JP2009509863A - 自動車のエアバッグモジュール用エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、衝突の際に人を保護するべくガス充填によって膨張可能とされた、自動車のエアバッグモジュール用エアバッグ装置であって、内側カバーによって取り囲まれるとともに、膨張状態において当該エアバッグ装置の内側領域を形成する内側チャンバーと、膨張状態において前記内側カバーによって取り囲まれる前記内側チャンバーの外側に配置され、少なくとも一部が前記内側チャンバーを取り囲む複数の外側チャンバーと、を備えるエアバッグ装置に関する。本発明によれば、少なくとも複数の前記外側チャンバー(3)はそれぞれ、前記内側カバー(20)に対向して配設され前記内側チャンバー(2)の範囲を規定しないカバー部(31)を有する外側カバー(30)によって取り囲まれ、当該エアバッグ装置の膨張時に、前記内側カバー(20)とそのカバーに対向するカバー部(31)との間にガス充填されない少なくとも1つの隙間(4)が形成されるように、前記内側カバー(20)に対向する前記カバー部(31)は、膨張状態において少なくとも一部が前記内側カバー(20)から離間する構成とされる。
【選択図】 図2b

Description

本発明は、自動車のエアバッグモジュール用エアバッグ装置に関するものであり、このエアバッグ装置は、請求項1の前文の特徴部分に記載のように、衝突発生の際に人を保護するべくガス充填が可能とされている。
この種のエアバッグ装置は、当該エアバッグ装置の内側カバーによって取り囲まれるとともに膨張状態において中央領域を形成する少なくとも1つの内側チャンバーと、内側カバーによって囲まれた内側チャンバーの外側に配設されるともに、(全体として)少なくとも一部が内側チャンバーを取り囲む複数の外側チャンバーと、からなる。
この種のエアバッグ配置が例えばDE2105428A1に開示されている。この場合、内側カバーのうち内側チャンバーに接する個々の部位は、同時に外側チャンバーを取り囲む外側カバーの一構成要素を形成している。これにより、エアバッグ装置を安定させるべく外側チャンバーが内側チャンバーに直接支持されることが可能となる。
本発明は、最初に言及したタイプのエアバッグ配置を更に改良するということに基づいている。
この問題は、請求項1の特徴を備えるエアバッグ装置が提供されることによって解決される。
これにより、内側カバーに対向して配設され、また内側カバーとは別個とされ、また(内側カバーによって取り囲まれる)エアバッグ装置のうち内側チャンバーの範囲を規定しない(範囲の規定に関与しない)外側カバーによって、少なくとも複数の外側チャンバーがそれぞれ取り囲まれ、外側チャンバーのうち内側カバーに対向して配設されるカバー部は、少なくとも一部が内側カバーから離間し、エアバッグ膨張時におけるガス充填が不能とされた少なくとも1つの隙間が、内側カバーと外側チャンバーのうちそれに対向して配設されるカバー部との間に形成される。
外側チャンバーのガス充填のためには、当該チャンバーがそれぞれガス流れに関して内側チャンバーに接続され、内側チャンバーにガスが充填され、(その後に)外側チャンバーにもガスが充填されて膨張する。
外側チャンバーのうち少なくとも一部が内側カバーから離間するカバー部に関しては、装置全体を安定させるべく当該カバー部の補助領域が全体的に内側カバーに対し押圧可能とされる。一方で、当該カバー部のうち補助領域が内側カバーから離間しており、従ってガス充填が不能とされまた相当の大きさの1または更なる隙間が、内側カバーと複数の外側カバーとの間に形成されることが重要とされる。
本発明に係るエアバッグ装置は、車両乗員の最適保護ため膨張状態においてガス容量が相当に減らされ、従ってエアバッグ装置を膨張させるのに、より小型化されより軽量化された対応するガス発生器を用いることが可能であるという利点を有し、外側チャンバーと少なくとも1つの内側チャンバーとの間に形成される隙間は、ガス充填の必要がなく、これによりエバッグ装置の保護効果が損なわれることがなく、これは事故の際に保護される人がエアバッグ装置の外側チャンバーに衝突したとき、この外側チャンバーが内側チャンバー上に支持可能とされるからである。エアバッグ装置の剛性、すなわち保持力の大きさは、例えばチャンバー内圧、外側チャンバーが互いに接続される形態、(外側及び内側の)チャンバーの全体の大きさのような種々の要素によって影響を受ける。エアバッグ装置の膨張状態においては、外力が作用しない場合でさえエアバッグ装置の安定性を向上させるべく、外側チャンバーは、それぞれのカバー部のうち内側チャンバーに対向して配設される補助領域において内側カバー上に支持される構成であるのが好ましい。
本発明の一実施形態によれば、エアバッグ装置の内側カバーと外側カバーとの間に複数の隙間が形成され、これらの隙間は、外側チャンバーのうち内側チャンバーと反対に配設されるカバー部によって、例えば外側チャンバーのうち内側カバーの方向にアーチ状(「円弧状」ないし「半円状」ともいう)に曲げられ、また最前方へと円弧状に曲がった補助領域によって内側カバー上に支持されるカバー部によって、互いに分離される。この場合には、ガス充填が不能とされた隙間は、少なくとも一部の範囲が、内側カバーと少なくとも1つの外側カバー、特に隣接する2つの外側チャンバーの外側カバーとによって規定される。
外側カバーは、少なくとも一部が互いに接続され、詳しくは特に隣接するそれぞれの外側チャンバーの外側カバーによって互いに接続されるのが好ましい。
本発明に係る好ましい実施形態では、外側カバーを互いに接続する接続領域にガス誘導機能(ガスを流通させる機能)はなく、従ってこの接続領域は、エアバッグ装置を物理的に安定させる機能のみを果たし、エアバッグ装置内におけるガスの分散機能を果たさない。これに関連して、接続領域はそれぞれ、単一のエアバッグ層、或いは外側カバーを形成する機能を果たす複数のエアバッグ層の一構成要素となり得る。この場合、対応するエアバッグ層同士は、1つの外側チャンバーから別の外側チャンバーへと接続領域を通じてはガス流通が不能とされるように、互いに接続されるのが好ましい。
これら接続領域は、エアバッグ装置の膨張時に張力が作用し、更には内側カバーに対向して配設され、また内側カバーから離間する面を有するように、有利に構成且つ配置されている。これにより、前記の接続領域は、外側チャンバーと内側チャンバーとの間でガス充填が不能とされた隙間の範囲を規定する。エアバッグ装置の膨張時にこれらの接続領域に張力が作用することによって、当該接続領域によって接続された外側チャンバーは、規定の方法で位置が定められ、保護される車両乗員による衝突に備えた状態が維持される。
本発明の一つの実施形態では、個別の外側チャンバーはそれぞれ少なくとも一部が内側チャンバーのまわりに、例えば少なくとも120°の範囲で、或いは特に好ましくは少なくとも180°の範囲で、或いは360°の範囲全体で配設される。
具体的には、内側チャンバーは、長手状に延在し、また外側チャンバーは、互いに並んで配置されるともに、またこの場合にそれぞれ内側チャンバーから導出され(延出し)、またガス流れに関し内側チャンバーに接続される構成とすることが可能である。この場合、内側チャンバーは、まず実質的に連続して直線状に延在することが可能とされ、或いは少なくとも1回曲がることが可能とされる。
上述のタイプのエアバッグ装置は、特に事故の際に、自動車の外側に衝突している人、例えば歩行者或いは自転車の人を保護するべく、自動車の外側に配置される場合のみに適しているわけではない。実質的に連続して直線状に延在するエアバッグ装置は、例えばフロントガラスの下端部とエンジンリッドとの間の遷移領域において延在することが可能であり、当該エアバッグ装置は、事故の際にエンジンフードに対する人の衝撃を低下させるべく、エンジンフードの後方のフロントガラス側端部の位置を規定する機能を果たすことも可能である。
他方で、エアバッグ装置が、実質的に長手状に延在する領域と、長手状に延在する領域の2つの端部側から導出する曲がった2つの領域を有する場合、曲がった領域は、例えば自動車のそれぞれAピラーに沿って延在することが可能であり、これによりAピラーの領域において衝突の間に人を保護することが可能となる。
本発明の有利な改良によれば、エアバッグ装置の少なくとも1つの内側チャンバー及び外側チャンバーは、好ましくは外側チャンバーのうち外方へと円弧状に曲がったカバー部に対し押圧され、またそれらに接続された柔軟性の被覆材によって取り囲まれる。少なくとも1つの内側チャンバー及び複数の外側チャンバーを備える構造上のエアバッグ装置は、エアバッグ装置の外側に位置する外側チャンバー間の中間の空間が被覆材によって覆われ、従って前記の被覆材及びエアバッグ装置の外側チャンバーとそれらの接続領域との間に、ガス充填が不能とされた付加的な隙間が形成される。特に保護される人の部位へのエアバッグ装置の作用開始時において、保護される人の体の構成部位がエアバッグ装置に侵入する深さが、この被覆材によって更に低下し、そして結果的には、エアバッグ装置の保護効果、特に拘束特性が更に向上する。
本発明の更なる詳細及び利点、特に本発明に係るエアバッグ装置の複数の典型的な実施形態は、付加的な従属クレーム、及び図面が参照される以下の記載によって明瞭化される。
図1aには、平坦状に広げられた動車用のエアバッグ装置1が示されている。このエアバッグ装置1(単に「エアバッグ」ともいう)は、外周縁10によってその範囲が規定されており、その範囲内において2つのエアバッグ部11,12、すなわち図1aに示される上側エアバッグ層11(布地層)と、図1aでは隠れている下側エアバッグ層12(布地層)とが互いに接続された構成になっている。
一方で、これら2つのエアバッグ部11,12は、2つの別個のエアバッグ部分、特に2つの別個の布地層の形態で形成され、一方が他方の上に重ね合わせられて配設され、例えば接着剤や織りによる縫い目(シーム)からなる適切な接続手段によって、予め定められた規定の接続線25,26;35,36に沿って互いに接続されている。他方で、これら2つのエアバッグ部11,12は、またエアバッグ加工片の構成要素(或いは鏡像対称構造)とされ、図示のように2つのエアバッグ部11,12の一方が他方の上に配設されるようにして、折り畳み軸としての鏡像軸のまわりに配設される。
接続線25,26,35,36のうちの第1の連続状のラインセグメント25,26(「線分割部」、「線区画部」或いは「線構成部」ともいう)によって、エアバッグ装置1の第1のチャンバー2(「エアバッグ室」ともいう)が形成され、このチャンバーは、y方向に沿って長手状(以下「長尺状」ともいう)に延在し、またエアバッグ装置1の外周縁10のうち実質的に直線状の縁部領域に沿って長手状に延在している。一方の上側のエアバッグ部11においては、長手状に延在するこのチャンバー2に、ガス発生器(ガスジェネレーター)から流出したガスを導入するための流入開口15が設けられている。変更例として、ガス発生器によって放出されたガスのための流入開口15の位置に、エアバッグ装置1のうち長手状に延在するチャンバー2の内部へとガス発生器を導入可能とする導入開口を設けることが可能である。このときエアバッグ装置1、及び長手状に延在するチャンバー2の内部に配設されたガス発生器は、ともに自動車車両のうち適切な部位に固定されるのが好ましい。
長手状に延在するこのチャンバー2は、長手状に延在するこのチャンバー2の延在方向に関し、3つのチャンバー領域2a,2b,2cに区画(分割)され、1つのチャンバー領域2bは、互いに離間状に対向する外側(端部側)の2つのチャンバー領域2a,2bの間における中央のチャンバー領域とされる。この場合、この中央のチャンバー領域2bに、ガス発生器のための流入開口15或いは導入開口が設けられる。
エアバッグ装置1のうち、2つのエアバッグ部11,12の接続線25,26,35,36の第2の連続状のラインセグメント35,36(「線分割部」、「線区画部」或いは「線構成部」ともいう)によって規定される更なるチャンバー3(「エアバッグ室」ともいう)は、長手方向に関しそれぞれ中央のチャンバー領域に隣接する2つの端部側チャンバー領域2a,2cからそれぞれ延出(「導出」ともいう)しており、このチャンバー3は、長手状に延在するチャンバーを実質的に交差する(横切る)或いは直交するようにそれぞれ延在する交差状のチャンバーとされる。この場合、更なるチャンバー3(「追加チャンバー」或いは「別チャンバー」ともいう)のうちの隣接するチャンバーは、それぞれ長手状に延在するチャンバー2のy方向に沿って互いに離間しており、またこの更なるチャンバー3は、エアバッグ装置1のうち長手状に延在するチャンバー2に対向する外周縁10の縁部から離間しつつ、長手状に延在するチャンバー2から実質的に延在している。
更なるチャンバー3(交差状チャンバー)は、ガス発生器からのガスが直接流入するための専用の流入開口を備えていない。これに対し、交差状チャンバーとしての更なるチャンバー3は、それぞれ長手状に延在するチャンバー2(長手状チャンバー)にガス流れに関して接続されており、これにより、まず最初に流入開口15を通じて長手状チャンバー2に流入し、その後に交差状チャンバー3に導入されたガスによって、この更なるチャンバー3の充填が可能とされる。
エアバッグ装置1は、自動車車両上或いは自動車車両内に装着されるためには、図1aから図1bへと推移する例にとして参照されるように折り畳まれ、図1bに示すように、エアバッグ装置1のうち互いに重ね合わせられて合計で三層の折り畳み層を形成する。図1a中の矢印にて示されるようにして、また図1bにおいて折り畳み準備がなされたエアバッグが参照されるように、更なるチャンバー3(交差状チャンバー)は、長手状に延在するチャンバー2(長手状チャンバー)のまわりを取り囲むように配設される。この状態では、更なるチャンバー3或いは交差状チャンバーの、長手状チャンバー2のy方向と交差するx方向に沿った長さは、更なるチャンバー3が長手状チャンバー2をy方向と交差する方向に関して完全に取り囲む(収容する)ように設定される。
エアバッグ装置1は、当該エアバッグ装置1の三層の折り畳み層を形成するべく、更なるチャンバー或いは交差状チャンバー3が長手状チャンバー2をy方向と交差する方向に関し取り囲むように、図1aから図1bへの推移にしたがって折り畳まれ、図1bにおいて折り畳まれたこのエアバッグ装置1の折り畳み層は、例えば縫合によって互いに接続される。この場合、この目的において設けられた接続点V1,V2が、エアバッグ装置1のうち、y方向に沿って互いに離間して配設された2つの交差状チャンバー3の間の非膨張領域にそれぞれ配設される。この場合、図1bに示すようなエアバッグ装置の三層の折り畳み層の接続状態においては、交差状チャンバー3がそれぞれ長手状チャンバー2を完全に取り囲み、隣接する2つの交差状チャンバーの間に配設される接続点V1,V2は、交差状チャンバー3のx方向に沿ってそれぞれ互いに離間して配設される。
図2a及び2bには、図1bに示すエアバッグ装置において、エアバッグ装置1の膨張状態における1つの交差状チャンバー3の断面部分、及び長手状チャンバー2の長手部分が示されている。図2a及び2bに関し、長手状チャンバー2は、エアバッグ装置1の膨張状態において明らかに内側カバー20によって規定される内側チャンバーを形成し、この内側カバー20は、エアバッグ装置1のうち、接続線25,26,35,36の第1の連続状のラインセグメント25,26に沿って規定の方法にしたがって互いに接続された2つのエアバッグ部11,12によって形成される。
更に、図2a及び2bに関し、更なるチャンバー或いは交差状チャンバー3は、エアバッグ装置1の膨張状態においては、明らかに外側カバー30によってそれぞれ取り囲まれる外側チャンバーを形成し、これらが内側チャンバー2を取り囲み、また内側チャンバー或いは長手状チャンバー2のy方向に沿って互いに離間している。エアバッグ装置1のうち、交差状チャンバーによって形成されるこの外側チャンバー3は、それぞれ互いに離間して配設され、また接続領域33によって互いに接続され、この接続領域は外側チャンバー3の外側カバー30のように2つのエアバッグ部11,12によって形成されるが膨張不能とされている。接続点V1,V2は、前記の接続領域33に配設され、その接続点においては、エアバッグ装置1のうち平坦状に広げられたエアバッグ装置が折り畳まれることによって形成される折り畳み層が互いに接続される。
エアバッグ装置1のうち外側チャンバー3を取り囲む外側カバー30は、それぞれカバー部31(「被覆部」ともいう)とともに内側チャンバー2或いはそのカバー20に対向して配設される。前記のカバー部31は、内側チャンバー2の内側カバー20の方向に関し曲線状(湾曲状)或いはアーチ状(円弧状)とされ、図2bに示すエアバッグ装置の膨張状態においては、外側チャンバー3のうち内側チャンバー2に対向して配設されるカバー部31は、それぞれ内側チャンバー2の内側カバー20に対し補助領域を介して押圧し、さもなければ前記のカバーから離間して配設される。
これにより、隣接する外側チャンバー3の間において、或いはそれらの外側カバー30の間において、隙間或いは空間4の形態の非膨張のエアバッグ領域が形成され、隣接する外側チャンバー3のうちそれぞれの接続領域33によって、また内側カバー20のうち接続領域33に対向し且つ離間する補助領域によって、また更には前記の接続領域33によって互いに接続された隣接する2つの外側チャンバー3のうちカバー部31が内側チャンバー2に面する部分によって、当該エアバッグ領域の範囲が規定される。
エアバッグ装置1のうちガス充填が不能とされた前記の隙間或いは空間4は、車両衝突の際に、エアバッグ装置1の保護機能を損なうことなく人を保護するのにガス充填が必要とされない合計容量とされる。エアバッグ装置のうちガス充填が不能とされた隙間4は、エアバッグ装置1内に配設され、また外側チャンバー3及びその接続領域33によって外側の範囲が規定される。このエアバッグ装置1は、まず第1には膨張状態において外側チャンバー3が内側チャンバー2上に支持可能とされ、また第2には隣接する外側チャンバー3の間の接続領域33には、エアバッグ装置の膨張時に張力が作用する構成とされるのが好ましい。この場合、外側チャンバー3が、内側チャンバー2に面するカバー部31の補助領域によって、無負荷の膨張時に内側チャンバー2を取り囲む内側カバー20に対し押圧されることは必ずしも必要ではない。これに対し、外側チャンバー3のうち内側チャンバー2に面するカバー部31と、内側チャンバー2を取り囲む内側カバー20との間に、所定の距離を設けることが可能とされ、その距離において、エアバッグ装置1に対し人が衝突して内側チャンバー2の方向の衝撃が外側チャンバー3に衝撃力(衝突荷重)を作用させる。
外側チャンバー3のカバー30間の接続領域33に張力が作用し、また内側チャンバー2を取り囲む内側カバー20に外側カバー30を介して外側チャンバー3が支持可能とされることによって、図2bに図示される例えば人の頭部Kのような体の構成部位の衝突を、保護機能を損なうことなく上述のエアバッグ装置によって遮断(吸収)することが可能となる。体の構成部位或いは頭部Kの衝突によって生じる衝撃力は、エアバッグ装置1のうち外側チャンバー3に対しまず最初に作用し、この外側チャンバーは、接続領域33に張力を作用させるために、また内側チャンバー2に支持されるために、この場合、頭部Kの衝突の保護効果を形成する位置に自由に留まる。衝突作用によって外側チャンバー3へ誘導される衝撃力は、また接続領域33を介して外側チャンバー3を取り囲む部位へと、また更には、内側チャンバー2に支持される外側チャンバー3によって内側チャンバー2へと誘導される。従って、それぞれ衝突によって作用を受ける外側チャンバー3だけでなく、残りの外側チャンバー3及び内側チャンバー2が、衝撃を吸収するガス充填クッションを形成する。
図3には、図1aから2bのエアバッグ装置の変更例が、膨張状態での断面構造にて示されている。先に説明したエアバッグ装置との相違点として、外側チャンバー3は、内側チャンバー2のまわりに図1aから2bの場合のように完全には、すなわち360°の範囲では係合せず、むしろそれに反して、その半分、すなわちおよそ180°の範囲で係合する。図1に示す形態の平坦状に広げられたエアバッグ装置1からはじめると、このエアバッグ装置1によって、三層の折り畳み層ではなく二層の折り畳み層が形成されるように折り畳まれ、従って外側チャンバー3は、内側チャンバー2の内側カバー20の一部に沿って延在するにもかかわらず、(内側チャンバー2に)完全には(360°の範囲では)係合しない。
図1aから2bにおいて、また図3において参照されるタイプの長手状に延在するエアバッグ装置は、例えば自動車のフロントガラスの下縁、すなわちフロントガラスからエンジンフード或いはエンジンリッドへの遷移領域(境界領域)に装着されるのに適している。それは、同時に、衝突の際、エンジンフード或いはエンジンリッドのフロントガラス側端部を持ち上げる機能を果たす。これは、歩行者或いは自転車の人の頭部が、衝突の際にエンジンフードの後端部、すなわちエンジンフードのうち自動車のフロントガラスに面する端部領域に対し、或いはその他にフロントガラスの下部領域に対し衝突して怪我するのを防止するように意図されている。それよりもむしろ、この領域に装着され膨張するエアバッグ装置1に対し人が衝突し、これにより頭部衝突の怪我の可能性がかなりの程度低減される。
上述のように設計されたエアバッグ装置1では、ガス充填が不能とされた隙間或いは空間4のために、エアバッグ装置1を充填するガス容量がかなりの程度減らされることから、同時に、完全にガス充填が可能とされたエアバッグ装置と比較して、怪我の危険性を増やすことのない特定の方法によって衝突エネルギーを散逸させることが重要とされる。このために、エアバッグ装置1のうち、衝突時に保護される体の構成部位に接触する外側チャンバー3は、第1に張力ないし圧力が作用する接続領域33によって互いに連結され、また第2に、内側チャンバー2と対向して配設されそのカバー20に支持されるカバー部31を介して規定の方法で内側チャンバー2に連結される。
図4には、図1aから2bのエアバッグ装置の改良であり、図1aを基本として平坦状に広げられた状態が示されている。この図4では、エアバッグ装置1のうち改良に対応する部分のみが示されおり、完全なエアバッグ装置1は、図4に示されている部分を、流入開口15を通って延在するとともに、長手状チャンバー2と交差し、また交差状チャンバー3に平行な方向に沿って延在する軸Sに沿って鏡像化することにより形成される。換言すれば、図4には、図1aにおけるエアバッグ装置の場合に流入開口15を通って交差状チャンバー3に平行に延在する鏡像軸に関するように、全体として鏡像反転構造とされたエアバッグ装置の2分の1、特に左半分のみが示されている。
図4に示すように平坦状に広げられたエアバッグ装置1と、同様に図1aに示される平坦状に広げられたエアバッグ装置との間の本質的な相違点に関し、図4におけるエアバッグ装置1は、曲がった端部100を有する。長手状チャンバー2は、長手状チャンバー2のy方向(また図1aと比較して)に沿って長手状に延在するチャンバー領域2a,2b,2cに対し端部領域2dが実質的に垂直(直交)となるように延在している。長手状チャンバー2のうち前記の曲がった端部領域2dと、隣接したチャンバー領域2aとの間には、長手状チャンバー2のうちそれらに垂直に延在する遷移領域201が形成されている。
長手状チャンバー2のうち、当該長手状チャンバー2のy方向に沿って延在する更なるチャンバー領域2a,2b,2cに対し実質的に垂直に延在する曲がった端部領域2dから再度交差状チャンバー3が延出し、この交差状チャンバー3は、長手状チャンバー2のy方向に沿って延在する残りのチャンバー領域2a,2b,2cから延出する交差状チャンバー3に対し垂直状に配設されている。
エアバッグ装置1のうち同様に曲がった端部100は、エアバッグ装置1の対向端部(図4では図示省略)に配設され、またエアバッグ装置1の(図4に示す)一部を、流入開口15を通って延在する上述の鏡像軸Sによって鏡像化することで形成される。
図4に示すエアバッグ装置1は、また例えば布地層の形態で互いに縫合されるエアバッグ部11,12によって形成可能とされる一方、曲がった端部100の遷移領域においては例えばL形の切り込みLが必要とされ、これによりエアバッグ装置1は、図4に示すように平坦状に広げられた状態から、更に図1bに参照されるように折り畳まれ、一方が他方の上に折り重ねられた三層の折り畳み層が形成され、これによりエアバッグ装置1の膨張状態においては、交差状チャンバーによって形成される外側チャンバー3は、曲がった長手状延在のチャンバー2によって形成される内側チャンバーを取り囲む。従って、この膨張状態において、図4における装置から開始されたエアバッグ装置は、図2aに示すものとその断面形状が合致する。
図4に示すタイプのエアバッグ装置1は、例えば自動車の外側領域おいて、エンジンフードとフロントガラスとの間の遷移領域のみならず、同時に例えば各側部ドアの前方の両側に延在するとともに、対応するエアバッグ装置1の曲がった2つの端部100にしたがって湾曲する自動車のAピラーを覆うカバーとして適している。
図5には、図4に示す装置の変更例が示されており、このエアバッグ装置1は、曲がった端部100に関する遷移領域に、L形の切り込みを有する代わりに切り欠きAを有するという点が本質的な相違点とされる。更に、長手状に延在するチャンバー2(内側チャンバー)は、対応する遷移領域202の幅が拡張(拡幅)された構成とされる。
図4及び5おける実施形態の共通した特徴として、エアバッグ装置1のうち曲がった端部100においては、エアバッグ装置1が平坦状に広げられた状態の交差状チャンバー3は、長手状延在チャンバー或いは内側チャンバー2から、エアバッグ装置の他端部における対向する曲がった端部(図4及び5では図示省略)の方向へと離間するようにそれぞれ配設されている。これに対し、図6に示す実施形態のエアバッグ装置の場合には、外側チャンバーを形成するべく設けられた交差状チャンバー3は、反対方向、すなわちエアバッグ装置1の他端部から離間する方向に配設されている。エアバッグ装置1のうち曲がった端部100のそれぞれにおいては、外側チャンバーを規定する交差状チャンバー3が、内側チャンバーを規定する長手状延在のチャンバー2のまわりに、或いは前記チャンバーのうち曲がった端部領域2dのまわりに、すなわち図4及び5に対比して反対方向にエアバッグ装置が重ねられる。
エアバッグ装置1のうち曲がった端部100に関する遷移領域に、直線状に延在するI形の切り込み、及び外側角部の切り欠きEがそれぞれ設けられている。長手状延在のチャンバー2は、これに対応して曲がった端部領域2dに関する遷移領域203に適合した輪郭を形成する。
上述の全ての実施形態においては、エアバッグ装置1の膨張状態において内側チャンバーを規定し、また適切に曲げられる長手状延在のチャンバー2の断面及び構成、外側チャンバーを規定する交差状チャンバー3の構成、また前記の交差状チャンバー3の長さは、変更が可能とされ、またエアバッグ装置1の個別の状況下において意図される特定の目的に対し適合可能とされる。これは、図2bと対比して、例えば隣接する外側チャンバー3間の距離や、その間に配設された張力作用の接続領域33の幅のような、エアバッグ装置の他のパラメータに適用される。
図7には、図1aから6のエアバッグ装置において、図2bに示すタイプの長手構造の改良が示される。図1aから6において参照される実施形態に対して、図7に示すエアバッグ装置1は、適切な柔軟性素材、例えば布地からなる外側被覆材5を備えており、この被覆材は、エアバッグ装置1の内側チャンバー2及び外側チャンバー3の両方を保護するように被覆するとともに、外側カバー30のうち内側チャンバー2から離間するように外側に向かう円弧状のカバー部32に押し当てられ、また例えば粘着性の接着剤や縫合による所定の方法で、前記の外側カバーに取り付けられる。更に、エアバッグ装置のうちガス充填が不能とされた隙間4’が、一方では柔軟性を有する前記の外側被覆材5と、他方では外側チャンバー3を形成する外側カバー30及び前記カバーの接続領域33との間に形成される。
エアバッグ装置1の内側チャンバー2及び外側チャンバー3の両方を保護するように被覆する柔軟性の外側被覆材5は、エアバッグ装置1の外側に位置する外側チャンバー3間のギャップ(隙間4’)がこの被覆材5によって覆われるため、保護される体の構成部位、特に頭部Kに関し、エネルギー散逸が開始されるまでの侵入深さを図2bに対比して減少させるという利点を有する。従って、この被覆材5を組み込むことによって、内側チャンバー2及び複数の外側チャンバー3からなるエアバッグ装置1は、エアバッグモジュールの通例の定形性のない面に相当する面を形成する。
図1aは、平坦状に広げられ複数のチャンバーを備えるエアバッグ装置の平面構造を示す図である。 図1bは、図1aのエアバッグ装置に関しこのエアバッグ装置が膨張する前の状態を示す図である。 図2aは、図1bのエアバッグ装置の膨張状態における断面構造を示す図である。 図2bは、図1bのエアバッグ装置の膨張状態における長手構造を示す図である。 図3は、図2aの断面構造の変更例を示す図である。 図4は、図1aのエアバッグ装置の改良である、曲がったエアバッグ領域を有する形態を示す図である。 図5は、図4の装置の第1の変更例を示す図である。 図6は、図4の装置の第2の変更例を示す図である。 図7は、図2bに対し柔軟な被覆材による保護カバーが追加されたエアバッグ装置の長手構造を示す図である。
符号の説明
1 エアバッグ装置
2 内側チャンバー
2a,2b,2c チャンバー領域
2d 端部領域
3 外側チャンバー
4 隙間(空間)
5 被覆材
10 外周縁
11,12 エアバッグ部(エアバッグ層)
15 流入開口
20 内側カバー
25,26,35,36 接続線
30 外側カバー
31,32 カバー部
33 接続領域
100 端部
201,202,203 遷移領域

Claims (33)

  1. 衝突の際に人を保護するべくガス充填によって膨張可能とされた、自動車のエアバッグモジュール用エアバッグ装置であって、
    内側カバーによって取り囲まれるとともに、膨張状態において当該エアバッグ装置の内側領域を形成する内側チャンバーと、
    膨張状態において前記内側カバーによって取り囲まれる前記内側チャンバーの外側に配置され、少なくとも一部が前記内側チャンバーを取り囲む複数の外側チャンバーと、
    を備え、
    前記外側チャンバー(3)は、ガス流れに関して前記内側チャンバー(2)に接続されており、少なくとも複数の前記外側チャンバー(3)はそれぞれ、前記内側カバー(20)に対向して配設され前記内側チャンバー(2)の範囲を規定しないカバー部(31)を有する外側カバー(30)によって取り囲まれ、
    当該エアバッグ装置の膨張時に、前記内側カバー(20)とそのカバーに対向するカバー部(31)との間にガス充填されない少なくとも1つの隙間(4)が形成されるように、前記内側カバー(20)に対向する前記カバー部(31)は、膨張状態において少なくとも一部が前記内側カバー(20)から離間する構成であることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 請求項1に記載のエアバッグ装置であって、
    前記内側カバー(20)と、そのカバーに対向するカバー部(31)との間に、ガス充填が不能とされた複数の隙間(4)が形成されることを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 請求項2に記載のエアバッグ装置であって、
    前記隙間(4)は、前記カバー部(31)によって互いに分離されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  4. 請求項1から3のうちのいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
    前記外側カバー(30)の前記カバー部(31)は、前記内側カバー(20)の方向へと円弧状に曲がった構成であることを特徴とするエアバッグ装置。
  5. 請求項1から4のうちのいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
    前記外側カバー(30)は、前記内側カバー(20)に対向する前記カバー部(31)によって、前記内側カバー(20)上に支持されることを特徴とするエアバッグ装置。
  6. 請求項4ないし5に記載のエアバッグ装置であって、
    前記カバー部(31)は、前記内側カバー(20)の方向へと円弧状に曲がった補助領域によって、前記内側カバー(20)上に支持されることを特徴とするエアバッグ装置。
  7. 請求項1から6のうちのいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
    ガス充填が不能とされた少なくとも1つの隙間(4)は、前記内側カバー(20)及び少なくとも1つの外側カバー(30)によって、少なくとも一部の範囲が規定されることを特徴とするエアバッグ装置。
  8. 請求項7に記載のエアバッグ装置であって、
    前記隙間(4)は、前記内側カバー(20)と、隣接する2つの外側チャンバー(3)の前記外側カバー(30)とによって、少なくとも一部の範囲が規定されることを特徴とするエアバッグ装置。
  9. 請求項1から8のうちのいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
    前記外側カバー(30)の少なくとも複数は、互いに一対で接続されることを特徴とするエアバッグ装置。
  10. 請求項9に記載のエアバッグ装置であって、
    前記外側カバー(30)はそれぞれ、ガス誘導機能のない接続領域(33)によって互いに接続されることを特徴とするエアバッグ装置。
  11. 請求項10に記載のエアバッグ装置であって、
    前記接続領域(33)にはそれぞれ、前記外側カバー(30)を形成する少なくとも1つのエアバッグ部(11,12)の一構成要素を形成することを特徴とするエアバッグ装置。
  12. 請求項10または11に記載のエアバッグ装置であって、
    前記接続領域(33)はそれぞれ、当該エアバッグ装置(1)の膨張時に張力が作用することを特徴とするエアバッグ装置。
  13. 請求項10から12のうちのいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
    前記接続領域(33)はそれぞれ、前記内側カバー(20)に対向して配設され、且つ前記内側カバー(20)から離間する面を有することを特徴とするエアバッグ装置。
  14. 請求項8ないし請求項10から13のうちのいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
    前記隙間(4)はそれぞれ、前記内側カバー(20)と、隣接する2つの外側チャンバー(3)の前記外側カバー(30)と、前記2つの外側チャンバー(3)の接続領域(33)とによって、少なくとも一部の範囲が規定されることを特徴とするエアバッグ装置。
  15. 請求項1から14のうちのいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
    前記外側カバー(30)はそれぞれ、前記内側カバー(20)のまわりに配設されることを特徴とするエアバッグ装置。
  16. 請求項15に記載のエアバッグ装置であって、
    前記外側カバー(30)はそれぞれ、前記内側カバー(20)のまわりを少なくとも120°の範囲で取り囲むことを特徴とするエアバッグ装置。
  17. 請求項16に記載のエアバッグ装置であって、
    前記外側カバー(30)はそれぞれ、前記内側カバー(20)のまわりを少なくとも180°の範囲で取り囲むことを特徴とするエアバッグ装置。
  18. 請求項17に記載のエアバッグ装置であって、
    前記外側カバー(30)はそれぞれ、前記内側カバー(20)のまわりを少なくとも360°の範囲で取り囲むことを特徴とするエアバッグ装置。
  19. 請求項1から18のうちのいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
    前記内側チャンバー(2)を取り囲む前記外側チャンバー(3)は、互いに離間することを特徴とするエアバッグ装置。
  20. 請求項1から19のうちのいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
    前記外側チャンバー(3)は、ガス充填された前記内側チャンバー(2)によって当該外側チャンバー(3)が膨張可能となるように、ガス流れに関し前記内側チャンバー(2)に接続されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  21. 請求項1から20のうちのいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
    前記外側チャンバー(3)はそれぞれ、前記内側チャンバー(2)から延出することを特徴とするエアバッグ装置。
  22. 請求項21に記載のエアバッグ装置であって、
    前記外側チャンバー(3)は、前記内側チャンバー(2)の(y)方向に関し実質的に交差しつつ前記内側チャンバー(2)から延出することを特徴とするエアバッグ装置。
  23. 請求項1から22のうちのいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
    前記内側チャンバー(2)は、長手状に延在する構成であることを特徴とするエアバッグ装置。
  24. 請求項23に記載のエアバッグ装置であって、
    長手状に延在する前記内側チャンバー(2)は、実質的に連続した直線状に延在することを特徴とするエアバッグ装置。
  25. 請求項24に記載のエアバッグ装置であって、
    長手状に延在する前記内側チャンバー(2)は、少なくとも1つの曲がった端部領域(2d)を有することを特徴とするエアバッグ装置。
  26. 請求項25に記載のエアバッグ装置であって、
    当該エアバッグ装置(1)は、長手状に延在する内側チャンバー(2)の曲がった端部領域(2d)に関する遷移領域に、少なくとも1つの切り込み(I,L)および/または切り欠き(A,E)を有することを特徴とするエアバッグ装置。
  27. 請求項1から26のうちのいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
    当該エアバッグ装置(1)は、前記内側チャンバー(2)及び外側チャンバー(3)を形成するべく、接続線(25,26,35,36)に沿って互いに接続された少なくとも2つのシート状のエアバッグ部(11,12)からなることを特徴とするエアバッグ装置。
  28. 請求項27に記載のエアバッグ装置であって、
    前記エアバッグ部(11,12)は、連続状或いは断続状の前記接続線(25,26,35,36)に沿って互いに接続されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  29. 請求項27または28に記載のエアバッグ装置であって、
    前記エアバッグ部(11,12)は、縫合、織りおよび/または粘着性の接着剤によって前記接続線(25,26,35,36)に沿って互いに接続されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  30. 請求項1から29のうちのいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
    当該エアバッグ装置(1)は、非膨張時において前記外側チャンバー(3)の少なくとも一部が前記内側チャンバー(2)のまわりに係合するように、少なくとも2つの折り畳み層に配置され、また当該エアバッグ装置(1)の前記折り畳み層は、膨張状態でさえ前記外側チャンバー(3)が前記内側チャンバー(2)のまわりに係合するように、接続点(V1,V2)において互いに接続されることを特徴とするエアバッグ装置。
  31. 請求項1から30のうちのいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
    当該エアバッグ装置(1)は、当該エアバッグ装置(1)のうち少なくとも1つの内側チャンバー(2)及び少なくとも複数の外側チャンバー(3)の両方を覆う柔軟性の被覆材(5)を有することを特徴とするエアバッグ装置。
  32. 請求項31に記載のエアバッグ装置であって、
    当該エアバッグ装置(1)のうち、前記柔軟性の被覆材(5)によって覆われるとともに、少なくとも1つの内側チャンバー(2)の或いは前記外側チャンバー(3)のうちの1つの一構成要素とならない隙間(4’)は、ガス充填不能とされていることを特徴とするエアバッグ装置。
  33. 請求項31または32に記載のエアバッグ装置であって、
    前記柔軟性の被覆材(5)は、当該エアバッグ装置(1)の外側に配設される前記隙間(4’)を、当該エアバッグ装置(1)の前記外側チャンバー(3)間において覆うことを特徴とするエアバッグ装置。
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