JPS6264680A

JPS6264680A - 車両のフレ−ム構造

Info

Publication number: JPS6264680A
Application number: JP20508785A
Authority: JP
Inventors: 三神　哲夫; 照也斎木; 岩倉　正登
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1985-09-17
Filing date: 1985-09-17
Publication date: 1987-03-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は自動二輪車、三輪車等の車両のフレーム構造に
関する。

（従来の技術及び発明が解決しようとする問題点）自動二輪車、三輪車等の車両の車体フレームは一般に、
前端のヘッドパイプから後部のシートパイプまで一体に
形成され、斯かる車体フレームの前部から後部にわたっ
てエンジン、シート、リヤフェンダ等の各種構成部品、
部材を順次組付けている。

一方、組付は作業効率を高める観点からすれば、車体フ
レームを分割して構成し、分割された分割フレームごと
に予め小組みを行い、小組みされた分割フレームどうし
を組付けることが望ましい。

本発明は前記！１１情に鑑み案出されたものであって、
本発明の目的とする処は、車体フレームを分割して構成
し、分割された分割フレームごとに予め小組みを行い、
小組みされた分割フレームどうしを組付けて組付作業効
率を高めることができる重両のフレーム構造を提供する
にある。

（問題点を解決するための手段）本発明は前記目的を達成するため、車体フレーム（１）
を、外方に突出する気筒（ｌｌａ）、（Ｉｌｂ）を備え
内部にミー７シヨン機構（１２）が内設されたエンジン
ケース（２）と、該エンジンケース（２）の前後に配置
した前部フレーム（３）と後部フレーム（４）で構成す
ると共に、前記前部フレーム（３）を、ステアリングス
テム（５１）を挿通するヘッドパイプ（１３）と、該ヘ
ッドパイプ（１３）から後方に延出し後部がｎＧｊ記エ
フェンジンケース）に取着される上下のフレームメンバ
（１４）　、　（１５）とで構成し、前記後部フレーム
（４）を、フェンダ（３５）と、サイドカバー（３４）
と、シート底板（３３）とが形成され、前部が前記エン
ジンケース（２）に取着されるフレーム部材（３１）で
構成したことを特徴とする。

（作用）エンジンケース（２）に吸気管、排気管、ステップ、ス
タンド等を組付け、前部フレーム（３）に前輪（５５）
　、　　フロントフォーク（５Ｂ）、ステアリングステ
ム（５１）′″４を組付け、後部フレーム（４）にシー
ト（３２）、テールランプ（３８）等を組付け、小組み
したのち前ｍフレーム（３）と後部フレーム（４）　ヲ
エンジンケース（２）に組付け、車体フレーム（１）を
、構成できるので、組付作業効率を格段と高めることが
できる。

（実施例）以下、本発明の一実施例を自動二輪車の車体フレームに
適用した場合を説明する。

第１図は車体フレームの分解斜視図、第２図は第１図の
ＩＩ　−ＩＩ線断面図である。

（１）は自動二輪車の車体フレームで、車体フレーム（
１）はエンジンケース（２）と、エンジンケース（２）
の前後に配置する前部フレーム（３）と後部フレーム（
４）で構成する。

前記エンジンケース（２）は車体フレーム（１）の一部
を兼ね、上部に側面視Ｖ字型に突出する前後の気筒（ｌ
ｌａ）、（ｌｌｂ）を備え、内部にミッション機構（１
２）が内股されている。

前記前部フレーム（３）は前端に位置するヘッドパイプ
（１３）と、ヘッドパイプ（１３）の上部から斜め後方
に延出するメインパイプ（１４）と、ヘッドパイプ（１
３）の下部から斜め下方に延出するダウンパイプ（１５
）とで構成する・メインパイプ（１４）とダウンパイプ（１５）は左右一
対設け、左右のメインパイプ（１４）　、（１４）の後
端間及び左右のダウンパイプ（１５）、（１５）の後端
間は適宜間隔を設け、メインパイプ（１４）後端を後気
筒（Ｉｌｂ）下部の取付部（２１）に取付ける取付部（
２２）に形成し、ダウンパイプ（１５）後端をエンジン
ケース（１２）前部の取付部（２３）に取付ける取付部
（２４）に形成する。

実施例ではヘッドパイプ（１３）と、メインパイプ（１
４）前部及びダウンパイプ（１５）前部をガセットプレ
ート（２Ｂ）を介して結合し、ガセットプレート（２６
）を介しメインパイプ（１４）前部、ダウンパイプ（１
５）前部をエアクリーナのチャンバとして利用している
。

前記後部フレーム（４）は断面が下方に開放状のほぼコ
字状を呈するフレーム部材（３１）で構成し、フレーム
部材（３１）は例えばプレス等によって成形する。

フレーム部材（３１）の上面はシーｈ　（３２）の底板
（３３）に、前部側面はサイドカバー（３４）に、後部
は後輪の上方を覆うフェンダ（３５）に一体に形成して
所謂モノコック構造とし、後部端面にはテールライ）　
（３Ｂ）の取付部（３７）を形成する。

フレームｍ　材（３１）の前部にはエンジンケース（２
）上面の取付部（４１）とエンジンケース（２）＠端下
部の取付部（４２）に夫々取付ける取付部（４３）　、
（４４）を形成する。

本実施例は前記のように構成したので、まず、前部フレ
ーム（３）まわり、エンジンケース（２）まわり、後部
フレーム（４）まわりの小組みを夫々行う。

前部フレーム（３）には例えばヘッドパイプ（３）にス
テアリングステム（５１）を挿通し、ステアリングステ
ム（５１）の１下をトップブリッジ（５２）、ポトムブ
リッジ（５３）で支持し、前輪（５５）を懸架する左右
のフロントフォーク（５Ｂ）　、（５Ｂ）をトップブリ
ッジ（５２）、ボトムブリッジ（５３）に組付ける。

エンジンケース（２）には例えば吸気管、排気管、ステ
ップ、スタンド等を組付ける。

後部フレーム（４）には例えばシート底板（３３）、取
付部（３７）に夫々シート（３２）、テールランプ（３
日）等を組付ける。

そして小組み後、取付部（２＋）、（２２）、（２３）
、（２４）。

（４１）、（４２）、（４３）、（４４）を介し前部フ
レーム（３）と後部フレーム（４）を夫々エンジンケー
ス（２）に組付けて車体フレーム（１）が構成される。

従って本実施例によれば、車体フレーム（１）をエンジ
ンケース（２）を利用した三つの分割フレーム（２）、
（３）、（４）で構成し、各分割フレーム（２）。

（３）、（４）を夫々小組みしたのち組付けることがで
きるので、組付作業効率を高めることができる。

また、実施例では後部フレーム（４）をフェンダ（３５
）、サイドカバー（３４）、シート底板（３３）を一体
としたモノコンク構造としたので組付作業効率を−・層
高めることができる。

（発明の効果）以りの説明で明らかなように本発明によれば、重体フレ
ームを分割して構成し、分割された分割フレームごとに
予め小組みを行い、小組みされた分割フレームどうしを
組付けることができるので、車両の組付作業効率を格段
と高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動二輪車の車体フレームの分解斜視図、第２
図は第１図のｎ　−ＩＩ線断面図である。尚図面中（１）は車体フレーム、（２）はエンジンケー
ス、（３）は前部フレーム、（４）は後部フレーム、（
１３）はヘッドパイプ、（１４）はメインパイプ、（Ｉ
５）はダウンパイプ、（２１）、（２２）、（２３）、
（２４）、（４１）。（４２）、（４３）、（４４）は取付部、（３３）はシ
ート底板、（３４）はサイドカバー、（３５）はフェン
ダである。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）車体フレームを、外方に突出する気筒を備え内部
にミッション機構が内設されたエンジンケースと、該エ
ンジンケースの前後に配置した前部フレームと後部フレ
ームで構成すると共に、前記前部フレームを、ステアリ
ングステムを挿通するヘッドパイプと、該ヘッドパイプ
から後方に延出し後部が前記エンジンケースに取着され
る上下のフレームメンバとで構成し、前記後部フレームを、フェンダと、サイドカバーと、シ
ート底板とが形成され前記エンジンケースに取着される
フレーム部材で構成したことを特徴とする車両のフレー
ム構造。
（２）前記後部フレームはフェンダと、サイドカバーと
、シート底板とが一体に形成されたフレーム部材で構成
されている前記特許請求の範囲第１項記載の車両のフレ
ーム構造。