JPH07117494A - ラジエータサポートブラケット - Google Patents

ラジエータサポートブラケット

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JPH07117494A
JPH07117494A JP6074429A JP7442994A JPH07117494A JP H07117494 A JPH07117494 A JP H07117494A JP 6074429 A JP6074429 A JP 6074429A JP 7442994 A JP7442994 A JP 7442994A JP H07117494 A JPH07117494 A JP H07117494A
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JP
Japan
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radiator
base portion
base
support bracket
radiator support
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Application number
JP6074429A
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English (en)
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Tsuneichi Furuya
常一 古家
Masato Ueno
正人 上野
Takashi Maeno
隆 前野
Yutaka Ogasawara
豊 小笠原
Masaki Inoue
正樹 井上
Naoki Mori
直樹 森
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K11/00Arrangement in connection with cooling of propulsion units
    • B60K11/02Arrangement in connection with cooling of propulsion units with liquid cooling
    • B60K11/04Arrangement or mounting of radiators, radiator shutters, or radiator blinds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/001Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
    • F28F9/002Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core with fastening means for other structures

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  • Transportation (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造簡易で安価なラジエータサポートブラケ
ットを提供する。 【構成】 ブラケット本体1は樹脂材により一体成形さ
れ、車両フレームに固定される板状基部11と、波形に
屈曲してこれより片持ち梁状に延び弾性的に湾曲変形可
能な腕部12と、腕部12の先端に形成されてラジエー
タの上辺を保持する保持部13とよりなる。基部11に
は、固定用ボルトを挿通する貫通孔14を設ける。ブラ
ケット本体1上に金属製のストッパ体2が重ねられ、そ
の壁部25により、固定用ボルトの締結力による基部1
1の厚み方向の変形は一定範囲内に規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラジエータを車両フレー
ムに取り付けるラジエータサポートブラケットに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】かかるサポートブラケットのうち、ラジ
エータを車両フレーム上に弾性的に支持して、ラジエー
タを質量体とするダイナミックダンパを構成することに
より、車両の前部フレームの振動を抑制低減するものが
あり、その一例を図13に示す。
【0003】図において、ラジエータRには下辺の左右
(紙面垂直方向)位置に下方へ突出する突起R1が形成
され、この突起R1が下側サポートブラケット4上に載
置支持されている。すなわち、下側サポートブラケット
4は、車両のフロントクロスメンバF1上に固定された
金属製基体41を有し、該基体41の開口を覆って設け
た蓋状の比較的厚肉のゴム体42には中心に取付孔が設
けられてこれに上記突起R1が挿入されている。
【0004】ラジエータRの上辺は左右の二位置が上側
サポートブラケット5により保持されている。すなわ
ち、上側サポートブラケット5は、車両のラジエータサ
ポートメンバF2に固定した基端51より延びる金属製
の腕部52を有し(図14)、途中で上方へ屈曲する腕
部52の下面に、下方へU字状に湾曲した金属製支持板
53が固定されて、該支持板53の対向面間に比較的薄
肉のゴム体54が張設してある。このゴム体54には下
方へU字形に開く保持板55が接合されて、該保持板5
5がラジエータRの上辺の半円凸面に沿ってこれを押さ
えている。
【0005】しかして、上下のサポートブラケット4,
5によりフロントクロスメンバF1上に弾性支持された
ラジエータRはダイナミックダンパの質量体として機能
して、車両前部の振動を抑制する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記各サポ
ートブラケット4,5はゴム体42,54を有している
ため、これと金属部の加硫接合が必要で接着剤の塗布、
型成形、その後のバリ取り等の手間を要し、また、金属
部の防錆塗装もコスト高となっていた。
【0007】一方、上記ダイナミックダンパのバネ定数
は、厚肉ゴム体42を使用した下側サポートブラケット
4によって大部分が決定されて上側サポートブラケット
5の寄与は少ない。すなわち、上側サポートブラケット
5はラジエータRの上下動を阻害しない比較的小さなバ
ネ力でラジエータRを保持すれば良い。
【0008】そこで、本発明は、特に上側サポートブラ
ケットに注目し、簡単な構造で、製造が容易であり、か
つ安価にできるラジエータサポートブラケットを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を図2で説
明すると、車両フレーム上に弾性的に支持されたラジエ
ータの上辺を保持するラジエータサポートブラケットで
あり、ブラケット本体1は樹脂材により一体成形され
た、車両フレームに固定される板状基部11と、これよ
り片持ち梁状に延び弾性的に湾曲変形可能な腕部12
と、腕部12の先端に形成されて上記ラジエータの上辺
を保持する保持部13とよりなる。上記基部11には、
固定用ボルトを挿通する貫通孔14を設けるとともに、
固定用ボルトの締結力による上記基部11の厚み方向の
変形を一定範囲に規制する金属製の規制部材2を設けて
ある。
【0010】上記規制部材2は、上記基部11の側面部
を覆う壁部25を有し、該壁部25はその下端と車両フ
レームとの間に所定量の間隙dを有している(図3、請
求項2)。また、上記基部11の上部または下部表面に
凸状部113を設けるか(図6、請求項3)、あるいは
上記基部11に厚み方向の反りを形成してある(図9、
請求項3)。
【0011】
【作用】上記構成において、基部11より片持ち梁状に
延びる腕部12は比較的小さいバネ力で弾性的に湾曲変
形し、ラジエータの質量体としての上下動を阻害するこ
となくその先端に形成した保持部13でラジエータの上
辺を保持する。
【0012】上記基部11を上記規制部材2とともにボ
ルト締めすると、規制部材2の壁部25が車両フレーム
に当接するまで上記基部11が圧縮変形する。従って、
基部11の厚み方向の変形量は壁部25と車両フレーム
との間隙dによって決まり、上記基部11の締付け量の
調整が容易にできる。上記基部11が凸状部113ある
いは反りを有すると、基部11は規制部材2とともに締
結されて上記凸状部113をつぶすように、または反り
を直すように変形し、比較的小さな力で圧縮固定するこ
とが可能となる。
【0013】本発明のラジエータサポートブラケットは
本体を樹脂の一体成形品としたから、ゴム体の使用に伴
う接着剤の塗布、型成形、その後のバリ取り等の手間を
必要としない。また、防錆塗装が不要であるから製造簡
易かつ安価である。
【0014】
【実施例1】図1には、ラジエータの上辺を保持するラ
ジエータサポートブラケットの一例を示す。ブラケット
本体1はポリアミド樹脂の一体成形品であり、これを覆
って上方に規制部材たる金属製のストッパ体2が設けて
ある。
【0015】ブラケット本体1は図2に示す如く、板状
の基部11と、これより波型に屈曲して片持ち梁状に延
びる腕部12と、腕部12の先端に形成された円弧状の
保持部13とよりなり、上記基部11には中心に固定用
ボルトを挿通する貫通孔14が設けてある。また、基部
11の板面には位置決め突起15が形成してある。上記
保持部13は弧状に湾曲した内周面がラジエータR(図
13)の半円凸面に沿い、これを保持するようになって
いる。
【0016】ストッパ体2は金属板材をプレス成形した
もので、ブラケット本体1の基部11に沿ったこれと同
形の基部21と、これよりブラケット本体1の先端へ向
けて延びるストッパ部22とより構成されている。スト
ッパ体2の基部21中心には貫通孔23が設けられ、貫
通孔23に近い板面には位置決め孔24が形成してあ
る。
【0017】ストッパ体2の外周は下方へ屈曲して壁部
25となり、この壁部25はブラケット本体1の基部1
1外周に沿って位置している(図3)。壁部25の下端
は外方へ屈曲し、上記ブラケット本体基部11が当接す
るラジエータサポートメンバF2と間隙dをなしてい
る。
【0018】上記構造のブラケットは、図2の矢印で示
すように、ブラケット本体1にストッパ体2を重ね、こ
れらの位置決め突起15と位置決め孔24を嵌合せしめ
て図1の状態とする。そして、重ねたストッパ体2とブ
ラケット本体1の貫通孔14、23に固定用ボルト3を
挿通し(図3の鎖線)、ラジエータサポートメンバF2
に締結固定する。
【0019】固定用ボルト3の締結力により、ブラケッ
ト本体基部11は圧縮変形せしめられるが、厚み方向の
変形はストッパ体2の壁部25の下端がラジエータサポ
ートメンバF2に当接するまでに限られる。また、ブラ
ケット本体基部11の幅方向の変形は両側面に当接する
上記壁部25により完全に規制される。しかして、上記
壁部25により基部11の締付け量が決まるので、上記
間隙dにより樹脂材の圧縮量を調整し、壁部25下端が
ラジエータサポートメンバF2に当接するまで締付ける
ことで、良好な密着性が得られる。また、締付け過ぎを
防止できるので、締結後は樹脂材のへたり等によりブラ
ケット本体基部11がストッパ体2内でガタツキを生じ
ることがない。
【0020】この状態でラジエータRが振動すると、ブ
ラケット本体1はその保持部13でラジエータRを保持
しつつその腕部12が比較的小さいバネ力でラジエータ
Rの振動に追従変形する。しかして、ラジエータRの、
ダイナミックダンパの質量体としての機能が阻害される
ことはない。この場合、上記腕部12は波形に屈曲せし
めてあるから変形時の発生応力は小さく、十分な耐久性
を有する。
【0021】なお、ラジエータRが過度に振動した場合
には、ブラケット本体1の保持部13がその上方にある
ストッパ体2のストッパ部22に当接してそれ以上の変
位を規制する。
【0022】本実施例の構造によれば、金属製のストッ
パ体2は組立て前にメッキ等により容易に防錆を行うこ
とができ、また、ゴム体を使用しないから、加硫接合、
バリ取り等の製造上の手間を要しない。
【0023】
【実施例2】ブラケット本体1およびストッパ体2の各
基部11,21は図4に示す形状としても良い。すなわ
ち、ブラケット本体1の基部11に設けた貫通孔14は
大径としてあり、ブラケット本体1上に重ねたストッパ
体2の基部21は中央が凹陥して上記貫通孔14内に嵌
入し、貫通孔14に沿って下方へ屈曲する部分が、上記
基部11の厚み方向の変形を規制する壁部25となって
いる。ストッパ体基部21の陥没した底面はラジエータ
サポートメンバF2との間で間隙dを形成している。
【0024】
【実施例3】図5には実施例1と同形のブラケット本体
1とストッパ体2を全て一体の樹脂成形品で構成した例
を示す。ストッパ体2には基部21の周縁に沿う上面に
円形の強化リブ26が形成され、この強化リブ26より
ストッパ部22の上面へ平行に直線状の強化リブ27が
延出している。
【0025】ストッパ体2の下面より波型に屈曲した片
持ち梁状の腕部12が延び、その先端は円弧状の保持部
13となっている。ストッパ体2の基部21(ブラケッ
ト本体1の基部でもある)中心には固定用ボルトを挿通
する貫通孔23が設けられ、この貫通孔23の内周には
規制部材であり壁部を兼ねる一定厚の金属製筒状カラー
28が接合されている。上記カラー28の下端は下方の
ラジエータサポートメンバとの間で間隙dを形成してお
り(図示せず)、ボルト締結時の基部21の厚み方向の
変形量を制限している。
【0026】かかる構造によれば、別体にストッパ体を
プレス成形して、防錆メッキ等の後、組付ける等の手間
は必要とせず、製造の手間およびコストをさらに大幅に
低減できる。また、軽量な樹脂により全体を成形するか
ら、重量低減も図り得る。
【0027】
【実施例4】図6〜8には本発明の第4の実施例を示
す。ブラケット本体1の基部11は環状としてあり、こ
れより上記実施例同様の腕部12およびラジエータ保持
部13が延びている。
【0028】ストッパ体2は、上記ブラケット本体基部
11と同径の円形の基部21と、これより延びる板状の
ストッパ部22よりなる。上記基部21は、中央部が円
形に陥没していてその径は上記ブラケット本体基部11
の内径に一致し、かつ中心部にはボルト固定用の楕円形
の貫通孔23が形成してある。
【0029】ストッパ体2は、基部21を上記ブラケッ
ト本体1の基部11に嵌合し、上記貫通孔23に挿通し
たボルトによりブラケット本体1上に固定される。図7
に示すように、ストッパ体基部21は外周部が上記ブラ
ケット本体の基部11に沿って上方に屈曲し、上記基部
11の厚み方向の変形を規制する壁部25となしてあ
る。上記壁部25の上端縁は上記基部11に沿って逆U
字状に屈曲し、上記基部11の上辺を保持している。ま
た、上記基部21の底面と下方のラジエータサポートメ
ンバF2との間に間隙dを有している。
【0030】上記ブラケット本体1の基部11は、上記
腕部12上方にこれとほぼ同一幅の張り出しを有しその
端縁にU字状に屈曲し先端にツメを有する係止部材11
1が設けてある。また、上記基部11の、上記係止部材
111と対向する位置を外方に張り出す厚肉部となし、
その内壁に溝112を設けてある。一方、上記ストッパ
体基部21先端部にはフランジ212が形成され、上記
ストッパ部22の基端部には貫通孔221が設けてあっ
て、ストッパ体2とブラケット本体1を重ね合わせたと
きに、上記係止部材112が貫通孔221に、上記フラ
ンジ212が溝112にそれぞれ嵌合する。
【0031】上記ブラケット本体1のラジエータ保持部
13上面には周方向に延びるリブ131が形成してあ
る。上記リブ131の中央付近には平板状のストッパ1
32が設けてある。急発進、急制動時などブラケット本
体1に前後方向の大きな力がかかると、上記ラジエータ
保持部13が回転し、特に基部11方向(図6で反時計
回り)への回転が著しい場合には保持部13からラジエ
ータが外れることがある。上記ストッパ132は、上記
ラジエータ保持部13が反時計回りに回転した時に上方
のストッパ部22の下面に当接してラジエータ保持部1
3の回転を制限する。
【0032】上記基部11の下面には凸状部たる突起1
13が複数個所に設けてある。また、上記基部11の上
面には、上記溝112に沿って他の凸状部である段部1
14が形成され(図6、8)、これと対向する上記係止
部材111の基端部にも同様の段部114を設けてあ
る。上記基部11にストッパ体2を重ね合わせ、ボルト
固定すると、変形しやすい上記突起113および段部1
14が主に変形し、ストッパ体2基部21の底面が下方
のラジエータサポートメンバF2に当接するまで圧縮さ
れる。
【0033】本実施例では、ブラケット本体1基部11
を環状とし、上記基部11にストッパ体2の基部を嵌め
合わせる構成としたので、樹脂材のへたりによるブラケ
ット本体1のずれ、抜けが防止できる。なお、上記基部
11の形状は円環状に限らず、周面に開口がなくストッ
パ体2の抜けが生じないような形状であればよい。
【0034】また、厚肉の樹脂材を所定量圧縮すること
は容易でないが、本実施例では上記突起113および段
部114が容易に変形するので、ボルト固定が容易で高
い密着性が得られる。さらに、基部11の係止部材11
1および溝112と、ストッパ体2の貫通孔221およ
びフランジ212とがそれぞれ嵌合するようにしたの
で、組付けが容易にでき、しかも上記ブラケット本体1
の回転を防止できる。
【0035】
【実施例5】本発明では上記突起113または段部11
4を形成する代わりに、図9のようにブラケット本体1
の基部11を上向きに反らせた形状としてもよい。基部
11にストッパ体基部21を重ねてボルト固定すると基
部11は反りを解消するように変形される。この変形も
上記突起113または段部114同様、比較的容易にで
き、締結性を向上させる。
【0036】
【実施例6】なお、発生応力を低減して耐久性の向上を
図るには腕部12を上記各実施例における如く波形に屈
曲せしめるのが有利であるが、疲労耐久性の大きい樹脂
材を使用する場合には波形としなくても良い。
【0037】図10は腕部12の他の形状を示す実施例
である。ブラケット本体1の基部11は上記第4の実施
例と同様であり、これより板バネ状の腕部12が延びて
いる。腕部12は中間部で略U字状に下方に屈曲せしめ
られて、この屈曲する中間部121がバネの変形支点と
なる。腕部12の先端は中間部121よりさらに基部1
1方向に延びており、該先端部122の下面には、円弧
状のラジエータ保持部13が接合されている。ラジエー
タが振動すると、上記腕部の先端部122が上記中間部
121を中心に変形し、振動を低減する。
【0038】上記ラジエータ保持部13の左右端部13
3は外方に開きながら下方に延び、ラジエータの上端部
および側面部をより大きく保持できるようにしてある。
また左右端部133の先端には内側にツメ134が設け
てある。
【0039】上記腕部12先端部122の端縁は次第に
肉薄になるように成形され、かつ上方に向けて緩やかに
屈曲して緩衝部材123となしてある(図11)。悪路
走行時など振動の大きい時、上記先端部122が上方の
腕部12下面に当たってコンコンという当たり音を発生
することがある。本実施例では緩衝部材123が腕部1
2への当たりを和らげ、当たり音の発生を防止する。な
お、緩衝部材123は図12のごとく先端部122の上
面にひげ状片を多数突設したブラシ状としてもよい。
【0040】かかる構造によれば腕部12の変形支点が
基部11とは反対側にあるので、急発進時などに前後方
向の力が加わってもラジエータ保持部13が前すべりす
ることがなく、ラジエータのぬけおちのおそれがない。
さらにラジエータ保持部13先端を延長してツメ134
を設けたのでラジエータをより確実に保持することがで
き、安定性が増す。
【0041】上記実施例における凸状部113、緩衝部
材123、ストッパ132等は、単独でまたは組み合わ
せて他の実施例の構成に付加してももちろんよい。例え
ば、実施例6の緩衝部材123を実施例4に適用する場
合には、緩衝部材123をストッパ132の上面に設け
ればよく、上方のストッパ体2に当接する際の当たり音
を軽減することができる。
【0042】また、ラジエータRの過大な振動が問題と
ならない場合には、ストッパ体2の基部21のみを設
け、ストッパ部22は省略することができる。
【0043】
【発明の効果】以上の如く、本発明ではラジエータサポ
ートブラケット本体を樹脂で一体に成形したので、製造
簡易で安価であり、かつ軽量にできる。また、金属製の
規制部材にブラケット本体の側面を保持する壁部を設け
て、締結時のブラケット本体の変形量が所定量となるよ
うにしたので、密着性が増し、ガタツキを防止する。ま
た、ブラケット本体に凸状部または反りを形成した場合
には、凸状部または反りがより小さい力で変形可能であ
るのでボルト固定がさらに容易かつ確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるラジエータサポート
ブラケットの全体斜視図である。
【図2】ラジエータサポートブラケットの全体分解斜視
図である。
【図3】図1のIII −III 線に沿う横断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例におけるブラケット基部
の横断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例におけるラジエータサポ
ートブラケットの全体斜視図である。
【図6】本発明の第4の実施例におけるラジエータサポ
ートブラケットの全体分解斜視図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿う横断面図であ
る。
【図8】本発明の第4の実施例におけるブラケット本体
の側面図である。
【図9】本発明の第5の実施例におけるブラケット本体
の側面図である。
【図10】本発明の第6の実施例におけるブラケット本
体の斜視図である。
【図11】本発明の第6の実施例におけるブラケット本
体の部分側面図である。
【図12】本発明の第7の実施例におけるブラケット本
体の部分側面図である。
【図13】従来のラジエータ支持構造を示す部分断面側
面図である。
【図14】図13の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 ブラケット本体 11 基部 113 突起(凸状部) 114 段部(凸状部) 12 脚部 13 保持部 2 ストッパ体(規制部材) 21 基部 22 ストッパ部 25 壁部 28 カラー(規制部材) 3 固定用ボルト R ラジエータ F1 フロントクロスメンバ(車両フレーム) F2 ラジエータサポートメンバ(車両フレーム)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前野 隆 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 小笠原 豊 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 井上 正樹 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 森 直樹 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両フレーム上に弾性的に支持されたラ
    ジエータの上辺を保持するラジエータサポートブラケッ
    トであって、ブラケット本体は樹脂材により一体成形さ
    れた、車両フレームに固定される基部と、これより片持
    ち梁状に延び弾性的に湾曲変形可能な腕部と、腕部の先
    端に形成されて上記ラジエータの上辺を保持する保持部
    とよりなり、上記基部には、固定用ボルトを挿通する貫
    通孔を設けるとともに、固定用ボルトの締結力による上
    記基部の厚み方向の変形を一定範囲に規制する金属製の
    規制部材を設けたことを特徴とするラジエータサポート
    ブラケット。
  2. 【請求項2】 上記規制部材は、上記基部の側面部を覆
    う壁部を有し、該壁部はその下端と車両フレームとの間
    に所定量の間隙を有して、上記壁部の下端が車両フレー
    ムに当接するまで上記基部を圧縮変形せしめることによ
    り上記基部の厚み方向の変形量を規制するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1のラジエータサポートブラケッ
    ト。
  3. 【請求項3】 上記基部の上部または下部表面に凸状部
    を設けるかあるいは上記基部に厚み方向の反りを形成
    し、上記凸状部または反りが吸収されるように圧縮変形
    せしめるようにしたことを特徴とする請求項2のラジエ
    ータサポートブラケット。
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