JPS5921979Y2 - 自動車用バンパ取付構造 - Google Patents

自動車用バンパ取付構造

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Publication number
JPS5921979Y2
JPS5921979Y2 JP2061978U JP2061978U JPS5921979Y2 JP S5921979 Y2 JPS5921979 Y2 JP S5921979Y2 JP 2061978 U JP2061978 U JP 2061978U JP 2061978 U JP2061978 U JP 2061978U JP S5921979 Y2 JPS5921979 Y2 JP S5921979Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grommet
bracket
bumper
mounting structure
bumper mounting
Prior art date
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Expired
Application number
JP2061978U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54123556U (ja
Inventor
武士 釜風呂
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱自動車工業株式会社 filed Critical 三菱自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車体にバンパを取付けるための構造に関し、
特にこの取付けに際してグロメット(grummet)
を設けるようにした自動車用バンパ取付構造に関する。
従来のグロメットを有する自動車用バンパ取付構造では
、グロメットの外面が硬くしかも滑らかに形成され、そ
の外面にバンパのブラケットを遊嵌することにより、バ
ンパ取付けの際の位置合せのバラツキを吸収することが
行なわれている。
しかしながら、このような従来のバンパ取付構造では、
次のような問題点がある。
(1)バンパのブラケットがグロメットの外面に遊嵌さ
れているため、ブラケットが固定されず、これによりバ
ンパが振動する。
(2)グロメットの外面が硬くしかも滑らかなため、バ
ンパの振動時にそのブラケットがグロメットに当って異
常音を発生する。
(3)上記の振動や異常音の発生を防止するため、別部
品を設ける必要がある。
(4)グロメットからバンパのブラケットが外れるおそ
れがあるため、外れ止めを設ける必要がある。
本考案は、これらの問題点を解決しようとするもので、
振動や異常音の発生を防止するとともに、組付けの簡素
化をはかった自動車用バンパ取付構造を提供することを
目的とする。
このため、本考案の自動車用バンパ取付構造は、車体に
バンパのブラケットを取付けるためのグロメットをそな
え、同グロメットをその中心軸線方向に沿う所要位置で
上記ブラケットに形成された切欠き部(孔を含む)の内
縁に係合させるべく、同グロメットの外面にその中心軸
線方向へ分布し弾性復元力を有する多数の突起が形成さ
れていることを特徴としている。
以下、図面により本考案の一実施例としての自動車用バ
ンパ取付構造について説明すると、第1図はそのバンパ
取付構造をそなえた自動車を示す全体斜視図、第2図は
第1図のP矢視線から見た部分平面図、第3図は第2図
のIII−III矢視線における拡大断面図、第4図は
そのグロメットの外面を拡大して示すとともに一部を破
断して示す詳細図、第5図は第4図のV〜■矢視図であ
る。
第1,2図に示すように、車体1にバンパ2のコーナ一
部2aを取付けるために、第3図に示すごとく、合成樹
脂製またはゴム製のグロメット3がスクリュー4を介し
て車体1に固定されている。
このグロメット3の車体1への固定に際しては、まず車
体1に形成された角形の穴部(図示せず)に、グロメッ
ト3の切り割りされた一端部3aを挿入し、ついでグロ
メット3の中心軸線C方向に沿う貫通孔3b(第4,5
図参照)にスクリュー4を押込んでゆくことにより、グ
ロメット3の切り割りされた一端部3aを、第3図に示
すように、その径方向へ拡開させるようにする。
このようにして車体1に固定されたグロメット3はその
他端部3Cが車体1の外面から突出した状態になってい
る。
ところで、この他端部3Cの外面には、山形断面形状5
aを有する多数の環状突起5が、グロメット3の中心軸
線C方向へ分布するように形成されている。
なお、これらの環状突起5は、グロメット3と同じ材料
(合成樹脂またはゴム)で構成されているので、後述の
ごとく、環状突起5の撓みによって弾性復元力が生じる
そして、このような多数の環状突起5を有するグロメッ
ト3の外面に、バンパ2の各コーナ一部2aに設けられ
た金属薄板または樹脂製のブラケット6が係合するよう
になっている。
すなわち、ブラケット6には、第5図に示すごとく、切
欠き部6aが形成されており、この切欠き部6aの内縁
とグロメット3の外面に形成された環状突起5とが係合
するようになっている。
この保合に際して、切欠き部6aの内縁は、環状突起5
の山形断面形状5a’を第4図に示すごとく撓ませ、こ
の撓みに伴う弾性復元力によってブラケット6とグロメ
ット3との係合がグロメット3の中心軸線方向に沿う所
要位置で強固に且つ確実に行なわれて、これにより振動
や異常音の発生が十分に防止されるようになっている。
また、ブラケット6の切欠き部6aを押込むと、その押
込み位置に対応する突起5の山形断面形状部分5a’と
の保合が行なわれるとともに、これに隣接する山形断面
形状部分5aの立壁5bにより、ブラケット6が矢印7
の方向へ抜は出るのを抑止され、これによりブラケット
6の位置決めが確実に行なわれて、バンパ2が車体1へ
強固に取付けられるのである。
なお、ブラケット6の切欠き部6aは孔として形成して
もよい。
この場合は、グロメット3の他端3c’からブラケット
6を矢印7と逆の方向に押込んでゆけばよく、この押込
みに際しては、第4図からも明らかなように、突起5の
山形断面形状部分5aが傾斜面と立壁5bとで形成され
ているので、その押込みが円滑に行なえる。
また一旦押込むと、前述の場合と同様に、ブラケット6
は矢印7の方向への移動を阻止される。
さらに、グロメット3の外面の突起は、山形断面形状5
aを有する環状突起5として形成する代わりに、弾性復
元力を有する棒状または板状突起として形成してもよく
、この場合も多数の突起がグロメット3の中心軸線方向
へ分布するように配設される。
以上詳述したように、本考案の自動車用バンパ取付構造
によれば、車体のバンパにおけるブラケットの切欠き部
が、グロメットの外面においてその中心軸線方向へ分布
し弾性復元力を有する多数の突起のいずれかに係合して
すなわちグロメットの中心軸線方向に沿う任意の所要位
置で弾性的に係合して強固に保持されるので、ブラケッ
トやその切欠き部等に製作誤差あるいは組付誤差が生じ
ても、車体へのバンパの取付けが、振動や異常音の発生
を起こさないように確実に行なわれるとともに、その組
付は作業の大幅な簡素化をはかる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本考案の一実施例としての自動車用バンパ
取付構造を示すもので、第1図はそのバンパ取付構造を
そなえた自動車を示す全体斜視図、第2図は第1図のP
矢視線から見た部分平面図、第3図は第2図のlll−
III矢視線における拡大断面図、第4図はそのグロメ
ットの外面を拡大して示すとともに一部を破断して示す
詳細図、第5図は第4図の■−■矢視図である。 1・・・・・・車体、2・・・・・・バンパ、2a・・
・・・・バンパ2のコーナ一部、3・・・・・・グロメ
ット、3a・・・・・・グロメット3の一端部、3b・
・・・・・貫通孔、3C・・・・・・グロメット3の他
端部、3c’・・・・・・グロメット3の他端、4・・
・・・・スクリュー、5・・・・・・環状突起、5a。 5a’・・・・・・山形断面形状部分、5b・・・・・
・山形断面形状部分5aの立壁、6・・・・・・ブラケ
ット、6a・・・・・・ブラケット6の切欠き部、7・
・・・・・矢印、C・・・・・・グロメット3の中心軸
線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体にバンパのブラケットを取付けるためのグロメット
    をそなえ、同グロメットをその中心軸線方向に沿う所要
    位置で上記ブラケットに形成された切欠ぎ部の内縁に係
    合させるべく、同グロメットの外面にその中心軸線方向
    へ分布し弾性復元力を有する多数の突起が形成されてい
    ることを特徴とする自動車用バンパ取付構造。
JP2061978U 1978-02-20 1978-02-20 自動車用バンパ取付構造 Expired JPS5921979Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2061978U JPS5921979Y2 (ja) 1978-02-20 1978-02-20 自動車用バンパ取付構造

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JP2061978U JPS5921979Y2 (ja) 1978-02-20 1978-02-20 自動車用バンパ取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54123556U JPS54123556U (ja) 1979-08-29
JPS5921979Y2 true JPS5921979Y2 (ja) 1984-06-30

Family

ID=28851937

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JP2061978U Expired JPS5921979Y2 (ja) 1978-02-20 1978-02-20 自動車用バンパ取付構造

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