JP6670788B2 - 鞍乗り型車両の車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両の車体構造に関する。
従来、鞍乗り型車両の車体構造において、ツインチューブをシート下で2本のピボットフレームに連結した構造がある。例えば特許文献1、2には、左右のメインフレーム部材の下側に配置された左右のサブフレーム部材の後端部を中央クロス部材に結合し、中央クロス部材の下側に左右の下部フレーム部材を設けた構造が開示されている。
特許第4247839号公報 特許第4727315号公報
しかしながら、左右の2本の下部フレーム部材の上方にシートが設けられるため、シートの跨ぎ性を損ねる可能性がある。
そこで本発明は、鞍乗り型車両の車体構造において、シートの跨ぎ性を向上することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、鞍乗り型車両(1)の車体構造において、燃料タンク(8)の少なくとも一部を挟んで設けられた左右一対の前部車体フレーム(21)を、前記燃料タンク(8)の後方かつシート(9)の下方で合流させる合流部(22a)を有するとともに、前記前部車体フレーム(21)に連なって延びる後部車体モノフレーム(22)を備え、前記後部車体モノフレーム(22)は、エンジン(10)が取り付けられるエンジン取付部(22d)と、クッション(7)が取り付けられるクッション取付部(22c)と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、側面視で、前記合流部(22a)は、前記シート(9)の前後方向中点(P1)とステップ(25)とを結ぶ仮想線(C2)よりも前方に位置することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記後部車体モノフレーム(22)は、中空構造を有し、前記後部車体モノフレーム(22)の一側に排気部品(14a)を設け、他側に電装品(18)を設けたことを特徴とする。
請求項に記載した発明は、側面視で、前記エンジン取付部(22d)とクッション取付部(22c)とは少なくとも一部が上下方向で重なることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記後部車体モノフレーム(22)は、前記燃料タンク(8)が取り付けられる燃料タンク取付部(32a)を備えることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、クッション軸線(C1)と同一軸線上に前記燃料タンク(8)を設けたことを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記後部車体モノフレーム(22)は、前記燃料タンク(8)が取り付けられる燃料タンク取付部(32a)を備え、前記燃料タンク取付部(32a)は、クッション(7)が取り付けられるクッション取付部(22c)により支持されていることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記後部車体モノフレーム(22)は、クッション(7)が取り付けられるクッション取付部(22c)と、前記クッション取付部(22c)を補強する補強部(33)と、を備え、前記クッション取付部(22c)と前記補強部(33)との接合部(41)の外周を囲むようにシートフレーム(23)の溶接部(23w)を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、燃料タンクの少なくとも一部を挟んで設けられた左右一対の前部車体フレームを、燃料タンクの後方かつシートの下方で合流させる合流部を有するとともに、前部車体フレームに連なって延びる後部車体モノフレームを備えることで、シートの下方に2本のフレームを設けた構成と比較して、車幅を挟くすることができる。したがって、シートの跨ぎ性を向上することができる。さらに、左右一対の前部車体フレームを燃料タンクの後方かつシートの下方で合流させることで、燃料タンク配置位置を避けて前部車体フレームを配置できるため、燃料タンクの形状自由度が高まり、燃料タンクの容量を確保しやすい構成となる。加えて、後部車体モノフレームは、エンジンが取り付けられるエンジン取付部と、クッションが取り付けられるクッション取付部と、を備えることで、クッションからの荷重を後部車体モノフレームを通じでエンジンへ伝達することができるため、エンジンを車両後方からの荷重を受ける剛性部材としてより一層活用することができる。
請求項2に記載した発明によれば、側面視で、合流部がシートの前後方向中点とステップとを結ぶ仮想線よりも前方に位置することで、側面視で前記合流部が前記仮想性よりも後方に位置する場合と比較して、運転者がシートを跨ぎ、ステップに向けて足を動かす範囲(仮想線より後方領域)において車幅を狭くすることができるため、シートの跨ぎ性をより一層向上することができる。
請求項3に記載した発明によれば、後部車体モノフレームの一側に排気部品を設け、他側に電装品を設けたことで、排気部品と電装品とを車幅方向にコンパクトに配置することができる。加えて、後部車体モノフレームは中空構造を有することで、後部車体モノフレームが断熱構造として機能するため、排気部品と電装品との間の熱影響を防止することができる。
請求項に記載した発明によれば、側面視で、エンジン取付部とクッション取付部とは少なくとも一部が上下方向で重なることで、エンジン取付部とクッション取付部とが上下方向でずれる場合と比較して、クッションからの荷重をエンジンで直接受け易くなるため、エンジンを剛性部材としてより一層活用することができる。
請求項に記載した発明によれば、後部車体モノフレームは、燃料タンクが取り付けられる燃料タンク取付部を備えることで、燃料タンクを取り付けるためのブラケットを別途設ける必要がないため、部品点数を削減するとともに、軽量化を図ることができる。
請求項に記載した発明によれば、クッション軸線と同一軸線上に燃料タンクを設けたことで、クッション軸線とずれた位置に燃料タンクを設けた場合と比較して、減速時などに、クッションからの荷重を左右前部車体フレームに加え燃料タンクを介してヘッドパイプに伝え、前輪を地面により接地させることができる。したがって、制動距離の短縮化を図ることができる。
請求項に記載した発明によれば、後部車体モノフレームは、燃料タンクが取り付けられる燃料タンク取付部を備え、燃料タンク取付部は、クッションが取り付けられるクッション取付部により支持されていることで、クッションと燃料タンクとの相対位置精度を高めることができる。
請求項に記載した発明によれば、後部車体モノフレームは、クッションが取り付けられるクッション取付部と、クッション取付部を補強する補強部と、を備え、クッション取付部と補強部との接合部の外周を囲むようにシートフレームの溶接部を設けたことで、応力をシートフレームで受けることができるため、クッション取付部と補強部との接合部に応力が集中することを防止することができる。
本発明の実施形態における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の車体構造の斜視図である。 上記自動二輪車の車体構造のクッション取付部の斜視図である。 上記自動二輪車の車体構造の後面図である。 図1のV−V断面を含む図である。 実施形態の変形例における車体構造のクッション取付部の斜視図である。 実施形態の変形例における車体構造の後面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、及び車両上方を示す矢印UPが示されている。
<車両全体>
図1は、鞍乗り型車両の一例としての自動二輪車1を示す。図1を参照し、自動二輪車1は、ハンドル5によって操向される前輪3と、エンジンを含むパワーユニット10によって駆動される後輪4とを備えている。実施形態に係る自動二輪車1は、オフロードタイプの自動二輪車である。
以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。
ハンドル5及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム2前端部に形成されたヘッドパイプ20に操向可能に枢支されている。例えば、ハンドル5は、円筒状の一本の金属製ハンドルパイプを曲げて製作したバーハンドルである。ヘッドパイプ20には、ハンドル5に接続されたハンドル操向軸が挿通されている。車体フレーム2の前後中央部にはパワーユニット10が配置されている。パワーユニット10の後側には、スイングアーム6が配置されている。スイングアーム6は、車体フレーム2の後下部において、ピボット軸6aを中心に上下に揺動可能に枢支されている。
例えば、車体フレーム2は、複数種の鋼材を溶接等により一体に結合して形成されている。側面視で、車体フレーム2は、前側ほど下方に位置するように傾斜して上下に延びる円筒状のヘッドパイプ20と、ヘッドパイプ20の上部後方から左右に分岐し後下方に延びる左右一対の前部車体フレーム21と、左右前部車体フレーム21の後端部を合流させる合流部22aを有するとともに、左右前部車体フレーム21に連なって延びる後部車体モノフレーム22と、後部車体モノフレーム22の前上部22cから後上方に緩やかに傾斜して延びる左右一対のシートフレーム23と、後部車体モノフレーム22の湾曲部22bから左右シートフレーム23の後部へ向けて斜め上後方に延びる左右一対のサポートフレーム24と、を備えている。
後部車体モノフレーム22は、車両前後方向に延びている単一の後部車体フレームである。具体的に、後部車体モノフレーム22は、合流部22aから後下方に延びた後に湾曲部22bで向きを変えて下方に延びている。なお、後部車体モノフレーム22には、車幅方向に延びるクロスフレームは含まれない。
後部車体モノフレーム22には、パワーユニット10が複数箇所(実施形態では片側4箇所)で取り付けられている。具体的に、後部車体モノフレーム22の前下部22dには、パワーユニット10の上部が片側1箇所で取り付けられている。後部車体モノフレーム22において湾曲部22bから下方に延びる下方延出部22eには、パワーユニット10の後部が片側3箇所で取り付けられている。なお、後部車体モノフレーム22の下方延出部22eは、ピボット軸6aを回動可能に支持するピボットフレームを構成している。
以下、後部車体モノフレーム22の前下部22dを「前下エンジン取付部22d(エンジン取付部)」、後部車体モノフレーム22の下方延出部22eのうち上側のエンジン取付部を「後上エンジン取付部22e1」、後部車体モノフレーム22の下方延出部22eのうち下側のエンジン取付部を「後下エンジン取付部22e2」、後部車体モノフレーム22の下方延出部22eのうち後上エンジン取付部22e1と後下エンジン取付部22e2との上下中間のエンジン取付部を「後中エンジン取付部22e3」ともいう。
パワーユニット10は、クランクケース11と、図1の側面視でクランクケース11の前部から前上方に突出する(具体的には、前側ほど上方に位置するように緩やかに傾斜する)シリンダ部12と、を備えている。クランクケース11の上部は、前下エンジン取付部22dに取り付けられている。クランクケース11の後部は、後上エンジン取付部22e1、後下エンジン取付部22e2及び後中エンジン取付部22e3に取り付けられている。
シリンダ部12には、吸気装置13及び排気装置14が接続されている。吸気装置13は、シリンダ部12の上壁に接続され且つ吸気ポートに連通して吸気量を調整するスロットルボディと、スロットルボディへの吸気を清浄化してパワーユニット10へ吸気を行う不図示のエアクリーナと、を備えている。
排気装置14は、シリンダ部12の下壁に接続され且つ排気ポートに連通してパワーユニット10の下方を後上方に延びた後に屈曲してパワーユニット10の右方を前後に延びる排気管14a(排気部品)と、排気管14aの後端に接続されるとともに後輪4の右上側方において斜め後上方に延びるマフラ14bと、を備えている。
左右シートフレーム23及び左右サポートフレーム24の車幅方向間には、リヤクッション7(クッション)が設けられている。図1の側面視で、リヤクッション7は、後部車体モノフレーム22の上部(具体的には、後部車体モノフレーム22のうち合流部22aから湾曲部22bに向けて後下方に延びる部分)に沿うように、後下方に傾斜している。リヤクッション7は、後下方に傾斜するクッション軸線C1を有する。
後部車体モノフレーム22の前上部22cには、リヤクッション7の上端部(前端部)が取り付けられている。以下、後部車体モノフレーム22の前上部22cを「クッション取付部22c」ともいう。図1の側面視で、前下エンジン取付部22dとクッション取付部22cとは、少なくとも一部が上下方向で重なる位置に配置されている。
一方、スイングアーム6の上端部には、リヤクッション7の下端部(後端部)が取り付けられている。具体的に、リヤクッション7の下端部は、図1の側面視で三角形状をなすスイングアーム6の構成要素である3本のパイプ部材26a,26b,26cのうち前後2本のパイプ部材26b,26cの上端部同士を連結する上連結部26dに取り付けられている。
なお、スイングアーム6は、後輪車軸を回転自在に支持する左右一対の支持板26eと、ピボット軸6aの両端部に前端が連結され且つ左右支持板26eに後端が連結されるよう前後に延びる(具体的には、前側ほど上方に位置するように緩やかに傾斜する)左右一対の下パイプ部材26aと、左右の下パイプ部材26aの前部(具体的には、後部車体モノフレーム22の下方延出部22eと後輪4との間の部分)の車幅方向間を連結するよう車幅方向に延びるクロス部材26fと、クロス部材26fの車幅方向中央部に下端が連結され且つ上側ほど後方に位置するように傾斜する前パイプ部材26bと、左右支持板26eに下端が連結され且つ上側ほど前方に位置するように傾斜するとともに上側ほど車幅方向内方に位置するように湾曲する左右一対の後パイプ部材26cと、前パイプ部材26bの上端部と左右の後パイプ部材26cの上端部とを連結する上連結部26dと、を備えている。
左右前部車体フレーム21には、燃料タンク8が取り付けられている。燃料タンク8の前下部は、左右前部車体フレーム21によって車幅方向外方から挟まれている。燃料タンク8は、クッション軸線C1と同一直線上に設けられている。燃料タンク8の後方であって後部車体モノフレーム22の上方には、シートフレーム23に沿うように前後に延びるシート9が設けられている。
図1の側面視で、シート9の前後方向中点P1とステップ25の中心点P2とを結ぶ仮想線C2を設定する。ここで、ステップ25の中心点P2は、図1の側面視でステップ25の足載せ面(上面)の前後方向中点を意味する。図1の側面視で、合流部22aは、前記仮想線C2よりも前方に位置する。具体的には、後部車体モノフレーム22に対して、左右前部車体フレーム21の後端部が接続された接続部(合流部22a)が仮想線C2よりも前方に位置する。
なお、図1において、符号15は車体フレーム2を車幅方向外方から覆うカウル、符号16は前輪3の左右に配置される左右一対のフロントフォーク、符号17は左右フロントフォーク16の上部をヘッドパイプ20に支持するステアリングステム、符号17aはステアリングステム17のボトムブリッジ、符号17bはステアリングステム17のトップブリッジ、符号18はバッテリ(電装品)をそれぞれ示す。
<後部車体モノフレーム>
図2に示すように、車体フレーム2における後部車体モノフレーム22は、複数種の鋼材を溶接等により一体に結合して形成されている。以下、車体フレーム2の構成要素において、左側に配置された構成要素には「L」、右側に配置された構成要素には「R」を付すことがある。
後部車体モノフレーム22は、左前部車体フレーム21Lの後端部を合流させる合流部22aを有するとともに、車両前後方向に延びる(具体的には、合流部22aから後下方に延びた後に湾曲部22bで向きを変えて下方に延びる左サイドパネル30と、右前部車体フレーム21Rの後端部を合流させる合流部22aを有するとともに、側面視で左サイドパネル30と実質的に同一形状を有し且つ左サイドパネル30と車幅方向で対向する右サイドパネル31と、左右サイドパネル30,31の前上端に結合されるアッパーパネル32と、左右サイドパネル30,31の前上部22cの内面に結合される補強パネル33(補強部)と、左右サイドパネル30,31の後端の車幅方向間を連結するよう下方延出部22eの後端縁に沿って上下に延びるリヤパネル34と、左右サイドパネル30,31の前部の車幅方向間を連結するよう前後に延びる第一インナーパネル35(図5参照)と、左右サイドパネル30,31の湾曲部22bの車幅方向間を連結するよう後下方に傾斜して延びる第二インナーパネル36と、を備えている。
左右サイドパネル30,31には、複数の貫通孔40〜47が形成されている。
具体的に、左右サイドパネル30,31の前上部22cには、リヤクッション7の上端部(図1参照)を回動可能に支持する不図示の軸部(例えば、ボルトの軸部)が挿通される第一貫通孔40が形成されている。
左右サイドパネル30,31の前上部22cにおいて第一貫通孔40の前下方には、左右サイドパネル30,31と補強パネル33とを溶接するための第二貫通孔41(図3参照)が形成されている。
左右サイドパネル30,31の前下部22dには、クランクケース11(図1参照)の上部を固定する不図示の締結部材(例えば、ボルトの軸部)が挿通される第三貫通孔42が形成されている。
左右サイドパネル30,31の下方延出部22e(具体的には、後上エンジン取付部22e1、後下エンジン取付部22e2及び後中エンジン取付部22e3)には、クランクケース11の後部を固定する不図示の締結部材(例えば、ボルトの軸部)が挿通される第四貫通孔43、第五貫通孔44及び第六貫通孔45が形成されている。
左右サイドパネル30,31の下方延出部22eの上下中央部には、ピボット軸6a(図1参照)を回動可能に支持する軸支部6bを溶接するための第七貫通孔46が形成されている。
左右サイドパネル30,31の下方延出部22eの下端部には、不図示の右ペダルが連結される連結軸19を溶接するための第8貫通孔47が形成されている。
なお、左右サイドパネル30,31の湾曲部22bの上方には、互いの凹部(切り欠き部)を合わせて上下に開口する長孔形状を有する開口部48が形成されている。これにより、後部車体モノフレーム22の軽量化を図ることができる。
図4において、ハッチング箇所(ドットハッチ箇所)は溶接部を示す。図4に示すように、左右シートフレーム23L,23Rの前端部は、左右サイドパネル30,31の前上部22cに溶接されている。具体的に、左右シートフレーム23L,23R前端の溶接部23wは、クッション取付部22cと補強パネル33との接合部41(図3に示す円形の第二貫通孔41)の外周を囲むように設けられている。なお、図3においては、右シートフレーム23Rの図示を省略している。
図3に示すように、アッパーパネル32は、燃料タンク8(図1参照)の後端部が取り付けられるとともに、上面視で車幅方向に長手を有する矩形状をなす燃料タンク取付部32aと、燃料タンク取付部32aの前端から前下方に延出する延出片32bと、を備えている。燃料タンク取付部32aには、燃料タンク8(図1参照)の後端部をゴムブッシュ等の弾性部材(不図示)を介して固定する不図示の締結部材(例えば、ボルトの軸部)が挿通される燃料タンク固定孔32hが形成されている。
図4に示すように、アッパーパネル32における燃料タンク取付部32aの下面は、左右サイドパネル30,31の前上端に溶接されている。なお、燃料タンク取付部32aの下面には、燃料タンク8(図1参照)の後端部を固定する不図示の締結部材(例えば、ボルトの軸部)が螺合されるナット32c(例えば、ウエルドナット)が設けられている。
図4の後面視で、補強パネル33は、U字状をなしている。図3に示すように、補強パネル33は、左サイドパネル30の前上部22cの内面に結合されるとともに上下に延びる左補強パネル部33aと、右サイドパネル31の内面に結合されるとともに上下に延び且つ左補強パネル部33aと車幅方向で対向する右補強パネル部33bと、左右の補強パネル部33a,33bの下部の車幅方向間を連結する連結パネル部33cと、を備えている。
左右の補強パネル部33a,33bには、車幅方向で第一貫通孔40と重なるとともに、リヤクッション7の上端部(図1参照)を回動可能に支持する不図示の軸部(例えば、ボルトの軸部)が挿通される軸部挿通孔33hが形成されている。すなわち、左右サイドパネル30,31における第一貫通孔40と、左右の補強パネル33a,33bにおける軸部挿通孔33hとは、リヤクッション7の上端部(図1参照)を回動可能に支持する不図示の軸部(例えば、ボルトの軸部)が挿通される共通の開口部を構成している。
図2に示すように、リヤパネル34、第一インナーパネル35(図5参照)及び第二インナーパネル36には、開口部が形成されている。具体的に、リヤパネル34には、後面視で矩形状をなす2つの開口部34h,34iが上下に間隔をあけて形成されている。第一インナーパネル35(図5参照)には、上下に長手を有する矩形状の開口部35h(図5では開口部35hの下半部のみ図示)が形成されている。第二インナーパネル36には、後面視で矩形状をなす開口部36hが形成されている。これにより、後部車体モノフレーム22の軽量化を図ることができる。
なお、図2において、符号50はヘッドパイプ20の上部と左右前部車体フレーム21L,21Rの前端部の上部とを結合する上ガセット、符号51はヘッドパイプ20の下部と左右前部車体フレーム21L,21Rの前端部の下部とを結合する下ガセット、符号52は左右シートフレーム23L,23Rの後端部の車幅方向間を連結するリヤクロス部材、符号53は右シートフレーム23Rの後端部に結合されたブラケットをそれぞれ示す。
図5に示すように、後部車体モノフレーム22は、中空構造を有している。具体的に、左右サイドパネル30,31の車幅方向間には、内部空間22sが形成されている。後部車体モノフレーム22の車幅方向一方側(一側)には排気部品である排気管14aが設けられ、後部車体モノフレーム22の車幅方向他方側(他側)には電装品であるバッテリ18が設けられている。具体的に、後部車体モノフレーム22の右側方には排気管14aが設けられ、左側方にはバッテリ18が設けられている。なお、図において、符号55はバッテリ18を不図示のブラケットに固定するための締結部材(例えば、ボルト)、符号56はバッテリ18が取り付けられるバッテリ取付部(図1参照)をそれぞれ示す。
以上説明したように、上記実施形態は、自動二輪車1の車体構造において、燃料タンク8の前下部を挟んで設けられた左右一対の前部車体フレーム21を、燃料タンク8の後方かつシート9の下方で合流させる合流部22aを有するとともに、前部車体フレーム21に連なって延びる後部車体モノフレーム22を備える。
この構成によれば、シート9の下方に2本のフレームを設けた構成と比較して、車幅を挟くすることができる。したがって、シート9の跨ぎ性を向上することができる。加えて、左右前部車体フレーム21が燃料タンク8の前下部を挟んで設けられていることで、燃料タンク8の上部スペースを十分に確保することができるため、燃料タンク8の容量を十分に確保することができる。さらに、左右一対の前部車体フレーム21を燃料タンク8の後方かつシート9の下方で合流させることで、燃料タンク8配置位置を避けて前部車体フレーム21を配置できるため、燃料タンク8の形状自由度が高まり、燃料タンク8の容量を確保しやすい構成となる。
また、上記実施形態では、側面視で、合流部22aがシート9の前後方向中点P1とステップ25とを結ぶ仮想線C2よりも前方に位置することで、側面視で前記合流部22aが前記仮想性C2よりも後方に位置する場合と比較して、運転者がシート9を跨ぎ、ステップ25に向けて足を動かす範囲(仮想線C2より後方領域)において車幅を狭くすることができるため、シート9の跨ぎ性をより一層向上することができる。
また、上記実施形態では、後部車体モノフレーム22の右側方に排気管14aを設け、左側方にバッテリ18を設けたことで、排気管14aとバッテリ18とを車幅方向にコンパクトに配置することができる。加えて、後部車体モノフレーム22は中空構造を有することで、後部車体モノフレーム22が断熱構造として機能するため、排気管14aとバッテリ18との間の熱影響を防止することができる。
また、上記実施形態では、後部車体モノフレーム22は、パワーユニット10が取り付けられるエンジン取付部22d,22e1,22e2,22e3と、リヤクッション7が取り付けられるクッション取付部22cと、を備えることで、リヤクッション7からの荷重を後部車体モノフレーム22を通じでパワーユニット10へ伝達することができるため、パワーユニット10を車両後方からの荷重を受ける剛性部材としてより一層活用することができる。
また、上記実施形態では、側面視で、前下エンジン取付部22dとクッション取付部22cとは少なくとも一部が上下方向で重なることで、前下エンジン取付部22dとクッション取付部22cとが上下方向でずれる場合と比較して、リヤクッション7からの荷重をパワーユニット10で直接受け易くなるため、パワーユニット10を剛性部材としてより一層活用することができる。
また、上記実施形態では、後部車体モノフレーム22は、燃料タンク8が取り付けられる燃料タンク取付部32aを備えることで、燃料タンク8を取り付けるためのブラケットを別途設ける必要がないため、部品点数を削減するとともに、軽量化を図ることができる。
また、上記実施形態では、クッション軸線C1と同一軸線上に燃料タンク8を設けたことで、クッション軸線C1とずれた位置に燃料タンク8を設けた場合と比較して、減速時などに、リヤクッション7からの荷重を左右前部車体フレーム21に加え燃料タンク8を介してヘッドパイプ20に伝え、前輪3を地面により接地させることができる。したがって、制動距離の短縮化を図ることができる。
また、上記実施形態では、後部車体モノフレーム22は、燃料タンク8が取り付けられる燃料タンク取付部32aを備え、燃料タンク取付部32aは、リヤクッション7が取り付けられるクッション取付部22cにより支持されていることで、リヤクッション7と燃料タンク8との相対位置精度を高めることができる。
また、上記実施形態では、後部車体モノフレーム22は、リヤクッション7が取り付けられるクッション取付部22cと、クッション取付部22cを補強する補強パネル33と、を備え、クッション取付部22cと補強パネル33との接合部41の外周を囲むようにシートフレーム23の溶接部23wを設けたことで、応力をシートフレーム23で受けることができるため、クッション取付部22cと補強パネル33との接合部41に応力が集中することを防止することができる。
なお、上記実施形態では、左右前部車体フレーム21が燃料タンク8の前下部を挟んで設けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、左右前部車体フレーム21が燃料タンク8の後下部を挟んで設けられていてもよい。すなわち、左右前部車体フレーム21が燃料タンク8の少なくとも一部を挟んで設けられていればよい。
また、上記実施形態では、後部車体モノフレーム22の右側方に排気管14aを設け、左側方にバッテリ18を設けた例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、後部車体モノフレーム22の左側方に排気管14aを設け、右側方にバッテリ18を設けてもよい。
また、上記実施形態では、排気部品として排気管14aを例に挙げ、電装品としてバッテリ18を例に挙げて説明したが、これに限らない。例えば、排気部品はマフラ14bであってもよい。例えば、電装品はECU(Engine Control Unit)であってもよい。
また、上記実施形態では、後部車体モノフレーム22の車幅方向一方側に排気部品を設け、車幅方向他方側に電装品を設けた例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、後部車体モノフレーム22の上下方向一方側に排気部品を設け、上下方向他方側に電装品を設けてもよい。すなわち、後部車体モノフレーム22の一側に排気部品を設け、他側に電装品を設けていればよい。
また、図6に示すように、後部車体モノフレーム122が、左右サイドパネル130,131の合流部122aにおいて、左右前部車体フレーム21L,21Rの後端部の内面へ延出する内方延出部122gを備えていてもよい。内方延出部122gは、合流部122aにおいて、左右前部車体フレーム21L,21Rの後端部の内面に沿うように上下に長手を有する長方形枠状をなしている。
また、上記実施形態では、補強パネル33が後面視でU字状をなしている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、図7の後面視で、補強パネル133は、上下に延びる梯子状をなしていてもよい。具体的に、補強パネル133には、後面視で上下に長手を有する矩形状の開口部133iが形成されている。補強パネル133の上端部には、後面視でU字状の上切欠き133jが形成されている。補強パネル133の下端部には、後面視で上方に凸のU字状(逆U字状)をなす下切欠き133kが形成されている。なお、図7において、ハッチング箇所(ドットハッチ箇所)は溶接部を示す。
また、上記実施形態では、左右サイドパネル30,31の前上部22cにおいて第一貫通孔40の前下方には、左右サイドパネル30,31と補強パネル33とを溶接するための第二貫通孔41(図3参照)が形成されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、図6に示すように、左右サイドパネル130,131において第二貫通孔41(図3参照)が形成されていなくてもよい。なお、図6においては、右シートフレーム23Rの図示を省略している。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪且つ後二輪の他に、前二輪且つ後一輪の車両も含む)の車両も含まれる。また、本発明は、自動二輪車のみならず、自動車等の四輪の車両にも適用可能である。
実施形態のエンジンは、前上方に突出するシリンダ部12(前傾シリンダ)を備えるエンジンであるが、後上方に突出するシリンダ部(後傾シリンダ)を備えるエンジンであってもよい。また、クランク軸を車幅方向に沿わせたいわゆる横置きエンジンであることに限らず、クランク軸を車両前後方向に沿わせたいわゆる縦置きエンジンであってもよく、かつこの場合もシリンダ配置は種々である。さらに、パワーユニット10は、駆動源に電気モータを含むものであってもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
7 リヤクッション(クッション)
8 燃料タンク
9 シート
10 エンジン(パワーユニット)
14a 排気管(排気部品)
18 バッテリ(電装品)
21 前部車体フレーム
22 後部車体モノフレーム
22a 合流部
22c クッション取付部
22d,22e1,22e2,22e3 エンジン取付部
23 シートフレーム
23w 溶接部
25 ステップ
32a 燃料タンク取付部
33 補強パネル(補強部)
41 第二貫通孔(接合部)
C1 クッション軸線
C2 仮想線
P1 シートの前後方向中点

Claims (8)

  1. 鞍乗り型車両(1)の車体構造において、
    燃料タンク(8)の少なくとも一部を挟んで設けられた左右一対の前部車体フレーム(21)を、前記燃料タンク(8)の後方かつシート(9)の下方で合流させる合流部(22a)を有するとともに、前記前部車体フレーム(21)に連なって延びる後部車体モノフレーム(22)を備え
    前記後部車体モノフレーム(22)は、
    エンジン(10)が取り付けられるエンジン取付部(22d,22e1,22e2,22e3)と、
    クッション(7)が取り付けられるクッション取付部(22c)と、を備えることを特徴とする鞍乗り型車両の車体構造。
  2. 側面視で、前記合流部(22a)は、前記シート(9)の前後方向中点(P1)とステップ(25)とを結ぶ仮想線(C2)よりも前方に位置することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の車体構造。
  3. 前記後部車体モノフレーム(22)は、中空構造を有し、
    前記後部車体モノフレーム(22)の一側に排気部品(14a)を設け、他側に電装品(18)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両の車体構造。
  4. 側面視で、前記エンジン取付部(22d)とクッション取付部(22c)とは少なくとも一部が上下方向で重なることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の車体構造。
  5. 前記後部車体モノフレーム(22)は、前記燃料タンク(8)が取り付けられる燃料タンク取付部(32a)を備えることを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の鞍乗り型車両の車体構造。
  6. クッション軸線(C1)と同一軸線上に前記燃料タンク(8)を設けたことを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の鞍乗り型車両の車体構造。
  7. 前記後部車体モノフレーム(22)は、前記燃料タンク(8)が取り付けられる燃料タンク取付部(32a)を備え、
    前記燃料タンク取付部(32a)は、クッション(7)が取り付けられるクッション取付部(22c)により支持されていることを特徴とする請求項に記載の鞍乗り型車両の車体構造。
  8. 前記後部車体モノフレーム(22)は、
    クッション(7)が取り付けられるクッション取付部(22c)と、
    前記クッション取付部(22c)を補強する補強部(33)と、を備え、
    前記クッション取付部(22c)と前記補強部(33)との接合部(41)の外周を囲むようにシートフレーム(23)の溶接部(23w)を設けたことを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の鞍乗り型車両の車体構造。
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