JP2009213195A - 車載用の電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】別体部品を設けることなくワイヤハーネスの保護や水の浸入を防止する電気接続箱を提供する。
【解決手段】内部回路材を収容した本体ケースと、該本体ケースに被せて互いにロック結合されるロアカバーとアッパーカバーとを備え、前記本体ケースの内部回路材にワイヤハーネスが接続されている車載用の電気接続箱であって、
前記本体ケースの外周壁に電線配索空間を形成するための屈曲箇所を有し、該屈曲箇所に前記ワイヤハーネスの外径に当接する円弧状内面を有するワイヤハーネス保持部を突設し、該ワイヤハーネス保持部にワイヤハーネスを保持して前記電線配索空間にワイヤハーネスを配置していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は車載用の電気接続箱に関し、詳しくは、電気接続箱に引き込んだワイヤハーネスを電気接続箱の内部回路材と接続する電気接続箱において、ワイヤハーネスの引き込み機構を簡単な構成とすると共に防水性を図るものである。
自動車に搭載される電気接続箱では、電気接続箱に車両組立工程等の後工程において電源線を電気接続箱に引き込み、電気接続箱内の電源回路と接続しており、また、電気接続箱内の後入れ部品に接続したワイヤハーネスも後入れで電気接続箱内に引き込んでいる。
例えば、図7(A)に示すように、ロアカバー1やケース本体に設けたワイヤハーネス挿通口2に蓋3をヒンジ部3aを介して設け、該挿通口2にワイヤハーネスw1を挿通させた後、蓋3を閉鎖してワイヤハーネスw1を電気接続箱に保持している。
また、電源線の場合には、図7(B)の示すように、ボルト穴を有するL字型端子7を端末を接続した電源線w2に、別体の保護カバー4に装着しておき、該保護カバー4を電気接続箱外面に凹設した電線引き込み部に固定している。
しかしながら、電気接続箱がエンジンルーム等の被水領域に配置される場合、図7(A)に示すようなヒンジ構造では、ロアカバー1の挿通口2内周面とワイヤハーネスw1外周面との間に隙間ができてしまい、ロアカバー1下方からの水の浸入を防止することができず、防水性が低くなってしまう。また、図7(B)に示す別体部品の保護カバー4でも、部品点数が増加してしまうためコスト高となる。
被水領域に配置される電気接続箱に関し、本出願人は特開2006−74893号公報(特許文献1)で電線挿通口の防水構造を提供している。
前記特許文献1の防水構造では、図8に示すように、ロアカバー5のワイヤハーネス挿通用開口5aの下部に第1ワイヤハーネスw3を挿通した状態で、ロアカバー5とは別体部品の防水カバー6に第2ワイヤハーネスw4を挿通し、第2ワイヤハーネスw4を防水カバー6と共にロアカバー5に組み付け、ワイヤハーネス挿通用開口5aを閉鎖している。
しかしながら、特許文献1の構成とすると、別体の防水カバー6を設けなければならず、部品点数が増加すると共にコスト高となる問題がある。また、防水カバー6に第2ワイヤハーネスw4を挿通させ、さらに、防水カバー6をロアカバー5に組み付けなければならず、作業工程が増加する問題がある。
特開2006−74893号公報
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、被水領域に配置される車載用電気接続箱であって、ケースとは別体の部品を設けることなくワイヤハーネスを位置決め保持できると共に、防水性に優れたものとすることを課題としている。
前記課題を解決するために、本発明は、内部回路材を収容した本体ケースと、該本体ケースに被せて互いにロック結合されるロアカバーとアッパーカバーとを備え、前記本体ケースの内部回路材にワイヤハーネスが接続されている車載用の電気接続箱であって、

前記本体ケースの外周壁に電線配索空間を形成するための屈曲箇所を有し、該屈曲箇所に前記ワイヤハーネスの外径に当接する円弧状内面を有するワイヤハーネス保持部を突設し、該ワイヤハーネス保持部にワイヤハーネスを保持して前記電線配索空間にワイヤハーネスを配置していることを特徴とする車載用の電気接続箱を提供している。
前述したように、ワイヤハーネスを、本体ケースの屈曲箇所で形成した電線配索空間に挿通し、該屈曲箇所から突設したワイヤハーネス保持部で保持することで、別体の取付用ケース等を設けることなく、ワイヤハーネスを簡単に電気接続箱の所要位置に保持できる。 かつ、ワイヤハーネス保持部でワイヤハーネスを挟み込んで保持しているため、ワイヤハーネスを屈曲箇所に挿通させやすく、作業性の向上を図ることができると共に、ワイヤハーネスの位置決め保持をすることもできる。
本発明の電気接続箱は、前記ワイヤハーネスの引き込み部からの防水性能に優れているため、エンジンルームなどの被水領域に好適に搭載できる。
即ち、ワイヤハーネス保持部とワイヤハーネスとの当接嵌合部でワイヤハーネス配索空間を塞ぐため、屈曲箇所の下方からの浸水を遮断することができる。
前記屈曲箇所に挿通させて電気接続箱に引き込むワイヤハーネスの先端にはコネクタ、リレー等の電気部品を接続し、前記屈曲箇所の上端開口から本体ケースの上面側に引き出し、本体ケースに設けた電気部品装着部に嵌合している。
前記屈曲箇所に設けられたワイヤハーネス保持部は開口を備え、前記ワイヤハーネスを開口より挿通し、該屈曲箇所の奥側に前記本体ケースの回路材に接続される電線を挿通し、該電線の端末に接続した端子を前記本体ケースの内部回路材と接続していることが好ましい。
前記のように、屈曲箇所の奥側に電線を挿通することで、電気接続箱内へ引き込まれるワイヤハーネスと電線との挿通部を1カ所にまとめることができ、電気接続箱の形状を簡単にすることができると共に、電気接続箱全体を小型化することができる。
前記電線配索空間は前記本体ケース外周壁とロアカバーの外周壁の屈曲箇所を連通させて形成し、前記ワイヤハーネス保持部は前記本体ケースの屈曲箇所の両側壁から突設させて外方保持部を有すると共に、該外方保持部は互いに離間することで前記開口を形成し、その開口は前記ワイヤハーネスの配索方向の中心軸とは位置ずれしていることが好ましい。このように位置ずれさせると、ワイヤハーネスがワイヤハーネス保持部の開口から抜けにくくすることができる。
前記外方保持部の開口側寸法は前記ワイヤハーネスの外径よりも小としていることが好ましい。
また、前記本体ケースの屈曲箇所をアッパーカバーで覆っていることが好ましい。
このように、本体ケースの屈曲箇所をアッパーカバーで覆うと、下方からの水の浸入だけでなく、側方からの水の浸入を防止することができる。
よって、本体ケースとは別体の防水用の保護カバーを設けなくても、電気接続箱内への水の浸入を防止することができ、部品点数を増加させることなくコスト高を抑制することができる。
さらに、前記アッパーカバーと前記ロアカバーとは互いにロック結合される嵌合部からの防水用として、アッパーカバーの下端周縁に屈曲部を設ける一方、ロアカバーにアッパーカバーの屈曲部の外面に当接する屈曲部を設けると共に、前記アッパーカバーの屈曲部の下端が挿入する溝を設けていることが好ましい。
従来の電気接続箱では、アッパーカバーとロアカバーとの嵌合部からの浸水を防止するため、嵌合部に1段または2段の屈曲部を設けたり、パッキンを嵌合部に介在させている場合が多い。しかしながら、屈曲部が1段の場合、下カバーの平面部で跳ね返った水が上カバーの屈曲部の下端に侵入し、上カバーの浮き上がりが発生しやすい。また、屈曲部を2段にした場合では、構造が複雑となる。パッキンを介在させている場合は、部品点数が多くなりコスト高となる。
本発明では、前述したように、ロアカバーの溝にアッパーカバーの屈曲部下端を挿入していることで、ロアカバーの平面部で跳ね返った水がアッパーカバーの下端に当たり、アッパーカバーを押し上げることがない。よって、水の跳ね返りによるアッパーカバーの浮き上がりを防止することができ、防水性の向上を図ることができる。
また、アッパーカバーに2段の屈曲部を形成し防水性を向上させている構造に比べ、1段の屈曲部しか必要とせずスペースをとらないため、省スペースで防水性を向上させることができる。
前述したように、本発明では、電気接続箱の本体ケース外周壁の屈曲箇所をワイヤハーネス配索空間とし、該ワイヤハーネス配索空間に突設したワイヤハーネス保持部でワイヤハーネスを保持しているため、別体の取付用ケース等を設けることなく、ワイヤハーネスを簡単に電気接続箱の所要位置に保持できる。かつ、ワイヤハーネス保持部でワイヤハーネスを挟み込んで保持しているため、ワイヤハーネスを屈曲箇所に挿通させやすく、作業性の向上を図ることができると共に、ワイヤハーネスの位置決め保持をすることもできる。
また、屈曲箇所の奥側に本体ケースの回路材に接続される電線を挿通すると、ワイヤハーネスと電線との引き込み部を1カ所にまとめることができ、電気接続箱の構造を簡単かつ小型化することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図5に本発明の第1実施形態を示す。
本発明の電気接続箱10は、被水領域である自動車のエンジンルームに搭載される。該電気接続箱10は、内部回路材を収容した本体ケース11と、該本体ケース11に被せて互いにロック結合されるロアカバー12とアッパーカバー13とを備えている。
電気接続箱10には、車両組立工程等の後工程で、本体ケース11の内部回路材と接続するコネクタを備える電線同士を集束し、少なくとも一部にコルゲートチューブ31で外層しているワイヤハーネスW1および電源線W2が引き込まれる。
該ワイヤハーネスW1の先端には、図2(A)に示すように、コネクタC1を接続しており、本体ケース11の装着部11iに着脱自在に装着しているレバー式コネクタC2と嵌合接続している。また、電源線W2は端末に後述するL型端子50を接続しており、本体ケース11の電源線接続部11cと接続している。
なお、本実施形態では、ワイヤハーネスW1と電源線W2の双方にコルゲートチューブを外装していないが、いずれか一方または双方共にコルゲートチューブを外装してもよい。
前記本体ケース11の外周壁の一側面の中途部に、図3(A)に示すように、一方周壁11a−1を他方周壁11a−2より外方に突出させ、一方周壁11a−1、他方周壁11a−2からケース本体11の中央へ向かう側壁11a−3、11a−4と、側壁11a−3と11a−4とを連結する奥壁部11a−5から形成している屈曲箇所Xを設けている。該屈曲箇所Xは上下方向に貫通した後述する窪み部11bを有しており、該窪み部11bはワイヤハーネスW1および電源線W2の挿通用としている。
前記本体ケース11の窪み部11bは、図3(B)に示すように、屈曲箇所Xの内側を囲むように、側壁11a−3、11a−4よりワイヤハーネスW1を保持する一対のワイヤハーネス保持部11zを突設して区画形成されている。ワイヤハーネス保持部11zは外方保持部11d−1、11d−2と、内方保持部11j−1、11j−2とからなる。
ワイヤハーネス保持部11zの外方保持部11d−1、11d−2と、内方保持部11j−1、11j−2との間には、ワイヤハーネスの外径と略当接可能な円弧状内面11h−1、11h−2を有することで、ワイヤハーネス挿通部11f−1を形成している。
本実施形態では、ワイヤハーネス保持部11zの上下方向の高さ(板厚)hは約7mmとしているが、ワイヤハーネスW1が確実に保持できる強度を保てるのであれば、高さhの数値は限定されない。
外方保持部11d−1は、その開口側端面11pを対向する外方保持部11d−2側に向けて傾斜させており、ワイヤハーネスW1を挿入するための電線押込用の第1開口11eー1は本体ケース周壁11a―1、11a―2に対して傾斜している。
前記窪み部11bのワイヤハーネスW1の挿通部11f−1の中心軸と、前記第1開口11eー1の幅方向の中心とは位置ずれさせ、窪み部11bでのワイヤハーネスW1の配線方向D1は、第1開口11eー1への挿入方向D2とを相違させている。
該第1開口11eー1の幅である傾斜部先端(一方の外方保持部11a−1の先端)P1から他方の外方保持部11d−2の先端P2までの寸法Lは、ワイヤハーネスW1の直径dの寸法よりも短くしている。
前記屈曲箇所Xの奥側(本体ケース11の中央寄り)には、電源線接続部11cに接続される電源線W2を挿通する挿通部11fー2を設けている。該挿通部11fー2は前記奥壁部11aー5と前記側壁11a−3および11a−4より互いに対向するように突出する突設部11k−1、11k−2と、該突設部11k−1、11k−2に連続する前記内方保持部11j−1、11j−2によって形成される。
また、該突設部11k−1、11k−2の上面からは複数のリブ片11gを上方に突設させている。これらリブ片11gは電源線W2を電源線接続部11cに接続する際、後述するL型端子50が突設部11k−1、11k−2に当接することで起こり得るL型端子50の変形や、突設部11k−1、11k−2の破損を防止するために設けられている。
内方保持部11j−1、11j−2は互いに離間して配置され、電線押込用の第2開口11e−2を形成し、前記第1開口11e−1よりも、その離間寸法を小としている。かつ、ワイヤハーネスW1の直径dよりも短く、電源線W2の直径よりも長く設定されている。
前記挿通部11fー2と隣接した位置の本体ケース11の上面には前記電源線接続部11cを設けている。該電源線接続部11cには、電源回路となるバスバー14にスタッドボルト14aを接続している。図2(B)に示すように、電源線W2端末のL型端子50の水平部51に穿設したボルト孔51aをスタットボルト14aに挿入し、電源線接続部11cに電源線W2を接続している。前記本体ケース11上面には、レバー式コネクタC2を装着するための装着開口11iを設けている。
前記アッパーカバー13に、図1に示すように、本体ケース11の屈曲箇所Xと対向する位置に屈曲箇所Yを設け、一方周壁13a−1を他方周壁13a−2より外方に突出させている。該屈曲箇所Yには本体ケース11の屈曲箇所Xとロアカバー12の屈曲箇所Zを覆うカバー片13bを周壁13a下端からロアカバー12まで突出させている。
また、前記ロアカバー12は、図5(A)(B)に示すように、本体ケース11と同様、一方周壁12a−1を他方周壁12a−2より外方に突出させ、一方周壁12a−1、他方周壁12a−2から内側へ向かう側壁12a−3、12a−4と、側壁12a−3、12a−4とを連結する奥壁部12a−5から形成される屈曲箇所Zを設けている。
ロアカバー12を本体ケース11に組み付けると、本体ケース11の屈曲箇所Xとロアカバー12の屈曲箇所Zが連続し、上下に貫通した電線配索空間を形成している。
本体ケース11上端および下端に左右方向に間隔をあけて爪部11m−1〜11m−3、11n−1〜11n−5を設けている。本体ケース11の上端の爪部11m−1〜11m−3はアッパーカバー13の係止枠(図示せず)とをロック結合し、アッパーカバー13の下端の爪部11n−1〜11n−5はロアカバー12の係止枠12c−1〜12c−5とロック結合している。
次に、ワイヤハーネスW11と電源線W2の配索手順について説明する。
まず、電源線W2を電線押込用の第1開口11e−1に挿入し、ワイヤハーネス挿通部11f−1、第2開口11e−2を通過させ、電源線挿通部11f−2へと配置させた後、電源線W2の端末の電源端子50の水平部51に穿設したボルト孔51aにスタットボルト14aを挿入し、電源接続部11cに電源線W2を接続する。
ついで、コネクタC1が装着されたワイヤハーネスW1を第1開口11e−1へ挿入し、円弧内面11h−1、11h−2に、その外径を当接させ、ワイヤハーネス挿通部11f−1に配置させた後、コネクタC1を本体ケース11に設けられた装着開口11i内に設置されるレバー式コネクタC2に嵌合させる。これにより、本体ケース11の屈曲箇所Xとロアカバー12の屈曲箇所Zにより形成される電線配索空間に2種類の線材が隣接して配置される。
本実施形態では、コネクタC1は多極コネクタであり、複数本の電線が導出されているため、ワイヤハーネスW1は電源線W2よりもその外径は大となっている。これにより、ワイヤハーネスW1が外径が小である電源線W2を覆い隠す状態となり、電源線W2への直接の被水を防ぐこととなる。
なお、ワイヤハーネスW1に装着されるコネクタC1は必ずしも多極コネクタである必要はなく、電源線W2の外径よりもワイヤハーネスW1の外径が必ずしも大である必要もない。電源線W2が内方に位置し、ワイヤハーネスW1が外方に位置するのであれば、これら2種類の線材の外径は同一であってもかまわない。
前記構成からなる本発明の電気接続箱では、ワイヤハーネスW1を本体ケース11およびロアカバー12の屈曲箇所X、Yに引き込み、ワイヤハーネスW1を第1開口11e−1の外側から押し込み、円弧状内面11h−1、11h−2にワイヤハーネスW1の外径を当接させて、ワイヤハーネス挿通部11f−1に配置することができる。また、第2開口11e−2はワイヤハーネスW1の外径よりも、その寸法が小さいため、誤ってワイヤハーネスW1が第2開口11e−2を通過することがない。したがって、ワイヤハーネスW1を簡単に且つ間違いなく電気接続箱に位置決め保持できる。
かつ、屈曲箇所X,Yをアッパーカバー13で覆っているため、側方からの水の浸入を防止することができる。よって、別体の保護カバーを設けることなく防水性を向上させることができる。
また、外方保持部11d−1、11d−2と内方保持部11j−1、11j−2からなるワイヤハーネス保持部11zおよび突設部11k−1、11k−2が設けられていることで、下方からの浸水を跳ね返し、ワイヤハーネスW1および電源線W2への直接の被水を抑制することができる。
また、屈曲箇所X、Yの奥側に本体ケース11の回路材に接続される電源線W2を挿通し、該電源線W2の端末に接続したL型端子50を内部回路材と接続すると、ワイヤハーネスW1と電源線W2とを1つの電線配索空間に挿通しているため、電気接続箱の形状を簡単にできると共に、電気接続箱全体を小型化することができる。また、電源線W2の外側を隣接してワイヤハーネスW1が位置することにより、電源線W2を直接の被水から保護することができ、電流リークを誘発するL型端子50およびバスバー14への浸水を抑制することができる。
さらに、ワイヤハーネスW1の配索方向D1と電線押込用の第1開口11e−1の開口方向D2を位置ずれさせているため、ワイヤハーネスW1を外方保持部11d−1、11d−2によって、その外径を押さえ、円弧状内面11h−1、11h−2に当接させているため、電線押込用の第1開口11eー1から抜けにくくすることができ、ワイヤハーネス挿通部11f−1からワイヤハーネスW1が離脱することを防止できる。
図6に本発明の第2実施形態を示す。
第2実施形態の電気接続箱では、図6に示すように、アッパーカバー13をロアカバー12に被せる構成としている。アッパーカバー13の下端周縁に屈曲部13bを設けている一方、ロアカバー12にアッパーカバー13の屈曲部13bの外面に当接する屈曲部12cを設けると共に、ロアカバー12の平面部12eの端縁にアッパーカバー13の屈曲部13bの下端13dが挿入する溝12dを設けている。
前記構成とすると、ロアカバー12の溝12dにアッパーカバー13の屈曲部下端13dを挿入していることで、ロアカバー12の平面部12eで跳ね返った水がアッパーカバー13の下端に当たってアッパーカバー13を押し上げることがない。よって、水の跳ね返りによるアッパーカバー13の浮き上がりを防止することができ、防水性の向上を図ることができる。
また、アッパーカバーに2段の屈曲部を形成し防水性を向上させている構造に比べ、1段の屈曲部しか必要とせずスペースをとらないため、省スペースで防水性を向上させることができる。
なお、本実施形態の場合、アッパーカバー13がロアカバー12まで延在しているため、第1実施形態のアッパーカバー13のカバー片13bは突出させなくてもよい。
他の構成および作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第1実施形態の電気接続箱の斜視図である。 (A)は図1の電気接続箱のアッパーカバーを外した状態を示す平面図、(B)は(A)のA−A線断面図の要部を拡大した図である。 (A)は本体ケースの平面図、(B)は(A)の要部を拡大した図である。 本体ケースの正面図である。 (A)はロアカバーの平面図、(B)は正面図である。 第2実施形態のアッパーカバーとロアカバーとの嵌合を示す断面図である。 (A)(B)従来例を示す図である。 他の従来例を示す図である。
符号の説明
10 電気接続箱
11 本体ケース
11b 窪み部
11d−1、11d−2 外方保持部
12 ロアカバー
13 アッパーカバー
13b 屈曲部
50 L型端子
51a ボルト孔
W1 ワイヤハーネス
W2 電源線
X、Y,Z 屈曲箇所

Claims (5)

  1. 内部回路材を収容した本体ケースと、該本体ケースに被せて互いにロック結合されるロアカバーとアッパーカバーとを備え、前記本体ケースの内部回路材にワイヤハーネスが接続されている車載用の電気接続箱であって、
    前記本体ケースの外周壁に電線配索空間を形成するための屈曲箇所を有し、該屈曲箇所に前記ワイヤハーネスの外径に当接する円弧状内面を有するワイヤハーネス保持部を突設し、該ワイヤハーネス保持部にワイヤハーネスを保持して前記電線配索空間にワイヤハーネスを配置していることを特徴とする車載用の電気接続箱。
  2. 前記屈曲箇所に設けられたワイヤハーネス保持部は開口を備え、前記ワイヤハーネスを開口より挿通し、該屈曲箇所の奥側に前記本体ケースの回路材に接続される電線を挿通し、該電線の端末に接続した端子を前記本体ケースの内部回路材と接続している請求項1に記載の車載用の電気接続箱。
  3. 前記電線配索空間は前記本体ケース外周壁とロアカバーの外周壁の屈曲箇所を連通させて形成し、前記ワイヤハーネス保持部は前記本体ケースの屈曲箇所の両側壁から突設させて外方保持部を有すると共に、該外方保持部は互いに離間することで前記開口を形成し、その開口は前記ワイヤハーネスの配索方向の中心軸とは位置ずれしている請求項1または請求項2に記載の車載用の電気接続箱。
  4. 前記外方保持部の開口寸法は前記ワイヤハーネスの外径よりも小としている請求項3に記載の車載用の電気接続箱。
  5. 前記本体ケースの屈曲箇所をアッパーカバーで覆い、かつ、
    前記アッパーカバーと前記ロアカバーとは互いにロック結合される嵌合部からの防水用として、アッパーカバーの下端周縁に屈曲部を設ける一方、ロアカバーにアッパーカバーの屈曲部の外面に当接する屈曲部を設けると共に、前記アッパーカバーの屈曲部の下端が挿入する溝を設けている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の車載用の電気接続箱。
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