JP2000283207A - 油圧緩衝器のバルブ構造 - Google Patents
油圧緩衝器のバルブ構造Info
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Abstract
減衰力特性を減衰バルブによるほぼリニアな特性にし、
そして、減衰力特性を低速域から中速域までにおいて変
曲点がないように繋ぎ、減衰力の設定自由度を大きく確
保できるようにすることであり、さらに、高速域での減
衰力特性を中速域に対して持ち上げることなく、車両の
ばね下共振点付近でのばね下の暴れによる接地力低下を
防ぎ、乗り心地と操縦安定性を高いレベルで両立するこ
とが可能な油圧緩衝器を提供する。 【解決手段】 ピストンロッドの伸縮動作に伴う減衰力
を発生する油圧緩衝器のバルブ構造において、円環形状
の弾性板からなるサブバルブ17と中間シート19Aと
メインバルブ18とをバルブシート20側から重ねて装
着すると共に、上記中間シート19Aは、その外径dが
前記バルブシート20の径Dより小さく、自由端側に開
いた扇形状の切り欠き部19aを成形する。
Description
びショックアブソーバに関し、特に、自動車、二輪車、
産業車両、特殊車輌等の使用に適する油圧緩衝器のバル
ブ構造・特性の改良に関するものである。
る先行技術としては、特開平7−217692号公報に
開示されるように、円環形の弾性板をなしてその内周側
または外周側を支持された弁部材6,7と、この弁部材
6,7の自由端側を受けるバルブシート20とを備えた
ピストン3によってシリンダ1内を2つの油室S1,S
2に画成し、これら2つの油室S1,S2間の圧力差に
応じた弁部材6,7の撓みによって減衰流路を形成する
ことにより、シリンダ1に対するピストンロッド2の進
退動作に減衰力を作用する緩衝器のバルブ構造が例示さ
れる。
形弾性板をなすサブバルブ17と中間シート19とメイ
ンバルブ18とをバルブシート20側から重ねて構成さ
れるとともに、中間シート19にはその自由端側に開い
た扇形状の切り欠き部19aが形成されている。
ルブの構造にあっては、弁部材は、内外径が同一の円環
形弾性体からなるサブバルブ,中間シート,メインバル
ブとを前記バルブシート側から重ねて構成すると共に、
上記中間シートにはその自由端側に開いた扇形状の切り
欠き部を形成する構造になっているため、ピストン速度
の低速域においては、シリンダ内の作動圧力が低く、ま
た、バルブを通過する作動油の流量も小さく、低速域で
の特性は、サブバルブ,中間シート,メインバルブ全体
の剛性によって決まってしまい、サブバルブが中間シー
トの切り欠き部に対応する部分で開かず、結果として、
図12に示す減衰力特性2のように、減衰力特性に変曲
点を生じてしまうとういう問題がある。
シリンダ内の作動圧力が低速域に対して徐々に高くな
り、バルブを通過する作動油の流量も増加すると、中速
域での特性では、サブバルブが中間シートの切り欠き部
に対応する部分で開き、切り欠き部を形成した中間シー
トを設けた効果はあるものの、中間シートの外径が、サ
ブバルブ及びメインバルブと同径のために、扇形状した
切り欠き部を設けない中間シートの場合と比較して中速
域での減衰力があまり低く設定できず、特性の優位差が
殆どなく、チューニングの自由度が小さいという問題が
ある。
シリンダ内の作動圧力が更にに高くなり、バルブを通過
する作動油の流量も最大となると、高速域での特性で
は、サブバルブ,中間シート,メインバルブが共に開
き、これ等バルブ全体の剛性で決まってしまい、中速域
と同様、扇形状を設けない中間シートの場合と比較して
高速域での減衰力があまり低く設定できず、特性の優位
差が殆どなく、チューニングの自由度が小さいという問
題がある。
て創案されたものであって、その目的とするところは、
ピストン速度の低速域から中速域にかけての減衰力特性
を減衰バルブによるほぼリニアな特性にすることであ
り、そして、減衰力特性を低速域から中速域までにおい
て変曲点がないように繋ぎ、減衰力の設定自由度を大き
く確保できるようにすることであり、さらに、高速域で
の減衰力特性を中速域に対して持ち上げることなく、車
両のばね下共振点付近でのばね下の暴れによる接地力低
下を防ぎ、乗り心地と操縦安定性を高いレベルで両立す
ることが可能な油圧緩衝器を提供することである。
又は外周側を支持される円環形状の弾性板からなる弁部
材と、この弁部材の自由端側を着座させるバルブシート
とを設けたピストンによりシリンダ内に画成する油室
と、油室間の圧力差に応じて弁部材の撓みによって形成
される減衰流路によりシリンダに対するピストンロッド
の伸縮動作に伴う減衰力を発生する油圧緩衝器のバルブ
構造において、前記円環形状の弾性板からなるサブバル
ブと中間シートとメインバルブとをバルブシート側から
重ねて装着すると共に、上記中間シートは、外径が前記
バルブシート径より小さく、自由端側に開いた扇形状の
切り欠き部を成形する。
サイズの異なる円環形状の弾性板を複数積層する。
される円環形状の弾性板からなる弁部材と、この弁部材
の自由端側を着座させるバルブシートとを設けたピスト
ンによりシリンダ内に画成する油室と、油室間の圧力差
に応じて弁部材の撓みによって形成される減衰流路によ
りシリンダに対するピストンロッドの伸縮動作に伴う減
衰力を発生する油圧緩衝器のバルブ構造において、前記
円環形状の弾性板からなるサブバルブとメインバルブと
をバルブシート側から重ねて装着すると共に、上記メイ
ンバルブは、外径が前記バルブシート径より小さく、自
由端側に開いた扇形状の切り欠き部を成形する。
施の形態について説明するに、前記した従来例と同一の
構成要素に対しては同一の名称、符号を付して説明す
る。
ブ構造は、図1に示すように、シリンダ1内には上方か
らピストンロッド2が嵌挿されており、このピストンロ
ッド2の先端部2aにはシリンダ内周面1aを摺動して
2つの油室E1、E2を画成するピストン3が装着され
ている。
油路5が成形され、ピストン3の上面には圧縮側油路4
を開閉する圧縮側バルブ6が、又、ピストン3の下面に
は伸側油路5を開閉する伸側バルブ7が装着してある。
ート8が、また、伸側バルブ7の背面にはサポート9と
が設けられ、これ等をバルブストッパ10,11間に挟
持し、ナット12で固定されている。
ブ14,15からなり、内側の円環形状のバルブ14に
は油室E1と圧縮側油路4とを連通するスリット14a
が成形してある。
に、円環形状のサブバルブ17とメインバルブ18との
間に介在する中間シート19Aとからなり、サブバルブ
17はバルブシート20に着座するように装着されてい
る。
ト径Dよりも小さく(d<D)成形されるとともに、図
2(b)に示すように、2箇所に扇形状の切り欠き部1
9aが成形してある。
19aの他の形状のものとしては、図3(a)に示すよ
うな扇形状の切り欠き部19bを半円形状またはU字状
に成形した中間シート19B、或いは、図3(b)に示
すような開き角度の異なる扇形状の切り欠き部19cを
成形した中間シート19Cにすることもできる。
に、ピストンロッド2が図中上方に移動する伸側行程に
おいて、ピストン速度vが極低速域では、油室E1の作
動油が圧縮側バルブ6に設けたスリット14aから圧縮
側油路4に流入し、伸側バルブ7に係わりなく圧縮側油
路4を介して油室E2へ流出し、この時の減衰力特性
は、図11(a)に示すようにな点線の丸で囲む領域に
あっては、スリット14aの開口に応じて減衰力が徐々
に高くなるオリフィス特性を呈する。
ット14aの前後で発生する差圧がサブバルブ17のク
ラッキング圧に達すると、伸側油路5に流入した作動油
により中間シート19Aの切り欠き部19aに対応する
サブバルブ17の部分17aが開き始めて、サブバルブ
17によるほぼリニアな特性となり、このときの減衰力
特性は、図11(b)に示すようにな点線の丸で囲む領
域にあっては、オリフィス領域からサブバルブ領域に移
行する際に、変曲点を発生することなく滑らかに繋が
る。
達すると、伸側油路5に流入した作動油によりサブバル
ブ17と中間シート19Aの全体が開き、メインバルブ
18の中間シート19Aの円形部と当接する部分が開
き、バルブ開口面積が大きくなり、このときの減衰力特
性は、図11(c)に示すようにな点線の丸で囲む領域
にあっては、減衰力は急激に上昇することなく徐々に上
昇し、飽和型の減衰力特性となる。
に達すると、サブバルブ17の中間シート19Aにおけ
る切り欠き部19aに当接する部分がメインバルブ18
に当たって、撓みが規制されて、その部分で油路が絞ら
れ、このときの減衰力特性は、図11(d)に示すよう
にな点線の丸で囲む領域にあっては,減衰力は穏やかに
上昇し始める減衰力特性となる。
に伴う減衰力を発生する油圧緩衝器のバルブ構造におい
て、円環形状の弾性板からなるサブバルブ17と中間シ
ート19Aとメインバルブ18とをバルブシート20側
から重ねて装着すると共に、上記中間シート19Aは、
その外径dが前記バルブシート20の径Dより小さく、
自由端側に開いた扇形状の切り欠き部19aを成形した
から、ピストン速度vの低速域から中速域にかけての減
衰力特性をバルブによるほぼリニアな特性にし、そし
て、減衰力特性を低速域から中速域までにおいて変曲点
がないように繋ぎ、減衰力の設定自由度を大きく確保
し、更に、高速域での減衰力特性を中速域に対して持ち
上げることなく、図12に示すような減衰特性1を呈し
て、車両のばね下共振点付近でのばね下の暴れによる接
地力低下を防ぎ、乗り心地と操縦安定性を高いレベルで
両立することができる。
伸側バルブの構成を相違させたもので、その他は、第1
の実施の形態と同じであり、ここでは相違する構成につ
いてのみ説明し、他の構成要素の詳細については省略す
る。
図4に示すように、バルブシート20に当接する円環形
状のサブバルブ17とこのサブバルブ17の撓み側に当
接するメインバルブ22とをピストンロッド2に同心的
に嵌挿・支持した伸側バルブ21になっている。
前記第1の実施例における中間シート19Aと同様、バ
ルブシート径Dよりも小さいく(f<D)してあり、そ
の形状を同じくするとともに、その自由端側に開いた扇
形状した切り欠き部22aを成形した弾性板からなり、
サブバルブ17の板厚より厚く設けてある。
17に部分的に当接して、その撓みを弾性的に抑制し、
前記第1の実施例のメインバルブ18と中間シート19
Aとを一体化した作用をし、高速域での特性を徐々に持
ち上げることはできないが、中速域から高速域の特性
を、図11(e)に示すように、飽和型の特性とするこ
とができ、部品点数を低減した簡易な構成によって、低
速域から中速域の減衰力特性の設定自由度を確保するこ
とができる。
メインバルブの構成を相違させたもので、その他は、第
1の実施の形態と同じであり、ここでは相違する構成に
ついてのみ説明し、他の構成要素の詳細については省略
する。
図6に示すように、円環形状の弾性体からなるサブバル
ブ17、中間シート19A、メインバルブ41とを前記
バルブシート20側から重ねて嵌挿すると共に、前記メ
インバルブ41を、図7に示すように、外径f1,f
2,f3がそれぞれ異なる3枚のバルブ42,43,4
4から構成するようにしてある。
シート19Aにおける切り欠き部19aに当接する部分
がメインバルブ41に当たって撓みが規制され、減衰力
特性が穏やかに上昇し始めるが,この上昇度合いを外径
f1,f2,f3が異なる3枚のバルブ42,43,4
4を積層してメインバルブ41とすることで、さらに、
大きなチューニング自由度を確保することができる。
伸側バルブを外周支持するようにした構成を相違させた
もので、その他は、第1の実施の形態と同じであり、こ
こでは相違する構成についてのみ説明し、他の構成要素
の詳細については省略する。
図8に示すように、シリンダ1内には、上方からピスト
ンロッド2を嵌挿し、このピストンロッド2の先端部2
aにはシリンダ内周面1aに摺動するピストン23を装
着し、2つの油室E1,E2を区画し、ピストン23に
はその上下方向に油路23aを貫通し、上部キャップ2
4を同心上に装着する。
先端部2aにカラー25を嵌挿して、このカラー25と
の間にディスク26を上下動可能に設け、キャップ24
との間にディスク26を付勢するばね27を嵌挿してあ
る。
26aを成形すると共に、ディスク26の内周側にバル
ブシート26bを成形し、ディスク26の外周側には、
外径がそれぞれ同一のサブバルブ28、中間シート29
A、メインバルブ30、切り欠きリーフバルブ31をバ
ルブシート26b側から重ねて嵌挿し、固定する。
ブシート径D1よりも大きく(d1>D1)成形してあ
り、その自由端を成す内周側に向かって開いた切り欠き
29aを、図9(b)に示すように、成形してある。
側に複数のスリット31aを分周成形し、ばね27の弾
性力を受けるディスク26によってピストン23の外周
部に当接し、ディスク26と各バルブ28,29A,3
0,31が一体となってチェック弁chを構成してい
る。
る油圧緩衝器のバルブ構造にあって、ピストンロッド2
が上方に移動する伸び行程で、しかも、油室E1内の圧
力が油室E2より僅かにに高い極低速域のピストン速度
vでは、サブバルブ28は開くことなく、油室E1内の
作動油が切り欠きリーフバルブ31の外周側のスリット
31aからなる固定オリフィスにより油路23aを介し
て油室E2の流入し、その際の減衰力特性は、図11
(a)に示すように点線の丸で囲んだ領域で、スリット
31aの開口に応じて徐々に高くなるオリフィスの2乗
特性となる。
ット31aで発生する差圧がサブバルブ28のクラッキ
ング圧に達すると、ディスク26の油路26aに流入し
た作動油によって中間シート29Aの切り欠き部29a
に臨むサブバルブ28の一部の自由端が撓んで部分的な
減衰流路を形成し、この減衰流路は、ピストン速度vに
対応して開口面積が変化し、その際の減衰力特性は、図
11(b)に示すように点線の丸で囲んだ領域で、スリ
ット31aの開口に応じて、オリフィス領域からバルブ
領域に移行する際に、変曲点を発生することなく、滑ら
かになる。
に達すると、油路26aに流入した作動油により、サブ
バルブ28と中間シート29A全体が撓んで、バルブ全
体が開き、さらに、メインバルブ30の中間シート29
Aの円形部に当接する部分も開くようになり、バルブの
開口面積が大きくなるので、バルブシート20全体との
間に減衰流路が形成され、その減衰力特性は、図11
(c)に示すような点線の丸で囲んだ領域で、減衰力が
急激に上昇することなく、徐々に上昇する飽和型の特性
になる。
達すると、サブバルブ28の中間シート29Aにおける
切り欠き部29aに当接する部分がメインバルブ30に
当たって撓みが規制され、その部分で油路が絞られて、
その際の減衰力特性は、図11(d)に示すような点線
の丸で囲んだ領域で、穏やかに上昇し始める特性とな
る。
り欠き部29aの数、形状、角度、深さ等によって減衰
力を可変するができることは、外周支持のバルブ構造の
場合にも、前記第1の実施例と内周支持のバルブ構成と
同様の作用効果を奏する。
29aの他の形状のものとしては、図10に示すよう
に、半楕円形状の切り欠き部29bを成形した中間シー
ト29Bにすることもできる。
伸縮動作に伴う減衰力を発生する油圧緩衝器のバルブ構
造において、円環形状の弾性板からなるサブバルブと中
間シートとメインバルブとをバルブシート側から重ねて
装着すると共に、上記中間シートは、外径が前記バルブ
シート径より小さく、自由端側に開いた扇形状の切り欠
き部を成形したから、ピストン速度の低速域から中速域
にかけての減衰力特性をバルブによるほぼリニアな特性
にし、そして、減衰力特性を低速域から中速域までにお
いて変曲点がないように繋ぎ、減衰力の設定自由度を大
きく確保し、更に、高速域での減衰力特性を中速域に対
して持ち上げることのない減衰特性を呈して、車両のば
ね下共振点付近でのばね下の暴れによる接地力低下を防
ぎ、乗り心地と操縦安定性を高いレベルで両立すること
ができる効果がる。
サイズの異なる円環形状の弾性板を複数積層したから、
高速域でサブバルブの中間シートにおける切り欠き部に
当接する部分がメインバルブに当たって撓みが規制さ
れ、減衰力特性が穏やかに上昇し始めるが,この上昇度
合いをメインバルブの外径が異なる複数枚のバルブで構
成することで、さらに、大きなチューニング自由度を確
保することができる効果がある。
縮動作に伴う減衰力を発生する油圧緩衝器のバルブ構造
において、円環形状の弾性板からなるサブバルブとメイ
ンバルブとをバルブシート側から重ねて装着すると共
に、上記メインバルブは、外径が前記バルブシート径よ
り小さく、自由端側に開いた扇形状の切り欠き部を成形
したから、メインバルブは、サブバルブに部分的に当接
して、その撓みを弾性的に抑制し、前記第1の実施例の
メインバルブと中間シートとを一体化した作用をし、高
速域での特性を徐々に持ち上げることはできないが、中
速域から高速域の特性を飽和型の特性とすることがで
き、部品点数を低減した簡易な構成によって、低速域か
ら中速域の減衰力特性の設定自由度を確保することがで
きる効果がる。
構造の要部断面図である。
である。 (b)同じく図1における中間シートの正面図である。 (c)同じく図1におけるメインバルブの正面図であ
る。
施の形態の正面図である。 (b)同じく図1における中間シートの他の実施の形態
の正面図である。
ルブ構造の要部断面図である。
正面図である。 (b)同じく図5(a)におけるメインバルブの断面を
示す断面図である。
ルブ構造の要部断面図である。
を示す正面図である。 (b)同じく図6における第2のメインバルブを示す正
面図である。 (c)同じく図6における第3のメインバルブを示す正
面図である。
ルブ構造の要部断面図である。
面図である。 (b)同じく図8における中間シートを示す正面図であ
る。 (c)同じく図8におけるメインバルブを示す正面図で
ある。
を示す正面図である。
ルブの減衰力特性を説明する説明図である。 (b)本発明の油圧緩衝器の低速域でのバルブの減衰力
特性を説明する説明図である。 (c)本発明の油圧緩衝器の中速域でのバルブの減衰力
特性を説明する説明図である。 (d)本発明の油圧緩衝器の高速域でのバルブの減衰力
特性を説明する説明図である。 (e)本発明の油圧緩衝器の他のバルブ構造における中
速域から高速域の減衰力特性を説明する説明図である。
力特性 と従来例に示すバルブ構造における減衰力特性
とを説明する特性図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 内周側又は外周側を支持される円環形状
の弾性板からなる弁部材と、この弁部材の自由端側を着
座させるバルブシートとを設けたピストンによりシリン
ダ内に画成する油室と、油室間の圧力差に応じて弁部材
の撓みによって形成される減衰流路によりシリンダに対
するピストンロッドの伸縮動作に伴う減衰力を発生する
油圧緩衝器のバルブ構造において、前記円環形状の弾性
板からなるサブバルブと中間シートとメインバルブとを
バルブシート側から重ねて装着すると共に、上記中間シ
ートは、外径が前記バルブシート径より小さく、自由端
側に開いた扇形状の切り欠き部を成形したことを特徴と
する油圧緩衝器のバルブ構造。 - 【請求項2】 前記メインバルブを外径サイズの異なる
円環形状の弾性板を複数積層して形成したことを特徴と
する請求項1に記載の油圧緩衝器のバルブ構造。 - 【請求項3】 内周側又は外周側を支持される円環形状
の弾性板からなる弁部材と、この弁部材の弁部材の自由
端側を着座させるバルブシートとを設けたピストンによ
りシリンダ内に画成する油室と、油室間の圧力差に応じ
て弁部材の撓みによって形成される減衰流路によりシリ
ンダに対するピストンロッドの伸縮動作に伴う減衰力を
発生する油圧緩衝器のバルブ構造において、前記円環形
状の弾性板からなるサブバルブとメインバルブとをバル
ブシート側から重ねて装着すると共に、上記メインバル
ブは、外径が前記バルブシート径より小さく、自由端側
に開いた扇形状の切り欠き部を成形したことを特徴とす
る油圧緩衝器のバルブ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11087372A JP2000283207A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 油圧緩衝器のバルブ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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