JP3311657B2 - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
- H01R9/22—Bases, e.g. strip, block, panel
- H01R9/223—Insulating enclosures for terminals
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5213—Covers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/514—Bases; Cases composed as a modular blocks or assembly, i.e. composed of co-operating parts provided with contact members or holding contact members between them
Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続箱本体とサブ
接続箱本体を防水カバーで覆った状態で車輌等に取り付
けられるリレーボックス，ヒューズボックス等の電気接
続箱に関する。
接続箱本体を防水カバーで覆った状態で車輌等に取り付
けられるリレーボックス，ヒューズボックス等の電気接
続箱に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の電気接続箱として、図４に示す
リレーボックス１が知られている。このリレーボックス
１は、凹状の装着部３を備えたメインリレーボックス
（接続箱本体）２と、このメインリレーボックス２の装
着部３に装着されるサブリレーボックス（サブ接続箱本
体）４と、メインリレーボックス２のみを覆う防水カバ
ー７と、サブリレーボックス４のみを覆う防水カバー８
から構成されている。
リレーボックス１が知られている。このリレーボックス
１は、凹状の装着部３を備えたメインリレーボックス
（接続箱本体）２と、このメインリレーボックス２の装
着部３に装着されるサブリレーボックス（サブ接続箱本
体）４と、メインリレーボックス２のみを覆う防水カバ
ー７と、サブリレーボックス４のみを覆う防水カバー８
から構成されている。
【０００３】メインリレーボックス２の上面には複数の
リレー装着用ハウジング２ａを形成してある。また、メ
インリレーボックス２の図中右上側のコーナ部に凹状の
装着部３を設けてあると共に、図中左上側及び右下側の
コーナ部には車輌固定用の一対の取付ブラケット５Ａ，
５Ｂを突設してある。
リレー装着用ハウジング２ａを形成してある。また、メ
インリレーボックス２の図中右上側のコーナ部に凹状の
装着部３を設けてあると共に、図中左上側及び右下側の
コーナ部には車輌固定用の一対の取付ブラケット５Ａ，
５Ｂを突設してある。
【０００４】また、サブリレーボックス４の上面には複
数のリレー装着用ハウジング４ａを形成してある。さら
に、メインリレーボックス２とサブリレーボックス４に
はワイヤハーネス６Ａ，６Ｂをそれぞれ接続してある。
これらメインリレーボックス２とサブリレーボックス４
は、例えば車輌組立ラインに別々に納入される。そし
て、この車輌組立ラインにてメインリレーボックス２の
装着部３にサブリレーボックス４を装着させた状態で各
ボックス２，４に防水カバー７，８をそれぞれ被せるこ
とによりリレーボックス１が組み付けられ、各取付ブラ
ケット５Ａ，５Ｂを介して車輌の所定位置に固定される
ようになっている。
数のリレー装着用ハウジング４ａを形成してある。さら
に、メインリレーボックス２とサブリレーボックス４に
はワイヤハーネス６Ａ，６Ｂをそれぞれ接続してある。
これらメインリレーボックス２とサブリレーボックス４
は、例えば車輌組立ラインに別々に納入される。そし
て、この車輌組立ラインにてメインリレーボックス２の
装着部３にサブリレーボックス４を装着させた状態で各
ボックス２，４に防水カバー７，８をそれぞれ被せるこ
とによりリレーボックス１が組み付けられ、各取付ブラ
ケット５Ａ，５Ｂを介して車輌の所定位置に固定される
ようになっている。
【０００５】しかしながら、前記従来のリレーボックス
１では、各ボックス２，４の個々に防水カバー７，８を
それぞれ被せていたため、部品点数が増えてコスト高に
なった。これに対処するに、図５に示すリレーボックス
１′が開発された。このリレーボックス１′では、メイ
ンリレーボックス（接続箱本体）２と、このメインリレ
ーボックス２の装着部３に装着されるサブリレーボック
ス（サブ接続箱本体）４と、これらメインリレーボック
ス２及びサブリレーボックス４を覆う防水カバー９から
構成されている。
１では、各ボックス２，４の個々に防水カバー７，８を
それぞれ被せていたため、部品点数が増えてコスト高に
なった。これに対処するに、図５に示すリレーボックス
１′が開発された。このリレーボックス１′では、メイ
ンリレーボックス（接続箱本体）２と、このメインリレ
ーボックス２の装着部３に装着されるサブリレーボック
ス（サブ接続箱本体）４と、これらメインリレーボック
ス２及びサブリレーボックス４を覆う防水カバー９から
構成されている。
【０００６】そして、例えば車輌組立ラインにおいて、
防水カバー９を予め嵌合させたメインリレーボックス２
とサブリレーボックス４とは別々に納入され、該車輌組
立ラインにてメインリレーボックス２より防水カバー９
を外して該メインリレーボックス２の装着部３にサブリ
レーボックス４を装着した後で、これらメインリレーボ
ックス２とサブリレーボックス４とを防水カバー９で覆
うことにより、リレーボックス１′が組み付けられるよ
うになっている。
防水カバー９を予め嵌合させたメインリレーボックス２
とサブリレーボックス４とは別々に納入され、該車輌組
立ラインにてメインリレーボックス２より防水カバー９
を外して該メインリレーボックス２の装着部３にサブリ
レーボックス４を装着した後で、これらメインリレーボ
ックス２とサブリレーボックス４とを防水カバー９で覆
うことにより、リレーボックス１′が組み付けられるよ
うになっている。
【０００７】尚、この電気接続箱に関する類似技術は、
実開平１−６９３１５号公報等に開示されている。
実開平１−６９３１５号公報等に開示されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のリレーボックス１′では、車輌組立ラインに納入す
る場合に、防水カバー９はメインリレーボックス２側に
取り付けられていて、メインリレーボックス２とサブリ
レーボックス４とは別々に納入されるため、メインリレ
ーボックス２に取り付けられた防水カバー９にはサブリ
レーボックス４が収納される隙間が生じてしまい、該隙
間の部分より砂，埃等の異物が侵入する虞があった。ま
た、サブリレーボックス４が収納される分防水カバー９
の全体形状が大きくなるため、防水カバー９に反り等の
変形が生じ易く、変形が大きい場合にはメインリレーボ
ックス２とサブリレーボックス４とを防水カバー９で覆
う作業が難しくなる虞があった。さらに、メインリレー
ボックス２の上面側にはコントロールユニット２ｂ等が
配置されているため、砂，埃等の異物が侵入すると故障
等の要因となった。
来のリレーボックス１′では、車輌組立ラインに納入す
る場合に、防水カバー９はメインリレーボックス２側に
取り付けられていて、メインリレーボックス２とサブリ
レーボックス４とは別々に納入されるため、メインリレ
ーボックス２に取り付けられた防水カバー９にはサブリ
レーボックス４が収納される隙間が生じてしまい、該隙
間の部分より砂，埃等の異物が侵入する虞があった。ま
た、サブリレーボックス４が収納される分防水カバー９
の全体形状が大きくなるため、防水カバー９に反り等の
変形が生じ易く、変形が大きい場合にはメインリレーボ
ックス２とサブリレーボックス４とを防水カバー９で覆
う作業が難しくなる虞があった。さらに、メインリレー
ボックス２の上面側にはコントロールユニット２ｂ等が
配置されているため、砂，埃等の異物が侵入すると故障
等の要因となった。
【０００９】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、砂，埃等の異物の侵入及び防
水カバーの反り等の変形を確実に防止することができる
電気接続箱を提供することを目的とする。
べくなされたものであり、砂，埃等の異物の侵入及び防
水カバーの反り等の変形を確実に防止することができる
電気接続箱を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、凹状
の装着部を備えた接続箱本体と、この接続箱本体の装着
部に装着されるサブ接続箱本体と、これら接続箱本体及
びサブ接続箱本体を覆う防水カバーとから成り、この防
水カバーの内側に前記接続箱本体と前記サブ接続箱本体
とを仕切る仕切壁を設けた電気接続箱において、前記接
続箱本体の一つのコーナ部側に前記装着部を該コーナ部
を切り欠くように凹状に形成し、この装着部に沿うよう
に前記防水カバーの仕切壁を前後方向及び左右方向に突
設したことを特徴とする。
の装着部を備えた接続箱本体と、この接続箱本体の装着
部に装着されるサブ接続箱本体と、これら接続箱本体及
びサブ接続箱本体を覆う防水カバーとから成り、この防
水カバーの内側に前記接続箱本体と前記サブ接続箱本体
とを仕切る仕切壁を設けた電気接続箱において、前記接
続箱本体の一つのコーナ部側に前記装着部を該コーナ部
を切り欠くように凹状に形成し、この装着部に沿うよう
に前記防水カバーの仕切壁を前後方向及び左右方向に突
設したことを特徴とする。
【００１１】この電気接続箱では、接続箱本体の装着部
にサブ接続箱本体が装着される前の該接続箱本体への防
水カバーの嵌合被覆時に、仕切壁により接続箱本体と防
水カバーとの隙間がなくなり、接続箱本体への砂，埃等
の異物の侵入が確実に防止される。特に、接続箱本体と
サブ接続箱本体とを仕切る仕切壁により、防水カバーの
前後方向及び左右方向の反り等の変形が確実に防止され
る。
にサブ接続箱本体が装着される前の該接続箱本体への防
水カバーの嵌合被覆時に、仕切壁により接続箱本体と防
水カバーとの隙間がなくなり、接続箱本体への砂，埃等
の異物の侵入が確実に防止される。特に、接続箱本体と
サブ接続箱本体とを仕切る仕切壁により、防水カバーの
前後方向及び左右方向の反り等の変形が確実に防止され
る。
【００１２】
【００１３】
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１５】図１は本発明の一実施形態の電気接続箱の
組み付け前の状態を示す平面図、図２は同電気接続箱に
用いられる防水カバーの平面図、図３は図２中Ａ−Ａ線
に沿う断面図である。
組み付け前の状態を示す平面図、図２は同電気接続箱に
用いられる防水カバーの平面図、図３は図２中Ａ−Ａ線
に沿う断面図である。
【００１６】図１に示すように、電気接続箱としてのリ
レーボックス１０は、凹状の装着部２１を備えた合成樹
脂製で平面Ｌ字状のメインリレーボックス（接続箱本
体）２０と、このメインリレーボックス２０の装着部２
１に装着される合成樹脂製でカセット式のサブリレーボ
ックス（サブ接続箱本体）３０と、底面側が開口してい
てメインリレーボックス２０及びサブリレーボックス３
０を覆う合成樹脂製で箱型の防水カバー４０とから構成
されている。この防水カバー４０を予め嵌合させたメイ
ンリレーボックス２０とサブリレーボックス３０は例え
ば車輌組立ラインに別々に納入され、該車輌組立ライン
にて組み付けられるようになっている。
レーボックス１０は、凹状の装着部２１を備えた合成樹
脂製で平面Ｌ字状のメインリレーボックス（接続箱本
体）２０と、このメインリレーボックス２０の装着部２
１に装着される合成樹脂製でカセット式のサブリレーボ
ックス（サブ接続箱本体）３０と、底面側が開口してい
てメインリレーボックス２０及びサブリレーボックス３
０を覆う合成樹脂製で箱型の防水カバー４０とから構成
されている。この防水カバー４０を予め嵌合させたメイ
ンリレーボックス２０とサブリレーボックス３０は例え
ば車輌組立ラインに別々に納入され、該車輌組立ライン
にて組み付けられるようになっている。
【００１７】図１に示すように、装着部２１はメインリ
レーボックス２０の後部の中央より図中右上側コーナ部
にかけて平面矩形の凹状に形成されている。即ち、装着
部２１は、メインリレーボックス２０の一角としての図
中右上側のコーナ部を平面矩形に切り欠くようにして凹
状に形成されている。この装着部２１の右端側のメイン
リレーボックス２０の上側コーナ部より斜め上方には取
付ブラケット２２を一体突出形成してある。この取付ブ
ラケット２２の左側面の下側には補強リブ２２ａを一体
突出形成してある。さらに、メインリレーボックス２０
の図中左下側コ−ナ部には他の取付ブラケット２３を一
体突出形成してある。この取付ブラケット２３の一側面
にも補強リブ２３ａを一体突出形成してある。
レーボックス２０の後部の中央より図中右上側コーナ部
にかけて平面矩形の凹状に形成されている。即ち、装着
部２１は、メインリレーボックス２０の一角としての図
中右上側のコーナ部を平面矩形に切り欠くようにして凹
状に形成されている。この装着部２１の右端側のメイン
リレーボックス２０の上側コーナ部より斜め上方には取
付ブラケット２２を一体突出形成してある。この取付ブ
ラケット２２の左側面の下側には補強リブ２２ａを一体
突出形成してある。さらに、メインリレーボックス２０
の図中左下側コ−ナ部には他の取付ブラケット２３を一
体突出形成してある。この取付ブラケット２３の一側面
にも補強リブ２３ａを一体突出形成してある。
【００１８】メインリレーボックス２０の上面２０ａの
中央には複数のリレー装着用ハウジング２４をそれぞれ
形成してあると共に、該上面２０ａの上側中央及び左側
には複数の端子嵌合型ヒュージブルリンク装着用ハウジ
ング２５をそれぞれ形成してある。また、メインリレー
ボックス２０の上面２０ａの図中左上側には螺着型ヒュ
ージブルリンク装着用ハウジング２６を形成してある。
これら各端子嵌合型ヒュージブルリンク装着用ハウジン
グ２５と各螺着型ヒュージブルリンク装着用ハウジング
２６とは、一対のブスバー２７Ａ，２７Ｂにより接続さ
れている。さらに、メインリレーボックス２０の上面２
０ａの右側にはコントロールユニット２８を形成してあ
る。尚、メインリレーボックス２０の左側面の取付ブラ
ケット２３側にはワイヤハーネス２９が接続されてい
る。
中央には複数のリレー装着用ハウジング２４をそれぞれ
形成してあると共に、該上面２０ａの上側中央及び左側
には複数の端子嵌合型ヒュージブルリンク装着用ハウジ
ング２５をそれぞれ形成してある。また、メインリレー
ボックス２０の上面２０ａの図中左上側には螺着型ヒュ
ージブルリンク装着用ハウジング２６を形成してある。
これら各端子嵌合型ヒュージブルリンク装着用ハウジン
グ２５と各螺着型ヒュージブルリンク装着用ハウジング
２６とは、一対のブスバー２７Ａ，２７Ｂにより接続さ
れている。さらに、メインリレーボックス２０の上面２
０ａの右側にはコントロールユニット２８を形成してあ
る。尚、メインリレーボックス２０の左側面の取付ブラ
ケット２３側にはワイヤハーネス２９が接続されてい
る。
【００１９】また、サブリレーボックス３０の上面３０
ａには複数のリレー装着用ハウジング３１をそれぞれ形
成してある。また、サブリレーボックス３０の底面側の
取付ブラケット２２の補強リブ２２ａに対向する部位に
は、該補強リブ２２ａが収納される切欠部３２を形成し
てある。尚、サブリレーボックス３０の図中左側面には
ワイヤハーネス３３を接続してある。
ａには複数のリレー装着用ハウジング３１をそれぞれ形
成してある。また、サブリレーボックス３０の底面側の
取付ブラケット２２の補強リブ２２ａに対向する部位に
は、該補強リブ２２ａが収納される切欠部３２を形成し
てある。尚、サブリレーボックス３０の図中左側面には
ワイヤハーネス３３を接続してある。
【００２０】図１〜図３に示すように、防水カバー４０
は、天井壁４１と、前後の側壁４２ａ，４２ｂと、左右
の側壁４３ａ，４３ｂとで下面側が開口した箱型になっ
ていて、これら天井壁４１と後側の側壁４２ｂと右側の
側壁４３ｂとの内側に、メインリレーボックス２０とサ
ブリレーボックス３０とを仕切るリブ（仕切壁）４４を
一体突出形成してある。このリブ４４は、メインリレー
ボックス２０の図中右上側のコーナ部の装着部２１に沿
うように前後方向に延びる縦壁部４４ａと左右方向に延
びる横壁部４４ｂとで平面Ｌ字状になっていて、メイン
リレーボックス２０とサブリレーボックス３０とを略隙
間なく仕切るようになっている。
は、天井壁４１と、前後の側壁４２ａ，４２ｂと、左右
の側壁４３ａ，４３ｂとで下面側が開口した箱型になっ
ていて、これら天井壁４１と後側の側壁４２ｂと右側の
側壁４３ｂとの内側に、メインリレーボックス２０とサ
ブリレーボックス３０とを仕切るリブ（仕切壁）４４を
一体突出形成してある。このリブ４４は、メインリレー
ボックス２０の図中右上側のコーナ部の装着部２１に沿
うように前後方向に延びる縦壁部４４ａと左右方向に延
びる横壁部４４ｂとで平面Ｌ字状になっていて、メイン
リレーボックス２０とサブリレーボックス３０とを略隙
間なく仕切るようになっている。
【００２１】以上実施形態のリレーボックス１０によれ
ば、防水カバー４０を予め嵌合させたメインリレーボッ
クス２０とサブリレーボックス３０は例えば車輌組立ラ
インに別々に納入され、該車輌組立ラインにおいて組み
付けられるようになっているが、この納入時、即ちメイ
ンリレーボックス２０の装着部２１にサブリレーボック
ス３０が装着される前の該メインリレーボックス２０へ
の防水カバー４０の嵌合時に、防水カバー４０の内側の
平面Ｌ字状のリブ４４によりメインリレーボックス２０
と防水カバー４０のリブ４４との間には隙間がなく、該
リブ４４によりメインリレーボックス２０側への砂，埃
等の異物の侵入を確実に防ぐことができる。
ば、防水カバー４０を予め嵌合させたメインリレーボッ
クス２０とサブリレーボックス３０は例えば車輌組立ラ
インに別々に納入され、該車輌組立ラインにおいて組み
付けられるようになっているが、この納入時、即ちメイ
ンリレーボックス２０の装着部２１にサブリレーボック
ス３０が装着される前の該メインリレーボックス２０へ
の防水カバー４０の嵌合時に、防水カバー４０の内側の
平面Ｌ字状のリブ４４によりメインリレーボックス２０
と防水カバー４０のリブ４４との間には隙間がなく、該
リブ４４によりメインリレーボックス２０側への砂，埃
等の異物の侵入を確実に防ぐことができる。
【００２２】また、メインリレーボックス２０とサブリ
レーボックス３０とを仕切る防水カバー４０の内側のリ
ブ４４を、該メインリレーボックス２０の一角（図中右
上側のコーナ部）にある装着部２１に沿うように前後方
向及び左右方向に平面Ｌ字状に一体突出形成したことに
より、防水カバー４０の前後方向及び左右方向の反り等
の変形を確実に防ぐことができ、防水カバー４０の強度
を向上させることができる。このことは、防水カバー４
０が大型になったり、薄型の場合に特に効果があり、メ
インリレーボックス２０のコントロールユニット２８の
砂，埃等の異物の要因による故障等も確実に防ぐことが
できる。さらに、防水カバー４０はサブリレーボックス
３０が収納される分その全体形状が大きくなるが、該防
水カバー４０にはリブ４４により反り等の変形が生じに
くいため、メインリレーボックス２０とサブリレーボッ
クス３０とを防水カバー４０で覆う作業も容易となる。
レーボックス３０とを仕切る防水カバー４０の内側のリ
ブ４４を、該メインリレーボックス２０の一角（図中右
上側のコーナ部）にある装着部２１に沿うように前後方
向及び左右方向に平面Ｌ字状に一体突出形成したことに
より、防水カバー４０の前後方向及び左右方向の反り等
の変形を確実に防ぐことができ、防水カバー４０の強度
を向上させることができる。このことは、防水カバー４
０が大型になったり、薄型の場合に特に効果があり、メ
インリレーボックス２０のコントロールユニット２８の
砂，埃等の異物の要因による故障等も確実に防ぐことが
できる。さらに、防水カバー４０はサブリレーボックス
３０が収納される分その全体形状が大きくなるが、該防
水カバー４０にはリブ４４により反り等の変形が生じに
くいため、メインリレーボックス２０とサブリレーボッ
クス３０とを防水カバー４０で覆う作業も容易となる。
【００２３】そして、例えば車輌組立ラインにおいて別
々に納入された防水カバー４０を嵌合させたメインリレ
ーボックス２０とサブリレーボックス３０とを組み付け
る際に、メインリレーボックス２０より防水カバー４０
を外して該メインリレーボックス２０の装着部２１にカ
セット式のサブリレーボックス３０を装着する。この
後、メインリレーボックス２０とサブリレーボックス３
０とを防水カバー４０で嵌合被覆することにより防塵
性，防水性等に優れたリレーボックス１０が組み付けら
れる。このようにして組み付けられたリレーボックス１
０は、車輌固定用の各取付ブラケット２２，２３を介し
て車輌の所定位置に固定される。
々に納入された防水カバー４０を嵌合させたメインリレ
ーボックス２０とサブリレーボックス３０とを組み付け
る際に、メインリレーボックス２０より防水カバー４０
を外して該メインリレーボックス２０の装着部２１にカ
セット式のサブリレーボックス３０を装着する。この
後、メインリレーボックス２０とサブリレーボックス３
０とを防水カバー４０で嵌合被覆することにより防塵
性，防水性等に優れたリレーボックス１０が組み付けら
れる。このようにして組み付けられたリレーボックス１
０は、車輌固定用の各取付ブラケット２２，２３を介し
て車輌の所定位置に固定される。
【００２４】尚、前記実施形態によれば、電気接続箱と
してリレーボックスについて説明したが、ヒューズボッ
クスやジャンクションボックス等の他の電気接続箱に前
記実施形態を適用できることは勿論である。
してリレーボックスについて説明したが、ヒューズボッ
クスやジャンクションボックス等の他の電気接続箱に前
記実施形態を適用できることは勿論である。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明に
よれば、防水カバーの内側に接続箱本体とサブ接続箱本
体とを仕切る仕切壁を設けたことにより、接続箱本体の
装着部にサブ接続箱本体が装着される前の該接続箱本体
への防水カバーの被覆時に、仕切壁により接続箱本体と
防水カバーとの間の隙間を無くすことができると共に、
接続箱本体への砂，埃等の異物の侵入を確実に防止する
ことができる。特に、接続箱本体とサブ接続箱本体とを
仕切る防水カバーの仕切壁を、該接続箱本体の一つのコ
ーナ部側の装着部に沿うように前後方向及び左右方向に
突設したことにより、防水カバーの前後方向及び左右方
向の反り等の変形を確実に防止することができると共
に、防水カバーの強度を向上させることができる。
よれば、防水カバーの内側に接続箱本体とサブ接続箱本
体とを仕切る仕切壁を設けたことにより、接続箱本体の
装着部にサブ接続箱本体が装着される前の該接続箱本体
への防水カバーの被覆時に、仕切壁により接続箱本体と
防水カバーとの間の隙間を無くすことができると共に、
接続箱本体への砂，埃等の異物の侵入を確実に防止する
ことができる。特に、接続箱本体とサブ接続箱本体とを
仕切る防水カバーの仕切壁を、該接続箱本体の一つのコ
ーナ部側の装着部に沿うように前後方向及び左右方向に
突設したことにより、防水カバーの前後方向及び左右方
向の反り等の変形を確実に防止することができると共
に、防水カバーの強度を向上させることができる。
【００２６】
【図１】本発明の一実施形態の電気接続箱の組み付け前
の状態を示す平面図である。
の状態を示す平面図である。
【図２】上記電気接続箱に用いられる防水カバーの平面
図である。
図である。
【図３】図２中Ａ−Ａ線に沿う断面図である。
【図４】従来例の電気接続箱の組み付け前の状態を示す
平面図である。
平面図である。
【図５】他の従来例の電気接続箱の組み付け前の状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
１０ リレーボックス（電気接続箱） ２０ メインリレーボックス（接続箱本体） ２１ 装着部 ３０ サブリレーボックス（サブ接続箱本体） ４０ 防水カバー ４４ リブ（仕切壁）
Claims (1)
- 【請求項１】 凹状の装着部を備えた接続箱本体と、こ
の接続箱本体の装着部に装着されるサブ接続箱本体と、
これら接続箱本体及びサブ接続箱本体を覆う防水カバー
とから成り、この防水カバーの内側に前記接続箱本体と
前記サブ接続箱本体とを仕切る仕切壁を設けた電気接続
箱において、 前記接続箱本体の一つのコーナ部側に前記装着部を該コ
ーナ部を切り欠くように凹状に形成し、この装着部に沿
うように前記防水カバーの仕切壁を前後方向及び左右方
向に突設したことを特徴とする電気接続箱。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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