JP6766111B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
従来、鞍乗型車両として、車体フレームが、ヘッドパイプから下方に延びるダウンチューブと、ダウンチューブから後方に延びる後部フレームと、後部フレームに設けられたサブフレームとを備え、後部フレームの前部に運転者が足を載せるフートボードが設けられ、後部フレームの上部にシート30が取付けられ、サブフレームにスイング式エンジンユニットが支持されたスクーター型のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−239143号公報
特許文献1のような鞍乗型車両では、車両のコンパクト化や旋回性向上のため、ホイールベースを短くすることが望まれている。
本発明の目的は、車両のコンパクト化及び旋回性向上が図れる鞍乗型車両を提供することにある。
鞍乗型車両は、ヘッドパイプ(21)と、ヘッドパイプ(21)から後下方に延びるダウンフレーム(22)と、シート(14)を支持するシートフレーム(24)とを有する鞍乗型車両において、前記ダウンフレーム(22)及び前記シートフレーム(24)は、側面視V字に形成され、前記V字の下端部は、接続部材(23)に接続されるとともに、前記接続部材(23)にエンジン(53)が懸架され、前記接続部材(23)は、前輪(12)の車軸(51)よりも下方に位置することを特徴とする。
また、鞍乗型車両は、ヘッドパイプ(21)と、ヘッドパイプ(21)から後下方に延びるダウンフレーム(22)と、シート(14)を支持するシートフレーム(24)とを有する鞍乗型車両において、前記ダウンフレーム(22)及び前記シートフレーム(24)は、側面視V字に形成され、前記V字の下端部は、接続部材(23)に接続されるとともに、前記接続部材(23)にエンジン(53)が懸架され、左右一対の前記シートフレーム(24)の各下端部(24f)は、車幅方向に延びる単一の前記接続部材(23)の両端部に接続されていることを特徴とする。
また、鞍乗型車両は、ヘッドパイプ(21)と、ヘッドパイプ(21)から後下方に延びるダウンフレーム(22)と、シート(14)を支持するシートフレーム(24)とを有する鞍乗型車両において、前記ダウンフレーム(22)及び前記シートフレーム(24)は、側面視V字に形成され、前記V字の下端部は、接続部材(23)に接続されるとともに、前記接続部材(23)にエンジン(53)が懸架され、前記接続部材は、車幅方向に延びるクロスメンバ(23)であり、前記ダウンフレーム(22)は、二股に分岐した左右一対の分岐部(32)を備え、前記左右の分岐部(32)の下端部が、それぞれ前記クロスメンバ(23)に接続され、前記クロスメンバ(23)からはブラケット(37)が延び、前記ブラケット(37)にリンク(38)を介して前記エンジン(53)が接続されることを特徴とする
記構成において、前記分岐部(32)の分岐箇所は、前記エンジン(53)のシリンダ部(58)よりも上方に位置するようにしても良い。
また、上記構成において、車両側面視で、前記クロスメンバ(23)の上方にステップ(41)が配置されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記ダウンフレーム(22)と前記シートフレーム(24)とは、メインフレーム(26)で接続され、前記メインフレーム(26)の車幅方向内側に燃料タンク(17)が配置されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記ヘッドパイプ(21)にフロントフォーク(28)を介して前輪(12)が支持され、前記接続部材(23)は、車両側面視で、前記フロントフォーク(28)の上部に設けられたハンドルバー(15)の左右端部(15a)よりも前方に配置されても良い。
また、上記構成において、前記ステップ(41)は、車両側面視で、前記ハンドルバー(15)の左右端部(15a)よりも前方に配置されても良い。
また、上記構成において、前記ダウンフレーム(22)は、前記ヘッドパイプ(21)から延びる単一の上部ダウンフレーム(31)と、左右の前記分岐部(32)とからなり、前記上部ダウンフレーム(31)の下端に、前記左右のシートフレーム(24)に渡されたクロスフレーム(27)が接続されていても良い。
また、上記構成において、前記ヘッドパイプ(21)の前方にバッテリ(18)が配置されるようにしても良い。
鞍乗型車両は、ダウンフレーム及びシートフレームが、側面視V字に形成され、V字の下端部は、接続部材に接続されるとともに、接続部材にエンジンが懸架されるので、従来よりもエンジンを車両前方に寄せてホイールベースを短くすることができ、また、シートフレームも車両前方に寄せることができるため、車両のコンパクト化を図ることができとともに、前輪分担荷重が増して車両の旋回性を向上できる。
上記構成において、接続部材は、車幅方向に延びるクロスメンバであり、ダウンフレームは、二股に分岐した左右一対の分岐部を備え、左右の分岐部の下端部が、それぞれクロスメンバに接続され、クロスメンバからはブラケットが延び、ブラケットにリンクを介してエンジンが接続されるので、単一のダウンフレームを直線的にクロスメンバに接続するのに比べて、 ダウンフレームを分岐させ、二股にしてクロスメンバに接続することで、エンジン前部の周囲に大きなスペースを確保でき、また、ダウンフレームがクロスメンバと広い幅で接続されてダウンフレームとクロスメンバとを強固に接続でき、車体フレームのより高い剛性を確保できる。
また、上記構成において、分岐部の分岐箇所は、エンジンのシリンダ部よりも上方に位置するので、シリンダ部の周囲のスペースを確保しやすくできる。
また、上記構成において、車両側面視で、クロスメンバの上方にステップが配置されるので、ステップを配置しやすくでき、ステップの配置自由度を増すことができる。
また、上記構成において、ダウンフレームとシートフレームとは、メインフレームで接続され、メインフレームの車幅方向内側に燃料タンクが配置されるので、メインフレームによって車体フレームの剛性を高めることができ、また、燃料タンクを車体の前側寄りに配置することで前輪分担荷重を増すことができて車両の旋回性を向上できる。
また、上記構成において、ヘッドパイプにフロントフォークを介して前輪が支持され、接続部材は、車両側面視で、フロントフォークの上部に設けられたハンドルバーの左右端部よりも前方に配置されるので、揺動軸と共にエンジンが、従来よりも車両の前方に配置されて前輪分担荷重が増すため、車両の旋回性を向上できる。
また、上記構成において、ステップは、車両側面視で、ハンドルバーの左右端部よりも前方に配置されるので、揺動軸と共にエンジン及び燃料タンクが、従来よりも車両の前方に配置されて前輪分担荷重が増すため、車両の旋回性を向上できる。
また、上記構成において、ダウンフレームは、ヘッドパイプから延びる単一の上部ダウンフレームと、左右の分岐部とからなり、上部ダウンフレームの下端に、左右のシートフレームに渡されたクロスフレームが接続されているので、上部ダウンフレームが、車両左方及び車両右方から一対の分岐部に支持され、車両後方からクロスフレームに支持されるため、上部ダウンフレームをより強固に支持することができ、車体フレームの剛性をより高めることができる。
また、上記構成において、ヘッドパイプの前方にバッテリが配置されるので、前輪分担荷重を増すことができ、車両の旋回性をより一層向上できる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車を示す左側面図である。 車体フレームを示す斜視図である。 クロスメンバ及びその周囲を示す左側面図である。 ダウンフレーム及びその周囲を示す斜視図である。 車体フレームの下部及びリンクを示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の実施形態に係る自動二輪車10を示す左側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11、前輪12、後輪13、シート14、ハンドルバー15、パワーユニット16、燃料タンク17、バッテリ18を備える鞍乗型車両である。
骨格となる車体フレーム11は、ヘッドパイプ21、ダウンフレーム22、クロスメンバ23、左右一対のシートフレーム24、左右一対のメインフレーム26、ロアクロスフレーム27を備える。
ヘッドパイプ11は、車体フレーム11の前端部に設けられ、ヘッドパイプ11にフロントフォーク28を介して前輪12が操舵可能に支持されている。
ダウンフレーム22は、ヘッドパイプ11から下方斜め後方に延び、上部ダウンフレーム31及び左右一対の下部ダウンフレーム32から構成される。
上部ダウンフレーム31は、ヘッドパイプ11から下方斜め後方に直線状に延びている。左右の下部ダウンフレーム32は、上部ダウンフレーム31の下端部の左右から車両側面視で下方斜め後方に延びている。
また、左右の下部ダウンフレーム32は、上部ダウンフレーム31から二股に分岐した分岐フレーム(分岐部)であり、上部ダウンフレーム31の下部に結合されている。
左右の下部ダウンフレーム32の下端部は、それぞれ左右のシートフレーム24の各下端部に結合され、これによって、ダウンフレーム22とシートフレーム24とは、車両側面視でV字状に形成されている。
ダウンフレーム22の下端部及びシートフレーム24の下端部は、クロスメンバ23に結合されている。
クロスメンバ23は、丸パイプ、角パイプ又はこれらに類似するパイプからなる。
シートフレーム24は、クロスメンバ23から後方斜め上方に延び、クロスメンバ23側から順に、それぞれ後上がりとされた前傾斜部24a、中傾斜部24b及び後傾斜部24cが一体に設けられる。
前傾斜部24a、中傾斜部24b及び後傾斜部24cは、この順に次第に水平方向に対する傾斜角度が小さくなっている。
クロスメンバ23及び前傾斜部24aの後部には、支持ブラケット37が取付けられ、支持ブラケット37にリンク38を介してパワーユニット16が上下揺動可能に支持されている。
左右の前傾斜部24aの側方にはそれぞれ運転者用のステップ41が配置されている。
左右中傾斜部24bと左右の後傾斜部24cとの間の屈曲部には、左右一対の前ブラケット42Fが取付けられ、また、左右の後傾斜部24cには、左右一対の後ブラケット42Rが取付けられている。左右の前ブラケット42F及び左右の後ブラケット42Rは、シート14を支持している。
後傾斜部24cとパワーユニット16の後端部とには、緩衝器であるリアクッションユニット43が渡されている。
左右の中傾斜部23bと上部ダウンフレーム31とには、左右一対のメインフレーム26が渡され、左右のメインフレーム26に燃料タンク17が取付けられるとともに、左右のメインフレーム26間に燃料タンク17が配置されている。
燃料タンク17は、上半体17aと下半体17bとが上下に接合され、接合部であるフランジ17cがメインフレーム26に取付けられる。上半体17aの前部には給油口17dが設けられ、給油口17dがキャップ44で塞がれている。
左右の前傾斜部24aには、車両前方に凸となるように湾曲したロアクロスフレーム27が渡されている。ロアクロスフレーム27の前端部は、ダウンフレーム22(詳しくは、上部ダウンフレーム31の下端部)に結合されている。
フロントフォーク28は、緩衝器である左右一対のフォークパイプ45と、左右のフォークパイプ45の上端部同士を連結するブリッジ46と、ブリッジ46の車幅方向中央部から上方に延びるステムシャフト47とから構成される。
左右のフォークパイプ45の下端部は、車軸51を介して前輪12を支持している。ステムシャフト47は、ヘッドパイプ21に回動可能に支持され、ステムシャフト47の上端部にハンドルバー15が取付けられている。
パワーユニット16は、前側を構成するエンジン53と、エンジン53から後方に延びる無段変速機54とから構成されている。
エンジン53は、クランクシャフト56が収容されたクランクケース57と、クランクケース57から前方に前上がりに延びるシリンダ部58とを備える。シリンダ部58は、クランクケース57側から順に設けられたシリンダブロック61、シリンダヘッド62及びヘッドカバー63を備え、シリンダブロック61に形成されたシリンダ穴(不図示)の軸線58aが水平に近い前上がりに延びている。
シリンダヘッド62の上面には吸気装置65が接続され、シリンダヘッド62の下面には排気装置(不図示)が接続される。吸気装置65は、シリンダヘッド62に吸気管66を介して接続されたスロットルボディ67と、スロットルボディ67にコネクティングチューブ68を介して接続されたエアクリーナ69とを備える。
無段変速機54は、後端部に出力軸72を備え、出力軸72に後輪13が取付けられている。
図中に示した距離Lは、前輪12の車軸51と後輪13を支持する出力軸72との距離であり、自動二輪車10のホイールベース(軸距)である。
本実施形態の自動二輪車10では、ダウンフレーム22と左右のシートフレーム24の下端部同士を結合してV字状に形成することで、従来の自動二輪車(鞍乗型車両)よりもホイールベースを短縮している。このように、ホイールベースを短縮することで、車体の全長が短くなり、車体の軽量化及びコンパクト化を図ることができる。また、左右のシートフレーム24やパワーユニット16等がより車両前方に配置されるようになるため、自動二輪車10の車重における前輪12の分担荷重が増える。これによって、車両の旋回性が向上し、狭い路地や小さなコーナーでも機敏に走行できる。
ヘッドパイプ21の前部には、バッテリケース75が取付けられ、バッテリケース75に、車体に装備された各種電装品へ電力を供給するバッテリ18が収容されている。
従来、燃料タンクやバッテリは、車体後部などに配置されていたが、本実施形態の自動二輪車10では、車体の前側に燃料タンク17及びバッテリ18を配置した。この結果、前輪12の分担荷重を増すことができ、車両の旋回性をより向上させることができる。
なお、上記した車体フレーム11の各構成部品同士の結合は、溶接や締結部材による締結によって行われている。
ハンドルバー15の車幅方向中央部は、メータ等が取付けられたハンドルカバー77で覆われている。また、前輪13は、上方からフロントフェンダ78で覆われている。
以上に示したように、分岐部としての下部ダウンフレーム32の分岐箇所は、エンジン53のシリンダ部58よりも上方に位置するので、シリンダ部58の周囲のスペースを確保しやすくできる。これにより、パワーユニット16(詳しくは、エンジン58)の揺動する際に、シリンダ部58とダウンフレーム22との干渉を防止できるとともに、シリンダ部58の移動範囲を確保できる。図中には、パワーユニット16が揺動(例えば、後輪13側が上方に揺動)した際にシリンダ部58が揺動した位置を二点鎖線で記載している。このように、シリンダ部58が揺動しても、ダウンフレーム22との干渉を防止できる。
図2は、車体フレーム11を示す斜視図である。
左右の下部ダウンフレーム32は、上部ダウンフレーム31の下端部の側部から側方斜め下方に延びる上フレーム部32aと、上フレーム部32aの車幅方向外側端部からより下方に屈曲して側方斜め下方に延びる下フレーム部32bとを一体に備える。
下フレーム部32bは、上フレーム部32aよりも急な角度で斜め下方に延びている。
下フレーム部32bの下端部は、左右のシートフレーム24の各前傾斜部24aの前面24d及びクロスメンバ23に結合されている。このように、左右の下フレーム部32bの下端部を左右のシートフレーム24及びクロスメンバ23の両方に結合することで、結合面積をより大きくでき、結合強度を高めることができる。
また、ダウンフレーム22の下部を左右の下部ダウンフレーム32に分岐させることで、仮にダウンフレームを一本としてその下端をクロスメンバ23に結合するのに比べて、ダウンフレーム22とクロスメンバ23との結合箇所の幅が、車幅方向に広くなる。この結果、ダウンフレーム22とクロスメンバ23との結合が強固になる。これによって、ダウンフレーム22とクロスメンバ23との間の倒れ(特に、車幅方向の倒れ)が抑制されて車体フレーム11の剛性を高めることができる。
左右のシートフレーム24は、中傾斜部24b及び後傾斜部24cの上部に前ブラケット42Fを備え、後傾斜部24cの上部に後ブラケット42R(図1参照)を備え、前ブラケット42Fは、後傾斜部24cに取付けられた支持台座81を備える。
ダウンフレーム22と左右のシートフレーム24とは、メインフレーム26及びロアクロスフレーム27によって接続されるので、ダウンフレーム22とシートフレーム24とで形成されるV字の上部が前後方向に開いたり閉じたりする変形を抑制できる。この結果、車体フレーム11の剛性をより一層高めることができる。
左右のメインフレーム26は、それぞれ燃料タンク17(図1参照)を取付けるための取付ブラケット83が複数取付けられている。
クロスメンバ23は、左右のシートフレーム24のそれぞれの下端部よりも車幅方向外側に突出する左右一対の突出部23aを有する。左右の突出部23aと、シートフレーム24(詳しくは、前傾斜部24a)の側面24eとには、台座部85が取付けられ、台座部85の上壁85aにステップ41が取付けられている。台座部85は、プレートが折り曲げられて形成され、前傾斜部24aに溶接により取付けられている。
図3は、クロスメンバ23及びその周囲を示す左側面図である。
シートフレーム24の下端部24f(詳しくは、下端部24fの前面24d)に下部ダウンフレーム32の下端部32a(詳しくは、下端面32b)が結合されている。シートフレーム24の下端部24f(詳しくは、下端面24g)と、下部ダウンフレーム32の下端部32a(詳しくは、下端面32b)とは、クロスメンバ23に結合されている。
クロスメンバ23及び左右の前傾斜部24aにそれぞれ支持ブラケット37が取付けられ、左右の支持ブラケット37に車幅方向に延びるようにボルト状の揺動軸87が渡され、揺動軸87にリンク38の前端部が揺動可能に支持されている。揺動軸87の先端部には、揺動軸87の抜け止めのためのナット88がねじ込まれている。
リンク38は、シリンダ部58側の部品との干渉を避けるために下方に凸となるように湾曲し、左右の支持ブラケット37に対して所定角度範囲に揺動軸87回りの揺動が規制されている。
パワーユニット16のクランクケース57は、下部前部に前方に突出する左右一対の車体側連結部57aを備え、左右の車体側連結部57aに車幅方向に延びる支持軸91が渡されている。支持軸91は、左右の車体側連結部57aに対してゴム等の弾性部材を介して弾性支持されている。支持軸91の先端部には、支持軸91の抜け止めのためのナット92がねじ込まれている。
揺動軸87は、図1に示すように、ハンドルバー15の両端部15aよりも車両側面視で前方に位置する。また、ステップ41も、車両側面視でハンドルバー15の両端部15aよりも前方に配置されている。これにより、ステップ41及び揺動軸87が、従来よりも車両前方に配置されるため、運転者と、エンジン53を備えるパワーユニット16とが、従来よりも車両前方に配置されるので、前輪分担荷重を増すことができる。前輪分担荷重が増せば、前輪12(図1参照)の路面に対する滑りを抑制でき、車両の旋回性を向上できる。
シリンダ部58のシリンダブロック61及びシリンダヘッド62は、全体がシリンダカバー86で覆われている。シリンダブロック61及びシリンダヘッド62と、シリンダカバー86との間には、エンジン53(図1参照)に備える冷却ファン(不図示)から冷却風が送られる。これにより、シリンダブロック61及びシリンダヘッド62が強制的に冷却される。
リンク38の後端部は、支持軸91に揺動可能に連結されているので、パワーユニット16は、リンク38の後端部に揺動可能に支持されている。パワーユニット16は、弾性部材によって、リンク38に対して所定角度範囲に揺動が規制されている。
リンク38の上方には、シリンダ部58(シリンダブロック61、シリンダヘッド62及びヘッドカバー63)が配置されている。
台座部85の上壁85aには貫通穴が開けられるとともに上壁85aの下面にナット89が取付けられ、先端部が貫通穴に通されてナット89にねじ込まれたボルト状の締結部材93によって、台座部85にU字金具94が取付けられている。U字金具94の内側には、ステップ41の端部が挿入されるとともにステップ41の端部に設けられた締結部材挿通穴に締結部材93が通されている。
ステップ41は、揺動軸87の上方に配置されて車幅方向に延び、U字金具94に対して車両前後方向に所定角度揺動可能である。
以上の図1及び図3に示したように、車両側面視で、クロスメンバ23の上方にステップ41が配置されるので、ステップ41を配置しやすくでき、ステップ41の配置自由度を増すことができる。
図4は、ダウンフレーム22及びその周囲を示す斜視図である。
ダウンフレーム22(詳しくは、上部ダウンフレーム31)と左右のメインフレーム26との接続部には、補強のための上部ガセットプレート96が取付けられている。
上部ガセットプレート96の前縁96aは、ダウンフレーム96の外周面形状及び左右のメインフレーム26の前部形状に沿って形成された略三日月状の板材である。上部ガセットプレート96は、ダウンフレーム96の外周面と左右のメインフレーム26の前部上部とに溶接により取付けられている。
また、ダウンフレーム22(詳しくは、上部ダウンフレーム31)とロアクロスフレーム27とは、直接に結合されるとともに、下部ガセットプレート98によっても結合されている。
ロアクロスフレーム27は、左右のシートフレーム24から斜め前側で且つ車幅方向内側に延びる左右一対の前側延出部27aと、左右の前側延出部27aを連結する車幅方向に延びる前連結部27bとから一体に形成されている。前連結部27bが、上部ダウンフレーム31の下端部に結合されている。
下部ガセットプレート98は、上部ダウンフレーム31の外周面とロアクロスフレーム24の前連結部27bの上部とに溶接により取付けられている。下部ガセットプレート98により、上部ダウンフレーム31とロアクロスフレーム24との結合部が補強される。
取付ブラケット83は、左右一対の側壁83aと、左右の側壁83aのそれぞれの上縁を接続する上壁83bからなる門形状に形成され、左右の側壁83aのそれぞれの下縁が前側延出部27aに取付けられている。取付ブラケット83の上壁83bには、貫通穴83cが開けられるとともに上壁83bの下面にナットが取付けられている。
燃料タンク17(図1参照)のフランジ17c(図1参照)を複数の取付ブラケット83に取付けるには、フランジ17cに形成された複数の貫通穴をそれぞれ貫通するボルトを、各取付ブラケット83の上壁83bの貫通穴83cに挿入し、上壁83bの下面のナットにねじ込む。
以上の図1及び図4に示したように、ダウンフレーム22とシートフレーム24とは、左右一対のメインフレーム26で接続され、左右のメインフレーム26の車幅方向内側に燃料タンク17が配置される。
この構成によれば、メインフレーム26によって車体フレーム11の剛性を高めることができ、また、燃料タンク17を車体の前側寄りに配置することで前輪分担荷重を増すことができて車両の旋回性を向上できる。
図5は、車体フレーム11の下部及びリンク38を示す斜視図であり、斜め下方から見た図である。
ロアクロスフレーム27の前連結部27bは、上部ダウンフレーム31の下端の後部に溶接により結合されている。従って、上部ダウンフレーム31は、左方及び右方から一対の下部ダウンフレーム32に支持され、後方からロアクロスフレーム27に支持されるため、上部ダウンフレーム31をより強固に支持することができる。
リンク38は、筒状の前側軸受部101と、前側軸受部101の後方に配置された筒状の後側軸受部102と、前側軸受部101及び後側軸受部102のそれぞれを連結する湾曲した左右一対の連結部103とが一体に形成されている。
前側軸受部101は、内部に軸受(不図示)が挿入され、軸受に揺動軸87が通されることで、揺動軸87に上記軸受を介して前側連結部101が回動可能に支持される。
後側軸受部102には、支持軸91が一体的に挿入されている。従って、支持軸91と後側軸受部102とは一体に回動する。また、支持軸91は、パワーユニット16(図1参照)の左右の車体側連結部57aに弾性部材を介して支持されている。これにより、車体側連結部57aは、支持軸91に対して弾性部材が捩られる分だけ揺動し、パワーユニット16側から車体フレーム11(図1参照)側に伝わる振動や衝撃が緩和される。
以上の図1及び図2に示したように、鞍乗型車両としての自動二輪車10は、ヘッドパイプ21と、ヘッドパイプ21から後下方に延びるダウンフレーム22と、シート14を支持するシートフレーム24とを有する。
ダウンフレーム22及びシートフレーム24は、側面視V字に形成され、V字の下端部は、接続部材としてのクロスメンバ23に接続されるとともに、クロスメンバ23にエンジン53が懸架される。
この構成によれば、従来よりもエンジン53を車両前方に寄せてホイールベースを短くすることができる。また、シートフレーム24も車両前方に寄せることができるため、車両のコンパクト化を図ることができとともに、前輪分担荷重が増して車両の旋回性を向上できる。
また、図1、図3及び図5に示したように、接続部材は、車幅方向に延びるクロスメンバ23である。ダウンフレーム22は、二股に分岐した左右一対の分岐部としての下部ダウンフレーム32を備える。左右の下部ダウンフレーム32の下端部は、それぞれクロスメンバ23に接続され、クロスメンバ23からはブラケットとしての支持ブラケット37が延び、支持ブラケット37にリンク38を介してエンジン53が接続される。
この構成によれば、単一のダウンフレームを直線的にクロスメンバ23に接続するのに比べて、本実施形態では、ダウンフレーム22を分岐させ、二股にしてクロスメンバ23に接続する。これにより、エンジン前部(シリンダ部58)の周囲に大きなスペースを確保でき、また、ダウンフレーム22がクロスメンバ23と広い幅で接続されてダウンフレーム22とクロスメンバ23とを強固に接続でき、車体フレーム11のより高い剛性を確保できる。
また、図1に示したように、ヘッドパイプ21にフロントフォーク28を介して前輪12が支持されている。接続部材としてのクロスメンバ23は、車両側面視で、フロントフォーク28の上部に設けられたハンドルバー15の両側の端部15a,15a(手前側の端部15aのみ図示)よりも前方に配置される。即ち、車両側面視で、ハンドルバー15の両側の端部15a,15aを通る鉛直線90よりも車両前方にクロスメンバ23が位置する。
この構成によれば、揺動軸87と共に、エンジン53が、従来よりも車両の前方に配置されて前輪分担荷重が増すため、車両の旋回性を向上できる。
また、ステップ41は、車両側面視で、ハンドルバー15の両側の端部15a,15aよりも前方に配置される。即ち、車両側面視で、鉛直線90よりも車両前方にステップ41が位置する。
この構成によれば、揺動軸87と共に、エンジン53及び燃料タンク17が、従来よりも車両の前方に配置されて前輪分担荷重が増すため、車両の旋回性を向上できる。
また、ヘッドパイプ21の前方にバッテリ18が配置されるので、前輪分担荷重を増すことができ、車両の旋回性をより一層向上できる。
また、図4及び図5に示したように、ダウンフレーム22は、ヘッドパイプ21から延びる単一の上部ダウンフレーム31と、左右の下部ダウンフレーム32とからなる。上部ダウンフレーム31の下端には、左右のシートフレーム24に渡されたクロスフレームとしてのロアクロスフレーム27が接続されている。
この構成によれば、上部ダウンフレーム31が、車両左方及び車両右方から一対の下部ダウンフレーム32に支持され、車両後方からロアクロスフレーム27に支持される。このため、上部ダウンフレーム31をより強固に支持することができ、車体フレーム11の剛性をより高めることができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施形態において、図4に示したように、上部ダウンフレーム31と左右のシートフレーム24とを左右一対のメインフレーム26で接続したが、これに限らない。アッパーフレームを一本の湾曲したクロス部材として、アッパーフレームの左右の後端部を左右のシートフレーム24に接続し、アッパーフレームの前端部を上部ダウンフレーム31に接続しても良い。
また、図3に示したシートフレーム24の下端部24fと、下部ダウンフレーム32の下端部32aと、クロスメンバ23との結合については、この限りではない。
例えば、シートフレーム24の下端面24gをクロスメンバ23に結合し、シートフレーム24の前面24dに下部ダウンフレーム32の下端面32bを結合しても良い。この場合、下部ダウンフレーム32の下端面32bは、クロスメンバ23に結合されず、クロスメンバ23から離れている。
また、下部ダウンフレーム32の下端面32bをクロスメンバ23に結合し、下部ダウンフレーム32の下端部32a(後面)にシートフレーム24の下端面24gを結合し、下部ダウンフレーム32の下端面32bとシートフレーム24の下端面24gとをクロスメンバ23に結合しても良い。
あるいは、シートフレーム24の下端部と下部ダウンフレーム32の下端部とをクロスメンバ23の車幅方向に並ぶように配置し、シートフレーム24の下端部と下部ダウンフレーム32の下端部とをそれぞれクロスメンバ23に結合して、車両側面視でV字状に見えるようにしても良い。
、本発明は、自動二輪車10に適用する場合に限らず、自動二輪車10以外も含む鞍乗型車両にも適用可能である。なお、鞍乗型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含む。
10 自動二輪車
12 前輪
14 シート
15 ハンドルバー
16 パワーユニット
17 燃料タンク
18 バッテリ
21 ヘッドパイプ
22 ダウンフレーム
23 クロスメンバ(接続部材)
24 シートフレーム
26 メインフレーム
27 ロアクロスフレーム(クロスフレーム)
28 フロントフォーク
31 上部ダウンフレーム
32 下部ダウンフレーム(分岐部)
37 支持ブラケット(ブラケット)
38 リンク
41 ステップ
53 エンジン
58 シリンダ部
87 揺動軸

Claims (10)

  1. ヘッドパイプ(21)と、ヘッドパイプ(21)から後下方に延びるダウンフレーム(22)と、シート(14)を支持するシートフレーム(24)とを有する鞍乗型車両において、
    前記ダウンフレーム(22)及び前記シートフレーム(24)は、側面視V字に形成され、
    前記V字の下端部は、接続部材(23)に接続されるとともに、前記接続部材(23)にエンジン(53)が懸架され
    前記接続部材(23)は、前輪(12)の車軸(51)よりも下方に位置することを特徴とする鞍乗型車両。
  2. ヘッドパイプ(21)と、ヘッドパイプ(21)から後下方に延びるダウンフレーム(22)と、シート(14)を支持するシートフレーム(24)とを有する鞍乗型車両において、
    前記ダウンフレーム(22)及び前記シートフレーム(24)は、側面視V字に形成され、
    前記V字の下端部は、接続部材(23)に接続されるとともに、前記接続部材(23)にエンジン(53)が懸架され、
    左右一対の前記シートフレーム(24)の各下端部(24f)は、車幅方向に延びる単一の前記接続部材(23)の両端部に接続されていることを特徴とする鞍乗型車両。
  3. ヘッドパイプ(21)と、ヘッドパイプ(21)から後下方に延びるダウンフレーム(22)と、シート(14)を支持するシートフレーム(24)とを有する鞍乗型車両において、
    前記ダウンフレーム(22)及び前記シートフレーム(24)は、側面視V字に形成され、
    前記V字の下端部は、接続部材(23)に接続されるとともに、前記接続部材(23)にエンジン(53)が懸架され、
    前記接続部材は、車幅方向に延びるクロスメンバ(23)であり、前記ダウンフレーム(22)は、二股に分岐した左右一対の分岐部(32)を備え、前記左右の分岐部(32)の下端部が、それぞれ前記クロスメンバ(23)に接続され、前記クロスメンバ(23)からはブラケット(37)が延び、前記ブラケット(37)にリンク(38)を介して前記エンジン(53)が接続されることを特徴とする鞍乗型車両。
  4. 前記分岐部(32)の分岐箇所は、前記エンジン(53)のシリンダ部(58)よりも上方に位置することを特徴とする請求項に記載の鞍乗型車両。
  5. 車両側面視で、前記クロスメンバ(23)の上方にステップ(41)が配置されることを特徴とする請求項又はに記載の鞍乗型車両。
  6. 前記ダウンフレーム(22)と前記シートフレーム(24)とは、メインフレーム(26)で接続され、前記メインフレーム(26)の車幅方向内側に燃料タンク(17)が配置されることを特徴とする請求項に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記ヘッドパイプ(21)にフロントフォーク(28)を介して前輪(12)が支持され、前記接続部材(23)は、車両側面視で、前記フロントフォーク(28)の上部に設けられたハンドルバー(15)の左右端部(15a)よりも前方に配置されることを特徴とする請求項5又は6に記載の鞍乗型車両。
  8. 前記ステップ(41)は、車両側面視で、前記ハンドルバー(15)の左右端部(15a)よりも前方に配置されることを特徴とする請求項に記載の鞍乗型車両。
  9. 前記ダウンフレーム(22)は、前記ヘッドパイプ(21)から延びる単一の上部ダウンフレーム(31)と、左右の前記分岐部(32)とからなり、前記上部ダウンフレーム(31)の下端に、前記左右のシートフレーム(24)に渡されたクロスフレーム(27)が接続されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の鞍乗型車両。
  10. 前記ヘッドパイプ(21)の前方にバッテリ(18)が配置されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
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