JP2978302B2 - 出力バッファ回路 - Google Patents

出力バッファ回路

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JP2978302B2 JP3281520A JP28152091A JP2978302B2 JP 2978302 B2 JP2978302 B2 JP 2978302B2 JP 3281520 A JP3281520 A JP 3281520A JP 28152091 A JP28152091 A JP 28152091A JP 2978302 B2 JP2978302 B2 JP 2978302B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は出力バッファ回路に関
し、特に半導体集積回路装置(LSI)のための出力バ
ッファ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の出力バッファ回路の構成
を示す回路図である。この出力バッファ回路は、Pチャ
ネル型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(以下、
Pチャネル型MOS電界効果トランジスタと称す)およ
びNチャネル型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ
(以下、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタと称
す)を用いた相補型金属酸化膜半導体(以下、CMOS
と称す)集積回路で広く用いられている。
【0003】図10において、出力バッファ回路10
は、第1および第2のCMOSインバータI1,I2を
含む。第1のCMOSインバータI1はPチャネル型M
OS電界効果トランジスタP1およびNチャネル型MO
S電界効果トランジスタN1を含む。第2のCMOSイ
ンバータI2はPチャネル型MOS電界効果トランジス
タP2およびNチャネル型MOS電界効果トランジスタ
N2を含む。
【0004】トランジスタP1は正の電源電位(たとえ
ば+5V)を受ける電源端子Vccと出力ノードO1と
の間に接続され、トランジスタN1は接地電位(0V)
を受ける接地端子Gndと出力ノードO1との間に接続
される。トランジスタP1,N1のゲートは入力端子I
Nに接続される。トランジスタP2は電源端子Vccと
出力端子OUTとの間に接続され、トランジスタN2は
接地端子Gndと出力端子OUTとの間に接続される。
トランジスタP2,N2のゲートは出力ノードO1に接
続される。
【0005】ここで、トランジスタP1,P2の基板
(ソース)は電源端子Vccに接続され、トランジスタ
N1,N2の基板(ソース)は接地端子Gndに接続さ
れている。
【0006】入力端子INは内部回路2に接続される。
内部回路2および出力バッファ回路10は半導体チップ
CH上に形成される。出力端子OUTはパッケージPA
Cの外部リード(外部出力端子)OLにワイヤボンディ
ングされる。外部リードOLは他のLSIの外部素子3
に接続される。
【0007】L1は、アルミニウムワイヤおよびパッケ
ージ内配線に寄生的に付随するインダクタンスを表わし
ている。CLは、外部リードOLと外部素子3との間に
付随する外部負荷容量を表わしており、外部素子3の入
力容量、配線容量およびパッケージPACのパッケージ
容量を含む。
【0008】次に、図11の動作波形図を参照しながら
図10の出力バッファ回路の動作を説明する。
【0009】入力端子INに“H”の入力信号(たとえ
ば+5V)が与えられると、トランジスタP1がカット
オフ状態となり、トランジスタN1がオン状態となる。
これにより、出力ノードO1がトランジスタN1を通じ
て接地端子Gndに短絡され、出力ノードO1の出力信
号が“L”(接地電位)となる。その結果、トランジス
タP2がオン状態となり、トランジスタN2がカットオ
フ状態となる。それにより、出力端子OUTの出力信号
が“H”(+5V)となる。
【0010】逆に、入力端子INに“L”の入力信号
(たとえば0V)が与えられると、トランジスタP1が
オン状態となり、トランジスタN1はカットオフ状態と
なる。それにより、出力ノードO1がトランジスタP1
を通じて電源端子Vccに短絡され、出力ノードO1の
出力信号は“H”(+5V)となる。その結果、トラン
ジスタP2がカットオフ状態となり、トランジスタN2
がオン状態となる。それにより、出力端子OUTの出力
信号が“L”となる。
【0011】このようにして、図11に示すように、入
力端子INに与えられた入力信号が出力バッファ回路1
0の遅延時間だけ遅延され、出力端子OUTに、入力信
号と同極性の出力信号が得られる。
【0012】図11において縦軸は電圧を表わし、横軸
は時間を表わし、INは入力端子INにおける入力信号
の波形を表わし、OUTは出力端子OUTにおける出力
信号の波形を表わしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の出力バッ
ファ回路における第1および第2のCMOSインバータ
I1,I2の伝播遅延時間は、主として回路の浮遊容
量、次段のゲートの入力容量等により形成される負荷容
量(出力容量)CLの充放電時間によって決定される。
その充放電時間は出力容量CLの値とトランジスタP2
またはトランジスタN2のオン抵抗値との積に比例す
る。
【0014】したがって、出力容量CLの値を一定と仮
定すれば、第2のCMOSインバータI2の遅延時間
は、トランジスタP2またはトランジスタN2のオン抵
抗値によって決定される。
【0015】大電流を駆動するような出力バッファ回路
では、トランジスタP2またはトランジスタN2のオン
抵抗値を小さく設計する必要がある。そのため、出力バ
ッファ回路の出力容量CLの充電時間または放電時間、
すなわち出力電圧の立上がり時間または立下がり時間が
短くなり、出力電圧波形の立上がりまたは立下がりが急
峻となる。
【0016】出力端子OUTには、出力容量CLの他
に、インダクタンスL1が付加され、かつ出力バッファ
回路10のインピーダンスが外部回路のインピーダンス
と整合されていないので、立下がり時の出力波形にアン
ダシュートが生じ、立上がり時の出力波形にオーバシュ
ートが生じる。特に、TTLレベルのインターフェイス
では論理しきい値が約1.6Vと接地電位に近いので、
アンダシュートが原因で外部の機器が誤動作するという
問題がある。
【0017】最近の微細加工技術の進歩により半導体装
置が高集積化され、集積回路内部のゲートの動作速度が
向上するにつれて出力バッファ回路の応答性も向上する
ため、上記の問題はますます重大となっている。
【0018】この発明の目的は、出力波形に生じるアン
ダシュートおよびオーバシュートが低減された出力バッ
ファ回路を提供することである。
【0019】この発明の他の目的は、出力波形に生じる
アンダシュートまたはオーバシュートが低減されかつ動
作速度が向上された出力バッファ回路を提供することで
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の出力バッ
ファ回路は、第1または第2の論理レベルの入力信号を
受ける入力ノードと、出力信号が導出される出力ノード
と、第1の論理レベルに対応する第1の電位を受ける第
1の電源端子と、第2の論理レベルに対応する第2の電
位を受ける第2の電源端子と、入力ノードへの入力信号
の論理レベルを反転する反転手段と、第1の電源端子と
出力ノードとの間に結合され、反転手段の出力信号に応
答して、入力信号が第1の論理レベルから第2の論理レ
ベルに変化するときにオンする第1のバイポーラトラン
ジスタと、第2の電源端子と出力ノードとの間に結合さ
れ、入力信号が第2の論理レベルから第1の論理レベル
に変化するときにオンするスイッチング手段と、出力ノ
ードの出力信号レベルに応じて、反転手段からの出力信
号レベルを制御する第1の出力制御手段とを備え、第1
の出力制御手段は、出力ノードと第2の電源端子との間
に結合され、出力ノードの出力信号が第2の論理レベル
に近づいたときまたは等しくなったときに第1のバイポ
ーラトランジスタがオンするように反転手段の出力信号
の電位を設定する第2のバイポーラトランジスタを含
。請求項2記載の出力バッファ回路は、請求項1記載
の出力バッファ回路の構成において、第1の出力制御手
段は、ゲートに反転手段の出力を受け、ソースが第1の
電源端子と接続するPチャネル型MOSトランジスタ
と、ゲートに反転手段の出力を受け、ソースがPチャネ
ル型MOSトランジスタのドレインと接続するNチャネ
ル型MOSトランジスタとをさらに含み、第2のバイポ
ーラトランジスタは、Nチャネル型MOSトランジスタ
のソースと接続するベースと、出力ノードと接続するコ
レクタと、第2の電源端子と接続するエミッタとを有す
。請求項3記載の出力バッファ回路は、請求項1記載
の出力バッファ回路の構成に加えて、出力ノードと第2
の電源端子との間に接続され、出力ノードからの出力信
号が第1の論理レベルから第2の論理レベルに変化する
期間内の一定期間にオンする第3のバイポーラトランジ
スタをさらに備える。請求項4記載の出力バッファ回路
は、請求項3記載の出力バッファ回路の構成に加えて、
第2の出力制御手段をさらに備え、第2の出力制御手段
は、ゲートに 反転手段の出力を受け、出力ノードと第2
の電源端子との間に接続される第1のNチャネル型MO
Sトランジスタと、ゲートに反転手段の出力を受け、ド
レインが出力ノードと接続する第2のNチャネル型MO
Sトランジスタと、一端がNチャネル型MOSトランジ
スタのソースと接続し、他端が第2の電源端子と接続す
る第1の抵抗手段とを含み、第3のバイポーラトランジ
スタは、第1の抵抗手段の一端とNチャネル型MOSト
ランジスタのソースとの接続ノードに接続するベース
と、出力ノードと接続するコレクタと、第2の電源端子
と接続するエミッタとを有する。請求項5記載の出力バ
ッファ回路は、請求項1記載の出力バッファ回路の構成
に加えて、出力ノードと第1のバイポーラトランジスタ
のベースとの間に接続される第2の抵抗手段をさらに備
える。請求項6記載の出力バッファ回路は、請求項1記
載の出力バッファ回路の構成に加えて、出力ノードと第
1の電源端子との間に接続され、出力ノードの出力信号
が第1の論理レベルを越えたときにオンする第2のスイ
ッチング手段をさらに備える
【0021】第2の発明に係る出力バッファ回路は、第
1または第2の論理レベルの入力信号を受ける入力ノー
ド、出力信号が導出される出力ノード、第1の論理レベ
ルに対応する第1の電位を受ける第1の電源端子、第2
の論理レベルに対応する第2の電位を受ける第2の電源
端子、入力ノードの入力信号の論理レベルを反転する反
転手段、第1のバイポーラトランジスタ、スイッチング
手段、および第2のバイポーラトランジスタを備える。
【0022】第1のバイポーラトランジスタは、第1の
電源端子と出力ノードとの間に結合され、反転手段の出
力信号に応答して、入力信号が第1の論理レベルから第
2の論理レベルに変化するときにオンする。スイッチン
グ手段は、第2の電源端子と出力ノードとの間に結合さ
れ、入力信号が第2の論理レベルから第1の論理レベル
に変化するときにオンする。第2のバイポーラトランジ
スタは、入力ノードと第2の電源端子との間に結合さ
れ、出力ノードの出力信号が第2の論理レベルに近づい
たときまたは等しくなったときに第1のバイポーラトラ
ンジスタがオンするように反転手段の出力信号の電位を
設定する。
【0023】第3の発明に係る出力バッファ回路は、第
3のバイポーラトランジスタをさらに備える。第3のバ
イポーラトランジスタは、出力ノードと第2の電源端子
との間に接続され、出力ノードの出力信号が第1の論理
レベルから第2の論理レベルに変化する期間内の一定期
間にオンする。
【0024】第4の発明に係る出力バッファ回路は、抵
抗手段をさらに備える。抵抗手段は出力ノードと第1の
バイポーラトランジスタのベースとの間に接続される。
【0025】第5の発明に係る出力バッファ回路は、第
2のスイッチング手段をさらに備える。第2のスイッチ
ング手段は、出力ノードと第1の電源端子との間に接続
され、出力ノードの出力信号が第1の論理レベルを越え
たときにオンする。
【0026】
【作用】請求項1ないし請求項6記載の出力バッファ回
路においては、スイッチング手段により出力信号が第1
の論理レベルから第2の論理レベルに変化する際に、出
力信号が第2の論理レベルに近づくかまたは等しくなる
と、第2のバイポーラトランジスタの働きにより第1の
バイポーラトランジスタがオンする。それにより、出力
信号が第2の論理レベルを越えることが抑制される。
【0027】したがって、出力信号の立上がり時間およ
び立下がり時間にさほど影響を与えることなく、出力信
号のオーバシュートおよびアンダシュートによるリンギ
ングを低減することができる。
【0028】
【0029】
【0030】また、請求項1ないし請求項6に記載され
た出力バッファ回路においては、出力信号が第1の論理
レベルから第2の論理レベルに変化するときに、第2の
バイポーラトランジスタを介して出力ノードと第2の電
源端子との間に電流が流れる。そのため、出力信号が第
1の論理レベルから第2の論理レベルに変化する際の動
作速度が速くなる。
【0031】請求項3に記載された出力バッファ回路に
おいては、出力信号が第1の論理レベルから第2の論理
レベルに変化する際に、スイッチング手段がオンし、か
つ所定期間中第3のバイポーラトランジスタをもオンす
る。そのため、出力信号が第1の論理レベルから第2の
論理レベルに変化する際の電流駆動能力が増加する。
【0032】請求項5記載の出力バッファ回路において
は、第2の抵抗手段により出力信号の第1の論理レベル
が第1の電位と等しくなる。
【0033】請求項6記載の出力バッファ回路において
は、出力信号が第1の論理レベルを越えたときに、第2
のスイッチング手段がオンする。それにより、出力信号
が第1の論理レベルを越えることが抑制される。したが
って、アンダーシュートおよびオーバシュートの両方に
よりリンギングが低減される。
【0034】
【実施例】(1)第1の実施例 図1は、この発明の第1の実施例による出力バッファ回
路の構成を示す回路図である。
【0035】図1において、出力バッファ回路1は、第
1の出力バッファ100および第2の出力バッファ20
0を含む。第1の出力バッファ100は、第1および第
2のCMOSインバータI1,I2を含む。第2の出力
バッファ200は、第3および第4のCMOSインバー
タI3,I4を含む。
【0036】第1のCMOSインバータI1はPチャネ
ル型MOS電界効果トランジスタP1およびNチャネル
型MOS電界効果トランジスタN1を含み、第2のCM
OSインバータI2はPチャネル型MOS電界効果トラ
ンジスタP2およびNチャネル型MOS電界効果トラン
ジスタN2を含む。第3のCMOSインバータI3はP
チャネル型MOS電界効果トランジスタP3およびNチ
ャネル型MOS電界効果トランジスタN3を含み、第4
のCMOSインバータI4はPチャネル型MOS電界効
果トランジスタP4およびNチャネル型MOS電界効果
トランジスタN4を含む。
【0037】トランジスタP1,P2,P3,P4の基
板(ソース)は電源端子Vccに接続され、トランジス
タN1,N2,N3,N4の基板(ソース)は接地端子
Gndに接続されている。
【0038】トランジスタP3,P4,N3,N4の設
計寸法は、トランジスタP1,P2,N1,N2の設計
寸法に比べて小さくされている。たとえば、トランジス
タP3,P4のゲート幅は80μmであり、トランジス
タP1,P2のゲート幅は600μmである。また、た
とえば、トランジスタN3,N4のゲート幅は40μm
であり、トランジスタN1,N2のゲート幅は300μ
mである。トランジスタP1〜P4,N1〜N4のゲー
ト長は、たとえば0.8μmである。第1の出力バッフ
ァ100内の各トランジスタのゲート幅は、第2の出力
バッファ200内の各トランジスタのゲート幅の5倍以
上に設定する。それにより、第2の出力バッファ200
の電流駆動能力は、第1の出力バッファ100の電流駆
動能力よりも小さくなる。
【0039】出力バッファ回路1は半導体チップCH上
に形成される。第1の出力バッファ100は入力端子I
Nと出力端子OUT1との間に接続され、第2の出力バ
ッファ200は入力端子INと出力端子OUT2との間
に接続される。出力端子OUT1,OUT2は、アルミ
ニウムワイヤおよびパッケージ内配線を介してパッケー
ジPACの外部リード(外部出力端子)OLに接続され
る。出力端子OUT1と外部リードOLとの間のアルミ
ニウムワイヤおよびパッケージ内配線にはインダクタン
スL1が付随し、出力端子OUT2と外部リードOLと
の間のアルミニウムワイヤおよびパッケージ内配線には
インダクタンスL2が付随する。
【0040】次に、図2の動作波形図を参照しながら図
1の出力バッファ回路の動作を説明する。
【0041】入力端子INの入力信号が“H”(たとえ
ば+5V)から“L”(0V)に立下がると、トランジ
スタP1,P3がオン状態となり、トランジスタN1,
N3がカットオフ状態になる。それにより、第2のCM
OSインバータI2の入力ノードn1および第4のCM
OSインバータI4の入力ノードn2の電位が“H”に
立上がる。したがって、トランジスタP2,P4がカッ
トオフ状態となり、トランジスタN2,N4がオン状態
となる。
【0042】その結果、外部リードOLの電位が“L”
(0V)に立下がる。それにより、出力波形にアンダシ
ュートが生じようとする。このとき、第2の出力バッフ
ァ200の電流駆動能力は第1の出力バッファ100の
電流駆動能力よりも小さいので、出力端子OUT2の出
力信号の立下がりは出力端子OUT1の出力信号の立下
がりよりも緩やかになる。
【0043】そのため、出力端子OUT1の出力信号に
生じるアンダシュートが出力端子OUT2の出力信号に
より打ち消されることになる。結果として、外部リード
OLの出力信号のアンダシュートが低減される。したが
って、外部リードOLの電位がすぐに0Vに安定する。
【0044】逆に、入力端子INの入力信号が“L”か
ら“H”に立上がると、外部リードOLの電位は“H”
(+5V)に立上がる。それにより、出力波形にオーバ
シュートが生じようとする。このとき、第2の出力バッ
ファ200の電流駆動能力が第1の出力バッファ100
の電流駆動能力よりも小さいので、出力端子OUT2の
出力信号の立上がりは出力端子OUT1の出力信号の立
上がりよりも緩やかになる。
【0045】そのため、出力端子OUT1の出力信号に
生じるオーバシュートが出力端子OUT2の出力信号に
より打ち消されることになる。その結果、外部リードO
Lの出力信号のオーバシュートが低減される。したがっ
て、外部リードOLの電位がすぐに5Vに安定する。
【0046】このように、第1の実施例では、電流駆動
能力が大きい第1の出力バッファ100と並列に、電流
駆動能力が小さい第2の出力バッファ200を接続する
ことにより、電流駆動能力が大きい第1の出力バッファ
100により発生する逆起電力が、電流駆動能力が小さ
い第2の出力バッファ200により打ち消される。その
結果、半導体集積回路装置の外部出力端子であるパッケ
ージPACの外部リードOLに生じるアンダシュートお
よびオーバシュートを低減することができる。
【0047】なお、上記実施例では、電流駆動能力が互
いに異なる2つの出力バッファが並列に接続されている
が、2つの出力バッファに限らず、電流駆動能力が異な
る3つ以上の出力バッファを並列に接続してもよい。
【0048】(2)第2の実施例 図3はこの発明の第2の実施例による出力バッファ回路
の構成を示す回路図である。
【0049】図3において、出力バッファ回路1aは、
CMOSインバータI1およびBiCMOSインバータ
I20を含む。CMOSインバータI1の構成は図9に
示されるCMOSインバータI1の構成と同様である。
【0050】BiCMOSインバータI20は、インバ
ータブロックI2aおよび出力ブロックI2bを含む。
【0051】インバータブロックI2aは、Pチャネル
型MOS電界効果トランジスタP5、Nチャネル型MO
S電界効果トランジスタN5およびバイポーラトランジ
スタB3を含む。トランジスタP5は電源端子Vccと
出力ノードO2との間に接続され、トランジスタN5は
出力ノードO2とバイポーラトランジスタB3のベース
との間に接続される。トランジスタP5,N5のゲート
は入力ノードO1に接続される。バイポーラトランジス
タB3のコレクタは出力端子OUTに接続され、エミッ
タは接地端子Gndに接続される。
【0052】出力ブロックI2bは、抵抗R1、バイポ
ーラトランジスタB1、Nチャネル型MOS電界効果ト
ランジスタN6およびダイオードD2を含む。バイポー
ラトランジスタB1のベースは出力ノードO2に接続さ
れ、コレクタは抵抗R1を介して電源端子Vccに接続
され、エミッタは出力端子OUTに接続される。トラン
ジスタN6は出力端子OUTと接地端子Gndとの間に
接続される。トランジスタN6のゲートは入力ノードO
1に接続される。
【0053】破線で示すように、出力ノードO2と出力
端子OUTとの間に、抵抗R2を接続してもよい。
【0054】次に、図4の動作波形図を参照しながら図
3の出力バッファ回路の動作を説明する。CMOSイン
バータI1の動作は、図9に示されるCMOSインバー
タI1の動作と同様である。ここでは、BiCMOSイ
ンバータI20の動作を説明する。
【0055】入力ノードO1の入力信号が“L”(0
V)のとき、トランジスタP5がオンし、トランジスタ
N5がオフしている。それにより、出力ノードO2の電
位は“H”(約5V)となっている。また、このとき、
トランジスタN6はオフになっている。
【0056】バイポーラトランジスタB1のベースには
出力ノードO2の約5Vの電位が印加されるので、出力
端子OUTの電位は、電源電位5Vからバイポーラトラ
ンジスタB1の順方向電圧VBEだけ低下した約4.2V
となる。
【0057】入力ノードO1の入力信号が“L”から
“H”に変化すると、トランジスタP5がオフし、トラ
ンジスタN5がオンする。それにより、出力ノードO2
の出力信号は“L”となる。この場合、出力信号の
“L”は、バイポーラトランジスタB3の順方向電圧V
BEの値よりも若干低い約0.7Vとなる。
【0058】出力ノードO2の約0.7Vの電位がバイ
ポーラトランジスタB1のベースに印加されるので、入
力信号の変化の初期段階では、バイポーラトランジスタ
B1はオフする。同時に、トランジスタN6がオンす
る。それにより、外部リードOLに接続された外部負荷
容量CL(約4.2Vに充電されている)からトランジ
スタN6を介して接地端子Gndに電荷が引き抜かれ
る。
【0059】このとき、外部負荷容量CLの電荷はトラ
ンジスタN6だけでなく、バイポーラトランジスタB3
からも引き抜かれる。したがって、出力信号の“H”か
ら“L”への変化が高速に行なわれる。
【0060】出力端子OUTの出力信号の“H”から
“L”への変化のときに、出力端子OUTと外部リード
OLとの間に存在するインダクタンスL1により次式で
示される逆起電力が発生する。
【0061】 V=−L・di/dt …(1) ここで、Lはインダクタンス、iは電流、tは時間を表
わす。
【0062】この逆起電力により、出力端子OUTの電
位が負の方向に下がろうとする。しかし、電荷の放電に
より出力端子OUTの電位が0Vになると、バイポーラ
トランジスタB1のベース電位が約0.7Vとなる。そ
れにより、バイポーラトランジスタB1がオンする。そ
の結果、電源端子VccからバイポーラトランジスタB
1を介して出力端子OUTに電流が供給され、出力端子
OUTの電位が0Vよりも負の方向に低下するのが防が
れる。そのため、アンダシュートが抑制される。
【0063】入力ノードO1の入力信号が“H”から
“L”へ変化すると、トランジスタP5がオンし、トラ
ンジスタN5がオフする。それにより、出力ノードO2
の出力信号が“H”(+5V)となる。同時に、トラン
ジスタN6がオフする。したがって、外部リードOLに
接続された外部負荷容量CL(0Vに放電されている)
が、バイポーラトランジスタB1を通して充電される。
【0064】このとき、インダクタンスL1の影響で、
出力端子OUTの電位が電源電位5V以上に上昇しよう
とする。しかし、出力端子OUTの電位が5V+V
BE(D2)以上になるとダイオードD2がオンする。こ
こで、VBE(D2)はダイオードD2の順方向電圧を表
わす。これにより、出力端子OUTの電位が過度に上昇
することが防がれる。その結果、オーバシュートが抑制
される。
【0065】図3に破線で示されるように抵抗R2を接
続するならば、出力端子OUTの出力信号の“H”が+
5Vとなる。
【0066】(3)第3の実施例 図5はこの発明の第3の実施例による出力バッファ回路
の構成を示す回路図である。
【0067】図5において、BiCMOSインバータI
20は、インバータブロックI2a、制御ブロックI2
cおよびトーテムポールブロックI2dを含む。インバ
ータブロックI2aの構成は図3に示されるインバータ
ブロックI2aの構成と同様である。
【0068】トーテムポールブロックI2dは、抵抗R
1,R2、プルアップ側バイポーラトランジスタB1,
プルダウン側バイポーラトランジスタB2およびダイオ
ードD2を含む。バイポーラトランジスタB2のベース
は出力ノードO3に接続され、コレクタは出力端子OU
Tに接続され、エミッタは接地端子Gndに接続されて
いる。
【0069】制御ブロックI2cは、抵抗R3およびN
チャネル型MOS電界効果トランジスタN7,N8を含
む。トランジスタN7は、図3におけるトランジスタN
6に相当する。トランジスタN8は出力端子OUTと出
力ノードO3との間に接続される。トランジスタN8の
ゲートは入力ノードO1に接続される。抵抗R3は出力
ノードO3と接地端子Gndとの間に接続される。
【0070】第3の実施例では、バイポーラトランジス
タB2により電流駆動能力が向上されている。
【0071】入力ノードO1の入力信号が“L”である
とき、トランジスタP5がオンし、トランジスタN5が
オフしている。それにより、出力ノードO2の出力信号
は“H”(約5V)となっている。このとき、トランジ
スタN7,N8はオフしている。その結果、出力端子O
UTの電位は“H”(+5V)となっている。
【0072】入力ノードO1の入力信号が“L”から
“H”に変化すると、トランジスタP5がオフし、トラ
ンジスタN5がオンする。それにより、出力ノードO2
の出力信号は“L”(約0.7V)となる。入力信号の
変化の初期段階では、バイポーラトランジスタB1はオ
フする。同時に、トランジスタN7,N8がオンする。
【0073】その結果、外部リードOLに接続された外
部負荷容量(5Vに充電されている)からトランジスタ
N7およびバイポーラトランジスタB2を介して接地端
子Gndに電荷が引き抜かれる。このとき、外部負荷容
量CLの電荷はバイポーラトランジスタB3からも引き
抜かれる。したがって、電流駆動能力が向上するととも
に、動作速度は速くなる。
【0074】電荷の放電により、出力端子OUTの電位
が約1Vになると、バイポーラトランジスタB2がオフ
する。その後、出力端子OUTの電位が0Vになるとバ
イポーラトランジスタB1がオンする。それにより、出
力信号のアンダシュートが抑制される。
【0075】入力ノードO1の入力信号が“H”から
“L”に変化すると、トランジスタP5がオンし、トラ
ンジスタN5がオフする。それにより、出力ノードO2
の出力信号が“H”(+5V)になる。同時に、トラン
ジスタN7,N8がオフする。
【0076】その結果、外部リードOLに接続された外
部負荷容量CL(0Vに放電されている)が、バイポー
ラトランジスタB1を介して充電される。出力端子OU
Tの電位が5V+VBE(D2)以上になると、ダイオー
ドD2がオンする。その結果、出力信号のオーバシュー
トが抑制される。
【0077】(4)第4の実施例 図6はこの発明の第4の実施例による出力バッファ回路
の構成を示す回路図である。
【0078】図6において、出力バッファ回路1bは第
1および第2の出力バッファ100a,200aを含
む。第1の出力バッファ100aは入力端子INと出力
端子OUT1との間に接続される。第2の出力バッファ
200aは入力端子INと出力端子OUT2との間に接
続される。第1の出力バッファ200aはCMOSイン
バータI3およびインバータI20を含む。
【0079】第1の出力バッファ100aの構成は、図
1に示される出力バッファ100、図3に示される出力
バッファ回路1aおよび図5に示される出力バッファ回
路1aのいずれかの構成と同様である。CMOSインバ
ータI3の構成は、図1に示される第3のCMOSイン
バータI3の構成と同様である。インバータI20の構
成は、図1に示される第4のCMOSインバータI4、
図3に示されるBiCMOSインバータI20および図
5に示されるBiCMOSインバータI20のいずれか
の構成と同様である。
【0080】第2の出力バッファ200aに含まれる各
トランジスタのゲート幅は、第1の出力バッファ100
aに含まれる各トランジスタのゲート幅よりも小さくな
っている。それにより、第2の出力バッファ200aの
電流駆動能力は、第1の出力バッファ100aの電流駆
動能力よりも小さくなっている。
【0081】第4の実施例によると、第1、第2および
第3の実施例よりも、出力信号のオーバシュートおよび
アンダシュートが低減される。
【0082】なお、図6の出力バッファ回路1bに含ま
れる第1の出力バッファ100aまたは第2の出力バッ
ファ200aとして、図7、図8または図9に示される
出力バッファを用いてもよい。
【0083】まず、図7の出力バッファでは、図3の出
力バッファ回路1aのバイポーラトランジスタB3の代
わりにダイオードD1が用いられている。図7の出力バ
ッファでは、図3の出力バッファ回路1aに比べて、出
力端子OUTの出力信号が“H”から“L”に変化する
際の動作速度がやや遅くなる。
【0084】図8の出力バッファにおいては、出力ノー
ドO2と出力端子OUTとの間に抵抗R2が接続されて
いる。図7の出力バッファにおいては、出力端子OUT
の“H”の電位が電源電位5Vからバイポーラトランジ
スタB1の順方向電圧VBE分下がった約4.2Vである
が、図8の出力バッファでは、出力端子OUTの“H”
の電位が5Vとなる。他の部分の構成は、図7の出力バ
ッファの構成と同様である。
【0085】図9の出力バッファでは、図5の出力バッ
ファ回路1aのバイポーラトランジスタB3の代わりに
ダイオードD1が用いられている。図9の出力バッファ
では、図5の出力バッファ回路1aに比べて、出力端子
OUTの出力信号が“H”から“L”に変化する際の動
作速度がやや遅くなる。
【0086】
【発明の効果】請求項1ないし請求項6記載の出力バッ
ファ回路によれば、出力信号の立上がり時間および立下
がり時間にさほど影響を与えることなく、出力波形のオ
ーバーシュートまたはアンダーシュートによるリンギン
グを低減することができる。したがって、外部機器の誤
動作を防止することができる。
【0087】
【0088】また、請求項1ないし請求項6記載の出力
バッファ回路によれば、出力信号が第1の論理レベルか
ら第2の論理レベルに変化する際の動作速度が速くな
る。
【0089】さらに、請求項3記載の出力バッファ回路
によれば、出力信号が第1の論理レベルから第2の論理
レベルへ変化する際の電流駆動能力が増加する。
【0090】請求項5記載の出力バッファ回路によれ
ば、出力信号の第1の論理レベルが第1の電位に等しく
なる。
【0091】請求項6記載の出力バッファ回路によれ
ば、出力波形のオーバーシュートおよびアンダーシュー
トの両方が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例による出力バッファ回
路の構成を示す回路図である。
【図2】図1の出力バッファ回路の動作波形図である。
【図3】この発明の第2の実施例による出力バッファ回
路の構成を示す回路図である。
【図4】図3の出力バッファ回路の動作波形図である。
【図5】この発明の第3の実施例による出力バッファ回
路の構成を示す回路図である。
【図6】この発明の第4の実施例による出力バッファ回
路の構成を示す回路図である。
【図7】図6の出力バッファ回路に用いられる出力バッ
ファの構成の一例を示す回路図である。
【図8】図6の出力バッファ回路に用いられる出力バッ
ファの構成の他の例を示す回路図である。
【図9】図6の出力バッファ回路に用いられる出力バッ
ファの構成のさらに他の例を示す回路図である。
【図10】従来の出力バッファ回路の構成を示す回路図
である。
【図11】図10の出力バッファ回路の動作波形図であ
る。
【符号の説明】
1,1a,1b 出力バッファ回路 2 内部回路 3 外部素子 100,100a 第1の出力バッファ 200,200a 第2の出力バッファ I1 第1のCMOSインバータ I2 第2のCMOSインバータ I3 第3のCMOSインバータ I4 第4のCMOSインバータ I20 BiCMOSインバータ I2a インバータブロック I2b 出力ブロック I2c 制御ブロック I2d トーテムポールブロック IN 入力端子 OUT,OUT1,OUT2 出力端子 OL 外部リード CH 半導体チップ PAC パッケージ L1,L2 インダクタンス CL 外部負荷容量 Vcc 電源端子 Gnd 接地端子 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1または第2の論理レベルの入力信号
    を受ける入力ノードと、 出力信号が導出される出力ノードと、 前記第1の論理レベルに対応する第1の電位を受ける第
    1の電源端子と、 前記第2の論理レベルに対応する第2の電位を受ける第
    2の電源端子と、 前記入力ノードへの入力信号の論理レベルを反転する反
    転手段と、 前記第1の電源端子と前記出力ノードとの間に結合さ
    れ、前記反転手段の出力信号に応答して、前記入力信号
    が第1の論理レベルから第2の論理レベルに変化すると
    きにオンする第1のバイポーラトランジスタと、 前記第2の電源端子と前記出力ノードとの間に結合さ
    れ、前記入力信号が第2の論理レベルから第1の論理レ
    ベルに変化するときにオンするスイッチング手段と、 前記出力ノードの出力信号レベルに応じて、前記反転手
    段からの出力信号レベルを制御する第1の出力制御手段
    とを備え、 前記第1の出力制御手段は、 前記出力ノードと前記第2の電源端子との間に結合さ
    れ、前記出力ノードの出力信号が第2の論理レベルに近
    づいたときまたは等しくなったときに前記第1のバイポ
    ーラトランジスタがオンするように前記反転手段の出力
    信号の電位を設定する第2のバイポーラトランジスタを
    含む、 出力バッファ回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の出力制御手段は、 ゲートに前記反転手段の出力を受け、ソースが前記第1
    の電源端子と接続するPチャネル型MOSトランジスタ
    と、 ゲートに前記反転手段の出力を受け、ソースが前記Pチ
    ャネル型MOSトランジスタのドレインと接続するNチ
    ャネル型MOSトランジスタとをさらに含み、 前記第2のバイポーラトランジスタは、 前記Nチャネル型MOSトランジスタのソースと接続す
    るベースと、 前記出力ノードと接続するコレクタと、 前記第2の電源端子と接続するエミッタとを有する、請
    求項1記載の 出力バッファ回路。
  3. 【請求項3】 前記出力ノードと前記第2の電源端子と
    の間に接続され、前記出力ノードからの出力信号が第1
    の論理レベルから第2の論理レベルに変化する期間内の
    一定期間にオンする第3のバイポーラトランジスタをさ
    らに備えた、請求項1記載の出力バッファ回路。
  4. 【請求項4】 第2の出力制御手段をさらに備え、 前記第2の出力制御手段は、 ゲートに前記反転手段の出力を受け、前記出力ノードと
    前記第2の電源端子との間に接続される第1のNチャネ
    ル型MOSトランジスタと、 ゲートに前記反転手段の出力を受け、ドレインが前記出
    力ノードと接続する第2のNチャネル型MOSトランジ
    スタと、 一端が前記Nチャネル型MOSトランジスタのソースと
    接続し、他端が前記第2の電源端子と接続する第1の抵
    抗手段とを含み、 前記第3のバイポーラトランジスタは、 前記第1の抵抗手段の一端と前記Nチャネル型MOSト
    ランジスタのソースとの接続ノードに接続するベース
    と、 前記出力ノードと接続するコレクタと、 前記第2の電源端子と接続するエミッタとを有する、請
    求項3記載の 出力バッファ回路。
  5. 【請求項5】 前記出力ノードと前記第1のバイポーラ
    トランジスタのベースとの間に接続される第2の抵抗手
    段をさらに備えた、請求項1記載の出力バッファ回路。
  6. 【請求項6】 前記出力ノードと前記第1の電源端子と
    の間に接続され、前記出力ノードの出力信号が第1の論
    理レベルを越えたときにオンする第2のスイッチング手
    段をさらに備えた、請求項1記載の出力バッファ回路。
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