JPH11201212A - 液圧緩衝器の減衰バルブ - Google Patents

液圧緩衝器の減衰バルブ

Info

Publication number
JPH11201212A
JPH11201212A JP10006215A JP621598A JPH11201212A JP H11201212 A JPH11201212 A JP H11201212A JP 10006215 A JP10006215 A JP 10006215A JP 621598 A JP621598 A JP 621598A JP H11201212 A JPH11201212 A JP H11201212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
plate
seat
damping
shock absorber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10006215A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kato
博 加藤
Mitsuo Sasaki
光雄 佐々木
Fumiyuki Yamaoka
史之 山岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unisia Jecs Corp filed Critical Unisia Jecs Corp
Priority to JP10006215A priority Critical patent/JPH11201212A/ja
Publication of JPH11201212A publication Critical patent/JPH11201212A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣り合うバルブシート面の間の高さ精度を高
め、安定した減衰特性を得る。バルブシート面の間の段
差形状、高さ等を容易に変更できるようにしてチューニ
ングの自由度を高める。 【解決手段】 焼結成形されるピストン25の端部にシ
ートプレート34を固定する。シートプレート34に弁
孔を成すスリット開口44を形成し、シートプレート3
4の上面中心部にバルブプレート35とスペーサプレー
ト36を重合固定する一方で、シートプレート34の上
面外周域に環状セットプレート43を配置する。バルブ
プレート35とスペーサプレート36の総合高さと、環
状セットプレート43の高さを同じにする。スペーサプ
レート36にスリットプレート37とバルブプレート3
8,39を重合固定し、スリットプレート37の下面を
環状セットプレート43の上面に当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液圧緩衝器に用い
られる減衰バルブに関し、とりわけ、緩衝器内部を複数
の液室に隔成するバルブボディにディスクバルブが複数
段に設けられた減衰バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の減衰バルブとして、図13に示
すようなものが従来より開発されている。
【0003】この減衰バルブ1は、バルブボディとして
のピストン2に上部室3と下部室4を連通する連通孔5
が形成される共に、ピストン2の下部室4側の端部に、
環状の第1バルブシート面6と、この第1バルブシート
面6よりも大径の第2バルブシート面7が段差状に形成
され、ピストン2の下面側中心部に、外周縁部が第1,
第2バルブシート面6,7に夫々当接する第1ディスク
バルブ8と第2ディスクバルブ9がスペーサ10とナッ
ト11を介して取り付けられている。そして、第1ディ
スクバルブ8の剛性は小さく、第2ディスクバルブ9の
剛性は大きく夫々設定されており、第2ディスクバルブ
9の当接する第2バルブシート面7にはオリフィス溝1
2が形成されている。したがって、オリフィス溝12と
第2ディスクバルブ9は並列に作用し、これらと第1デ
ィスクバルブ8は直列に作用する。尚、13は、第2デ
ィスクバルブ9の外周縁部を第2バルブシート面7方向
に付勢して第2ディスクバルブ9の剛性を高めるスプリ
ングである。
【0004】この減衰バルブ1は、以上のような構成で
あるため、ピストン2の作動速度が微低速で連通孔5を
通過する液体の流量が少ない間は、第1ディスクバルブ
8とオリフィス溝12において減衰力を発生し、ピスト
ン2の作動速度が速くなって連通孔5を通過する液体の
流量が増加すると、第2ディスクバルブ9の外周縁部が
第2バルブシート面7から離間して同バルブ9において
減衰力を発生するようになる。
【0005】また、この減衰バルブ1のバルブボディを
成すピストン2は、第1,第2バルブシート面6,7を
含む全域が焼結成形によって一体に形成されている。
【0006】尚、この関連技術は、例えば特開平6−1
47250号公報等に示されている
【0007】。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の減衰バルブ1は、段差を成す第1バルブシート面6
と第2バルブシート面7がピストン2と一体に焼結成形
されているため、この焼結成形がネックとなって第1バ
ルブシート面6から第2バルブシート面7までの高さ精
度をある値以上に高めることができない。したがって、
ピストン2の端面に対して成形精度の高い複数枚のプレ
ート8,9,10を積層した第2ディスクバルブ7の中
心側の支持部の高さに対して、焼結成形した第2バルブ
シート面7の高さが大きくばら付き、その結果、第2デ
ィスクバルブ9の外周縁部の初期セット圧がばら付くこ
とから第2ディスクバルブ9での安定した減衰力を得る
ことが難しくなる。
【0008】また、従来の減衰バルブ1は、第1バルブ
シート面6と第2バルブシート面7を焼結成形によって
一体に形成することから、両シート面6,7の段差形
状、高さ等を変更する場合に、焼結型自体を製造し直さ
なければならず、チューニングの自由度が低いという不
具合もある。
【0009】そこで本発明は、隣り合うバルブシート面
の間の高さ精度を高め、かつ、その隣り合うバルブシー
ト面の間の段差形状、高さ等を容易に変更できるように
して、安定した減衰力の確保とチューニングの自由度の
向上を図ることのできる液圧緩衝器の減衰バルブを提供
しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段として、請求項1の発明は、焼結成形される
バルブボディの端部に、ディスクバルブの当接する環状
のバルブシート面が複数段設けられた液圧緩衝器の減衰
バルブにおいて、隣り合うバルブシート面の間の段差部
をバルブボディと別体のプレートによって形成するよう
にした。プレートは焼結成形以外の方法によって容易に
高精度に形成することができる。使用するプレートの打
ち抜き形状、サイズや厚み等を適宜変えることによって
段差部の仕様を容易に変更することができる。
【0011】請求項2の発明は、焼結成形されるバルブ
ボディの端部に、ディスクバルブの当接する環状のバル
ブシート面が複数段設けられた液圧緩衝器の減衰バルブ
において、バルブボディの端部に第1バルブシート面を
設け、この第1バルブシート面の外周縁部に、端面が第
2バルブシート面を成す所定高さの環状セットプレート
を配設すると共に、第1バルブシート面の中心部に、外
径が環状セットプレートの内径よりも小さく総合高さが
環状セットプレートの高さ以下となる第1ディスクバル
ブとスペーサプレートを重合固定し、このスペーサプレ
ートの端面に、外周縁部が環状セットプレートの端面に
当接する第2ディスクバルブを固定するようにした。第
1バルブシート面と第2バルブシート面の間の高さは環
状セットプレートの高さによって決定される。環状セッ
トプレートは、バルブボディと別体であることから、焼
結成形以外の方法によって容易に高精度に形成すること
ができる。
【0012】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、第1ディスクバルブの外周面に、環状セットプレー
トの内周面に当接可能な複数個のセンタリング突起を設
けるようにした。環状セットプレートはセンタリング突
起と第1ディスクバルブを介してバルブボディにセンタ
リングされる。
【0013】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、環状セットプレートの内周面に、第1ディスクバル
ブの外周面に当接可能な複数個のセンタリング突起を設
けるようにした。
【0014】請求項5の発明は、請求項2の発明におい
て、環状セットプレートの外周面に、バルブボディに延
設された円筒壁の内周面に当接可能な複数個のセンタリ
ング突起を設けるようにした。環状セットプレートはセ
ンタリング突起と円筒壁を介してバルブボディにセンタ
リングされる。
【0015】請求項6の発明は、請求項2の発明におい
て、バルブボディに延設された円筒壁の内周面に、環状
セットプレートの外周面に当接可能な複数個のセンタリ
ング突起を設けるようにした。
【0016】請求項7の発明は、請求項2〜6のいずれ
かの発明において、弁孔としての円弧状のスリット開口
を有しその上面が第1バルブシート面を成すシートプレ
ートを、バルブボディの端面に載置固定するようにし
た。シートプレートのスリット開口はプレス加工による
打ち抜き等によって容易に形成することができ、そのス
リット開口の開口面積や形成位置も容易に変更すること
ができる。
【0017】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、シートプレートのスリット開口の外径を、バルブボ
ディの端面のシート部の内径よりも大きく、同シート部
の外径よりも小さい範囲に設定するようにした。第1デ
ィスクバルブの受圧面がバルブボディのシート部内径よ
りも径方向外側に設定されるようになる。
【0018】請求項9の発明は、請求項7または8の発
明において、シートプレートの外径を、バルブボディの
端面のシート部の外径よりも大きく形成するようにし
た。シートプレートの端面外周縁部に配設される環状セ
ットプレートの内径を、バルブボディのシート部の外径
よりも大きく設定し、第2ディスクバルブの受圧面積を
径方向外側に拡げることが可能になる。
【0019】請求項10の発明は、請求項7〜9のいず
れかの発明において、シートプレートに、スリット開口
から第1ディスクバルブの径方向外側まで延出する切欠
きを形成するようにした。シートプレートに形成した切
欠きが、第1ディスクバルブの閉弁時に連通するコンス
タントオリフィスとして機能するようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。尚、各実施例において共通部分には共
通符号を付し、重複する部分の説明は省略するものとす
る。
【0021】まず、第1実施例を図1〜図3によって説
明する。
【0022】図2は、本発明にかかる減衰バルブを採用
したストラット型の液圧緩衝器を示し、この液圧緩衝器
は、上端部が車体側に結合されるシリンダ21の内部が
フリーピストン22によって液室23とガス室24とに
隔成され、さらに、この液室23の内部がピストン25
によって上部室23Aと下部室23Bとに隔成される一
方で、このピストン25から下方に延出したピストンロ
ッド26の先端部が外筒27とブラケット28を介して
ナックル等の図示しないホイール支持部材に結合されて
いる。ピストン25には、ピストンロッド26が伸び方
向に変位したときに上部室23Aから下部室23Bへの
液体の流動を許容しつつ減衰力を発生する伸び側の減衰
バルブ20Aと、ピストンロッド26が縮み方向に変位
したときに下部室23Bから上部室23Aへの液体の流
動を許容しつつ減衰力を発生する縮み側の減衰バルブ2
0Bが設けられており、これらのバルブ20A,20B
に本発明にかかる減衰バルブが採用されている。尚、ピ
ストン25の上部に配置される縮み側の減衰バルブ20
Bと下部側に配置される伸び側の減衰バルブ20Aは配
置の上下は逆ではあるが構造のうえではほぼ同一のもの
となっており、ピストン25は両減衰バルブ20B,2
0Aのバルブボディを構成するようになっている。以下
においては、ピストン25の上部に配置される縮み側の
減衰バルブ20Bについてのみ説明するものとする。
【0023】図1,図3に示すように、ピストン25に
は上部室23Aと下部室23Bを連通する複数個の連通
孔29a…、29b…が形成されており、このうちの半
分29a…は下部室23Bから上部室23Aに液体を流
通させるための通路とされ、残りの半分29b…は逆に
上部室23Aから下部室23Bに液体を流通させるため
の通路とされている。前者の連通路29aは縮み側の減
衰バルブ20Bに、後者の連通路29bは伸び側の減衰
バルブ20A(図2参照)に夫々用いられている。ま
た、ピストン25の上端部には外周域に沿って略波形状
にシート部30が突設されており、このシート部30が
前者の連通路29aと後者の連通路29bを互いに隔離
するようになっている。さらに、ピストン25の上端部
の中心域にはシート部30と同一高さのボス部31が設
けられ、このボス部31とシート部30の間に連通路2
9aの開口する環状溝32が形成されている。ボス部3
1の中心部には軸方向沿う貫通孔33が設けられ、この
貫通孔33にピストンロッド26の小径部26aが嵌入
されている。尚、ピストン25は全体が焼結成形によっ
て形成されている。
【0024】そして、ピストンロッド26の小径部26
aの先端はボス部31から上方に突出しており、この小
径部26aの突出した部分に、図3に示すように、シー
トプレート34、バルブプレート35、スペーサプレー
ト36、スリットプレート37、バルブプレート38,
39、スペーサプート40、ワッシャ41(図1参照)
が順次嵌合され、これらが小径部26aの先端に螺合さ
れるナット42によってボス部31とシート部30の上
面に締め付け固定されている。また、バルブプレート3
5とスペーサプレート36の外周域には、これらの総合
高さ以下の高さの環状セットプレート43が配置され、
この環状セットプレート43の上下面が、スリットプレ
ート37とシートプレート34の外周縁部によって挟持
されるようになっている。
【0025】シートプレート34は、ピストン25のシ
ート部30の最大外径とほぼ同一外径に形成されると共
に、所定径の円周上に3つの円弧状のスリット開口44
が等間隔に形成されている。このシートプレート34は
ピストン25のボス部31とシート部30の上面に密接
し、スリット開口44が環状溝32と連通路29aに導
通して弁孔を構成するようになっている。シートプレー
ト34の上面34aは本発明における第1バルブシート
面を構成している。
【0026】バルブプレート35は、スリット開口44
よりも大きい外径に形成され、スリット開口44部分に
液圧の作用しない初期状態において上面側からスリット
開口44を閉塞するようになっている。このバルブプレ
ート35は本発明における第1ディスクバルブを構成し
ている。また、スペーサプレート36はピストン25の
ボス部31の外径よりも若干小さい外径に形成され、バ
ルブプレート35の下面側の受圧面に所定圧以上の液圧
が作用したときにバルブプレート35の外周縁部の上方
側の反り変形を許容するようになっている。そして、バ
ルブプレート35の外周面には、環状セットプレート4
3の内周面に当接可能なセンタリング突起45が周方向
等間隔に複数個突設され、このセンタリング突起45に
よって環状セットプレート43をピストン25に対して
センタリングするようになっている。
【0027】また、環状セットプレート43の上面43
aは本発明における第2バルブシート面を構成するよう
になっている。
【0028】スリットプレート37とバルブプレート3
8,39は、環状セットプレート43とほぼ同一外径に
形成され、これら3枚のプレート37,38,39が組
を成して本発明における第2ディスクバルブを構成する
ようになっている。バルブプレート38,39は単純な
円環状のプレートによって形成されているが、スリット
プレート37は円環状のプレートの外周縁部に径方向外
側に開口するスリット37aが周方向等間隔に複数個形
成されている。このスリット37aは環状セットプレー
ト43の上面43aとバルブプレート38の間でオリフ
ィス溝(コンスタントオリフィス)を形成するもので、
少なくとも環状セットプレート43の内径よりも内側ま
で切り込みが達するようになっている。
【0029】スペーサプレート40は、ピストン25の
ボス部31よりも若干小さい外径に形成され、スリット
プレート37の下面側の受圧面に設定圧以上の液圧が作
用したときに、スリットプレート37とバルブプレート
38,39の外周縁部の上方向の反り変形を許容し得る
ようになっている。
【0030】尚、以上のプレート34〜40,43はす
べて圧延等により高い精度で成形された板材に対してプ
レス加工による打ち抜き等を施すことによって形成され
ており、また、第1ディスクバルブとしてのバルブプレ
ート35の剛性は小さく、第2ディスクバルブとしての
スリットプレート37とバルブプレート38,39の総
合剛性は大きく設定されている。
【0031】この減衰バルブ20Bは以上のような構成
であるため、ピストン25がシリンダ21内を微低速で
下方に変位するときには、昇圧された下部室23Bの液
体がシートプレート34のスリット開口44を通してバ
ルブプレート35の下面に作用し、そのバルブプレート
35の外周縁部を反り変形させてバルブシート35とシ
ートプレート34の間に隙間を作る。そして、このとき
液体はその隙間を通り、さらにスリットプレート37の
スリット37aを通って上部室23Aへと流入し、その
際にバルブプレート35とスリット37aにおいて減衰
力を発生する。
【0032】また、ピストン25がシリンダ21内を下
方に所定速度以上の速度で変位するときには、昇圧され
た下部室23Bの液体がバルブプレート35の外周縁
部、そしてさらにスリットプレート37及びバルブプレ
ート38,39の外周縁部を反り変形させ、これらのプ
レート35,37〜39の変形によってできた隙間を通
して液体が上部室23Aへと流入する。そして、このと
きスリットプレート37及びバルブプレート38,39
の総合剛性がバルブプレート35の剛性よりも大きいこ
とから、減衰力は主にスリットプレート37及びバルブ
プレート38,39において発生する。
【0033】ところで、この減衰バルブ20Bは、バル
ブプレート35の当接するシート面とスリットプレート
37の当接するシート面との段差部分が、焼結成形され
るピストン25とは別体の環状セットプレート43によ
って構成されているため、スリットプレート37の当接
するシート面の高さを精度良く設定することができ、シ
ート面及び段差部分をピストンと一体に形成していた従
来のものに比較すれば高さ精度は格段に向上する。つま
り、従来においては、シート面の高さ精度は焼結成形に
よる誤差がネックとなってある値以上に高めることがで
きなかったが、この減衰バルブ20Bにおいては、ピス
トン25と別体の環状セットプレート43を設けること
により、焼結成形による誤差に影響されることなく高い
精度でもってシート面の高さを正確に設定することがで
きる。したがって、この減衰バルブ20Bの場合、スリ
ットプレート37等の初期セット圧のばら付きが極めて
少なくなり、その結果、安定した減衰特性を確実に得ら
れるようになる。
【0034】また、この減衰バルブ20Bは、スリット
プレート37の当接するシート面をピストン25と別体
の環状セットプレート43によって形成するようにした
ため、環状セットプレート43の板厚やサイズ、打ち抜
き形状等を変更することで異なる仕様のものに容易に対
応することができ、チューニングの自由度も向上すると
いう利点がある。そして、さらにバルブシート面を一つ
だけ持つタイプや三つ以上持つタイプの減衰バルブに対
しても同一のピストン25を共用することができるた
め、量産効果による低コスト化を実現することが可能で
ある。
【0035】また、この減衰バルブ20Bにおいては、
バルブプレート35の外周面に複数個のセンタリング突
起45を設け、このセンタリング突起45によって環状
セットプレート43をピストン25に対してセンタリン
グできるようにしたため、製造コストの大幅な増大を来
すことのない極めて単純な構造でありながら、スリット
プレート37と環状セットプレート43の当接面のずれ
を確実に防止することができ、したがって、この面から
も減衰特性の安定化を図ることができる。尚、この実施
例においては、バルブプレート35の外周面にセンタリ
ング突起45を設けるようにしたが、図4に示す第2実
施例のように環状セットプレート143の内周面にバル
ブプレート135の外周面に当接可能なセンタリング突
起145を複数個形成するようにしても同様の効果を得
ることができる。
【0036】つづいて、第3実施例を図5〜図7によっ
て説明する。
【0037】図5は、本発明にかかる減衰バルブ220
A,220Bを採用したストラット型の液圧緩衝器を示
すものであるが、この液圧緩衝器は、図2に示したもの
と異なり、ピストン225を収容するシリンダ221と
その外側に配置される外筒227の間にリザーバ室46
が形成され、このリザーバ室46とシリンダ221内の
下部室223Bとがベースバルブ47を介して連通する
ようになっている。そして、この液圧緩衝器は、ピスト
ン225に、ピストンロッド226の伸び作動時に減衰
力を発生する伸び側の減衰バルブ220Aと、縮み作動
時に下部室223Bから上部室223Aへの液体の流通
を許容するチェックバルブ48Aとが設けられ、ベース
バルブ47に、ピストンロッド226の縮み作動時に減
衰力を発生する縮み側の減衰バルブ220Bと、伸び作
動時にリザーバ室46から下部室223Bへの液体の流
通を許容するチェックバルブ48Bとが設けられてい
る。尚、ピストンロッド226の先端部はインシュレー
タラバー(図示せず)を介して車体側に結合され、外筒
227の下端はブラケット28を介してホイール側部材
に結合されている。
【0038】図6,図7は、ピストン225側の減衰バ
ルブ220Aを示すものであり、この減衰バルブ220
Aの取り付けられるピストン225は、図1〜図5に示
した第1,第2実施例のものと異なり、ピストン225
の一方側の端部外周にシリンダ221の内壁に摺接する
円筒壁50が焼結成形によって一体に形成されている。
この円筒壁50自体は周知の構造であるが、この円筒壁
50の内周側に減衰バルブ220Aが配置されている。
この減衰バルブ220Aの場合、環状セットプレート2
43の外周面に、円筒壁50の内周面に当接可能な複数
個のセンタリング突起245が形成されており、このセ
ンタリング突起245によって環状セットプレート24
3をピストン225にセンタリングするようになってい
る。
【0039】この減衰バルブ220Aは、基本的には前
述した第1,第2実施例のものと同様の作用効果を得る
ことができるが、環状セットプレート243の外周面に
センタリング突起245を形成して、このセンタリング
突起245を充分な高さ及び厚みを持つピストン225
の円筒壁50に当接させるようにしたため、環状セット
プレート243のセンタリングがより確実になる。尚、
この実施例においては環状セットプレート243の外周
面に複数個のセンタリング突起245を形成したが、逆
に、環状セットプレート243の外周面に当接可能な複
数個のセンタリング突起を円筒壁50の内周面に形成す
るようにしてもほぼ同様の効果を得ることができる。
【0040】さらに、第4実施例を図8,図9によって
説明する。
【0041】この実施例は、基本的な構成は図5〜図7
に示した実施例のものと同様であるが、シートプレート
34の上面に当接する第1ディスクバルブがスリットプ
レート60とバルブプレート135を重合した構成とな
っている点で異なっている。スリットプレート60とバ
ルブプレート135は同一外径に形成されており、スリ
ットプレート60の外周縁部には径方向外側に開口する
一対のスリット60aが形成されている。このスリット
60aはシートプレート34の上面とバルブプレート1
35の間でオリフィス溝(コンスタントオリフィス)を
形成するもので、その切り込み長さは少なくともシート
プレート34のスリット開口44にまで達するように設
定されている。また、この実施例の場合、環状セットプ
レート243の高さはスリットプレート60、バルブプ
レート135、スペーサプレート36の3者を重ね合わ
せた総合高さ以上になるように設定されている。
【0042】この実施例の減衰バルブは、基本的には第
1〜第3実施例のものと同様の作用及び効果を得ること
ができるが、シートプレート34とバルブプレート13
5の間にオリフィス溝を構成するスリットプレート60
を介装したことから、ピストン225が極く微低速で変
位するときに、スリット60aによる減衰力を得ること
ができる。
【0043】また、図10,図11は第5実施例を示す
ものであり、この実施例の減衰バルブは、図8,図9に
示した減衰バルブをさらに改良してスリットプレート6
0を用いることなく同様の機能を得られるようにしてい
る。即ち、この実施例の減衰バルブは、シートプレート
334に、スリット開口344と、このスリット開口3
44からバルブプレート135の径方向外側まで延出す
る切欠き344aが形成されており、バルブプレート1
35がシートプレート334に当接した状態で、この切
欠き344aがオリフィス溝(コンスタントオリフィ
ス)として機能するようになっている。
【0044】この減衰バルブの場合、シートプレート3
34に切欠き344aを追加形成するだけでオリフィス
溝の機能を得ることができるため、図8,図9に示した
ものに比較して部品点数が削減される。そして、シート
プレート334への切欠き344aの形成は、スリット
開口344と共にプレス加工による打ち抜き等によって
容易に行うことができ、前述の部品点数が削減されるこ
ととも相俟って製造コストのより一層の削減が可能にな
る。
【0045】尚、本発明の実施例は以上で説明したもの
に限るものではなく、例えば、シートプレートを無くし
てピストン等のバルブボディの端面を第1バルブシート
面とするようにしても良い。ただし、以上で説明した実
施例のように、シートプレートを用いた場合には、第1
バルブシート面の加工精度を高めることができ、しか
も、弁孔となるスリット開口を打ち抜き等のよって容易
に成形することができることから、弁孔の開口位置や開
口面積等の変更が容易になるという利点がある。
【0046】そして、このことに加え、図12に示すよ
うにシートプレート34に形成するスリット開口44の
外径φBは、ピストン225のシート部30の外径φD
を越えない範囲、例えば、φC<φB<φD(ただし、
φCはシート部30の内径)のように自由に設定するこ
とができるため、ピストン225のシート部30の内径
φCに制約を受けることなくバルブプレート135(第
1ディスクバルブ)の受圧面積を拡げることができる。
また、同図に示すように、シートプレート34の外径φ
Aをピストン225のシート部30の内径φCよりも大
きく設定すれば、環状セットプレート243の径をピス
トン225のシート部30の内径φCに制約を受けずに
径方向外側に拡げ、スリットプレート37(第2ディス
クバルブ)の受圧面積を拡げることができる。したがっ
て、このようにした場合にはチューニングの自由度がよ
り一層高まる。
【0047】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、隣り合
うバルブシート面の間の段差部を、焼結成形されるバル
ブボディと別体のプレートによって形成するようにした
ため、隣り合うバルブシート面の間の高さを決定する段
差部を、焼結成形以外の方法によって容易に高精度に形
成することができるうえに、段差部の仕様を容易に変更
できるようになり、その結果、バルブシート面の高さの
ばら付きに起因する第2ディスクバルブの開弁圧等のば
ら付きを少なくして安定した減衰力を確保することが可
能になると共に、減衰特性等のチューニングの自由度も
高まる。また、段差部をバルブボディと別体のプレート
で形成することから、従来より広く用いられている一つ
のバルブシート面のみをもつ減衰バルブのバルブボディ
をそのまま流用することができ、このようにすることに
より生産効率を大幅に向上させることができる。
【0048】請求項2の発明は、バルブボディの端部に
第1バルブシート面を設け、この第1バルブシート面の
外周縁部に、端面が第2バルブシート面を成す所定高さ
の環状セットプレートを配設すると共に、第1バルブシ
ート面の中心部に、外径が環状セットプレートの内径よ
りも小さく総合高さが環状セットプレートの高さ以下と
なる第1ディスクバルブとスペーサプレートを重合固定
し、このスペーサプレートの端面に、外周縁部が環状セ
ットプレートの端面に当接する第2ディスクバルブを固
定するようにしたため、第2バルブシート面の高さが高
精度でもって設定されて、第2ディスクバルブの初期セ
ット圧(開弁圧)を正確に設定することが可能になると
共に、環状セットプレートの打ち抜き形状やサイズ、高
さ等を変えることによって容易に仕様を変更することが
可能になる。
【0049】請求項3〜6の発明は、請求項2の発明に
おいて、いずれもセンタリング突起によって環状セット
プレートをバルブボディに確実にセンタリングできるよ
うにしたため、製造コストの増加等を招くことなく第2
ディクバルブの着座位置を一定させてより安定した減衰
特性を得ることが可能になる。
【0050】請求項7の発明は、請求項2〜6のいずれ
かの発明において、弁孔としての円弧状のスリット開口
を有しその上面が第1バルブシートを成すシートプレー
トを、バルブボディの端面に載置固定するようにしたた
め、弁孔となるスリット開口をシートプレートの打ち抜
き等によって容易に形成することができるうえ、そのス
リット開口の開口面積や形成位置を変更することによっ
て第1ディクバルブの減衰特性を容易に変更することが
できる。
【0051】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、シートプレートのスリット開口の外径を、バルブボ
ディの端面のシート部の内径よりも大きく、同シート部
の外径よりも小さい範囲に設定したため、第1ディスク
バルブの受圧面がバルブボディのシート部内径よりも径
方向外側に広げられることとなり、第1ディスクバルブ
で発生する減衰力をより小さく設定することが可能にな
る。
【0052】請求項9の発明は、請求項7または8の発
明において、シートプレートの外径を、バルブボディの
端面のシート部の外径よりも大きく形成するようにした
ため、環状セットプレートの内径をバルブボディのシー
ト部の外径よりも大きく設定して、第2ディスクバルブ
の受圧面積を径方向外側に拡げることができるようにな
り、その結果、第2ディスクバルブのチューニングの自
由度が高まる。
【0053】請求項10の発明は、請求項7〜9のいず
れかの発明において、シートプレートに、スリット開口
から第1ディスクバルブの径方向外側まで延出する切欠
きを形成して、この切欠きをコンスタントオリフィスと
して機能させるようにしたため、コンスタントオリフィ
スの成形が容易になり、製造コストのより一層の低減が
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の拡大断面図。
【図2】同実施例を示す全体断面図。
【図3】同実施例を示す要部の分解斜視図。
【図4】本発明の第2実施例を示す平面図。
【図5】本発明の第3実施例を示す全体断面図。
【図6】同実施例を示す第5図のF部分の上下を逆にし
た拡大断面図。
【図7】同実施例を示す平面図。
【図8】本発明の第4実施例を示す要部の拡大断面図。
【図9】同実施例を示す分解斜視図。
【図10】本発明の第5実施例を示す要部の拡大断面
図。
【図11】同実施例を示す平面図。
【図12】本発明の第3実施例の変形例を示す拡大断面
図。
【図13】従来の技術を示す断面図。
【符号の説明】
20B,220A…減衰バルブ、 25,225…ピストン(バルブボディ)、 30…シート部、 34,334…シートプレート、 34a,334a…上面(第1バルブシート面)、 35,135…バルブプレート(第1ディスクバル
ブ)、 36…スペーサプレート、 37…スリットプレート(第2ディスクバルブ)、 38,39…バルブプレート(第2ディスクバルブ)、 43,143,243…環状セットプレート、 43a…上面(第2バルブシート面)、 44,344…スリット開口、 45…センタリング突起、 50…円筒壁、 344a…切欠き。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼結成形されるバルブボディの端部に、
    ディスクバルブの当接する環状のバルブシート面が複数
    段設けられた液圧緩衝器の減衰バルブにおいて、 隣り合うバルブシート面の間の段差部をバルブボディと
    別体のプレートによって形成したことを特徴とする液圧
    緩衝器の減衰バルブ。
  2. 【請求項2】 焼結成形されるバルブボディの端部に、
    ディスクバルブの当接する環状のバルブシート面が複数
    段設けられた液圧緩衝器の減衰バルブにおいて、 バルブボディの端部に第1バルブシート面を設け、この
    第1バルブシート面の外周縁部に、端面が第2バルブシ
    ート面を成す所定高さの環状セットプレートを配設する
    と共に、第1バルブシート面の中心部に、外径が環状セ
    ットプレートの内径よりも小さく総合高さが環状セット
    プレートの高さ以下となる第1ディスクバルブとスペー
    サプレートを重合固定し、このスペーサプレートの端面
    に、外周縁部が環状セットプレートの端面に当接する第
    2ディスクバルブを固定したことを特徴とする液圧緩衝
    器の減衰バルブ。
  3. 【請求項3】 第1ディスクバルブの外周面に、環状セ
    ットプレートの内周面に当接可能な複数個のセンタリン
    グ突起を設けたことを特徴とする請求項2に記載の液圧
    緩衝器の減衰バルブ。
  4. 【請求項4】 環状セットプレートの内周面に、第1デ
    ィスクバルブの外周面に当接可能な複数個のセンタリン
    グ突起を設けたことを特徴とする請求項2に記載の液圧
    緩衝器の減衰バルブ。
  5. 【請求項5】 環状セットプレートの外周面に、バルブ
    ボディに延設された円筒壁の内周面に当接可能な複数個
    のセンタリング突起を設けたことを特徴とする請求項2
    に記載の液圧緩衝器の減衰バルブ。
  6. 【請求項6】 バルブボディに延設された円筒壁の内周
    面に、環状セットプレートの外周面に当接可能な複数個
    のセンタリング突起を設けたことを特徴とする請求項2
    に記載の液圧緩衝器の減衰バルブ。
  7. 【請求項7】 弁孔としての円弧状のスリット開口を有
    しその上面が第1バルブシート面を成すシートプレート
    を、バルブボディの端面に載置固定したことを特徴とす
    る請求項2〜6のいずれかに記載の液圧緩衝器の減衰バ
    ルブ。
  8. 【請求項8】 シートプレートのスリット開口の外径
    を、バルブボディの端面のシート部の内径よりも大き
    く、同シート部の外径よりも小さい範囲に設定したこと
    を特徴とする請求項7に記載の液圧緩衝器の減衰バルブ
  9. 【請求項9】 シートプレートの外径を、バルブボディ
    の端面のシート部の外径よりも大きく形成したことを特
    徴とする請求項7または8に記載の液圧緩衝器の減衰バ
    ルブ。
  10. 【請求項10】 シートプレートに、スリット開口から
    第1ディスクバルブの径方向外側まで延出する切欠きを
    形成したことを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記
    載の液圧緩衝器の減衰バルブ。
JP10006215A 1998-01-16 1998-01-16 液圧緩衝器の減衰バルブ Pending JPH11201212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10006215A JPH11201212A (ja) 1998-01-16 1998-01-16 液圧緩衝器の減衰バルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10006215A JPH11201212A (ja) 1998-01-16 1998-01-16 液圧緩衝器の減衰バルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11201212A true JPH11201212A (ja) 1999-07-27

Family

ID=11632313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10006215A Pending JPH11201212A (ja) 1998-01-16 1998-01-16 液圧緩衝器の減衰バルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11201212A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002227905A (ja) * 2001-02-01 2002-08-14 Kayaba Ind Co Ltd 油圧緩衝器のピストン又はバルブケース
JP2003090380A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Kayaba Ind Co Ltd リーフバルブを有するショックアブソーバ、及びリーフバルブのショックアブソーバに対する組付方法
JP2006220255A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Kayaba Ind Co Ltd 油圧緩衝器における減衰バルブ構造
JP2006220256A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Kayaba Ind Co Ltd 油圧緩衝器におけるバルブ構造
JP2010169107A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Kayaba Ind Co Ltd バルブ
JP2014062600A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Showa Corp 油圧緩衝器及びバルブ
WO2016052701A1 (ja) * 2014-10-01 2016-04-07 Kyb株式会社 緩衝器
DE102014223084A1 (de) * 2014-11-12 2016-05-12 Zf Friedrichshafen Ag Dämpfventil für einen Schwingungsdämpfer

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5973610A (ja) * 1982-10-20 1984-04-25 Tokico Ltd 油圧緩衝器
JPS59113333A (ja) * 1982-12-20 1984-06-30 Tokico Ltd 油圧緩衝器
JPS63178646U (ja) * 1987-05-11 1988-11-18
JPH01135936A (ja) * 1987-11-19 1989-05-29 Atsugi Motor Parts Co Ltd 液圧緩衝器
JPH0231040A (ja) * 1988-07-20 1990-02-01 Tokico Ltd 油圧緩衝器
JPH0225745U (ja) * 1988-08-05 1990-02-20
JPH06159424A (ja) * 1992-11-13 1994-06-07 Toyota Motor Corp ショックアブソーバ
JPH0716043U (ja) * 1993-08-24 1995-03-17 株式会社ショーワ 緩衝器のセンタリング構造
JPH07286639A (ja) * 1994-10-31 1995-10-31 Unisia Jecs Corp 液圧緩衝器のバルブ構造
JPH08170678A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Kayaba Ind Co Ltd ノンリタンバルブ構造
JPH0914325A (ja) * 1995-06-29 1997-01-14 Soqi Inc 油圧緩衝器の減衰力調整機構
JPH09177861A (ja) * 1996-12-26 1997-07-11 Tokico Ltd 油圧緩衝器

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5973610A (ja) * 1982-10-20 1984-04-25 Tokico Ltd 油圧緩衝器
JPS59113333A (ja) * 1982-12-20 1984-06-30 Tokico Ltd 油圧緩衝器
JPS63178646U (ja) * 1987-05-11 1988-11-18
JPH01135936A (ja) * 1987-11-19 1989-05-29 Atsugi Motor Parts Co Ltd 液圧緩衝器
JPH0231040A (ja) * 1988-07-20 1990-02-01 Tokico Ltd 油圧緩衝器
JPH0225745U (ja) * 1988-08-05 1990-02-20
JPH06159424A (ja) * 1992-11-13 1994-06-07 Toyota Motor Corp ショックアブソーバ
JPH0716043U (ja) * 1993-08-24 1995-03-17 株式会社ショーワ 緩衝器のセンタリング構造
JPH07286639A (ja) * 1994-10-31 1995-10-31 Unisia Jecs Corp 液圧緩衝器のバルブ構造
JPH08170678A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Kayaba Ind Co Ltd ノンリタンバルブ構造
JPH0914325A (ja) * 1995-06-29 1997-01-14 Soqi Inc 油圧緩衝器の減衰力調整機構
JPH09177861A (ja) * 1996-12-26 1997-07-11 Tokico Ltd 油圧緩衝器

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002227905A (ja) * 2001-02-01 2002-08-14 Kayaba Ind Co Ltd 油圧緩衝器のピストン又はバルブケース
JP2003090380A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Kayaba Ind Co Ltd リーフバルブを有するショックアブソーバ、及びリーフバルブのショックアブソーバに対する組付方法
JP2006220255A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Kayaba Ind Co Ltd 油圧緩衝器における減衰バルブ構造
JP2006220256A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Kayaba Ind Co Ltd 油圧緩衝器におけるバルブ構造
JP2010169107A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Kayaba Ind Co Ltd バルブ
JP2014062600A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Showa Corp 油圧緩衝器及びバルブ
WO2016052701A1 (ja) * 2014-10-01 2016-04-07 Kyb株式会社 緩衝器
JP2016070459A (ja) * 2014-10-01 2016-05-09 Kyb株式会社 緩衝器
DE102014223084A1 (de) * 2014-11-12 2016-05-12 Zf Friedrichshafen Ag Dämpfventil für einen Schwingungsdämpfer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2694465B2 (ja) 油圧緩衝器
US9435394B2 (en) Damping device
JP6014444B2 (ja) 緩衝器
JP5923323B2 (ja) シリンダ装置
WO2018062151A1 (ja) 緩衝器
JP2559176Y2 (ja) マスタシリンダ用リザーバのキャップ
JP3828584B2 (ja) 多分割構造の緩衝器ピストン
JPH11201212A (ja) 液圧緩衝器の減衰バルブ
JP6706714B2 (ja) 緩衝器
JPWO2019021797A1 (ja) 緩衝器およびその製造方法
JPH0231615Y2 (ja)
JP2006194336A (ja) バルブ構造
JP4761445B2 (ja) バルブ構造
JP7206174B2 (ja) 緩衝器
JPH1073141A (ja) 減衰力調整式油圧緩衝器
JP4141077B2 (ja) リリーフ弁
JP6360291B2 (ja) 緩衝器のバルブ構造
JP6800056B2 (ja) 緩衝器
EP0336758B1 (en) Shock absorber with variable damping characteristics depending upon stroke speed
JP2000283207A (ja) 油圧緩衝器のバルブ構造
JP6738368B2 (ja) バルブシート部材、バルブ、及び緩衝器
JPH11166573A (ja) ショックアブソーバ
JPH07238975A (ja) 減衰力可変型ショックアブソーバ
JPH0244114Y2 (ja)
CN106536966B (zh) 缓冲器

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20041217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050524

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051004