JP2534782B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2534782B2 JP1292992A JP29299289A JP2534782B2 JP 2534782 B2 JP2534782 B2 JP 2534782B2 JP 1292992 A JP1292992 A JP 1292992A JP 29299289 A JP29299289 A JP 29299289A JP 2534782 B2 JP2534782 B2 JP 2534782B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体装置に関し、特に半導体メモリに適
用して好適な半導体装置に関する。
(従来の技術) 第5図は、従来の半導体装置の回路図であり、特に半
導体メモリにおける出力バッファ回路部分の構成を例示
するものである。第5図において、図示せぬメモリセル
から読み出された相補データは、データ線D、から図
示の出力バッファに入力される。即ち、これらのデータ
は、先ず、出力ゲート回路OG1、OG2を通じて出力トラン
ジスタTr1、Tr2に加えられる。出力ゲート回路OG1、OG2
のオン、オフは出力イネイブル信号▲▼によって制
御されている。データ線D、の間にはイコライズ用の
トランジスタTr0が接続されている。アドレス遷移時に
一時的に入力されるイコライズ信号▲▼により、
データ線D、間のイコライズを行なう。トランジスタ
Tr1とTr2は相補的に動作する。トランジスタTr1、Tr2の
接続中点からの出力信号は、I/Oピンに接続される。
かかる構成において、次にその動作を説明する。
図示しないメモリセルからの相補出力信号はデータ線
D、に出力される。アドレス遷移によって異なるセル
が特定されて、そのセルからの出力によってデータ線、
D、のデータレベルが変化する。セルのアクセスを高
速で行なわせるために、データ線D、のイコライズを
行なう。このために用いられるのがトランジスタTr0で
ある。即ち、このトランジスタTr0にイコライズ信号▲
▼を与えることにより、データ線D、がVCCとV
SSの中間レベルにイコライズされる。このとき、電源V
CCから出力トランジスタTr1、Tr2を介して電源VSSに貫
通電流が流れないように、出力ゲート回路OG1、OG2を出
力イネイブル信号▲▼により共に閉じて、出力トラ
ンジスタTr1、Tr2を共オフさせる。これにより、I/Oピ
ンはハイインピーダンス状態となる。次に、データ線
D、のイコライズが終了し、選択したメモリセルから
の出力データが確定したら、出力イネイブル信号▲
▼により出力ゲート回路OG1、OG2を開く。これにより、
データ線D、からのデータが、出力ゲート回路OG1、O
G2を介して、トランジスタTr1、Tr2のゲートに供給され
る。これにより、トランジスタTr1、Tr2のいずれか一方
がオンし、他方がオフし、I/Oピンにメモリ回路からの
データが出力される。
上記のような動作において、メモリ回路のアドレス遷
移を検出する回路は、電源電圧の変動等により誤動作を
行なうことがある。即ち、例えば、誤ってイコライズ信
号▲▼が瞬間的に出力されることがある。これに
より、トランジスタTr0が誤ってオンし、データ線D、
がイコライズされてしまう。その誤ったイコライズに
よりデータ線D、の電位、即ちトランジスタTr1、Tr2
のゲートへの入力電圧が一時的に不確定な状態になって
しまう。つまり、データ線D、に表われる出力データ
が新たなセルの出力に応じて変化しかかっていたときに
上記誤ったイコライズが行われると、その出力データが
一時的にその確定動作を止めてしまうことになる。この
ため、出力トランジスタTr1、Tr2からI/Oピンへのデー
タ出力が遅延する。これにより、高速アクセスが防げら
れる。
このような問題を解決するために考えられたのが、第
6図に示す半導体装置である。第6図に示すように、出
力トランジスタTr1、Tr2のゲート側にはそれぞれラッチ
回路L1、L2が設けられている。これらのラッチ回路L1、
L2によって、出力トランジスタTr1、Tr2のゲート入力
が、イコライズ信号▲▼と同様に作用するノイズ
によって不確定な状態になろうとするのが防止される。
即ち、ラッチ回路L1、L2により、ゲート入力の状態が保
持される。これにより、データ出力の遅延が防がれる。
一方、出力トランジスタTr1、Tr2のゲートに接続される
出力バッファ回路B1、B2は、トライステートバッファで
ある。即ち、バッファ制御回路BCからの出力によってデ
ータ線D、がイコライズされるとする。この間は、こ
の回路BCからの出力により出力バッファ回路B1、B2を制
御して、それらの回路B1、B2から出力トランジスタTr
1、Tr2のゲートに加えられる出力をハイインピーダンス
状態にする。勿論、出力イネイブル信号OEがバッファ制
御回路BCに入力されていないときは、出力バッファ回路
B1、B2は出力トランジスタTr1とTr2のゲートに、あるレ
ベルの信号を与える。しかし、出力イネイブル信号▲
▼がその回路BCに入力されているときには、出力バッ
ファ回路B1、B2はデータ線D、のレベルをそのまま出
力トランジスタTr1、Tr2のゲートに与える。しかし、こ
の状態で、イコライズ信号▲▼が回路BCに入力さ
れると、バッファ制御回路BCから出力イネイブル信号▲
▼の出力が禁止される。これにより、出力バッファ
回路B1、B2はその出力をハイインピーダンスとする。こ
れにより、出力トランジスタTr1、Tr2のゲート電位は、
ラッチ回路L1、L2に保持されたデータに保持される。
第6図のような構成によれば、イコライズ信号▲
▼として作用するノイズ信号が入力しても、出力トラ
ンジスタTr1、Tr2の出力の確定が妨げられないので、I/
Oピンに出力されるデータが迅速に確定する。
以上説明した、第5図及び第6図の2つの半導体装置
の動作について以下に更に詳細に説明する。
第5図において、図示しないメモリセルから1レベル
→0レベルのリードを行なう場合の回路動作を、第7図
のタイミングチャートに基づいて説明する。ちなみに、
第7図(A)はイコライズ信号▲▼の時間的な電
位の変化、同図(B)はデータ線D、の時間的な電位
変化、同図(C)は出力トランジスタTr1、Tr2のゲート
電位の時間的な変化、同図(D)は出力トランジスタTr
1、Tr2の接続中点に接続されるI/Oピンの時間的な電位
変化、同図(E)はこの半導体回路チップ内のVCC、VSS
の時間的な変化、同図(F)はこの半導体回路チップ内
のVSSを基準とした場合のチップ外からアドレスバッフ
ァへの外部入力信号の電位変化をそれぞれ示すものであ
る。
今、第7図(F)からわかるように、図示しないアド
レスバッファへの入力信号の電圧が、バッファ回路の回
路閾値より低い電圧から高い電圧に変化する場合を考え
る。先ず、そのバッファ回路が動作して時刻t1にイコラ
イズ信号▲▼が一時的に0レベルになる。これに
より、データ線D、は互いにイコライズされて中間レ
ベルになる。次に、出力ゲート回路OG1,2がそれぞれ前
記中間レベルVIHと検知し、出力トランジスタTr1,2のゲ
ート電位を0レベルとする。これにより、出力トラジス
タTr1,2は共にオフする。次に、時刻t2に、イコライズ
が終了し、新しい読み出しデータが伝播してくる。これ
により、データ線Dが1レベルから0レベルへ変化し、
データ線が0レベルから1レベルに変化する。これに
より、出力トランジスタTr2のゲート電位は1レベルと
なり、出力トランジスタTr2はオンする。トランジスタT
r1はオフ状態のままにある。これにより、I/Oピンから
トランジスタTr2を介して半導体回路チップ内に大電流
が流れ込む。これにより、チップ内の電源VCC、VSSが一
時的にΔVだけ浮き上がってしまう。これにより、チッ
プ内VSSとアドレスバッファへの入力信号との電位差、
すなわちチップ内VSSを基準としたアドレスバッファへ
の入力信号の電位Vinは、ΔVだけ低くなる。
従って、入力電位Vinがアドレスバッファの回路閾値
よりももともとΔVよりも小さな電位分しか電位が高く
なければ、アドレスバッファは、本来VIHである入力電
位を誤ってVILと見なし誤動作する。これにより、時刻t
3にイコライズ信号▲▼が再び一時的に0レベル
になる。そして、そのイコライズ信号▲▼により
データ線D、は再びイコライズされて中間レベルとな
る。これにより、前と同様に、出力トランジスタTr1,2
への入力ゲート電位も1レベルから0レベルに反転す
る。これにより、トランジスタTr1,2は共にオフする。
そのため、I/Oピンからチップ内部への放電が一時的に
妨げられる。その放電は時刻t4において再開される。こ
のようにして、データの読み出しスピードに遅れが生じ
る。
次に、第5図の構成において図示しないメモリセルか
ら0レベル→1レベルのリードを行なう場合の回路動作
を、第8図のタイミングチャートに基づいて説明する。
ちなみに、第8図(A)はイコライズ信号▲▼の
時間的な電位の変化、同図(B)はデータ線D、の時
間的な電位変化、同図(C)は出力トランジスタTr1、T
r2のゲート電位の時間的な変化、同図(D)は出力トラ
ンジスタTr1、Tr2の接続中点に接続されるI/Oピンの時
間的な電位変化、同図(E)はこの半導体回路チップ内
のVCC、VSSの時間的な変化、同図(F)はこの半導体回
路チップ内のVSSを基準とした場合のチップ外からアド
レスバッファへの外部入力信号の電圧変化をそれぞれ示
すものである。
今、第8図(F)からかるように、図示しないアドレ
スバッファへの入力信号の電圧が、バッファ回路の回路
閾値より高い電圧から低い電圧に変化する場合を考え
る。先ず、時刻t1にバッファ回路が動作してイコライズ
信号▲▼が一時的に0レベルになる。これによ
り、データ線D、はイコライズされて中間レベルにな
る。次に、出力ゲート回路OG1,2が前記中間レベルをVIH
と検知し、出力トランジスタTr1,2のゲート電位を0レ
ベルとする。これにより、出力トランジスタTr1,2は共
にオフする。次に、時刻t2に、イコライズが終了し、新
しい読み出しデータが伝播してくる。これにより、デー
タ線Dが0レベルから1レベルへ変化し、データ線が
1レベルから0レベルに変化する。これにより、出力ト
ランジスタTr1のゲート電位は1レベルとなり、出力ト
ランジスタTr1はオンする。トランジスタTr2はオフ状態
のままにある。これにより、半導体回路チップ内からト
ランジスタTr1を介してI/Oピンに大電流が流れ出す。こ
れにより、チップ内のVCC、VSSが一時的にΔVだけ低下
してしまう。これにより、チップ内VSSを基準としたア
ドレスバッファからの入力信号の電位差、すなわちチッ
プ内VSSを基準としたアドレスバッファへの入力信号の
電位Vinは、ΔVだけ高くなる。
従って、入力電位Vinがアドレスバッファの回路閾値
よりももともとΔVよりも小さな電位分しか電位が低く
なければ、アドレスバッファは、本来VILである入力電
位を一時的にVIHと見なして誤動作する。これにより、
時刻t3にイコライズ信号▲▼が再び一時的に0レ
ベルになる。そして、そのイコライズ信号▲▼に
よりデータ線D、は再びイコライズされて中間レベル
となる。これにより、前と同様に、出力トランジスタTr
1,2のゲート電位も1レベルから0レベルに反転する。
これにより、トランジスタTr1,2は共にオフする。その
ため、チップ内部からトランジスタTr1を介してI/Oピン
への充電が一時的に妨げられる。その充電は時刻t4にお
いて再開される。このようにして、データの読み出しス
ピードに遅れが生じる。
以上のような問題を解決しようとしたのが、第6図の
回路である。第6図は、アドレス遷移時にイコライズ信
号▲▼として作用するノイズが発生しても、ラッ
チ回路L1,L2によって出力トランジスタTr1,Tr2のゲート
の電位が確定される。これにより動作の遅れが防止され
る。
次に、図示しないメモリ回路からの1レベル→0レベ
ルのリードを行なう場合における、第6図の回路動作
を、第9図のタイミングチャートに基づいて説明する。
ちなみに、第4図(A)はイコライズ信号▲▼の
時間的な電位の変化、同図(B)はデータ線D、の時
間的な電位変化、同図(C)は出力トランジスタTr1、T
r2のゲート電位の時間的な変化、同図(D)は出力トラ
ンジスタTr1、Tr2の接続中点に接続されるI/Oピンの時
間的な電位変化、同図(E)はこ半導体回路チップ内の
VCC、VSSの時間的な変化、同図(F)はこの半導体回路
チップ内のVSSを基準とした場合のチップ外からアドレ
スバッファへの外部入力信号の電圧変化をそれぞれ示す
ものである。
今、第9図(F)からわかるように、図示しないアド
レスバッファへの入力信号の電圧が、バッファ回路の回
路閾値より低い電圧から高い電圧に変化する場合を考え
る。先ず、そのバッファ回路が動作して時刻t1にイコラ
イズ信号▲▼が一時的に0レベルになる。それに
より、pチャンネルトランジスタTr0がオンして、デー
タ線D、はイコライズされ、中間レベルになる。ま
た、出力トランジスタTr1、Tr2のゲート電位を制御する
出力バッファ回路B1、B2は、イコライズ信号▲▼
が0レベルになっている間、ハイインピーダンス状態に
なる。このため、ラッチ回路L1、L2がゲート電位の前の
状態のまま保持する。次に、時刻t2にイコライズが終了
し、イコライズ信号▲▼が1レベルになる。これ
により、出力バッファ回路B1、B2がロウインピーダンス
状態になる。これにより、それらの回路B1、B2が前記中
間レベルをVIHとして検出し、出力トランジスタTr1,2の
ゲート電圧を1レベルから0レベルとする。そして、デ
ータ線D、に新しい読み出しデータが伝播してくる。
即ち、データ線Dが1レベルから0レベルへ変換し、デ
ータ線が0レベルから1レベルへ変化する。これによ
り、出力トランジスタTr1,2のゲート電位は0,1レベルと
なる。その結果、出力トランジスタTr1,2はオフ、オン
する。これにより、I/Oピンから半導体回路チップ内に
大電流が流れ込む。これにより、チップ内のVCC、VSS
一時的にΔVだけ浮き上がってしまう。これにより、チ
ップ内VSSとアドレスバッファへの入力信号との電位
差、すなわちチップ内VSSを基準としたアドレスバッフ
ァへの入力電位Vinは、I/Oピンからチップ内部へと大電
流が流れ込む以前よりもΔVだけ低くなる。
従って、入力電圧Vinがアドレスバッファの回路閾値
よりもΔVよりも小さい電位分しか電位が高くなけれ
ば、アドレスバッファは入力電位を一時的にVIHと見な
して誤動作し、時刻t3にイコライズ信号▲▼が再
び一時的に0レベルになる。そして、そのイコライズ信
号▲▼によりデータ線D、は再びイコライズさ
れて中間レベルとなる。しかし、出力バッファ回路B1、
B2はハイインピーダンス状態になるので、出力トランジ
スタTr1、Tr2のゲート電位はラッチ回路L1、L2によって
それぞれ0レベル、1レベルを保持する。
しかし、時刻t4にこのイコライズ信号▲▼が1
レベルに戻ると、出力バッファ回路B1、B2はロウインピ
ーダンス状態となる。これにより、その回路B2はデータ
線Dの中間レベルをVIHと検知して、出力トランジスタT
r2のゲート電位は0レベルとなる。そのため、その後に
蓋びデータ線D、にデータが伝播してきて、出力トラ
ンジスタTr2のゲート電位が再び1レベルになるまでの
間は、I/Oピンからチップ内部への放電は妨げられ、や
はり読み出しスピードの遅れを生じてしまう。
次に、第6図において、図示しないメモリ回路からの
1レベル→0レベルのリードを行なう場合の回路の動作
を、第10図のタイミングチャートに基づいて説明する。
ちなみに、同図(A)はイコライズ信号▲▼の時
間的な電位の変化、同図(B)はデータD、の時間的
な電位変化、同図(C)は出力トランジスタTr1,Tr2の
ゲート電位の時間的な変化、同図(D)は出力トランジ
スタTr1、Tr2の接続中点に接続されるI/Oピンの時間的
な電位変化、同図(E)はこの半導体回路チップ内のV
CC、VSSの時間的な変化、同図(F)はこの半導体回路
チップ内のVSSを基準とした場合のチップ外からアドレ
スバッファへの外部入力信号の電圧変化をそれぞれ示す
ものである。
今、第10図(F)からわかるように、図示しないアド
レスバッファへの入力信号の電圧が、バッファ回路の回
路閾値より高い電圧から低い電圧に変化する場合を考え
る。先ず、第10図の時刻t1にバッファ回路が動作してイ
コライズ信号▲▼が一時的に0レベルになる。そ
れにより、pチャンネルトランジスタTr0がオンして、
データ線D、はイコライズされ、中間レベルになる。
また、出力トランジスタTr1、Tr2のゲート電位を制御す
る出力バッファ回路B1、B2は、イコライズ信号▲
▼が0レベルになっている間、ハイインピーダンス状態
になる。このため、ラッチ回路L1、L2がゲート電位を前
の状態のまま保持する。次に、イコライズが終了して時
刻t2にイコライズ信号▲▼が1レベルになる。こ
れにより、出力バッファ回路B1、B2がロウインピーダン
ス状態となる。出力バッファ回路B1、B2が、前記中間レ
ベルをVIHとして検出し、出力トランジスタTr1,2のゲー
ト電位が1レベルから0レベルになる。そして、新しい
読み出しデータがデータ線D、に伝播してきて、デー
タ線Dが0レベルから1レベルへ変化し、データ線が
1レベルから0レベルに変化する。これにより、出力ト
ランジスタTr1,2のゲート電位は1,0レベルになる。その
結果、出力トランジスタTr1はオンする。これにより、
半導体回路チップ内部からトランジスタTr1を介してI/O
ピンへ大電流が流れ出す。これにより、チップ内の
VCC、VSSが一時的にΔVだけ低下する。そして、チップ
内VSSとアドレスバッファへの入力信号との電位差、す
なわちチップ内VSSを基準としたアドレスバッファの入
力電位Vinはチップ内部からI/Oピンへと大電流が流れ出
す以前よりもΔVだけ高くなる。
従って、入力電位Vinがアドレスバッファの回路閾値
よりもΔVよりも小さい電位分しか電位が低くなけれ
ば、アドレスバッファは入力電圧を一時的にVIHと見な
して誤動作し、時刻t3にイコライズ信号▲▼が再
び一時的に0レベルとなる。そして、そのイコライズ信
号▲▼によりデータ線D、はイコライズされて
中間レベルとなる。しかし、出力バッファ回路B1、B2は
ハイインピーダンス状態になるので、出力トランジスタ
Tr1、Tr2のゲート電位はラッチ回路L1、L2によってそれ
ぞれ1レベル、0レベルを保持する。
しかし、時刻t4にこのイコライズ信号ΦEqがレベルに
戻ると、出力バッファ回路B1、B2はロウインピーダンス
状態となる。その回路B1はデータ線の中間レベルをV
IHと検知して、出力トランジスタTr1のゲート電圧を0
レベルとする。そのため、再びデータ線D、にデータ
が伝播してきて、出力トランジスタTr1のゲート電位が
再び1レベルになるまでの間は、チップ内部からI/Oピ
ンへの充電は妨げられ、やはり読み出しスピードの遅れ
を生じてしまう。
(発明が解決しようとする課題) 従来の半導体装置は以上のように構成されていたの
で、半導体回路チップ内の電源やグランドのレベルの変
動が原因で、アドレス等の外部入力信号の電位と、これ
を受けるバッファ回路の回路閾値との電位差が十分に大
きくない場合、データの読み出し時間が遅れてしまい、
メモリ回路の高速アクセスを行なう上での障害となって
いた。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的
は、電源やグランドのレベル変動があっても、データの
読み出し時間に遅れが生じるのを防止して、回路動作の
高速化を実現した半導体装置を得ることにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の半導体装置は、選択したメモリセルからのデ
ータが入力されるデータ線と、 アドレス遷移によって、又は高圧側/低圧側の電源電
圧に生じるノイズによって生成されるアドレス遷移検出
信号に基づいて、一定時間イコライズ信号を出力する論
理回路と、 前記イコライズ信号の印加によって、前記データ線を
イコライズするイコライズ手段と、 前記データ線のデータに応じた信号を外部に出力する
出力手段と、 前記出力手段と前記イコライズ手段との間に設けら
れ、前記データを保持するラッチ手段と、 前記ラッチ手段と前記イコライズ手段との間に設けら
れ、前記データ線の電位をそのまま出力するロウインピ
ーダンス状態と、前記データ線の電位変化が出力側に伝
わらないようにするハイインピーダンス状態とをとり得
る出力バッファ手段と、 前記アドレス遷移検出信号に基づいて制御信号を発生
し、この制御信号によって、前記イコライズ手段への前
記イコライズ信号の印加に先行して、前記出力バッファ
手段をハイインピーダンス状態に切り換え、前記イコラ
イズ信号がオフされるときにはそのオフの後に前記出力
バッファ手段をロウインピーダンス状態に戻して、前記
ノイズに基づいて行われるイコライズ中の前記データ線
の影響が、データ読み出し中の前記出力手段に伝わるの
を防止する、制御手段と、 を備えるものとして構成される。
本発明の第2の半導体装置は、前記第1の半導体装置
において、前記データ線は、前記メモリセルから出力さ
れる相補の一対のデータが供給される一対の相補のデー
タ線を備えるものとして構成される。
(作 用) イコライズ信号に先行して制御信号が出力される。こ
の制御信号にによって出力バッファ手段がハイインピー
ダンス状態となる。これにより、その直前の状態がラッ
チ手段によってラッチされ、この後データ線のイコライ
ズが行われるが、出力手段はその直前の出力状態を持続
する。また、イコライズ終了後に制御信号を出力バッフ
ァ手段のハイインピーダンス状態をロウインピーダンス
状態に戻す。このため、イコライズ終了直後の信号によ
って出力手段が誤動作して、例えばデータ出力に遅延を
生じさてたりすることはなくなる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例の回路図である。同図に
おいて、アドレス遷移検出パルスΦATDは、直接論理回
路LG1、LG2に加えられると共に、第1のディレイ回路D1
と第2のディレイ回路D2を介して論理回路LG1、LG2に加
えられる。これらの論理回路LG1,LG2から信号の時間幅
の異なるデータ出力バッファ制御信号ΦLatchとイコラ
イズ信号▲▼がそれぞれ出力される。データ出力
バッファ制御信号ΦLatchは、出力イネイブル信号OEと
共にバッファ制御回路BCに入力される。バッファ制御回
路BCから、トライステートの出力バッファ回路B1、B2に
制御信号が出力される。一方、イコライズ信号▲
▼は、イコライズ用のトランジスタTr0のゲートに与え
られる。その他の構成は第6図とほぼ同様であり、同一
の構成要素には同一の符号を付している。
以上のような構成において次にその動作を説明する。
先ず、図示しないメモリセルからの1レベル→0レベ
ルのリードを行なう場合の回路の動作を、第2図に基づ
いて説明する。ちなみに、同図(A)はイコライズ信号
▲▼およびデータ出力バッファ制御信号ΦLatch
の時間的な電位変化、同図(B)はデータ線D、の時
間的な電位変化、同図(C)は出力トランジスタTr1、T
r2のゲート電位の時間的な変化、同図(D)は出力トラ
ンジスタTr1、Tr2の接続中点に接続されるI/Oピンの時
間的な電位変化、同図(E)はこの半導体回路チップ内
のVCC、VSSの時間的な変化、同図(F)はこの半導体回
路チップ内のVSSを基準とした場合のチップ外からアド
レスバッファへの外部入力信号の電圧変化をそれぞれ示
すものである。
今、第2図(F)からわかるように、図示しないアド
レスバッファへの入力信号が、バッファ回路の回路閾値
より低い電圧から高い電圧に変化する場合を考える。こ
のとき、バッファ回路が動作して、時刻t1にアドレス遷
移検出パルスΦATDが一時的に1レベルとなる。それに
より、制御信号ΦLatchが一時的に1レベルとなり、且
つイコライズ信号▲▼が一時的に0レベルにな
る。
なお、タイミング設定は以下のようにされている。即
ち、アドレス遷移検出パルスΦATDが0レベル→1レベ
ルに変化すると、第1のディレイ回路D1と第2ディレイ
回路D2並びに論理回路LG1、LG2により、先ず制御信号Φ
Latchが0レベル→1レベルになり、次にイコライズ信
号▲▼が1レベル→0レベルになる。一方、アド
レス遷移検出パルスΦATDが1レベル→0レベルに変化
すると、前記各回路D1,D2,LG1,LG2により、先ずイコラ
イズ信号▲▼が0レベル→1レベルになり、次に
データ出力バッファ制御信号ΦLatch1レベル→0レベル
になる。
以上のようにタイミングが設定されることにより、デ
ータ線D、がイコライズされて中間レベルになる前
に、制御信号ΦLatchが0レベルから1レベルになる。
このため、出力バッファ回路B1、B2はハイインピーダン
ス状態になり、ラッチ回路L1、L2により出力トランジス
タTr1、Tr2のゲート電位はそれぞれ1レベルと0レベル
が保持される。そして、出力バッファ回路B1、B2のハイ
インピーダンス状態は、時刻t2にイコライズ信号▲
▼が1レベルに戻り、制御信号ΦLatchが0レベルに
なるまで継続される。制御信号ΦLatchが0レベルにな
ると、出力バッファ回路B1、B2はロウインピーダンス状
態になる。その時には、データ線D、に新しいデータ
が伝播されており、データ線Dは0レベル、データ線
は1レベルとなる。これにより、出力トラジスタTr1の
ゲート信号は1レベルから0レベルへ、出力トランジス
タTr2のゲート信号は0レベルから1レベルに変わる。
以上の動作により、I/Oピンから半導体回路チップ内
に大電流が流れ込んで、チップ内のVCC、VSSが一時的に
ΔVだけ浮き上がってしまう。そして、チップ内VSS
アドレスバッファへの入力信号との電位差、すなわちチ
ップ内VSSを基準としたアドレスバッファへの入力電位V
inは、I/Oピンからチップ内部へと大電流が流れ込む以
前よりもΔVだけ低くなる。従って、もし、入力電位V
inがアドレスバッファの回路閾値よりもΔVよりも小さ
い電位分しか電位が高くなければ、アドレスバッファは
入力電位を一時的にVILと見なして誤動作する。即ち、
時刻t3に、イコライズ信号▲▼が再び一時的に0
レベルとなり制御信号ΦLatchは一時的に1レベルにな
る。
しかし、先にも述べたように、イコライズ信号▲
▼が0レベルになっている期間は、制御信号ΦLatch
は1レベルになっている。このため、出力バッファ回路
B1、B2はハイインピーダンス状態になり、出力トランジ
スタTr1、Tr2のゲート電位はラッチ回路L1、L2により、
それぞれ0レベル、1レベルに保持される。また、制御
信号ΦLatchが時刻t4に0レベルに戻る時には、データ
線D、に再びデータが伝播されてきている。即ち、デ
ータ線Dは0レベル、データ線は1レベルになってい
る。このため、出力トランジスタTr1、Tr2のゲート電位
は変化しない。従って、出力トランジスタTr1のゲート
電位が一時的に0レベルとなってI/Oピンからトランジ
スタTr2を介してチップ内部へ放電電流が流れるのが妨
げられて読み出し時間が送れる等の障害が出ることはな
い。
次に、図示しないメモリセルからの0レベル→1レベ
ルのリードを行なう場合の回路動作を、第3図に基づい
て説明する。ちなみに同図(A)はイコライズ信号▲
▼およびデータ出力バッファ制御信号ΦLatchの時
間的な電位の変化、同図(B)はデータ線D、の時間
的な電位変化、同図(C)は出力トランジスタTr1、Tr2
のゲート電位の時間的な変化、同時(D)は出力トラン
ジスタTr1、Tr2の接続中点に接続されるI/Oピンの時間
的な電位変化、同図(E)のこの半導体回路チップ内の
VCC、VSSの時間的な変化、同図(F)はこの半導体回路
チップ内のVSSを基準とした場合のチップ外からアドレ
スバッファへの外部入力信号の電圧変化をそれぞれ示す
ものである。
今、第3図(F)からわかるように、図示しないアド
レスバッファへの入力信号がバッファ回路の回路閾値よ
り高い電圧から低い電圧に変化する場合を考える。その
場合、バッファ回路が動作して時刻t1にアドレス遷移検
出パルスΦATDが一時的に1レベルとなる。その結果、
データ出力バッファ制御信号ΦLatchが一時的に1レベ
ルとなりイコライズ信号▲▼が一時的に0レベル
となる。
なお、タイミングは前と同様に、以下のように定めら
れている。即ち、第1のディレイ回路D1と第2ディレイ
回路D2並びに論理回路LG1、LG2により、アドレス遷移検
出パルスΦATDが0レベル→1レベルに変化すると、先
ず制御信号ΦLatchが0レベル→1レベルになり、次に
イコライズ信号▲▼が1レベル→0レベルにな
る。一方、アドレス遷移検出パルスΦATDが1レベル→
0レベルに変化すると、先ずイコライズ信号▲▼
が0レベル→1レベルになり、次にデータ出力バッファ
制御信号ΦLatch1レベル→0レベルに変化する。
以上のようにタイミングが設定されることにより、デ
ータ線D、がイコライズされて中間レベルになる前
に、制御信号ΦLatchが0レベルから1レベルになる。
このため、出力バッファ回路B1、B2はハイインピーダン
ス状態になり、ラッチ回路L1、L2により出力トランジス
タTr1、Tr2のゲート電位はそれぞれ0レベルと1レベル
が保持される。そして、出力バッファ回路B1、B2のハイ
インピーダンス状態はイコライズ信号▲▼が時刻
t2に1レベルに戻り、制御信号ΦLatchが0レベルにな
るまで継続される。制御信号ΦLatchが0レベルになる
と、出力バッファ回路B1、B2はロウインピーダンス状態
になる。その時には、データ線D、に新しいデータが
伝播されており、データ線Dは1レベル、データ線は
0レベルとなる。これにより、出力トランジスタTr1の
ゲート信号は0レベルから1レベルへ、出力トランジス
タTr2のゲート信号は1レベルから0レベルに変わる。
以上の動作により、半導体回路チップ内からトランジ
スタTr1を介してI/Oピンへ大電流が流れ出して、チップ
内のVCC、VSSが一時的にΔVだけ低下してしまう。そし
て、チップ内VSSとアドレスバッファへの入力信号との
電位差、すなわちチップ内VSSを基準としたアドレスバ
ッファへの入力電位Vinは、I/Oピンを通じてチップ内部
から大電流が流れ出す以前よりもΔVだけ高くなる。従
って、入力電位Vinがアドレスバッファの回路閾値より
もΔVよりも小さい電位分しか電位が低くなければ、ア
ドレスバッファは入力電位を一時的にVIHと見なし誤動
作する。即ち、時刻t3に、イコライズ信号▲▼が
再び一時的に0レベルになり、制御信号ΦLatchは一時
的に1レベルになる。
しかし、先にも述べたように、イコライズ信号▲
▼が0レベルになっている期間は、必ずデータ出力バ
ッファ制御信号ΦLatchは1レベルになっている。この
ため、出力バッファ回路B1、B2はハイインピーダンス状
態になり、出力トランジスタTr1、Tr2のゲート電位はラ
ッチ回路L1、L2により、それぞれ1レベル、0レベルに
保持される。また、制御信号ΦLatchが時刻t4に0レベ
ルに戻る時には、データ線D、に再びデータが伝播さ
れてきている。即ち、データ線Dは1レベル、データ線
は0レベルになっている。このため、出力トランジス
タTr1、Tr2のゲート電位は変化しない。従って、出力ト
ランジスタTr1、Tr2のゲート電位が一時的に0レベルと
なってチップ内部からI/Oピンへ充電電流が流れるのが
妨げられて読み出し時間が遅れる等の障害が出ることは
ない。
第1図の構成をブロック的に模式化して示したのが第
4図のブロック図である。第4図からわかるように、先
ず、アドレス遷移検出パルスΦATDに基づいて、立ち上
がりと立ち下がりのタイミングが順序づけられた制御信
号ΦLatchとイコライズ信号▲▼が作られる。制
御信号ΦLatchは、トライステートバッファ構成のバッ
ファ回路B1、B2に与えられる。イコライズ信号▲
▼はトランジスタTr0に与えられる。データ線D、
は、この出力バッファ回路B1、B2を通じて出力トランジ
スタTr1、Tr2のゲートに与えられる。出力トランジスタ
Tr1、Tr2の各ゲートには、それぞれ、ラッチ回路L1、L2
が接続されている。ラッチ回路L1、L2は、ゲート電位
を、出力バッファ回路B1、B2がハイインピーダンス状態
の場合に限り保持する。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、データ線のイコ
ライズ時には、このイコライズ信号より早いタイミング
で出力バッファ手段をハイインピーダンス状態にし、イ
コライズ終了時にはこのイコライズ信号より遅いタイミ
ングで出力バッファ手段をロウインピーダンスに戻すよ
うにしたので、イコライズ中のデータ線の影響が出力手
段に伝わるのが防止されてデータ読み出しが適正に行わ
れ、さらに、出力バッファ手段をハイインピーダンス状
態にするのを、センスアンプ回路が動作状態にあるか否
かではなく、イコライズ手段が動作状態にあるか否かに
よって行うようにしたので、センスアンプ回路の動作中
においてイコライズ手段の動作中に出力バッファ手段を
ハイインピータンスにして、イコライズによる悪影響が
出力されるのを防止しつつ高速なデータ出力を達成で
き、しかも出力バッファ手段の後段にラッチ手段を設け
たので、イコライズ中においてもラッチ手段がラッチし
たデータに基づいてデータ出力動作が行なわれるため、
データの出力時間の遅れを防止することができ、さら
に、本発明は、アドレス遷移検出信号に基づいてイコラ
イズを開始するようにしたイコライズ開始型の半導体装
置に関するものであるが、そのアドレス遷移検出信号に
よって先ず出力バッファをハイインピーダンス状態にし
て、イコライズ手段と出力手段とを引き離すようにした
ので、このアドレス遷移検出信号がたとえ電源ノイズに
基づくものであって現在データ読み出しが行われている
際中であっても、このアドレス遷移検出信号によってイ
コライズが行われても、このイコライズの影響はデータ
読み出しに影響を与えることはなく、データ読み出しは
適正に継続的に行われる半導体装置を得ることができ
る。
更に、本発明は、上述したように、イコライズ信号の
発生より早いタイミングで出力バッファ回路をハイイン
ピーダンス状態にし、また、イコライズ信号の終了より
遅いタイミングで出力バッファ回路のハイインピーダン
ス状態を解除するようにしたので、データ線の中間レベ
ルに出力バッファ回路が応答して出力T2がオフすること
がなく、前のリード状態を長い時間保持でき、これによ
り出力ホールド時間(TOH)の改善も有効に行われる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る半導体装置のブロック
図、 第2図、第3図は第1図の構成の動作を説明するタイミ
ングチャート、 第4図は第1図の構成を模式的に示したブロック図、 第5図は従来の半導体装置の回路ブロック図、 第6図は従来の半導体装置の他の0レベルを示す回路ブ
ロック図、 第7図、第8図は第5図の構成の動作を説明するための
タイミングチャート、 第9図、第10図は第6図の構成の動作を説明するための
タイミングチャートである。 Tr0……トランジスタ、Tr1,Tr2……出力トランジスタ、
L1,L2……ラッチ回路、B1,B2……出力バッファ回路、BC
……バッファ制御回路、D1……第1のディレイ回路、D2
……第2のディレイ回路、LG1,LG2……論理回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選択したメモリセルからのデータが入力さ
    れるデータ線と、 アドレス遷移によって、又は高圧側/低圧側の電源電圧
    に生じるノイズによって生成されるアドレス遷移検出信
    号に基づいて、一定時間イコライズ信号を出力する論理
    回路と、 前記イコライズ信号の印加によって、前記データ線をイ
    コライズするイコライズ手段と、 前記データ線のデータに応じた信号を外部に出力する出
    力手段と、 前記出力手段と前記イコライズ手段との間に設けられ、
    前記データを保持するラッチ手段と、 前記ラッチ手段と前記イコライズ手段との間に設けら
    れ、前記データ線の電位をそのまま出力するロウインピ
    ーダンス状態と、前記データ線の電位変化が出力側に伝
    わらないようにするハイインピーダンス状態とをとり得
    る出力バッファ手段と、 前記アドレス遷移検出信号に基づいて制御信号を発生
    し、この制御信号によって、前記イコライズ手段への前
    記イコライズ信号の印加に先行して、前記出力バッファ
    手段をハイインピーダンス状態に切り換え、前記イコラ
    イズ信号がオフされるときにはそのオフの後に前記出力
    バッファ手段をロウインピーダンス状態に戻して、前記
    ノイズに基づいて行われるイコライズ中の前記データ線
    の影響が、データ読み出し中の前記出力手段に伝わるの
    を防止する、制御手段と、 を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記データ線は、前記メモリセルから出力
    される相補の一対のデータが供給される一対の相補のデ
    ータ線を備えるものである請求項1記載の半導体装置。
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