JPH0789358A - ラジエータサポートブラケット - Google Patents

ラジエータサポートブラケット

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Publication number
JPH0789358A
JPH0789358A JP26157793A JP26157793A JPH0789358A JP H0789358 A JPH0789358 A JP H0789358A JP 26157793 A JP26157793 A JP 26157793A JP 26157793 A JP26157793 A JP 26157793A JP H0789358 A JPH0789358 A JP H0789358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
holding
holding hole
upper side
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26157793A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneichi Furuya
常一 古家
Masato Ueno
正人 上野
Takashi Maeno
隆 前野
Naoki Mori
直樹 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP26157793A priority Critical patent/JPH0789358A/ja
Publication of JPH0789358A publication Critical patent/JPH0789358A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造簡易で安価なラジエータサポートブラケ
ットを提供する。 【構成】 ブラケット本体1は樹脂材により一体成形さ
れた、車両フレームF2に固定される基部11と、これ
より片持ち梁状に延びる腕部12と、腕部12の先端に
形成されてラジエータRの上辺R3を保持する保持部1
3とよりなる。保持部13にはラジエータ上辺R3に突
設した軸体R2を挿通する保持穴16が設けられ、この
保持穴16の内周面には弾性的に変形可能な突片17が
周方向の複数箇所に形成されて、これら突片17の先端
が、保持穴16内に挿通した軸体R2の外周面に当接し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラジエータを車両フレー
ムに取り付けるラジエータサポートブラケットに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】かかるサポートブラケットのうち、ラジ
エータを車両フレーム上に弾性的に支持して、上記ラジ
エータを質量体とするダイナミックダンパを構成するこ
とにより車両の前部フレームの振動を抑制低減するもの
があり、その一例を図6に示す。
【0003】図において、ラジエータRには下辺の左右
(紙面垂直方向)位置に下方へ突出する軸体R1が形成
され、これら軸体R1が下側サポートブラケット4上に
載置支持されている。すなわち、下側サポートブラケッ
ト4は、車両のフロントクロスメンバF1の取付穴内に
嵌着された金属製の外筒41を有し、該筒体41内にゴ
ム体42が接合されてその中心に設けた保持穴43に上
記軸体R1が挿入してある。
【0004】ラジエータRの上辺R3は左右の二位置が
上側サポートブラケット5により保持されている。すな
わち、上側サポートブラケット5は、車両のラジエータ
サポートメンバF2に固定した基端51より延びる金属
製の腕部52を有し(図7)、腕部52の先端開口内に
筒状の防振ゴム体53が接合配設されて、ラジエータR
の上辺R3に突設した軸体R2がゴム体中心の保持穴5
4内に挿通してある。
【0005】しかして、上下のサポートブラケット4,
5によりフロントクロスメンバF1上に弾性支持された
ラジエータRはダイナミックダンパの質量体として上下
動し、その***振作用により車両前部の振動を抑制す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の各
サポートブラケット4,5はゴム体42,53を有して
いるため、これと金属部の加硫接合が必要で接着剤の塗
布、型成形、その後のバリ取り等に手間を要し、また、
金属部の防錆塗装もコスト高となっていた。腕部52と
ゴム体53を別体とし、ゴム体53を腕部52の開口に
挿入固定する構造も考えられるが、接着剤塗布や防錆塗
装の必要性はなくならない。
【0007】一方、上記ダイナミックダンパのバネ定数
を、下側サポートブラケット4のゴム体42によって決
定するようになせば、上側サポートブラケット5はラジ
エータRの上下動を阻害しないようにこれを水平方向へ
のみ位置決め保持するものであれば良い。
【0008】そこで、本発明はかかる考察を背景とし
て、特に上側サポートブラケットについて、製造簡易で
安価なラジエータサポートブラケットを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を説明する
と、車両フレーム上に弾性的に支持されたラジエータR
の上辺を保持するラジエータサポートブラケットであっ
て、ブラケット本体1は樹脂材により一体成形された、
車両フレームF2に固定される基部11と、これより片
持ち梁状に延びる腕部12と、腕部12の先端に形成さ
れて上記ラジエータRの上辺を保持する保持部13とよ
りなり、上記保持部13には上記ラジエータRの上辺に
突設した軸体R2を挿通する保持穴16を設けるととも
に、保持穴16の内周面には弾性的に変形可能な突片1
7を周方向の複数箇所に形成して、これら突片17の先
端を保持穴16内に挿通した上記軸体R2の外周面に当
接せしめたものである。
【0010】
【作用】上記構成において、ブラケット本体1の保持穴
16内に軸体R2を挿通したラジエータRは自由に上下
動可能であり、ダイナミックダンパの質量体として有効
にその機能を発揮する。また、ラジエータRの水平方向
の移動は、軸体R2の外周面に当接する突片17により
弾性的に規制される。
【0011】本発明のサポートブラケットは全体が樹脂
の一体成形品であるから、ゴム体の使用に伴う接着剤の
塗布、型成形、その後のバリ取り等の手間を必要としな
い。また、全体が樹脂であるから軽量でもある。
【0012】
【実施例1】図1〜図3には、ラジエータの上辺を保持
するサポートブラケットの一例を示す。ブラケット本体
1は長尺板状で、ポリアミド樹脂の一体成形品であり、
ラジエータサポートメンバF2に固定された基部11
と、これより片持ち梁状に延びる腕部12と、腕部12
の先端に形成された保持部13とよりなる。
【0013】上記基部11には中心に固定用ボルト2を
挿通する貫通孔14が設けてあり、貫通孔14の内周に
は筒状の金属カラー15が接合してある。そして、基部
11より腕部12に至る両側部には強化リブ18が突出
形成してある。
【0014】保持部13には保持穴16が形成してあ
り、保持穴16は内周部が上方へ漸次薄肉となって湾曲
し、湾曲したこの内周部は図3に示す如く周方向の複数
箇所で切り離されて弾性的に変形可能な複数の突片17
となっている。この保持穴16内にはラジエータRの上
辺R3に突設した軸体R2が挿通され、挿通された軸体
R2の外周面に突片17が当接している。
【0015】上記構造のサポートブラケットにおいて、
軸体R2は保持穴16内で自由に軸方向へ移動できるか
らラジエータRの上下動(図1の矢印)が阻害されるこ
とはなく、ラジエータRはダイナミックダンパの質量体
として有効にその機能を発揮する。この時、ラジエータ
Rの水平動は軸体R2に突片17が当接していることに
より弾性的に規制される。
【0016】なお、ラジエータRの過度の上下動はその
上辺R3がブラケツト本体1下面に直接当接して規制さ
れる。
【0017】サポートブラケットは全体が樹脂の一体成
形品であるから、ゴム体の使用に伴う接着剤の塗布、型
成形、その後のバリ取り等の手間を必要とせず、かつ全
体が樹脂であるから軽量でもある。
【0018】
【実施例2】図4に示す如く、サポートブラケットの腕
部12下面より斜め下方へ板バネよりなる中間ストッパ
19が延出せしめてあり、その先端はラジエータRの上
辺R3近くに間隔をおいて位置している。
【0019】ラジエータRが大きく上方へ変位する場合
には、変位の途中でその上辺R3が中間ストッパ19に
当接し、そのバネ力によって移動速度が低減せしめられ
る。これにより、ラジエータ上辺R3がブラケット本体
1下面に当接する際の衝撃が緩和される。
【0020】
【実施例3】板バネの中間ストッパ19を設けるのに代
えて、図5に示す如く、保持穴16の内周部を下方へも
弾性変形可能な突片20として延出せしめて、これら突
片20を間隔をおいてラジエータの上辺R3に対向せし
める構造としても良く、これによると別体の板バネをイ
ンサート成形する等の手間を要しない。
【0021】
【発明の効果】以上の如く、本発明のラジエータサポー
トブラケットは、製造簡易で安価であり、かつ軽量でも
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における、ラジエータの上辺
を保持するサポートブラケットの全体縦断面図である。
【図2】サポートブラケットの全体側面図である。
【図3】サポートブラケットの保持部の平面図である。
【図4】本発明の他の実施例における、ラジエータの上
辺を保持するサポートブラケットの全体縦断面図であ
る。
【図5】本発明のさらに他の実施例における、ラジエー
タの上辺を保持するサポートブラケットの全体縦断面図
である。
【図6】従来のサポートブラケットを設けたラジエータ
支持構造の断面図である。
【図7】ブラケット先端保持部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ブラケット本体 11 基部 12 腕部 13 保持部 16 保持穴 17 突片 R ラジエータ R2 軸体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前野 隆 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 森 直樹 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両フレーム上に弾性的に支持されたラ
    ジエータの上辺を保持するラジエータサポートブラケッ
    トであって、ブラケット本体は樹脂材により一体成形さ
    れた、車両フレームに固定される基部と、これより片持
    ち梁状に延びる腕部と、腕部の先端に形成されて上記ラ
    ジエータの上辺を保持する保持部とよりなり、上記保持
    部には上記ラジエータの上辺に突設した軸体を挿通する
    保持穴を設けるとともに、保持穴の内周面には弾性的に
    変形可能な突片を周方向の複数箇所に形成して、これら
    突片の先端を保持穴内に挿通した上記軸体の外周面に当
    接せしめたことを特徴とするラジエータサポートブラケ
    ット。
JP26157793A 1993-09-24 1993-09-24 ラジエータサポートブラケット Pending JPH0789358A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26157793A JPH0789358A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 ラジエータサポートブラケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26157793A JPH0789358A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 ラジエータサポートブラケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0789358A true JPH0789358A (ja) 1995-04-04

Family

ID=17363855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26157793A Pending JPH0789358A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 ラジエータサポートブラケット

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JP (1) JPH0789358A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014043170A (ja) * 2012-08-27 2014-03-13 Denso Corp 熱交換器のブラケット取付装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031021