JP2000156830A - プリンタ及び該プリンタにおける画像デ―タの処理方法 - Google Patents

プリンタ及び該プリンタにおける画像デ―タの処理方法

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JP2000156830A JP11246441A JP24644199A JP2000156830A JP 2000156830 A JP2000156830 A JP 2000156830A JP 11246441 A JP11246441 A JP 11246441A JP 24644199 A JP24644199 A JP 24644199A JP 2000156830 A JP2000156830 A JP 2000156830A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 限られたメモリ容量の中でも、インデクス印
刷等、主走査方向に複数の画像を含む印刷データを効率
よく処理することを可能とし、スループットを短縮し得
るプリンタ及びその画像データの処理方法を提供するこ
と。 【解決手段】 画像データ処理部112が、1回の主走
査で印刷する複数の画像の各々の部分的イメージを含む
原画像ファイルデータにアクセスし、所定の画像処理を
施してビットイメージ形式の画像データを生成すると、
画像データ制御部118は、これら画像データを一旦一
次バッファ114に記憶しておき、以後、バンドごとに
一次バッファ114から該画像データの必要な部分を読
み出して、バンド(二次)バッファ116にコピーし、
印刷処理部13に送って印刷を行う。各々の部分的イメ
ージごとにその都度原画像ファイルデータにアクセスし
て所定の画像処理を施す必要が無くなり、処理の効率化
を図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルカメラ
等で撮影しメモリカード等に格納された画像データを直
接(ホストを介することなく)読み込んで印刷を行うプ
リンタに関し、特に、いわゆるインデクス印刷等を行う
場合の当該プリンタにおける画像データの処理技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルカメラが、その性能の
向上に伴って、普及してきている。従来、かかるディジ
タルカメラで撮影した画像データを印刷する場合には、
PCカード等に格納された画像データを一旦パーソナル
コンピュータ(以下、パソコンと略称する)に読み込ま
せた後、そのパソコンに接続されたプリンタで印刷して
いた。
【0003】このようにディジタルカメラで撮影した画
像データをパソコンを介してプリンタで印刷する場合に
は、従来からの銀塩写真に比べ、ユーザ自らより自由な
編集が可能になるというメリットがあり、例えば、ユー
ザは、パソコン上の専用のアプリケーションソフトを用
いれば、ディジタルカメラを用いて撮影した多数の画像
のうち複数枚分の写真を1枚の印刷用紙(以下、単に用
紙という)に印刷するインデクス印刷等を自由に行うこ
とができる。
【0004】かかるインデクス印刷では、例えば、縦横
(5×4)で20枚分程の多数の画像を絵葉書サイズの
用紙に、それぞれ縮小した形で印刷するので、パソコン
に読み込んだ画像データに対し縮小・回転等特有の処理
が必要であり、ワークメモリも大きな容量が必要となる
ので、上述したアプリケーションソフトでは、パソコン
上、いわゆるスプールファイルを作成した上で、その都
度必要な画像の一部を取得し、縮小・回転等の処理を行
うようにしている。
【0005】以下、上記の如きパソコン上のアプリケー
ションソフトを用い、通常のインクジェットプリンタを
介してインデクス印刷を行う場合を例にとって、図8及
び図9を参照しつつ、具体的に説明する。尚、このイン
クジェットプリンタは、バンドバッファを備え、バンド
ごとにイメージデータを展開して印刷を行うものとす
る。
【0006】例示のインデクス印刷は、図8に示すよう
に、絵葉書サイズの用紙1に、20枚分のそれぞれの縮
小画像A1,A2,A3,・・・を、インクジェットプ
リンタにおける主走査方向Xを横方向、紙送り方向(副
走査方向)Yを縦方向とした場合に、横方向に4枚、縦
方向に5枚を印刷する場合である。しかも、このインデ
クス印刷は、用紙1を横向きに置いて見たときに正位置
となるように画像配置して印刷する場合であり、同図に
示すA,B,C,・・・,Tの記号で示す如く、元の画
像をそれぞれ90度回転させた状態で印刷されたものと
なる。このように、多数の画像を1枚の用紙に印刷する
インデクス印刷は、1つの画像を1枚の用紙に印刷する
通常の印刷に比べて、スループットが著しく長くなり、
しかも図8の場合のような回転処理が加わると、その分
だけ更に多くの時間を要する。
【0007】図9を用いて、パソコン上のアプリケーシ
ョンソフトによりインデクス印刷を行う場合のパソコン
及びプリンタにおける処理のフローについて説明してお
く。まず、ディジタルカメラで撮影され、JPEG方式
等により圧縮されたファイル形式でPCカード等に格納
された画像データのうち、上記インデクス印刷に必要な
すべての画像データを伸長(圧縮されていない元の画像
データに復元)し(S1)、復元した画像データのスプ
ールファイルを作成し、ハードディスクに保存しておく
(S2)。
【0008】そして、バンドごとに、当該バンドに必要
な画像の一部を取得し(S3)た上で、縮小・回転等の
処理を行う(S4)。その後、バンドバッファにコピー
(展開)する(S5)。以上のS3〜S5の処理をすべ
ての画像(図8の例では、A1,A2,A3,A4、即
ちA,F,K,P)について行う(S6でNo)。そし
て、当該バンドに必要な画像データがすべてそろった場
合(S6でYes)には、バンドバッファに展開したイ
メージデータの印刷を行う(S7)。そして、このイン
デクス印刷に必要な画像データのすべてのバンドについ
てS3〜S7の処理を繰り返し(S8でNo)、すべて
のバンドの処理が完了したら(S8でYes)、インデ
クス印刷における1段目の複数画像の印刷が終了する。
【0009】インデクス印刷等、主走査方向に複数の画
像を含む場合、パソコン上のアプリケーションソフトで
は、以上のように印刷データを生成・処理し、プリンタ
に転送してその印刷を行っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】最近では、パソコンと
略同様の画像データ処理機能を備え、ディジタルカメラ
等で撮影しメモリカード等に格納された画像データを直
接(ホストを介することなく)読み込んで所定の画像処
理を行った上で印刷を行うプリンタ(以下、フォトプリ
ンタと呼ぶ)が実用化されている。
【0011】このようなフォトプリンタの構成は、大き
く分けると、従来のプリンタと同様の動作を行う印刷処
理部と、メモリカード等から読み込んだ画像データに対
しパソコンと同様の画像データ処理を行うフォト画像処
理部とから成り、このフォトプリンタを用いれば、パソ
コンを必要とすることなくディジタルカメラで撮影した
画像データを印刷することが可能となるので、大変便利
である。従って、かかるフォトプリンタを安価に提供し
得るようになれば、ディジタルカメラの解像度の高画質
化に伴って、両者の利用がより一層進むものと思われ
る。
【0012】しかしながら、かかるフォトプリンタは、
上述したように、パソコンと同様の画像データ処理機能
と通常のプリンタの機能とが一体となっているので、全
体としてのコスト等を考えると、フォトプリンタに内臓
されるCPUの処理能力や速度、更には、ワークメモリ
としてのRAMの容量は、自ずから制約を受ける。即
ち、パソコンと同様の画像データ処理を行うといって
も、このようなフォトプリンタが備えるCPUは、パソ
コンが備えるCPUに比べると、処理能力や速度の点で
制限があり、例えば、画像データを一時的に蓄積してお
くバッファメモリの容量にも限界がある。特に、上述し
たインデクス印刷等、多数の画像データをメモリ等に一
時的に蓄積した上で縮小・回転等の処理を行う必要があ
る場合には、バッファメモリ等の容量が間に合わない事
態も考えられる。上述したパソコン上のアプリケーショ
ンソフトによりインデクス印刷を行う場合では、特に、
最近のパソコンでは、大変高性能のCPUを備え、ワー
クメモリとしてのRAMの容量も十分であることが多
く、また、スプールファイルの形式でハードディスクに
保存しておくことも可能であるため、あまり問題にはな
らなかった。しかし、フォトプリンタでは、限られたメ
モリ資源の中で、処理のスループットも遅くしないで、
インデクス印刷等多くの画像データ処理を伴う作業を行
うというのは、難題である。
【0013】従来、フォトプリンタにおける構成及び画
像データ処理の制御方法等の点から、このような問題を
解決するための有効な提案は、ほとんどなされていなか
った。
【0014】本発明の目的は、限られたCPUの能力や
メモリ容量の中でも、上述したインデクス印刷等、主走
査方向に複数の画像を含む印刷データを効率よく処理す
ることを可能とし、スループットを短縮し得るフォトプ
リンタ及びその画像データの処理方法を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、例えば、上述したインデクス印刷等の場合
に、1回の主走査で印刷するイメージデータに含まれる
各々の部分的イメージを含む原画像ファイルデータに対
して、所定の画像処理を施して生成したビットイメージ
形式の画像データを、一旦一次バッファに記憶してお
き、以後、必要に応じて該一次バッファから該画像デー
タの関連する部分を読み出して利用するようにした。こ
れにより、各々の部分的イメージごとにその都度原画像
ファイルデータにアクセスして所定の画像処理を施す必
要が無くなり、処理の効率化を図れる。
【0016】即ち、本発明の第1の様相によれば、請求
項1記載のように、1回の主走査で印刷するイメージデ
ータに含まれる各々の部分的イメージを提供する圧縮さ
れた原画像ファイルデータに対して、復元を含む所定の
画像処理を施してビットイメージ形式の画像データを生
成する画像データ処理手段と、前記生成した画像データ
を一時的に記憶しておく一次バッファと、前記生成した
画像データを該一次バッファに格納し、必要に応じて該
一次バッファから該画像データの関連する部分を読み出
して利用する制御手段とを有することを特徴とするプリ
ンタを提供する。
【0017】上述したように、限られたメモリ容量の中
では、原画像ファイルデータの内容や、非常に多くの枚
数のインデクス印刷等、印刷の仕方によっては、前記生
成した画像データをすべて一次バッファに記憶すること
ができない場合も考えられる。そこで、本発明の第2の
様相では、各部分的イメージにつき、それぞれ前記画像
データ処理手段によりビットイメージ形式の画像データ
を生成した場合の総データ容量を求め、その総データ容
量が前記一次バッファの容量を超えない場合にのみ、前
記生成した画像データを該一次バッファに格納し、必要
に応じて該一次バッファから該画像データの関連する部
分を読み出して利用するようにした。即ち、請求項9記
載のプリンタでは、1回の主走査で印刷するイメージデ
ータに含まれる各部分的イメージを提供する圧縮された
原画像ファイルデータに対して、復元を含む所定の画像
処理を施してビットイメージ形式の画像データを生成す
る画像データ処理手段と、前記生成した画像データを一
時的に記憶しておく一次バッファと、前記1回の主走査
で印刷するイメージデータを提供する前記原画像ファイ
ルデータから、それぞれ前記画像データ処理手段により
ビットイメージ形式の画像データを生成した場合の総デ
ータ容量を求める総容量演算手段と、前記総データ容量
が前記一次バッファの容量を超えるかどうかを判断する
判断手段と、前記判断手段が前記総データ容量が前記一
次バッファの容量を超えないと判断した場合は、前記生
成した画像データを該一次バッファに格納し、必要に応
じて該一次バッファから該画像データの関連する部分を
読み出して利用し、前記判断手段が前記総データ容量が
前記一次バッファの容量を超えると判断した場合は、前
記生成した画像データを該一次バッファに格納すること
なく、必要に応じて前記原画像ファイルデータからその
都度画像データを生成し、関連する部分を読み出して利
用する制御手段とを有することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施形態】以下、本発明の諸実施形態を図面を
参照して説明する。まず、本発明の第1の実施形態につ
いて説明する。本実施形態に係るプリンタは、上述した
ように、ディジタルカメラ等で撮影しメモリカード等に
格納された画像データを直接(ホストを介することな
く)読み込んで所定の画像処理を行った上で印刷を行う
フォトプリンタであり、シリアルのインクジェット方式
のプリンタである。
【0019】図1は、本発明の第1の実施形態に係るプ
リンタの概略構成を示すブロック図である。本実施形態
のプリンタは、大きく分けると、フォト画像処理部11
と、印刷処理部13とから成る。
【0020】印刷処理部13は、図示しないインクジェ
ット方式の印字ヘッド、キャリッジ機構、紙送り機構等
を含むプリントエンジン部や、プリントエンジン部の制
御等を行う印刷制御部等を含んでおり、従来のプリンタ
と同様の動作を行う部分である。
【0021】フォト画像処理部11は、例えば、メモリ
カード10から読み込んだ原画像ファイルデータに対し
パソコンと同様の画像データ処理を行う部分であり、画
像データ処理部112と、一次バッファ114と、バン
ド(二次)バッファ116と、画像データ制御部118
とを有する。
【0022】画像データ処理部112は、メモリカード
10から読み込んだ原画像ファイルデータに対して、復
元を含む所定の画像処理を施してビットイメージ形式の
画像データを生成する。即ち、画像データ処理部112
は、ディジタルカメラ等で撮影された画像データを格納
したメモリカード10内の原画像ファイルデータを読み
込む画像データ読み込み部112a、この画像データ読
み込み部112aで読み込まれた画像データを伸長(復
元)する伸長処理部112b、従来例との関連で図8に
示したようなインデクス印刷等、画像データを回転させ
る必要のある場合に、回転処理を行う回転処理部112
c、画像データを縮小し又は拡大するリサイズ処理部1
12dを含んでいる。尚、メモリカード10内に格納さ
れた原画像ファイルデータは、例えばJPEG方式によ
って圧縮処理されたファイルデータである。従って、こ
の圧縮された原画像ファイルデータを画像データ読み込
み部112aで読み込んだ後、伸長(復元)した上で他
の所定の画像処理を施すために伸長処理部112bが設
けられている。
【0023】本実施形態では、画像データ処理部112
は、更に、画像補正部112eをも有している。画像補
正部112eは、従来はパソコン側(例えば、プリンタ
ドライバ設定の画像補正機能)で行っていたコントラス
ト調整、明度調整、カラーバランス補正、彩度調整、記
憶色再現、シャープネス向上、ノイズ軽減、輪郭補正等
を行うものであるが、本実施形態では、以上のような画
像補正処理を、後述するように、上述したリサイズ処理
部112dによるリサイズ処理後の画像がどのような大
きさの画像となったかによって、リサイズ処理後の画像
又はリサイズ処理前の画像のいずれかを用いて行うこと
ができる。
【0024】一次バッファ114は、RAM等から構成
され、画像データ処理部112により各種の処理を施さ
れた後の画像データを一時的に記憶しておくものであ
る。バンド(二次)バッファ116は、印刷に先立って
1バンド分の画像データを保持するものである。尚、図
1に示す例では、一次バッファ114とバンド(二次)
バッファ116は、別個に構成されているが、これら
は、1つの記憶手段(RAM)で構成しても良い。
【0025】画像データ制御部118は、画像データ処
理部112により生成されたビットイメージ形式の画像
データを一次バッファ114に格納し、必要に応じて一
次バッファ114から該画像データの関連する部分を読
み出して利用するための制御を行う。
【0026】ところで、インデクス印刷を行う場合等
に、ディジタルカメラで撮影した画像とは別の、図8に
示すようなタイトル(この場合「INDEX BANN
ER」)も同時に印刷することが多い。本実施形態のプ
リンタは、このような場合において、あらかじめ印刷す
るタイトル形式を複数用意しておき、いずれのタイトル
を付すかを選択し得るタイトル選択部120も有してい
る。タイトル選択部120の機能等の詳細については後
述する。
【0027】図2は、本実施形態のプリンタの外観構成
を示すものであり、同図に示すように、外観構成上は、
従来のインクジェットプリンタ等と大きく異なるところ
はないが、メモリカード10が差し込まれるカード挿入
部21が設けられている。その他、各種操作上の設定等
を行う操作パネル部23、用紙の給紙部25と排出部2
7等が設けられている。
【0028】以上の構成を有する本実施形態のプリンタ
の動作について、以下、図面を参照しつつ説明する。こ
こでは、従来例との関連で図8に示したようなインデク
ス印刷を行うものとし、そのため画像のリサイズ処理と
しての縮小処理と、元の画像の上下方向の向きを90度
回転させるための回転処理を必要とする場合について説
明することとする。
【0029】さて、ユーザは、まず、図2に示した本実
施形態のプリンタのカード挿入部21にメモリカード1
0を挿入すると共に、操作パネル部23によって、印刷
を行うための種々の指示設定を行う。尚、ここでは、図
8に示した、A4の用紙を横長に用いるようなインデク
ス印刷の設定もしたものとする。
【0030】これ以降の動作を、図3のフローチャート
によって説明する。まず、画像データ制御部118は、
処理すべき画像[画像A1(図8参照)とする]の画像
データが一次バッファ114に存在するか否かを判断す
る(ステップS11)。尚、初期状態では、一次バッフ
ァ114には何のデータも格納されていないものとす
る。従って、画像データ読み込み部112aがメモリカ
ード10内の複数の原画像ファイルデータからインデク
ス印刷すべき画像のうち、まず、画像A1について、そ
の原画像ファイルデータを読み込む(ステップS1
2)。尚、メモリカード10内に格納されている原画像
ファイルデータは、JPEG等の方式による圧縮された
ファイルデータであるので、それを伸長処理部112b
が伸長処理し(ステップS13)、次に、元の画像を9
0度回転させるための回転処理を行い(ステップS1
4)、更に、リサイズ処理として、この場合、縮小処理
を行う(ステップS15)。
【0031】尚、ステップS13による伸長処理によっ
て、圧縮されていた原画像ファイルデータは元の画像に
伸長されるが、元の画像データ量が、例えば、1280
(画素)×960(画素)×3(カラー画像であるので
RGBの3要素)=約3.5Mバイトであるとすれば、
伸長後の画像データ量もこれと同じデータ量となる。
【0032】そして、この画像データを縮小(この揚
合、縦横をそれぞれ1/4に縮小)することにより、縮
小後の画像データ量は、320(画素)×240(画
素)×3(RGBの3要素)=約225Kバイトとな
る。
【0033】このように縮小処理された画像データは、
一次バッファ114に保持される(ステップS16)。
つまり、この時点では、1枚目の画像が回転処理され、
且つ、縮小された状態で一次バッファ114に保持され
ることになる。続いて、画像データ制御部118は、こ
の一次バッファ114に保持された画像データから、1
つのバンド(1番目のバンドとする)分のバンドデータ
をバンド(二次)バッファ116にコピーする(ステッ
プS17)。
【0034】次に、画像データ制御部118は、ある1
つのバンド分(この場合、1番目のバンド分)のバンド
データを生成するに必要な全ての画像について処理が終
了したか否かを判断し、(ステップS18)、終了して
いなければ、ステップS11に戻り、次の画像A2(図
8参照)について前述のステップS11からS17まで
の処理を行う。つまり、画像A2について、その画像デ
ータが一次バッファ114に存在するか否かを判断する
(ステップS11)。この時点では、画像A2の画像デ
ータは、未だ一次バッファ114に存在していないの
で、画像データ読み込み部112aは、メモリカード1
0内の複数の原画像ファイルデータから画像A2の原画
像ファイルデータを読み込む(ステップS12)。そし
て、それを伸長処理部112bが伸長処理し(ステップ
S13)、次に、上述したのと同様の回転処理を行い
(ステップS14)、更に、縮小処理を行う(ステップ
S15)。
【0035】そして、その縮小処理された画像データ
は、一次バッファ114に保持される(ステップS1
6)。つまり、この時点では、画像A1とA2の2枚の
画像が、回転処理され、且つ、縮小された状態で一次バ
ッファ114に保持されることになる。続いて、画像デ
ータ制御部118は、この一次バッファ114に保持さ
れた画像A2の画像データから、1番目のバンド分のバ
ンドデータをバンド(二次)バッファ116にコピーす
る(ステップS17)。
【0036】このようにして、1つのバンド分(この場
合、1番目のバンド分)のバンドデータを生成するに必
要な画像、つまり、この実施の形態では、図8のような
インデクス印刷を行うのであるから、まず、画像A1〜
A4の4枚の画像について、ステップS11からステッ
プS17までの処理を行う。これにより、バンド(二
次)バッファ116には、印刷すべき1バンド分(1番
目のバンド分)のバンドデータ(画像A1〜A4の画像
データにおけるそれぞれ1番目のバンドデータ)が保持
され、そのバンドデータを印刷処理部13に送る(ステ
ップS19)。印刷処理部13では、送られてきた1番
目のバンドデータに基づいた印刷処理を行う。次に、画
像データ制御部118は、全てのバンドの処理が終了し
たか否かを判断して(ステップS20)、終了していな
ければ、ステップS11に戻り、今度は、2番目のバン
ド処理に入る。
【0037】この2番目のバンド処理を行うに際して、
まず、画像データ制御部118は、処理すべき画像デー
タが一次バッファ114に存在するか否かを判断し(ス
テップS11)、一次バッファ114に存在すれば、そ
の一次バッファ114から2番目のバンドに相当する画
像データを読み出してバンド(二次)バッファ116に
コピーする。この場合、まず、画像A1に対して2番目
のバンドデータが一次バッファ114から読み出されて
バンド(二次)バッファ116にコピーされ、続いて、
画像A2に対しての2番目のバンドデータが一次バッフ
ァ114から読み出されてバンド(二次)バッファ11
6にコピーされ、更に、画像A2に対しての2番目のバ
ンドデータが一次バッファ114から読み出されてバン
ド(二次)バッファ116にコピーされ、続いて、画像
A3に対しての2番目のバンドデータが一次バッファ1
14から読み出されてバンド(二次)バッファ116に
コピーされ、更に、画像A4に対しての2番目のバンド
データが一次バッファ114から読み出されてバンド
(二次)バッファ116にコピーされるというように、
1枚目から4枚目までのそれぞれの画像についての2番
目のバンドデータがバンド(二次)バッファ116にコ
ピーされる。
【0038】このように、4枚の画像A1〜A4のそれ
ぞれ2番目のバンドデータがコピーされたバンド(二
次)バッファ116のデータは、印刷処理部13に送ら
れて印刷処理される。以上の処理により、4枚の画像A
1〜A4が図8の用紙1の最上段に示すように印刷処理
されることになる。
【0039】図4を用いて、更に詳しく説明する。図4
は、以上説明した処理において、一次バッファ114に
保持された画像A1からA4のそれぞれの画像データを
バンド(二次)バッファ116にコピーする処理を説明
する図であり、同図(a)のD1〜D4は一次バッファ
114に保持された画像A1〜A4に対する縮小画像デ
ータを示すもので、それぞれの縮小画像データD1〜D
4は、前述したように、それぞれ320画素×240画
素×3(RGB)=225Kバイトのデータ量となって
いる。従って、このデータ量を有する画像データが4枚
分保持されても、合計のデータ量は1メガバイト未満で
あり、一次バッファ114やバンド(二次)バッファ1
16として用いられるRAMの容量(数メガバイト)に
対して十分小さいデータ量であり、仮に、この4枚分の
縮小画像データD1〜D4の他に、バンド(二次)バッ
ファ116に1つのバンドデータを保持したとしても容
量には十分余裕がある。
【0040】このような縮小画像データD1〜D4を、
例えば、4つのバンド(これを1番目のバンドB1〜4
番目のバンドB4という)に分割し、それぞれのバンド
ごとにバンド(二次)バッファ116にコピーする。
【0041】この手順は、図3のフローチャートで説明
したように、まず、画像A1についてその縮小(回転も
含む)画像を生成し、その縮小画像データD1を一次バ
ッファ114に格納し、その縮小画像データD1から1
番目のバンドに相当する縮小画像データD11をバンド
(二次)バッファ116にコピーする。続いて、画像A
2についてその縮小(回転も含む)画像を生成し、その
縮小画像データD2を一次バッファ114に格納し、そ
の縮小画像データD2から1番目のバンドに相当する縮
小画像データD21をバンド(二次)バッファ116に
コピーする。
【0042】このような処理を他の2枚分の画像A3と
A4についても順次同様に行う。これにより、バンド
(二次)バッファ116には、図4(b)に示すよう
に、1番目のバンドB1に相当する画像データD11、
D21、D31、D41がコピーされ、1番目のバンド
B1のバンドデータが生成される。
【0043】そして、次の(2番目の)バンド処理を行
う際は、始めに、処理対象となる画像が一次バッファ1
14に存在するか否かを見て(図3のステップS1
1)、その結果に応じた処理を行う。この場合、まず、
最初の処理対象画像A1は、すでに一次バッファ114
に存在するので、ステップS12からS16までの処理
は行わずに、直接、ステップS17の処理、つまり、一
次バッファ114に保持されている画像データD1のう
ち、2番目のバンドに相当する画像データD12をバン
ド(二次)バッファ116にコピーする。そして、次に
処理対象画像となる2枚目の画像A2も、すでに一次バ
ッファ114に存在するので、同様に、直接、ステップ
S17の処理、つまり、一次バッファ114に保持され
ている画像データD2のうち、2番目のバンドに相当す
る画像データD22をバンド(二次)バッファ116に
コピーする。続いて、画像A3、A4も、すでに一次バ
ッファ114に存在するので、同様に、直接、ステップ
S17の処理を行う。
【0044】これにより、バンド(二次)バッファ11
6には、図4(c)に示すような2番目のバンド分の画
像データがコピーされることになる。このような処理を
バンドB3、B4についても行うことで、図4(d)、
(e)のようなバンドデータが得られる。
【0045】そして、1段目の画像A1〜A4の印刷処
理が終了すると、今度は、2段目の印刷処理に入るが、
この場合、図3のフローチャートにおいて、ステップS
11を行うと、処理すべき画像(画像A5〜A8とす
る)に対するそれぞれの画像データは、まだ一次バッフ
ァ114に保持されていないので、再び、ステップS1
2から順次処理を行う。
【0046】このようにして、処理対象画像について全
てのバンド処理が終了するまで行うことにより、2段
目、3段目、・・・というように印刷処理がなされ、最
終的に前述した図8のようなインデクス印刷の印刷結果
が得られる。
【0047】本実施形態は、このように、処理対象のそ
れぞれの画像について、一旦、縮小(回転を含む)画像
を作成して、それを一次バッファ114に保持し、その
一次バッファ114に保持された画像データから、それ
ぞれのバンドに相当するバンドデータを読み出して、そ
れをバンド(二次)バッファ116にコピーするように
している。従って、バンドデータを生成する際に、各バ
ンドごとに始めから、1画像ごとにメモリカード10内
の原画像ファイルデータにアクセスし、伸長処理、回転
処理、縮小処理を、その都度繰り返して行う必要がなく
なる。
【0048】このように、本実施形態では、始めにそれ
ぞれの画像(本実施形態では4枚分の画像)について、
伸長処理、回転処理、縮小処理を行って、その縮小処理
された画像データをRAM(一次バッファ114)に格
納しておき、2番目以降のバンドデータを作るときは、
その都度、メモリカード10内の原画像ファイルデータ
にアクセスし、伸長処理、回転処理、縮小処理という面
倒な処理手順を経ることなく、一次バッファ114に保
持されている縮小画像を読み出してバンドデータを生成
・作成すれば足りる。
【0049】以上のように、インデクス印刷等の主走査
方向に複数の画像を含む場合でも、処理を大幅に簡略化
することができ、処理速度の短縮が図れる。よって、イ
ンデクス印刷等の場合でも、印刷のスループットを大幅
に短縮可能である。特に、本実施形態のように、回転処
理を伴う印刷であるときは、バンドデータを生成するた
びに回転処理を行う必要がなくなるため、より一層、処
理時間の短縮が図れる。
【0050】ところで、ディジタルカメラで撮影された
画像を90度回転処理する場合には、図8に示したよう
なタイトル(上述した「INDEX BANNER」)
にも同様の回転処理が施される。一方、例えば、図5に
示すように、画像を回転させずに、元の状態のままでイ
ンデクス印刷する場合もある。この場合、用紙2の紙送
り方向Yを縦方向としたとき、その用紙2を縦方向に置
いて見ることで正位置となるように、用紙2の主走査方
向Xに沿ってタイトルが印刷される。
【0051】これに対して、図8に示したように、元の
画像を90度回転させて印刷する場合は、タイトルも9
0度回転させ、用紙1の紙送り方向Yを縦方向としたと
き、その用紙1を横方向に置いて見ることで正位置とな
るように、用紙1の紙送り方向Yに沿ってタイトルが印
刷される。
【0052】このように、画像を回転処理する場合は、
それに合わせて、タイトルも回転させた状態で印刷する
必要が生じる。本実施形態では、前述したように、タイ
トル選択部120を有し、このタイトル選択部120で
は、処理を効率化するために、回転処理前のタイトル
と、そのタイトルを90度回転させた状態のタイトルの
両方を用意しておき、元の画像の印刷に関する回転処理
の有無に応じて、回転処理前のタイトルと90度回転さ
せた状態のタイトルのいずれかを選択し、印刷処理部1
3に送る。即ち、タイトル選択部120は、回転処理部
112cによって回転処理がなされたか否かを示す情報
を受け取って、それに応じたタイトルを選択し、その結
果を印刷処理部13に送る。
【0053】このように、2通りのタイトルを用意して
おけば、回転処理する場合としない場合とで、それに対
応したタイトルを選択すればよいので、画像を回転処理
する場合でも、タイトルまで回転させる処理を行う必要
がなくなり、処理が簡略化される。
【0054】更に、本実施形態では、画像補正部112
eは、画像データに対して画像補正処理を施す場合、前
述したように、リサイズ処理後の画像がどのような大き
さの画像となったかによって、リサイズ処理後の画像又
はリサイズ処理前の画像のいずれかを用いて画像補正処
理を行う。つまり、画像補正処理の処理量を少なくする
ために、小さい方の画像、即ち、画素数の少ない方の画
像を用いて行う。従って、元の画像を拡大処理して印刷
する場合は、元の画像を用いて画像補正を施し、反対に
元の画像を縮小処理して印刷する場合は、縮小後の画像
に対して画像補正を施す。具体的には、画像補正部11
2eは、リサイズ処理部112dによるリサイズ処理情
報を受け取って、拡大処理の場合は、リサイズ処理前の
画像データを用いて画像補正処理を行い、縮小処理の場
合は、リサイズ処理部112dによるリサイズ処理後の
画像データを用いて画像補正処理を行う。このように、
画素数の少ない画像を用いて画像補正を施すことによ
り、画像補正の場合のデータ処理量を少なくすることが
できる。
【0055】次に、本発明の第2の実施形態に係るプリ
ンタについて、図6及び図7を参照しつつ述べる。上述
したように、限られたメモリ容量の中では、メモリカー
ド10内に格納された原画像ファイルデータの内容や、
非常に多くの枚数のインデクス印刷等、印刷の仕方によ
っては、画像データ処理部112が生成する画像データ
をすべて一次バッファ114に記憶することができない
場合も考えられる。
【0056】即ち、かかるプリンタが、例えば、全部で
8メガバイトのRAMを備えていても、例えば、RGB
フルカラーデータをCMYK2値データに変換する等の
処理(かかる処理を行う機能ブロックは図示しない)も
行う必要があるので、ワークメモリのことも考慮すれ
ば、バッファリングに割り当てられる部分のRAMの容
量は、1〜2メガバイトに限られることが多い。
【0057】そこで、本発明の第2の実施形態では、各
部分的イメージにつき、それぞれ画像データ処理部11
2によりビットイメージ形式の画像データを生成した場
合の総データ容量を求め、その総データ容量が一次バッ
ファ114の容量を超えない場合にのみ、生成した画像
データを一次バッファ114に格納し、必要に応じて一
次バッファ114から該画像データの関連する部分を読
み出して利用するようにした。
【0058】本実施形態のプリンタの基本構成は、上述
した第1の実施形態のものと略同様であり、同様の部分
には同様の参照符号を付して、その詳しい説明は省略す
る。即ち、本発明の第2の実施形態のプリンタは、図6
に示すように、フォト画像処理部61と、印刷処理部1
3とから成る。印刷処理部13は、上述した第1の実施
形態のものと全く同様である。
【0059】フォト画像処理部61は、第1の実施形態
のフォト画像処理部11と略同様に、例えば、メモリカ
ード10から読み込んだ原画像ファイルデータに対しパ
ソコンと同様の画像データ処理を行う部分であり、画像
データ処理部112と、一次バッファ114と、バンド
(二次)バッファ116と、画像データ制御部118´
と、インデクス選択部120とを有するが、本実施形態
では、更に、総容量演算部615と、判断部617とを
有している。
【0060】総容量演算部615は、例えば、インデク
ス印刷の場合、1回の主走査で印刷する複数の画像のそ
れぞれ一部について、画像データ処理部112によりビ
ットイメージ形式の画像データを生成した場合の総デー
タ容量を求め、また、判断部617は、総容量演算部6
15が算出した総データ容量が一次バッファ114の容
量を超えるかどうかを判断するものである。また、本実
施形態では、後述するように、画像データ制御部118
´は、判断部617により総データ容量が一次バッファ
114の容量を超えないと判断された場合は、画像デー
タ処理部112が生成した画像データを一次バッファ1
14に格納し、必要に応じて一次バッファ114から該
画像データの関連する部分を読み出して利用するが、判
断部617により総データ容量が一次バッファ114の
容量を超えると判断された場合は、画像データ処理部1
12が生成した画像データを一次バッファ114に格納
することなく、必要に応じてメモリカード10内の原画
像ファイルデータからその都度画像データを生成し、関
連する部分を読み出して利用するよう制御を行う。
【0061】尚、画像データ処理部112内の画像デー
タ読み込み部112a、伸長処理部112b、回転処理
を行う回転処理部112c、リサイズ処理部112d、
画像補正部112eは、上述した第1の実施形態のもの
と全く同様である。
【0062】一次バッファ114は、第1の実施形態と
同様に、RAM等から構成され、所定の、数メガバイト
の記憶容量を持つが、本実施形態では、最大2メガバイ
トに限られるものとする。
【0063】さて、以上の構成を有する本実施形態のプ
リンタは、上述したところからも明らかなように、一次
バッファ114の、数メガバイトという限られた記憶容
量の中で、例えば、メモリカード10内に格納された原
画像ファイルデータの内容や、A4用紙に80枚のイン
デクス印刷を行う等、印刷の仕方によっては、画像デー
タ処理部112が生成する画像データをすべて一次バッ
ファ114に記憶することができない場合も考えられる
ので、1回の主走査で印刷する複数画像の各部分的イメ
ージにつき、それぞれ画像データ処理部112によりビ
ットイメージ形式の画像データを生成した場合の総デー
タ容量を総容量演算部615により算出し、判断部61
7によりその総データ容量が一次バッファ114の容量
を超えると判断された場合には、その都度メモリカード
10内の原画像ファイルデータにアクセスし、伸長・回
転・リサイズ等の処理をしていく。
【0064】ここで、以上に述べた本実施形態のプリン
タの特徴的な動作について説明しておく。
【0065】第1の実施形態でも説明したように、伸長
処理によって、圧縮されていた画像データは元の画像に
伸長されるが、元の画像データ量が、例えば、1280
(画素)×960(画素)×3(カラー画像であるので
RGBの3要素)=約3.5Mバイトであるとすれば、
伸長後の画像データ量もこれと同じデータ量となる。そ
して、この画像データを縮小(この揚合、縦横をそれぞ
れ1/4に縮小)することにより、縮小後の画像データ
量は、320(画素)×240(画素)×3(RGBの
3要素)=約225Kバイトとなる。図4を用いて詳し
く説明したように、図4(a)のD1〜D4は一次バッ
ファ114に保持された画像A1〜A4に対する縮小画
像データを示すもので、それぞれの縮小画像データD1
〜D4は、前述したように、それぞれ320画素×24
0画素×3(RGB)=225Kバイトのデータ量とな
っていた。従って、このデータ量を有する画像データが
4枚分保持されても、総データ容量は1メガバイト未満
であり、一次バッファ114の容量(2メガバイト)を
超えない。しかし、仮に、同様に縮小後の画像データ量
が約225Kバイトとなる縮小画像データx1〜x10
(図示せず)を一次バッファ114に保持するものとす
れば、この場合の総データ容量は2.25メガバイトと
なり、一次バッファ114の容量(2メガバイト)を超
えてしまう。従って、そのインデクス印刷が、1回の主
走査で、同様のデータ量となるような画像を10枚印刷
する場合であれば、この総データ容量(2.25メガバ
イト)を総容量演算部615により算出し、判断部61
7によりその総データ容量が一次バッファ114の容量
(2メガバイト)を超えると判断される結果、一次バッ
ファ114に格納しないで、メモリカード10内の原画
像ファイルデータ10枚にその都度アクセスし、伸長・
回転・リサイズ等の処理をしていく。
【0066】さて、ユーザは、まず、図2に示したカー
ド挿入部21にメモリカード10を挿入すると共に、操
作パネル部23によって、印刷を行うための種々の指示
設定を行う。ここで、上述した主走査方向に画像を10
枚印刷するようなインデクス印刷の設定もしたものとす
る。
【0067】これ以降の動作を、図7のフローチャート
によって説明する。
【0068】まず、画像データ制御部118は、メモリ
カード10内の複数の原画像ファイルデータから、処理
対象となる1枚の画像(画像X1とする)についてその
原画像ファイルデータを読み込む(ステップS71)。
尚、メモリカード10に格納されている原画像ファイル
データはJPEG等による圧縮されたファイルデータで
あるので、それを伸張処理し(ステップS72)、次に
画像を90度回転させるための回転処理を行い(ステッ
プS73)、更に、画像のリサイズ処理としてこの場合
縮小処理を施す(ステップS74)。そして、総容量演
算部615は、ステップS74にて縮小処理された縮小
画像データx1のデータ量(約225Kバイト)を算出
し、一方、操作パネル部23を介した指示設定によるイ
ンデクス印刷の仕方から主走査方向における画像の枚数
(10枚)が分かるので、このx1のデータ量(約22
5Kバイト)×10(枚)の演算を行うことによって、
形式的に、総データ容量(2.25メガバイト)を算出
する(ステップS75)。この総データ容量(2.25
メガバイト)は、判断部617に入力され、判断部61
7では、総データ容量(2.25メガバイト)と一次バ
ッファ114の容量(2メガバイト)の大小を比較し、
総データ容量が一次バッファ114の容量を越えるか否
かを判断する(ステップS76)。判断部617は、越
える場合(ステップS76でYes)と越えない場合
(ステップS76でNo)とで、それぞれ異なる所定の
信号を画像データ制御部118に伝達する。総データ容
量が一次バッファ114の容量を越える場合(ステップ
S76でYes)には、画像データ制御部118は、上
記縮小処理された縮小画像データx1から1つのバンド
(1番目のバンドとする)分の画像データを得て、その
バンドデータをバンド(二次)バッファ116にコピー
する(ステップS77)。次に、1つのバンド(この場
合、1番目のバンド)を生成するために必要なすベての
画像について処理が終了したか否かを判断し(ステップ
S78)、終了していなければ(ステップS78でN
o)、処理対象となる2枚目の画像(画像X2とする)
についてその画像データを読み込み(ステップS7
9)、以後、画像X1の場合と同様に、伸張(ステップ
S80)、回転(ステップS81)、縮小(ステップS
82)処理を施した後、そのバンドデータをバンド(二
次)バッファ116にコピーする(ステップS77)。
このようにして、1つのバンド分(この場合、1番目の
バンド分)のバンドデータを生成するに必要なすべての
画像X1〜X10について、画像データの読み込み(ス
テップS79)、伸張(ステップS80)、回転(ステ
ップS81)、縮小(ステップS82)の処理とバンド
(二次)バッファ116へのコピー(ステップS77)
を繰り返す。かかる処理が1つのバンド(1番目のバン
ドとする)について主走査方向のすべての画像X1〜X
10について終わったら(ステップS78でYes)、
そのバンドデータを印刷処理部13に送る(ステップS
83)。そして、全てのバンドについて処理が終了した
か否かを判断し(ステップS84)、終了していなけれ
ば(ステップS84でNo)、今度は、次の1つのバン
ド(この場合、2番目のバンド)を生成するために必要
なすベての画像X1〜X10について、処理対象となる
画像(画像X1〜X10)の原画像ファイルデータを読
み込み(ステップS79)、伸張(ステップS80)、
回転(ステップS81)、縮小(ステップS82)処理
を施した後、そのバンドデータをバンド(二次)バッフ
ァ116にコピーする(ステップS77)。同様の処理
を、すべてのバンドについて行う。
【0069】以上と反対に、総データ容量が一次バッフ
ァ114の容量を越えない場合(ステップS76でN
o)には、画像データ制御部118は、一次バッファ1
14を活用することとなる。換言すれば、以上のよう
に、バンドごとに、その都度メモリカード10内の原画
像ファイルデータにアクセスしてその原画像ファイルデ
ータを読み込むことはしない。この場合、第1の実施形
態に関し図3で述べたのと同様の処理となるので、その
フローについての説明は省略する。
【0070】この第2の実施形態では、限られたメモリ
容量を最大限有効に活用して、効率的な処理が行えるの
で、メモリ等のコストアップをせずに、処理の効率化、
印刷のスループットの改善を図ることができる。
【0071】以上、本発明を第1及び第2の実施形態に
関して述べたが、本発明は、これらに限られるものでは
なく、特許請求の範囲に記載した範囲内で、他の様々な
実施形態についても適用可能である。
【0072】例えば、第1及び第2の実施形態では、回
転処理を伴う例について説明したが、回転処理を行わな
い場合にも適用できることは勿論である。
【0073】また、第1及び第2の実施形態では、イン
デクス印刷を行う場合について説明したが、インデクス
印刷でなくても、例えば、1枚の画像について処理を行
う場合でも、2番目以降のバンドデータを得る場合に、
一次バッファに保持された画像データを用いて2番目以
降のバンドデータを作ることができるので、従来のよう
に、バンドごとに、その都度、原画像ファイルデータに
アクセスした上で、伸張、回転、縮小といった処理を行
う必要がなくなり、処理の効率化が図れる。
【0074】また、以上説明した本発明の処理を行う処
理プログラムは、フロッピーディスク、光ディスク、ハ
ードディスクなどの記録媒体に記録させておくことがで
きる。更に、ネットワークから処理プログラムを得るよ
うにしてもよい。
【0075】尚、第2の実施形態では、一次バッファの
記憶容量を最大2メガバイトとしたが、これに限られな
いのは勿論である。また、x1のデータ量(約225K
バイト)×10(枚)の演算を行うことによって、形式
的に総データ容量(2.25メガバイト)を算出した
が、他の方法により総データ容量を求めても良い。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディジタルカメラなどで撮影して得られた画像を、ホス
ト上のアプリケーションソフトを用いることなく、プリ
ンタで直接、印刷できる上に、例えば主走査方向に複数
枚並べて印刷するような場合でも、効率よい画像データ
の処理が可能となり、印刷のスループットも向上する。
【0077】従って、メモリ等の容量をいたずらに増や
すこと無しに、多数枚のインデクス印刷等も可能となる
ので、使い勝手の良いプリンタをより安価に提供し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るプリンタの概略
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るプリンタの外観
構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るプリンタの動作
を説明するためのフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートで示した処理手順におい
て、一次バッファに保持された縮小後の画像データから
バンドデータを読み出してバンド(二次)バッファにコ
ピーする処理を説明するための図である。
【図5】用紙を縦向きに置いた時に正位置となる、回転
処理のないインデクス印刷を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るプリンタの概略
構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るプリンタの動作
を説明するためのフローチャートである。
【図8】用紙を横向きに置いた時に正位置となる、回転
処理を伴うインデクス印刷を示す図である。
【図9】従来のパソコン上のアプリケーションを用いて
図8に示したインデクス印刷を行う場合の処理手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10 メモリカード 11 フォト画像処理部 13 印刷処理部 112 画像データ処理部 114 一次バッファ 116 バンド(二次)バッファ 118 画像データ制御部 112a 画像データ読み込み部 112b 伸長処理部 112c 回転処理部 112d リサイズ処理部 112e 画像補正部 21 カード挿入部 23 操作パネル部 25 用紙の給紙部 27 用紙の排出部 61 フォト画像処理部 118´ 画像データ制御部 120 タイトル選択部 615 総容量演算部 617 判断部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1回の主走査で印刷するイメージデータ
    に含まれる各々の部分的イメージを提供する圧縮された
    原画像ファイルデータに対して、復元を含む所定の画像
    処理を施してビットイメージ形式の画像データを生成す
    る画像データ処理手段と、 前記生成した画像データを一時的に記憶しておく一次バ
    ッファと、 前記生成した画像データを該一次バッファに格納し、必
    要に応じて該一次バッファから該画像データの関連する
    部分を読み出して利用する制御手段とを有することを特
    徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリンタにおいて、前記
    原画像ファイルデータは、JPEG圧縮されていること
    を特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のプリンタにおいて、前記
    原画像ファイルデータは、複数枚の画像を含み、該複数
    枚の画像を1枚の印刷用紙に所定の配列で並べて印刷を
    行う場合であって、前記画像データ処理手段は1回の主
    走査で印刷する複数の原画像ファイルデータのそれぞれ
    に前記所定の画像処理を施してビットイメージ形式の画
    像データを生成してそれぞれ前記一次バッファに格納
    し、前記制御手段は、1回の主走査に必要な複数画像の
    各画像データの一部をそれぞれ前記一次バッファから読
    み出して出力することを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のプリンタにおいて、前記
    画像データ処理手段は、更に、前記所定の画像処理とし
    て、印刷する際に原画像を回転させて画像の向きを所定
    角度だけ変える回転処理を実行可能な回転処理部と、原
    画像を拡大又は縮小するリサイズ処理を実行可能なリサ
    イズ処理部を有することを特徴とするプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のプリンタにおいて、更
    に、原画像とは別個にタイトルを印刷可能に構成され、
    該タイトルを、少なくとも前記回転処理前用のタイトル
    と、該回転処理前用のタイトルを回転させたタイトルの
    2つ用意しておき、前記所定の画像処理として回転処理
    を実行するか否かに応じて、前記回転処理前用のタイト
    ル又は前記回転させたタイトルのうち、いずれかを選択
    して印刷する手段を有することを特徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のプリンタにおいて、前記
    画像データ処理手段は、更に、前記所定の画像処理とし
    て、原画像に所定の補正処理を加える画像補正部を有
    し、前記リサイズ処理を実行した場合に、該画像補正部
    は、リサイズ前の画像とリサイズ後の画像のうち画素数
    のより少ない方を選択し、該選択した画像に対し前記所
    定の補正処理を加えることを特徴とするプリンタ。
  7. 【請求項7】 圧縮された原画像ファイルデータを読み
    込んでビットイメージ形式の画像データを生成して印刷
    処理装置に送る処理を行う画像処理装置であって、前記
    印刷処理装置による1回の主走査で印刷するイメージデ
    ータに含まれる各々の部分的イメージを提供する前記原
    画像ファイルデータに対して、復元を含む所定の画像処
    理を施してビットイメージ形式の画像データを生成する
    画像データ処理部と、 前記生成した画像データを一時的に記憶しておく一次バ
    ッファと、 前記生成した画像データを該一次バッファに格納し、必
    要に応じて該一次バッファから該画像データの関連する
    部分を読み出して出力する制御部とを有することを特徴
    とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 生成された画像データを一時的に記憶す
    る所定の容量の記憶手段を備えるプリンタにおける画像
    データの処理方法であって、 前記プリンタの1回の主走査で印刷するイメージデータ
    に含まれる各々の部分的イメージを提供する圧縮された
    原画像ファイルデータに対して、復元を含む所定の画像
    処理を施してビットイメージ形式の画像データを生成す
    る画像データ生成ステップと、 前記画像データ生成ステップにおいて生成した画像デー
    タを前記所定の記憶手段に一時的に記憶するバッファリ
    ングステップと、 前記バッファリングステップにおいて記憶した前記画像
    データの関連する部分を読み出して利用するステップと
    を有することを特徴とするプリンタにおける画像データ
    の処理方法。
  9. 【請求項9】 1回の主走査で印刷するイメージデータ
    に含まれる各部分的イメージを提供する圧縮された原画
    像ファイルデータに対して、復元を含む所定の画像処理
    を施してビットイメージ形式の画像データを生成する画
    像データ処理手段と、 前記生成した画像データを一時的に記憶しておく一次バ
    ッファと、 前記1回の主走査で印刷するイメージデータを提供する
    前記原画像ファイルデータから、それぞれ前記画像デー
    タ処理手段によりビットイメージ形式の画像データを生
    成した場合の総データ容量を求める総容量演算手段と、 前記総データ容量が前記一次バッファの容量を超えるか
    どうかを判断する判断手段と、 前記判断手段が前記総データ容量が前記一次バッファの
    容量を超えないと判断した場合は、前記生成した画像デ
    ータを該一次バッファに格納し、必要に応じて該一次バ
    ッファから該画像データの関連する部分を読み出して利
    用し、 前記判断手段が前記総データ容量が前記一次バッファの
    容量を超えると判断した場合は、前記生成した画像デー
    タを該一次バッファに格納することなく、必要に応じて
    前記原画像ファイルデータからその都度画像データを生
    成し、関連する部分を読み出して利用する制御手段とを
    有することを特徴とするプリンタ。
  10. 【請求項10】 生成された画像データを一時的に記憶
    する所定の容量の記憶手段を備えるプリンタにおける画
    像データの処理方法であって、 前記プリンタの1回の主走査で印刷するイメージデータ
    に含まれる各部分的イメージを提供する圧縮された複数
    の原画像ファイルデータに対して、それぞれ復元を含む
    所定の画像処理を施してビットイメージ形式の画像デー
    タを生成する画像データ生成ステップと、 前記画像データ生成ステップにおいて、前記複数の原画
    像の各部分的イメージに対しそれぞれビットイメージ形
    式の画像データを生成した場合の総データ容量を求める
    総容量演算ステップと、 前記総容量演算ステップにおいて求めた前記総データ容
    量が前記記憶手段の所定の容量を超えるかどうかを判断
    する判断ステップと、 前記判断ステップにおいて、前記総データ容量が前記記
    憶手段の所定の容量を超えないと判断した場合は、前記
    生成した画像データを前記記憶手段に格納した上で、必
    要に応じて該画像データの関連する部分を読み出して利
    用し、前記判断ステップにおいて、前記総データ容量が
    前記記憶手段の所定の容量を超えると判断した場合は、
    前記生成した画像データを前記記憶手段に格納すること
    なく、必要に応じて前記原画像ファイルデータからその
    都度画像データを生成し、関連する部分を読み出して利
    用するステップとを有することを特徴とするプリンタに
    おける画像データの処理方法。
  11. 【請求項11】 圧縮された原画像ファイルデータを直
    接処理して印刷可能なプリンタにおいて、該プリンタ
    は、処理対象となる画像データを複数のバンドに分割し
    てバンドデータを得て、該バンドデータを用いて印刷処
    理する方式である場合の該プリンタを制御するプログラ
    ムを記録した記録媒体であって、該プログラムは、 前記原画像ファイルデータを読み込む処理と、 読み込んだ原画像ファイルデータに対して、復元を含む
    所定の画像処理を施してビットイメージ形式の画像デー
    タを生成する処理と、 生成された画像データを一時的に記憶する第1の記憶処
    理と、 該一時的に記憶された画像データから印刷処理を行うバ
    ンドデータを得て、一時的に記憶する第2の記憶処理
    と、 該第2の記憶処理で記憶されたバンドデータを用いて印
    刷を実行する印刷実行処理とを含み、以後、印刷処理す
    べきバンドごとに、前記第2の記憶処理と前記印刷実行
    処理とを繰り返して行わせるものであることを特徴とす
    るプログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 圧縮された原画像ファイルデータを直
    接処理して印刷可能なプリンタにおいて、該プリンタ
    は、処理対象となる画像データを複数のバンドに分割し
    てバンドデータを得て、該バンドデータを用いて印刷処
    理する方式であり、生成された画像データを一時的に記
    憶する所定の容量の記憶手段を備える場合の該プリンタ
    を制御するプログラムを記録した記録媒体であって、該
    プログラムは、 前記プリンタの1回の主走査で印刷する複数の原画像フ
    ァイルデータをそれぞれ読み込む処理と、 読み込んだ前記複数の原画像ファイルデータのそれぞれ
    に対して、復元を含む所定の画像処理を施してビットイ
    メージ形式の画像データを生成する処理と、 第1番目のバンドに対し前記複数の原画像ファイルデー
    タそれぞれのビットイメージ形式の画像データを生成し
    た場合の総データ容量を求める総容量演算処理と、 前記総容量演算処理において求めた前記総データ容量が
    前記記憶手段の所定の容量を超えるかどうかを判断する
    判断処理と、 前記判断処理において、前記総データ容量が前記記憶手
    段の所定の容量を超えないと判断した場合は、生成され
    た画像データを一時的に記憶する第1の記憶処理と、該
    一時的に記憶された画像データから印刷処理を行うバン
    ドデータを得て、一時的に記憶する第2の記憶処理と、
    該第2の記憶処理で記憶されたバンドデータを用いて印
    刷を実行する印刷実行処理とを行わせると共に、以後、
    印刷処理すべきバンドごとに、前記第2の記憶処理と前
    記印刷実行処理とを繰り返して行わせ、前記判断処理に
    おいて、前記総データ容量が前記記憶手段の所定の容量
    を超えると判断した場合は、前記第1の記憶処理を行う
    こと無く、生成された画像データから印刷処理を行うバ
    ンドデータを得て、一時的に記憶する第2の記憶処理
    と、該第2の記憶処理で記憶されたバンドデータを用い
    て印刷を実行する印刷実行処理とを行わせると共に、以
    後、印刷処理すべきバンドごとに、前記複数の原画像フ
    ァイルデータそれぞれを読み込む処理と、前記読み込ん
    だ原画像ファイルデータに対して復元を含む所定の画像
    処理を施してビットイメージ形式の画像データを生成す
    る処理と、該生成された該バンドの各画像データを記憶
    する処理と、前記印刷実行処理とを繰り返して行わせる
    ものであることを特徴とするプログラムを記録した記録
    媒体。
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