JPS583693Y2 - 自動車用フロアカ−ペツトの固定構造 - Google Patents
自動車用フロアカ−ペツトの固定構造Info
- Publication number
- JPS583693Y2 JPS583693Y2 JP9421578U JP9421578U JPS583693Y2 JP S583693 Y2 JPS583693 Y2 JP S583693Y2 JP 9421578 U JP9421578 U JP 9421578U JP 9421578 U JP9421578 U JP 9421578U JP S583693 Y2 JPS583693 Y2 JP S583693Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rocker
- floor carpet
- fixing structure
- carpet
- automobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Carpets (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のフロアに敷設するカーペットの特にフ
ロアのロッカ部に懸架する固定構造の改良に関するもの
である。
ロアのロッカ部に懸架する固定構造の改良に関するもの
である。
従来の自動車用フロアカーペットの固定構造にあっては
第１図に示す様にカーペット１の縁に合成樹脂材料等よ
りなる係止具２がカッター３等の止め手段によって取り
つけられて居り、この係止具２のフック部２ａをロッカ
部６，７の上Ｉｎに突出しているフランジ６ａ、７ａに
係止させている。
第１図に示す様にカーペット１の縁に合成樹脂材料等よ
りなる係止具２がカッター３等の止め手段によって取り
つけられて居り、この係止具２のフック部２ａをロッカ
部６，７の上Ｉｎに突出しているフランジ６ａ、７ａに
係止させている。
そしてこのフック部を押しつけ被蓋する様にスカッフプ
レート５を取付け、しかる後にビス孔５ａを介してビス
４で以ってロッカ部７に固定している。
レート５を取付け、しかる後にビス孔５ａを介してビス
４で以ってロッカ部７に固定している。
しかし、この方法によれば取付強度筒では十分すぎる程
強固である反面、前記フック２自体が大型となりその結
果重量的に重たくなる。
強固である反面、前記フック２自体が大型となりその結
果重量的に重たくなる。
昨今、内外の自動車業界にあっては省資源化を計り自動
車自体の燃料経済性の向上をめざしてし烈な競争を展開
しているが、その最も近道は車両の軽量化を計ることで
ある。
車自体の燃料経済性の向上をめざしてし烈な競争を展開
しているが、その最も近道は車両の軽量化を計ることで
ある。
従って従来の如き大型の係止具を使用した固定構造は軽
量化に逆行するものであって特に取付個所が多くなるに
従ってトータル重量が増大するので従来例では好ましく
ない。
量化に逆行するものであって特に取付個所が多くなるに
従ってトータル重量が増大するので従来例では好ましく
ない。
本考案の目的は従来の欠点を有効に解消し且つ強度的に
十分その性能を発揮し得る自動車用カーペットの固定構
造を提供せんとするものである。
十分その性能を発揮し得る自動車用カーペットの固定構
造を提供せんとするものである。
以下、図面に基づき本考案による一実施例を詳細に説明
する。
する。
自動車内のフロア（図示せず）上からロッカ部９に沿っ
て敷設されたフロアカーペット１の縁部１ａには合成樹
脂或いは金属材料等より成る係止具８が取りつけられて
いる。
て敷設されたフロアカーペット１の縁部１ａには合成樹
脂或いは金属材料等より成る係止具８が取りつけられて
いる。
取りつけ手段としては第３図では係止具８に一体に設け
たカシメ等の方法を示しているが、他の方法として縫い
つけ、タッカ−等によるホッチキス止め等の方法、或い
は熱融着の方法等の各種の取りつけ方法が考えられる。
たカシメ等の方法を示しているが、他の方法として縫い
つけ、タッカ−等によるホッチキス止め等の方法、或い
は熱融着の方法等の各種の取りつけ方法が考えられる。
次に、この係止具８には前記ロッカ部９゜１０の上面に
突出しているフランジ９ａ 、 １０ａに設けられたス
リット部に対して弾圧力バネを有するフック部８ａが一
体成形されている。
突出しているフランジ９ａ 、 １０ａに設けられたス
リット部に対して弾圧力バネを有するフック部８ａが一
体成形されている。
このフック部８ａにおける弾圧力バネ力を生じさせる為
の形状としては、他の一実施例として第４図に示す如き
形状も考えられる。
の形状としては、他の一実施例として第４図に示す如き
形状も考えられる。
つまり、要するに前記スリット部に圧入したとき弾圧力
バネ力が効いて十分係止しつるバネ力を有していること
が最大ポイントである。
バネ力が効いて十分係止しつるバネ力を有していること
が最大ポイントである。
一方、前記ロッカ部１０に取りつけられるスカッフプレ
ート５は通常知られているように、合成樹脂等の材料で
一体成形されており、そのステップとしての機能を有す
る平板部分には１つ以上のビス孔５ａが設けられている
。
ート５は通常知られているように、合成樹脂等の材料で
一体成形されており、そのステップとしての機能を有す
る平板部分には１つ以上のビス孔５ａが設けられている
。
次に自動車内に敷設されるフロアカーペット１を本考案
に基づくフロアのロッカ部９に懸架し固定する手順につ
いて説明する。
に基づくフロアのロッカ部９に懸架し固定する手順につ
いて説明する。
まずフロアカーペット１の縁部１ａに取りつけられてい
る係止具８のフック部８ａをロッカ部９，１０の上面に
突出しているフランジ９ａ、１０ａのスリット部に圧入
し係止させる。
る係止具８のフック部８ａをロッカ部９，１０の上面に
突出しているフランジ９ａ、１０ａのスリット部に圧入
し係止させる。
この係止具８のフック部８ａは弾圧力バネを形成じのｇ
ので前記フランジ９ａ。
ので前記フランジ９ａ。
１０ａに圧入後は容易に抜けおちたり或いは振動でガタ
ガタ内部で所謂ガタついたりし、その為異音が発生した
りすることはない。
ガタ内部で所謂ガタついたりし、その為異音が発生した
りすることはない。
この後、スカッフプレート５をロッカ部１０の上面のフ
ランジ部１０ａ及びスリット部に被蓋したのち、スカッ
フプレート５のビス孔５ａを通じてロッカ部１０に対し
てビス４をねじ込み締結する。
ランジ部１０ａ及びスリット部に被蓋したのち、スカッ
フプレート５のビス孔５ａを通じてロッカ部１０に対し
てビス４をねじ込み締結する。
本考案による一実施例から説明した通り、フロアカーペ
ット１の縁部１ａに取りつけられた係止具８のフック部
８ａをロッカ部９，１０のフランジ部９ａ、１０ａに設
けたスリット部に圧入係止させ、しかるのちスカッフプ
レート５で被蓋保持させるものである。
ット１の縁部１ａに取りつけられた係止具８のフック部
８ａをロッカ部９，１０のフランジ部９ａ、１０ａに設
けたスリット部に圧入係止させ、しかるのちスカッフプ
レート５で被蓋保持させるものである。
従って、従来の如き大型のフック２ａを使用してフロア
カーペット１を固定する必要がなく、本考案の一実施例
に示す小型軽量なフック８でもって強度的には十分なる
取りつけが可能となった。
カーペット１を固定する必要がなく、本考案の一実施例
に示す小型軽量なフック８でもって強度的には十分なる
取りつけが可能となった。
その結果、本考案による固定構造を有する取付個所が多
くなる自動車用フロアカーペットにあっては大巾な軽量
化を計ることが出来るので、自動車自体の燃料経済性を
向上させうる。
くなる自動車用フロアカーペットにあっては大巾な軽量
化を計ることが出来るので、自動車自体の燃料経済性を
向上させうる。
このことは省資源化の上でも極めて有益である。
第１図は従来の自動車用フロアカーペットの固定構造を
示す斜視図、第２図はその断面図を示す。 第３図は本考案による一実施例の自動車用フロアカーペ
ットの固定構造の斜視図、第５図はその断面図を示す。 第４図は係止具の本考案による他実施例を示す斜視図を
示す。 １・・・・・・カーペット、１ａ・・・・・・縁部、２
・・・・・・係止具、２ａ・・・・・・フック、３・・
・・・・カッター、４・・曲ビス、５・・・・・・スカ
ッフプレート、５ａ・・・・・・ビス孔、６・・・・・
・ロッカ部、６ ａ−フランジ部、７・・・・・・ロッ
カ部、７ａ・・・・・・フランジ部、８・・・・・・係
止具、８ａ・・・・・・フック部、９・・・・・・ロッ
カ部、９ ａ−フランジ部、１０・・・・・・ロッカ部
、１０ａ・・・・・・フランジ部、１１・・・・・・係
止具、１１ａ・・・・・・フック部。
示す斜視図、第２図はその断面図を示す。 第３図は本考案による一実施例の自動車用フロアカーペ
ットの固定構造の斜視図、第５図はその断面図を示す。 第４図は係止具の本考案による他実施例を示す斜視図を
示す。 １・・・・・・カーペット、１ａ・・・・・・縁部、２
・・・・・・係止具、２ａ・・・・・・フック、３・・
・・・・カッター、４・・曲ビス、５・・・・・・スカ
ッフプレート、５ａ・・・・・・ビス孔、６・・・・・
・ロッカ部、６ ａ−フランジ部、７・・・・・・ロッ
カ部、７ａ・・・・・・フランジ部、８・・・・・・係
止具、８ａ・・・・・・フック部、９・・・・・・ロッ
カ部、９ ａ−フランジ部、１０・・・・・・ロッカ部
、１０ａ・・・・・・フランジ部、１１・・・・・・係
止具、１１ａ・・・・・・フック部。
Claims (1)
- フロアカーペットの任意の縁部に弾圧力バネとして作用
するフック部を有した係止具を１つ以上取りつけ、該係
止具のフック部をロッカ部上面に形成したスリット部に
係合させ、しかもかかる係合個所をロッカ部−側に固定
したスカッフプレートで被蓋保持させたことを特徴とす
る自動車用フロアカーペットの固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9421578U JPS583693Y2 (ja) | 1978-07-06 | 1978-07-06 | 自動車用フロアカ−ペツトの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9421578U JPS583693Y2 (ja) | 1978-07-06 | 1978-07-06 | 自動車用フロアカ−ペツトの固定構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS559796U JPS559796U (ja) | 1980-01-22 |
| JPS583693Y2 true JPS583693Y2 (ja) | 1983-01-22 |
Family
ID=29026006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9421578U Expired JPS583693Y2 (ja) | 1978-07-06 | 1978-07-06 | 自動車用フロアカ−ペツトの固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583693Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6019085B2 (ja) * | 2014-10-21 | 2016-11-02 | 本田技研工業株式会社 | カーペット固定構造 |
-
1978
- 1978-07-06 JP JP9421578U patent/JPS583693Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS559796U (ja) | 1980-01-22 |
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