JP2002094365A - 出力バッファ回路 - Google Patents

出力バッファ回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低電圧で動作が可能で、伝播遅延時間が小さ
く高速動作に適した、プレエンファシス機能を有する出
力バッファ回路とその制御方式を提供すること。 【解決手段】 第1のバッファB1は、ソース電極が高
位の電源VDDに接続された第1のPチャネル電界効果
トランジスタP1と、ソース電極が低位の電源VSSに
接続された第1のNチャネル電界効果トランジスタN1
とからなり、第2のバッファB2は、ソース電極がVD
Dに接続された第2のPチャネル電界効果トランジスタ
P2と、ソース電極がVSSに接続された第2のNチャ
ネル電界効果トランジスタN2とからなる。Pチャネル
電界効果トランジスタP1の駆動能力は、Nチャネル電
界効果トランジスタN2の駆動能力より大きく、Nチャ
ネル電界効果トランジスタN1の駆動能力はPチャネル
電界効果トランジスタP2の駆動能力より大きく設定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置に搭載され、半導体集積回路装置の内部で処理された
論理情報を適切な論理信号に変換して装置外部に送出す
る出力バッファ回路に関し、特に伝送線路の減衰量に応
じて送出側であらかじめ適切な波形強調を行う機能(プ
レエンファシス機能)を有する出力バッファ回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、分布定数回路として振る舞う伝送
線路に論理信号を送出するための出力バッファ回路とし
て、伝送線路上での信号の減衰量に応じて信号波形を強
調するいわゆるプレエンファシス機能を有するものがあ
る。この種の出力バッファ回路は、一般的にカレントモ
ード型回路(電流量で表された信号を取り扱う回路)に
より実現されるが、このカレントモード型回路は、その
構成上の理由から低い電源電圧での動作には不利であ
る。
【0003】しかしながら、近年における半導体集積回
路の微細加工技術の進展に伴い、動作電圧低下による低
消費電力化が進み、より低い電源電圧でより高速に動作
することが要求されている。この要請に応えるための従
来技術として、例えば、特開2000−68816号公
報に開示された技術が知られている。この従来技術に係
る出力バッファ回路は、図6に示す出力段と図示しない
制御回路とによって構成される。ここで、この出力段
は、第1のインピーダンス回路なるNチャネル電界効果
トランジスタN11,N13,N15を高電位電源VD
Dと出力端子との間に接続し、第2のインピーダンス回
路なるNチャネル電界効果トランジスタN12,N1
4,N16を出力端子と低電位電源VSSとの間に接続
している。
【0004】ここで、第1のインピーダンス回路をなす
Nチャネル電界効果トランジスタN11,N13,N1
5のゲート電極には、制御信号A1,A2,A3が与え
られ、第2のインピーダンス回路をなすNチャネル電界
効果トランジスタN12,N14,N16のゲート電極
には、制御信号A1,A2,A3をインバータINV1
1,INV12,INV13により反転された信号が与
えられる。そして、第1のインピーダンス回路と第2の
インピーダンス回路とのインピーダンス比が少なくとも
3つの異なる所定の値のいずれかになるように、かつ、
第1のインピーダンス回路のコンダクタンスと第2のイ
ンピーダンス回路のコンダクタンスの総和が前記インピ
ーダンス比に依存しないように、第1および第2のイン
ピーダンス回路の各電界効果トランジスタの導通が制御
される。これにより、プレエンファシス量によらず出力
インピーダンスを所望の値(一定値)にほぼ保つことが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来技
術では、一般的なカレントモード型回路に比べて、より
低い電源電圧にて動作可能ではあるが、第1および第2
のインピーダンス回路を構成する各電界効果トランジス
タの導通を制御するための制御回路を必要とする。この
制御回路は、送出すべきデータ自体を用いて論理積(A
ND)や論理和(OR)等の論理演算を行うことでプレ
エンファシス処理に必要とされる制御信号A3,A2,
A1を生成するものであるため、出力バッファ回路の入
力部から出力部までの伝播遅延時間が大きくなり、その
間に電源ノイズや電圧変動の影響を受け易く、ジッタが
増大するため、高速動作が制限されるという問題があ
る。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、プレエンファシス機能を有しながらも、低電源電圧
で動作すると共に、入力部から出力部までの伝播遅延時
間が短い出力バッファ回路を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は以下の構成を有する。すなわち、本発明
は、プレエンファシス機能を有し、分布定数回路として
振る舞う伝送線路に論理信号を送出するための出力バッ
ファ回路において、前記伝送線路に送出すべき論理信号
の論理値を与える第1の論理信号を入力して前記伝送線
路を駆動する第1のバッファ(例えば後述する第1のバ
ッファB1に相当する構成要素)と、前記第1の論理信
号に対して所定の論理関係を有する第2の論理信号を入
力し、前記第1のバッファと協調して前記伝送線路を駆
動する第2のバッファ(例えば後述する第2のバッファ
B2に相当する構成要素)とを備え、前記第2のバッフ
ァの出力インピーダンスは、前記伝送線路での信号の減
衰量が改善される限度において前記第1のバッファの出
力インピーダンスよりも高く設定されたことを特徴とす
る。また、前記出力バッファ回路において、前記第2の
バッファは、プレエンファシス機能の要否に応じて活性
状態が制御される1または2以上のトライステート型バ
ッファ(例えば後述するトライステート型バッファB2
0,B21,B22に相当する構成要素)からなること
を特徴とする。
【0008】前記出力バッファ回路において、前記第1
のバッファは、電流経路が高位の電源と出力端子との間
に接続されてゲート電極が第1の入力端子に接続された
第1のPチャネル電界効果トランジスタと、電流経路が
低位の電源と前記出力端子との間に接続されてゲート電
極が前記第1の入力端子に接続された第1のNチャネル
電界効果トランジスタとを備え、前記第2のバッファ
は、電流経路が高位の電源と前記出力端子との間に接続
されてゲート電極が第2の入力端子に接続された第2の
Pチャネル電界効果トランジスタと、電流経路が低位の
電源と前記出力端子との間に接続されてゲート電極が前
記第2の入力端子に接続された第2のNチャネル電界効
果トランジスタとを備え、前記第1のPチャネル電界効
果トランジスタの駆動能力は、前記第2のNチャネル電
界効果トランジスタの駆動能力より大きく、前記第1の
Nチャネル電界効果トランジスタの駆動能力は、前記第
2のPチャネル電界効果トランジスタの駆動能力より大
きく設定されたことを特徴とする。
【0009】前記出力バッファ回路において、前記第1
のバッファは、電流経路が高位の電源と出力端子との間
に接続されてゲート電極が第1の入力端子に接続された
第1のPチャネル電界効果トランジスタと、電流経路が
低位の電源と前記出力端子との間に接続されてゲート電
極が前記第1の入力端子に接続された第1のNチャネル
電界効果トランジスタとを備え、前記第2のバッファ
は、電流経路が高位の電源と前記出力端子との間に接続
されてゲート電極が第2の入力端子に接続された第2の
Pチャネル電界効果トランジスタと、電流経路が低位の
電源と前記出力端子との間に接続されてゲート電極が前
記第2の入力端子に接続された第2のNチャネル電界効
果トランジスタと、電流経路が前記第2のPチャネル電
界効果トランジスタと直列に接続されてプレエンファシ
ス処理の要否に応じて導通状態が制御される第3のPチ
ャネル電界効果トランジスタと、電流経路が前記第2の
Nチャネル電界効果トランジスタと直列に接続されて前
記第3のPチャネル電界効果トランジスタと同時的に導
通制御される第3のNチャネル電界効果トランジスタと
を有するトライステート型バッファを備え、前記第1の
Pチャネル電界効果トランジスタの駆動能力は、前記第
2および第3のNチャネル電界効果トランジスタからな
る直列回路の駆動能力より大きく設定され、前記第1の
Nチャネル電界効果トランジスタの駆動能力は、前記第
2および第3のPチャネル電界効果トランジスタからな
る直列回路の駆動能力より大きく設定されたことを特徴
とする。
【0010】前記出力バッファ回路において、前記第1
のバッファは、電流経路が高位の電源と出力端子との間
に接続されてゲート電極が第1の入力端子に接続された
第1のPチャネル電界効果トランジスタと、電流経路が
低位の電源と前記出力端子との間に接続されてゲート電
極が前記第1の入力端子に接続された第1のNチャネル
電界効果トランジスタとを備え、前記第2のバッファ
は、電流経路が高位の電源と前記出力端子との間に接続
されてゲート電極が第2の入力端子に接続された第2の
Pチャネル電界効果トランジスタと、電流経路が低位の
電源と前記出力端子との間に接続されてゲート電極が前
記第2の入力端子に接続された第2のNチャネル電界効
果トランジスタと、電流経路が前記第2のPチャネル電
界効果トランジスタと直列に接続されてプレエンファシ
ス処理の要否に応じて導通状態が制御される第3のPチ
ャネル電界効果トランジスタと、電流経路が前記第2の
Nチャネル電界効果トランジスタと直列に接続されて前
記第3のPチャネル電界効果トランジスタと同時的に導
通制御される第3のNチャネル電界効果トランジスタと
を有する複数のトライステート型バッファを備え、前記
第1のPチャネル電界効果トランジスタの駆動能力は、
前記複数のトライステート型バッファがそれぞれ備える
前記第2および第3のNチャネル電界効果トランジスタ
からなる直列回路の駆動能力の和より大きく設定され、
前記第1のNチャネル電界効果トランジスタの駆動能力
は、前記複数のトライステート型バッファがそれぞれ備
える前記第2および第3のPチャネル電界効果トランジ
スタからなる直列回路の駆動能力の和より大きく設定さ
れたことを特徴とする。
【0011】前記出力バッファ回路において、前記第2
の論理信号は、遅くとも前記第1の論理信号の遷移時
に、該第1の論理信号が遷移する直前に前記第1のバッ
ファから出力されていた論理信号の論理値とは反対の論
理値を有することを特徴とする。前記出力バッファ回路
において、前記伝送線路は、終端電源に接続された終端
抵抗により終端処理されたことを特徴とする。前記出力
バッファ回路において、前記伝送線路は、高位の電源に
接続された第1の終端抵抗と、低位の電源に接続された
第2の終端抵抗とにより終端処理されたことを特徴とす
る。
【0012】前記出力バッファ回路において、前記第1
のバッファの出力インピーダンスを前記伝送線路の特性
インピーダンスに整合させたことを特徴とする。前記出
力バッファ回路において、前記第2のバッファは、前記
伝送線路での論理信号の減衰量が大きく前記プレエンフ
ァシス処理が必要とされる場合に活性状態とされ、前記
伝送線路の減衰量が小さく前記プレエンファシス処理が
不要とされる場合に非活性状態とされることを特徴とす
る。前記出力バッファ回路において、前記第2のバッフ
ァは、テスト時に非活性状態とされることを特徴とす
る。前記出力バッファ回路において、前記複数のトライ
ステート型バッファのうちの第n番目(n:2以上の整
数)のものは、第n−1番目のものに対し約2分の1倍
の駆動能力を有することを特徴とする出力バッファ回
路。
【0013】前記出力バッファ回路において、前記複数
のトライステート型バッファの活性状態は、プレエンフ
ァシス量を表すバイナリ符号に基づき制御されることを
特徴とする。前記出力バッファ回路において、前記複数
のトライステート型バッファは、前記伝送線路の減衰量
に応じて選択的に活性状態が制御されることを特徴とす
る。前記出力バッファ回路において、前記第2のバッフ
ァは、テスト時に前記プレエンファシス量が最小となる
ように活性状態が制御されることを特徴とする。
【0014】以下、本発明の主な作用を説明する。本発
明に係る出力バッファ回路は、送出すべき信号系列に対
応する第1の論理信号を第1の入力端子を介して入力
し、この第1の論理信号と所定の論理関係を有する第2
の論理信号(例えば、送出すべき第1の論理信号の信号
系列を1ビット遅らせかつ反転した信号系列)を第2の
入力端子を介して入力する。ここで、第2のバッファ
は、第1のバッファと協調して伝送線路を駆動する。例
えば、第1の論理信号と第2の論理信号の論理値が同じ
場合、第1および第2のバッファは、同一の論理値を有
する論理信号を出力する。このとき、第2のバッファの
出力インピーダンスは、伝送線路での信号の減衰量が改
善されるように設定されているので、見かけ上、この出
力バッファ回路の出力インピーダンスが有効に低下し
(駆動能力が増加し)、エンファシスされた電圧(例え
ば、図2に示すVoh1、Vol1)を有する論理信号
が出力される。
【0015】また、例えば、第1の論理信号と第2の論
理信号の論理値が異なる場合、第2のバッファは、第1
のバッファが出力する論理値とは反対の論理値を有する
論理信号を出力する。このとき、第2のバッファの出力
インピーダンスは、第1のバッファの出力インピーダン
スよりも高く設定されているので、第1のバッファから
出力される論理信号の論理値は維持される。この結果、
見かけ上、この出力バッファ回路の出力インピーダンス
が増加し(駆動能力が低下し)、ディエンファシス(非
強調)された電圧(例えば、図2に示すVoh2、Vo
l2)を有する論理信号が出力される(図2参照)。
【0016】以上のように、送出すべき第1の論理信号
の論理値が変化する場合は送出される論理信号の波形が
強調され、また、論理値が変化せずに同一の論理値を維
持する場合は波形が強調されず(非強調され)、伝送線
路に送出される論理信号の電圧が、次の信号変化に備え
て論理しきい値電圧(VTT)に近づく。従って、本発
明によれば、送出すべき第1の論理信号の送信波形の高
周波成分が増強され、損失の大きい(すなわち長いまた
は細い)ケーブルやプレント基板の配線などの伝送線路
を通過した後に得られる受信信号の波形のいわゆる「ア
イ開口(eye-pattern)」が改善されるという効果があ
る。従って、プレエンファシス機能を持たない出力バッ
ファ回路と比べて、より細いケーブルでより長い距離を
高いビットレートで伝送可能になる。
【0017】また、CMOS型回路構成を基本としてい
るので、カレントモード型の回路構成に比べてより低い
電源電圧での動作が可能となる。さらに、プレエンファ
シス動作の制御を行う上で、第1および第2の論理信号
などの入力信号に対して論理積(AND)や論理和(O
R)などの論理演算を必要としないので、入力部から出
力部までの伝播遅延時間が低減され、したがって高速動
作に適しているという効果も得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の第1ないし第3の実施の形態を順に説明する。 <第1の実施の形態>図1に、この発明の第1の実施の
形態に係る出力バッファ回路の構成を示す。この出力バ
ッファ回路は、プレエンファシス機能を有し、分布定数
回路として振る舞う伝送線路Lに論理信号を送出するた
めのものであって、カレントビット入力端子TA、反転
プレビット入力端子TB、第1の入力端子TIN1、第
2の入力端子TIN2、インバータINV1、インバー
タINV2、第1のバッファB1、第2のバッファB
2、出力端子TOUT、および受信側の受信端子TRV
に接続された終端抵抗Rtから構成される。この伝送線
路Lの始端は、この出力バッファ回路の出力端子TOU
Tに接続され、その終端は受信側の受信端子TRVに接
続される。
【0019】ここで、インバータINV1は、伝送線路
Lに送出すべき論理信号と同一の論理値を有するカレン
トビット信号S01をカレントビット入力端子TAを介
して入力し、この反転信号を第1の論理信号S1として
出力するものである。この第1の論理信号S1は、伝送
線路Lに送出すべき論理信号の論理値を与えるものであ
って、第1の入力端子TIN1を介して第1のバッファ
B1の入力部に与えられる。第1のバッファB1は、こ
の第1の論理信号S1を入力して伝送線路Lを駆動する
ものである。
【0020】インバータINV2は、プレエンファシス
およびディエンファシスを指定するための反転プレビッ
ト信号を反転プレビット入力端子TBを介して入力し、
この反転信号を第2の論理信号S2として出力するもの
である。この反転プレビット信号と上述のカレントビッ
ト信号は、伝送線路Lに送出される論理信号の波形に対
してプレエンファシスまたはディエンファシスが行われ
るような論理関係を有するものとして予め生成される。
これら反転プレビット信号およびカレントビット信号
は、第1の論理信号S1と第2の論理信号S2との間の
所定の論理関係、すなわち伝送線路Lに送出される論理
信号の波形に対してプレエンファシスまたはディエンフ
ァシスが行われるような論理関係を与える。この実施の
形態では、第2の論理信号S2は、遅くとも第1の論理
信号S1の遷移時に、この第1の論理信号が遷移する直
前に第1のバッファB1から出力されていた論理信号の
論理値とは反対の論理値を有する。
【0021】第2の論理信号S2は、第2の入力端子T
IN2を介して第2のバッファB2の入力部に与えられ
る。第2のバッファB2は、第1の論理信号S1に対し
て上述の所定の論理関係を有する第2の論理信号S2を
入力し、第1のバッファB1と協調して伝送線路Lを駆
動するものである。第2のバッファB2の出力インピー
ダンスは、伝送線路Lでの信号の減衰量が改善される限
度において第1のバッファB1の出力インピーダンスよ
りも高く設定される。
【0022】以下、詳細に、この出力バッファ回路の構
成を説明する。この出力バッファ回路において、第1の
バッファB1は、第1のPチャネル電界効果トランジス
タP1および第1のNチャネル電界効果トランジスタN
1からなるCMOSインバータとして構成される。この
第1のPチャネル電界効果トランジスタP1の電流経路
は、高位の電源VDDと出力端子TOUTとの間に接続
され、そのゲート電極は第1の入力端子TIN1に接続
される。また第1のNチャネル電界効果トランジスタN
1の電流経路は、低位の電源VSSと出力端子TOUT
との間に接続され、そのゲート電極は第1の入力端子T
IN1に接続される。
【0023】第2のバッファB2は、第2のPチャネル
電界効果トランジスタP2および第2のNチャネル電界
効果トランジスタN2からなるCMOSインバータとし
て構成される。この第2のPチャネル電界効果トランジ
スタP2の電流経路は、高位の電源VDDと出力端子T
OUTとの間に接続され、そのゲート電極は第2の入力
端子TIN2に接続される。また第2のNチャネル電界
効果トランジスタN2の電流経路は、低位の電源VSS
と出力端子TOUTとの間に接続され、そのゲート電極
は第2の入力端子TIN2に接続される。ここで、上述
の第1のPチャネル電界効果トランジスタP1の駆動能
力(例えばオン抵抗の小ささで表される量)は、第2の
Nチャネル電界効果トランジスタN2の駆動能力より大
きく、かつ、第1のNチャネル電界効果トランジスタN
1の駆動能力は、第2のPチャネル電界効果トランジス
タP2の駆動能力より大きく設定されている。
【0024】さらに、具体的に説明する。第1のバッフ
ァB1において、第1のPチャネル電界効果トランジス
タP1のソース電極は高位の電源VDDに接続され、第
1のNチャネル電界効果トランジスタN1のソース電極
は低位の電源VSSに接続され、これらのドレイン電極
は出力端子TOUTに接続されている。一方、第2のバ
ッファB2において、第2のPチャネル電界効果トラン
ジスタP2のソース電極は高位の電源VDDに接続さ
れ、第2のNチャネル電界効果トランジスタN2のソー
ス電極は低位の電源VSSに接続され、これらのドレイ
ン電極は、上述の出力端子TOUTに接続されている。
第1のPチャネル電界効果トランジスタP1および第1
のNチャネル電界効果トランジスタN1のゲート電極は
第1の入力端子TIN1に共通接続され、第2のPチャ
ネル電界効果トランジスタP2および第2のNチャネル
電界効果トランジスタN2のゲート電極は第2の入力端
子TIN2に共通接続される。
【0025】出力端子TOUTは、伝送線路Lの始端に
接続される。この伝送線路Lの終端、すなわち受信側の
受信端子TRVは、その特性インピーダンスに整合する
終端抵抗を介して終端電源VTTに接続される。ただ
し、高位の電源VDDと低位の電源VSSと終端電源V
TTは、下式(1)の関係を有するものとする。 VDD > VTT > VSS ・・・(1) なお、この実施の形態では、終端電圧は、論理値0と論
理値1との境界を与える論理しきい値に等しいものとす
る。したがって、伝送線路L上の論理信号は、終端電圧
VTTを境とし、その論理値に応じて高い電圧または低
い電圧となる。
【0026】以下、第1の実施の形態1の動作を説明す
る。まず、プレエンファシス動作について、図2に示す
タイミング波形を参照して説明する。この波形例では、
カレントビット信号として信号系列「00110100
0」を図示しない回路系から入力する。一方、反転プレ
ビット信号として、カレントビット信号の信号系列を1
ビット遅らせ、かつ反転した信号系列「1110010
11」を入力する。
【0027】カレントビット信号と反転プレビット信号
がともに論理値1の場合、第1のPチャネル電界効果ト
ランジスタP1と第2のPチャネル電界効果トランジス
タP2がオンし、第1のNチャネル電界効果トランジス
タN1と第2のNチャネル電界効果トランジスタN2が
オフする。この結果、送出すべき論理信号の論理値1の
波形に対してプレエンファシスが行われる。この場合、
キルヒホッフの法則を適用して、エンファシス時のハイ
レベルの出力電圧(Voh1)は下式(2)で表わされ
る。 Voh1 = VTT+(VDD-VTT)Rt/{Rt+(Rp1//Rp2)} ・・・(2) ここで、Rtは終端抵抗、Rp1は第1のPチャネル電
界効果トランジスタP1のオン抵抗、Rp2は第2のP
チャネル電界効果トランジスタP2のオン抵抗を表わ
す。
【0028】一方、カレントビット信号と反転プレビッ
ト信号がともに論理値0の場合は、第1のPチャネル電
界効果トランジスタP1と第2のPチャネル電界効果ト
ランジスタP2がオフし、第1のNチャネル電界効果ト
ランジスタN1と第2のNチャネル電界効果トランジス
タN2がオンする。この結果、送出すべき論理信号の論
理値0の波形に対してプレエンファシスが行われる。こ
の場合、キルヒホッフの法則を適用して、エンファシス
時のロウレベル出力電圧(Vol1)は下式(3)で表
わされる。 Vol1 = VTT-(VTT-VSS)Rt/{Rt+(Rn1//Rn2)} ・・・(3) ここで、Rn1は第1のNチャネル電界効果トランジス
タN1のオン抵抗、Rn2は第2のNチャネル電界効果
トランジスタN2のオン抵抗を表わす。
【0029】他方、カレントビット信号が論理値1で、
反転プレビット信号が論理値0の場合、第1のPチャネ
ル電界効果トランジスタP1と第2のNチャネル電界効
果トランジスタN2がオンし、第1のNチャネル電界効
果トランジスタN1と第2のPチャネル電界効果トラン
ジスタP2がオフする。この結果、送出すべき論理信号
の論理値1の波形に対してディエンファシスが行われ
る。この場合、キルヒホッフの法則を適用して、ディエ
ンファシス時のハイレベル出力電圧(Voh2)は下式
(4)で表わされる。 Voh2 = VTT+{Rn2(VDD-VTT)-Rp1(VTT-VSS)}Rt/(Rp1・Rn2+Rn2・Rt+Rt・Rp1) ・・・(4)
【0030】ただし、Voh2が論理しきい値である終
端電源VTTより高い電圧となることを保証するため
に、第1のPチャネル電界効果トランジスタP1の駆動
能力を第2のNチャネル電界効果トランジスタN2の駆
動能力より大きく設定する必要がある。すなわち、下式
(5)の関係を満足する必要がある。 Rp1 < Rn2 ・・・(5 )
【0031】他方、カレントビット信号が論理値0で、
反転プレビット信号が論理値1の場合、第1のPチャネ
ル電界効果トランジスタP1と第2のNチャネル電界効
果トランジスタN2がオフし、第1のNチャネル電界効
果トランジスタN1と第2のPチャネル電界効果トラン
ジスタP2がオンする。この結果、送出すべき論理信号
の論理値0の波形に対してディエンファシスが行われ
る。この場合、キルヒホッフの法則を適用して、ディエ
ンファシス時のロウレベル出力電圧Vol2は下式
(6)で表わされる。 Vol2 = VTT-{Rp2(VTT-VSS)-Rn1(VDD-VTT)}Rt/(Rn1・Rp2+Rp2・Rt+Rt・Rn1) ・・・(6)
【0032】ただし、ロウレベル出力電圧Vol2が論
理しきい値である終端電圧VTTより低い電圧となるこ
とを保証するために、第1のNチャネル電界効果トラン
ジスタN1の駆動能力を第2のPチャネル電界効果トラ
ンジスタP2の駆動能力より大きく設定する必要があ
る。すなわち、下式(7)の関係を満足する必要があ
る。 Rn1 < Rp2 ・・・(7)
【0033】ここで、上述のハイレベル出力電圧Voh
1,Voh2およびロウレベル出力電圧Vol1,Vo
l2の一例を示す。例えば、 VDD = 1.5V,VSS = 0V, VTT = 0.75V Rt = 50Ω, Rp1 = 50Ω,Rn1 = 50Ω,Rp2 = 100Ω,R
n2 = 100Ω とすると、 Voh1 = 1.2V(プレエンファシスされたハイレベル出力
電圧) Voh2 = 0.9V(ディエンファシスされたハイレベル出力
電圧) Vol1 = 0.3V(プレエンファシスされたロウレベル出力
電圧) Vol2 = 0.6V(ディエンファシスされたロウレベル出力
電圧) という4種類の出力電圧が得られる。
【0034】このように、カレントビット信号の論理値
が0から1に変化する場合は、ハイレベル出力電圧Vo
h1が出力されて論理値1の波形が強調される(エンフ
ァシス動作)。一方、カレントビット信号の論理値が1
を維持する場合は、ハイレベル出力電圧Voh2が出力
されて論理しきい値を与える終端電源VTTにあらかじ
め近づき、次の信号変化(論理値が1から0への変化)
に備える(ディエンファシス動作)。また、カレントビ
ット信号の論理値が1から0に変化する場合は、ロウレ
ベル出力電圧Vol1が出力されて論理値0の波形が強
調される(エンファシス動作)。一方、カレントビット
信号の論理値が0を維持する場合は、ロウレベル出力電
圧Vol2が出力されて論理しきい値を与える終端電源
VTTにあらかじめ近づき、次の信号変化(論理値が0
から1への変化)に備える(ディエンファシス動作)。
【0035】従って、第1の実施の形態によれば、伝送
される信号に減衰が生じるプレント基板上の配線やケー
ブルなどの伝送線路を通過した後では、伝送線路の受信
信号電圧振幅変動と受信信号タイミング変動とを考慮し
た正常受信領域を示すいわゆる「アイ開口(eye-patter
n)」が改善され、より高いビットレートでより遠い距離
まで信号を伝送することが可能となる。また、この実施
の形態は、基本的にCMOS型回路構成であるから、従
来のカレントモード型回路構成に比べてより低い電源電
圧での動作が可能となる。また、エンファシス機能のオ
ン/オフを切り替えるための信号変化を検出する排他的
論理和ゲート等を信号経路に挿入する必要がないので、
カレントビット入力端子TAから出力端子TOUTまで
の素子数が2段と少なく、信号伝播時間が短くなる。ま
た、第1のPチャネル電界効果トランジスタP1のオン
抵抗Rp1と第1のNチャネル電界効果トランジスタN
1のオン抵抗Rn1をともに伝送線路Lの特性インピー
ダンスに整合させておけば、送信側での信号反射を抑制
することが可能となる。
【0036】なお、上述の第1の実施の形態では、終端
電源VTTを適用した終端方式を採用したが、これに限
定されることなく、この伝送線路の終端方式として、図
3に示すように、いわゆるテブナンの定理を適用した終
端方式を用いてもよい。この場合、特性インピーダンス
の2倍の抵抗値を有する1対の終端抵抗Rt1,Rt2
が高位の電源VDDと低位の電源VSSとの間に必要と
なるが、終端のための特別な終端電源VTTが不要とな
り、1電源化が可能となる。
【0037】<第2の実施の形態>以下、第2の実施の
形態を説明する。第2の実施の形態の基本構成は、上述
の第1の実施の形態と共通するが、本実施の形態では、
プレエンファシス機能の活性状態(イネーブル/ディス
エーブル)の制御を可能としている。その構成を図4に
示す。この出力バッファ回路は、上述の図1に示す第1
の実施の形態に係る構成において、第2のバッファB2
に代えて、プレエンファシス機能の要否に応じて活性状
態が制御されるトライステート型バッファB20と、活
性状態を制御するための制御信号TSを反転させるイン
バータINV3とを備える。
【0038】以下、構成を詳細に説明する。なお、イン
バータINV1、第1のバッファB1、伝送路L、終端
抵抗Rtについては、上述の第1の実施の形態と同様で
あり、その説明を省略する。図4において、トライステ
ート型バッファB20は、高位の電源VDDと低位の電
源VSSとの間に電流経路が直列接続された第2のPチ
ャネル電界効果トランジスタP2と、第3のPチャネル
電界効果トランジスタP3と、第2のNチャネル電界効
果トランジスタN2と、第3のNチャネル電界効果トラ
ンジスタN3とから構成される。
【0039】第2のPチャネル電界効果トランジスタP
2の電流経路は高位の電源VDDと出力端子TOUTと
の間に接続され、そのゲート電極は第2の入力端子TI
N2に接続される。第2のNチャネル電界効果トランジ
スタN2の電流経路は低位の電源VSSと出力端子TO
UTとの間に接続され、そのゲート電極は第2の入力端
子TIN2に接続される。第3のPチャネル電界効果ト
ランジスタP3の電流経路は第2のPチャネル電界効果
トランジスタP2と直列に接続され、第3のNチャネル
電界効果トランジスタN3の電流経路は第2のNチャネ
ル電界効果トランジスタN2と直列に接続される。
【0040】ここで、第1のPチャネル電界効果トラン
ジスタP1の駆動能力は、第2のNチャネル電界効果ト
ランジスタN2および第3のNチャネル電界効果トラン
ジスタN3からなる直列回路の駆動能力より大きく設定
される。また、第1のNチャネル電界効果トランジスタ
N1の駆動能力は、第2のPチャネル電界効果トランジ
スタP2および第3のPチャネル電界効果トランジスタ
P3からなる直列回路の駆動能力より大きく設定され
る。
【0041】第3のPチャネル電界効果トランジスタP
3のゲート電極には、制御入力端子TSを介して入力さ
れる制御信号SCの反転信号がインバータINV3から
与えられ、第3のNチャネル電界効果トランジスタN3
のゲート電極には、制御信号SCがそのまま与えられ
る。これら第3のPチャネル電界効果トランジスタP3
および第3のNチャネル電界効果トランジスタN3の導
通状態は、制御信号SCに基づきプレエンファシス処理
の要否に応じて同時的に制御される。
【0042】以下、この第2の実施の形態の動作を説明
する。制御入力端子TSに制御信号SCとして論理値1
を入力した場合、第3のPチャネル電界効果トランジス
タP3と第3のNチャネル電界効果トランジスタN3が
ともにオンするので、トライステート型バッファB20
は、イネーブル状態となり、上述の第1の実施の形態に
係る第2のバッファB2と同様に機能する。したがって
この場合、第1の実施の形態に係る出力バッファ回路と
基本的には同様に動作する。
【0043】ただし、第1の実施例に係るオン抵抗Rp
2は、本実施の形態では、第2のPチャネル電界効果ト
ランジスタP2のオン抵抗Rp2と第3のPチャネル電
界効果トランジスタP3のオン抵抗Rp3との和に相当
する。同様に第1の実施の形態に係るオン抵抗でRn2
は、本実施例では第2のNチャネル電界効果トランジス
タN2のオン抵抗Rn2と第3のNチャネル電界効果ト
ランジスタN3のオン抵抗Rn3との和に相当する。
【0044】他方、制御入力端子TSに制御信号SCと
して論理値0を入力した場合、第2のPチャネル電界効
果トランジスタP2と第2のNチャネル電界効果トラン
ジスタN2は、高位の電源VDDと低位の電源VSSと
から切り離され、その出力部はハイインピーダンス状態
になる。従ってこの場合、第1のPチャネル電界効果ト
ランジスタP1と第1のNチャネル電界効果トランジス
タN1とから見ると、トライステート型バッファB20
の第2のPチャネル電界効果トランジスタP2と第2の
Nチャネル電界効果トランジスタN2は単なる容量性の
負荷として振る舞い、第1のバッファB1から出力され
る論理信号の波形に対してプレエンファシスおよびディ
エンファシスの何れも行われない。すなわち、プレエン
ファシス機能がディスエーブル状態となる。
【0045】このように、この第2の実施の形態では、
伝送線路Lでの信号の減衰量が大きくプレエンファシス
処理が必要とされる場合には、制御信号SCの論理値を
1としてプレエンファシス機能をイネーブルとし、伝送
線路Lでの信号の減衰量が小さくプレエンファシス処理
が不要とされる場合には、制御信号SCの論理値を0と
してプレエンファシス機能をディスエーブルとすること
により、信号の減衰量が大きい場合と小さい場合の両方
に単一の出力バッファ回路で対応することが可能とな
る。
【0046】ここで、信号の減衰量が小さな伝送線路を
駆動する場合は、伝送線路の不連続に起因する信号反射
を抑制することが重要な課題となるが、本実施の形態に
おいて第1のPチャネル電界効果トランジスタP1のオ
ン抵抗Rp1と第1のNチャネル電界効果トランジスタ
N1のオン抵抗Rn1をともに伝送線路Lの特性インピ
ーダンスに整合させればこれを解決できる。このとき、
第2のPチャネル電界効果トランジスタP2と第2のN
チャネル電界効果トランジスタN2は、上述のように容
量性負荷となるため、出力波形のスルーレートを減少さ
せる働きをし、これにより信号反射が一層抑制されると
いう特有の効果もある。
【0047】さらに、この出力バッファ回路を搭載した
半導体集積回路(LSI)のテスト時においては、プレ
エンファシス機能をディスエーブルとすることで、出力
バッファ回路の内部のリーク電流を遮断することがで
き、半導体集積回路のテスト項目の一つである電流リー
クテスト(IDDQ)を可能ならしめるという効果もあ
る。なお、伝送線路Lの終端方式としては、前述のとお
り、いわゆるテブナンの定理を適用した終端方式を用い
てもよい。
【0048】<第3の実施の形態>以下、第3の実施の
形態を説明する。図5に、本発明の第3の実施の形態に
係る出力バッファ回路の構成を示す。本実施の形態で
は、上述の図4に示す第2の実施の形態に係る構成にお
いて、さらに、インバータINV4とトライステート型
バッファB21を備える。換言すれば、この第3の実施
の形態に係る出力バッファ回路は、前述の図1に示す第
1の実施の形態に係る構成において、第2のバッファB
2に代えて、プレエンファシス機能の要否に応じて活性
状態が制御される複数のトライステート型バッファB2
0,B21を備えたものと言える。この実施の形態で
は、第2番目のトライステート型バッファB21は、第
1番目のトライステート型バッファB20に対し約2分
の1倍の駆動能力を有する。これらのトライステート型
バッファは、伝送線路の減衰量に応じて選択的に活性状
態が制御される。
【0049】以下、構成を詳細に説明する。なお、イン
バータINV1〜INV3、第1のバッファB1、トラ
イステート型バッファB20、伝送路L、終端抵抗Rt
については、上述の図4に示す第2の実施の形態と同様
であり、その説明を省略する。ただし、図4に示す制御
入力端子TSを制御入力端子TS1とし、制御信号SC
を制御信号SC1とする。図5において、トライステー
ト型バッファB21は、図4に示すトライステート型バ
ッファB20と同様に構成される。すなわち、トライス
テート型バッファB21は、高位の電源VDDと低位の
電源VSSとの間に電流経路が直列接続されたPチャネ
ル電界効果トランジスタP4,P5と、Nチャネル電界
効果トランジスタN4,N5とから構成される。
【0050】Pチャネル電界効果トランジスタP4の電
流経路は高位の電源VDDと出力端子TOUTとの間に
接続され、そのゲート電極は入力端子TIN2に接続さ
れる。Nチャネル電界効果トランジスタN4の電流経路
は低位の電源VSSと出力端子TOUTとの間に接続さ
れ、そのゲート電極は入力端子TIN2に接続される。
Pチャネル電界効果トランジスタP5の電流経路はPチ
ャネル電界効果トランジスタP4と直列に接続され、N
チャネル電界効果トランジスタN5の電流経路はNチャ
ネル電界効果トランジスタN4と直列に接続される。
【0051】ここで、Pチャネル電界効果トランジスタ
P1の駆動能力は、Nチャネル電界効果トランジスタP
2,P3からなる直列回路の駆動能力とNチャネル電界
効果トランジスタP4,P5からなる直列回路の駆動能
力との和より大きく設定される。また、Nチャネル電界
効果トランジスタN1の駆動能力は、Pチャネル電界効
果トランジスタP2,P3からなる直列回路の駆動能力
と、Pチャネル電界効果トランジスタP4,P5からな
る直列回路の駆動能力との和より大きく設定される。
【0052】Pチャネル電界効果トランジスタP5のゲ
ート電極には、制御入力端子TS2を介して入力される
制御信号SC2の反転信号がインバータINV4から与
えられ、Nチャネル電界効果トランジスタN5のゲート
電極には、制御信号SC2がそのまま与えられる。これ
らPチャネル電界効果トランジスタP5およびNチャネ
ル電界効果トランジスタN5の導通状態は、制御信号S
C2に基づきプレエンファシス処理の要否に応じて同時
的に制御される。
【0053】以下、この第3の実施の形態の動作を説明
する。この第3の実施の形態では、制御入力端子TS1
と制御入力端子TS2に与える制御信号の論理値の組み
合わせにより、伝送線路Lの減衰量に応じて4種類のエ
ンファシス量(エンファシスしない場合も含む)から最
適な値を選択できる。すなわち、制御入力端子TS1に
論理値1を入力し、制御入力端子TS2に論理値1を入
力した場合、トライステート型バッファB20,B21
の双方のエンファシス機能がイネーブル状態となり、エ
ンファシス量が最大になる。
【0054】一方、制御入力端子TS1に論理値0を入
力し制御入力端子TS2に論理値0を入力した場合、ト
ライステート型バッファB20,B21のエンファシス
機能が何れもディスエーブル状態とされる。また、制御
入力端子TS1,TS2の一方に論理値1を入力し、他
方に論理値0を入力した場合、中間のエンファシス量を
得ることができる。
【0055】ここで、Pチャネル電界効果トランジスタ
P2のゲート幅Wp2とPチャネル電界効果トランジス
タP4のゲート幅Wp4との間、ならびにNチャネル電
界効果トランジスタN2のゲート幅Wn2とNチャネル
電界効果トランジスタN4のゲート幅Wn4との間に2
進の重み付けをしておけば、制御入力端子TS1と制御
入力端子TS2にバイナリ符号を与えることで、4種類
の動作モード(エンファシスなし/エンファシス弱/エ
ンファシス中/エンファシス強)から最適なモードを選
択することができる。この場合、第1番目のトライステ
ート型バッファB20の活性状態は、プレエンファシス
量を表す2ビットのバイナリ符号のMSB情報に基づき
制御され、第2番目のトライステート型バッファB21
の活性状態は、バイナリ符号のLSB情報に基づき制御
される。
【0056】また、適切なPチャネル電界効果トランジ
スタとNチャネル電界効果トランジスタを追加し、n個
(nは3以上の整数)のトライステート型バッファを採
用することにより、この第3の実施の形態に係る構成を
任意のnビットのバイナリ符号によりプレエンファシス
量が制御可能なように拡張できる。る。さらに、トライ
ステート型バッファの活性状態を、テスト時にプレエン
ファシス量が最小となるように制御することにより、こ
のトライステート型バッファを貫通する電流成分を抑制
することができ、例えば電流リークテストなどを精度良
く実施することが可能となる。なお、伝送線路の終端方
式としては、前述のように、いわゆるテブナンの定理を
適用した終端方式を用いてもよい。
【0057】以上、この発明の実施の形態1ないし3を
説明したが、この発明は、これらの実施の形態に限られ
るものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、上述の
第2及び第3の実施の形態では、高位の電源VDDと低
位の電源VSSとの間に2つのPチャネル電界効果トラ
ンジスタと、2つのNチャネル電界効果トランスタを直
列に接続して、トライステート機能を実現するものとし
たが、これに限定されることなく、例えば、Pチャネル
電界効果トランジスタのゲート電極に否定的論理積(N
AND)の出力信号を与え、Nチャネル電界効果トラン
スタのゲート電極に否定的論理和(NOR)の出力信号
を与えて、イネーブル時にはこれらPチャネル電界効果
トランジスタおよびNチャネル電界効果トランジスタを
入力信号に応じて相補的に導通させながら、ディスエー
ブル時には何れも非導通状態に制御するような構成を採
用してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、プレエンファシス機能を有し、分布定数回路として
振る舞う伝送線路に論理信号を送出するための出力バッ
ファ回路において、前記伝送線路に送出すべき論理信号
の論理値を与える第1の論理信号を入力して前記伝送線
路を駆動する第1のバッファと、前記第1の論理信号に
対して所定の論理関係を有する第2の論理信号を入力
し、前記第1のバッファと協調して前記伝送線路を駆動
する第2のバッファとを備え、前記第2のバッファの出
力インピーダンスは、前記伝送線路での信号の減衰量が
改善される限度において前記第1のバッファの出力イン
ピーダンスよりも高く設定されたので、プレエンファシ
ス機能を有しながらも、低電源電圧で動作すると共に、
入力部から出力部までの伝播遅延時間が短く、高速動作
が可能な出力バッファ回路を実現することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係る出力バッファ回路の
構成を示す回路図である。
【図2】 第1の実施の形態に係る出力バッファ回路の
動作を説明するための波形図である。
【図3】 第1の実施の形態に係る出力バッファ回路に
おいて終端方式としてテブナンの定理を適用した場合の
構成例を示す回路図である。
【図4】 第2の実施の形態に係る出力バッファ回路の
構成を示す回路図である。
【図5】 第3の実施の形態に係る出力バッファ回路の
構成を示す回路図である。
【図6】 従来技術に係る出力バッファ回路の構成を示
す回路図である。
【符号の説明】
TA:カレントビット入力端子 TB:反転プレビット入力端子 TS、TS1,TS2:制御端子 TOUT:出力端子 TRV:受信端子 B1:第1のバッファ B2:第2のバッファ B20,B21:トライステート型バッファ P1〜P5: Pチャネル電界効果トランジスタ N1〜N5: Nチャネル電界効果トランジスタ INV1〜INV4: インバータ L:伝送線路 Rt,Rt1,Rt2:終端抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J056 AA04 AA40 BB02 BB18 DD13 DD29 EE11 EE15 FF07 FF09 GG12 5K029 AA11 DD04 GG07 JJ08

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレエンファシス機能を有し、分布定数
    回路として振る舞う伝送線路に論理信号を送出するため
    の出力バッファ回路において、 前記伝送線路に送出すべき論理信号の論理値を与える第
    1の論理信号を入力して前記伝送線路を駆動する第1の
    バッファと、 前記第1の論理信号に対して所定の論理関係を有する第
    2の論理信号を入力し、前記第1のバッファと協調して
    前記伝送線路を駆動する第2のバッファとを備え、 前記第2のバッファの出力インピーダンスは、前記伝送
    線路での信号の減衰量が改善される限度において前記第
    1のバッファの出力インピーダンスよりも高く設定され
    たことを特徴とする出力バッファ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の出力バッファ回路にお
    いて、 前記第2のバッファは、プレエンファシス機能の要否に
    応じて活性状態が制御される1または2以上のトライス
    テート型バッファからなることを特徴とする請求項1に
    記載の出力バッファ回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の出力バッファ回路にお
    いて、 前記第1のバッファは、電流経路が高位の電源と出力端
    子との間に接続されてゲート電極が第1の入力端子に接
    続された第1のPチャネル電界効果トランジスタと、電
    流経路が低位の電源と前記出力端子との間に接続されて
    ゲート電極が前記第1の入力端子に接続された第1のN
    チャネル電界効果トランジスタとを備え、 前記第2のバッファは、電流経路が高位の電源と前記出
    力端子との間に接続されてゲート電極が第2の入力端子
    に接続された第2のPチャネル電界効果トランジスタ
    と、電流経路が低位の電源と前記出力端子との間に接続
    されてゲート電極が前記第2の入力端子に接続された第
    2のNチャネル電界効果トランジスタとを備え、 前記第1のPチャネル電界効果トランジスタの駆動能力
    は、前記第2のNチャネル電界効果トランジスタの駆動
    能力より大きく、前記第1のNチャネル電界効果トラン
    ジスタの駆動能力は、前記第2のPチャネル電界効果ト
    ランジスタの駆動能力より大きく設定されたことを特徴
    とする出力バッファ回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の出力バッファ回路にお
    いて、 前記第1のバッファは、電流経路が高位の電源と出力端
    子との間に接続されてゲート電極が第1の入力端子に接
    続された第1のPチャネル電界効果トランジスタと、電
    流経路が低位の電源と前記出力端子との間に接続されて
    ゲート電極が前記第1の入力端子に接続された第1のN
    チャネル電界効果トランジスタとを備え、 前記第2のバッファは、電流経路が高位の電源と前記出
    力端子との間に接続されてゲート電極が第2の入力端子
    に接続された第2のPチャネル電界効果トランジスタ
    と、電流経路が低位の電源と前記出力端子との間に接続
    されてゲート電極が前記第2の入力端子に接続された第
    2のNチャネル電界効果トランジスタと、電流経路が前
    記第2のPチャネル電界効果トランジスタと直列に接続
    されてプレエンファシス処理の要否に応じて導通状態が
    制御される第3のPチャネル電界効果トランジスタと、
    電流経路が前記第2のNチャネル電界効果トランジスタ
    と直列に接続されて前記第3のPチャネル電界効果トラ
    ンジスタと同時的に導通制御される第3のNチャネル電
    界効果トランジスタとを有するトライステート型バッフ
    ァを備え、 前記第1のPチャネル電界効果トランジスタの駆動能力
    は、前記第2および第3のNチャネル電界効果トランジ
    スタからなる直列回路の駆動能力より大きく設定され、
    前記第1のNチャネル電界効果トランジスタの駆動能力
    は、前記第2および第3のPチャネル電界効果トランジ
    スタからなる直列回路の駆動能力より大きく設定された
    ことを特徴とする出力バッファ回路。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の出力バッファ回路にお
    いて、 前記第1のバッファは、電流経路が高位の電源と出力端
    子との間に接続されてゲート電極が第1の入力端子に接
    続された第1のPチャネル電界効果トランジスタと、電
    流経路が低位の電源と前記出力端子との間に接続されて
    ゲート電極が前記第1の入力端子に接続された第1のN
    チャネル電界効果トランジスタとを備え、 前記第2のバッファは、電流経路が高位の電源と前記出
    力端子との間に接続されてゲート電極が第2の入力端子
    に接続された第2のPチャネル電界効果トランジスタ
    と、電流経路が低位の電源と前記出力端子との間に接続
    されてゲート電極が前記第2の入力端子に接続された第
    2のNチャネル電界効果トランジスタと、電流経路が前
    記第2のPチャネル電界効果トランジスタと直列に接続
    されてプレエンファシス処理の要否に応じて導通状態が
    制御される第3のPチャネル電界効果トランジスタと、
    電流経路が前記第2のNチャネル電界効果トランジスタ
    と直列に接続されて前記第3のPチャネル電界効果トラ
    ンジスタと同時的に導通制御される第3のNチャネル電
    界効果トランジスタとを有する複数のトライステート型
    バッファを備え、 前記第1のPチャネル電界効果トランジスタの駆動能力
    は、前記複数のトライステート型バッファがそれぞれ備
    える前記第2および第3のNチャネル電界効果トランジ
    スタからなる直列回路の駆動能力の和より大きく設定さ
    れ、前記第1のNチャネル電界効果トランジスタの駆動
    能力は、前記複数のトライステート型バッファがそれぞ
    れ備える前記第2および第3のPチャネル電界効果トラ
    ンジスタからなる直列回路の駆動能力の和より大きく設
    定されたことを特徴とする出力バッファ回路。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5の何れかに記載の出力
    バッファ回路において、前記第2の論理信号は、遅くと
    も前記第1の論理信号の遷移時に、該第1の論理信号が
    遷移する直前に前記第1のバッファから出力されていた
    論理信号の論理値とは反対の論理値を有することを特徴
    とする出力バッファ回路。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし5の何れかに記載の出力
    バッファ回路において、前記伝送線路は、終端電源に接
    続された終端抵抗により終端処理されたことを特徴とす
    る出力バッファ回路。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし5の何れかに記載の出力
    バッファ回路において、前記伝送線路は、高位の電源に
    接続された第1の終端抵抗と、低位の電源に接続された
    第2の終端抵抗とにより終端処理されたことを特徴とす
    る出力バッファ回路。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし5の何れかに記載の出力
    バッファ回路において、前記第1のバッファの出力イン
    ピーダンスを前記伝送線路の特性インピーダンスに整合
    させたことを特徴とする出力バッファ回路。
  10. 【請求項10】 請求項2、4、5の何れかに記載の出
    力バッファ回路において、前記第2のバッファは、前記
    伝送線路での論理信号の減衰量が大きく前記プレエンフ
    ァシス処理が必要とされる場合に活性状態とされ、前記
    伝送線路の減衰量が小さく前記プレエンファシス処理が
    不要とされる場合に非活性状態とされることを特徴とす
    る出力バッファ回路。
  11. 【請求項11】 請求項2、4、5の何れかに記載の出
    力バッファ回路において、前記第2のバッファは、テス
    ト時に非活性状態とされることを特徴とする出力バッフ
    ァ回路。
  12. 【請求項12】 請求項5に記載の出力バッファ回路に
    おいて、前記複数のトライステート型バッファのうちの
    第n番目(n:2以上の整数)のものは、第n−1番目
    のものに対し約2分の1倍の駆動能力を有することを特
    徴とする出力バッファ回路。
  13. 【請求項13】 請求項5に記載の出力バッファ回路に
    おいて、前記複数のトライステート型バッファの活性状
    態は、プレエンファシス量を表すバイナリ符号に基づき
    制御されることを特徴とする出力バッファ回路。
  14. 【請求項14】 請求項5に記載の出力バッファ回路に
    おいて、前記複数のトライステート型バッファは、前記
    伝送線路の減衰量に応じて選択的に活性状態が制御され
    ることを特徴とする出力バッファ回路。
  15. 【請求項15】 請求項5に記載の出力バッファ回路に
    おいて、前記第2のバッファは、テスト時に前記プレエ
    ンファシス量が最小となるように活性状態が制御される
    ことを特徴とする出力バッファ回路。
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