JP2010169107A - バルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】汎用性の高いバルブディスクを採用しつつ良好な減衰特性を得ることが可能なバルブを提供することである。
【解決手段】上記した目的を解決するために、本発明における課題解決手段は、同一円周上に配置される複数のポート2と各ポート2の開口端の周囲を個々に囲繞する複数の弁座4とを備えたバルブディスク1と、バルブディスク1に積層されるとともに各弁座4の内周側に離着座する環状のリーフバルブ5と、環状であってリーフバルブ5の外周に配置されて各弁座4の外周側に離着座するリングバルブ6と、リングバルブ6を保持して当該リングバルブ6を弁座4へ向けて附勢する環状の板バネ7とを備えたこと特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、バルブの改良に関する。
従来、この種のバルブにあっては、たとえば、車両用の油圧緩衝器のピストン部の伸側の減衰バルブに具現化されており、詳しくは、油圧緩衝器内に二つの圧力室を隔成するピストンと、当該ピストンに同一円周上に設けた複数のポートが連通される環状窓の外周に設置される第一の環状弁座に着座する環状の第一のリーフバルブと、この第一の環状弁座よりさらに外周に設けた第二の環状弁座に着座する上記の第一のリーフバルブより大きな外径をもつ第二のリーフバルブとを備えたものが知られている。
このバルブにあっては、油圧緩衝器の伸長時におけるピストン速度が低い場合には、バルブの上流側の圧力室の圧力が第二のリーフバルブの開弁圧に達しないように設定されており、第二のリーフバルブを第二の環状弁座に着座させたままとし、第一のリーフバルブの外周のみを撓ませるようになっており、作動油は、上流側の圧力室から第一のリーフバルブと第一の環状弁座との間と、第二の環状弁座に打刻したオリフィスを通過して下流側の圧力室へ移動するようになっている(たとえば、特許文献1参照)。
つづいて、ピストン速度が高くなると、今度は、第一のリーフバルブのみならず第二のリーフバルブも撓んで第二の環状弁座との間にも隙間が生じて、作動油は、上流側の圧力室から第一のリーフバルブと第一の環状弁座との間と、第二のリーフバルブと第二の環状弁座との間を通過して下流側の圧力室へ移動する。
このように構成されたバルブにあっては、ピストン速度が低いうちから開く第一のリーフバルブと、ピストン速度が高速となると開く第二のリーフバルブを備えているので、油圧緩衝器が発生する減衰力をピストン速度に対してリニアに立ち上げることができ、良好な減衰特性を得ることができる。
特開平2−93136号公報
しかしながら、上述のように構成された従来のバルブにおいては、ピストンに二重の環状弁座を設けることが必須であり、特殊な形状のピストンを用いなくてはならないため、複数のポートの開口端の周囲を個々に囲繞する複数の弁座を備えた、いわゆる、独立ポート型に設定される汎用のバルブディスクを採用することができない。
そこで、本発明は、上記した不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、汎用性の高いバルブディスクを採用しつつ良好な減衰特性を得ることが可能なバルブを提供することである。
上記した目的を解決するために、本発明における課題解決手段は、同一円周上に配置される複数のポートと各ポートの開口端の周囲を個々に囲繞する複数の弁座とを備えたバルブディスクと、バルブディスクに積層されるとともに各弁座の内周側に離着座する環状のリーフバルブと、環状であってリーフバルブの外周に配置されて各弁座の外周側に離着座するリングバルブと、リングバルブを保持して当該リングバルブを弁座へ向けて附勢する環状の板バネとを備えたこと特徴とする。
本発明のバルブによれば、特殊な形状のバルブディスクを使用せず、各ポートが連通されない独立ポート型に設定される汎用のバルブディスクを採用しながら、ピストン速度が低速領域にあるときにおいて緩衝器にピストン速度に対してリニアに立ち上がる減衰力を発生させることができ、良好な減衰特性を得ることができる。
また、リーフバルブ、リングバルブの受圧面積、あるいはリーフバルブ、リングバルブおよび板バネの撓み剛性の設定によって減衰特性を調節することが可能であるので、型を要する焼結や鋳造によって製造されることが多い特殊形状のバルブディスクを得たい減衰特性毎に用意しておく必要が無いので、製造コストも低減することができる。
一実施の形態におけるバルブが具現化された緩衝器のピストン部の縦断面図である。 一実施の形態におけるバルブが具現化されたバルブディスクたるピストンの平面図である。 一実施の形態のバルブにおけるリーフバルブのみが撓んだ状態を示すピストン部の一部拡大縦断面図である。 一実施の形態におけるリーフバルブと板バネの双方が撓んだ状態を示すピストン部の一部拡大縦断面図である。
以下、本発明のバルブ構造を図に基づいて説明する。一実施の形態におけるバルブVは、図1および図2に示すように、緩衝器のピストン部の圧側の減衰バルブに具現化されており、同一円周上に配置される圧側室42と伸側室41とを連通する複数のポート2と、各ポート2の開口端の周囲を個々に囲繞する弁座4とを備え、シリンダ40内に摺動自在に挿入されてシリンダ40内を伸側室41と圧側室42とに区画するバルブディスクたるピストン1と、ピストン1に積層されるとともに各弁座4の内周側に離着座する環状のリーフバルブ5と、環状であってリーフバルブ5の外周に配置されて各弁座4の外周側に離着座するリングバルブ6と、リングバルブ6を保持して当該リングバルブ6を弁座4へ向けて附勢する環状の板バネ7とを備えて構成されている。
他方、本発明のバルブが具現化される緩衝器は、周知であるので詳細には図示して説明しないが、具体的にたとえば、シリンダ40と、シリンダ40の上端を封止するヘッド部材(図示せず)と、ヘッド部材(図示せず)を摺動自在に貫通するピストンロッド8と、ピストンロッド8の先端9が挿通されて上記先端9に固定されるバルブディスクたるピストン1と、シリンダ40内にピストン1で隔成される図1中上方側の伸側室41と下方側の圧側室42と、シリンダ40の下端を封止する封止部材(図示せず)と、シリンダ40から出没するピストンロッド8の体積分のシリンダ内容積変化を補償する図示しないリザーバあるいはエア室とを備えて構成され、シリンダ40内には流体、具体的にはたとえば、作動油が充填されている。
また、上記バルブにあっては、シリンダ40に対してピストン1が図1中下方に移動して、流体がポート2を通過して圧側室42から伸側室41へ移動する際に、その流体の流れに対しバルブVで抵抗を与えて所定の圧力損失を生じせしめて緩衝器に所定の圧側減衰力を発生させるようになっている。
また、ピストン1には、上述したポート2とは別に、伸側室41と圧側室42とを連通する複数のポート3が設けられ、このポート3は、内周側がピストンロッド8の先端9に固定されてピストン1の圧側室42側の端面に積層される環状のリーフバルブ10によって開閉されるようになっており、シリンダ40に対してピストン1が図2中上方に移動して、流体がポート3を通過して伸側室41から圧側室42へ移動する際に、その流体の流れに対しリーフバルブ10で抵抗を与えて所定の圧力損失を生じせしめて緩衝器に所定の伸側減衰力を発生させるようになっている。
以下、このバルブについて詳しく説明すると、バルブディスクたるピストン1は、図1に示すように、環状に形成されて、流体が圧側室42から伸側室41へ通過することを許容するポート2と、逆に流体が伸側室41から圧側室42へ通過することを許容するポート3とを備えている。
また、ポート2とポート3は、ピストン1にそれぞれ複数、具体的に図示するところでは六つずつ設けらており、ポート2は同一円周上に等間隔を持って配置され、ポート3も同一円周上に等間隔を持って配置され、ポート2とポート3は、周方向に交互に配置されている。なお、ポート2とポート3の設置数は、任意である。
さらに、ピストン1は、その伸側室41側に、ピストンロッド8が挿通される内周の周囲に設けた内周シート部4aと内周シート部4aに連なってポート2の開口端である独立窓11の周囲を個々に囲繞する六つの包囲部4bとを有して伸側室41側へ突出する花弁型の弁座4を備えている。包囲部4bは、内周シート部4aに連なる円弧状の内壁4cと、円弧状の外壁4dと、内壁4cと外壁4dとを繋ぐ一対の側壁4e,4fとを備えている。なお、内壁4c、外壁4d、側壁4e,4fの形状は図2に示したところに限定されず、任意の形状とされてよい。また、ピストン1は、圧側室42側に、ポート3の開口端の周囲を個々に囲繞する花弁型の弁座12を備えている。すなわち、このピストン1における各ポート2,3は弁座4,12によって個々に囲繞され互いに連通されておらず、いわゆる、独立ポート型に設定されている。
このように構成されたバルブディスクたるピストン1は、その図1中上方に積層されるリーフバルブ5、リングバルブ6、スペーサ13、板バネ7、間座14およびバルブストッパ15と、その図1中下方に積層されるリーフバルブ10とともに、ピストンロッド8の先端9に組みつけられて、ピストンナット16によってピストンロッド8に固定される。
リーフバルブ5は、環状であって、上述のように内周側に挿通されるピストンロッド8の先端9に固定され、弁座4の内周側に着座されている。詳細には、リーフバルブ5の外径は、外周縁が少なくとも独立窓11に対向して、弁座4の包囲部4bにおける側壁4e,4fに着座可能な径に設定され、弁座4に着座することでリーフバルブ5は、ポート2を半閉するようになっている。
そして、リングバルブ6は、図1に示すように、リーフバルブ5より厚肉であって内径がリーフバルブ5の外径以上に設定されており、リーフバルブ5の外周側に配置されて弁座4のリーフバルブ5にて閉じられない残りの外周側に着座するようになっており、詳しくは、包囲部4bのリーフバルブ5にて着座されない側壁4e,4fの外周部位と外壁4dに着座し、外径が少なくとも包囲部4bの外壁4dに着座可能な径に設定されて、リーフバルブ5と協働して弁座4に着座してポート2を閉じることができるようになっている。
なお、リーフバルブ5とリングバルブ6とは、互いに相手の弁座4への離着動作を阻害しないようになっており、その限りにおいてリーフバルブ5の外周とリングバルブ6の内周とが接していてもよいし、また、リーフバルブ5の外周とリングバルブ6の内周との間にバルブとしての機能を阻害しない程度の環状隙間を設けてもよい。
また、弁座4は伸側室41側へ突出されているため、リーフバルブ5およびリングバルブ6を着座させてもポート2が閉塞されるのみで、ポート3の伸側室41の開口端は閉塞されず、ポート3の伸側室41への連通が確保されるようになっている。
そして、リーフバルブ5の図1中上方には、リーフバルブ5より小径であって外縁でリーフバルブ5の撓みの支点位置を決するスペーサ13が積層され、さらに、このスペーサ13の上方に環状の板バネ7が積層される。
板バネ7は、図示するところでは2枚の環状板で構成されており、上述のように内周側に挿通されるピストンロッド8の先端9に固定され、外周のピストン1側でリングバルブ6を保持しており、リングバルブ6を弁座4に対して位置決めているとともにリングバルブ6を弁座4へ向けて附勢している。なお、リングバルブ6の保持に際して、板バネ7にリングバルブ6を溶接や接着によって一体化してもよく、また、板バネに中間に段部を設けて外周部をリングバルブとして弁座4に着座させるようにして板バネとリングバルブとが一部品とされるようにしてもよい。
このように、板バネ7は、リーフバルブ5より厚肉のリングバルブ6を保持し、リーフバルブ5と板バネ7との間にスペーサ13が介装されているので、リーフバルブ5と板バネ7との間に隙間が形成され、上記隙間に見合って所定量撓むまではリーフバルブ5は板バネ7に接触せずに板バネ7とは独立して撓むことができるようになっている。
なお、板バネとリングバルブとが一部品にて構成される場合には、上記した段差をリーフバルブ5の肉厚より高くするようにして、リーフバルブ5の撓みを許容するようにすればよい。
この実施の形態の場合、ポート2を介して圧側室42の圧力を受ける際に、リングバルブ6を保持する板バネ7よりリーフバルブ5の方が小さな圧力で撓み始めてリングバルブ6に先んじて弁座4から離座するように設定されている。
なお、板バネ7は、一枚の環状板で構成されてもよく、要求される撓み剛性に応じて環状板の材質および枚数を任意に設定することができる。
また、ピストン1の図1中下方に積層されるリーフバルブ10は、外径が弁座12の外径より大径に設定されて、花弁型の弁座12に着座している。なお、弁座12は圧側室42側へ突出されているため、リーフバルブ10を着座させてもポート3が閉塞されるのみで、ポート2の圧側室42の開口端は閉塞されず、ポート2の圧側室42への連通が確保されるようになっている。
つづいて、上述のように構成されたバルブの作用について説明する。ピストン1がシリンダ40に対して図1中下方側に移動すると、圧側室42内の圧力が高まり、圧側室42内の流体はポート2を通過して伸側室41内に移動しようとする。
このように緩衝器が圧縮する行程にあっては、リーフバルブ5およびリングバルブ6を図1中上方へ押し上げる力が作用するが、ピストン速度が低速領域にある場合には、圧側室42内の圧力が小さく、図3に示すように、リングバルブ6を保持する板バネ7を撓ませることなく、リーフバルブ5のみを撓ませる。
すると、リングバルブ6は弁座4の包囲部4bの外周側に着座して独立窓11を閉塞したままとなるが、リーフバルブ5が撓むために、リーフバルブ5と弁座4における包囲部4bと間に隙間が生じて独立窓11が僅かに開かれる状態となる。独立窓11がリーフバルブ5の撓みによって開かれると、弁座4がピストン1に伸側室41側へ突出させて設けてあるので、リングバルブ6が弁座4の外周側に着座していても、包囲部4bにおける側壁4e,4fとリーフバルブ5との間に生じる隙間を通じて圧側室42と伸側室41とが連通状態とされる。
したがって、このピストン速度が低速領域にある場合、圧側室42から伸側室41へ移動しようとする流体は、ポート2、リーフバルブ5と弁座4における包囲部4bと間に隙間を通過して、圧側室42から伸側室41へ移動することとなり、バルブVは、緩衝器にピストン速度に対してリニアに立ち上がる減衰力を発生させる。
なお、リーフバルブ5の外周とリングバルブ6の内周との間に環状隙間を設ける場合には、ピストン速度が極低速である際にリーフバルブ5を撓ませずに、流体に環状隙間を通過させることで流体の流れに抵抗を与えて、緩衝器に減衰力を発生させるようにしてもよい。
そして、ピストン速度が速くなると、リーフバルブ5の撓み量も大きくなるものの、板バネ7が撓み始めるまではリングバルブ6が弁座4に着座したままとなるが、リーフバルブ5の撓み量を板バネ7で規制する、すなわち、板バネ7が撓む前にリーフバルブ5が撓んで板バネ7に接するように設定しておくと、リーフバルブ5の撓み量が規制されるピストン速度にて緩衝器のピストン速度に対して発生する減衰力の特性(減衰特性)を変化させることができる。
つづいて、ピストン速度がさらに速くなって高速領域に達すると、圧側室42内の圧力が大きくなってリングバルブ6を上方へ押し上げる力が大きくなり、図4に示すように、リーフバルブ5だけでなく板バネ7も撓んでリングバルブ6を弁座4から離座させるようになる。
このようにピストン速度が高速領域に達する状態では、バルブVは、単一のリーフバルブでポートを開放するのと同様の減衰特性にて緩衝器に減衰力を発生させることになる。
上述したように、このバルブVにあっては、特殊な形状のバルブディスクを使用せず、各ポートが連通されない独立ポート型に設定される汎用のバルブディスクを採用しながら、ピストン速度が低速領域にあるときにおいて緩衝器にピストン速度に対してリニアに立ち上がる減衰力を発生させることができ、良好な減衰特性を得ることができる。
また、リーフバルブ5、リングバルブ6の受圧面積、あるいはリーフバルブ5、リングバルブ6および板バネ7の撓み剛性の設定によって減衰特性を調節することが可能であるので、型を要する焼結や鋳造によって製造されることが多い特殊形状のバルブディスクを実現したい減衰特性毎に用意しておく必要が無いので、製造コストも低減することができる。
なお、上記したところでは、板バネ7が撓み始めるピストン速度よりリーフバルブ5が撓み始めるピストン速度のほうが低い場合について説明しているが、反対に、リーフバルブ5が撓み始めるピストン速度より板バネ7が撓み始めるピストン速度のほうを低くして、リングバルブ6がリーフバルブ5に先んじてポート2を開放するように設定することも可能である。
さらに、緩衝器のピストン部の圧側の減衰バルブに具現化した例を用いて本発明のバルブVを説明しているが、伸側のみ、あるいは、伸圧両側の減衰バルブに具現化することも可能で、さらには、ベースバルブ部に具現化することも可能であり、およそ減衰力を発生する減衰力発生要素として機能する緩衝器のバルブに適用することが可能なことは勿論である。
以上で緩衝器のバルブ構造の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されない。
本発明のバルブは、緩衝器のバルブに適用することが可能である。
1 バルブディスクたるピストン
2,3 ポート
4,12 弁座
4a 弁座における内周シート部
4b 弁座における包囲部
4c 内壁
4d 外壁
4e,4f 側壁
5 リーフバルブ
6 リングバルブ
7 板バネ
8 ピストンロッド
9 先端
10 リーフバルブ
11 独立窓
13 スペーサ
14 間座
15 バルブストッパ
16ピストンナット
40 シリンダ
41 伸側室
42 圧側室
V バルブ

Claims (3)

  1. 同一円周上に配置される複数のポートと各ポートの開口端の周囲を個々に囲繞する複数の弁座とを備えたバルブディスクと、バルブディスクに積層されるとともに各弁座の内周側に離着座する環状のリーフバルブと、環状であってリーフバルブの外周に配置されて各弁座の外周側に離着座するリングバルブと、リングバルブを保持して当該リングバルブを弁座へ向けて附勢する環状の板バネとを備えたこと特徴とするバルブ。
  2. リーフバルブは、所定量撓むと板バネに当接して板バネとともに撓むように設定されてなること特徴とする請求項1に記載のバルブ。
  3. リングバルブは、リーフバルブより厚肉とされてリーフバルブが板バネに独立して所定量撓むことが許容されることを特徴とする請求項1または2に記載のバルブ。
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