JPH0799080A - 電線相互の接続方法 - Google Patents
電線相互の接続方法Info
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- JPH0799080A JPH0799080A JP5268025A JP26802593A JPH0799080A JP H0799080 A JPH0799080 A JP H0799080A JP 5268025 A JP5268025 A JP 5268025A JP 26802593 A JP26802593 A JP 26802593A JP H0799080 A JPH0799080 A JP H0799080A
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- Japan
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- insulating
- conductor
- insulating cap
- cap
- electric wire
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/22—End caps, i.e. of insulating or conductive material for covering or maintaining connections between wires entering the cap from the same end
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/70—Insulation of connections
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G15/00—Cable fittings
- H02G15/02—Cable terminations
- H02G15/04—Cable-end sealings
- H02G15/043—Cable-end sealings with end caps, e.g. sleeve closed at one end
Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電線の端部を相互接続するにおいて、接続電
線の呼吸作用の発生を防止して接続品質の向上を図ると
共に、接続加工性の向上と接続部分の小形化を図る相互
接続方法を提供する。 【構成】 電線１Ａ・１Ｂ・１Ｃの端部の絶縁被覆４を
剥離して露出した導体２を集合一体化して集合導体３に
なし、集合導体３と集合導体３に続く絶縁被覆４の部分
に、先細形状にして一端開口部８の絶縁キヤップ６を被
せ、しかるのち、その絶縁キヤップ６内に防水剤７を注
入充填すると共に、絶縁キヤップ６の開口部８の周縁を
絶縁被覆４に溶着固定して開口部８を閉じ、防水剤７に
埋め込んだ集合導体３を含む電線端部分を、絶縁キヤッ
プ６内に収納封止する方法が特徴である。
線の呼吸作用の発生を防止して接続品質の向上を図ると
共に、接続加工性の向上と接続部分の小形化を図る相互
接続方法を提供する。 【構成】 電線１Ａ・１Ｂ・１Ｃの端部の絶縁被覆４を
剥離して露出した導体２を集合一体化して集合導体３に
なし、集合導体３と集合導体３に続く絶縁被覆４の部分
に、先細形状にして一端開口部８の絶縁キヤップ６を被
せ、しかるのち、その絶縁キヤップ６内に防水剤７を注
入充填すると共に、絶縁キヤップ６の開口部８の周縁を
絶縁被覆４に溶着固定して開口部８を閉じ、防水剤７に
埋め込んだ集合導体３を含む電線端部分を、絶縁キヤッ
プ６内に収納封止する方法が特徴である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネス等にお
いて、並列した電線の相互を導通接続する電線相互の接
続方法に関するものである。
いて、並列した電線の相互を導通接続する電線相互の接
続方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】電線の端部を相互接続する方法は、特開
平４ー３３２８７号公報・実開昭６３ー１５７１６３号
公報に示される公知例がある。即ち、その公知例の一つ
は、図５参照、接続すべき電線１の絶縁被覆４を除去し
た露出導体を集めて集合導体３となし、この集合導体３
を含む電線１の端部に、絶縁チューブ１２を被せ、チュ
ーブの両端の開口部８の一方に、電線１の絶縁被覆４を
挾んだ状態で溶着して閉鎖する方法であり、他の一つ
は、図６参照、同じく導体を集めた集合導体３を含む電
線１の端部を、上下二枚の絶縁シート１３によって挾み
込み、絶縁シート１３の周縁を溶着する接続方法であ
り、この両者の接続方法とも、絶縁キヤップ１２・絶縁
シート１３に包み込んだ接続部分を、外気と遮断させて
電線の呼吸作用（電線の端部のコネクタ等の温度変化に
よる空気の膨張・収縮によって、電線の一端から他端
へ、線間空隙を伝わって空気が流通する作用）を止め、
電線相互の接続端からの水分浸入を防止するようになっ
ている。
平４ー３３２８７号公報・実開昭６３ー１５７１６３号
公報に示される公知例がある。即ち、その公知例の一つ
は、図５参照、接続すべき電線１の絶縁被覆４を除去し
た露出導体を集めて集合導体３となし、この集合導体３
を含む電線１の端部に、絶縁チューブ１２を被せ、チュ
ーブの両端の開口部８の一方に、電線１の絶縁被覆４を
挾んだ状態で溶着して閉鎖する方法であり、他の一つ
は、図６参照、同じく導体を集めた集合導体３を含む電
線１の端部を、上下二枚の絶縁シート１３によって挾み
込み、絶縁シート１３の周縁を溶着する接続方法であ
り、この両者の接続方法とも、絶縁キヤップ１２・絶縁
シート１３に包み込んだ接続部分を、外気と遮断させて
電線の呼吸作用（電線の端部のコネクタ等の温度変化に
よる空気の膨張・収縮によって、電線の一端から他端
へ、線間空隙を伝わって空気が流通する作用）を止め、
電線相互の接続端からの水分浸入を防止するようになっ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】以上の公知例のもの
は、集合導体３を包み込んだ絶縁チューブ１２・絶縁シ
ート１３内に空気が残存するので、その接続部分の温度
によって内部に結露を生じて接続部分が発錆したり、接
続電線に若干の呼吸作用が生ずる。そして、その絶縁チ
ューブ１２・絶縁シート１３とも溶着すべき周縁が複数
にして、溶着不備による外気流通を生ずる危険があるの
で、接続電線の充分な品質保証が得難く、その上、その
溶着不備を未然防止するためのチェックポイントが複数
個所になって、加工管理が煩雑になる。
は、集合導体３を包み込んだ絶縁チューブ１２・絶縁シ
ート１３内に空気が残存するので、その接続部分の温度
によって内部に結露を生じて接続部分が発錆したり、接
続電線に若干の呼吸作用が生ずる。そして、その絶縁チ
ューブ１２・絶縁シート１３とも溶着すべき周縁が複数
にして、溶着不備による外気流通を生ずる危険があるの
で、接続電線の充分な品質保証が得難く、その上、その
溶着不備を未然防止するためのチェックポイントが複数
個所になって、加工管理が煩雑になる。
【０００４】さらに、前記公知例のものは絶縁チューブ
１２・絶縁シート１３の溶着周縁が複数になるので溶着
金型が大型化すると共に、加工が煩雑化し、その上、そ
の溶着加工の際の集合導体３の絶縁チューブ１２等に対
する位置決めがやりずらく、溶着加工に多くの手数を要
してコスト高になる。さらに、絶縁チューブ１２・絶縁
シート１３は、包み込むべき集合導体３より相当大なる
サイズのものが必要にしてデッドゾーンが生れるので、
接続端部分の大形化が避けられず「１粍でも小さく」と
厳格に要求されるワイヤハーネスシステムの小形化要求
に反する。以上の諸難点がある。本発明は、以上の従来
技術の難点を解消する電線相互の接続方法を提供する。
１２・絶縁シート１３の溶着周縁が複数になるので溶着
金型が大型化すると共に、加工が煩雑化し、その上、そ
の溶着加工の際の集合導体３の絶縁チューブ１２等に対
する位置決めがやりずらく、溶着加工に多くの手数を要
してコスト高になる。さらに、絶縁チューブ１２・絶縁
シート１３は、包み込むべき集合導体３より相当大なる
サイズのものが必要にしてデッドゾーンが生れるので、
接続端部分の大形化が避けられず「１粍でも小さく」と
厳格に要求されるワイヤハーネスシステムの小形化要求
に反する。以上の諸難点がある。本発明は、以上の従来
技術の難点を解消する電線相互の接続方法を提供する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明の電線相互の接続方法は「少くとも端部を並列
させた電線を相互接続するにおいて、前記電線端の絶縁
被覆を剥離して露出した導体を集めて集合導体になし、
該集合導体と該集合導体に続く絶縁被覆を含む、電線端
部分に、一端開口の絶縁キヤップを覆着すると共に、該
絶縁キヤップ内に防水剤を注入し、さらに、前記絶縁キ
ヤップを前記電線の絶縁被覆に溶着固定し、前記絶縁キ
ヤップ内に、防水剤に埋め込んだ電線端部分を収納保護
することを特徴とする電線相互の接続方法」になってい
る。そして、その絶縁キヤップは、先細形状のものが主
として用いられ、覆着した電線部分から外れない程度
に、電線の絶縁被覆に溶着係止される。
る本発明の電線相互の接続方法は「少くとも端部を並列
させた電線を相互接続するにおいて、前記電線端の絶縁
被覆を剥離して露出した導体を集めて集合導体になし、
該集合導体と該集合導体に続く絶縁被覆を含む、電線端
部分に、一端開口の絶縁キヤップを覆着すると共に、該
絶縁キヤップ内に防水剤を注入し、さらに、前記絶縁キ
ヤップを前記電線の絶縁被覆に溶着固定し、前記絶縁キ
ヤップ内に、防水剤に埋め込んだ電線端部分を収納保護
することを特徴とする電線相互の接続方法」になってい
る。そして、その絶縁キヤップは、先細形状のものが主
として用いられ、覆着した電線部分から外れない程度
に、電線の絶縁被覆に溶着係止される。
【０００６】
【作用】以上の本発明の電線相互の接続方法は、相互接
続すべき電線の導体を集合一体化した集合導体に、絶縁
キヤップを被せて防水剤を充填し、相互接続した集合導
体を含む電線端部分を、その絶縁キヤップ内の防水剤に
埋め込み収納するので、収納された集合導体の周囲には
残存空気がなく、相互接続した電線の呼吸作用は発生し
ない。そして、その集合導体は防水剤に埋め込まれて保
護されるので、キヤップ外の水分・空気と接触するおそ
れがなく、接続部分の防水性は確保され、良好な接続性
能が安定する。
続すべき電線の導体を集合一体化した集合導体に、絶縁
キヤップを被せて防水剤を充填し、相互接続した集合導
体を含む電線端部分を、その絶縁キヤップ内の防水剤に
埋め込み収納するので、収納された集合導体の周囲には
残存空気がなく、相互接続した電線の呼吸作用は発生し
ない。そして、その集合導体は防水剤に埋め込まれて保
護されるので、キヤップ外の水分・空気と接触するおそ
れがなく、接続部分の防水性は確保され、良好な接続性
能が安定する。
【０００７】さらに、その絶縁キヤップの絶縁被覆への
溶着は、絶縁キヤップが外れない程度の固定で足りるの
で、溶着加工が簡易にして、溶着確認のチェックポイン
トも簡素であり、その上、絶縁キヤップ内への集合導体
の位置決めもし易く、電線接続部の加工が前記従来手段
のものより簡素化する。そして、その絶縁キヤップは、
集合導体とそれに続く絶縁被覆部分を収納し、かつ、防
水剤を充填し得る若干の余裕空間を有する中空部で足り
るので、無駄空間を省略した小形なものになし、前記の
従来技術の絶縁チューブ等のものより相互接続部分が一
段と小形化できる。
溶着は、絶縁キヤップが外れない程度の固定で足りるの
で、溶着加工が簡易にして、溶着確認のチェックポイン
トも簡素であり、その上、絶縁キヤップ内への集合導体
の位置決めもし易く、電線接続部の加工が前記従来手段
のものより簡素化する。そして、その絶縁キヤップは、
集合導体とそれに続く絶縁被覆部分を収納し、かつ、防
水剤を充填し得る若干の余裕空間を有する中空部で足り
るので、無駄空間を省略した小形なものになし、前記の
従来技術の絶縁チューブ等のものより相互接続部分が一
段と小形化できる。
【０００８】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。ま
ず、本発明第一実施例の電線相互の接続方法の手法と手
順を示す図１を参照して、並列して先端を揃えた３本の
電線１Ａ・１Ｂ・１Ｃを相互接続するにおいて、各電線
の絶縁被覆４を剥離して、若干長の導体２を露出させた
後、その３本の導体２を超音波溶着加工して一体になし
た集合導体３に加工する。そして、その集合導体３と集
合導体３に続く電線１Ａ・１Ｂ・１Ｃの絶縁被覆４まで
の電線端部分に、先細形状の樹脂製にして一端のみの開
口部８を有する絶縁キヤップ６が覆着される。そして、
その絶縁キヤップ６の内部に、シリコーン・ホットメル
ト等の防水剤７を注入充填し、しかるのち、図１の
（Ｂ）（Ｃ）参照、絶縁キヤップ６の開口部８を閉じ
て、上下重合した開口部８の周縁相互と、接している開
口部８の縁部と絶縁被覆４の相互を、溶着して密封封止
状態になし、集合導体３を含む電線端部分を防水剤７に
埋め込んで絶縁キヤップ６に封じた電線の相互接続部分
になす。
ず、本発明第一実施例の電線相互の接続方法の手法と手
順を示す図１を参照して、並列して先端を揃えた３本の
電線１Ａ・１Ｂ・１Ｃを相互接続するにおいて、各電線
の絶縁被覆４を剥離して、若干長の導体２を露出させた
後、その３本の導体２を超音波溶着加工して一体になし
た集合導体３に加工する。そして、その集合導体３と集
合導体３に続く電線１Ａ・１Ｂ・１Ｃの絶縁被覆４まで
の電線端部分に、先細形状の樹脂製にして一端のみの開
口部８を有する絶縁キヤップ６が覆着される。そして、
その絶縁キヤップ６の内部に、シリコーン・ホットメル
ト等の防水剤７を注入充填し、しかるのち、図１の
（Ｂ）（Ｃ）参照、絶縁キヤップ６の開口部８を閉じ
て、上下重合した開口部８の周縁相互と、接している開
口部８の縁部と絶縁被覆４の相互を、溶着して密封封止
状態になし、集合導体３を含む電線端部分を防水剤７に
埋め込んで絶縁キヤップ６に封じた電線の相互接続部分
になす。
【０００９】以上の実施例のものは、前記の作用があ
り、電線１Ａ・１Ｂ・１Ｃの呼吸作用は、全く発生しな
いと共に、集合導体３は防水剤７によって保護されて、
接続端における発錆のおそれがなく、電線の相互接続品
質が良好に維持される。そして、集合導体３に絶縁キヤ
ップ６を覆着させるので、絶縁キヤップ６に対する集合
導体３の位置決めがし易く、その上、溶着部分が開口部
８のみとなるので、その溶着加工が簡素にして、溶着品
質の確認も簡便となる。そして、従来の絶縁チューブ１
２や絶縁シート１３を用いる従来技術のものに比べて、
無駄空間の少い先細の絶縁キヤップ６を用いるので、電
線の相互接続部分のサイズが格段に小さくなる。さら
に、この図１のものは、開口部８を閉じて封止するの
で、防水剤７を入れた絶縁キヤップ６が、外力を受けて
押圧されても防水剤７が飛び出さず、接続部分の防水保
護が一段と安定する。
り、電線１Ａ・１Ｂ・１Ｃの呼吸作用は、全く発生しな
いと共に、集合導体３は防水剤７によって保護されて、
接続端における発錆のおそれがなく、電線の相互接続品
質が良好に維持される。そして、集合導体３に絶縁キヤ
ップ６を覆着させるので、絶縁キヤップ６に対する集合
導体３の位置決めがし易く、その上、溶着部分が開口部
８のみとなるので、その溶着加工が簡素にして、溶着品
質の確認も簡便となる。そして、従来の絶縁チューブ１
２や絶縁シート１３を用いる従来技術のものに比べて、
無駄空間の少い先細の絶縁キヤップ６を用いるので、電
線の相互接続部分のサイズが格段に小さくなる。さら
に、この図１のものは、開口部８を閉じて封止するの
で、防水剤７を入れた絶縁キヤップ６が、外力を受けて
押圧されても防水剤７が飛び出さず、接続部分の防水保
護が一段と安定する。
【００１０】つぎに、図２図３図４を参照して、本発明
の他の実施例を説明する。即ち、図２のものは、同じく
絶縁キヤップ６を用いるものにおいて、防水剤７を充填
した絶縁キヤップ６は、電線１Ｂの絶縁被覆４と接する
部分のみが溶着されて固定されており、開口部８は電線
１Ａ・１Ｃと非溶着にして開いている。また、図３のも
のは、開口部８の周縁の下縁中央から後方へ伸びる係止
片９を有する絶縁キヤップ６が用いてあり、集合導体３
を入れて防水剤７を充填した後、この係止片９と中間の
電線１Ｂの絶縁被覆４が溶着され、開口部８は開いたま
まになっている。この図２図３実施例の場合も、集合導
体３を含む電線の端部が、覆着した絶縁キヤップ６内の
防水剤７に埋め込まれているので、前記の作用がある。
そして、絶縁キヤップ６の溶着がワンポイントにして簡
便なため、電線の相互接続加工が一段と簡素化能率化す
る。
の他の実施例を説明する。即ち、図２のものは、同じく
絶縁キヤップ６を用いるものにおいて、防水剤７を充填
した絶縁キヤップ６は、電線１Ｂの絶縁被覆４と接する
部分のみが溶着されて固定されており、開口部８は電線
１Ａ・１Ｃと非溶着にして開いている。また、図３のも
のは、開口部８の周縁の下縁中央から後方へ伸びる係止
片９を有する絶縁キヤップ６が用いてあり、集合導体３
を入れて防水剤７を充填した後、この係止片９と中間の
電線１Ｂの絶縁被覆４が溶着され、開口部８は開いたま
まになっている。この図２図３実施例の場合も、集合導
体３を含む電線の端部が、覆着した絶縁キヤップ６内の
防水剤７に埋め込まれているので、前記の作用がある。
そして、絶縁キヤップ６の溶着がワンポイントにして簡
便なため、電線の相互接続加工が一段と簡素化能率化す
る。
【００１１】一方、図４は、絶縁キヤップ６の前端内側
に、集合導体３の先端を入れる導体ポケット１０を設け
たもので、この導体ポケット１０に集合導体３の先端を
入れて保持できるので、絶縁キヤップ６を溶着するとき
の電線１の保持が極めてし易くなる。
に、集合導体３の先端を入れる導体ポケット１０を設け
たもので、この導体ポケット１０に集合導体３の先端を
入れて保持できるので、絶縁キヤップ６を溶着するとき
の電線１の保持が極めてし易くなる。
【００１２】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明の電線の相
互接続方法は、接続端における電線の呼吸作用や接続導
体発錆のおそれがなく、優れた電線接続性能を有すると
共に、良好な接続加工性を有して、電線接続加工の工程
管理が容易にして電線相互の接続コストの低減を図り、
さらに、その接続部分の形状を小形化・コンパクト化し
て、ワイヤハーネスシステム等における小形化指向に応
えることができる。以上の諸効果がある。
互接続方法は、接続端における電線の呼吸作用や接続導
体発錆のおそれがなく、優れた電線接続性能を有すると
共に、良好な接続加工性を有して、電線接続加工の工程
管理が容易にして電線相互の接続コストの低減を図り、
さらに、その接続部分の形状を小形化・コンパクト化し
て、ワイヤハーネスシステム等における小形化指向に応
えることができる。以上の諸効果がある。
【図１】本発明第一実施例の電線相互の接続方法を示
し、図中の（Ａ）はその工法と手順の説明図、図中の
（Ｂ）は（Ａ）のＥＥ断面図、図中の（Ｃ）は、（Ａ）
のＦＦ断面図
し、図中の（Ａ）はその工法と手順の説明図、図中の
（Ｂ）は（Ａ）のＥＥ断面図、図中の（Ｃ）は、（Ａ）
のＦＦ断面図
【図２】本発明の他の実施例の絶縁キヤップの開口部部
分の横断面図
分の横断面図
【図３】本発明の他の実施例を示し、図中の（Ａ）はそ
の絶縁キヤップの斜視図、図中の（Ｂ）はその絶縁キヤ
ップを覆着した状態の横断面図
の絶縁キヤップの斜視図、図中の（Ｂ）はその絶縁キヤ
ップを覆着した状態の横断面図
【図４】本発明の他の実施例の絶縁キヤップ覆着状態の
縦断面図
縦断面図
【図５】従来の電線相互の接続方法の説明図
【図６】従来の電線相互の接続方法の説明図
１Ａ・１Ｂ・１Ｃ 電線 ２ 導体 ３ 集合導体 ４ 絶縁被覆 ６ 絶縁キヤップ ７ 防水剤 ８ 開口部 ９ 係止片 １０ 導体ポケット
Claims (3)
- 【請求項１】 少くとも端部を並列させた電線を相互接
続するにおいて、前記電線端の絶縁被覆を剥離して露出
した導体を集めて集合導体になし、該集合導体と該集合
導体に続く絶縁被覆を含む、電線端部分に、一端開口の
絶縁キヤップを覆着すると共に、該絶縁キヤップ内に防
水剤を注入し、さらに、前記絶縁キヤップを前記電線の
絶縁被覆に溶着固定し、前記絶縁キヤップ内に、防水剤
に埋め込んだ電線端部分を収納保護することを特徴とす
る電線相互の接続方法。 - 【請求項２】 先細形状の絶縁キヤップを用いる請求項
１の電線相互の接続方法。 - 【請求項３】 絶縁キヤップの開口部を閉鎖溶着し、防
水剤に埋め込んだ電線端部を、絶縁キヤップ内に封止す
る請求項１または請求項２の電線相互の接続方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5268025A JPH0799080A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 電線相互の接続方法 |
| US08/289,201 US5641943A (en) | 1993-09-29 | 1994-08-12 | Method and apparatus for connecting electric wires to each other |
| GB9418871A GB2282922B (en) | 1993-09-29 | 1994-09-19 | Method and connector for connecting electric wires to each other |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5268025A JPH0799080A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 電線相互の接続方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0799080A true JPH0799080A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17452854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5268025A Pending JPH0799080A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 電線相互の接続方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5641943A (ja) |
| JP (1) | JPH0799080A (ja) |
| GB (1) | GB2282922B (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6222639B1 (en) | 1997-05-08 | 2001-04-24 | Seiko Instruments Information Devices Inc | Method and apparatus for producing color conversion table |
| KR100545049B1 (ko) * | 2002-11-21 | 2006-01-24 | 임영묵 | 전선 결선용 홀더 |
| JP2009135105A (ja) * | 2008-12-02 | 2009-06-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 端子付自動車ハーネス |
| WO2009078188A1 (ja) * | 2007-12-14 | 2009-06-25 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | 防水ジョイント部の形成方法および該方法で形成された防水ジョイント部を備えたワイヤハーネス |
| JP2009231004A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス |
| KR101019968B1 (ko) * | 2009-02-16 | 2011-03-09 | 성승현 | 와이어 콘넥터 |
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Families Citing this family (19)
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|---|---|---|---|---|
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