JP2003063334A - 歩行者保護用エアバッグ装置 - Google Patents

歩行者保護用エアバッグ装置

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JP2003063334A
JP2003063334A JP2001261463A JP2001261463A JP2003063334A JP 2003063334 A JP2003063334 A JP 2003063334A JP 2001261463 A JP2001261463 A JP 2001261463A JP 2001261463 A JP2001261463 A JP 2001261463A JP 2003063334 A JP2003063334 A JP 2003063334A
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Japan
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airbag
vehicle
cover
hood
pedestrian protection
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JP2001261463A
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Makoto Hamada
真 浜田
Hiroyuki Takahashi
浩幸 高橋
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェイルセーフ信頼度を向上すると共にエア
バッグ袋体による歩行者保護範囲を広くする。 【解決手段】 車体12のカウルボックス12A内に車
幅方向に沿って格納されているエアバッグ袋体26は、
インフレータからのガスによって、カウルボックス12
A内からカウルボックス12Aの上方に向かって膨張を
開始し、フード23の後端部23Aの上面と、フロント
ウインドシールドガラス28の前端部28Aの上面とに
跨って膨張展開するようになっている。また、エアバッ
グ袋体26の膨張展開形状は、車両前後方向に長い複数
のチューブ状部30に分割された形状となっており、エ
アバッグ袋体26の前後方向中央部は、車幅方向に連通
したガス流路31となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歩行者保護用エアバ
ッグ装置に係り、特に、自動車等の車両の車体前部にエ
アバッグ袋体を設けた歩行者保護用エアバッグ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両の車体前部にエア
バッグ袋体を設けた歩行者保護用エアバッグ装置におい
ては、その一例が特開2000−264146号公報に
示されている。
【0003】図15に示される如く、この歩行者保護用
エアバッグ装置では、車体100のフロントバンパ10
2に設けた、歩行者との衝突を検出する歩行者衝突検出
手段104によりエアバッグ装置を作動させ、エアバッ
グ袋体106の展開力によりフード108の後部を所定
量持ち上げると共にフード保持手段を作動させて、フー
ド108をその持ち上げられた位置にて保持して、フー
ド108で衝撃を吸収するための変形領域を形成してい
る。また、ピラー110上にピラーエアバッグ112を
膨張展開させと共に、ウインドシールドガラス114上
に裂傷防止膜116を膨張展開させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この歩
行者保護用エアバッグ装置においては、エアバッグ袋体
106が膨張展開する際に、フード108の後部を所定
量持ち上げる構成になっている。この結果、エアバッグ
袋体106が確実に展開するには、エアバッグ袋体10
6の展開が確実に行われ、且つフード108の後部が確
実に持ち上がらなければならず、これらの双方を確実に
行う必要があるため、フェイルセーフ信頼度に関して不
利な構成となっている。また、この歩行者保護用エアバ
ッグ装置においては、エアバッグ袋体106が格納場所
であるフード108の後部から車両後方のみに膨張展開
するため、エアバッグ袋体106による歩行者保護範囲
が狭くなる。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、フェイルセー
フ信頼度を向上できると共にエアバッグ袋体による歩行
者保護範囲を広くできる歩行者保護用エアバッグ装置を
得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
歩行者保護用エアバッグ装置は、車両のカウルボックス
内に配置され、前記カウルボックスの上方に向かって膨
張を開始するエアバッグ袋体を有し、前記エアバッグ袋
体は、フード後端部上面とフロントウインドシールドガ
ラス前端部上面とに跨って膨張展開すると共に、前記エ
アバッグ袋体の膨張展開形状が車両前後方向に長い複数
のチューブ状部に分割されていることを特徴とする。
【0007】従って、車両のカウルボックス内に配置さ
れたエアバッグ袋体がカウルボックスの上方に向かって
膨張を開始し、フード後端部上面とフロントウインドシ
ールドガラス前端部上面とに跨って膨張展開するので、
エアバッグ袋体展開時にフード後端部を上方に持ち上げ
る必要がない。この結果、エアバッグ袋体が確実に膨張
展開する点のみを保証すれば良い。このため、エアバッ
グ袋体の展開が確実に行われる点とフード後端部が確実
に持ち上がる点の双方を保証する必要がある従来技術に
比べてフェイルセーフ信頼度に関して有利な構成とな
り、フェイルセーフ信頼度を向上できる。また、エアバ
ッグ袋体がフード後端部上面とフロントウインドシール
ドガラス前端部上面とに跨って膨張展開するため、エア
バッグ袋体による歩行者保護範囲を広くできる。さら
に、エアバッグ袋体の膨張展開形状が車両前後方向に長
い複数のチューブ状部に分割されているため、エアバッ
グ袋体の前後方向中央部に上向きに膨らみ前後方向に真
っ直ぐになろうとする力が働き、エアバッグ袋体がフー
ド後端部上面とフロントウインドシールドガラス前端部
上面とに密着する。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1に記載
の歩行者保護用エアバッグ装置において、前記エアバッ
グ袋体の折り畳み形状は、フード後端部上面に展開する
部位が展開方向先端側を車両下方側に巻き込んだロール
状となっており、フロントウインドシールドガラス前端
部上面に展開する部位が蛇腹状或いは展開方向先端側を
車両上方側に巻き込んだロール状となっていることを特
徴とする。
【0009】従って、請求項1に記載の内容に加えて、
フード後端部上面に展開する部位が展開方向先端側を車
両下方側に巻き込んだロール状となっているので、エア
バッグ袋体展開時に、この部位はフード後端部上面に沿
って這うように展開する。このため、フード後端部上面
と歩行者頭部との間にエアバッグ袋体が確実に膨張展開
する。また、フロントウインドシールドガラス前端部上
面に展開する部位が蛇腹状或いは展開方向先端側を車両
上方側に巻き込んだロール状となっているので、エアバ
ッグ袋体展開時に、この部位は比較的離れた位置からフ
ロントウインドシールドガラス前端部上面に被さるよう
に展開する。このため、エアバッグ袋体がワイパーアー
ムに引っ掛かり不充分な膨張形状になることを防止でき
る。
【0010】請求項3記載の本発明は、請求項1、2の
何れかに記載の歩行者保護用エアバッグ装置において、
折り畳まれた前記エアバッグ袋体は、上部のみが開放さ
れたケースに収納され、該ケースはカバーで覆われてい
ることを特徴とする。
【0011】従って、請求項1、2の何れかに記載の内
容に加えて、折り畳まれたエアバッグ袋体を上部のみが
開放されたケースに収納することで、カウルボックス内
に溜まった水がケースの側部及び下部からケース内に浸
入するのを防止できる。また、ケースをカバーで覆うこ
とで、水がケースの上部からケース内に浸入するのを防
止できる。
【0012】請求項4記載の本発明は、請求項3に記載
の歩行者保護用エアバッグ装置において、前記カバーに
形成されエアバッグ袋体展開時に破断する脆弱部は、前
記ケースの上端部より下方に設定されていることを特徴
とする。
【0013】従って、請求項3に記載の内容に加えて、
経時変形等によって、カバーに形成されエアバッグ袋体
展開時に破断する脆弱部に亀裂が発生した場合にも、こ
の亀裂からの水の浸入をケースの側壁部で防止すること
ができるため、防水性能を向上できる。
【0014】請求項5記載の本発明は、請求項4に記載
の歩行者保護用エアバッグ装置において、前記カバー
は、車両後側の部位をヒンジ部として展開すると共に、
前記脆弱部が車両前方側で且つ車両下方側の部位に形成
されていることを特徴とする。
【0015】従って、請求項4に記載の内容に加えて、
カバーは、展開する際に、車両前方側で且つ車両下方側
の部位に形成されている脆弱部が破断し、車両後側の部
位をヒンジ部として展開する。この結果、展開部が車両
後方へ向かって長くなり、フロントウインドシールドガ
ラス前端部上面を広範囲で覆うことができる。このた
め、エアバッグ袋体がワイパアームに引っ掛からずスム
ーズに展開する。
【0016】請求項6記載の本発明は、請求項3乃至5
の何れかに記載の歩行者保護用エアバッグ装置におい
て、前記カバーと前記フード後端部上面との間にシール
部材を配設したことを特徴とする。
【0017】従って、請求項3乃至5の何れかに記載の
内容に加えて、カバーとフード後端部上面との間に配設
したシール部材によって、雨水がカバーに当たるのを防
止でき、防水性能が更に向上する。
【0018】請求項7記載の本発明は、請求項3乃至5
の何れかに記載の歩行者保護用エアバッグ装置におい
て、前記フードの後端部に前記カバーを覆うと共にエア
バッグ袋体展開時に外れるガーニッシュパネルを設けた
ことを特徴とする。
【0019】従って、請求項3乃至5の何れかに記載の
内容に加えて、フードの後端部に設けたガーニッシュパ
ネルでカバーを覆うことによって、雨水がカバーに当た
るのを防止でき、防水性能が更に向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明における歩行者保護用エア
バッグ装置の第1実施形態を図1〜図9に従って説明す
る。
【0021】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
【0022】図2に示される如く、本実施形態では、歩
行者保護エアバッグ装置10におけるエアバッグモジュ
ール24が、車体12のカウルボックス12A内に車幅
方向に沿って延設されている。また、歩行者保護エアバ
ッグ装置10は、フロントバンパ14の表面近くに内臓
されたセンサ16を備えており、センサ16はフロント
バンパ14が歩行者の脚部等に当接した場合の変形を検
知するようになっている。センサ16は制御装置18に
接続されており、制御装置18は、センサ16からの出
力信号と、車速信号とを組み合わせ走行中の事故である
と判断した場合には、インフレータ20に作動電流を流
すようになっている。
【0023】なお、作動電流が流れると、インフレータ
20は着火しガスが発生するようになっており、このガ
スがパイプ22を通って、エアバッグモジュール24内
に折り畳んだ状態で格納されたエアバッグ袋体へ送られ
るようになっている。
【0024】図1に示される如く、エアバッグ袋体26
は、インフレータからのガスによって、フード23の後
端部23Aの上面と、フロントウインドシールドガラス
28の前端部28Aの上面とに跨って膨張展開するよう
になっている。また、エアバッグ袋体26の膨張展開形
状は、車両前後方向に形成した縫製、接着等の結合部2
9によって、車両前後方向に長い複数のチューブ状部3
0に分割された形状となっており、エアバッグ袋体26
の前後方向中央部は、車幅方向に連通したガス流路31
となっている。
【0025】なお、エアバッグ袋体26における運転席
側の部位26Aでは、チューブ状部30の後方への長さ
が、助手席側の部位26Bでのチューブ状部30の後方
への長さより短くなっており、ドライバーの視界を最低
限確保できると共に、助手席側の歩行者保護範囲を広く
できるようになっている。
【0026】図3に示される如く、エアバッグ袋体26
は折り畳まれ車幅方向に沿った長尺状にされた上で金属
製のケース32内に収納されており、ケース32は上部
のみが開放された側断面U字形状となっている。また、
ケース32の底部32Dの下面には、車幅方向に沿って
所定の間隔で複数のボルト34が溶着されており、これ
らのボルト34と、各ボルト34に螺合するナット36
とによって、ケース32は、カウルアッパパネル38
と、このカウルアッパパネル38上に配設された樹脂製
のカウルルーバパネル40に固定されている。なお、カ
ウルルーバパネル40はカウルアッパパネル38に図示
を省略したボルト等によって固定されている。
【0027】ケース32は、上方から樹脂製のカバー4
2で覆われており、カバー42の下部に形成された開口
側端部42A、42Bは、それぞれケース32の底部3
2Dとカウルルーバパネル40との間に挟持されてい
る。また、ケース32の前壁部32Aの下部(後述する
脆弱部44より下方の部位)とカバー42の前壁部42
C及びケース32の後壁部32Bとカバー42の後壁部
42Dはそれぞれシーリングを兼ねた接着剤で固定され
ている。
【0028】一方、カバー42の前壁部42Cにおけ
る、ケース32の前壁部32Aの上端部32Cより下方
となる部位は、車両後方側から断面三角形状の凹部が形
成された脆弱部44となっている。このカバー42に形
成した脆弱部44は、エアバッグ袋体26が膨張展開す
ると、図4に示される如く、エアバッグ袋体26の膨張
圧によって破断する。このため、カバー42は、後壁部
42Dの上端部42Eをヒンジ部として、上壁部42F
と前壁部42Cの上部42Gが車両後方へ展開するよう
になっている。なお、ケース32の前壁部32Aの上端
部32Cより下方の部位にカバー42の脆弱部44を形
成することで、カバー42における車両後方への展開範
囲を広げると共に、経時変形等によって、カバー42に
形成された脆弱部44に亀裂が発生した場合にも、この
亀裂からの水の浸入をケース32の前壁部32Aで防止
できるようになっている。
【0029】図3に示される如く、ケース32の前壁部
32Aの上端部32Cは、カバー42の上壁部42Fに
当接しており、カバー42の上部から荷重が加わった場
合に、この荷重をケース32の前壁部32Aで受けるこ
とで、カバー42の脆弱部44が破断し、雨水等が浸入
するのを防止している。
【0030】また、カウルルーバパネル40の前端部4
0Aは、カウルアッパパネル38の前壁部38Aより車
両前方へ延設されており、カウルルーバパネル40の前
端部40Aの上部には、フードツウカウルシールド46
が配設されている。フードツウカウルシールド46はフ
ード23を構成するフードインナパネル48に当接して
おり、エンジンルーム50内の空気が、フードインナパ
ネル48とカウルルーバパネル40の前端部40Aとの
間を通って車室内に流れ込むのを防止している。なお、
カバー42の脆弱部44が破断した場合の防水性を向上
するため、フード23の後端部23Aにも、図3に二点
鎖線で示すようにシール部材としてのフードツウカウル
シールド52を配設し、雨水がカバー42に当たるのを
防止できる構成としても良い。
【0031】図3〜図5に示される如く、エアバッグ袋
体26の折り畳み形状は、フード23の後端部23Aの
上面に展開する部位26Cが展開方向先端側26D(図
4及び図5参照)を車両下方(図の矢印A方向)側に巻
き込んだロール状となっており、この部位26C上に格
納されているフロントウインドシールドガラス28の前
端部28Aの上面に展開する部位26Eが、蛇腹状(或
いは、図示を省略した展開方向先端側を車両上方側に巻
き込んだロール状)となっている。
【0032】従って、エアバッグ袋体展開時に、エアバ
ッグ袋体26は、ロール状とした部位28Cがフード2
3の後端部23Aの上面に沿って這うように展開し、蛇
腹状とした部位26Eは、フロントウインドシールドガ
ラス28の前端部28Aの上面に比較的離れた位置から
被さるように展開するようになっている。
【0033】また、エアバッグ袋体26の膨張展開形状
は、図1に示される如く、車両前後方向に長い複数のチ
ューブ状部30に分割されている。このため、膨張展開
したエアバッグ袋体26には、図6に示される如く、前
後方向中央部に図6に矢印Bで示すように上向きに膨ら
み前後方向に真っ直ぐになろうとする力が働き、エアバ
ッグ袋体26がフード23の後端部23Aの上面と、フ
ロントウインドシールドガラス28の前端部28Aの上
面とに密着するようになっている。
【0034】図7に示される如く、インフレータ20か
ら延びるパイプ22は、エアバッグケース32の前壁部
32Aに形成された切欠54を通過しており、パイプ2
2と切欠54との間にはリング56が配設されている。
また、エアバッグケース32における切欠54が形成さ
れた部位は、カバー42の前壁部42Cに突出形成され
た膨出部58で覆われており、ケース32内に水が浸入
しないようになっている。
【0035】図8に示される如く、リング56は、パイ
プ22とエアバッグケース32との間及びパイプ22と
カバー42との間をシールしている。また、カバー42
の膨出部58は、フードツウカウルシールド46の後部
46Aで覆われており、カウルルーバパネル40の前端
部40Aに形成したパイプ通し孔62からインフレータ
20に水が届かないようになっている。
【0036】円柱形をしたインフレータ20は、車幅方
向に沿って配設されており、インフレータ20の外周に
は、固定用のバンド60が2本巻き付けられている。ま
た、これらのバンド60は、カウルアッパパネル38の
前壁部38Aの下端に車両前方へ向けて形成されたフラ
ンジ38Bの先端下面に溶着されたナット64にボルト
66によって締結されている。
【0037】なお、図6に示される如く、膨張したエア
バッグ袋体26における下面26Fの車両後方側の部位
に、別布70を配設しても良い。この別布70の下端縁
部70Aは、エアバッグ袋体26の下方に結合されてお
り、別布70の上端縁部70Bは、格納位置にあるワイ
パーアーム72の上方において、エアバッグ袋体26の
下面26Fに結合されている。また、エアバッグ袋体2
6が展開する際に、別布70がワイパーアーム72に引
っ掛かった場合には、別布70がエアバッグ袋体26か
ら容易に分離するようになっており、エアバッグ袋体2
6がワイパーアーム72に直接引っ掛からないようにな
っている。
【0038】図9に示される如く、エアバッグ袋体26
は一枚の布74を側断面T字状に折り、外周部を縫製糸
76で縫製している。また、複数のチューブ状部30を
形成する結合部29(図1参照)は、例えば、縫製糸7
8で縫製してあり、インフレータからのガス(矢印W)
はエアバッグ袋体26の前後方向中央部に形成されるガ
ス流路31を通して行われるようになっている。
【0039】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0040】本実施形態では、歩行者衝突検知センサ1
6が歩行者の衝突を検出すると、インフレータ20が作
動し、ガスがエアバッグ袋体26内に流入するため、エ
アバッグ袋体26は、インフレータ20から流入するガ
スによって、図4に示される如く、カウルボックス12
A内からカウルボックス12Aの上方に向かって膨張を
開始し、図5、図6に示される如く、フード23の後端
部23Aの上面と、フロントウインドシールドガラス2
8の前端部28Aの上面とに跨って膨張展開する。
【0041】この結果、本実施形態では、図15に示す
従来技術のように、エアバッグ袋体展開時にフード後端
部を上方に持ち上げる必要がない。このため、エアバッ
グ袋体26が確実に膨張展開する点のみを保証すれば良
いので、エアバッグ袋体26の展開が確実に行われる点
とフードの後部が確実に持ち上がる点の双方を確実に行
う必要がある従来技術に比べてフェイルセーフ信頼度に
関して有利な構成となり、フェイルセーフ信頼度を向上
できる。
【0042】また、本実施形態では、エアバッグ袋体2
6が、フード23の後端部23Aの上面と、フロントウ
インドシールドガラス28の前端部28Aの上面とに跨
って膨張展開するため、エアバッグ袋体26による歩行
者保護範囲を広くできる。
【0043】また、エアバッグ袋体26の膨張展開形状
が、車両前後方向に長い複数のチューブ状部30に分割
された形状となっているため、エアバッグ袋体26の前
後方向中央部に図6に矢印Bで示すように、上向きに膨
らみ、車両前後方向に真っ直ぐになろうとする力が働
く。この結果、エアバッグ袋体26がフード23の後端
部23Aの上面と、フロントウインドシールドガラス2
8の前端部28Aの上面とに密着し、歩行者保護性能が
向上する。
【0044】また、本実施形態では、フード23の後端
部23Aの上面に展開するエアバッグ袋体26における
部位26Cの折り畳み形状が、展開方向先端側26Dを
車両下方(図の矢印A方向)側に巻き込んだロール状と
なっており、ロール状とした部位28Cがフード23の
後端部23Aの上面に沿って這うように展開する。この
結果、フード23の後端部23Aの上面と歩行者頭部と
の間に、エアバッグ袋体26の部位26Cが潜り込むよ
うに膨張展開する。このため、エアバッグ袋体26がフ
ード23の後端部23Aの上面と歩行者との間に容易且
つ確実に介在し、歩行者の衝撃を緩和することができ
る。
【0045】また、フロントウインドシールドガラス2
8の前端部28Aの上面に展開するエアバッグ袋体26
における部位26Eの折り畳み形状が、蛇腹状(或いは
展開方向先端側を車両上方側に巻き込んだロール状)と
なっている。従って、エアバッグ袋体展開時に、エアバ
ッグ袋体26の部位26Eは、フロントウインドシール
ドガラス28の前端部28Aの上面に比較的離れた位置
から被さるように展開する。この結果、エアバッグ袋体
26がワイパーアーム72に引っ掛かり不充分な膨張形
状になることを防止できる。
【0046】また、本実施形態では、折り畳んだエアバ
ッグ袋体26を、上部のみが開放されたケース32に収
納しているため、カウルボックス12A内に溜まった水
がケース32の側部及び下部から浸入するのを防止でき
る。また、ケース32をカバー42で覆っているため、
水がケース32の上部から浸入するのを防止できる。
【0047】また、本実施形態では、カバー42に形成
された脆弱部44が、ケース32の前壁部32Aにおけ
る上端部32Cより下方の部位に設定されているため、
経時変形等によって、カバー42の脆弱部44に亀裂が
発生した場合にも、この亀裂からの水の浸入をケース3
2の前壁部32Aで防止することができるため、防水性
能を向上できる。
【0048】また、本実施形態では、ケース32の前壁
部32Aの上端部32Cが、カバー42の上壁部42F
に当接している。この結果、カバー42の上部から荷重
が加わった場合に、この荷重をケース32の前壁部32
Aで受けることができるため、カバー42の脆弱部44
が破断し、雨水等が浸入するのを防止できるので防水性
能が向上する。
【0049】また、本実施形態では、カバー42の上壁
部42Fと前壁部42Cの上部42Gが、展開時に後壁
部42Dの上端部42Eをヒンジ部として、車両後方へ
展開すると共に、脆弱部44が前壁部42Cにおける上
部42Gの車両下方側に形成されている。この結果、展
開する部位、即ち、カバー42の上壁部42Fと前壁部
42Cの上部42Gとを合わせた部位の車両後方への長
さが長くなり、フロントウインドシールドガラス28の
前端部28Aの上面を広範囲で覆うことができる。この
ため、エアバッグ袋体26がワイパアーム72に引っ掛
からずスムーズに展開する。
【0050】次に、本発明の歩行者保護用エアバッグ装
置の第2実施形態を図10に従って説明する。
【0051】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0052】図10に示される如く、本実施形態では、
フード23の後端部23Aにガーニッシュパネル80が
連結されており、ガーニッシュパネル80は、カバー4
2を覆っている。また、ガーニッシュパネル80の前端
下部には、取付け部としての係止ピン80Aが車幅方向
に所定の間隔で複数個形成されており、これらの係止ピ
ン80Aが、フード23に形成された複数の係止孔82
に夫々係止されている。従って、エアバッグ袋体26が
展開する場合には、カバー42の展開によって、係止ピ
ン80が係止孔82から外れることで、ガーニッシュパ
ネル80が上方へ外れ、エアバッグ袋体26がフード2
3の後端部23Aの上面と、フロントウインドシールド
ガラス28の前端部28Aの上面とに跨って膨張展開で
きるようになっている。
【0053】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0054】本実施形態では、第1実施形態と同様な作
用効果があると共に、フード23の後端部23Aに設け
たガーニッシュパネル80でカバー42を覆うことによ
って、雨水がカバーに当たるのを防止でき、防水性能が
更に向上する。
【0055】次に、本発明の歩行者保護用エアバッグ装
置の第3実施形態を図11に従って説明する。
【0056】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0057】図11に示される如く、本実施形態では、
インフレータ20から延びるパイプ22にエアバッグ袋
体26内に車幅方向に沿って配設されたインナパイプ8
2が接続されている。このインナパイプ82には、車幅
方向に沿って所定の間隔で複数個のガス吹き出し口84
が形成されている。
【0058】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0059】本実施形態では、第1実施形態と同様な作
用効果があると共に、エアバッグ袋体展開時に、インナ
パイプ82によって、エアバッグ袋体26の車幅方向両
端部まで瞬時にガスが供給され、ガス吹き出し口84か
ら吹き出したガスによってエアバッグ袋体26が膨張展
開する。この結果、エアバッグ袋体26の車幅方向両端
部での膨張展開が車幅方向中央より遅れる時間を短くで
きる。このため、センサ検知からエアバッグ袋体26の
展開完了までの時間を短縮できる。
【0060】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、上記各実施形態では、図9に示される如
く、インフレータからのガス(矢印W)をエアバッグ袋
体26の前後方向中央部に形成されるガス流路31を通
す構成としたが、これに代えて、図12に示される如
く、エアバッグ袋体26の側断面T字状の下部に車幅方
向に沿って延びるパイプ部90内にガスを流し、各チュ
ーブ状部30に送る夫々のガス量は、パイプ部90とチ
ューブ状部30とを連通する開口部92の開口面積で調
整する構成とし、車幅方向中央部では開口部92の開口
面積を狭く、車幅方向外側では開口部92の開口面積を
広くすることでエアバッグ袋体26の展開が車幅方向に
沿って均一に行われるようにしても良い。
【0061】また、上記各実施形態では、図9に示され
る如く、エアバッグ袋体26を一枚の布74で構成した
が、これに代えて、図13に示される如く、エアバッグ
袋体26を、メインバッグ94を構成する布とサブバッ
グ95を構成する布との2枚の布で構成しても良い。こ
の場合、二つ折りしたメインバッグ94の下面側に、ガ
ス流量調整ゲートとなる孔96を形成し、これらの孔9
6を取り囲むようにサブバッグ95を縫製により結合す
る。この結果、図14に示される如く、エアバッグ袋体
展開時に、サブバッグ95で形成されるパイプ状空間9
8内をガスが車幅方向に沿って流れるため、車幅方向へ
のガスの流れが良くなり、エアバッグ袋体26の展開完
了時間を短縮できる。なお、各チューブ状部30に送る
夫々のガス量は、孔96の開口面積で調整し、例えば、
車幅方向中央部では孔96の開口面積を狭く、車幅方向
外側では孔96の開口面積を広くすることでエアバッグ
袋体26の展開が車幅方向に沿って均一行われるように
しても良い。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の歩行者保護用エ
アバッグ装置は、車両のカウルボックス内に配置され、
カウルボックスの上方に向かって膨張を開始するエアバ
ッグ袋体を有し、エアバッグ袋体は、フード後端部上面
とフロントウインドシールドガラス前端部上面とに跨っ
て膨張展開すると共に、エアバッグ袋体の膨張展開形状
が車両前後方向に長い複数のチューブ状部に分割されて
いるため、フェイルセーフ信頼度を向上できると共にエ
アバッグ袋体による歩行者保護範囲を広くできるという
優れた効果を有する。また、エアバッグ袋体がフード後
端部上面とフロントウインドシールドガラス前端部上面
とに密着するという優れた効果を有する。
【0063】請求項2記載の本発明は、請求項1に記載
の歩行者保護用エアバッグ装置において、エアバッグ袋
体の折り畳み形状は、フード後端部上面に展開する部位
が展開方向先端側を車両下方側に巻き込んだロール状と
なっており、フロントウインドシールドガラス前端部上
面に展開する部位が蛇腹状或いは展開方向先端側を車両
上方側に巻き込んだロール状となっているため、請求項
1に記載の効果に加えて、フード後端部上面と歩行者頭
部との間にエアバッグ袋体が展開し易いと共に、エアバ
ッグ袋体がワイパーアームに引っ掛かり不充分な膨張形
状になることを防止できるという優れた効果を有する。
【0064】請求項3記載の本発明は、請求項1、2の
何れかに記載の歩行者保護用エアバッグ装置において、
折り畳まれた前記エアバッグ袋体は、上部のみが開放さ
れたケースに収納され、ケースはカバーで覆われている
ため、請求項1、2の何れかに記載の効果に加えて、ケ
ース内に水が浸入するのを防止できるという優れた効果
を有する。
【0065】請求項4記載の本発明は、請求項3に記載
の歩行者保護用エアバッグ装置において、カバーに形成
されエアバッグ袋体展開時に破断する脆弱部は、ケース
の上端部より下方に設定されているため、請求項3に記
載の効果に加えて、防水性能を向上できるという優れた
効果を有する。
【0066】請求項5記載の本発明は、請求項4に記載
の歩行者保護用エアバッグ装置において、カバーは、車
両後側の部位をヒンジ部として展開すると共に、脆弱部
が車両前方側で且つ車両下方側の部位に形成されている
ため、請求項4に記載の効果に加えて、エアバッグ袋体
がワイパアームに引っ掛かり難くスムーズに展開すると
いう優れた効果を有する。
【0067】請求項6記載の本発明は、請求項3乃至5
の何れかに記載の歩行者保護用エアバッグ装置におい
て、カバーとフード後端部上面との間にシール部材を配
設したため、請求項3乃至5の何れかに記載の効果に加
えて、防水性能が更に向上するという優れた効果を有す
る。
【0068】請求項7記載の本発明は、請求項3乃至5
の何れかに記載の歩行者保護用エアバッグ装置におい
て、フードの後端部にカバーを覆うと共にエアバッグ袋
体展開時に外れるガーニッシュパネルを設けたため、防
水性能が更に向上するという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る歩行者保護用エア
バッグ装置のエアバッグ袋体展開状態を示す車体斜め前
方から見た斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る歩行者保護用エア
バッグ装置のエアバッグ袋体格納状態を示す車体斜め前
方から見た斜視図である。
【図3】図2の3−3線に沿った拡大断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る歩行者保護用エア
バッグ装置の作用説明図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る歩行者保護用エア
バッグ装置の作用説明図である。
【図6】図1の6−6線に沿った拡大断面図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係る歩行者保護用エア
バッグ装置のエアバッグユニットを示す車体斜め前方内
側から見た斜視図である。
【図8】図2の8−8線に沿った拡大断面図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係る歩行者保護用エア
バッグ装置のエアバッグ袋体の一部を示す車体斜め前方
外側から見た斜視図である。
【図10】本発明の第2実施形態に係る歩行者保護用エ
アバッグ装置の図3に対応する断面図である。
【図11】本発明の第3実施形態に係る歩行者保護用エ
アバッグ装置の図8に対応する断面図である。
【図12】本発明の他の実施形態に係る歩行者保護用エ
アバッグ装置のエアバッグ袋体の一部を示す車体斜め前
方外側から見た斜視図である。
【図13】本発明の他の実施形態に係る歩行者保護用エ
アバッグ装置のエアバッグ袋体の一部を示す車体斜め前
方外側から見た斜視図である。
【図14】本発明の他の実施形態に係る歩行者保護用エ
アバッグ装置の図6に対応する断面図である。
【図15】従来例の歩行者保護用エアバッグ装置を示す
斜視図である。
【符号の説明】
10 歩行者保護エアバッグ装置 12 車体 12A 車体のカウルボックス 23 フード 26 エアバッグ袋体 28 フロントウインドシールドガラス 30 エアバッグ袋体の チューブ状部 32 ケース 42 カバー 52 フードツウカウルシールド(シール部材) 80 ガーニッシュパネル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のカウルボックス内に配置され、前
    記カウルボックスの上方に向かって膨張を開始するエア
    バッグ袋体を有し、 前記エアバッグ袋体は、フード後端部上面とフロントウ
    インドシールドガラス前端部上面とに跨って膨張展開す
    ると共に、前記エアバッグ袋体の膨張展開形状が車両前
    後方向に長い複数のチューブ状部に分割されていること
    を特徴とする歩行者保護用エアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記エアバッグ袋体の折り畳み形状は、
    フード後端部上面に展開する部位が展開方向先端側を車
    両下方側に巻き込んだロール状となっており、フロント
    ウインドシールドガラス前端部上面に展開する部位が蛇
    腹状或いは展開方向先端側を車両上方側に巻き込んだロ
    ール状となっていることを特徴とする請求項1に記載の
    歩行者保護用エアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 折り畳まれた前記エアバッグ袋体は、上
    部のみが開放されたケースに収納され、該ケースはカバ
    ーで覆われていることを特徴とする請求項1、2の何れ
    かに記載の歩行者保護用エアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 前記カバーに形成されエアバッグ袋体展
    開時に破断する脆弱部は、前記ケースの上端部より下方
    に設定されていることを特徴とする請求項3に記載の歩
    行者保護用エアバッグ装置。
  5. 【請求項5】 前記カバーは、車両後側の部位をヒンジ
    部として展開すると共に、前記脆弱部が車両前方側で且
    つ車両下方側の部位に形成されていることを特徴とする
    請求項4に記載の歩行者保護用エアバッグ装置。
  6. 【請求項6】 前記カバーと前記フード後端部上面との
    間にシール部材を配設したことを特徴とする請求項3乃
    至5の何れかに記載の歩行者保護用エアバッグ装置。
  7. 【請求項7】 前記フードの後端部に前記カバーを覆う
    と共にエアバッグ袋体展開時に外れるガーニッシュパネ
    ルを設けたことを特徴とする請求項3乃至5の何れかに
    記載の歩行者保護用エアバッグ装置。
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