向外側から覆い、前記シリンダ部(31)は、前記左右一対のラジエータシュラウド(76)の下端と前記左右一対の縦壁部(92)との間に前面を露出させて、前記クランクケース(30)の前部の上部から上方に延びている。
上記構成において、前記縦壁部(92)は、前記ラジエータシュラウド(76)の輪郭に沿って延出してもよい。
また、上記構成において、前記縦壁部(92)の前後の輪郭(76f,76r)のいずれかは、前記ラジエータシュラウド(76)の前縁(92f)又は後縁(92r)のいずれかの延長線(76f',76r')に重なってもよい。
また、上記構成において、前記ダウンフレーム(17)は、車体前面視で前記シリンダ部(31)の幅よりも広い間隔で下方に延出してもよい。
また、上記構成において、前記エンジン(11)の下方にマフラー(33)が設けられ、前記ベース部(91)の最下部(91L)は、車体側面視で前記マフラー(33)の最下面(33L)と面一となってもよい。
また、上記構成において、前記縦壁部(92)の上下長は前記ベース部(91)の前後長よりも長くしてもよい。
また、上記構成において、前記縦壁部(92)は、走行風を前記縦壁部(92)内に導入させる開口部(92K)を有してもよい。
本発明では、エンジンの少なくとも一部を下方から覆うアンダーカバーは、エンジンの下方に配置されるベース部と、前記エンジンの前方で上方に延出する縦壁部とを一体に備え、前記縦壁部は、車体側面視で前記シリンダ部が位置する高さまで上方に延出するので、アンダーカバーによって、エンジン前方の上下に渡って走行風の整流・導風をコントロールし易くなり、シリンダ部への導風もし易くなる。また、アンダーカバーによる飛散物に対するガード効果も向上し易くなる。また、カウルを備えない車両においてもエンジンへの導風機能を付加し易く、アンダーカバーの縦壁部を利用して車両の外観部品とすることができる。
また、縦壁部は、車体側面視で、ヘッドパイプから垂下するダウンフレームの一部と重なるので、アンダーカバーによってダウンフレームをガードするとともに、ダウンフレーム周辺における走行風の整流・導風をコントロール可能になる。
また、縦壁部は、車体側面視で、ラジエータの側方に配置されるラジエータシュラウドの輪郭に沿って延出するので、アンダーカバーをラジエータシュラウドに連なるカバーにでき、ラジエータ周辺、及び、シリンダ部を含むエンジン前方の上下に渡って走行風の整流・導風をコントロールし易くなる。
また、前記縦壁部の前後の輪郭のいずれかは、前記ラジエータシュラウドの前縁又は後縁のいずれかの延長線に重なるので、ラジエータシュラウドとアンダーカバーとを一体化させたカバーを得やすくなる。
また、前記縦壁部は、前記シリンダ部の幅よりも広い間隔で下方に延出する左右の前記ダウンフレームの端部、及び前記クランクケースを支持するエンジンハンガの各々を側方から覆うので、ダウンフレームの端部、及びエンジンハンガの露出を抑えるとともに、アンダーカバーによる走行風の整流・導風効果等を向上させ易くなる。
また、前記ベース部の最下部は、車体側面視で、エンジンの下方に設けられるマフラーの最下面と面一となるので、デザイン的な一体感を付与するとともに、ベース部とマフラーとの下方に走行風を円滑に流すことができる。
また、前記縦壁部の上下長は前記ベース部の前後長よりも長いので、アンダーカバーによる走行風の整流・導風効果等を向上させつつ、アンダーカバーの大型化を抑制可能である。
また、前記縦壁部は、走行風を前記縦壁部内に導入させる開口部を有するので、縦壁部内の熱を効率良く排出可能である。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 図2は、自動二輪車のエンジンを周辺構成と共に示す左側面図である。 図3は、自動二輪車のエンジンを周辺構成と共に示す右側面図である。 図4は、自動二輪車のエンジンを周辺構成と共に左斜め前方から見た斜視図である。 図5は、自動二輪車のエンジンを周辺構成と共に下方から見た図である。 図6は、キャニスタを周辺構成と共に右斜め後方から見た斜視図である。 図7は、図6からキャニスタを取り外した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
なお、説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体の各方向と同一である。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。なお、図1では、左右一対で設けられるものは符号を含め左側のものだけが図示されている。自動二輪車1は、車体フレーム10を有し、車体フレーム10にエンジン11(本構成では内燃機関)が支持される。また、車体フレーム10の前部には、前輪2を操舵可能に支持する操舵系12が支持され、車体フレーム10の後下部は、後輪3を支持するスイングアーム13が支持される。また、車体フレーム10の上部には、乗員が着座するシート14が設けられる。この自動二輪車1は、乗員がシート14に跨がって着座する鞍乗り型車両である。
車体フレーム10は、その前端に設けられるヘッドパイプ15と、ヘッドパイプ15から左右一対で後下がりに後方へ延びるメインフレーム16,16と、メインフレーム16,16の前端部から後下方へ延びる左右一対のダウンフレーム17,17と、メインフレーム16,16の後端から下方に延びる左右一対のピボットフレーム18,18とを備える。
また、車体フレーム10は、メインフレーム16,16の前後の中間部から後上がりに後方へ延びる左右一対のシートフレーム19,19と、ピボットフレーム18,18の上部から後上がりに延びてシートフレーム19,19に連結される左右一対のサブフレーム20,20とを備える。
各メインフレーム16は、ヘッドパイプ15の上部から後下がりに延びる上側メインフレーム16aと、ヘッドパイプ15の下部から後下がりに延びて上側メインフレーム16aの後端に連結される下側メインフレーム16bとを備える。
車体フレーム10は、上側メインフレーム16aの前端部と下側メインフレーム16bの前端部とを連結してフレーム強度を向上させる上ガセット21(補強部)を備える。
また、車体フレーム10は、下側メインフレーム16bの前端部とダウンフレーム17の前端部とを連結してフレーム強度を向上させる下ガセット22(補強部)を備える。
図1に示すように、上ガセット21は、後述するシュラウド42の内側に配置されることによって自動二輪車1の外観に露出しない。一方、下ガセット22は、自動二輪車1の外観に露出する。上ガセット21及び下ガセット22は左右一対で設けられる。
操舵系12は、ヘッドパイプ15に支持される。
詳細には、操舵系12は、ヘッドパイプ15に回動自在に軸支されるステアリングシャフト(不図示)と、前輪2の左右に配置されて前輪2を支持する左右一対のフロントフォーク25,25と、上記ステアリングシャフトの上端に固定されて左右のフロントフォーク25,25の上部を連結するトップブリッジ26と、上記ステアリングシャフトの下端に固定されて左右のフロントフォーク25,25を連結するボトムブリッジ27と、トップブリッジ26の上部に固定されるハンドル28とを備える。
前輪2は、フロントフォーク25,25の下端部間に渡される車軸2aに軸支される。スイングアーム13は、ピボットフレーム18,18に設けられるピボット軸29に軸支されて後方に延びる。後輪3はスイングアーム13の後端部に軸支される。
エンジン11は、車体フレーム10から吊り下げられるように設けられ、メインフレーム16,16の下方で、ダウンフレーム17,17とピボットフレーム18,18との間に配置される。
エンジン11は、車幅方向に延びるクランク軸(不図示)を支持するクランクケース30と、クランクケース30の前部の上部から上方に延びるシリンダ部31とを備える。クランクケース30の後部には、変速機(不図示)が内蔵される。シリンダ部31のシリンダ軸線31aは、前上方に延びる。
エンジン11の排気管32は、シリンダ部31の前面から下方に引き出される。排気管32の下流端は、エンジン11の下方に配置されたマフラー33に接続される。
エンジン11の駆動力は、チェーン34を介して後輪3に伝達される。
燃料タンク35は、メインフレーム16,16の上方で、シート14とヘッドパイプ15との間に配置される。
ヘッドライト36は、ヘッドパイプ15の前方に設けられる。
シート14は、運転者用の前側シート14aと、前側シート14aの後上方に設けられる同乗者用の後側シート14bとを備える。
運転者用の左右一対のステップ37,37は、ピボットフレーム18,18の下部側に設けられる。
自動二輪車1は、車体フレーム10及び燃料タンク35等の車体を覆う車体カバー40を備える。
車体カバー40は、燃料タンク35を覆うタンクカバー41と、タンクカバー41の前端部に取り付けられる左右一対のシュラウド42,42と、前側シート14aとメインフレーム16,16及びサブフレーム20,20との間を覆う左右一対のサイドカバー43,43とを備える。
また、車体カバー40は、シートフレーム19,19の後部を覆うリアカバー44と、エンジン11を下方から覆うアンダーカバー45とを備える。
また、自動二輪車1は、前輪2を上方から覆うフロントフェンダー46と、後輪3を後上方から覆うリアフェンダ47と、後輪3を前上方から覆うインナーフェンダ48とを備える。
図2は、自動二輪車1のエンジン11を周辺構成と共に示す左側面図である。また、図3は、自動二輪車1のエンジン11を周辺構成と共に示す右側面図である。
エンジン11は、シリンダ部31がクランクケース30の前上部から前側に傾斜する前傾エンジンである。シリンダ部31は、車体側面視で、下側メインフレーム16bとダウンフレーム17との間に配置される。シリンダ部31は、クランクケース30から上方に延びるシリンダブロック71と、シリンダブロック71の上部に連結されるシリンダヘッド72と、シリンダヘッド72の上部に連結されるヘッドカバー73とを備える。
このエンジン11は、水冷式の単気筒4サイクルエンジンであり、シリンダヘッド72の背面にエンジン11の吸気系11Kが連結される。また、シリンダヘッド72とヘッドカバー73との間に、シリンダブロック71内への吸気及び排気を制御する動弁機構が収容される。左右のダウンフレーム17,17の前方には、ラジエータ75が配置される。ラジエータ75は、ダウンフレーム17,17の後下がりの傾斜に沿って配置され、エンジン11からの冷却水を走行風によって冷却する。なお、走行風は、自動二輪車1の走行時に自動二輪車1に向かって流れる風である。
図2及び図3に示すように、ラジエータ75は、シリンダヘッド72及びヘッドカバー73の前方に位置し、シリンダブロック71に向かう走行風の流れを妨げない。
ラジエータ75の左右には、ラジエータシュラウド76が取り付けられる。ラジエータシュラウド76は、ラジエータ75の車幅方向外側を覆うカバーであり、ラジエータ75の軸線LA(ラジエータ75の上下に沿って延びる軸線)に沿って後下がりに延在し、車体側面視で長方形形状に形成される。左右のラジエータシュラウド76により、車体前方からの走行風を整流し、後方に円滑に流すことができる。
図2及び図3に示すように、ラジエータシュラウド76の後方には、下側メインフレーム16bとダウンフレーム17とを架橋する下ガセット22が設けられる。下ガセット22は、側面視で三角形状の金属板部材で形成され、下側メインフレーム16bの前端部とダウンフレーム17の前端部との間に空く三角形状のスペースを塞ぐよう各フレーム16b,17に接合されている。
下ガセット22は、シリンダ部31の上部(シリンダヘッド72及びヘッドカバー73に相当)の側方にて車体前後方向に延在する。このため、下ガセット22は、車体フレーム10の補強部材として機能するだけでなく、車体前方からの走行風を後方に円滑に流す整流部材(整流板)としても機能する。
また、下ガセット22は、ラジエータシュラウド76の後方に連続するように設けられるので、下ガセット22とラジエータシュラウド76とが一体となって走行風を整流する整流部材となる。つまり、ラジエータシュラウド76及び下ガセット22の車体内側の面によって、ラジエータ75を通過する走行風を後方に案内し、車体外側面によって、ラジエータ75の車幅方向外側を通過する走行風を後方に案内する。また、下ガセット22は、シリンダ部31及びその周辺部材(ラジエータ75につながる冷却水ホース75A等(図3参照)の車体外側に位置するので、これらをガードするガード部材を兼用する。
図4は、自動二輪車1のエンジン11を周辺構成と共に左斜め前方から見た斜視図である。
左右のダウンフレーム17,17は、車体前面視でシリンダ部31の幅よりも広い間隔で、鉛直方向に近い角度で垂下する左右のフレームであり、円筒断面を有するパイプフレームで形成される。
左右のダウンフレーム17,17の下部には、エンジンハンガ80,80が各々締結される締結部17a,17aが設けられる。各締結部17a,17aは、車幅方向に沿って締結部材(本構成では締結ボルト)81が挿通される金属製の筒部材で形成される。締結部材81を、エンジンハンガ80,80に締結することによってダウンフレーム17,17とエンジンハンガ80,80とが一体的に連結される。なお、左側のダウンフレーム17の下部にはホーン77が取り付けられている。
エンジンハンガ80,80は、クランクケース30の前下部に向けて延出する金属製の板部材で形成され、クランクケース30の前部を支持する。また、エンジンハンガ80,80は、シリンダ部31の幅よりも広い間隔を空けて配置され、前方からシリンダ部31に向かう走行風の流れを妨げない。また、エンジンハンガ80,80の間には、クランクケース30の前方に配置されたスタータモーター78が露出する。
図5は、自動二輪車1のエンジン11を周辺構成と共に下方から見た図である。また、図5には、自動二輪車1の車幅中心LCを示している。
エンジン11から延びる排気管32は、クランクケース30の下方を後方へ直線状に延び、マフラー33に接続される。マフラー33は、クランクケース30の下方及びスイングアーム13の基端部下方であって、後輪3の前方に配置される。マフラー33は、略直方体の箱形状を有し、後部側方(本構成では後部右側)から後方斜めに向けてテールパイプ部33aが延出する。マフラー33には、マフラー33のテールパイプ部33a側の側面を覆うマフラーカバー33bが設けられる。このマフラーカバー33bは、締結部材79(例えば締結ボルト)によってマフラー33に固定される。
アンダーカバー45は、エンジン11の下方に配置されるベース部91と、前記エンジン11の前方で上方に延出する縦壁部92とを一体に備えている。このアンダーカバー45は、車幅中心LCを基準にして略左右対称形状であり、車幅中心LCに沿って左右に分割可能に構成されている。
図2及び図3に示すように、左右のベース部91,91は、クランクケース30の前部下方で排気管32を下方から側面に渡って覆うカバーに形成される。各ベース部91,91の後端は、締結部材83によって左右のピボットフレーム18,18に固定される。また、左右のベース部91,91は、図5に示す締結部材84によって互いに連結される。
図3に示すように、各ベース部91,91の最下部91L,91Lは、車体側面視でマフラー33の最下面33L(底面に相当)と面一となるように、同じ高さに設けられるとともに、マフラー33の前部に近接する。また、図3に示すように、右側のベース部91の後縁91Rは、マフラーカバー33bの外縁に近接するとともにマフラーカバー33bの外縁に沿う形状に形成される。右側のベース部91とマフラーカバー33bとが連続するので、走行風の整流効果、及び前方からの飛散物に対するガード効果を得やすくなる。
図2及び図3に示すように、左右の縦壁部92,92は、ベース部91,91の前部からラジエータシュラウド76,76の下端に近接する位置まで前上方に延びる。図4に示すように、左右の縦壁部92,92は、各縦壁部92,92から車幅方向内側に突出する突出部92a,92aを有する。左右の突出部92a,92aは、車体前方から締結部材85,85によってエンジンハンガ80,80に締結固定される。これによって、左右の縦壁部92,92がエンジンハンガ80,80を介してダウンフレーム17,17に支持される。
図2及び図3に示すように、左右の縦壁部92,92は、車体側面視でラジエータシュラウド76,76の後下方に配置される。縦壁部92,92の前側の輪郭線を構成する前縁92f,92fは、ラジエータシュラウド76,76の前側の輪郭線を構成する前縁76f,76fの延長線76f',76f'と重なる。
また、各縦壁部92,92の後側の輪郭線を構成する後縁92r,92rは、車体側面視でラジエータシュラウド76,76の後側の輪郭線を構成する後縁76r,76rの延長線76r',76r'の位置(図3、図4中の位置P1)から後下がりに延出する。これらにより、左右の縦壁部92,92は、車体側面視でラジエータシュラウド76,76の下方に連なり、アンダーカバー45とラジエータシュラウド76,76とが別部品となりながらも、略一体化したカバーが得られる。
本構成では、縦壁部92,92の後縁92r,92rを、ラジエータシュラウド76,76の後縁76r,76rの傾斜よりも緩い後下がりの傾斜にしている。これにより、縦壁部92,92を下方にいくほど後方により拡げることができ、カバーする範囲を拡大できる。なお、縦壁部92,92のカバーする範囲を後方に拡げる必要がない場合、縦壁部92,92の後縁92r,92rを、ラジエータシュラウド76,76の後縁76r,76rの延長線76r',76r'と重ねてもよく、形状は適宜に変更してもよい。
図5に示すように、左右のラジエータシュラウド76,76は、下方に行くほど車幅方向の間隔が狭くなり、左右の縦壁部92,92は、左右のラジエータシュラウド76,76の下方に連なるように、下方に行くほど車幅方向の間隔が狭くなる。本構成では、左右の縦壁部92,92の前縁92f,92fが、車体平面視でも、ラジエータシュラウド76,76の前縁76f,76fの延長線76f',76f'と重なるように形成されている。
また、左右の縦壁部92,92の後縁76r,76rについては、ラジエータシュラウド76,76の後縁76r,76rの延長線76r',76r'に略沿って延出する。
このようにして、左右の縦壁部92,92は、車体側面視及び平面視のいずれにおいても、左右のラジエータシュラウド76,76に連なる。これにより、ラジエータ75の側方からエンジン11の前下方まで連続するカバーを形成することができる。ラジエータ75の側方からエンジン11の前下方までカバーを連続させることによって、ラジエータ75の側方からエンジン11の前下方までの広い範囲について、走行風の整流・導風をコントロールし易くなり、また、前方からの飛散物に対するガード効果も得やすくなる。
より具体的には、左右の縦壁部92,92は、図2及び図3に示すように、車体側面視でシリンダ部31が位置する高さまで上方に延出する。これらの図に示すように、縦壁部92,92は、シリンダ部31のシリンダブロック71の前下部の一部(図中、符号71aで示す)と車体前後方向で重なり、シリンダ部31の側面に向けて走行風をコントロールできる。なお、図2及び図3中、符号Sは、縦壁部92,92とシリンダ部31とが前後方向に重なる範囲を示している。
左右の縦壁部92,92は、図5に示すように、車幅方向に間隔を空けて配置されるとともに、後方かつ車幅方向外側に向けて延出する傾斜カバーに形成される。これにより、車体前方からの走行風を車幅方向側に向けて円滑に案内でき、且つ、左右の縦壁部92,92の後方に位置する、シリンダ部31、クランクケース30、及びマフラー33の各々の左右側面に走行風を案内し易くなる。
また、左右の縦壁部92,92は、下方に行くほど車幅方向の間隔が狭くなるので、車体前方からの走行風を、シリンダ部31及びクランクケース30の左右側面と、シリンダ部31及びクランクケース30よりも幅が狭いマフラー33の左右側面とに案内し易くなる。
図4及び図5に示すように、左右の縦壁部92,92は、シリンダ部31の前面、クランクケース30の前面、排気管32の前面、及びマフラー33の前面を前方に露出させる。このため、左右の縦壁部92,92は、前方からシリンダ部31、クランクケース30、排気管32及びマフラー33に向かう走行風の流れを妨げない。これらにより、シリンダ部31、クランクケース30、排気管32及びマフラー33を走行風によって効率良く冷却するとともに、走行風を前後方向に円滑に流し易くなる。
図2及び図3に示すように、左右の縦壁部92,92は、車体側面視でダウンフレーム17,17の下部、締結部17a,17a(図4)、及びエンジンハンガ80,80と重なる。縦壁部92,92によって、ダウンフレーム17,17の下部、締結部17a,17a、エンジンハンガ80,80が外観視され難くなり、これらを飛散物等からガードし易くなる。また、縦壁部92,92が整流部材として機能することで、走行風の整流・導風をコントロールし易くなる。
同図2及び図3に示すように、左右の縦壁部92,92には、前方に開口して走行風を縦壁部92,92内に導入させる開口部92K,92Kが設けられている。これによって、エンジン11の各部(排気管32、マフラー33を含む)から縦壁部92,92内に発せられた熱を、各開口部92K,92Kから導入された走行風で排出可能である。ここで、左右の開口部92K,92Kは、クランクケース30の左右に張り出す張り出し部(クラッチ収納部、及びジェネレーター収納部に相当)30W,30Wよりも下方に設けられている。従って、開口部92K,92Kから導入された走行風を、張り出し部30W,30Wを避けて排出でき、縦壁部92,92内の排熱を効率良く行うことができる。
また、左右の開口部92K,92Kは、排気管32を下方から側面に渡って覆うベース部91,91の上方に位置するので、縦壁部92,92内の熱を迅速に排出可能である。また、右側のベース部91には、後方に開口する開口部91Kが設けられており、開口部91Kによりベース部91内の熱を走行風で効率良く排出可能である。
図2に示すように、本構成では、左右のベース部91,91がピボットフレーム18,18に近接する位置まで延在し、左右の縦壁部92,92がラジエータシュラウド76,76に近接する位置(側面視でラジエータ75に近接する位置に相当)まで延在するので、縦壁部92,92の上下長L1の方がベース部91,91の前後長L2よりも長く形成されている。アンダーカバー45の前後長L2が抑えられるので、大型化が抑えられる。
次に、自動二輪車1のキャニスタ配置構造を説明する。
キャニスタ100は、燃料タンク35内の燃料が蒸発して出来た蒸発燃料を吸着する吸着剤を収容する。図2に示すように、キャニスタ100は、筒状に形成され、マフラー33の上方、且つスイングアーム13の下方に空く空間Xに配置される。この空間Xは、ピボットフレーム18,18及びエンジン11の後方、且つ後輪3の前方に形成される空間であるので、前後及び上下が、ピボットフレーム18,18、エンジン11、後輪3、スイングアーム13、及びマフラー33によって囲まれる。
図5に示すように、キャニスタ100は、自動二輪車1の車幅中心LCを跨ぐとともにキャニスタ100の中心軸線LDを車幅方向に沿わせて配置され、マフラー33と上下方向で重なる。この配置によれば、キャニスタ100を、自動二輪車1が備える部品(ピボットフレーム18,18、エンジン11、後輪3、スイングアーム13、及びマフラー33)で囲うので、別途部品を設けることなく、キャニスタ100への泥や水等の外乱の影響を抑制できる。また、キャニスタ100を自動二輪車1の前後中心及び左右中心に寄せて配置でき、自動二輪車1のマスの集中にも有利である。
図6は、キャニスタ100を周辺構成と共に右斜め後方から見た斜視図である。また、図7は、図6からキャニスタ100を取り外した図である。
図6に示すように、キャニスタ100には配管類101が接続される。配管類101は、燃料タンク35内の蒸発燃料をキャニスタ100内に導くチャージ管、キャニスタ100内の蒸発燃料をエンジン11の吸気側に導くパージ管、外部の大気を導入する大気導入管、及び、キャニスタ100内に侵入した水等の不要液を排出するドレン管である。配管類101は、キャニスタ100の左右の端部に振り分けて接続される。
左右一方(本構成では右側)のピボットフレーム18には、金属板状のブラケット105を介して金属棒状の支持フレーム106が接合される。金属棒状の支持フレーム106は、左右他方(本構成では左側)に延びる上下一対の棒状部107,108を有するように折り曲げられている。
上側の棒状部107には、キャニスタ100からエンジン11の吸気側に供給する蒸発燃料の流量を制御するパージ制御部102が取り付けられる。図7に示すように、下側の棒状部108には、左右のピボットフレーム18,18の間から略後方に延びる支持板109が支持される。支持板109は、前端を上方に指向させた爪部109Fと、後端を上方に指向させた爪部109Rとを一体に有する金属又は樹脂等の板材で形成されている。
図6に示すように、キャニスタ100には、ゴム等の弾性材料で形成された複数(本構成では2つ)の保持部材110,110が取り付けられる。以下、左右の保持部材110,110を区別して表記する場合、左側の保持部材110を第1保持部材110Lと表記し、右側の保持部材110を第2保持部材110Rと表記する。
左右の保持部材110,110は、キャニスタ100の外周面を無端状に囲う環状のバンド部111と、バンド部111から径方向外側に突出する突出部112とを一体に備えている。
第1保持部材110Lは、キャニスタ100に対し、突出部112が車体後方に位置するように取り付けられ、第2保持部材110Rは、キャニスタ100に対し、突出部112が車体前方に位置するように取り付けられる。各突出部112,112は、上記一対の爪部109F,109Rの各々を挿入可能な孔部を有している。
ここで、車体側に取り付けられる支持板109の一対の爪部109F,109Rは、キャニスタ100を図6に示す位置に配置した際に、第1保持部材110Lの突出部112と第2保持部材110Rの突出部112とに挿入可能な位置に設けられている。つまり、前側の爪部109Fは、第2保持部材110Rの突出部112に対応する位置で上方に指向し、後側の爪部109Rは、第1保持部材110Lの突出部112に対応する位置で上方に指向する。
以上の構成により、左右の保持部材110,110の突出部112,112に、一対の爪部109F,109Rの各々を挿入させることによって、支持板109に保持部材110,110を介してキャニスタ100が支持される。保持部材110,110はゴム等の弾性材料で形成されるので、キャニスタ100は自動二輪車1にラバーマウントされる。また、キャニスタ100を上方に移動することによって、各112,112から各爪部109F,109Rを抜くことができ、キャニスタ100を容易に脱着可能である。
以上説明したように、本実施形態の自動二輪車1のアンダーカバー45は、エンジン11の下方に配置されるベース部91と、エンジン11の前方で上方に延出する縦壁部92とを備える。縦壁部92は、車体側面視でシリンダ部31が位置する高さまで上方に延出する。この構成によれば、アンダーカバー45によって、エンジン11前方の上下に渡って走行風の整流・導風をコントロールし易くなり、シリンダ部31への導風もし易くなる。また、アンダーカバー45による飛散物に対するガード効果も向上し易くなる。また、カウルを備えない車両においてもエンジン11への導風機能を付加し易く、アンダーカバー45の縦壁部92を利用して車両の外観部品とすることができる。
また、縦壁部92は、車体側面視でダウンフレーム17の一部と重なるので、アンダーカバー45によってダウンフレーム17をガードするとともに、ダウンフレーム17周辺における走行風の整流・導風をコントロール可能になる。
また、ダウンフレーム17の前方にラジエータ75が設けられるとともに、ラジエータ75の側方にラジエータシュラウド76が設けられ、縦壁部92は、車体側面視でラジエータシュラウド76の輪郭を形成する前縁76f及び後縁76rに沿って延出する。これにより、アンダーカバー45をラジエータシュラウド76に連なるカバーにでき、ラジエータ75周辺、及び、シリンダ部31を含むエンジン11前方の上下に渡って走行風の整流・導風をコントロールし易くなる。
また、縦壁部92の前縁92fは、ラジエータシュラウド76の前縁76fの延長線76f'に重なるので、ラジエータシュラウド76とアンダーカバー45の前縁76f、92fを揃えることができる。これにより、別部品のラジエータシュラウド76とアンダーカバー45とによって、これらを一体化させたカバーを得やすくなる。
また、縦壁部92の後縁92rは、ラジエータシュラウド76の後縁76rの延長線76r'に沿って後下がりに延出するので、ラジエータシュラウド76とアンダーカバー45の後縁76r,92rを連続させ易くなる。これによっても、ラジエータシュラウド76とアンダーカバー45とを一体化させたカバーを得やすくなる。
なお、縦壁部92の前縁92fをラジエータシュラウド76の前縁76fの延長線76f'に重ねる構成に限定しなくてもよい。また、縦壁部92の後縁92rを、ラジエータシュラウド76の後縁76rの延長線76r'に重ねてもよい。これらによっても、ラジエータシュラウド76とアンダーカバー45とを一体化させたカバーを得やすくなり、走行風の整流・導風効果、及び飛散物に対するガード効果を向上させ易くなる。
また、アンダーカバー45は、左右の縦壁部92を有し、左右の縦壁部92は、左右のダウンフレーム17,17の下端部(締結部17a,17aを含む)、及び左右のエンジンハンガ80,80の各々を側方から覆う。これにより、左右の縦壁部92によってダウンフレーム17,17の下端部、及びエンジンハンガ80,80の露出を抑えることができる。また、アンダーカバー45による走行風の整流・導風効果、及びガード効果を向上させ易くなる。
なお、仮に、左右のダウンフレーム17,17が後方に延び、ダウンフレーム17,17の後端部に締結部17a,17aを有する場合、左右の縦壁部92によってダウンフレーム17,17の後端部、及び左右のエンジンハンガ80,80の各々を側方から覆うようにしてもよい。
さらに、ベース部91の最下部91Lは、車体側面視でマフラー33の最下面33Lと面一となるので、デザイン的な一体感を付与するとともに、ベース部91とマフラー33との下方に走行風を円滑に流すことができる。
また、図2に示すように、縦壁部92,92の上下長L1は、ベース部91,91の前後長L2よりも長いので、アンダーカバー45による走行風の整流・導風効果等を向上させつつ、アンダーカバー45の大型化を抑制可能である。
また、左右の縦壁部92,92は、走行風を縦壁部92,92内に導入させる開口部92K,92Kを有するので、縦壁部92,92内の熱を効率良く排出可能である。
上述の実施形態は、あくまでも本発明の一実施の態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、自動二輪車のアンダーカバー構造に本発明を適用する場合を説明したが、エンジン11の少なくとも一部を下方から覆うアンダーカバー45を有する鞍乗り型車両等の車両に本発明を広く適用可能である。また、鞍乗り型車両は、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)に限定されず、自転車等の他の二輪車、及びATV(不整地走行車両)等の三輪車両や四輪車両を含む車両である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
10 車体フレーム
11 エンジン
15 ヘッドパイプ
16 メインフレーム
17 ダウンフレーム
17a 締結部
18 ピボットフレーム
30 クランクケース
33 マフラー
31 シリンダ部
45 アンダーカバー
75 ラジエータ
76 ラジエータシュラウド
76f ラジエータシュラウドの前縁(輪郭)
76r ラジエータシュラウドの後縁(輪郭)
76f',76r' 延長線
80 エンジンハンガ
91 ベース部
91L ベース部の最下部
92 縦壁部
92f 縦壁部の前縁
92r 縦壁部の後縁
100 キャニスタ
X 空間

Claims (7)

  1. ヘッドパイプ(15)から後方に延出するメインフレーム(16)と、前記メインフレーム(16)の下方に配置され、クランクケース(30)の上部にシリンダ部(31)を有するエンジン(11)と、前記エンジン(11)の少なくとも一部を下方から覆うアンダーカバー(45)とを備える鞍乗り型車両のアンダーカバー構造において、
    前記ヘッドパイプ(15)から、前記シリンダ部(31)の前方を、左右に間隔を空けて垂下する左右一対のダウンフレーム(17)を備え、
    前記シリンダ部(31)の前方に、ラジエータ(75)が設けられるとともに、前記ラジエータ(75)及び前記左右一対のダウンフレーム(17)の側方に、左右一対のラジエータシュラウド(76)が設けられ、
    前記アンダーカバー(45)は、前記エンジン(11)の下方に配置されるベース部(91)と、前記エンジン(11)の前方で上方に延出する左右一対の縦壁部(92)とを一体に備え、
    前記ダウンフレーム(17)の端部に、前記クランクケース(30)を支持するエンジンハンガ(80)が締結される締結部(17a)を有し、
    前記縦壁部(92)は、前記左右一対のラジエータシュラウド(76)の下端に近接する位置まで前上方に延びて、前記左右一対のラジエータシュラウド(76)の下方に露出する、左右の前記ダウンフレーム(17)の端部、前記エンジンハンガ(80)及び前記締結部(17a)の各々を車幅方向外側から覆い、
    前記シリンダ部(31)は、前記左右一対のラジエータシュラウド(76)の下端と前記左右一対の縦壁部(92)との間に前面を露出させて、前記クランクケース(30)の前部の上部から上方に延びている、
    ことを特徴とする鞍乗り型車両のアンダーカバー構造。
  2. 前記縦壁部(92)は、車体側面視で、前記ラジエータシュラウド(76)の輪郭に沿って延出することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のアンダーカバー構造。
  3. 前記縦壁部(92)の前後の輪郭(76f,76r)のいずれかは、前記ラジエータシュラウド(76)の前縁(92f)又は後縁(92r)のいずれかの延長線(76f',76r')に重なることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両のアンダーカバー構造。
  4. 前記ダウンフレーム(17)は、車体前面視で前記シリンダ部(31)の幅よりも広い間隔で下方に延出していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のアンダーカバー構造。
  5. 前記エンジン(11)の下方にマフラー(33)が設けられ、
    前記ベース部(91)の最下部(91L)は、車体側面視で前記マフラー(33)の最下面(33L)と面一となることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のアンダーカバー構造。
  6. 前記縦壁部(92)の上下長は前記ベース部(91)の前後長よりも長いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のアンダーカバー構造。
  7. 前記縦壁部(92)は、走行風を前記縦壁部(92)内に導入させる開口部(92K)を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のアンダーカバー構造。
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