JP2019189204A - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両側方に配置された排気系部品とガード部材とを備える鞍乗り型車両において、車幅の増大、ガード部材の重量増および大型化を抑制する。【解決手段】車両側方に配置された排気系部品(30)と、後輪(4)の側方に配置されたガード部材(50)と、を備える鞍乗り型車両であって、側面視で、ガード部材(50)の少なくとも一部は、排気系部品(30)の下方に配置され、側面視で、ガード部材(50)の少なくとも一部は、後輪(4)の車軸(4a)を通り且つ水平面と平行な仮想水平線(HL)よりも上方に配置され、側面視で、ガード部材(50)の少なくとも一部は、後輪(4)と重なっている。【選択図】図3

Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
例えば、特許文献1には、車体フレームの後部から後輪側面の一部を覆うように垂下するカバーを備えた自動二輪車が開示されている。
特開2011−218971号公報
ところで、上記のカバーを、マフラ等の排気系部品が存在する車両側面に配置する場合、排気系部品を車幅方向外方に逃げる必要がある。または、排気系部品の外側にカバーを配置する必要がある。そのため、車幅が増大したり、カバー自体の重量増および大型化を招いたりする可能性がある。
本発明の態様は、車両側方に配置された排気系部品とガード部材とを備える鞍乗り型車両において、車幅の増大、ガード部材の重量増および大型化を抑制することができる鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、車両側方に配置された排気系部品(30)と、後輪(4)の側方に配置されたガード部材(50)と、を備え、側面視で、前記ガード部材(50)の少なくとも一部は、前記排気系部品(30)の下方に配置され、側面視で、前記ガード部材(50)の少なくとも一部は、前記後輪(4)の車軸(4a)を通り且つ水平面と平行な仮想水平線(HL)よりも上方に配置され、側面視で、前記ガード部材(50)の少なくとも一部は、前記後輪(4)と重なっていることを特徴とする。
この構成によれば、ガード部材が必要な部位にのみ配置されるため、ガード部材の配置領域を最小限に抑えることができる。したがって、車幅の増大、ガード部材の重量増および大型化を抑制することができる。
本発明の一態様は、前記ガード部材(50)は、前記排気系部品(30)に取り付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ガード部材の取付け部品として排気系部品を活用しつつ、ガード部材で後輪を覆うことができる。加えて、排気系部品を、後輪側面を覆うガード部材の一部として用いることができる。
本発明の一態様は、車体フレーム(11)に上下揺動可能に支持されるスイングユニット(10)を更に備えることを特徴とする。
この構成によれば、ガード部材がスイングユニットの揺動の影響を受けることなく、ガード部材で後輪を覆うことができる。
本発明の一態様は、前記排気系部品(30)には、マフラ(32)が含まれ、前記ガード部材(50)は、前記マフラ(32)の最大幅部(32w)よりも内側かつ下方に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、ガード部材の車幅方向への増大を抑えることができるため、車幅の増大を抑制することができる。
本発明の一態様は、前記排気系部品(30)には、マフラ(32)が含まれ、前記ガード部材(50)は、前記マフラ(32)の最下面(32e)に取り付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ガード部材で覆う面積を最小限にすることができるため、ガード部材の大きさを最小限にし、軽量化を図ることができる。
本発明の一態様は、後面視で、前記排気系部品(30)に対する前記ガード部材(50)の取付け位置(P1)は、前記取付け位置(P1)における接線(K1)と、水平線(H1)とのなす角度(A1)が45度以下となる位置に設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、排気系部品に対するガード部材の取付け部分を、車両側方かつ上方から視認しにくくすることができる。
本発明の一態様は、前記後輪(4)を覆うリアフェンダ(40)を更に備え、側面視で、前記リアフェンダ(40)は、前記仮想水平線(HL)まで延びるとともに、前記後輪(4)の側面に位置する部分を有していることを特徴とする。
この構成によれば、リアフェンダで後輪の側面の一部が覆われるため、泥除けの機能を高めつつ、ガード部材を小さくすることができる。
本発明の一態様は、前記排気系部品(30)には、マフラ(32)が含まれ、前記ガード部材(50)は、前記マフラ(32)に溶接で結合されていることを特徴とする。
この構成によれば、ガード部材をステーなどでマフラに結合する場合と比較して、部品点数を削減することができる。
本発明の態様によれば、車両側方に配置された排気系部品と、後輪の側方に配置されたガード部材と、を備える鞍乗り型車両において、車幅の増大、ガード部材の重量増および大型化を抑制することができる。
実施形態に係る自動二輪車の右側面図である。 実施形態に係る自動二輪車の後部の左側面図である。 実施形態に係る右側ガード部材の配置構造の右側面図である。 実施形態に係る右側ガード部材の配置構造の後面図である。 実施形態の変形例に係る右側ガード部材の配置構造の右側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UP、車体左右中心を示す線CLが示されている。
<車両全体>
図1は、鞍乗り型車両の一例としてのユニットスイング式の自動二輪車1を示す。図1を参照し、自動二輪車1は、前輪3と、後輪4と、を備える。前輪3は、ハンドル2によって操向される。後輪4は、動力源を含むパワーユニット10(スイングユニット)によって駆動される。以下、自動二輪車を単に「車両」ともいうことがある。自動二輪車1は、シート8に着座した乗員が足を載せるステップフロア9を有する。実施形態の自動二輪車1は、スクータ型の車両である。
ハンドル2及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム11の前端のヘッドパイプ12に操向可能に支持されている。車体フレーム11の外周は車体カバー5で覆われている。図1において、符号6はフロントフォークを示す。
車体フレーム11は、複数種の鋼材を溶接等により一体に接合して形成されている。車体フレーム11は、ヘッドパイプ12と、ダウンフレーム13と、左右一対のロアフレーム14と、左右一対のシートフレーム15と、クロスメンバ16と、を備える。
ヘッドパイプ12は、車体フレーム11の前端部に位置している。
ダウンフレーム13は、ヘッドパイプ12から斜め後下方へ延びている。
左右一対のロアフレーム14は、それぞれダウンフレーム13の下端から後方へ向けて実質的に水平に延びている。
左右一対のシートフレーム15は、それぞれ左右ロアフレーム14の後端から斜め後上方へ延びている。
クロスメンバ16は、左右ロアフレーム14の後端の間を渡すように車幅方向に延びている。
<パワーユニット10>
図2に示すように、パワーユニット10は、内燃機関であるエンジン20と、後輪4を支持するアーム部21とが一体化されたユニットスイング式のパワーユニットである。
アーム部21は、中空のケース状に形成された伝達ケース22を備える。伝達ケース22の内部には、エンジン20の出力を後輪4に伝達する不図示の変速機が収容されている。図中符号26は、センタースタンドを示す。
パワーユニット10の前下部は、リンク部材19を介して、車体フレーム11の後下部に上下揺動可能に支持されている。パワーユニット10の後端とシートフレーム15との間には、パワーユニット10の揺動を減衰する左右一対のリアクッション7が掛け渡されている。
図3に示すように、パワーユニット10の後端部には、後輪4の車軸4a(以下「後輪車軸4a」ともいう。)が設けられている。エンジン20(図2参照)の動力が不図示の動力伝達機構を介して後輪車軸4aに伝達されることで、後輪車軸4aに支持された後輪4が駆動して車両が走行する。図中符号CRは、車幅方向と平行な軸線である後輪車軸4aの中心軸線(後輪軸線)を示す。図中符号HLは、後輪車軸4aを通り且つ水平面と平行な仮想水平線を示す。
図2に示すように、エアクリーナ29は、パワーユニット10におけるアーム部21の上部に支持されている。エアクリーナ29は、パワーユニット10と一体に揺動する。
エンジン20のシリンダヘッドには、排気管31が接続されている(図3参照)。図3に示すように、排気管31は、シリンダヘッドから下方に引き出された後に湾曲して後方に延びている。排気管31の後端は、後輪4の右側方に配置されたマフラ32に接続されている。マフラ32は、ステー33を介してクランクケースの右後部に固定されている。図3において、符号8pはパッセンジャーシート部、符号28はピリオンステップをそれぞれ示す。
<マフラ32>
側面視で、マフラ32は、後側ほど上方に位置するように傾斜して延びる円筒状をなしている。側面視で、マフラ32の下端縁(最下面32e)は、後側ほど上方に位置するように傾斜する直線状をなしている。
マフラ32の上部には、マフラ32を上方から覆うカバー部材34が取り付けられている。側面視で、カバー部材34は、後側ほど上下幅が小さくなるように、マフラ32の傾斜に沿って前後に延びている。マフラ32およびカバー部材34は、排気系部品30に含まれる。図3において符号35は、カバー部材34をマフラ32に取り付けるためのボルトを示す。
<リアフェンダ40>
車両後部には、後輪4を上方から覆うリアフェンダ40が設けられている。側面視で、リアフェンダ40は、後輪4上部の外周に沿う円弧状の外形を有している。側面視で、リアフェンダ40は、仮想水平線HLまで延びている。側面視で、リアフェンダ40の後下端は、仮想水平線HLよりも下方に位置している。側面視で、リアフェンダ40は、仮想水平線HLまで延びるとともに、後輪4の側面に配置されている部分を有していればよい。以下、車両において、車幅方向左側にある構成要素には「L」を付し、車幅方向右側にある構成要素には「R」を付すことがある。
側面視で、リアフェンダ40の右側部41Rの内周縁は、リアフェンダ40の左側部41L(図2参照)の内周縁よりも後輪車軸4aから離れている。図3において符号L1は、リアフェンダ40の右側部41Rが後輪車軸4aに向かって延びる長さ(以下「リアフェンダ右側部長さ」ともいう。)を示す。図2において符号L2は、リアフェンダ40の左側部41Lが後輪車軸4aに向かって延びる長さ(以下「リアフェンダ左側部長さ」ともいう。)を示す。リアフェンダ右側部長さL1がリアフェンダ左側部長さL2よりも短いことで(L1<L2)、リアフェンダ40の右側部41Rと周辺部品(例えばマフラ32など)との干渉を避けやすい(図3参照)。
図3に示すように、車両後部には、リアフェンダ40を後上方から覆う後尾フェンダ43が設けられている。側面視で、後尾フェンダ43は、テールカウル44の後下部からリアフェンダ40の後方に向かって、後下方に傾斜して延びている。
<左側ガード部材45>
図2に示すように、後輪4の左側方には、後輪4を左側方から覆う左側ガード部材45が設けられている。左側ガード部材45は、車体フレーム11の後部(シートフレーム15)から下方に延出している。側面視で、左側ガード部材45の一部は、後輪4の上部およびエアクリーナ29の後部と重なっている。左側ガード部材45は、複数の線材を溶接等により一体に接合して形成されている。
左側ガード部材45の下部には、同乗者(パッセンジャー)が足を載せるための足載せ部材46が取り付けられている。側面視で、足載せ部材46は、前側ほど下方に位置するように直線状に傾斜するプレート状をなしている。側面視で、リアフェンダ40は、足載せ部材46の後端よりも後方に延びている。側面視で、リアフェンダ40は、足載せ部材46の下端よりも下方に延びている。
<リアフェンダステー47>
後輪4の左側方には、リアフェンダ40を支持するリアフェンダステー47が設けられている。側面視で、リアフェンダステー47は、後側ほど上下幅が小さくなるように前後に延在している。側面視で、リアフェンダステー47は、後輪車軸4aを上下に跨ぐように配置されている。リアフェンダステー47の前端部は、アーム部21の後端部に上下一対のボルト48で連結されている。リアフェンダステー47の後端部は、リアフェンダ40の左側部41Lの後下部にボルト49で連結されている。リアフェンダステー47には、前後一対の開口47hが設けられている。
<右側ガード部材50>
図3に示すように、後輪4の右側方には、後輪4を右側方から覆う右側ガード部材50(ガード部材)が設けられている。側面視で、右側ガード部材50の一部は、マフラ32の下方に配置されている。側面視で、右側ガード部材50の一部は、仮想水平線HLよりも上方に配置されている。側面視で、右側ガード部材50の一部は、後輪4と重なっている。側面視で、右側ガード部材50は、後輪車軸4aとリアフェンダ40後下部との間に配置されている。右側ガード部材50は、排気系部品30に取り付けられている。右側ガード部材50は、マフラ32の最下面32eに取り付けられている。右側ガード部材50は、マフラ32に溶接で結合されている。
右側ガード部材50は、マフラープロテクタとは異なる機能を有する。例えば、右側ガード部材50は、サリーガード、スカートガード、ドレスガードおよびクロースガード等のガード部材として機能する。右側ガード部材50は、側面視で後輪4に臨むことができる位置に設けられている。
右側ガード部材50は、複数の線材を溶接等により一体に接合して形成されている。側面視で、右側ガード部材50は、後側ほど上下幅が大きい枠状をなす枠部材51と、後側ほど上方に位置するように直線状に傾斜する直線部材52と、を備える。
枠部材51は、上辺部51aと、下辺部51bと、前辺部51cと、後辺部51dと、を備える。
側面視で、上辺部51aは、マフラ32の下端縁に沿うように後側ほど上方に位置するように直線状に傾斜して延びている。上辺部51aは、マフラ32の最下面32eに溶接されている。
側面視で、下辺部51bは、上辺部51aの下方で仮想水平線HLと平行に前後に直線状に延びている。
側面視で、前辺部51cは、前方に凸の湾曲形状をなし、上辺部51aの前端と下辺部51bの前端とを連結している。
側面視で、後辺部51dは、後側ほど下方に位置するように傾斜し、上辺部51aの後端と下辺部51bの後端とを連結している。
直線部材52の前端は、前辺部51cの上下中央部に内側から溶接で結合されている。直線部材52の後端は、後辺部51dの上下中央部に内側から溶接で結合されている。
図4において符号32wは、車幅方向においてマフラ32が最大幅を有する部分(以下「マフラ32の最大幅部32w」ともいう。)を示す。図4に示すように、右側ガード部材50は、マフラ32の最大幅部32wよりも内側かつ下方に配置されている。後面視で、右側ガード部材50は、マフラ32の最大幅部32wの中央位置に配置されている。
後面視で、排気系部品30に対する右側ガード部材50の取付け位置P1は、取付け位置P1における接線K1と、水平線H1とのなす角度A1が45度以下となる位置に設定されている。実施形態では、排気系部品30に対する右側ガード部材50の取付け位置P1は、上記角度A1が0度となる位置に設定されている。図4において、符号K2は、上記角度A1が0度より大きく且つ45度より小さい角度となる取付け位置P2における第二接線を示す。
以上説明したように、上記実施形態は、車両右側方に配置された排気系部品30と、後輪4の右側方に配置された右側ガード部材50と、を備え、側面視で、右側ガード部材50の一部は、排気系部品30の下方に配置され、側面視で、右側ガード部材50の一部は、後輪車軸4aを通り且つ水平面と平行な仮想水平線HLよりも上方に配置され、側面視で、右側ガード部材50の一部は、後輪4と重なっている。
本実施形態によれば、右側ガード部材50が必要な部位にのみ配置されるため、右側ガード部材50の配置領域を最小限に抑えることができる。したがって、車幅の増大、右側ガード部材50の重量増および大型化を抑制することができる。
右側ガード部材50は、排気系部品30に取り付けられていることで、以下の効果を奏する。右側ガード部材50の取付け部品として排気系部品30を活用しつつ、右側ガード部材50で後輪4を覆うことができる。加えて、排気系部品30を、後輪4側面を覆うガード部材の一部として用いることができる。
車体フレーム11に上下揺動可能に支持されるパワーユニット10を備えることで、以下の効果を奏する。右側ガード部材50がパワーユニット10の揺動の影響を受けることなく、右側ガード部材50で後輪4を覆うことができる。
右側ガード部材50は、マフラ32の最大幅部32wよりも内側かつ下方に配置されていることで、以下の効果を奏する。右側ガード部材50の車幅方向への増大を抑えることができるため、車幅の増大を抑制することができる。
右側ガード部材50は、マフラ32の最下面32eに取り付けられていることで、以下の効果を奏する。右側ガード部材50で覆う面積を最小限にすることができるため、右側ガード部材50の大きさを最小限にし、軽量化を図ることができる。
側面視で、排気系部品30に対する右側ガード部材50の取付け位置P1は、取付け位置P1における接線K1と、水平線とのなす角度A1が45度以下となる位置に設定されていることで、以下の効果を奏する。排気系部品30に対する右側ガード部材50の取付け部分を、車両側方かつ上方から視認しにくくすることができる。
後面視で、リアフェンダ40は、仮想水平線HLまで延びるとともに、後輪4の側面に位置する部分を有していることで、以下の効果を奏する。リアフェンダ40で後輪4の側面の一部が覆われるため、泥除けの機能を高めつつ、右側ガード部材50を小さくすることができる。
右側ガード部材50は、マフラ32に溶接で結合されていることで、以下の効果を奏する。右側ガード部材50をステーなどでマフラ32に結合する場合と比較して、部品点数を削減することができる。
上記実施形態では、排気系部品30が車両右側方のみに配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、排気系部品30は、車両左側方(左右両側方)に配置されていてもよい。すなわち、排気系部品30は、車両側方に配置されていればよい。
上記実施形態では、側面視で、右側ガード部材50の一部が、排気系部品30の下方かつ仮想水平線HLよりも上方で後輪4と重なっている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、側面視で、右側ガード部材50の全部が、排気系部品30の下方かつ仮想水平線HLよりも上方で後輪4と重なっていてもよい。すなわち、側面視で、右側ガード部材50の少なくとも一部が排気系部品30の下方かつ仮想水平線HLよりも上方で後輪4と重なっていればよい。
上記実施形態では、右側ガード部材50がマフラ32の最下面32eに取り付けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、右側ガード部材50は、マフラ32の最下面32eからずれた位置に取り付けられていてもよい。
上記実施形態では、排気系部品30に対する右側ガード部材50の取付け位置P1は、上記角度A1が0度となる位置に設定されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、排気系部品30に対する右側ガード部材50の取付け位置P2は、上記角度A1が0度より大きく且つ45度より小さい角度となる位置に設定されていてもよい(図4参照)。例えば、排気系部品30に対する右側ガード部材50の取付け位置P3は、マフラ32の最下端位置よりも車幅方向内側の位置に設定されていてもよい(図4参照)。
上記実施形態では、右側ガード部材50がマフラ32に溶接で結合されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、マフラ32に溶接したブラケットに右側ガード部材50をボルト締結させてもよい。例えば、マフラ32の振動対策として、ラバーマウントなどの緩衝材を介して右側ガード部材50をマフラ32に連結させてもよい。
上記実施形態では、マフラ32が円筒状をなしている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、マフラ32は、楕円筒状、矩形筒状、三角筒状など、円筒以外の形状をなしていてもよい。
上記実施形態では、右側ガード部材50がマフラ32に取り付けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、右側ガード部材50は、カバー部材34など、マフラ32以外の排気系部品30に取り付けられていてもよい。例えば、右側ガード部材50は、リアフェンダ40、後尾フェンダ43など、排気系部品30以外の車両部品に取り付けられていてもよい。例えば、図5に示すように、マフラ32に設けたステー55に右側ガード部材50を取り付けてもよい。例えば、右側ガード部材50は、ステー55に着脱自在に取り付けられていてもよい。
本発明は上記実施形態に限られるものではなく、上記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪且つ後二輪の他に、前二輪且つ後一輪の車両も含む)の又は四輪の車両も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
4 後輪
4a 後輪車軸
10 パワーユニット(スイングユニット)
11 車体フレーム
30 排気系部品
32 マフラ
32e マフラの最下面
32w マフラの最大幅部
40 リアフェンダ
50 右側ガード部材(ガード部材)
A1 角度
H1 水平線
HL 仮想水平線
K1 接線
P1 取付け位置

Claims (8)

  1. 車両側方に配置された排気系部品(30)と、後輪(4)の側方に配置されたガード部材(50)と、を備え、
    側面視で、前記ガード部材(50)の少なくとも一部は、前記排気系部品(30)の下方に配置され、
    側面視で、前記ガード部材(50)の少なくとも一部は、前記後輪(4)の車軸(4a)を通り且つ水平面と平行な仮想水平線(HL)よりも上方に配置され、
    側面視で、前記ガード部材(50)の少なくとも一部は、前記後輪(4)と重なっていることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記ガード部材(50)は、前記排気系部品(30)に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 車体フレーム(11)に上下揺動可能に支持されるスイングユニット(10)を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記排気系部品(30)には、マフラ(32)が含まれ、
    前記ガード部材(50)は、前記マフラ(32)の最大幅部(32w)よりも内側かつ下方に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記排気系部品(30)には、マフラ(32)が含まれ、
    前記ガード部材(50)は、前記マフラ(32)の最下面(32e)に取り付けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  6. 後面視で、前記排気系部品(30)に対する前記ガード部材(50)の取付け位置(P1)は、前記取付け位置(P1)における接線(K1)と、水平線(H1)とのなす角度(A1)が45度以下となる位置に設定されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記後輪(4)を覆うリアフェンダ(40)を更に備え、
    側面視で、前記リアフェンダ(40)は、前記仮想水平線(HL)まで延びるとともに、前記後輪(4)の側面に位置する部分を有していることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記排気系部品(30)には、マフラ(32)が含まれ、
    前記ガード部材(50)は、前記マフラ(32)に溶接で結合されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
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