JP2001513040A - 横方向に移動可能なプッシャを用いてパネルを鋸で引くための方法及び機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 パネル鋸機械は、水平テーブル（５）を具備し、水平テーブル上において、移動可能な装置（６）は堆積したパネル（３ａ）を前方（Ｆ）又は逆方向（Ｆ１）に押し、パネルを二つ以上のより小さな板に分割する鋸装置（又は、堆積物を回転させる装置へ）を送る。プッシャ（６）は、位置決め及び／又は鋸引き操作中において所定位置に堆積物の後縁部を保持する二つ以上の拾い上げ要素（１６）を備えている。拾い上げ要素（１６）は、拾い上げ要素が以下の三つの方向、前方（Ｆ）又は逆方向（Ｆ１）に直角に水平方向、前方（Ｆ）又は逆方向（Ｆ１）に平行な水平方向、垂直方向にガイド部（１５、１５ａ、１５ｂ）内を移動することができるように移動可能な装置（６）上に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】 横方向に移動可能なプッシャを用いてパネルを鋸で引くための方法及び機械 技術分野 本発明は、パネル鋸機械に関する。本発明は、より小さな板を形成するために 、特に木を基にした材料、またプラスチック材料、軽金属合金、鋼及び複合材料 から成るパネル、スラブ又はシート及び無機質の接着された（mineral-bonded） 板を特に、これら板のみではなく切断するために使用されることができる。 本発明は、木を基にした材料を鋸引きするためであり、通常プッシャとして知 られている移動可能な装置が少なくとも一つのを鋸引きする（又は回転させる） ための下流の装置へその上で押すことができる水平テーブルを具備し、鋸引き操 作中においてパネルがパネルの後縁部を把持する適切な拾い上げ要素によって位 置決めされ、これらの機械の標準装備を構成する任意のさらなる位置決め要素、 整列要素、アウトフィード要素、プレス要素及び回転要素を含む機械に特に関連 する。 背景技術 この種の公知の機械は、パネルの前方（又は逆の）送り方向に直角に所定の方 向に並列で取り付けられかつ切断されるパネルの後縁部に作用する、例えば把持 型の複数の拾い上げ要素を通常備える。 これらの公知のパネル鋸機械は、通常大きな堆積状態で積み重ねられて配置さ れた、幅及び長さの両方に種々の寸法のパネルを切断するために使用される。堆 積の寸法はパネルを形成する機械によっ て形成されるパネルの寸法に依存する。 従来のパネル鋸機械は、長手方向の軸の一つの切断軸を有しプッシャの下流に 位置する簡単なタイプであるか、互いに関して所定の角度で二つ（又はそれ以上 の）切断軸を有しかつ、互いに９０°で位置するパネル送りテーブルを有する比 較的に複雑なタイプである。これらの複雑な機械において、切断軸は対応するプ ッシャの下流であり、第一軸は長手方向軸と呼ばれ、第二軸は横方向軸と呼ばれ る。 これらの公知の機械において、同じプッシャは、二つ以上の堆積パネル又はボ ードを連続して鋸引きするために使用されることができる。さらに、もし異なる 堆積の切断線が機械の関連切断軸と一致しても、並列されて配置された異なる寸 法の堆積ボードは同時に鋸引きされることができるだけである（必然の切断パタ ーンとして通常知られているものをつくる）。もし切断が一貫していない（異な る切断パターンをつくる）ならば、いくつかのプッシャが付与され、各プッシャ が、一つの（又はそれ以上の）ボード又はパネル部に作用し、機械全体の構造的 複雑さ及びさらなるコストを結果として生じる。 鋸引きされる堆積パネル又はボード群の寸法（最初であるか又はプレカットか ら生じたか）に依存して、幅全体に沿ってパネルをしっかりと保持して鋸引き操 作中に止め面に対してパネルを整列するように、機械には、適切に位置決めされ かつ関連堆積又は群ボードの後縁部全体に沿って分布された適切な数の拾い上げ 要素が備えられなければならない。 公知のパネル鋸機械の不利な点の一つは、パネル鋸機械の全てが、制限された 数の寸法のパネル堆積又はパネル堆積群を切断するためにセットアップされかつ 、備えられるということである。一般使 用者の要求に依存して、可変数の拾い上げ要素又は把持具をプッシャ横梁に取り 付けることによってこれはなされる。換言すると、製造者は、プッシャの横梁に 、固定位置で横梁の長さに沿って種々に分布された多数の拾い上げ要素又は把持 具を備え、コストを減少させるために可能な最小数の要素を使用する。 これらの機械は、それゆえ寸法の切り換えに関して柔軟でなく、複雑な装備で 適合されなければ、多くの異なる寸法のパネルを切断するのに適しない。これは かなり構造のコストを上昇させ、高価な工具を必要とする。言うまでもなく、実 際、この種の機械は、長期間の投資であるが、この機械の能力は、特に多様な常 に変化する市場の要求のために、操作してから数年後の工程の要求を満足させる ことができない。 発明の開示 本発明は、主として、任意の寸法のパネル、板、板群上で作業するために極端 に簡単で実用的な方法で調節されることができる一つか二つ（又はそれ以上）の 切断軸を有するパネル鋸機械を付与することによって従来技術の不利な点を克服 する目的を有する。 本発明の一つの利点は、隣接するパネル及び／又は板がパネル又は板の長さ及 び幅が互いに異なるより小さな板又はパネルへ鋸を引かれなければならないとし ても、本発明により、並列された堆積している二つ以上のパネル及び／又は板が 長手方向又は横断方向（使用される機械の軸に依存する）に切断されることを可 能とするということである。 別の利点は、比較的に少ない切断操作で横方向及び長手方向の両方の種々の寸 法の板を形成するために使用されることができ、かなりの時間の節約を可能とす るということである。 以上に記述された目的及び利点は全て、以下の請求の範囲において特徴づけら れるような本発明によって実現される。 本発明の他の特徴及び利点は、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を 示す詳細に記述された記載においてより明らかになる。 図１は、本発明による、一つの長手方向の切断軸を有するタイプの機械の略平 面図である。 図２は図１の詳細図の拡大された右手側面図であり、 図３ａ〜３ｆは、本発明による二つの把持部を使用して可能な切断配置の略図 的な上面図である。 図４ａ〜４ｄ１は、図１に示された機械の可能な作動配置の略図的な上面図で あり、切断されるパネルの寸法及び機械自身の特徴に応じて異なっている。 図５ａ〜５ｕは、二つの（角度方向の）切断軸を有する装置の可能な作動配置 の略図的な上面図であり、切断されるパネルの寸法及び機械自身の特徴に応じて 異なっている。 図６ａ〜６ｆは、本発明によって開示される機械で実施されることができる切 断操作における異なる段階の略図的な上面図である。 図１を参照すると、参照番号１は、（示されているパネルのような）大きな寸 法の全体のパネル３０又は並列されたパネル３ａ及び３ｂを通常切断するように 使用される一つの長手方向の切断軸を有するパネル鋸機械を全体として示す。本 記載において、本発明の範囲を制限することなく、木又は木を基にした材料から なるパネルの切断に対して説明される。 鋸機械１は、パネル３０又は３ａ、３ｂを、異なる幅Ｌを有するより小さなボ ード３１又は４ａ、４ｂそれぞれに切断するように形成されている。 鋸機械１は、切断される少なくとも一つのパネルを支持する水平テーブル５を 具備する。この水平テーブルは、矢印Ｆによって示される前方送り方向に、又は （以下により詳細に記載されるように）パネル又は堆積パネルが機械の前部／操 作者側ＯＰから送られる場合において、反対方向Ｆ１にパネルを水平テーブル上 に容易に摺動させることを可能とするように形成される。この特別な場合におい て、水平テーブル５は、一つ以上の堆積パネルを有する従来の送り及び装填手段 （図示せず）によって装填される。例として、図１は、並列して配置される二つ の堆積２ａ及び２ｂのパネルを示す。選択的にこれらのパネルは、堆積２ａ及び ２ｂの寸法の合計より大きくない寸法の一つの堆積２（図２参照）を構成しても よい。 パネルテーブルは、例えば、送り方向に垂直な及び／又は平行な軸線回りに回 転する複数のアイドルローラを具備するか、又は図２に示されている別の好適な 実施形態において、テーブルは、複数のブラシのような支持要素２０を具備し（ 低摩擦の繊維か、又はエアクッション）、この支持要素の上部は、パネルが支持 要素上で摺動することができる水平面を形成する。テーブルは、異なる工程段階 を示す図を参照して以下により詳細に記述されるように、必要な時にパネルを９ ０°回転させる回転装置を備えている。最も簡単な実施形態において、回転装置 は、パネルの角部を把持する把持具を具備し、パネルを回転させるようにＦ方向 、Ｆ１方向に移動する。 この鋸機械は、送り方向Ｆ又はＦ１にテーブル５に沿ってパネルを移動させる 手段を備え、前記手段は、パネルをより小さなボードに分割するように形成され た長手方向の鋸装置７に向けてＦ方向にテーブル５に沿ってパネル３又は３ａ、 ３ｂを押す（又はパネルをＦ１方向に引く）ように形成された移動可能な装置を 具備する。プッシャ６は、本質的に堆積２又は２ａ、２ｂのパネルを鋸装置７へ 送るように長さを予め設定する段階で送り方向Ｆ（又はＦ１）に移動することが できる横梁からなる。段階と段階の間の停止中において、鋸装置７は、送り方向 Ｆに直角に堆積パネルを切断する。 番号５０は、操作者側ＯＰ上に位置しかつパネルを支持かつ受け入れるように 形成されている、鋸装置７へ又は鋸装置７から送るエアクッションのテーブルを 示す。文字ＳＸ及びＤＸは、鋸機械の左側及び右側についての零基準線をそれぞ れ示す。 鋸装置７から送るボード４又は４ａ、４ｂは、添付図面において示されていな いさらなる工程部署へ移送される。 プッシャ６は、鋸で引く操作中において所定位置でパネルを保持するように形 成された少なくとも一つの拾い上げ要素１６を有する。各拾い上げ要素１６は、 パネルの後縁部の一部分に作用し、パネルが鋸引きされる間に縁部が移動するの を防ぐ。 装置６は、パネルの送り方向に直角に水平方向に並列して配置された複数の拾 い上げ要素（図１に示されるように）を好ましくは備えている。例えば、各拾い 上げ要素は、堆積の上部でパネルの縁部を押し下げるように形成された第一締め 付け部１７と、パネルの下縁部に作用する第二締め付け部１８からなる把持具を 具備し、この場合において、締め付け部１７及び１８は、共に作用して後縁部付 近で堆積全体を保持する二つの顎部を形成する。 締め付け部１７及び１８は、流体駆動ユニット１６ａ等の、図２において略図 的に示されている従来の駆動手段によって作動されている。 図１は、Ｆに直角な方向に不規則に離間した複数の拾い上げ要素１６を示す。 ここに示されている場合において、以下に記載されるように右側基準側ＤＸが使 用されることができるが、拾い上げ要素の分布は左側により一層集中され、これ はパネルの堆積の鋸引きの ために基準側ＳＸである。好ましくは、モジュールの構成の便利さのために、全 ての要素が同一である。 本発明によれば、拾い上げ要素１６の少なくとも一つ（又は、さらに、１６０ で示された、左から第一番目を除いた全て）は、送り方向に直角に、図１におい て矢印Ｈによって示される水平方向に、両方向に横方向に移動することができる ように、プッシャ６上へ取り付けられなければならない。 この移動は、拾い上げ要素１６と、プッシャ６と一体であり図２に示されるよ うな第一の真っ直ぐな水平方向ガイド１５との間の滑り嵌めによって実現される 。 図１において略図的に示されかつ３６で示される手段は、異なる拾い上げ要素 １６の左右の横方向の移動を制御するためにさらに意図される。これらの制御手 段は、例えば、横梁６と一体でありかつ、親ねじによって操作されかつ各拾い上 げ要素１６と一体である電動ユニット３６ｂによって係合されるヘリカルガイド ３６ａからなる。これらの制御手段は、コンピュータ化され、最も適切な位置で パネルの後縁に沿って拾い上げ要素を配置するように形成され、パネルの幅及び テーブルに関するパネルの横方向の位置に関わらず、安全で確実な保持を保証す る。 この点では、図３ａ〜３ｆは、鋸引きされるパネルの数及び寸法に応じた二つ の拾い上げ要素がとる六つの異なる位置を略図的に示す。実際に、横方向に比較 的に少ない拾い上げ要素１６（この場合では、二つだけ）を適切に位置決めする ことによって、任意の寸法のパネル３が、パネル３が鋸引きされる間、所定位置 に把持されることができる。 この制御された位置決めの解決方法によって、同じ鋸装置によって同時に鋸引 きされる、並列された二つ以上のパネル、又は、次々 に送りられる組の異なる寸法のパネルをしっかりと保持するために、数個の拾い 上げ要素１６だけが必要とされる。これは、任意の寸法のパネルについて使用さ れることができかつ、非常に少ない時間を必要としかつそれゆえ無視できる中断 時間を結果として生じる簡単な設定操作を通して、操作者（又は、パネルの寸法 を認識することができる制御システム）によって制御されることができる実用的 で万能な機械を形成する。 図３ａ〜３ｆは、要求される要素の最小限の数である、二つの拾い上げ要素を 使用して操作されることができる異なる寸法のパネルの簡単な図である。 図３ａ〜３ｃは、切断されるボードの幅に応じて異なるプッシャ６上の把持具 のいくつかの可能な作動配置を示す。把持具はボード又は堆積ボードの幅に最も 適した位置に配置されるということを認識すべきである。 図３ａにおいて示されるように、一つのボードの場合、把持具１６ａ一つで十 分であり、その一方で、図３ｂにおいて示されるように、並列された二つのボー ド３の場合、把持具１６ｂが使用されなければならない。同様に、図３ｃにおい て示される例において、把持具１６ａ、１６ｂの各々が二つ（又はそれ以上）の より薄い半ボードを保持するために使用される。把持具の寸法及び運搬容量は、 一つ以上のボード（図３ｃは二つを示す）が同時にＦ１方向に引かれる又はＦ方 向に押されることを可能とするようなものである。 他方で、図３ｄ〜３ｆは、一つの大きなパネル３の異なる寸法に応じて異なっ て配置されるプッシャ６上の把持具を示す。さらに、パネル等が予め切断される （図３ｄ）ことが可能となるように、把持具は、長手方向（図３ｅ、３ｆ）及び 横方向の両方に、パネル又は堆積パネルの寸法に最も適した位置に配置されると いうことを認 識すべきである。 本発明のさらなる特徴は、拾い上げ要素１６の少なくとも一つ、図２における 拾い上げ要素１６１は、プッシャ６に関して横方向、Ｈ方向にだけでなく、前方 及び反転送り方向両方Ｋに移動することができる。以下により詳細に記載されて いるように、異なる位置に拾い上げ要素を移動させることができる構造的な理由 のために、拾い上げ要素１６１は、好ましくは横梁６の下に配置される。拾い上 げ要素は、第二ガイド１５ａによってＨ方向に、同様の第三ガイド１５ｂによっ てＫ方向に移動し、各々は対応する公知の種類の３８ａ及び３８ｂとして通常表 される駆動ユニットを有する。 Ｋ方向に制御された移動をすることができる一つ以上の拾い上げ要素１６１が あり、この場合、各拾い上げ要素１６１には、拾い上げ要素が他の拾い上げ要素 と独立して移動することを可能とする駆動手段を備えなければならない。 図２は、拾い上げ要素１６の一つ以上、この場合では拾い上げ要素１６は、第 四のガイド部１５に沿って垂直方向Ｚに移動し、駆動手段３９によって作動され る。それは、関連している把持具が水平テーブルから上昇せしめられることがで き、パネルを触れることなく機械加工されるパネル又は堆積パネル上方を移動す ることによって、プッシャの横梁は準備できた収縮位置に戻ることができるとい うことを意味する。この特徴は以下により詳細に記載されることができる。 拾い上げ要素１６の前方移動及び戻り移動は、三つの軸線Ｈ、Ｋ及びＺに沿っ た横方向及び垂直方向の移動と同様に、全ての機械軸を駆動する従来のコンピュ ータ化されたコントローラユニット（図示せず）によって制御される。 以上に記載された機械によって得られることができる異なる作動 配置は、図４の略図によって記載される。 図４ａ〜４ｆにおいて、パネル鋸機械の工程サイクルは、前から、すなわち、 操作者側ＯＰから、パネル（又は、堆積パネル、今後は便利さのため単にパネル と呼ぶ）の装填をする一つの長手方向の切断軸を認識する。把持具（図４参照） は、右側零線ＤＸを基準として、パネルの長さに沿ってＨ方向に規則的に離間さ れるように所定位置に移動せしめられ、一旦、把持具がパネルを把持すると、プ ッシャはＦ１方向に後退する。図４ｂにおいて、プッシャの横梁は、第一トリミ ング切断Ｔ１、第二横方向トリミング切断（少なくとも一つ）Ｔ２及び最終トリ ミング切断Ｔ３（図４ｃ参照）のためにパネルをＦ方向に押す。図４ｄにおいて 、操作者ＯＰがパネルの切断によって生じるボードを回転させた後、プッシャは Ｆ１方向に後退し、把持具がボードを保持するために、今回左側線ＳＸが基準と される新しい位置へ移動する（この例において、二つのボードがある）。プッシ ャ（図４ｅ参照）はボードを第一トリミング切断Ｔ４へ押し、次いで図４ｆを参 照して、Ｆ方向に前方に移動し続け、少なくとも一つの横方向切断Ｔ５がなされ 、しかしながら、この場合において、把持具の中の一つ以上（この図において、 把持具１６１だけ）が、Ｆ方向に移動し続けるプッシャの横梁６に関する異なる 位置を可能とするようにＫ方向に移動しなければならない。 図４ｇ〜４ｒにおいて示されている工程サイクルは、この場合では独立した回 転装置Ｒを有する、一つの横方向切断軸を有するパネル鋸機械と、前からすなわ ち操作者側ＯＰから装填するパネルについて再び言及する。把持具（図４ｇ参照 ）は、右側零線ＤＸを参照して、パネルの長さに沿ってＨで規則的に離間される ように所定位置に移動せしめられ、一旦、把持具１６はパネルを保持すると、プ ッシャはＦ１方向に後退する。図４ｈにおいて、プッシャは、プリ セット０、回転ＰＴに応じてパネルを配置し、プッシャは少々後退し、把持具は 上昇する。回転装置Ｒ（実際には関節接合された把持具）はここで操作するよう になり、この例で示される装置Ｒは、軸線Ｆ１に沿って移動するリニアタイプで あり、位置決め基準要素Ｂ１（実際には反対のローラ）と組み合わせて、パネル を９０°回転させる（図４ｊ参照）。回転装置Ｒ及び基準要素Ｂ１の組み合わさ れた移動の間、プッシャ及び把持具は、それらがパネルの短い側をつかむことを 可能とする新しい位置に移動する。プッシャは前方に移動し（図４ｊ参照）、把 持具は、パネルの短い側付近でパネルを保持し、プッシャは、トリミングのため に及び次いでプレカットのためにパネルをまず配置し、その後、把持具１６２は 上昇し（図４１参照）、その一方で、外側の右側把持具１６及びプッシャは、プ レカットされたボード（又はボード）をつかんでＦ１方向に引くことができるよ うに、左側零位置ＳＸに移動する。同時に、Ｆ方向に移動する回転装置Ｒ及び位 置決め基準要素Ｂ１は、再びパネルを自由に回転させる。サイクルが続いて、把 持具１６が左側零線ＳＸに位置し、プッシャ（図４ｍ参照）は、プレカットボー ドをＦ１方向に後退させ、切断線を通過させ、要求されているように横方向に切 断されるようにＦ方向に再び前方に引く。全ての横方向切断が完了した時、今ま で使用された把持具１６もＨから、それが、以前回転せしめられたパネルの主部 をつかむことができる位置へ移動する。全ての要素が適切な位置にある時、プッ シャは、右側零線ＤＸを基準として、必要とされる横方向切断がなされることを 可能とするようにＦ方向に前進する。種々の異なるボードがエアクッションテー ブルに最後に到達し、その後、把持具及びプッシャは、反対の左側ＳＸで参照さ れる拾い上げ位置に移動する。図４ｑにおいて、把持具はＨ方向に横方向にある 位置に移動し、その位置から切断線を通 過してボードを引き戻すために把持具がボードをつかむことができるということ を認識する。最後に、図４ｒにおいて示されるように、プッシャは前方に移動し 、その一方で、特別に備えられた把持具１６１は、軸線Ｋに沿って前進又は後退 して、パネルの端部から異なる距離にある切断線に沿って横方向の切断がなされ ることを可能とする。 図４ｓ〜４ｄ１に示されている工程サイクルは、一つの横方向切断軸を有する パネル鋸機械、この場合において、エアクッションテーブルの反対側に位置する 装填機ＣＡ（又は装填プラットフォーム）について再び言及する。図４ｓにおい て、パネル全体がパネル鋸の上流に位置し、Ｆ方向に移送され（図４ｔ参照）、 回転装置Ｒ（選択的）及び基準要素Ｂ１によって、長手方向及び横方向両方に０ ＰＴで整列される。次に、（図４ｕ参照）把持具がＺ方向に上昇し、プッシャは Ｆ１方向に位置し、回転されるパネルを待つ。右側零線ＤＸ（図４ｖ参照）を基 準とした把持具は、パネルが回転せしめられてプッシャがＦ方向に前進した後に 、パネルを停止させる。この後、パネルはエアクッションテーブル上で回転せし められる。この段階で使用されていない把持具は、Ｚ方向に上昇する把持具１６ ２であり、次のボードの切断のために使用される把持具１６は、左側零ＳＸを基 準としてＨ方向に移動する。図４ｙにおいて、パネルは再び回転され、同時に、 プッシャは左側零ＳＸを基準としてＦ１方向に後退し、プレカットボードを切断 線を通過させる。プッシャはこの段階において再びボードを位置決めし、このボ ードはＴ１０において横方向に切断されることができる。図４ａ１において、プ ッシャ及び把持具は、（Ｆ方向及びＨ方向にそれぞれ）移動して、右側零ＤＸを 基準としてパネルの主部をつかみ、横方向の切断Ｔ１１をする。次に（図４ｂ１ 参照）、このように切断されたボードは 、エアクッションテーブル上で操作者によって９０°回転され、その一方でプッ シャ及び把持具は、左側基準領域ＳＸに後退しボードをつかむ。最後に（図４ｃ １及び４ｄ１参照）、プッシャは、後退して切断線を通過してボードを運搬し、 把持具１６１がＫ方向に沿って移動する前でなく、横方向切断のためにボードを 再び位置決めするためにＦ方向に前進し、同時に二つ（又はそれ以上）のボード がプッシャ６に関して異なる長さに切断されることを可能とする。 図５ａ〜５ｕは、互いに直角である二つの切断軸７及び７ａ、前者が長手方向 の切断軸であり後者が横方向切断軸である、切断軸を有する角度方向のパネル鋸 機械を示す。鋸機械の長手方向部分は、把持具１６と、装填テーブルＣＡと、零 基準線ＳＸ（パネルの送り方向が鋸機械角度と一致する角度を形成するので、左 にあると述べられ、それは左側にある）と、切断送り方向Ｆとを有するプッシャ ６を有する。鋸機械の横方向部分は、把持具１６ｔ及び１６１ｔ、零基準線ＳＸ ｔ及び切断送り方向Ｆ２（図５ａ参照）を有するプッシャ６ａを有する。 Ｆ方向（図５参照）に送られた後、第一パネル及び堆積パネルは、回転装置Ｒ 及び基準要素Ｂ１のために、０ＰＴ位置（選択的に）へプッシャ６によって押さ れ、その一方で、第二パネル３ａが装填機ＣＡ上で準備ができている。パネルが 回転され（図５ｃ参照）、その一方で、プッシャ６は、パネルの回転と干渉しな いように、把持具１６２をＺ方向に上昇させて後退する。次いで（図５ｄ参照） 、把持具１６及び１６２は、パネル３の短い側の長さに適合するようにＨ方向に 移動して位置する。それゆえ、把持具１６及び１６２はＨ方向及びＺ方向に移送 することができなければならない。次の段階（図５ｅ参照）において、プッシャ ６は、切断軸７に沿ってパネルがボードＳ１に切断されることを可能とするよう にＦ方向に移 動する。次いで、ボードＳ１はすぐに横方向部分の把持具１６ｔ及び１６１ｔに よって把持され、ボードＳ１は、第二の切断線７ａに向かってＦ２方向に移動し 、この配置において、把持具１６ｔは、好ましくは、必然ではないが、Ｈ方向及 びＺ方向の両方に、鋸機械全体の切断及び操作要求に応じてそれらの全て又はい くつかが移動し（Ｈ及びＫはプッシャの横梁に沿った移動方向及び横梁に垂直な 移動方向である）、その一方で、他の把持具１６１ｔはＨ方向だけでなくＫ方向 に移動することができる。図５ｆにおいて、横梁６ａはボードＳ１を所定位置に 移動させ、把持具１６１ｔは、要求に応じて異なる長さにボードを切断すること ができるように、ボードに関してＫ方向に移動し、パネル３の残りの部分は、再 び回転し、横梁が収縮せしめられて関連把持具１６がＺ方向に上昇せしめられる 。図５ｇは、ボードＳ１が横梁６ａによって位置決めされ、その一方でボードＳ ２へのさらなる切断７（図５ｈを参照）のためにプッシャ６がパネル３をＦ方向 に再び前進させる。この場合において、四つのボードＳ２が示され、それゆえ（ 図５ｉにおいてよりよく見られることができるように）一つの把持具１６ｔ及び 二つの把持具１６１ｔが使用される。これら把持具は、異なる長さへの横方向の 切断のためにボードを位置決めし、その一方で今回１６０ｔで表される使用され ない把持具が軸線７ａの切断ストロークの範囲外の横方向端部に位置決めされる 把持具である。図５ｈを再び参照すると、装填しないでＦ３方向に戻る間におけ る横梁６ａが示される。この場合において、ボードＳ２によって占められる領域 を垂直方向に「おおう」把持具１６ｔは、下のボードと干渉しないようにＺ方向 に上昇し、その一方で、空転する残りの把持具１６０ｔは一方側に位置決めされ る。使用される把持具１６０ｔ（及び１６ｔ）の数及び横梁６ａの長さは、作動 幅Ｌ５及び過剰移動Ｌ６の幅に応じて計 算される。同様に、横梁６は、所定位置に移動し、灰色の比較的に軽い陰におい て示されている次のパネル又は堆積パネル３ａをつかむ。以上に述べられたよう に、図５ｉは四つのボードＳ２が一つの把持具１６ｔによって保持され、ボード はＨ方向に二つの把持具１６１ｔによって移動し、把持具はＨ方向及びＫ方向に 移動し、これらの少なくとも一つは同時に二つ以上のボードを保持することがで き、横梁６ａの一方側に三つの把持具１６０ｔが空転している様子を示す。図５ ｉは、連続するパネルが完全に異なるパターンに応じて切断切断されることがで きるのでボードＳ２と幅が異なるボードＳ３にさらに分割されるように７におい て横方向に切断されるということをさらに示す。図５ｊにおいて、横梁６ａは、 装填しないで再びＦ３方向に戻り、把持具１６ｔがボードＳ３の上方に上昇され 、把持具１６０ｔが横梁６ａの一方側で空転位置にある。その間に、次のパネル ３ｂが横梁６によって操作される。図５ｋにおいて、切断軸７ａがボードＳ３上 で作動し、二つの把持具１６ｔは第一ボード、（比較的に大きなボード）保持し 、一つのみの把持具１６１ｔは他の二つのボード（比較的に薄いボード）を保持 する。この間に、パネル３ｂは７において横方向に鋸引きされる。 図５ｌ〜５ｕは、並列された二つの異なるパネル３ｈ、３ｋを操作することが できるように、Ｈ方向及びＫ方向の両方に移動することができる少なくとも一つ の把持具１６１を有する長手方向部分の横梁６が一つだけ描かれているのと同じ ように作動する二つの軸線を有する機械を示す。図５ｍにおいて、二つの把持具 １６及び１６１がパネル３ｈをＦ方向に、パネル３ｈを複数のボードＳ４に分割 する切断軸７に向けて押し、パネルは横梁６ａに移送される。今、自由な横梁６ は他のパネル３ｋを拾い上げることができる。図５ｏにおいて、ボードＳ４が最 終軸７ａに直角に切断される間、パネル ３ｋはボードＳ５に横方向に切断される。この間、他のパネル３ｍ、３ｎは機械 に送られる。図５ｐにおいて、ボードＳ５が横方向に切断される間、パネル３ｍ が機械の横方向部分のテーブル上で９０。回転される。図５ｑにおいて、ボード Ｓ５は横方向に異なる長さに切断され、パネル３ｍはボードＳ６に切断され、パ ネル３ｎは横梁６によって拾い上げられる。他のパネル３ｐ（すでに二つのボー ドに切断された）及び３ｑは装填テーブルから送られる。次に、図５ｒにおいて 示されるように、ボードＳ６が最終の横方向切断線に近づく間、パネル３ｎが長 手方向にボードＳ７へ切断され、横梁６は二ボードパネル３ｐを長手方向切断線 ７へ移送する。図５ｓにおいて示されるように、ボードＳ７は異なる長さに横方 向に切断され、パネル３ｐは長手方向に７において異なる幅のボードへ切断され る。最後に、図５ｕは、切断された後に機械から送られる二ボードパネル３ｐを 示し、その一方でパネル３ｑが切断線７に送られる。 こうして、一つ以上の拾い上げ要素１６の制御された移動により、機械は、パ ネルが縁対縁で配置されても、一つの切断操作においてパネルを異なる長さのボ ードに切断することができる。この概念は、Ｋ方向に前後に移動することができ る、今回右側にある、基準線ＲＦに最も近い少なくとも一つの拾い上げ要素１６ ａを備えたパネル鋸機械の操作サイクルにおける六つの段階を示す図６ａ〜６ｆ によってさらに明確にされる。 図６ａ〜６ｆを参照すると、番号６は移動可能なプッシャを示し、７は鋸装置 を示し、７−７は切断軸を示し、３ａ及び３ｂは、異なる幅で等しい全長さを有 して（それらは同じ最初のパネルからもたらされたので）、異なる寸法の最終部 品４０及び４１それぞれを形成するために異なる線に沿って横方向に切断される 二つのパネルを示す。これらの図面において、パネル上の点線は、パネルがそれ に沿って鋸で引かれる線を示す。図面は、長さの異なるボード４０及び４１を明 確に示す。右側パネル上のボード４１、左側パネル上のボード４０より短い。各 パネルについて部品４０又は４１の高い番号又は低い番号は、基準線ＲＦに関し て逆にされることができる。図６ａは、二つのパネル３ａ及び３ｂがそれに沿っ て切断される線は一致しないということを特に示す。 パネル切断サイクルにおける第一段階（図６ａ）は、トリミング切断のために 所定位置にパネルを移動させるようにプッシャ６を駆動することである。トリミ ングは必ずしも必要とされない。 第二切断（図６ｂ）がパネルになされるために、プッシャ６は前方に移動せし められ、同時に右側パネル３ｂが、二つのパネルの切断線が一致するように、関 連拾い上げ要素１６ａによってプッシャ６に関して後方に移動する。 第三切断（図６ｃ）のために、右側パネルがさらに後退し、第四切断（図６ｄ ）のために再びさらに後退する。 第五切断操作（図６ｅ）は、右側パネル３ｂにのみ適用され、この操作がなさ れるために、右側パネルは前方に移動しなければならず、その一方で、プッシャ ６及びそれゆえ左側パネル３ａを同じ位置で維持する。 第六及び最終切断（図６ｆ）が最初の三つの切断と同じようになされる。 それゆえ、プッシャ及び拾い上げ要素の長手方向、横方向及び垂直方向の移動 を適切に組み合わせてプログラムすることによって、同時に並列に配置された二 つ以上のパネルを、寸法の異なる（長さ及び幅の両方）多数のボードにパネルを 切断する鋸に送ることが可能であるということは明白であり、比較的に少数の切 断操作を使用してかなりの量の時間を節約する。 本発明の目的は、プッシャの横梁は単に受動的な操作手段でなく、自動化され たシステムの一部分を形成し、自動化されたシステムの本質的な部分、特に、拾 い上げ要素は、パネル又はボードの寸法及び種類に自動的に調節するという事実 によって実現される。実に、各拾い上げ要素は、横梁の軸線に平行な線、横梁の 軸線に直角な線及び垂直な線に移動することができる自動化された（robotized ）装置としてみなされることができ、これら三つの全ての制御された移動は、同 時に全拾い上げ要素へ必ず適用されるわけではなく、装置の配置と関連した要求 に依存して、拾い上げ要素の一つから一つ以上の各々は他の拾い上げ要素と独立 している。 本発明のさらなる別の特徴は、極端に簡単でありかつ以下のように作用する回 転装置の使用である。 プッシャはパネル（又は堆積）をプリセット位置へ移動させる。 把持具が開く。 プッシャが少し後退する。 回転要素Ｒは、パネルの角部を把持し、回転要素の関節接合された取付のた めに、Ｆ１方向に直角な線方向に移動する基準要素Ｂ１と組み合わせて作用する Ｆ１方向の直線に長手方向に移動することによって、パネルを回転させる。 この操作中、プッシャは、パネルの寸法に関して画定されるプリセット位置 へ移動する。 もしプレカットがなされた後にパネルが再び回転されなければならないならば 、以下のようにこれがなされなければならない。 プッシャはＦ１方向に後退し、その一方で、プリセット位置にパネルの残り の部分を移動させるようにパネルを保持する。 把持具は開放する。 プッシャが少し後退する。 回転要素Ｒは、パネルの角部を把持し、回転要素の関節接合された取付がピ ボットとして作用し、基準要素Ｂ１が前方向及び反転方向Ｆ、Ｆ１に直角な線方 向にパネルを押すことによってパネルを回転するのを待つ。 基準要素Ｂ１と同期して回転要素がＦ方向に移動し、９０°の回転を完了す る。 記載された本発明は、以下に請求された本発明の概念の範囲から逸れることな く、構造及び応用の詳細において多数の修正を受けることができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．切断される少なくとも一つのパネル（３０；３ａ、３ｂ）を支持する水平 テーブル（５）と、鋸装置（７；７ａ）及び／又は回転装置（Ｒ）に送るように 、送り方向（Ｆ；Ｆ２）又は前記送り方向（Ｆ；Ｆ２）の反対方向（Ｆ１；Ｆ３ ）に前記テーブルに沿って前記パネルを押すように形成された少なくとも一つの 移動可能な装置（６；６ａ）とを具備し、前記鋸装置（７；７ａ）が、前記パネ ル（３０；３ａ、３ｂ）を前記送り方向（Ｆ；Ｆ２）に直角な方向に二つ又は二 つ以上のより小さなボード（３１；４ａ、４ｂ）に切断するように形成され、前 記移動可能な装置（６；６ａ）は、前記パネルが鋸で引かれる間に前記パネルの 後縁部を所定位置で保持する少なくとも一つの拾い上げ要素（１６）を備えたパ ネル鋸機械において、前記拾い上げ要素（１６）は、駆動手段（３６）が前記拾 い上げ要素（１６）を前記送り方向（Ｆ；Ｆ２）に直角に水平方向（Ｈ）に移動 させるように、前記移動可能な装置（６；６ａ）上に取り付けられていることを 特徴とするパネル鋸機械。 ２．前記拾い上げ要素（１６）は、前記移動可能な装置（６；６ａ）と一体で ありかつ前記送り方向（Ｆ；Ｆ２）に直角であるガイド部（１５）内で摺動する ことを特徴とする請求項１に記載の鋸機械。 ３．前記移動可能な装置（６；６ａ）には、前記送り方向（Ｆ；Ｆ２）に直角 に水平方向（Ｈ）に並列に取り付けられた前記拾い上げ要素（１６）の二つ以上 が備えられ、これらの拾い上げ要素の少なくとも一つが、前記拾い上げ要素が方 向（Ｈ）に移動することができるように前記移動可能な装置（６；６ａ）上に取 り付けられることを特徴とする請求項１に記載の鋸機械。 ４．前記拾い上げ要素の少なくとも一つの拾い上げ要素（１６１）は、駆動手 段（３８）が前記移動可能な装置（６；６ａ）自身に関して両方向（Ｋ）に送り 方向（Ｆ；Ｆ２）に前記拾い上げ要素を移動させることができるように前記移動 可能な装置（６；６ａ）上に取り付けられていることを特徴とする請求項３に記 載の鋸機械。 ５．前記移動可能な装置（６；６ａ）には、前記送り方向（Ｆ；Ｆ２）に直角 に水平方向（Ｈ）に並列されて取り付けられた前記拾い上げ要素（１６、１６１ ）の二つ以上が備えられ、前記拾い上げ要素の少なくとも一つの拾い上げ要素（ １６）が、前記拾い上げ要素（１６）が前記送り方向（Ｆ；Ｆ２）に直角な方向 （Ｈ）に移動することができるように前記移動可能な装置（６；６ａ）上に取り 付けられ、少なくとも一つの拾い上げ要素（１６１）が、駆動手段（３８）が前 記移動可能な装置自身に関して両方向（Ｋ）に送り方向（Ｆ；Ｆ２）に前記拾い 上げ要素（１６１）を移動させることができるように前記移動可能な装置（６； ６ａ）上に取り付けられていることを特徴とする請求項１に記載の鋸機械。 ６．前記移動可能な装置（６；６ａ）には、前記送り方向（Ｆ；Ｆ２）に直角 に水平方向（Ｈ）に並列されて取り付けられた前記拾い上げ要素（１６、１６１ 、１６２）の二つ以上が備えられ、前記拾い上げ要素の少なくとも一つの拾い上 げ要素（１６）が、前記拾い上げ要素（１６）は前記送り方向（Ｆ；Ｆ２）に直 角な方向（Ｈ）に移動することができるように前記移動可能な装置（６；６ａ） 上に取り付けられ、少なくとも一つの拾い上げ要素（１６１）が、駆動手段（３ ８）が前記移動可能な装置自身に関して両方向（Ｋ）に送り方向（Ｆ；Ｆ２）に 前記拾い上げ要素（１６１）を移動させることができるように前記移動可能な装 置（６；６ａ）上に取り付けられ、少なくとも一つの拾い上げ要素（１６２）が 、駆動手段（ ３９）が前記拾い上げ要素（１６２）を垂直方向（Ｚ）に上方及び下方に移動さ せることができるように前記移動可能な装置（６；６ａ）上に取り付けられるこ とを特徴とする請求項１に記載の鋸機械。 ７．前記移動可能な装置（６）は、一つの長手方向切断軸（７）を有するパネ ル鋸機械の一部分を形成し、前記送り方向（Ｆ）に直角に水平方向（Ｈ）に並列 して配置された前記拾い上げ要素（１６、１６１）の二つ以上を備え、前記拾い 上げ要素（１６；１６１）の中の少なくとも一つは、前記拾い上げ要素が方向（ Ｈ）に移動することができるように前記移動可能な装置（６）上に取り付けられ ることを特徴とする請求項１に記載の鋸機械。 ８．前記拾い上げ要素の中の少なくとも一つの拾い上げ要素（１６１）は、駆 動手段（３８）が前記移動可能な装置自身に関して両方向（Ｋ）に前記送り方向 （Ｆ）に前記拾い上げ要素（１６１）を移動させることができるように前記移動 可能装置（６）上に取り付けられることを特徴とする請求項７に記載の鋸機械。 ９．前記移動可能な装置（６）には、前記送り方向（Ｆ）に直角に水平方向（ Ｈ）に並列されて取り付けられた前記拾い上げ要素（１６、１６１）の二つ以上 が備えられ、前記拾い上げ要素の少なくとも一つの拾い上げ要素（１６）が、前 記拾い上げ要素（１６）が前記送り方向（Ｆ）に直角な方向（Ｈ）に移動するこ とができるように前記移動可能な装置（６）上に取り付けられ、少なくとも一つ の拾い上げ要素（１６１）が、駆動手段（３８）が前記移動可能な装置（６）自 身に関して両方向（Ｋ）に送り方向（Ｆ）に前記拾い上げ要素（１６１）を移動 させることができるように前記移動可能な装置（６）上に取り付けられているこ とを特徴とする請求項７に記載の鋸機械。 １０．前記移動可能な装置（６）には、前記送り方向（Ｆ）に直角に水平方向 （Ｈ）に並列されて取り付けられた前記拾い上げ要素（１６、１６１、１６２） の二つ以上が備えられ、前記拾い上げ要素の少なくとも一つの拾い上げ要素（１ ６）が、前記拾い上げ要素（１６）は前記送り方向（Ｆ）に直角な方向（Ｈ）に 移動することができるように前記移動可能な装置（６）上に取り付けられ、少な くとも一つの拾い上げ要素（１６１）が、駆動手段（３８）が前記移動可能な装 置自身に関して両方向（Ｋ）に送り方向（Ｆ）に前記拾い上げ要素（１６１）を 移動させることができるように前記移動可能な装置（６）上に取り付けられ、少 なくとも一つの拾い上げ要素（１６２）が、駆動手段（３９）が前記拾い上げ要 素（１６２）を垂直方向（Ｚ）に上方及び下方に移動させることができるように 前記移動可能な装置（６）上に取り付けられることを特徴とする請求項７に記載 の鋸機械。 １１．前記移動可能な装置（６、６ａ）は、二つの切断軸、それぞれ移動可能 な装置（６）及び（６ａ）に関連する長手方向切断軸（７）及び横方向切断軸（ ７ａ）を有するパネル鋸機械の一部分を形成し、前記切断軸の各々は、前記送り 方向（Ｆ）及び（Ｆ２）それぞれに直角に水平方向（Ｈ）に並列して配置された 前記拾い上げ要素（１６、１６１）の二つ以上を備え、各移動可能な装置の前記 拾い上げ要素（１６；１６１）の中の少なくとも一つは、前記拾い上げ要素が方 向（Ｈ）に移動することができるように各前記移動可能な装置（６；６ａ）上に 取り付けられることを特徴とする請求項１に記載の鋸機械。 １２．各移動可能な装置（６；６ａ）上の前記拾い上げ要素の中の少なくとも 一つの拾い上げ要素（１６１）は、駆動手段（３８）が前記移動可能な装置自身 に関して両方向（Ｋ）に前記送り方向（ Ｆ；Ｆ２）に前記拾い上げ要素（１６１）を移動させることができるように、各 前記移動可能装置（６）上に取り付けられることを特徴とする請求項１１に記載 の鋸機械。 １３．各移動可能な装置（６；６ａ）には、前記送り方向（Ｆ；Ｆ２）に直角 に水平方向（Ｈ）に並列されて取り付けられた前記拾い上げ要素（１６、１６１ ）の二つ以上が備えられ、前記拾い上げ要素の少なくとも一つの拾い上げ要素（ １６）が、前記拾い上げ要素（１６）が前記送り方向（Ｆ；Ｆ２）に直角な方向 （Ｈ）に移動することができるように前記移動可能な装置（６；６ａ）上に取り 付けられ、少なくとも一つの拾い上げ要素（１６１）が、駆動手段（３８）が前 記移動可能な装置（６）自身に関して両方向（Ｋ）に送り方向（Ｆ）に前記拾い 上げ要素（１６１）を移動させることができるように前記移動可能な装置（６； ６ａ）上に取り付けられていることを特徴とする請求項１１に記載の鋸機械。 １４．各移動可能な装置（６；６ａ）には、前記送り方向（Ｆ；Ｆ２）に直角 に水平方向（Ｈ）に並列されて取り付けられた前記拾い上げ要素（１６、１６１ 、１６２）の二つ以上が備えられ、前記拾い上げ要素の少なくとも一つの拾い上 げ要素（１６）が、前記拾い上げ要素（１６）は前記送り方向（Ｆ；Ｆ２）に直 角な方向（Ｈ）に水平方向（Ｈ）に移動することができるように前記移動可能な 装置（６；６ａ）上に取り付けられ、少なくとも一つの拾い上げ要素（１６１） が、駆動手段（３８）が前記移動可能な装置自身に関して両方向（Ｋ）に送り方 向（Ｆ；Ｆ２）に前記拾い上げ要素（１６１）を移動させることができるように 前記移動可能な装置（６；６ａ）上に取り付けられ、少なくとも一つの拾い上げ 要素（１６２）が、駆動手段（３９）が前記拾い上げ要素（１６２）を垂直方向 （Ｚ）に上方及び下方に移動させることができるように前記移動可 能な装置（６；６ａ）上に取り付けられることを特徴とする請求項１１に記載の 鋸機械。 １５．切断される少なくとも一対のパネル（３ａ、３ｂ、．．．３ｎ）を支持 する水平テーブル（５）と、パネル（３ａ、３ｂ、．．．３ｎ）を送り方向（Ｆ ；Ｆ２）に直角な方向に二つ以上のより小さなボード（４０、４１、．．．４Ｎ ）に切断するように形成された鋸装置（７；７ａ）を送るように、送り方向（Ｆ ；Ｆ２）に前記テーブルに沿って前記パネルを押すように形成された移動可能な 装置（６；６ａ）とを具備し、前記移動可能な装置（６；６ａ）は、前記パネル が鋸で引かれている間、各パネルの後縁部を所定位置で保持する少なくとも二つ の拾い上げ要素（１６ａ、１６ｂ、．．．１６ｎ）を備えているパネル鋸機械に おいてパネルを切断する方法において、前記方法は、 それを実施するために使用される拾い上げ要素（１６ａ、１６ｂ、．．．１６ ｎ）が、前記拾い上げ要素（１６ａ、１６ｂ、．．．１６ｎ）の全て、必要なら ば一つを除いて、が前記送り方向（Ｆ；Ｆ２）に直角に垂直方向（Ｈ）に駆動手 段（３６）によって移動せしめられることができるように前記移動可能な装置（ ６；６ａ）上に取り付けられており、 前記拾い上げ要素（１６ｂ、．．．１６ｎ−１）の少なくとも一つが、駆動手 段（３８）が前記移動可能な装置に関して両方向（Ｋ）に送り方向（Ｆ；Ｆ２） に前記拾い上げ要素（１６ｂ、．．．１６ｎ−１）を移動させることができるよ うに取り付けられ、 各パネル（３ａ、３ｂ、．．．３ｎ）は、拾い上げ要素（１６ａ、１６ｂ、． ．．１６ｎ）によって拾い上げられ、前記拾い上げ要素（１６ｂ、．．．１６ｎ −１）は、前記パネル（３ａ、３ｂ、．．．３ｎ）がそれに沿って切断されなけ ればならない線が前記パネ ル（３ａ、３ｂ、．．．３ｎ）が前記鋸装置（７；７ａ）へ送られる前に整列さ れるために前記パネル（３ａ、３ｂ、．．．３ｎ）を位置決めするように、前記 移動可能な装置に関して両方向（Ｋ）に送り方向（Ｆ；Ｆ２）に移動せしめられ るということを特徴とするパネル鋸機械においてパネルを切断する方法。 １６．それを実施するために使用される拾い上げ要素（１６ａ、１６ｂ、．． ．１６ｎ）が、前記拾い上げ要素（１６ａ、１６ｂ、．．．１６ｎ）の全て、必 要ならば一つを除いて、が前記送り方向（Ｆ；Ｆ２）に直角に垂直方向（Ｈ）に 駆動手段（３６）によって移動せしめられることができるように前記移動可能な 装置（６；６ａ）上に取り付けられており、 前記拾い上げ要素（１６ｂ、．．．１６ｎ−１）の少なくとも一つが、駆動手 段（３８）が前記移動可能な装置に関して両方向（Ｋ）に送り方向（Ｆ；Ｆ２） に前記拾い上げ要素（１６ｂ、．．．１６ｎ−１）を移動させることができるよ うに取り付けられ、 前記拾い上げ要素（１６ｂ、．．．１６ｎ−１）の少なくとも一つが、駆動手 段（３９）が前記前記拾い上げ要素（１６ｂ、．．．１６ｎ−１）の少なくとも 一つを垂直方向（Ｚ）に移動させることができるように取り付けられ、 前記移動は、前記移動可能な装置（６；６ａ）が前方送り方向（Ｆ；Ｆ２）の 反対方向に戻って前記水平テーブル（５）上に配置されたパネルを通過すること を可能にし、前記拾い上げ要素のいくつかの拾い上げ要素（１６２）は、前記パ ネルと干渉しないように前記軸線（Ｚ）に沿って所定の高さへ上昇し、前記拾い 上げ要素のいくつかの拾い上げ要素（１６１）は、前記パネルによって占められ る領域の外側の横方向位置に水平な方向（Ｈ）に横方向に移動することを特徴と する請求項１５に記載の方法。