JPH0879497A - ビデオプリンタ - Google Patents

ビデオプリンタ

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Publication number
JPH0879497A
JPH0879497A JP6210089A JP21008994A JPH0879497A JP H0879497 A JPH0879497 A JP H0879497A JP 6210089 A JP6210089 A JP 6210089A JP 21008994 A JP21008994 A JP 21008994A JP H0879497 A JPH0879497 A JP H0879497A
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JP
Japan
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image
character
video
memory
video image
Prior art date
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Pending
Application number
JP6210089A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Kamikubota
雅文 上窪田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP6210089A priority Critical patent/JPH0879497A/ja
Publication of JPH0879497A publication Critical patent/JPH0879497A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ビデオ画像の向きに応じて撮影日等の文字画
像の向きを自動的に変え、両者の向きを一致させる。 【構成】 画像データは画像メモリ15の上下とビデオ
画像の天地の方向が同じになるように書き込まれ、RA
M29には、撮影日等の文字画像をビットマップに展開
したキャクタデータが、文字の上下の方向と同じにして
書き込まれる。フルサイズモードでは、両メモリから画
像データとキャラクタデータとを垂直方向に並んだ画素
を1ラインとして1ラインずつ左側から右側へ読み出
す。ハーフサイズモードでは、画像メモリから水平方向
に並んだ画素を1ラインとして1ラインずつ上側から下
側に向かって読み出し、90度回転してから、間引き縮
小する。文字画像は、水平方向に並んだ画素を1ライン
として1ラインずつ上側から下側にRAM29から読み
出され、ビデオ画像の向きに合わせて縦横変換され、画
像合成部21で嵌め込み合成されてプリントされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影日,プリント日,
タイトル等の文字画像をビデオ画像に合成してプリント
する機能を備えたビデオプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダや電子スチルカメ
ラ等で再生されたビデオ画像をデジタル化してフレーム
メモリもしくはフィールドメモリに取り込み、このビデ
オ画像に各種の画像処理を施してからプリントアウトす
るビデオプリンタが知られている。このビデオプリンタ
では、プリント形態として、フルサイズモードとハーフ
サイズモードとが用意されている。フルサイズモード
は、例えばA6サイズの記録紙を用い、1コマのビデオ
画像の天地が記録紙の長辺側となるように、記録紙のほ
ぼ全面にビデオ画像を3:4の縦横比でプリントする。
ハーフサイズモードは、ポストカードの作成に用いられ
るものであり、ビデオ画像のサイズを縮小するととも
に、その向きを90度回転させ、ビデオ画像の天地が記
録紙の短辺側となるように、記録紙の上半分にプリント
する。
【0003】従来のビデオプリンタでは、文字画像合成
機能を備えており、キーボードで入力した撮影日,タイ
トル,又は内蔵した時計(カレンダー)によるプリント
日等の文字画像をビデオ画像と合成し、この合成画像を
プリントすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のビデオ
プリンタでは、フルサイズモードに合わせた向きで文字
画像がプリントされるようになっているから、ハーフサ
イズモードを選択した場合には、文字の向きが画像の向
きと違ってしまい、見栄えが悪いという問題があった。
【0005】本発明は、ビデオ画像の向きに応じて文字
画像の向きを自動的に変更することができるようにした
ビデオプリンタを提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ビデオ画像を記憶するための画像メモリ
と、ビデオ画像のプリントする向きを指示する指示手段
と、この指示された向きにビデオ画像を90度回転変換
させるビデオ画像用の縦横変換手段と、プリント日等の
文字画像を発生する手段と、この文字画像を記憶する文
字画像用のメモリと、指示手段によって指示されたビデ
オ画像の向きに対応して文字画像を90度回転変換する
文字画像用の縦横変換手段と、ビデオ画像と文字画像と
を合成する画像合成手段とを備えたものである。
【0007】前記指示手段は、長方形の記録紙のほぼ全
面にビデオ画像の天地が長辺側となるようにビデオ画像
がプリントされるフルサイズモードと、ビデオ画像を9
0度回転するとともに、フルサイズの半分にサイズを縮
小して、記録紙のほぼ半分にビデオ画像の天地が短辺側
となるようにビデオ画像がプリントされるハーフサイズ
モードとのいずれか一方を選択するモード指定手段とす
るのがよい。また、前記文字画像用の縦横変換手段は、
文字画像用のメモリから読み出す方向を変えることによ
り文字画像の縦横を変換するのがよい。
【0008】
【作用】ビデオ画像の向きを指示すれば、これに合わせ
て文字画像の向きが縦横変換されるので、ビデオ画像と
文字画像とを同じ向きにした合成画像がプリントされ
る。また、フルサイズモードとハーフサイズモードとが
設けられているビデオプリンタでは、このプリントモー
ドを指定するだけで、ビデオ画像に合わせて文字画像の
向きが変えられる。
【0009】
【実施例】本発明を実施したビデオプリンタの概略を示
す図1において、ビデオプリンタ10には、入力端子1
1が設けられており、この入力端子11には、ビデオプ
レイヤ,ビデオカメラ等で再生されたビデオ画像のビデ
オ信号が入力される。ビデオ信号は、ビデオプリンタ1
0の入力端子11を介してY/C分離回路12に送られ
る。Y/C分離回路12は、ビデオ信号を輝度信号
(Y)と色信号(C)とに分離し、デコーダ13に送
る。デコーダ13は、輝度信号(Y)と色信号(C)と
をイエロー,マゼンタ,シアンの3原色信号に変換し、
A/D変換器14に送る。A/D変換器14は、各色信
号をサンプリングして例えば256階調数のデジタル信
号に変換し、得られる各色画像データを画像メモリ15
及び第1スイッチ16に送る。
【0010】画像メモリ15は、3色の画像データをそ
れぞれ独立に1フレーム分ずつ記憶するイエロー,マゼ
ンタ,シアン用の3つのフレームメモリで構成されてお
り、メモリコントローラ17の制御で画像データの書込
み及び読出し動作をする。
【0011】第1スイッチ16は、スルー出力時には、
A/D変換器14からの各色画像データをモニタ系のD
/A変換器18に出力する。また、第1スイッチ16
は、プリント状態を確認するモニタ時には、画像合成部
21からの各色画像データをD/A変換器18に出力す
る。モニタ系は、D/A変換器18,エンコーダ19か
ら構成されており、第1スイッチ16からの各色画像デ
ータは、D/A変換器18、及びエンコーダ19を介し
てビデオ信号に変換され、出力端子20から出力され
る。出力端子20には、例えば家庭用TV等のモニタ2
2が接続され、このモニタ22によって、スルー出力時
には再生中のビデオ画像が、プリント状態を確認するモ
ニタ時には、取り込んだビデオ画像あるいはビデオ画像
に撮影日,「暑中見舞い」等のタイトルの文字画像を合
成した合成画像を観察することができる。
【0012】メモリコントローラ17は、制御部23に
制御されて画像メモリ15の画像データの書込みと読み
出しをする。画像データの書込み時には、メモリコント
ローラ17は、図2に示すように、垂直(列)方向にP
個の画素,水平(行)方向にQ個の画素で構成された画
像メモリ15にビデオ画像の天地が画像メモリ15の上
下方向と同じになるように、列アドレス,行アドレスを
指定して各色画像データを書き込む。これは、例えばビ
デオ信号の1本の走査線上から得られる画像データに対
しては同じ列アドレスを指定しながら、行アドレスカウ
ンタを順次カウントアップして書込み、そして、走査線
毎に列アドレスカウンタをカウントアップするようにす
ればよい。図2に示すこのビデオ画像では、上側が天で
下側が地である。
【0013】メモリコントローラ17は、プリント状態
を確認するモニタ時及びプリント時には、1フレーム分
の画像データを画像メモリ15から読み出す。プリント
時の読み出しに際して、メモリコントローラ17は、フ
ルサイズモードが選択されている場合には、読み出し方
向が垂直方向に設定され、1列分の画素を1ラインとし
て、画像メモリ15の左側から右側に向かって1ライン
ずつプリントすべき色の画像データを読み出す。ハーフ
サイズモードが選択されている場合には、読み出し方向
が水平方向に設定され、水平方向に並ぶ1行分の画素を
1ラインとして、画像メモリ15の上側から下側に向か
って1ラインずつプリントすべき色の画像データを読み
出す。このように、読み出す方向を変えることで、ビデ
オ画像を90度回転させる縦横変換を施す。モニタ時に
は、メモリコントローラ17は、ハーフサイズモードと
同様に、行毎に各色画像データを読み出す。
【0014】図1に示すように、画像メモリ15から読
み出された画像データは、制御部23に制御される第2
スイッチ24に送られる。この第2スイッチ24は、プ
リント時でフルサイズモードが選択されている場合に
は、画像合成部21側に切り替えられて、画像メモリ1
5からの画像データを画像合成部21に送り出す。ま
た、プリント時でハーフサイズモードが選択されている
場合には、第2スイッチ24は、間引き回路25側に切
り替えられて、画像データを間引き回路25に送り出
す。間引き回路25は、ビデオ画像のサイズを約1/2
に縮小するために、1フレーム分の画像データに間引き
処理を施す。間引き回路25は、処理した画像データを
画像合成部21に送る。なお、第2スイッチ24は、プ
リント状態を確認するモニタ時には、画像合成部21側
に切り替えられる。
【0015】制御部23には、キーボード26が接続さ
れており、このキーボード26を操作することによっ
て、スルー出力の指示、フリーズ指示、プリント指示,
撮影日やプリント日等の文字画像を合成する合成指示、
及び合成する撮影日等の文字の入力を行うことができ
る。また、このキーボード26を操作することによっ
て、図3(a)に示すように、A6サイズのカラー感熱
記録紙36のほぼ全面に、天地が長辺側となった状態で
フルサイズの画像をプリントするフルサイズモード、ま
たは図3(b)に示すように、フルサイズのほぼ半分の
ハーフサイズで、天地が短辺側となるようにプリントの
向きが90度回転した画像をカラー感熱記録紙36にプ
リントするハーフサイズモードのいずれか一方のプリン
トモードを選択することができる。
【0016】図1に示すように、文字画像発生部27
は、キャラクタジェネレータ28、RAM29,読み出
し回路30から構成されており、撮影日等の文字の文字
画像(キャラクタデータ)を生成する。制御部23は、
キーボード26から入力された文字のキャラクタコード
をキャラクタジェネレータ28に送る。キャラクタジェ
ネレータ28は、「0」〜「9」,「.」,「‘」,
「年」,「月」,「日」,「月」〜「土」等のキャラク
タパターンを記憶したROMを備えており、キャラクタ
コードで指定されるキャラクタパターンをROMから取
り出して、このキャラクタパターンをビットマップ状態
に展開したキャラクタデータを生成し、このキャラクタ
データを水平方向にM画素,垂直方向にN画素分の記憶
容量を持ったRAM29に書き込む。この書込みでは、
図4に示すように、RAM29の垂直(上下)方向にキ
ャラクタパターンの天地が向くように、キャラクタデー
タの各ビット毎に列,行アドレスが指定される。
【0017】読み出し回路30は、プリント時で合成指
示がされている時には、RAM29から1ラインずつキ
ャラクタデータを読み出す。読み出し回路30は、フル
サイズモードが選択されている場合には、制御部23で
読み出し方向が垂直方向に設定され、1列分のビットを
1ラインとして、左から右へ1ラインずつ読み出され
る。ハーフサイズモードが選択されている場合には、文
字画像をハーフサイズモードのビデオ画像の向きに合わ
せるために、読み出し方向が水平方向に設定され、1行
分のビットを1ラインとして、上から下へ1ラインずつ
読み出す。
【0018】なお、この読み出し際して、読み出し回路
30は、フルサイズモードの時には、読み出しタイミン
グを画像メモリ15の第1表示エリア31(図2参照)
に設定され、第1表示エリア31内の画素が読み出され
るタイミングで、RAM29からキャラクタデータを読
み出し、ハーフサイズモードの時には、読み出しタイミ
ングを画像メモリ15の第2表示エリア32(図2参
照)に設定され、間引き回路25から画像メモリ15の
第2表示エリア32内の画素が出力されるタイミング
で、RAM29からキャラクタデータを読み出す。第2
表示エリア32のサイズは、間引き回路25で縮小した
時に第1表示エリア31のサイズと同じになるように設
定されており、このようにすることで、どちらのプリン
トモードにおいてもビデオ画像の右下の記録位置に同じ
大きさで撮影日等の文字画像が合成される。
【0019】読み出し回路30は、プリント状態を確認
するモニタ時で撮影日等の文字画像との合成が指示され
ている場合には、読み出し方向が水平方向に設定され
て、画像メモリ15の第1表示エリア31内の画素が読
み出されるタイミングで、RAM29からキャラクタデ
ータを読み出す。なお、プリント状態を確認するモニタ
時でハーフサイスモードが選択されている時には、第2
表示エリア32に拡大された文字画像が合成されるよう
に読み出し、ビデオ画像と文字画像との比率がプリント
とのものと同じにされる。
【0020】画像合成部21は、フルサイズモードが選
択されている場合には、画像メモリ15からの画像デー
タが入力され、ハーフサイスモードが選択されている場
合には間引き回路25からの画像データが入力される。
さらに、合成指示がされている場合には、RAM29か
らのキャラクタデータが入力される。
【0021】画像合成部21は、文字画像とビデオ画像
とを嵌め込み合成して、モニタ系に送る。プリントが指
示されると画像合成部21は、合成画像をプリント系に
送る。文字画像を合成しない場合は、ビデオ画像だけが
モニタ系またはプリント系に送られる。
【0022】プリント系は、ラインメモリ33,ヘッド
駆動部34,サーマルヘッド35から構成されている。
プリント時には、画像合成部21から出力された1ライ
ン分の画像データがラインメモリ33に書き込まれる。
この1ライン分の画像データは、ヘッド駆動部34に取
り出される。
【0023】図3に示すように、サーマルヘッド35
は、多数の発熱素子35aが主走査方向(カラー感熱記
録紙36の短辺に沿った方向)にライン状に配列されて
いる。これらの発熱素子35aは、ヘッド駆動部34に
より画像データに応じて選択的に駆動され、カラー感熱
記録紙36が副走査方向(長辺方向に沿った方向)に送
られることにより、例えばイエロー画像が1ラインずつ
熱記録される。フルサイズモードが選択されている場合
には、図3(a)に示すように、カラー感熱記録紙36
には、ビデオ画像及び文字画像の天地がカラー感熱記録
紙36の長辺側となるようにプリントされる。ハーフサ
イズモードでは、図3(b)び示すように、ビデオ画像
と文字画像の天地が短辺側となるようにプリントされ
る。
【0024】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、ビデオプレイヤをビデオプリンタ10の入力端子
11に接続し、またビデオプリンタ10の出力端子20
にモニタ22を接続する。ビデオプリンタ10は、初期
状態ではスルー出力になっている。
【0025】ビデオプレイヤを再生状態にすると、ビデ
オプレイヤで再生されたビデオ画像のビデオ信号が入力
端子11からY/C分離回路12に入力され、このビデ
オ信号はY/C分離回路12で輝度信号(Y)と色信号
(C)とに分離される。これらの輝度信号(Y)と色信
号(C)とはデコーダ13によりイエロー,マゼンタ,
シアンの3原色信号に変換され、この3原色信号はA/
D変換器14によってサンプリングされ、各色画像デー
タに変換される。得られる各色画像データは、第1スイ
ッチ16を介してモニタ系に送られ、D/A変換器1
8,エンコーダ19を介してビデオ信号に変換されて、
出力端子20から出力される。そして、モニタ22に
は、現在ビデオプレイヤで再生中のビデオ画像が表示さ
れる。
【0026】操作者は、モニタ22のビデオ画像を観察
しながら、プリントしたいシーンが表示された時に、キ
ーボード26を操作してフリーズ指示をする。フリーズ
指示がされると、フリーズ指示で指定された1フレーム
分のビデオ画像の画像データが画像メモリ15に書き込
まれる。図2に示すように、画像メモリ15には、ビデ
オ画像の天地が画像メモリ15の上下に位置するように
書き込まれる。また、このフリーズ指示により、ビデオ
プリンタ10はプリント状態を確認するためのモニタ状
態となって、第1スイッチ16が切り換えられ、画像合
成部21からの各色画像データがモニタ系に送られる。
1フレーム分の各色画像データの書込みが終了後、メモ
リコントローラ17は、読み出し方向が水平方向に設定
され、1行分の画素を1ラインとして、画像メモリ15
の上側から下側へ1ラインずつ各色画像データを読み出
す。
【0027】画像メモリ15から読み出された各色画像
データは、第2スイッチ24,画像合成部21,第1ス
イッチ16を介してモニタ系に送られ、ビデオ信号に変
換されて出力端子20から出力される。そして、モニタ
22には、ビデオプリンタに取り込まれたビデオ画像が
表示される。操作者は、モニタ22に表示されたビデオ
画像がプリントしたいビデオ画像かどうかを確認する。
【0028】撮影日等の文字画像を合成する場合には、
操作者は、モニタ22に表示されたビデオ画像が所望の
ものであると確認した後に、キーボード26を操作して
合成指示をしてから、さらにキーボード26を操作し
て、文字例えば撮影日「94年10月28日」を入力す
る。制御部23は、この「94年10月28日」の各文
字のキャラクタコードをキャラクタ画像発生部27のキ
ャラクタジェネレータ28に送る。キャラクタジェネレ
ータ28は、このキャラクタコードに指定されるキャラ
クタパターンをROMから取り出し、キャクタパターン
をビットマップ状態に展開して、図4に示すように、R
AM29にキャラクタデータを書き込む。このようにし
て、入力された文字の文字画像が生成される。
【0029】キャラクタデータの書込みが終了後、読み
出し回路30は、読み出し方向が水平方向に設定され、
第1表示エリア31の各色画像データが読み出されるタ
イミングで、RAM29に書き込まれたキャラクタデー
タを水平方向に並んだビットを1ラインとして上から下
へ1ラインずつ読み出して、これを画像合成部21に送
る。画像合成部21は、キャラクタデータの有無によっ
て、画像メモリ15からの各色画像データと、文字画像
用の各色画像データの一方を選択して出力することで、
ビデオ画像に「94年10月28日」に例えば青色の文
字画像を嵌め込み合成し、この合成画像の各色画像デー
タを第1スイッチ16を介してモニタ系に送る。モニタ
22には、ビデオ画像の右下に青色の文字画像が合成さ
れた合成画像が表示される。操作者は、この合成画像を
観察して入力した文字に間違いがないかどうかを確認す
る。
【0030】合成画像をプリントする時には、キーボー
ド26を操作して、プリントモードを選択してからプリ
ント指示をする。図5に示すように、例えばフルサイズ
モードを選択してから、プリントを指示した場合には、
メモリコントローラ17は、制御部23に制御されて画
像メモリ15からの画像データの読み出し方向が垂直方
向に設定される。また、読み出し回路30も、RAM2
9のキャラクタデータの読み出し方向が垂直方向に設定
されるとともに、読み出しタイミングが第1表示エリア
31に設定される。また、第2スイッチ24は、画像合
成部21側に切り替えられる。
【0031】次に、制御部23は、メモリコントローラ
17,読み出し回路30に対して読み出し開始を指示す
る。メモリコントローラ17は、画像メモリ15の1列
分の画素を1ラインとして左側から右側へ1ラインずつ
イエロー画像データを読み出す。読み出されたイエロー
画像データは、第2スイッチ24を介して画像合成部2
1に送られる。一方、読み出し回路30は、画像メモリ
15の第1表示エリア31内の画像データの読み出しに
同期して、RAM29の垂直方向に並ぶ画素を1ライン
として左から右へ1ラインずつキャラクタデータを読み
出して、画像合成部21に送る。
【0032】画像合成部21は、プリント状態を確認す
るたのモニタ時と同様にして、イエロー画像についてビ
デオ画像と文字画像とを嵌め込み合成する。合成画像の
イエロー画像データはプリント系のラインメモリ33に
送られ、ラインメモリ33に1ライン分のイエロー画像
データが書き込まれる。ヘッド駆動部34は、このライ
ンメモリ33からイエロー画像データを取り出し、この
1ライン分のイエロー画像データに基づいてサーマルヘ
ッド35を駆動する。カラー感熱記録紙36が副走査方
向に送られながら、カラー感熱記録紙36のイエロー感
熱発色層にイエロー画像が1ラインずつ熱記録される。
イエロー画像の熱記録後に、420nmの紫外線をカラ
ー感熱記録紙36に照射し、イエロー感熱発色層が光定
着される。
【0033】イエロー画像の記録が終了した後に、プラ
テンドラムが1回転してカラー感熱記録紙36の記録開
始端がサーマルヘッド35の位置にくると、マゼンタ画
像の熱記録が開始される。このマゼンタ画像の熱記録で
も、画像メモリ15からは1列分の画素を1ラインとし
て、1ラインずつ左側から右側へマゼンタ画像データが
読み出され、またRAM29からはキャラクタデータが
垂直方向に並ぶビットを1ラインとして、1ラインずつ
左から右へ読み出される。そして、画像合成部21から
合成画像のマゼンタ画像データがラインメモリ33に送
られ、このマゼンタの画像データがヘッド駆動部34に
取り込まれてサーマルヘッド35が駆動される。このサ
ーマルヘッド35は、カラー感熱記録紙36のマゼンタ
感熱発色層にマゼンタ画像を1ラインずつ熱記録する。
マゼンタ画像の熱記録後に、365nmの紫外線をカラ
ー感熱記録紙36に照射し、マゼンタ感熱発色層を光定
着する。
【0034】マゼンタ画像の熱記録後にシアン画像がカ
ラー感熱記録紙36のシアン感熱発色層に1ラインずつ
熱記録される。このシアン感熱発色層に対しては、光定
着が行われない。このようにして、合成画像が3色面順
次に熱記録される。そして、熱記録終了すると、カラー
感熱記録紙36が排出口40から送り出されて、トレイ
41の上に排出される。
【0035】この排出されたA6サイズのカラー感熱記
録紙36を横長として見た時に、図3(a)に示すよう
に、カラー感熱記録紙36のほぼ全面に横長の合成画像
が記録されており、合成画像中のビデオ画像の天地は、
カラー感熱記録紙36の長辺に向いて記録され、「94
年10月28日」の文字画像はビデオ画像の右下に嵌め
込み合成されて記録されるとともに、文字画像の上下が
カラー感熱記録紙36の長辺に向いて記録されている。
すなわち、ビデオ画像と文字画像とが同じ向きのプリン
トが得られる。
【0036】ハーフサイズモードを選択してからプリン
ト指示をした場合には、メモリコントローラ17は、画
像メモリ15からの画像データの読み出し方向が水平方
向に設定される。また、読み出し回路30は、RAM2
9からのキャラクタデータの読み出し方向が水平方向に
設定されるとともに、第2表示エリア32内の画素の
内、間引き回路25から出力される画像データのタイミ
ングに同期して、キャラクタデータを読み出すように設
定される。さらに、制御部23は、第2スイッチ24を
切り替えて、画像メモリ15からの画像データが間引き
回路25を介して画像合成部21に送られるようにす
る。
【0037】次に、制御部23は、メモリコントローラ
17と、読み出し回路30に対して読み出しの指示をす
る。画像メモリ15は、プリントすべき色の画像データ
が1行分ずつ上から下へ順番に読み出される。このよう
に読出し方向を変えることにより、フルサイズモードに
対して、ビデオ画像は90度回転する縦横変換される。
読み出された画像データは、第2スイッチ24を介して
間引き回路25に送られる。画像データは、間引き回路
25で間引き処理が施され、縮小されたビデオ画像の画
像データを画像合成部21に送る。一方、読み出し回路
30は、間引き回路25から第2表示エリア32内の画
像データが出力されるタイミングに同期して、RAM2
9から上から下へ1ラインずつキャラクタデータを読み
出して、画像合成部21に送る。
【0038】画像合成部21は、縮小されたビデオ画像
に文字画像を嵌め込み合成し、合成画像の画像データを
プリント系に送る。以降、フルサイズモード時と同様に
して、合成画像が1ラインずつ記録され3色面順次によ
るフルカラー画像がカラー感熱記録紙36に熱記録がさ
れる。この時には、画像メモリ15上の画像データ及び
RAM29上のキャラクタデータを水平方向に並んだ画
素を1ラインとして順次読み出しているので、この1ラ
インの画素が主走査方向に並ぶようにして次々と記録さ
れる。3色の熱記録が終了後、カラー感熱記録紙36は
排出口40から排出される。
【0039】図3(b)に示すように、A6サイズのカ
ラー感熱記録紙36のほぼ左半分に合成画像が記録され
ている。そして、この合成画像中のサイズが約1/2に
縮小されたビデオ画像は、フルサイズモードで記録され
たビデオ画像の向きに対して90度回転した向きでプリ
ントされている。合成画像中の「94年10月28日」
の文字画像も同様に90度回転した向きでプリントされ
ており、文字画像の向きはビデオ画像の向きと同じにな
っている。
【0040】以上に説明した実施例では、ビデオ画像に
嵌め込み合成する文字をキーボードから入力するように
しているが、プリント日等を嵌め込み合成する場合に
は、図6に示すように、ビデオプリンタ10に内蔵され
たカレンダ回路50で計時されている日付,時間等のデ
ータをキャラクタジェネレータ28に送る。この日付,
時間等から文字画像をプリント日時としてビデオ画像に
合成する。
【0041】上記実施例では、フルサイズモード、ハー
フサイズモードをのいずれかを選択した時に、自動的に
文字画像のプリントされる向きを変えているが、ビデオ
カメラ等で縦横を意図的に変えて、縦長のビデオ画像に
文字画像を合成する場合を考慮して、文字画像の向きを
指定するキーを設け、プリント方向をマニュアルで変更
できるようにしてもよい。上記実施例では、文字画像の
嵌め込み合成される位置が固定しているが、例えばキー
ボード26のカーソルキーを操作して記録位置を任意に
設定してもよい。
【0042】また、上記実施例では、間引き回路25で
ビデオ画像を縮小しているが、画像メモリ15から間引
きしながら各色画像データを読み出して、ビデオ画像を
縮小するようにしてもよい。さらには、ハーフサイズモ
ードとフルサイズモードとで、記録される文字画像は同
じサイズになっているが、例えばハーフサイズモードで
記録される文字画像を縮小してもよい。また、文字画像
の色は、画像合成部21によって指定されているが、ビ
デオ画像の色を考慮して任意の色を選択できるようにし
てもよい。
【0043】上記実施例では、感熱発色層が積層された
カラー感熱記録紙に画像を記録するビデオプリンタにつ
いて説明したが、本発明は、これに限定されることな
く、例えばインクシートを使用する昇華型熱転写記録方
式のサーマルプリンタ等でよい。また、ラインプリンタ
について説明したが、本発明はシリアルプリンタにも適
用することができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のビ
デオプリンタによれば、ビデオ画像の向きを90度回転
変換した時には、このビデオ画像の向きに対応して、自
動的に文字画像を90度回転させるからビデオ画像と同
じ向きで文字画像をプリントすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したビデオプリンタの概略図であ
る。
【図2】ビデオ画像を取り込んだ画像メモリの状態を示
す説明図である。
【図3】各プリントモードによるプリントされた合成画
像を示す説明図である。
【図4】文字画像がビットマップ状態に展開されたRA
Mの状態を示す説明図である。
【図5】プリント時の画像メモリとRAMの読み出し設
定の手順を示すフローチャートである。
【図6】カレンダ回路からプリント日等の文字画像を作
成する実施例の要部概略図である。
【符号の説明】
10 ビデオプリンタ 15 画像メモリ 17 メモリコントローラ 21 画像合成部 23 制御部 25 間引き回路 26 キーボード 27 文字画像発生部 28 キャラクタジェネレータ 29 RAM 30 読み出し回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ画像を記憶するための画像メモリ
    と、ビデオ画像のプリントする向きを指示する指示手段
    と、この指示された向きにビデオ画像を90度回転変換
    させるビデオ画像用の縦横変換手段と、プリント日等の
    文字画像を発生する手段と、この文字画像を記憶する文
    字画像用のメモリと、指示手段によって指示されたビデ
    オ画像の向きに対応して文字画像を90度回転変換する
    文字画像用の縦横変換手段と、ビデオ画像と文字画像と
    を合成する画像合成手段とを備えたことを特徴とするビ
    デオプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記指示手段は、フルサイズモードとハ
    ーフサイズモードのいずれか一方を選択するモード指定
    手段であり、フルサイズモードでは、長方形の記録紙の
    ほぼ全面にビデオ画像の天地が長辺側となるようにビデ
    オ画像がプリントされ、ハーフサイズモードではビデオ
    画像を90度回転するとともに、フルサイズの半分にサ
    イズを縮小して、記録紙のほぼ半分にビデオ画像の天地
    が短辺側となるようにビデオ画像がプリントされること
    を特徴とする請求項1記載のビデオプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記文字画像用の縦横変換手段は、文字
    画像用のメモリから読み出す方向を変えることにより文
    字画像の縦横を変換することを特徴とする請求項1又は
    2記載のビデオプリンタ。
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