JP5800556B2 - 電気接続箱の電線カバー防水構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電気接続箱から下向きに導出させた電線に沿って上向きに水が浸入するのを電線カバーで防止した電気接続箱の電線カバー防水構造に関するものである。
従来、電気接続箱の内側の接続部に接続する等した電線を外部に導出させると共に、電線を電線カバーで覆って外部との干渉等から保護したり防水するために種々の電気接続箱の電線カバー構造が提案されている。
例えば、特許文献1(図示せず)には、電気接続箱本体の側壁に設けた切欠部内に一本の大径な端子付き電線を上から下に挿通し、上側の端子を電気接続箱内の端子取付部にボルト締めで接続し、切欠部の両側のスライド溝にサイドカバー(電線カバー)をスライド係合させ、サイドカバーの仕切壁に電線を結束バンドで垂直に配索固定したことが記載されている。
また、特許文献2(図示せず)には、電気接続箱のケースの側壁に設けた凹部に一本の大径な端子付き電線を垂直に挿通し、電線の外周には防水用の弾性シートを装着し、端子をケース内の雄ねじ端子部にナットで締付接続し、凹部に電線カバーをスライド式に装着して、弾性シートで電線カバー内を防水したことが記載されている。
また、特許文献3(図示せず)には、電気接続箱本体に側部開口を設け、複数本の細径な電線をバンドでサイドカバー(電線カバー)に結束し、サイドカバーを側部開口にスライド係合させ、複数本の電線をサイドカバーの下部から導出させ、側部開口内には防水壁を斜め下向きに設けて、下方からの水の浸入を防止したことが記載されている。
特開2006−320131号公報(図1,図2) 特開2010−41808号公報(図8,図11,図12) 特開2010−93882号公報(図1,図3)
しかしながら、上記従来の特許文献1の電気接続箱の電線カバー構造にあっては、電線に沿って下方から電気接続箱内に跳ね上げ水や高圧洗浄水が浸入し兼ねないという懸念があった。また、特許文献2の電気接続箱の電線カバー防水構造にあっては、防水用の弾性シートを用いるために、部品点数が増えてコスト高になるという懸念があった。また、特許文献3の電気接続箱の電線カバー防水構造にあっては、接続箱本体に防水壁を設け、防水壁の突出先端を電線の外周面に接触させるために、電線の本数が少ない場合に、防水性が低下し兼ねないという懸念があった。
例えば、図10(a)(b)に従来の電気接続箱の電線カバー構造の他の形態を示す如く、略樋状の電線カバー(サイドカバー)61に沿って複数本の電線62を挿通させて電線カバー61の下部にテープ巻き63で固定し、電線62を内側として電線カバー61を電気接続箱本体64にスライド係合させた状態で、電気接続箱を自動車に搭載した際に、電線62の本数が少ない場合に、跳ね上げ水66や高圧洗浄水66等が電線62を伝わって電線62と電気接続箱本体64との間の隙間65を通って下から上に電気接続箱本体64内に浸入し兼ねないという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、電線の本数が少ない場合(電線と接続箱本体との間に隔たりがある場合)でも、簡単で低コストな構成で、水が電線を下から上に伝わって電気接続箱内に浸入することを確実に防止することのできる電気接続箱の電線カバー防水構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る電気接続箱の電線カバー防水構造は、接続箱本体の外壁に凹溝設けられ、筒状の電線カバーに電線下向きに挿通された状態で該電線カバーの下部にテープ巻きされており、該電線カバー該凹溝にスライド装着されている電気接続箱の電線カバー構造において、前記電線カバーの背壁に止水用の段部が設けられ、該背壁が前記凹溝の奥壁に接触ないし近接し、該電線から該奥壁に沿う下からの水の浸入が該段部で阻止されていることを特徴とする。
上記構成により、電線が筒状の電線カバー内に挿通(貫通)され、電線カバーの背壁面が接続箱本体の凹溝の奥壁に接触ないし近接し、電線は凹溝の奥壁に接触しないので、電線の本数が少なくて電線と接続箱本体との間に隔たりがある場合でも、防水性に影響を及ぼすことがない。そして、電線カバーの段部の外面(下面)が凹溝の奥壁に交差するように位置し、電線から電線カバーの背壁に沿って伝わる下からの水が段部の外面(下面)に当たって停止しつつ落下し、電線カバー上部へ向かう水の浸入が阻止ないし抑止される。
請求項2に係る電気接続箱の電線カバー防水構造は、接続箱本体の外壁に凹溝設けられ、筒状の電線カバーに電線下向きに挿通された状態で該電線カバーの下部にテープ巻きされており、該電線カバー該凹溝にスライド装着されている電気接続箱の電線カバー構造において、前記電線カバーの背壁が前記凹溝の奥壁に接触ないし近接し、該奥壁に止水用の段部が設けられ、該電線から該奥壁に沿う下からの水の浸入が該段部で阻止されていることを特徴とする。
上記構成により、電線が筒状の電線カバー内に挿通(貫通)され、電線カバーの背壁面が接続箱本体の凹溝の奥壁に接触ないし近接し、電線は凹溝の奥壁に接触しないので、電線の本数が少なくて電線と接続箱本体との間に隔たりがある場合でも、防水性に影響を及ぼすことがない。そして、凹溝の奥壁の段部の外面(下面)が電線カバーの背壁に交差するように位置し、電線から電線カバーの背壁に沿って伝わる下からの水が段部の外面(下面)に当たって停止しつつ落下し、電線カバー上部へ向かう水の浸入が阻止ないし抑止される。
請求項3に係る電気接続箱の電線カバー防水構造は、請求項1記載の電気接続箱の電線カバー防水構造において、前記段部が断面湾曲状の前記背壁の下端と該背壁の幅方向両側とに設けられ、該下端側の段部が前記電線カバーの下部であるテープ巻き部に続いていることを特徴とする。
上記構成により、断面湾曲状の背壁の下端の段部と背壁の左右両側の段部とで止水が確実に行われる。両側の段部は中央の湾曲状の段部の左右両側からの水の浸入を阻止する。両側の段部は上下二段に設けることが好ましく、それにより止水性が一層向上する。
請求項4に係る電気接続箱の電線カバー防水構造は、請求項1〜3の何れかに記載の電気接続箱の電線カバー防水構造において、前記凹溝の上端縁に当接する止水用の鍔部が前記電線カバーの上端に設けられたことを特徴とする。
上記構成により、段部を上向きに通過してしまった水が鍔部の下面に当たって停止しつつ落下して、電気接続箱内への水の浸入が一層確実に防止される。
請求項5に係る電気接続箱の電線カバー防水構造は、請求項4記載の電気接続箱の電線カバー防水構造において、前記鍔部の下側で前記背壁に、前記奥壁側へ係合する係止突起が設けられたことを特徴とする。
上記構成により、段部を上向きに通過してしまった水が係止突起の下面に当たって停止しつつ落下して、電気接続箱内への水の浸入が一層確実に抑止される。
請求項6に係る電気接続箱の電線カバー防水構造は、請求項1又は3記載の電気接続箱の電線カバー防水構造において、前記電線カバーが表側の分割カバーと裏側の分割カバーとを合体して構成され、該裏側の分割カバーに前記段部が設けられていることを特徴とする。
請求項7に係る電気接続箱の電線カバー防水構造は、請求項4記載の電気接続箱の電線カバー防水構造において、前記電線カバーが表側の分割カバーと裏側の分割カバーとを合体して構成され、該裏側の分割カバーに前記鍔部が設けられていることを特徴とする。
請求項8に係る電気接続箱の電線カバー防水構造は、請求項5記載の電気接続箱の電線カバー防水構造において、前記電線カバーが表側の分割カバーと裏側の分割カバーとを合体して構成され、該裏側の分割カバーに前記係止突起が設けられていることを特徴とする。
上記構成により、裏側の分割カバーに段部や鍔部や係止突起が一括して一体樹脂成型される。そして、両分割カバーを分離した(開いた)状態で電線が容易に挿通され、両分割カバーを合体して筒状の電線カバーが構成される。両分割カバーは係止手段で相互に固定される。
請求項1記載の発明によれば、電線カバーの段部で電線に沿う下からの水を止めて電気接続箱内への水の浸入を防ぐことができる。電線カバーの段部は例えば一体樹脂成型で容易に形成することができ、防水パッキン等の防水手段を不要として電気接続箱を低コスト化することができる。また、電線の本数が少なくても、電線を凹溝の奥壁に直接接触させないので、防水性に影響を及ぼすことがない。
請求項2記載の発明によれば、接続箱本体の凹溝の奥壁の段部で電線に沿う下からの水を止めて電気接続箱内への水の浸入を防ぐことができる。接続箱本体の段部は例えば一体樹脂成型で容易に形成することができ、防水パッキン等の防水手段を不要として電気接続箱を低コスト化することができる。また、電線の本数が少なくても、電線を凹溝の奥壁に直接接触させないので、防水性に影響を及ぼすことがない。
請求項3記載の発明によれば、複数の段部を電線カバーの中央と左右とに配置して止水性を高めることができる。
請求項4記載の発明によれば、段部を通過してしまった水を鍔部で止めて、電気接続箱内への水の浸入を一層確実に防ぐことができる。
請求項5記載の発明によれば、段部を通過してしまった水を係止突起で止めて、電気接続箱内への水の浸入を一層確実に防ぐことができる。
請求項6〜8記載の発明によれば、両分割カバーを開いて電線を容易に挿通させることができると共に、一方(裏側)の分割カバーに段部や鍔部や係止突起を一括して形成することで、電線カバーの樹脂成型性を高めて電線カバーの低コスト化を図ることができる。
本発明に係る電気接続箱の電線カバー防水構造で使用する電線カバーの一実施形態を表側から見た斜視図である。 同じく電線カバーの裏面側を示す図1の矢視A斜視図である。 電線カバーの防水作用を示す説明図(簡単な要部縦断面図)である。 接続箱本体に電線カバーを装着する状態を示す分解斜視図である。 接続箱本体に電線カバーを装着した状態を示す斜視図である。 図5のB−B断面図である。 図5のB−B線よりも少し偏心した位置の断面図である。 図5のC−C断面図である。 図5のD−D断面図である。 (a)は従来の電気接続箱の電線カバー構造の一形態を示す斜視図、(b)は水の浸入経路を示す縦断面図である。
図1〜図9は、本発明に係る電気接続箱の電線カバー防水構造の一実施形態を示すものである。
図1の如く、電線カバー(サイドカバー)1は、合成樹脂製の表側の分割カバー2と裏側の分割カバー3とを合体して略筒状に構成されている。表側の分割カバー2は断面略半円状の樋状に形成され、上下左右の各一対の可撓性の係止枠片4と、上側の係止枠片4の両側から外向きに突出した左右一対のスライド板5と、上下の係止枠片4の間で分割端面6に突設された位置決め板7と、下部側の左右のテーパ端で略ヘラ状となったテープ巻き部8とを有している。
裏側の分割カバー3は略矩形樋状に形成され、左右の真直な側壁9の外面の上下左右に、係止枠片4に係合する各一対の係合突起10を有し、上下の係合突起10の間で側壁9に、位置決め板7を挿入係合させる内溝(符号7で代用)を有している。
さらに図2(図1の矢視A斜視図)の如く、裏側の分割カバー3は、断面湾曲状の背壁11と背壁の左右両側に続く平面状の幅狭の壁部37とを有し、背壁11の下端に円弧状の段部12を有し、段部12よりも上側で背壁11の左右両側に上下各一対(計四つ)の下側の段部15aを成す突壁15を有している。突壁15は断面湾曲状の背壁11の裾部11aから両側の壁部37にかけて背壁11の幅方向に突出され、突壁15の頂面15bは背壁11の頂面11bよりも低く位置している。円弧状の段部12の左右両側に突壁15の段部15aが位置して段部12を補助している。各段部の水平ないし略水平な下面(符号12,15aで代用)が止水面として作用する。
さらに裏側の分割カバー3は、段部12の下側に背壁11から延長された平板状の可撓性のテープ巻き部13を有し、上側の左右の突壁15の間で背壁11の上部に、後述の電気接続箱本体に対する係止突起14を有し、係止突起14の上側で分割カバー3の上端に鍔部16を有し、鍔部16の後部中央は係止突起14の型抜きのために中央で切欠され(切欠部を符号17で示す)、一方(右側)の鍔部16の下側に直交してスライドリブ18を有している。
鍔部16は分割カバー3の上端の左右と後側に配置され(左右の鍔部を16a、後側の鍔部を16bで示す)、左右の鍔部16aの前端はスライド板5の前端位置まで延長されている。裏側の分割カバー3の少なくとも段部12,15aと鍔部16とが止水用の壁部として作用する。
係止突起14は水平な板部14aと板部14aの下側中央に続く幅狭な傾斜状のリブ14bとで構成され、後述の接続箱本体側の係合部に対して板部14aの上面が係止面として作用し、傾斜状のリブ14bが摺接ガイド面として作用し、板部14aの下面とリブ14bの下面は止水面としても作用する。係止突起14の型抜き方向を変更して鍔部16の切欠部17をなくすことも可能である。
例えば両分割カバー2,3を開いた状態で、図1の如く、複数本の電線19を電線カバー1の内部空間に挿通し、両分割カバー2,3を閉じて(合体させて)、下部側のテープ巻き部8,13と電線束19の外周とに合成樹脂製の片面粘着テープ20を複数回巻き付けて、電線19をテープ巻き部8,13に固定する。電線カバー1の下部開口21(図2)はテープ巻き20で塞がれて防水される。
図3の如く、電線カバー1を電気接続箱本体22にスライド装着した状態で、裏側の分割カバー3の背壁11の外面が接続箱本体22の壁部23の外面に接触ないし近接し、分割カバー3の例えば下側中央の段部12が止水壁(止水面)として作用し、下から裏側の分割カバー3に沿って跳ね上がる水24を停止させる(水24の停止部分を符号24aで示す)。
段部12を通過して背壁11に沿って上昇した水24bがあっても、上端の鍔部16やその下側の係止突起14(図2)が止水壁として作用して、水を停止させる。また、下側の段部12の左右両側を通過して上昇した水24bは上側の二段(中段と上段)の左右の各段部15aによって止水される。
これらによって、接続箱本体22内への跳ね上げ水24や高圧洗浄水24の浸入が防止される。電線19の本数が少ない場合でも、電線カバー1を二部品化したことで、電線カバー1の下部開口21(図2)をテープ巻き20で塞いで、電線19の本数に関係なく、段部12,15aや鍔部16で確実に防水(止水)を行うことができる。
少なくとも下側中央の段部12は電線カバー1に設けずに接続箱本体22に設けることも可能である。但し、電線カバー1のスライド挿着時にテープ巻き部分20が接続箱本体22に設けた段部に干渉する懸念はある。
図4の如く、本例の電気接続箱本体22は電気接続箱の合成樹脂製のフレームであり、フレーム22は周方向を囲む側壁(周壁)25の内側に上下に貫通した内部空間を有し、側壁25は大きく凹んだ凹壁(外壁)26を有し、凹壁26は内側に上下方向に貫通した小さな凹溝27を有し、凹溝27に上から下向きに電線カバー1がスライド式に装着される。
凹溝27の左右の垂直な壁部28に一対の垂直なガイド溝29,30が設けられ、本例で左側のガイド溝29は前後と左側の上下方向に長い壁部31で断面逆コの字状に囲まれて上下に貫通して構成され、右側のガイド溝30は前後と右側の上下方向に短い壁部32で断面コの字状に囲まれて構成され、下端にストッパ面30aを有する。図5の如く、各ガイド溝29,30に電線カバー1の左右のスライド板5がスライド係合する。
図4において、凹溝27の垂直な奥壁33は幅方向中央に電線カバー1の断面湾曲状の背壁11(図2)を接触させる断面湾曲状の壁面33aを有し、奥壁33の上端中央に矩形状の切欠部34が設けられ、切欠部34の後側の奥壁部に可撓性の係合アーム35が配設され、係合アーム35は下端に突起を有し、奥壁33は中央の湾曲面33aの左右両側に略平面状の垂直な壁面33bを有し、切欠部34の右側において壁面33bに第二のガイド溝36が設けられている。
図5の電線カバー1の装着状態で、奥壁33の中央の湾曲状の壁面33aに電線カバー1の背壁11が接触ないし近接すると共に背壁の段部12が交差して位置し、奥壁33の左右の壁面33bに背壁11の左右両側の壁部37が近接すると共に左右の突壁15が接触ないし近接して突壁15の段部15aが交差して位置する。
係合アーム35(図4)の突起(符号35で代用)に電線カバー1の係止突起14(図2)が係合し、第二のガイド溝36に電線カバー1のスライドリブ18が上方から進入係合する。電線カバー1の上端の鍔部16は凹溝27の上端に当接する。図5で電線カバー1の左側の凹溝38には他の不図示の電線カバーが並列にスライド係合される。なお、スライド板5やスライドリブ18をフレーム22側に設け、各ガイド溝29,30を電線カバー1に設けることも可能であり、これらスライド部5,18とガイド部29,30の構成は適宜設定可能である。
図4のフレーム22の内側には下方から上向きに不図示の接続ブロックがスライド式に挿着される。接続ブロックは、電気部品であるヒュージブルリンク(ヒューズ)やリレーやコネクタに対する各装着部と、導電金属製のバスバーと、バスバーに立設されたボルト型端子と、バスバーに設けられた端子ねじ締め用の孔部とを有している。例えばコネクタに接続された相手コネクタからの導出電線19や、ボルト型端子にねじ締め接続された端子付き電線19等が電線カバー1内に挿通されて電線カバー1の下部開口21(図2)から下向きに外部に導出される。
図5において、電線カバー1を装着した状態で、フレーム22の凹壁26の左右端の垂直なガイド部39(左側のガイド部は図示せず)に合成樹脂製の板状の不図示のアウタカバーの左右端のスライド係合部が上から下向きにスライド係合され、凹壁26内の空間が前側のアウタカバーで閉じられて上下に開口し、上側の開口は合成樹脂製の不図示のアッパカバーをフレーム22の上部に装着することで閉じられる(アウタカバーの上部はアッパカバーの一部で覆われる)。
凹壁26の下側の開口は、合成樹脂製のロアカバーをフレーム22の下部に装着した状態で下方に開口された状態で維持され、電線カバー1から下向きに導出された電線19が下側の開口を通って外部に導出される。従って下側の開口から上向きに跳ね上げ水や高圧洗浄水がアウタカバー内に浸入するが、上記した電線カバー1の段部12,15aや鍔部16等でフレーム22内への水の浸入が防止される。フレーム22と接続ブロックとアウタカバーとアッパカバーとロアカバーと電線カバー1とで本例の電気接続箱が構成される。
図6(図5の電線カバー1の中央のB−B断面図)の如く、フレーム22の凹溝27の奥壁33に電線カバー1の背壁11が若干の隙間を存して近接し(奥壁33に背壁11が接触していてもよい)、背壁11の下端の段部12の水平な下面が下からの水を停止させる。段部12に続くテープ巻き部13は奥壁33に大きな隙間を存して対向して位置する。電線カバー1の係止突起14は奥壁33の上部の切欠部34内に進入して切欠部34内の係合アーム35の突起の水平な下面(係止面)に係合し、電線カバー1の上抜けが防止される。係止突起14の下面は切欠部34の下端34aに当接し、係止突起14が背壁11と奥壁33との間の隙間を上側で封止して、止水作用を行う。係止突起14の左右両側の上方に止水用の鍔部16が位置する。
図7(B−B断面よりも少し偏心した位置の断面図)の如く、電線カバー1の下側の段部12の左右上側に中段と上段の段部15aが位置し、右側の上段の段部15aの上側にスライドリブ18が一体に位置し、スライドリブ18はフレーム22の凹溝27の第二のガイド溝36に係合している。スライドリブ18の上端まで鍔部16が後方に延長されている。
図8(図5のC−C断面図)の如く、表側(前側)の分割カバー2の左右の側壁40の内側に裏側(後側)の分割カバー3の左右の側壁9が進入係合し、表側の分割カバー2の左右一対のスライド板5がフレーム22の凹溝27内の左右のガイド溝29,30にスライド係合し、裏側の分割カバー3の後向きのスライドリブ18が凹溝27の奥壁33側の第二のガイド溝36に進入係合し、裏側の分割カバー3の係止突起14の上面に奥壁33の後方の係合アーム35の突起が係合している。裏側の分割カバー3の内側には下側の段部12が径方向に突出し、段部12の内側上面(符号12で代用)が露出している。左右のスライド板5の上方から背壁11の上方にかけて鍔部16(図示せず)が位置している。電線カバー1内の電線は図示を省略している。
図9(図5のD−D断面図)の如く、電線カバー1の裏側の分割カバー3の断面円弧状(湾曲状)の背壁11の外面がフレーム22の凹溝27の奥壁33の中央の断面円弧状(湾曲状)の内面33aに接触ないし近接する。裏側の分割カバー3の下側の段部12の下面(外面)が奥壁33に沿って下から上に浸入する水に対する止水面として作用する。
なお、上記実施形態においては、フレーム22と接続ブロックとアウタカバーとアッパカバーとロアカバーと電線カバー(サイドカバー)1とで電気接続箱を構成したが、例えば、フレーム22を用いずに、ロアカバー(メインカバー)とアッパカバーとロアカバー内の電気部品やバスバー等を備える電気接続箱において、ロアカバーの側壁に凹壁26を一体に設け、凹壁26内に凹溝27を設け、凹溝27内に電線カバー1をスライド装着し、凹壁26をアウタカバーで覆い、アウタカバーの上部をアッパカバーで覆うことも可能である。また、フレーム22やロアカバーの側壁に凹溝27を直接設け、アウタカバーを用いずに、アッパカバーで電線カバー1の上部を直接覆うようにすることも可能である。何れの場合もロアカバーは電線カバー1の下部を覆わないで露出させる。
また、上記実施形態においては、電線カバー1を表側の分割カバー2と裏側の分割カバー3とで構成したが、電線(端子付き電線)19の挿通作業が容易である場合(端子がL字端子や幅広端子でない場合)には、電線カバー1を分割せずに筒状に一体樹脂成型することも可能である。
また、上記実施形態においては、鍔部16の下側に係止突起14を設けたが、係止突起14等の係止部を他の場所に設けて、鍔部16の中間の切欠部17をなくして鍔部16を周方向に連続させることも可能である。また、水の掛かりの少ない部位においては、鍔部16を設けずに、段部12のみ又は段部12,15aのみで止水させることも可能である。
また、上記実施形態においては、電線カバー1に段部12を設けた例で説明したが、電線カバー1ではなく接続箱本体(フレーム)22の凹溝27の奥壁33に同様の水平ないし略水平の下面を有する段部(12)を設けることも可能である。この場合でも、電線カバー1には上端の鍔部16や鍔部16の下側(必ずしも下側に限らない)の係止突起14を設ける。
本発明に係る電気接続箱の電線カバー防水構造は、自動車等に搭載される電気接続箱から導出される例えば少数本の電線を電線カバー(サイドカバー)で覆って保護しつつ、防水パッキン等を用いずに、電線カバーのみで簡単且つ低コストに、電線を下から上に伝って電気接続箱内に浸入する水を阻止して、電気接続箱内を錆や接触不良等から安全に保護するために利用することができる。
1 電線カバー
2 表側の分割カバー
3 裏側の分割カバー
11 背壁
12,15a 段部
13 テープ巻き部
14 係止突起
16 鍔部
19 電線
22 フレーム(接続箱本体)
26 凹壁(外壁)
27 凹溝

Claims (8)

  1. 接続箱本体の外壁に凹溝設けられ、筒状の電線カバーに電線下向きに挿通された状態で該電線カバーの下部にテープ巻きされており、該電線カバー該凹溝にスライド装着されている電気接続箱の電線カバー構造において、前記電線カバーの背壁に止水用の段部が設けられ、該背壁が前記凹溝の奥壁に接触ないし近接し、該電線から該奥壁に沿う下からの水の浸入が該段部で阻止されていることを特徴とする電気接続箱の電線カバー防水構造。
  2. 接続箱本体の外壁に凹溝設けられ、筒状の電線カバーに電線下向きに挿通された状態で該電線カバーの下部にテープ巻きされており、該電線カバー該凹溝にスライド装着されている電気接続箱の電線カバー構造において、前記電線カバーの背壁が前記凹溝の奥壁に接触ないし近接し、該奥壁に止水用の段部が設けられ、該電線から該奥壁に沿う下からの水の浸入が該段部で阻止されていることを特徴とする電気接続箱の電線カバー防水構造。
  3. 前記段部が断面湾曲状の前記背壁の下端と該背壁の幅方向両側とに設けられ、該下端側の段部が前記電線カバーの下部であるテープ巻き部に続いていることを特徴とする請求項1記載の電気接続箱の電線カバー防水構造。
  4. 前記凹溝の上端縁に当接する止水用の鍔部が前記電線カバーの上端に設けられたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電気接続箱の電線カバー防水構造。
  5. 前記鍔部の下側で前記背壁に、前記奥壁側へ係合する係止突起が設けられたことを特徴とする請求項4記載の電気接続箱の電線カバー防水構造。
  6. 前記電線カバーが表側の分割カバーと裏側の分割カバーとを合体して構成され、該裏側の分割カバーに前記段部が設けられていることを特徴とする請求項1又は3記載の電気接続箱の電線カバー防水構造。
  7. 前記電線カバーが表側の分割カバーと裏側の分割カバーとを合体して構成され、該裏側の分割カバーに前記鍔部が設けられていることを特徴とする請求項4記載の電気接続箱の電線カバー防水構造。
  8. 前記電線カバーが表側の分割カバーと裏側の分割カバーとを合体して構成され、該裏側の分割カバーに前記係止突起が設けられていることを特徴とする請求項5記載の電気接続箱の電線カバー防水構造。
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