JP2014177928A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンコントロールユニット及び点火コイルに対するエンジンの熱の影響を抑えながら、配線を短くして、車両の上下方向及び前後方向のマスの集中化を図ることができる鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】エアクリーナ32は、ヘッドパイプ34の後方に配置される。燃料タンク30は、エアクリーナ32の後方に配置される。エアクリーナ32の後部は、エンジン22の上方に配置される。燃料タンク30の前部は、エンジン22の上方に配置される。エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86は、エンジン22の上方に配置され、且つ、エアクリーナ32と燃料タンク30との間に配置される。車両の側面視において、点火コイル86がエンジンコントロールユニット84に重なる。
【選択図】図9

Description

本発明は、鞍乗型車両に関し、詳しくは、エンジンコントロールユニット及び点火コイルの配置に関する。
鞍乗型車両には、例えば、自動二輪車がある。自動二輪車は、例えば、特開2012−56441号公報(特許文献1)や、特開2010−167796号公報(特許文献2)に開示されている。
特許文献1において、自動二輪車は、車体フレームを備える。車体フレームは、ヘッドパイプ、メインフレーム、センターフレーム、ダウンフレーム及びロアフレームを含む。車体フレームは、エンジンを支持する。エンジンの上方には、燃料タンクが配置される。燃料タンクは、メインフレームによって支持される。燃料タンクの後方には、シートが配置される。シートは、シートフレームによって支持される。シートフレームは、センターフレームの上端から後方へ延びる。シートフレームの後方には、リアフレームが配置される。シートフレーム及びリアフレームにより、エアクリーナが支持される。エアクリーナは、エンジンの後方に配置される。シートの下方には、ECUが配置される。ECUは、ステーを介して、シートフレームに固定される。エンジンの前方には、点火コイルが配置される。点火コイルは、エンジンに取り付けられた点火プラグに電力を供給する。
特許文献2においては、エアクリーナ及び燃料タンクが、エンジンの上方に配置される。エアクリーナは、ヘッドパイプの後方であって、且つ、燃料タンクの前方に配置される。エアクリーナが燃料タンクの前方に配置されるので、吸気がし易くなる。
特開2012−56441号公報 特開2010−167796号公報
特許文献1においては、エンジンの後方にECUが配置され、エンジンの前方に点火コイルが配置される。ECUと点火コイルは、マスの集中化及び配線の短縮化を考えた場合、エンジンの近くに配置することが好ましい。
しかしながら、特許文献2のように、エアクリーナ及び燃料タンクがエンジンの上方に配置される場合、ECUと点火コイルの配置によっては、マスの集中化を図れないことに本願発明者は想到した。
例えば、配線を短くするため、上下方向において、エンジンと燃料タンクとの間に、ECUと点火コイルを配置することが考えられる。しかしながら、ECUと点火コイルに対するエンジンの熱の影響を考慮すると、ECUと点火コイルは、エンジンから離れて配置することが好ましい。そのため、上下方向において、エンジンと燃料タンクとの間に、ECUと点火コイルを配置する場合には、燃料タンクをエンジンから離して配置する必要がある。その結果、車両の上下方向のマスの集中化を図ることが難しくなる。また、配線も長くなる。
さらに、自動二輪車においては、車両上下方向の長さを小さくすることが求められる。したがって、上述のようにECU及び点火コイルを配置する場合には、燃料タンクを後方に延ばして、燃料タンクの容量を確保しながら、車両上下方向のマスの集中化を実現する必要がある。そのため、車両の前後方向において、マスの集中化を図ることが難しくなる。
また、自動二輪車においては、燃料タンクだけでなく、エアクリーナにも容量を確保することが求められる。そのため、エアクリーナ及び燃料タンクは、他の車両構成部品と干渉しない範囲で、出来る限り大きく設計されている。したがって、エアクリーナ及び燃料タンクのそれぞれの周囲であればどこでも、ECU及び点火コイルを纏めて配置できるとは限らない。
また、エアクリーナ及び燃料タンクには、容量を確保することが求められる。車両上下方向の長さを小さくすることが求められる自動二輪車においては、上述のようにして、ECU及び点火コイルを配置する場合、車両上下方向のマスの集中化を図りつつ、容量を確保するためには、エアクリーナ又は燃料タンクを後方に延ばす必要がある。そのため、車両の前後方向において、マスの集中化を図ることが難しくなる。
本発明の目的は、エンジンコントロールユニット及び点火コイルに対するエンジンの熱の影響を抑えながら、配線を短くして、車両の上下方向及び前後方向のマスの集中化を図ることができる鞍乗型車両を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の第1の態様に係る鞍乗型車両は、ヘッドパイプと、一対のメインフレームと、エンジンと、エアクリーナと、燃料タンクと、エンジンコントロールユニットと、点火コイルとを備える。一対のメインフレームは、ヘッドパイプから後方に延びる。エンジンは、一対のメインフレームに支持される。エアクリーナは、ヘッドパイプの後方に配置される。燃料タンクは、エアクリーナの後方に配置される。エンジンコントロールユニットは、エンジンの動作を制御する。点火コイルは、エンジンが備える点火プラグに電圧を供給する。エアクリーナの後部は、エンジンの上方に配置される。燃料タンクの前部は、エンジンの上方に配置される。エンジンコントロールユニット及び点火コイルは、エンジンの上方に配置され、且つ、エアクリーナと燃料タンクとの間に配置される。車両の側面視において、点火コイルがエンジンコントロールユニットに重なる。
第1の態様においては、エアクリーナの後部は、エンジンの上方に配置される。また、燃料タンクの前部は、エンジンの上方に配置される。加えて、エンジンコントロールユニット及び点火コイルは、エンジンの上方に配置され、且つ、エアクリーナと燃料タンクとの間に配置される。そのため、エンジンコントロールユニット及び点火コイルからエンジンに接続する配線を短くすることができ、且つ、マスの集中化を図ることができる。
エンジンコントロールユニット及び点火コイルは、エアクリーナと燃料タンクとの間に配置されるので、エアクリーナ及び燃料タンクをエンジンの近くに配置しても、エンジンコントロールユニット及び点火コイルをエンジンから離すことができる。その結果、車両の上下方向において、マスの集中化を図ることができる。
たとえば、エンジンコントロールユニット及び点火コイルを、エアクリーナ又は燃料タンクの下面に配置すると、エンジンコントロールユニット及び点火コイルは、エンジンに近くなる。そのため、エンジンコントロールユニット及び点火コイルをエンジンから離すためには、エンジンコントロールユニット及び点火コイルが下面に配置された、エアクリーナ又は燃料タンクを上方にシフトする必要がある。そのため、車両の上下方向において、マスの集中化を図ることが難しくなる。一方、第1の態様のように、エンジンコントロールユニット及び点火コイルを、エアクリーナと燃料タンクとの間に配置する場合には、エアクリーナ及び燃料タンクを上方にシフトする必要がなくなる。そのため、車両の上下方向において、マスの集中化を図ることができる。
車両の側面視において、点火コイルがエンジンコントロールユニットに重なる。車幅方向の空間を効率的に活用して、エンジンコントロールユニット及び点火コイルを配置できる。そのため、車両の前後方向において、マスの集中化を図ることができる。また、エンジンコントロールユニット及び点火コイルが車両の側面視で重なるレイアウトにより、燃料タンクをエアクリーナに近づけて配置できる。その結果、車両の前後方向において、マスの集中化を図ることができる。
メインフレームは、ヘッドパイプから直接後方へ延びてなくてもよい。例えば、ヘッドパイプに接続される他の部材(例えば、ヘッドパイプとダウンフレームとを連結する連結フレーム)から後方へ延びていてもよい。
第2の態様は、第1の態様において、エンジンコントロールユニット及び点火コイルは、車両の側面視で一対のメインフレームに重なる。
第2の態様においては、一対のメインフレームにより、エンジンコントロールユニット及び点火コイルを保護することができる。
第3の態様は、第1又は第2の態様において、エアクリーナは、ベース部材を含む。ベース部材は、一対のメインフレームに取り付けられる。ベース部材は、取付部と、第1支持部と、第2支持部とを含む。取付部は、ベース部材を一対のメインフレームに取り付けるボルトが挿通される挿通孔を有する。第1支持部は、取付部よりもエンジンの近くに配置され、エンジンコントロールユニットが取り付けられる。第2支持部は、取付部よりもエンジンの近くに配置され、点火コイルが取り付けられる。
第3の態様においては、エアクリーナの吸気脈動がエンジンコントロールユニット及び点火コイルに伝達され難くなる。
第4の態様は、第1〜第3の態様の何れか1つにおいて、接続コード及び配線をさらに備える。接続コードは、点火コイルを点火プラグに接続する。配線は、エンジンコントロールユニットから延びる。配線は、接続コードに対して非平行に配置される。
第4の態様においては、配線を流れる電気信号にノイズがのり難くなる。
第5の態様は、第4の態様において、配線は、エンジンコントロールユニットから下方に延びる。点火コイルは、コード支持部を含む。コード支持部は、車両の平面視において、エンジンコントロールユニットよりも後方に配置される。接続コードは、コード支持部から車幅方向でエンジンコントロールユニット側へ延び、配線の後方を通過する。
第5の態様においては、接続コードを燃料タンクに近づけて配置できる。その結果、マスの集中化を図ることができる。
第6の態様は、第4又は第5の態様において、接続コードは、延出部と、湾曲部と、プラグキャップとを含む。延出部は、点火コイルに接続され、車幅方向で点火コイルからエンジンコントロールユニット側へ延びる。湾曲部は、延出部に接続され、車両の平面視で湾曲する。プラグキャップは、湾曲部に接続され、点火プラグに取り付けられる。
第6の態様においては、接続コードの長さを確保できる。その結果、プラグキャップの脱着が容易になる。
第7の態様は、第1〜第6の態様の何れか1つにおいて、燃料タンクの下端は、エアクリーナの下端よりも下方に位置する。第7の態様においては、燃料タンクをより下方に配置できる。そのため、車両の高さ方向でマスの集中化を図ることができる。
第8の態様は、第1〜第7の態様の何れか1つにおいて、エンジンは、シリンダを含む。燃料タンクの前端は、シリンダの後端よりも前方に位置する。
第8の態様においては、燃料タンクをより前方に配置できる。そのため、車両の前後方向でマスの集中化を図ることができる。
第9の態様は、第1〜第8の態様の何れか1つにおいて、エンジンコントロールユニット及び点火コイルは、燃料タンクの下端よりも上方に配置される。
第9の態様においては、車両の上下方向でマスの集中化を図ることができる。
本発明の実施の形態による自動二輪車を示す左側面図である。 車体フレームを示す左側面図である。 車体フレームを示す平面図である。 車体フレームに取り付けられる取付片を示す平面図である。 エアクリーナの左側面図である。 エアクリーナの平面図である。 ベース部材を説明するための平面図である。 図4におけるVI−VI断面図である。 エアクリーナが車体フレームに取り付けられた状態を示す左側面図である。 図7Aの一部を拡大して示す断面図であって、取付部が連結フレームに取り付けられる状態を示す断面図である。 図7Aの一部を拡大して示す断面図であって、取付部が取付片に取り付けられる状態を示す断面図である。 エアクリーナに取り付けられた点火コイル及びエンジンコントロールユニットを示す平面図である。 エアクリーナに取り付けられた点火コイル及びエンジンコントロールユニットを示す斜視図である。 ベース部材に設けられた延出部を説明するための斜視図である。 点火コイル及びエンジンコントロールユニットとメインフレームとの関係を説明するための左側面図である。 エアクリーナに取り付けられた点火コイル及びエンジンコントロールユニットとエンジンとの位置関係を示す斜視図である。 エアクリーナと燃料タンクとエンジンとの位置関係を説明するための左側面図である。
[実施の形態]
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る鞍乗型車両について説明する。本実施形態では、鞍乗型車両として、モトクロッサータイプの自動二輪車を例に説明する。図中同一または相当部分には、同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施の形態による自動二輪車10の左側面図である。なお、以下の説明において、前後左右とは、自動二輪車10のシート28に着座した乗員から見た前後左右を意味する。図1において、矢印Fは自動二輪車10の前方向を示し、矢印Uは自動二輪車10の上方向を示す。
自動二輪車10は、車体フレーム12、前輪14F、後輪14R、フロントサスペンション16、リアアーム18、ハンドル20、エンジン22、排気管24、マフラー26、シート28、燃料タンク30及びエアクリーナ32を備える。
図2A及び図2Bを参照しながら、車体フレーム12について説明する。図2Aは、車体フレーム12の左側面図である。図2Bは、車体フレームを示す平面図である。図2Aにおいて、矢印Fは自動二輪車10の前方向を示し、矢印Uは自動二輪車10の上方向を示す。図2Bにおいて、矢印Fは自動二輪車10の前方向を示し、矢印Lは自動二輪車10の左方向を示す。
車体フレーム12は、ヘッドパイプ34、左右一対のメインフレーム38,38、左右一対のピボットフレーム40,40、左右一対の支持フレーム42,42、ダウンフレーム44、左右一対のロアフレーム46,46、左右一対のシートフレーム48,48及び左右一対のバックステー50,50を含む。
ヘッドパイプ34は、車体フレーム12の前端に配置される。ヘッドパイプ34は、ヘッドパイプ本体35と、連結フレーム36とを含む。ヘッドパイプ本体35には、図示しないステアリングシャフトが挿通される。連結フレーム36は、ヘッドパイプ本体35から後方且つ下方に延びる。
連結フレーム36には、一対のメインフレーム38,38が接続される。一対のメインフレーム38,38は、車幅方向に離れて配置される。各メインフレーム38は、連結フレーム36から後方且つ下方に延びる。つまり、一対のメインフレーム38,38は、ヘッドパイプ34から後方に延びる。
図2Bに示すように、一対のメインフレーム38,38の間には、クロスメンバ39が配置される。クロスメンバ39は、一対のメインフレーム38,38を連結する。
ヘッドパイプ本体35の下端には、ダウンフレーム44が接続される。ダウンフレーム44は、ヘッドパイプ本体35の下端から後方且つ下方に延びる。ダウンフレーム44は、連結フレーム36に接続される。つまり、連結フレーム36は、ヘッドパイプ34とダウンフレーム44とを連結する。
ダウンフレーム44には、一対のロアフレーム46,46が接続される。一対のロアフレーム46,46は、車幅方向に離れて配置される。各ロアフレーム46は、ダウンフレーム44から後方且つ下方に延びる。
一対のピボットフレーム40,40は、車幅方向に離れて配置される。左側のピボットフレーム40は、左側のメインフレーム38と左側のロアフレーム46とを連結する。右側のピボットフレーム40は、右側のメインフレーム38と右側のロアフレーム46とを連結する。
一対の支持フレーム42,42は、車幅方向に離れて配置される。左側の支持フレーム42は、連結フレーム36と左側のメインフレーム38とを連結する。右側の支持フレーム42は、連結フレーム36と右側のメインフレーム38とを連結する。
一対のシートフレーム48,48は、車幅方向に離れて配置される。左側のシートフレーム48は、クロスメンバ39に接続され、クロスメンバ39から後方且つ上方に延びる。右側のシートフレーム48は、クロスメンバ39に接続され、クロスメンバ39から後方且つ上方に延びる。
一対のバックステー50,50は、車幅方向に離れて配置される。左側のバックステー50は、左側のシートフレーム48と左側のピボットフレーム40とを連結する。右側のバックステー50は、右側のシートフレーム48とクロスメンバ39とを連結する。
再び、図1を参照しながら説明する。前輪14Fは、一対のフロントサスペンション16,16によって、回転可能に支持される。前輪14Fは、ハンドル20の操作に伴って、左右方向に回転する。ハンドル20の近くには、メータ(図示せず)が配置される。
後輪14Rは、一対のピボットフレーム40,40のそれぞれに取り付けられたリアアーム18によって、回転可能に支持される。エンジン22の動力が伝達されることにより、後輪14Rが回転する。
エンジン22は、車体フレーム12に支持される。具体的には、エンジン22は、図1及び図2に示すように、複数のブラケット52,54によって、車体フレーム12に取り付けられる。具体的には、左右一対のブラケット52,52により、エンジン22のクランクケース22Aがダウンフレーム44に取り付けられる。左右一対のブラケット54,54により、エンジン22のシリンダ22Bが一対の支持フレーム42,42に取り付けられる。なお、クランクケース22Aの下部は一対のロアフレーム46,46に取り付けられ、クランクケース22Aの後部は一対のピボットフレーム40,40に取り付けられる。
図1に示すように、エンジン22には、排気管24が接続される。排気管24は、シリンダ22Bの後面に形成された排気ポートからシリンダ22Bを取り囲むように延びる。排気管24の下流端には、マフラー26が接続される。
シート28は、一対のシートフレーム48,48に取り付けられる。燃料タンク30は、一対のメインフレーム38,38及び一対のシートフレーム48,48に取り付けられる。シート28の前方には、シート29が配置される。シート29は、燃料タンク30の給油口を覆う。エアクリーナ32は、連結フレーム36及び一対のメインフレーム38,38に取り付けられる。エアクリーナ32には、左右一対の吸気ダクト58,58が接続される。
図3〜図6を参照しながら、エアクリーナ32について説明する。図3は、エアクリーナ32の左側面図である。図4は、エアクリーナ32の平面図である。図5は、ベース部材60を説明するための平面図である。図6は、図4におけるVI−VI断面図である。図3及び図6において、矢印Fは自動二輪車10の前方向を示し、矢印Uは自動二輪車10の上方向を示す。図4及び図5において、矢印Fは自動二輪車10の前方向を示し、矢印Lは自動二輪車10の左方向を示す。
エアクリーナ32は、図6に示すように、ベース部材60と、第1カバー部材62と、第2カバー部材64と、エアクリーナエレメント66と、導入ダクト78とを含む。
第1カバー部材62及び第2カバー部材64は、ベース部材60に取り付けられる。これにより、収容空間76が形成される。収容空間76には、エアクリーナエレメント66が配置される。
図3及び図4に示すように、一対の吸気ダクト58,58は第2カバー部材64に取り付けられる。
図6に示すように、導入ダクト78は、ベース部材60の本体60Aに形成された開口80内に配置され、本体60Aに取り付けられる。導入ダクト78は、スロットルボディ79に接続される(図7A参照)。スロットルボディ79は、エンジン22に接続される(図1及び図2参照)。スロットルボディ79において、スロットルバルブよりもエンジン22の近くには、燃料噴射装置が配置される。
エアクリーナ32は、図7A、図8及び図9に示すように、車体フレーム12に取り付けられる。以下、エアクリーナ32の車体フレーム12への取付構造について説明する。
ベース部材60は、図5に示すように、取付部72と、一対の取付部74L,74Rとを備える。取付部72は、一対の取付部74L,74Rよりも前方に配置される。一対の取付部74L,74Rは、車幅方向に離れて配置される。
図5に示すように、取付部72は、本体60Aよりも前方に配置される。取付部72には、挿通孔72Aが形成されている。挿通孔72Aには、ベース部材60を連結フレーム36に取り付けるためのボルト73Aが挿通される(図7B参照)。
図5に示すように、取付部74Lは、本体60Aよりも後方に配置される。取付部74Lには、挿通孔75Lが形成されている。挿通孔75Lには、ベース部材60を取付片82L(図2B及び図2C参照)に取り付けるためのボルト73Bが挿通される(図7C及び図8参照)。取付片82Lは、左側のメインフレーム38Lに溶接される。取付片82Lは、図2Cに示すように、本体82LAと、溶接部82LBと、取付部82LCとを備える。本体LAは、上下方向に延びる。溶接部82LBは、本体82LAに接続され、本体82LAの左側に位置する。溶接部82LBにおいて、取付片82Lが、左側のメインフレーム38Lに溶接される。取付部82LCは、本体82LAの下端に接続され、本体82LAの右側に位置する。取付部82LCに対して、ベース部材60が取り付けられる。つまり、ベース部材60は、取付片82Lを介して、左側のメインフレーム38Lに取り付けられる。なお、本体82LAの上端部には、燃料タンク30が取り付けられる。
図5に示すように、取付部74Rは、本体60Aよりも後方に配置される。取付部74Rには、挿通孔75Rが形成されている。挿通孔75Rには、ベース部材60を取付片82R(図2B及び図2C参照)に取り付けるためのボルト73C(図8参照)が挿通される。取付片82Rは、右側のメインフレーム38Rに溶接される。取付片82Rは、図2Cに示すように、本体82RAと、溶接部82RBと、取付部82RCとを備える。本体RAは、上下方向に延びる。溶接部82RBは、本体82RAに接続され、本体82RAの右側に位置する。溶接部82RBにおいて、取付片82Rが、右側のメインフレーム38Rに溶接される。取付部82RCは、本体82RAの下端に接続され、本体82RAの左側に位置する。取付部82RCに対して、ベース部材60が取り付けられる。つまり、ベース部材60は、取付片82Rを介して、右側のメインフレーム38Rに取り付けられる。なお、本体82RAの上端部には、燃料タンク30が取り付けられる。
図7Bに示すように、ベース部材60は、取付部72において、連結フレーム36に取り付けられる。図7C及び図8に示すように、ベース部材60は、取付部74Lにおいて取付片82Lに取り付けられ、取付部74Rにおいて取付片82Rに取り付けられる。
なお、本実施形態では、挿通孔75L,75Rは、それぞれ、前後方向に延びる長穴である。そのため、ベース部材60を一対のメインフレーム38L,38Rに取り付けやすくなる。
上述のようにして、エアクリーナ32が車体フレーム12に取り付けられた状態で、エアクリーナ32は、エンジン22の上方に配置される(図12参照)。
エアクリーナ32には、図8及び図9に示すように、エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86が取り付けられる。エンジンコントロールユニット84は、エンジン22の動作を制御する。点火コイル86は、エンジン22が備える点火プラグ(図示せず)に電圧を供給する。
エアクリーナ32は、図4及び図5に示すように、第1支持部88を備える。第1支持部88は、一対の支持部90,90を含む。各支持部90には、エンジンコントロールユニット84を取り付けるためのボルト92(図8参照)が挿通される挿通孔94が形成されている。つまり、第1支持部88(一対の支持部90,90)において、エンジンコントロールユニット84が取り付けられる。図8に示すように、ボルト92,92は、一対の取付部74L,74Rよりもエンジン22の近くに配置される。つまり、第1支持部88(一対の支持部90,90)は、一対の取付部74L,74Rよりもエンジン22の近くに配置される。
エアクリーナ32は、図4及び図5に示すように、第2支持部96を備える。第2支持部96は、一対の支持部98,98を含む。各支持部98には、点火コイル86を取り付けるためのボルト100が挿通される挿通孔102が形成されている。つまり、第2支持部96(一対の支持部98,98)において、点火コイル86が取り付けられる。図8に示すように、ボルト100,100は、一対の取付部74L,74Rよりもエンジン22の近くに配置される。つまり、第2支持部96(一対の支持部98,98)は、一対の取付部74L,74Rよりもエンジン22の近くに配置される。
エアクリーナ32は、図4、図5及び図10に示すように、延出部104を備える。延出部104は、ベース部材60に設けられる。延出部104は、ベース部材60の後端に配置される。ベース部材60が車体フレーム12に取り付けられた状態で、延出部104は、図8及び図9に示すように、一対のメインフレーム38,38の間に配置される。
延出部104は、図10及び図11に示すように、第1延出部106と、第2延出部108と、第3延出部110と、第4延出部112とを含む。第1延出部106は、本体60Aの後端から前方且つ下方に延びる。なお、本体60Aの後端は、第1カバー部材62の後端と接合する。第2延出部108は、第1延出部106の下端に接続され、第1延出部106の下端から後方且つ下方に延びる。第3延出部110は、第2延出部108の下端に接続され、第2延出部108の下端から前方且つ下方に延びる。第4延出部112は、第3延出部110の下端に接続され、第3延出部110の下端から後方且つ下方に延びる。
図10に示すように、第2延出部108の下端において、第1支持部88(一対の支持部90,90)が配置される。一対の支持部90,90は、それぞれ、第2延出部108の下端から後方且つ上方に突出する。つまり、各支持部90が突出する方向は、第2延出部108が延びる方向に対して傾斜している。
図10に示すように、第3延出部110は、延出部104の車幅方向の全長に亘って形成されていない。第3延出部110は、第1支持部88よりも車幅方向一方の側(本実施形態では、左側)に形成される。同様に、第4延出部112も、延出部104の車幅方向の全長に亘って形成されていない。第4延出部112は、第1支持部88よりも車幅方向一方の側(本実施形態では、左側)に形成される。
図10に示すように、第4延出部112の下端において、第2支持部96(一対の支持部98,98)が配置される。一対の支持部98,98は、それぞれ、第4延出部112の下端よりも下方に配置されている。各支持部98に形成された挿通孔102が延びる方向は、第3延出部110が延びる方向と略平行である。つまり、各挿通孔102が延びる方向は、各支持部90に形成された挿通孔94が延びる方向に対して傾斜している。
図10に示すように、第2支持部96(一対の支持部98,98)は、第1支持部88(一対の支持部90,90)よりも下方に配置される。第3延出部110から第4延出部112に亘って、切欠114が形成されている。切欠114には、図9に示すように、点火コイル86が配置される。
図4、図5及び図10に示すように、第2支持部96(一対の支持部98,98)は、第1支持部88(一対の支持部90,90)よりも後方に配置される。
図4、図5及び図10に示すように、一対の取付部74L,74Rは、第2延出部108に配置される。取付部74Lは、第2延出部108における車幅方向一端部(本実施形態では、左端部)に配置される。取付部74Rは、第2延出部108における車幅方向他端部(本実施形態では、右端部)に配置される。
なお、本実施形態では、図4、図5及び図10に示すように、第2延出部108には、係止片116が形成される。係止片116には、図9に示すように、点火コイル86に接続されるコード118を束ねる拘束部材120が係止される。
図8及び図9に示すように、エンジンコントロールユニット84は、ボルト92,92により、第1支持部88(一対の支持部90,90)に取り付けられる。この状態で、エンジンコントロールユニット84は高さ方向に延びる(図9参照)。
図8及び図9に示すように、点火コイル86は、ボルト100,100により、第2支持部96(一対の支持部98,98)に取り付けられる。この状態で、点火コイル86の中心軸線は、車幅方向に延びる。点火コイル86は、図9に示すように、エンジンコントロールユニット84よりも下方に配置される。
図8に示すように、エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86は、車両の平面視で一対のメインフレーム38,38の間に配置される。エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86は、車両の平面視で車幅方向に並んで配置される。
図11に示すように、点火コイル86の一部は、車両の側面視において、エンジンコントロールユニット84に重なる。エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86は、車両の側面視で一対のメインフレーム38,38に重なる。
図12に示すように、エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86は、エンジン22の上方に配置される。
図8及び図9に示すように、エンジンコントロールユニット84には、配線122が接続される。配線122は、エンジンコントロールユニット84から下方に延びる。配線120におけるエンジンコントロールユニット84側の端部には、コネクタ123が配置される。配線122には、メータに接続されるハーネスが含まれる。そのため、エンジンコントロールユニット84は、少なくともエンジン22の重心よりも前側に配置されることが好ましい。
図8、図9及び図10に示すように、点火コイル86には、接続コード124が接続される。接続コード124は、点火コイル86と点火プラグ(図示せず)を接続する。
図8、図9及び図10に示すように、点火コイル86は、コード支持部126を含む。図8に示すように、コード支持部126は、車両の平面視において、エンジンコントロールユニット84よりも後方に配置される。接続コード124は、コード支持部126から車幅方向でエンジンコントロールユニット84側へ延び、配線122の後方(本実施形態では、コネクタ123の後方)を通過する。つまり、接続コード124は、配線122に対して非平行に配置される。接続コード124の長さ方向中間部分は、コネクタ123に設けられた支持片127で支持される。
図8、図9及び図10に示すように、接続コード124は、延出部128と、湾曲部130と、プラグキャップ132とを含む。延出部138は、点火コイル86(コード支持部126)に接続され、車幅方向で点火コイル86からエンジンコントロールユニット84側へ延び出す。図8に示すように、湾曲部130は、延出部128に接続され、車両の平面視で湾曲する。プラグキャップ132は、湾曲部130に接続され、点火プラグ(図示せず)に取り付けられる。
図13に示すように、エアクリーナ32の後方には、燃料タンク30が配置される。燃料タンク30の下端は、エアクリーナ32の下端よりも下方に位置する。エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86は、エアクリーナ32と燃料タンク30との間に配置される。エアクリーナ32の後部(延出部104)は、エンジン22(本実施形態では、シリンダ22A)の上方に配置される。燃料タンク30の前部は、エンジン22(本実施形態では、シリンダ22A)の上方に配置される。エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86は、エンジン22の上方に配置される。エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86は、燃料タンク30の下端よりも上方に配置される。
車両の側面視において、エンジンコントロールユニット84の一部が、燃料タンク30に重なる。そのため、燃料タンク30をエンジンコントロールユニット84及び点火コイル86に近づけて配置できる。その結果、車両の前後方向において、マスの集中化を図ることができる。
燃料タンク30の前端には、後方且つ下方に延びる傾斜面134が形成される。エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86を燃料タンク30に近づけて配置できる。その結果、車両の前後方向において、マスの集中化を図ることができる。
自動二輪車10は、ヘッドパイプ34と、一対のメインフレーム38,38と、エンジン22と、エアクリーナ32と、燃料タンク30と、エンジンコントロールユニット84と、点火コイル86とを備える。一対のメインフレーム38,38は、ヘッドパイプ34から後方に延びる。エンジン22は、一対のメインフレーム38,38に支持される。エアクリーナ32は、ヘッドパイプ34の後方に配置される。燃料タンク30は、エアクリーナ32の後方に配置される。エンジンコントロールユニット84は、エンジン22の動作を制御する。点火コイル86は、エンジン22が備える点火プラグに電圧を供給する。エアクリーナ32の後部は、エンジン22の上方に配置される。燃料タンク30の前部は、エンジン22の上方に配置される。エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86は、エンジン22の上方に配置され、且つ、エアクリーナ32と燃料タンク30との間に配置される。車両の側面視において、点火コイル86がエンジンコントロールユニット84に重なる。
エアクリーナ32の後部は、エンジン22の上方に配置される。また、燃料タンク30の前部は、エンジン22の上方に配置される。加えて、エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86は、エンジン22の上方に配置され、且つ、エアクリーナ32と燃料タンク30との間に配置される。そのため、エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86からエンジン22に接続する配線122,124を短くすることができ、且つ、マスの集中化を図ることができる。
エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86は、エアクリーナ32と燃料タンク30との間に配置されるので、エアクリーナ32及び燃料タンク30をエンジン22の近くに配置しても、エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86をエンジン22から離すことができる。その結果、車両の上下方向において、マスの集中化を図ることができる。
車両の側面視において、点火コイル86がエンジンコントロールユニット84に重なる。車幅方向の空間を効率的に活用して、エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86を配置できる。そのため、車両の前後方向において、マスの集中化を図ることができる。また、エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86が車両の側面視で重なるレイアウトにより、燃料タンク30をエアクリーナ32に近づけて配置できる。その結果、車両の前後方向において、マスの集中化を図ることができる。
自動二輪車10において、エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86は、車両の側面視で一対のメインフレーム38,38に重なる。この場合、一対のメインフレーム38,38により、エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86を保護することができる。
自動二輪車10において、エアクリーナ32は、ベース部材60を含む。ベース部材60は、一対のメインフレーム38,38に取り付けられる。ベース部材60は、取付部74L,74Rと、第1支持部88と、第2支持部96とを含む。取付部74L,74Rは、ベース部材60を一対のメインフレーム38,38に取り付けるボルト73B,73Cが挿通される挿通孔75L,75Rを有する。第1支持部88は、取付部74L,74Rよりもエンジン22の近くに配置され、エンジンコントロールユニット84が取り付けられる。第2支持部96は、取付部74L,74Rよりもエンジン22の近くに配置され、点火コイル86が取り付けられる。
この場合、エアクリーナ32の吸気脈動がエンジンコントロールユニット84及び点火コイル86に伝達され難くなる。
自動二輪車10は、接続コード124及び配線122をさらに備える。接続コード124は、点火コイル86を点火プラグに接続する。配線122は、エンジンコントロールユニット84から延び出す。配線122は、接続コード124に対して非平行に配置される。
この場合、配線122を流れる電気信号にノイズがのり難くなる。
自動二輪車10において、配線122は、エンジンコントロールユニット84から下方に延びる。点火コイル86は、コード支持部126を含む。コード支持部126は、車両の平面視において、エンジンコントロールユニット84よりも後方に配置される。接続コード122は、コード支持部126から車幅方向でエンジンコントロールユニット84側へ延び、配線122の後方を通過する。
この場合、接続コード124を燃料タンク30に近づけて配置できる。その結果、マスの集中化を図ることができる。
自動二輪車10において、点火コイル86及びエンジンコントロールユニット84は、車両の平面視で車幅方向に並んで配置される。接続コード124は、延出部128と、湾曲部130と、プラグキャップ132とを含む。延出部128は、点火コイル86に接続され、車幅方向で点火コイル86からエンジンコントロールユニット84側へ延び出す。湾曲部130は、延出部128に接続され、車両の平面視で湾曲する。プラグキャップ132は、湾曲部130に接続され、点火プラグに取り付けられる。
この場合、接続コード124の長さを確保できる。その結果、プラグキャップ132の脱着が容易になる。
自動二輪車10において、燃料タンク30の下端は、エアクリーナ32の下端よりも下方に位置する。この場合、燃料タンク30をより下方に配置できる。そのため、車両の高さ方向でマスの集中化を図ることができる。
自動二輪車10において、エンジン22は、シリンダ22Aを含む。燃料タンク30の前端は、シリンダ22Aの後端よりも前方に位置する。
この場合、燃料タンク30をより前方に配置できる。そのため、車両の前後方向でマスの集中化を図ることができる。
自動二輪車10において、エンジンコントロールユニット84及び点火コイル86は、燃料タンク30の下端よりも上方に配置される。
この場合、車両の上下方向でマスの集中化を図ることができる。
上記の実施形態では、モトクロッサータイプの自動二輪車について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、モトクロッサータイプ以外の自動二輪車であってもよいし、3輪又は4輪のリーニング車両等であってもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
10 自動二輪車
22 エンジン
30 燃料タンク
32 エアクリーナ
34 ヘッドパイプ
38 メインフレーム
60 ベース部材
73B ボルト
73C ボルト
74L 取付部
74R 取付部
75L 挿通孔
75R 挿通孔
84 エンジンコントロールユニット
86 点火コイル
88 第1支持部
96 第2支持部
122 配線
124 接続コード
126 コード支持部
128 延出部
130 湾曲部
132 プラグキャップ

Claims (9)

  1. ヘッドパイプと、
    前記ヘッドパイプから後方に延びる一対のメインフレームと、
    前記一対のメインフレームに支持されるエンジンと、
    前記ヘッドパイプの後方に配置されるエアクリーナと、
    前記エアクリーナの後方に配置される燃料タンクと、
    前記エンジンの動作を制御するエンジンコントロールユニットと、
    前記エンジンが備える点火プラグに電圧を供給する点火コイルとを備え、
    前記エアクリーナの後部は、前記エンジンの上方に配置され、
    前記燃料タンクの前部は、前記エンジンの上方に配置され、
    前記エンジンコントロールユニット及び前記点火コイルは、前記エンジンの上方に配置され、且つ、前記エアクリーナと前記燃料タンクとの間に配置され、
    車両の側面視において、前記点火コイルが前記エンジンコントロールユニットに重なる、鞍乗型車両。
  2. 請求項1に記載の鞍乗型車両であって、
    車両の側面視において、前記エンジンコントロールユニット及び前記点火コイルは、前記一対のメインフレームに重なる、鞍乗型車両。
  3. 請求項1又は2に記載の鞍乗型車両であって、
    前記エアクリーナは、
    前記一対のメインフレームに取り付けられるベース部材を含み、
    前記ベース部材は、
    前記ベース部材を前記一対のメインフレームに取り付けるボルトが挿通される挿通孔を有する取付部と、
    前記取付部よりも前記エンジンの近くに配置され、前記エンジンコントロールユニットが取り付けられる第1支持部と、
    前記取付部よりも前記エンジンの近くに配置され、前記点火コイルが取り付けられる第2支持部とを含む、鞍乗型車両。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記点火コイルを前記点火プラグに接続する接続コードと、
    前記エンジンコントロールユニットから延びる配線とをさらに備え、
    前記配線は、前記接続コードに対して非平行に配置される、鞍乗型車両。
  5. 請求項4に記載の鞍乗型車両であって、
    前記配線は、前記エンジンコントロールユニットから下方に延び、
    前記点火コイルは、
    車両の平面視において、前記エンジンコントロールユニットよりも後方に配置されるコード支持部を含み、
    前記接続コードは、前記コード支持部から車幅方向で前記エンジンコントロールユニット側へ延び、前記配線の後方を通過する、鞍乗型車両。
  6. 請求項4又は5に記載の鞍乗型車両であって、
    前記接続コードは、
    前記点火コイルに接続され、車幅方向で前記点火コイルから前記エンジンコントロールユニット側へ延びる延出部と、
    前記延出部に接続され、車両の平面視で湾曲する湾曲部と、
    前記湾曲部に接続され、前記点火プラグに取り付けられるプラグキャップとを含む、鞍乗型車両。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記燃料タンクの下端は、前記エアクリーナの下端よりも下方に位置する、鞍乗型車両。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記エンジンは、シリンダを含み、
    前記燃料タンクの前端は、前記シリンダの後端よりも前方に位置する、鞍乗型車両。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記エンジンコントロールユニット及び前記点火コイルは、前記燃料タンクの下端よりも上方に配置される、鞍乗型車両。
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