JP2003319530A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/02—Details
- H02G3/08—Distribution boxes; Connection or junction boxes
- H02G3/088—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings or inlets
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/02—Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
- H05K7/026—Multiple connections subassemblies
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストアップを招くことなく水の浸入を防止
することができる良好な電気接続箱を提供する。 【解決手段】 電気接続箱11は、電気接続箱本体12と、
該電気接続箱本体12の上方開放部を覆う蓋体13とで画成
された収容空間内に電気機能部品を収容する。電気接続
箱本体12における蓋体13との突き合わせ部17近傍に延設
され、車体パネルに取り付けられる固定脚15の基部上面
には、該固定脚15に隣接する突き合わせ部17への水の浸
入を防ぐ防水壁20が突設されている。
することができる良好な電気接続箱を提供する。 【解決手段】 電気接続箱11は、電気接続箱本体12と、
該電気接続箱本体12の上方開放部を覆う蓋体13とで画成
された収容空間内に電気機能部品を収容する。電気接続
箱本体12における蓋体13との突き合わせ部17近傍に延設
され、車体パネルに取り付けられる固定脚15の基部上面
には、該固定脚15に隣接する突き合わせ部17への水の浸
入を防ぐ防水壁20が突設されている。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電気接続箱に関し、
特に、車両に搭載された際に電気接続箱本体と蓋体との
突き合わせ部からの水の浸入を防止するようにした電気
接続箱に関する。 【０００２】 【従来の技術】図４は、従来の電気接続箱の一例を示す
全体斜視図である。この電気接続箱１は、電気接続箱本
体２と、該電気接続箱本体２の上方開放部を覆う蓋体３
とで画成された収容空間内に、ヒューズやリレー等の電
気機能部品を収容するものである。 【０００３】そして、前記電気接続箱１は、前記電気接
続箱本体２に延設された複数の固定脚４，５によって、
エンジンルーム内の車体パネル（外部構造体）等にボル
ト止め等で固定される。前記電気接続箱本体２に延設さ
れる固定脚としては、取り付け対象箇所の形状などに応
じて種々のものが存在するが、電気接続箱１が配設され
る位置に対してボルト止め箇所が比較的上方に位置する
ような場合には、図示の背面側の固定脚５のように、斜
め上方に向けて延びた湾曲アーム形状のものとなること
がある。 【０００４】この場合、電気接続箱１の取り付け安定性
の面からの要求により、固定脚５は、前記電気接続箱本
体１の下側の部分に配置するのではなく、図５に示すよ
うに、電気接続箱本体１のできるだけ上側の部分、即
ち、前記蓋体３との突き合わせ部７の近傍位置に設ける
ことになる。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では高
圧洗浄水を用いてエンジンルーム内を洗浄することがあ
る。この様な場合、高圧洗浄水が電気接続箱１の周辺に
かかると、図６に矢印Ａで示したような水の流れが生
じ、高圧洗浄水が湾曲アーム形状の固定脚５の上面に沿
って勢いよく前記突き合わせ部７の隙間８に流れ込み、
水圧により電気接続箱１の内部に浸入するおそれがあっ
た。 【０００６】一方、前記電気接続箱１の内部への水の浸
入を防止するために、図７に示すように、電気接続箱本
体２と蓋体３の突き合わせ部７にパッキン９を設けた場
合には、別部品であるパッキン９が必要になってコスト
アップを招くという問題があった。従って、本発明の目
的は上記課題を解消することに係り、コストアップを招
くことなく水の浸入を防止することができる良好な電気
接続箱を提供することである。 【０００７】 【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、電
気接続箱本体と、該電気接続箱本体の上方開放部を覆う
蓋体とで画成された収容空間内に電気機能部品を収容す
る電気接続箱であって、前記電気接続箱本体における前
記蓋体との突き合わせ部近傍に延設され、外部構造体に
取り付けられる固定脚の基部上面には、該固定脚に隣接
する前記突き合わせ部への水の浸入を防ぐ防水壁が突設
されていることを特徴とする電気接続箱により達成され
る。 【０００８】上記構成によれば、固定脚の基部上面に防
水壁を突設したので、この固定脚に高圧洗浄水がかかっ
た場合でも、固定脚の上面を伝って流れる水は防水壁に
当たる。そして、前記防水壁に当たった水は、水の勢い
が減じられたり流れの方向が分散されたりするので、電
気接続箱本体と蓋体との突き合わせ部の隙間に強い力で
水が流れ込むことがなくなり、電気接続箱内部への水の
浸入が防止される。又、前記防水壁は、電気接続箱本体
に一体成形により突設されるので、パッキンのような別
部品を使用する必要がなく、部品点数及び組付け作業の
増加によるコストアップを避けることができる。 【０００９】 【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態を詳細に説明する。図１は本発明の一実施
形態に係る電気接続箱の全体構成を示す斜視図、図２は
図１に示した電気接続箱の要部断面図、図３は図２のII
I 部分の拡大断面図である。 【００１０】本実施形態の電気接続箱１１は、合成樹脂
製の電気接続箱本体１２と、該電気接続箱本体１２の上
方開放部を覆う合成樹脂製の蓋体１３とで画成された収
容空間内に、ヒューズやリレー等の電気機能部品を収容
するヒューズボックスである。尚、前記電気接続箱本体
１２の収容空間内には、ヒューズやリレーを嵌合装着す
る複数のヒューズ用コネクタ部及びリレー用コネクタ部
とワイヤハーネスの端子接続部とを備えたリレー及びヒ
ューズ収納部（図示せず）が、設置・固定されている。
そして、前記電気接続箱１１は、前記電気接続箱本体１
２に延設された複数の固定脚１４，１５によって、エン
ジンルーム内の車体パネル（外部構造体）等にボルト止
め等で固定される。 【００１１】図１に示したように、背面側の一対の固定
脚１５，１５は、ボルト止め箇所が比較的上方に位置す
ることから、電気接続箱本体１２の蓋体１３との突き合
わせ部１７の近傍から斜め上方に向けて、湾曲アーム形
状に延設されている。そして、各固定脚１５の基部上面
には、前記突き合わせ部１７への水の浸入を防ぐための
防水壁２０が突設されている。尚、前記防水壁２０は、
電気接続箱本体１２を射出成形する際に、固定脚１５と
同様に一体成形される。 【００１２】前記防水壁２０は、蓋体１３や電気接続箱
本体１２の側壁と平行に上方へ向かって突設されてお
り、図３に示したように、各固定脚１５の上面を流れて
くる水（矢印Ａ）を確実に塞き止められるような寸法形
状に形成されている。そこで、前記電気接続箱１１を車
体パネルに取り付ける場合には、図１に示したように、
前記電気接続箱本体１２の前面側下端に設けた固定脚４
と、背面側上部の突き合わせ部１７近傍に設けた一対の
固定脚１５，１５とをボルト止めして固定する。 【００１３】そして、エンジンルーム内を洗浄した際に
高圧洗浄水が前記電気接続箱１１の周辺部にかかった場
合には、図３に矢印Ａで示したように、各固定脚１５の
上面を伝って高圧洗浄水が電気接続箱１１側に流れ込も
うとする。しかしながら、前記固定脚１５の基部上面に
は、防水壁２０が突設されているので、該固定脚１５を
伝って流れる水は、この防水壁２０に当たって勢いが減
じられたり流れの方向が分散されたりする。 【００１４】従って、電気接続箱本体１２と蓋体１３と
の突き合わせ部１７における隙間１８には、強い力で高
圧洗浄水が流れ込むことがなくなり、その結果、電気接
続箱１１内部への水の浸入を防止することができる。
又、前記防水壁２０は、電気接続箱本体２１に一体成形
により突設されるので、図７に示した従来のパッキン９
のような別部品を使用する必要がなく、コストアップを
避けることができる。 【００１５】尚、本発明の電気接続箱における電気接続
箱本体、蓋体、固定脚及び防水壁等の構成は、上記実施
形態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に
基づいて種々の形態を採りうることは云うまでもない。
例えば、上記実施形態の電気接続箱１１においては、電
気接続箱本体１２の収容空間内にリレー及びヒューズ収
納部を設置・固定し、該電気接続箱本体１２の上方開放
部を蓋体１３で覆う構成としたが、電気接続箱本体がヒ
ューズ用コネクタ部及びリレー用コネクタ部を収容する
枠状のリレー収容部と、該リレー収容部の下方を覆う下
カバーとから成り、前記リレー収容部の上方に蓋体であ
る上カバーを被せる構成とすることもできる。又、上記
実施形態においては、電気接続箱としてヒューズボック
スを例に説明したが、ジャンクションボックス等の他の
電気接続箱にも応用できることは勿論である。 【００１６】又、上記実施形態では、防水壁２０を矩形
平板状に形成したが、当たった水の勢いを減じたり流れ
の方向を分散させたりすることができる形状であれば、
種々の形状を採りうる。例えば、防水壁を湾曲板状に形
成したり、防水壁の外側面に凹凸部を設けて水を分散し
易くしたりすることができる。 【００１７】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気接続
箱によれば、固定脚の基部上面に防水壁を突設したの
で、この固定脚に高圧洗浄水がかかった場合でも、固定
脚の上面を伝って流れる水は防水壁に当たる。 【００１８】そして、前記防水壁に当たった水は、水の
勢いが減じられたり流れの方向が分散されたりするの
で、電気接続箱本体と蓋体との突き合わせ部における隙
間に強い力で水が流れ込むことがなくなり、電気接続箱
内部への水の浸入が防止される。又、前記防水壁は、電
気接続箱本体に一体成形により突設されるので、パッキ
ンのような別部品を使用する必要がなく、部品点数及び
組付け作業の増加によるコストアップを避けることがで
きる。
特に、車両に搭載された際に電気接続箱本体と蓋体との
突き合わせ部からの水の浸入を防止するようにした電気
接続箱に関する。 【０００２】 【従来の技術】図４は、従来の電気接続箱の一例を示す
全体斜視図である。この電気接続箱１は、電気接続箱本
体２と、該電気接続箱本体２の上方開放部を覆う蓋体３
とで画成された収容空間内に、ヒューズやリレー等の電
気機能部品を収容するものである。 【０００３】そして、前記電気接続箱１は、前記電気接
続箱本体２に延設された複数の固定脚４，５によって、
エンジンルーム内の車体パネル（外部構造体）等にボル
ト止め等で固定される。前記電気接続箱本体２に延設さ
れる固定脚としては、取り付け対象箇所の形状などに応
じて種々のものが存在するが、電気接続箱１が配設され
る位置に対してボルト止め箇所が比較的上方に位置する
ような場合には、図示の背面側の固定脚５のように、斜
め上方に向けて延びた湾曲アーム形状のものとなること
がある。 【０００４】この場合、電気接続箱１の取り付け安定性
の面からの要求により、固定脚５は、前記電気接続箱本
体１の下側の部分に配置するのではなく、図５に示すよ
うに、電気接続箱本体１のできるだけ上側の部分、即
ち、前記蓋体３との突き合わせ部７の近傍位置に設ける
ことになる。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では高
圧洗浄水を用いてエンジンルーム内を洗浄することがあ
る。この様な場合、高圧洗浄水が電気接続箱１の周辺に
かかると、図６に矢印Ａで示したような水の流れが生
じ、高圧洗浄水が湾曲アーム形状の固定脚５の上面に沿
って勢いよく前記突き合わせ部７の隙間８に流れ込み、
水圧により電気接続箱１の内部に浸入するおそれがあっ
た。 【０００６】一方、前記電気接続箱１の内部への水の浸
入を防止するために、図７に示すように、電気接続箱本
体２と蓋体３の突き合わせ部７にパッキン９を設けた場
合には、別部品であるパッキン９が必要になってコスト
アップを招くという問題があった。従って、本発明の目
的は上記課題を解消することに係り、コストアップを招
くことなく水の浸入を防止することができる良好な電気
接続箱を提供することである。 【０００７】 【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、電
気接続箱本体と、該電気接続箱本体の上方開放部を覆う
蓋体とで画成された収容空間内に電気機能部品を収容す
る電気接続箱であって、前記電気接続箱本体における前
記蓋体との突き合わせ部近傍に延設され、外部構造体に
取り付けられる固定脚の基部上面には、該固定脚に隣接
する前記突き合わせ部への水の浸入を防ぐ防水壁が突設
されていることを特徴とする電気接続箱により達成され
る。 【０００８】上記構成によれば、固定脚の基部上面に防
水壁を突設したので、この固定脚に高圧洗浄水がかかっ
た場合でも、固定脚の上面を伝って流れる水は防水壁に
当たる。そして、前記防水壁に当たった水は、水の勢い
が減じられたり流れの方向が分散されたりするので、電
気接続箱本体と蓋体との突き合わせ部の隙間に強い力で
水が流れ込むことがなくなり、電気接続箱内部への水の
浸入が防止される。又、前記防水壁は、電気接続箱本体
に一体成形により突設されるので、パッキンのような別
部品を使用する必要がなく、部品点数及び組付け作業の
増加によるコストアップを避けることができる。 【０００９】 【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態を詳細に説明する。図１は本発明の一実施
形態に係る電気接続箱の全体構成を示す斜視図、図２は
図１に示した電気接続箱の要部断面図、図３は図２のII
I 部分の拡大断面図である。 【００１０】本実施形態の電気接続箱１１は、合成樹脂
製の電気接続箱本体１２と、該電気接続箱本体１２の上
方開放部を覆う合成樹脂製の蓋体１３とで画成された収
容空間内に、ヒューズやリレー等の電気機能部品を収容
するヒューズボックスである。尚、前記電気接続箱本体
１２の収容空間内には、ヒューズやリレーを嵌合装着す
る複数のヒューズ用コネクタ部及びリレー用コネクタ部
とワイヤハーネスの端子接続部とを備えたリレー及びヒ
ューズ収納部（図示せず）が、設置・固定されている。
そして、前記電気接続箱１１は、前記電気接続箱本体１
２に延設された複数の固定脚１４，１５によって、エン
ジンルーム内の車体パネル（外部構造体）等にボルト止
め等で固定される。 【００１１】図１に示したように、背面側の一対の固定
脚１５，１５は、ボルト止め箇所が比較的上方に位置す
ることから、電気接続箱本体１２の蓋体１３との突き合
わせ部１７の近傍から斜め上方に向けて、湾曲アーム形
状に延設されている。そして、各固定脚１５の基部上面
には、前記突き合わせ部１７への水の浸入を防ぐための
防水壁２０が突設されている。尚、前記防水壁２０は、
電気接続箱本体１２を射出成形する際に、固定脚１５と
同様に一体成形される。 【００１２】前記防水壁２０は、蓋体１３や電気接続箱
本体１２の側壁と平行に上方へ向かって突設されてお
り、図３に示したように、各固定脚１５の上面を流れて
くる水（矢印Ａ）を確実に塞き止められるような寸法形
状に形成されている。そこで、前記電気接続箱１１を車
体パネルに取り付ける場合には、図１に示したように、
前記電気接続箱本体１２の前面側下端に設けた固定脚４
と、背面側上部の突き合わせ部１７近傍に設けた一対の
固定脚１５，１５とをボルト止めして固定する。 【００１３】そして、エンジンルーム内を洗浄した際に
高圧洗浄水が前記電気接続箱１１の周辺部にかかった場
合には、図３に矢印Ａで示したように、各固定脚１５の
上面を伝って高圧洗浄水が電気接続箱１１側に流れ込も
うとする。しかしながら、前記固定脚１５の基部上面に
は、防水壁２０が突設されているので、該固定脚１５を
伝って流れる水は、この防水壁２０に当たって勢いが減
じられたり流れの方向が分散されたりする。 【００１４】従って、電気接続箱本体１２と蓋体１３と
の突き合わせ部１７における隙間１８には、強い力で高
圧洗浄水が流れ込むことがなくなり、その結果、電気接
続箱１１内部への水の浸入を防止することができる。
又、前記防水壁２０は、電気接続箱本体２１に一体成形
により突設されるので、図７に示した従来のパッキン９
のような別部品を使用する必要がなく、コストアップを
避けることができる。 【００１５】尚、本発明の電気接続箱における電気接続
箱本体、蓋体、固定脚及び防水壁等の構成は、上記実施
形態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に
基づいて種々の形態を採りうることは云うまでもない。
例えば、上記実施形態の電気接続箱１１においては、電
気接続箱本体１２の収容空間内にリレー及びヒューズ収
納部を設置・固定し、該電気接続箱本体１２の上方開放
部を蓋体１３で覆う構成としたが、電気接続箱本体がヒ
ューズ用コネクタ部及びリレー用コネクタ部を収容する
枠状のリレー収容部と、該リレー収容部の下方を覆う下
カバーとから成り、前記リレー収容部の上方に蓋体であ
る上カバーを被せる構成とすることもできる。又、上記
実施形態においては、電気接続箱としてヒューズボック
スを例に説明したが、ジャンクションボックス等の他の
電気接続箱にも応用できることは勿論である。 【００１６】又、上記実施形態では、防水壁２０を矩形
平板状に形成したが、当たった水の勢いを減じたり流れ
の方向を分散させたりすることができる形状であれば、
種々の形状を採りうる。例えば、防水壁を湾曲板状に形
成したり、防水壁の外側面に凹凸部を設けて水を分散し
易くしたりすることができる。 【００１７】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気接続
箱によれば、固定脚の基部上面に防水壁を突設したの
で、この固定脚に高圧洗浄水がかかった場合でも、固定
脚の上面を伝って流れる水は防水壁に当たる。 【００１８】そして、前記防水壁に当たった水は、水の
勢いが減じられたり流れの方向が分散されたりするの
で、電気接続箱本体と蓋体との突き合わせ部における隙
間に強い力で水が流れ込むことがなくなり、電気接続箱
内部への水の浸入が防止される。又、前記防水壁は、電
気接続箱本体に一体成形により突設されるので、パッキ
ンのような別部品を使用する必要がなく、部品点数及び
組付け作業の増加によるコストアップを避けることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係る電気接続箱の全体構
成を示す斜視図である。 【図２】図１に示した電気接続箱の要部断面図である。 【図３】図２のIII 部分の拡大断面図である。 【図４】従来の電気接続箱の全体構成を示す斜視図であ
る。 【図５】図４に示した電気接続箱の要部断面図である。 【図６】図５のVI部分の拡大断面図である。 【図７】従来の他の電気接続箱の要部拡大断面図であ
る。 【符号の説明】 １１ 電気接続箱 １２ 電気接続箱本体 １３ 蓋体 １５ 固定脚 １７ 突き合わせ部 ２０ 防水壁
成を示す斜視図である。 【図２】図１に示した電気接続箱の要部断面図である。 【図３】図２のIII 部分の拡大断面図である。 【図４】従来の電気接続箱の全体構成を示す斜視図であ
る。 【図５】図４に示した電気接続箱の要部断面図である。 【図６】図５のVI部分の拡大断面図である。 【図７】従来の他の電気接続箱の要部拡大断面図であ
る。 【符号の説明】 １１ 電気接続箱 １２ 電気接続箱本体 １３ 蓋体 １５ 固定脚 １７ 突き合わせ部 ２０ 防水壁
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 電気接続箱本体と、該電気接続箱本体の
上方開放部を覆う蓋体とで画成された収容空間内に電気
機能部品を収容する電気接続箱であって、 前記電気接続箱本体における前記蓋体との突き合わせ部
近傍に延設され、外部構造体に取り付けられる固定脚の
基部上面には、該固定脚に隣接する前記突き合わせ部へ
の水の浸入を防ぐ防水壁が突設されていることを特徴と
する電気接続箱。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002120950A JP2003319530A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 電気接続箱 |
| DE10318414A DE10318414A1 (de) | 2002-04-23 | 2003-04-23 | Elektrischer Abzweigkasten |
| US10/420,808 US7017764B2 (en) | 2002-04-23 | 2003-04-23 | Electrical junction box |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002120950A JP2003319530A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 電気接続箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003319530A true JP2003319530A (ja) | 2003-11-07 |
Family
ID=29243574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002120950A Pending JP2003319530A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 電気接続箱 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7017764B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003319530A (ja) |
| DE (1) | DE10318414A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100681947B1 (ko) | 2005-11-25 | 2007-02-15 | 경신공업 주식회사 | 차량용 휴즈릴레이박스 커버 구조 |
| WO2016194588A1 (ja) * | 2015-06-05 | 2016-12-08 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱及び電気接続箱の防水構造 |
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|---|---|---|---|---|
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| US7179990B2 (en) * | 2004-07-31 | 2007-02-20 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Electric junction box |
| GB2438247B (en) * | 2006-05-11 | 2011-11-02 | Nokia Corp | Improvements in or relating to liquid sensitive electronic products |
| JP4605112B2 (ja) * | 2006-07-18 | 2011-01-05 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱 |
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| JP5067199B2 (ja) * | 2008-02-29 | 2012-11-07 | 住友電装株式会社 | 車載用の電気接続箱 |
| JP5682228B2 (ja) * | 2010-10-27 | 2015-03-11 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱 |
| JP2014046811A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Suzuki Motor Corp | 電装収容箱の取付構造 |
| JP6309497B2 (ja) * | 2015-09-03 | 2018-04-11 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱およびワイヤハーネス |
| JP7309267B2 (ja) * | 2019-03-25 | 2023-07-18 | 新明和工業株式会社 | 荷受台昇降装置 |
| JP7132205B2 (ja) * | 2019-11-13 | 2022-09-06 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
| JP7066762B2 (ja) * | 2020-01-14 | 2022-05-13 | 矢崎総業株式会社 | 筐体、及び、電気接続箱 |
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