JP4737456B2 - グリッパ機構 - Google Patents

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Description

本発明は、回転駆動源の駆動作用下に変位部材を変位させることによりワークを押圧可能な駆動機構を備えるグリッパ機構に関する。
従来から、モータ等の回転駆動源の駆動作用下に変位部材を変位させることによりワークを押圧可能な駆動機構として、例えば、工作機械の軸部等の先端に取り付けられ、開閉自在なグリッパ部の開閉動作を前記モータの駆動力を用いて行い、種々の部品等(ワーク)を把持する電動グリッパ(電動チャック)が知られている。
このような電動グリッパとして、特許文献1には、モータの回転駆動力が伝達されることによりグリッパ部を構成するマスタージョーを駆動し、ソフトジョーとの間にワークを把持する構成が記載されている。
特開平8−150531号公報
ところで、一般に、モータは非常停止時や通電遮断時には、電気エネルギを保存しない限り発生した力(回転トルク)を喪失する。このため、グリッパ部でワークを把持した後、その把持状態を維持するためには連続通電を行う必要があり、保持時間が長いほど電気エネルギを消費することになる。一方、ワークを把持した状態でモータへの通電を停止等すると、グリッパ部からワークが脱落する可能性がある。
本発明は上記従来の課題を考慮してなされたものであり、回転駆動源が非常停止された場合や通電が停止された場合等、当該回転駆動源から押圧部材への駆動力の伝達が停止された場合であっても、ワークへの押圧部材の押圧状態を維持することができ、電気エネルギの消費を低減することが可能なグリッパ機構を提供することを目的とする。
本発明に係るグリッパ機構は、回転駆動源と、軸線方向に変位可能な変位部材に前記回転駆動源からの回転駆動力を伝達する送りねじ部と、前記変位部材に連結され、該変位部材の変位に連動して互いに接近及び離間して開閉することでワークを把持する一組の把持部材を有するグリッパ部とを備えるグリッパ機構であって、前記送りねじ部は、前記変位部材が前進されて前記グリッパ部により前記ワークを把持した場合に、該ワークから前記グリッパ部が受ける反力によっては前記変位部材が後退しないセルフロック機構を構成すると共に、前記セルフロック機構は、前記回転駆動源からの回転駆動力が該送りねじ部に伝達されることで解除可能であり、さらに、前記セルフロック機構は、前記回転駆動力を前記変位部材の進退駆動力へと変換するために前記送りねじ部に設けられた雄ねじと雌ねじとの間の噛み合い部分での摩擦係数をμと称し、前記把持部材により前記ワークを把持した場合に前記送りねじ部が受ける軸力の方向と、前記雄ねじ及び前記雌ねじの噛み合い方向に対する垂直抗力の方向との間の角度をθと称した場合に、μ≧sinθ/cosθの関係式を満たすように設定されており、さらに、前記回転駆動源を手動によって回転操作可能な操作部を、前記送りねじ部の軸線上の一端側に設けたことを特徴とする。
また、前記セルフロック機構は、前記回転駆動力を前記変位部材の進退駆動力へと変換するために前記送りねじ部に設けられた雄ねじと雌ねじとの間の噛み合い部分での摩擦係数をμと称し、前記把持部材により前記ワークを把持した場合に前記送りねじ部が受ける軸力の方向と、前記雄ねじ及び前記雌ねじの噛み合い方向に対する垂直抗力の方向との間の角度をθと称した場合、μ≧sinθ/cosθの関係式を満たすように設定されていると、当該セルフロック機構によって前記把持部材によるワークへの把持状態を確実に維持することが可能となる。この場合、前記角度θと前記摩擦係数μとの関係を上式に基づき定量的に管理・設定することにより、例えば、ワークWを高速で押圧した際に受ける衝撃力によって当該送りねじ部を構成する雄ねじと雌ねじとの間にかじりを生じることを有効に防止して、セルフロック機構の解除不良の発生を回避することができる。
前記グリッパ機構において、前記送りねじ部は、前記変位部材が前進されて前記グリッパ部により前記ワークを把持した場合に、該ワークから前記グリッパ部が受ける反力によっては前記変位部材が後退しないセルフロック機構を構成していると、前記グリッパ部でワークを把持した状態で、回転駆動源へのエネルギ供給を遮断した場合等であっても、ワークの把持状態を保持することができる。すなわち、このようなエネルギ供給遮断時であっても、前記セルフロック機構により、変位部材の変位とこれに伴う把持部材の開放方向への変位を有効に防止して、余分なエネルギ消費を抑えながらワークの把持状態を維持することが可能となる。
本発明に係るグリッパ機構によれば、回転駆動源が非常停止された場合や回転駆動源へのエネルギ供給が遮断された場合等であっても、送りねじ部を構成するセルフロック機構のロック作用下に、把持部材によるワークの把持状態を保持することができる。このため、ワークの把持状態を維持する際、回転駆動源へのエネルギ供給を停止しておくことができるため、エネルギ消費量を大幅に低減することができる。
以下、本発明に係るグリッパ機構について、好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るグリッパ機構としての電動グリッパ10の概略斜視図であり、図2は、図1に示す電動グリッパ10の軸線方向に沿う概略断面側面図である。電動グリッパ(電動チャック)10は、本実施形態に係る駆動機構12を備えると共に、ワーク(把持対象物)Wを把持するグリッパ部(チャック部)14を有し、例えば、工作機械や産業ロボット等の軸部の先端に取り付けられて使用される。
この電動グリッパ10は、ワークWを把持する前記グリッパ部14と、該グリッパ部14を開閉するための駆動源であるモータ(回転駆動源)16と、グリッパ部14を開閉させるリンク機構18と、モータ16からの回転駆動力をリンク機構18を構成する一対のリンク部材20a、20bへと伝達する送りねじ部22とを備える駆動機構12と、筐体24とから構成されている。
筐体24は、上面側にモータ16が配設される一方、下面側にグリッパ部14が配設され、前記駆動機構12を構成する他の要素(リンク機構18や送りねじ部22)等を内部に収容した箱状に形成される。図1中、筐体24の各側面を貫通する複数(本実施形態の場合、4個)の貫通孔25は、例えば、当該電動グリッパ10を工作機械等に固定する際に用いられる取り付け用孔部である。
駆動機構12において、モータ16は、例えば、ステッピングモータやサーボモータ等により構成され、駆動軸26が筐体24内に挿入された状態で、筐体24の上部を閉塞する矩形リング状の上部プレート27に対して縦置きに固定されている。図1中、参照符号29は、前記駆動軸26をモータ16の後端側(図1中の上端側)へと延伸させた操作部であり、例えば、モータ16への通電が遮断された場合等に、図示しない工具等を介して手動による駆動軸26の回転操作を可能とするものである。
送りねじ部22は、一端側が駆動軸26に対して同軸上に外嵌され、その外周面に雄ねじ28aが形成されたねじ軸28と、内周側に雌ねじ30aが形成され、ねじ軸28の他端側に螺合される送りナット(変位部材、摺動ナット)30と、送りナット30を軸線方向(矢印Y1、Y2方向)に摺動自在に収納したガイド筒31とを有する。ねじ軸28及び駆動軸26は、互いに嵌め合わせられる周面の一部に形成された平面部32と、直径方向に螺入された止めねじ34とにより互いに回り止めがなされている。
送りナット30は、ガイド筒31の内周面との間で図示しない平面部等を介してその回転が規制されることで、軸線方向(矢印Y1、Y2方向)に沿ってのみ変位(摺動)可能に配置されている。なお、ガイド筒31の内周面に軸線方向に沿って延びる溝部を設け、送りナット30に、該溝部に係合するガイド部等を設けることで、当該送りナット30の回転を規制し、軸線方向にのみ変位可能とすることもできる。そして、送りナット30の下部(軸線方向でモータ16側と反対側)の外周面には、一対のリンク部材20a、20bと係合するピン36が突設されている。
グリッパ部14は、筐体24の下部を閉塞する下部プレート38に装着されたレール部材40に係合され、該レール部材40に沿って矢印X1、X2方向に変位自在、すなわち、互いに接近及び離間が可能な一対の把持部材(押圧部材)42a、42bを有する。把持部材42a、42bは断面略T字状に形成され、その下方に突出した一対の爪部(押圧部材)43a、43bがワークWを把持する把持部として機能する。爪部43a、43bには、その開閉方向(矢印X1、X2方向)に複数の孔部45が貫通しており、該孔部45を介して適宜所望の形状からなる把持部を連結することもできる。
リンク機構18を構成する一対のリンク部材20a、20bは、それぞれ断面略L字状に形成され、その折曲した略中央部が筐体24に設けられた一対のリンクピン44a、44bを介してそれぞれ矢印A1、A2方向に揺動(回動)自在に軸支されている。また、リンク部材20a、20bの一端側には、それぞれ半円状に切り欠かれた切欠部46a、46bが形成され、該切欠部46a、46bが送りナット30下部の前記ピン36に係合されている。一方、リンク部材20a、20bの他端側は、図2に示す側面視で先細りに形成され、下部プレート38に形成された一対の孔部48a、48bを挿通すると共に、図示しないピン等を介して把持部材42a、42bの上部に設けられた溝部50a、50b内でそれぞれ軸支されている。
従って、電動グリッパ10では、送りナット30の軸線方向(矢印Y1又はY2方向)に沿った変位作用下に、ピン36に係合された一対のリンク部材20a、20bがリンクピン44a、44bを支点として所定角度だけ矢印A1又はA2方向に回動し、このリンク部材20a、20bの回動作用下に、一対の把持部材42a、42bがレール部材40の軸線方向に沿って接近・離間する方向(矢印X1又はX2方向)に変位する。
次に、基本的には以上のように構成される本実施形態に係る電動グリッパ10の動作について説明する。
先ず、グリッパ部14を構成する把持部材42a、42bは、予め互いに離間した位置、すなわち爪部43a、43bが開かれた状態にあるものとする。この場合、図2に示すように、送りナット30は矢印Y2方向に下降した位置にある。
次いで、図示しない電源より電気エネルギをモータ16へと供給し、該モータ16の回転駆動作用下に駆動軸26を回転させることにより、送りねじ部22を構成するねじ軸28を一体的に回転させる。そうすると、軸線方向を中心とする回転が規制された送りナット30は、ねじ軸28の雄ねじ28aと雌ねじ30aとの螺合作用下に、軸線方向に沿って上方(矢印Y1方向)へと変位する。
このように送りナット30が上方へと変位すると、該送りナット30下部のピン36に一端側が係合されたリンク部材20a、20bは、リンクピン44a、44bに軸支された略中央部(折曲部)を支点として、把持部材42a、42bに軸支された他端側を互いに接近させる方向(矢印A1方向)に回動する。従って、リンク部材20a、20bの矢印A1方向への回動作用下に、グリッパ部14を構成する把持部材42a、42bがレール部材40に沿って互いに接近する方向(矢印X1方向)に変位し、一対の爪部43a、43bの間にワークWを把持することができる(図3参照)。
ところで、上記のようにグリッパ部14でワークWを把持した後、その把持した状態を維持しようとした場合、すなわち、ワークWを所定位置に移動させる必要がある場合やワークWを所定時間クランプしておく必要がある場合等には、従来構成に係る電動グリッパでは、上記したように、モータへの通電を継続しておく必要があった。通電を停止すると、当該モータはその発生したトルクを失い、結果としてワークがグリッパ部から脱落してしまうからである。
そこで、本実施形態に係る電動グリッパ10では、モータ16への通電を遮断した場合やモータ16が非常停止された場合等であっても把持部材42a、42b(爪部43a、43b)の開閉状態を維持し、ワークWの把持状態を保持することができる構造、いわゆるセルフロック機構を駆動機構12(送りねじ部22)に備えている。
図4は、本実施形態に係る駆動機構12を構成する送りねじ部22に設けられるセルフロック機構を説明するための模式説明図である。
図4において、領域R1は、送りナット30の雌ねじ30aについてそのリードに対応するねじ山を展開して模式的に図示したものであり、その高さLは、雌ねじ30aのリードLを示し、その幅Cは、雌ねじ30aの有効径の円周長Cを示し、角度αはリード角αを示している。すなわち、前記円周長Cは、雌ねじ30aの有効径(有効直径)をDとし、円周率をπとした場合、C=π・Dとして算出される。一方、領域R2は、前記雌ねじ30aと螺合するねじ軸28の雄ねじ28aを模式的に図示したものである。これら雌ねじ30aと雄ねじ28aとの関係は、図4において互いに置換して考えてもよい。
なお、本実施形態に係る電動グリッパ10では、グリッパ部14でのワークWの把持状態を維持するためには、送りナット30が矢印Y2方向に下降し図2に示されるような状態となることを防止して、当該送りナット30をグリッパ部14がワークWを把持した状態での位置(図3参照)に保持しておく必要がある。そこで、本実施形態に係る駆動機構12に設けられるセルフロック機構は、グリッパ部14でワークWを把持した状態での送りナット30の変位(下降)を防止するために、送りねじ部22を構成する雌ねじ30aと雄ねじ28aとの関係を規定している。
すなわち、図4に示すように、ワークWを確実に把持した状態で送りナット30及びねじ軸28に作用する軸線方向の力を軸力F(N)と称し、雌ねじ30a及び雄ねじ28aの噛み合い方向(接線方向)での力を接線力Fs(N)と称し、接線力Fsと直交する方向での力を垂直抗力Fn(N)と称し、接線力Fsと反対方向に作用する噛み合い部分での摩擦力をFm(N)と称し、雌ねじ30a及び雄ねじ28aの噛み合い部分(互いに当接するフランク部分間)での摩擦係数をμと称し、軸力Fと垂直抗力Fnとがなす角度をθと称すると、前記セルフロック機構が有効に機能する条件(セルフロック条件)は、接線力Fs<摩擦力Fm、の関係を満たす必要がある。
この場合、図4より、Fs=F・sinθ、Fm=μ・Fn=μ・F・cosθ、との関係が得られることから、上記した接線力Fs<摩擦力Fm、の関係式は、F・sinθ≦μ・F・cosθ、と変形することができる。これにより、前記セルフロック条件は、次式(1)のように得ることができる。
μ≧sinθ/cosθ (1)
従って、本実施形態に係る駆動機構12では、上式(1)に基づき、送りねじ部22でのセルフロック機構のセルフロック条件を設定することにより、モータ16への通電が遮断等された場合であっても、送りナット30が変位してグリッパ部14が開いてしまうことを有効に回避することができ、ワークWの脱落を防止することができる。
なお、グリッパ部14でワークWを高速で把持した際の衝撃力等により、送りねじ部22でかじりが生じると、モータ16によるセルフロック機構の電気的な解除が困難となり、外力によって解除する必要を生じることになる。そこで、上記関係式(1)に基づき、摩擦係数μと角度θとの関係を定量的に管理することにより、送りねじ部22(雌ねじ30a及び雄ねじ28a間)でかじりを生じることを有効に回避することができるようになる。
すなわち、μ>sinθ/cosθ、との関係を設定すると共に、さらに、sinθ/cosθ、を可及的に摩擦係数μに近づけることにより、ワークWの高速把持時の衝撃力等による前記かじりの発生の回避が可能となる。この場合、摩擦係数μが大きくなりすぎると、セルフロックを解除することができなくなることは言うまでもない。
このようなセルフロック機構を構成する送りねじ部22の構成例として、本実施形態では、例えば、雌ねじ30a及び雄ねじ28aの材質をステンレス鋼にフッ素及びモリブデンコーティングを用いたすべりねじ(摩擦係数μ=0.12)を用いると共に、角度θ=5.59°、5.72°、6.16°の3種類の台形ねじの任意の一つを用いることができる。このような台形ねじとしては、例えば、Tr(梯形)7×1×2条であって、ねじ有効径がΦ6.5×リード2(θ=5.59°)のもの、Tr8×1.25×2条であって、ねじ有効径がΦ7.375×リード2.5(θ=6.16°)のもの、Tr12×1.75×2条であって、ねじ有効径がΦ11.125×リード3.5(θ=5.72°)のもの等が例示できる。
以上のように、本実施形態に係る電動グリッパ10では、上記関係式(1)に基づき設定されたセルフロック機構を備える駆動機構12(送りねじ部22)を設けたことにより、グリッパ部14でワークWを把持した状態で、モータ16への通電を遮断した場合やモータ16が非常停止された場合等であっても、ワークWの把持状態を保持することができる。すなわち、送りナット30とねじ軸28との間のセルフロック機能により、送りナット30の変位、これに伴う把持部材42a、42bの開放方向への変位を有効に防止することができる。換言すれば、本実施形態に係る電動グリッパ10では、把持部材42a、42bがワークWを押圧する押圧部材として機能すると共に、その押圧状態を駆動機構12に設けられたセルフロック機構で保持することができる。
従って、電動グリッパ10(駆動機構12)では、グリッパ部14でワークWを把持(押圧)しておく際、モータ16への通電を遮断することができるため、電気エネルギの消費量を大幅に低減することができる。また、連続通電によるモータ16の発熱も低減することができ、当該モータ16の長寿命化等も可能となる。さらに、送りナット30に対して、別途ブレーキ機構等を付加する必要がないため、装置構成の簡素化や低コスト化も図ることができる。
また、本実施形態では、セルフロック機構として、雌ねじ30aと雄ねじ28aとの間の摩擦抵抗を利用していることから、上記したように、式(1)に基づき摩擦係数μと角度θとの関係を定量的に管理することにより、ワークWを高速で把持した際に把持部材42a、42bやリンク機構18を介して送りねじ部22に伝達される衝撃力等によって、当該送りねじ部22でかじりを生じることを有効に回避して、セルフロック機構の解除不良を確実に防止することができる。すなわち、本実施形態によれば、送りねじ部22の駆動速度に左右されることなく、セルフロック機構を確実に作用させ、さらに確実に解除することができる。
なお、電動グリッパ10では、モータ16がどの位置で停止しているか又はどのように回転しているか等を検出する位置センサ(図示せず)を、例えばモータ16の駆動軸26近傍に設け、該位置センサで検出した位置情報等を図示しないコントローラを介してモータ側に返送(フィードバック)することもできる。この場合、モータ16と前記位置センサとは別電源とされ、非常停止時等にはモータ16側の電源のみ遮断されるため、位置センサは再起動時にも電気的な復帰が可能となる。つまり、位置センサの検出結果(位置情報等)はメモリーされており消去されない。
すなわち、電動グリッパ10の非常停止時等では、モータ16側への電気エネルギのみ遮断し、位置センサ側へは位置情報を監視・更新するための電力を供給し続けることで、非常停止状態から動作状態へ移行する際に、電気的な復帰を行うことができる。なお、このような位置センサはモータ16の一機能として該モータ16に内蔵することもできる。
なお、本実施形態に係る電動グリッパ10において、ワークWの把持をした後その把持状態を解除する場合には、モータ16を把持する際とは逆方向に回転させることでセルフロック機構によるロックを容易に解除することができる。これにより、送りナット30を矢印Y2方向に下降させて、把持部材42a、42bを容易に開放方向(矢印X2方向)に変位させることができる。しかも、当該セルフロック機構では、上記のように式(1)の関係に基づき設定されることにより、送りねじ部22でかじりを生じることを回避することができるため、モータ16からの回転駆動力により容易にそのロック状態を解除することができる。すなわち、電動グリッパ10(駆動機構12)において、送りねじ部22は、送りナット30が前進(矢印Y1方向)されてグリッパ部14によりワークWを把持した場合に、該ワークWからグリッパ部14が受ける反力によっては送りナット30が後退(矢印Y2方向)しないセルフロック機構を構成すると共に、該セルフロック機構は、モータ16からの回転駆動力が送りねじ部22に伝達されることで解除可能とされている。
また、非常停止時等において、強制的にワークWの把持を解除する必要がある場合には、操作部29を手動で操作することにより、送りねじ部22でのセルフロック機構を容易に解除してワークWを離脱させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る電動グリッパ60について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係るグリッパ機構としての電動グリッパ60の概略斜視図であり、図6は、図5に示す電動グリッパ60の軸線方向に沿う概略断面側面図である。なお、電動グリッパ60について、上記した第1の実施形態に係る電動グリッパ10と同一又は同様の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
電動グリッパ60は、上記した駆動機構12と略同様に機能する駆動機構62を備え、ワークWをグリッパ部64にて把持可能である。この電動グリッパ60は、上記した電動グリッパ10と比べて、モータ16を横置き、つまり、その軸線方向がグリッパ部64の開閉方向(矢印X1、X2方向)に沿った状態で配置されている点が相違する(図6参照)。
図5及び図6に示すように、電動グリッパ60は、ワークWを把持する前記グリッパ部64と、該グリッパ部64を開閉するための駆動源であるモータ(回転駆動源)16と、ベルトプーリ機構66を介して伝達されるモータ16からの回転駆動力を受けてグリッパ部64を矢印X1、X2方向に開閉駆動する送りねじ部68とを備える駆動機構62と、筐体70とから構成されている。
筐体70は、その下面側にグリッパ部64が配設され、内部空間の上部にモータ16を収容すると共に、下部に送りねじ部68を収容し、側部にモータ16と送りねじ部68とを連結するベルトプーリ機構66を収容した箱状に形成される。
駆動機構62において、モータ16はその駆動軸26が矢印X1、X2方向に沿った状態で横置きに配置され、筐体70の上部を閉塞する矩形状の上部プレート72と筐体70内を上下2段に仕切る中間プレート74との間に固定されている。
送りねじ部68は、筐体70の下部を閉塞する下部プレート76と前記中間プレート74との間に固定された一対の軸受78a、78bにより両端側が軸支されたねじ軸80を有する。すなわち、ねじ軸80は、モータ16の軸線方向と平行した状態で回転可能且つ軸線方向(矢印X1、X2方向)に変位不能に配置されている。ねじ軸80の外周面には、ねじ山の螺旋方向(つる巻き方向)が相互に逆方向(対称)となる一対の雄ねじ80a、80bが形成されている。換言すれば、雄ねじ80a、80bは、ねじ軸80の略中央部に設けられた反転位置82を中心として、互いに逆ねじとして構成されている。
さらに、送りねじ部68には、内周側にそれぞれ雌ねじ84a、84bが形成され、ねじ軸80の各雄ねじ80a、80bにそれぞれ螺合される一対の送りナット(変位部材、摺動ナット)86a、86bが設けられている。送りナット86a、86bは、下部プレート76に設けられた軸線方向に沿って延びるガイド溝88に対して係合するガイド部90a、90bをそれぞれ有し、軸線方向を中心とした回転が規制されることで、軸線方向(矢印X1、X2方向)に沿ってのみ変位(摺動)可能に配置されている。
なお、図5及び図6中、参照符号91は、ねじ軸80を外部から手動で操作可能な操作部であり、前記操作部29と略同様に、例えば、モータ16への通電が遮断された場合等に、図示しない工具等を介して手動によるねじ軸80の回転操作を可能とするものである。
グリッパ部64は、前記下部プレート76に装着されて矢印X1、X2方向に延びたレール部材92に係合され、該レール部材92に沿って変位自在、すなわち、互いに接近及び離間が可能な一対の把持部材(押圧部材、爪部)94a、94bを有する。これら把持部材94a、94bは、それぞれ送りナット86a、86bに連結されている。従って、把持部材94a、94bは互いに接近・離間することにより開閉し、ワークWを把持する把持部として機能する。
ベルトプーリ機構66は、モータ16の駆動軸26に連結された駆動プーリ96と、ねじ軸80の一端に連結された従動プーリ98と、これら駆動プーリ96及び従動プーリ98間に巻き掛けられたベルト100とを有する。これにより、モータ16からの回転駆動力が、駆動軸26からベルトプーリ機構66を介してねじ軸80へと伝達され、該ねじ軸80を回転駆動させることができる。
従って、電動グリッパ60では、ベルトプーリ機構66を介して伝達されたモータ16からの回転駆動力によるねじ軸80の回転作用下に、相互に逆ねじとされた雄ねじ80a、80bにそれぞれ螺合する送りナット86a、86bが矢印X1又はX2方向に変位することで、一対の把持部材94a、94bがレール部材92の軸線方向に沿って接近又は離間する方向(矢印X1又はX2方向)に変位する(図6及び図7参照)。
以上のように、本実施形態に係る電動グリッパ60においても、上記した電動グリッパ10と略同様にワークWの把持及び把持解除を容易に行うことができ、すなわち、モータ16が所定の方向に回転駆動されることで、ベルトプーリ機構66及び送りねじ部68を介して把持部材94a、94bを所望の開閉方向(矢印X1、X2方向)に変位させることができる。
この際、本実施形態に係る電動グリッパ60に備えられる駆動機構62(送りねじ部68)についても、上記した駆動機構12(送りねじ部22)と同様、ねじ軸80に形成される雄ねじ80a、80bと、送りナット86a、86bに形成される雌ねじ84a、84bとの間に、図4や上式(1)により説明したセルフロック機構を設定しておく。
これにより、電動グリッパ60においても上記電動グリッパ10の場合と同様に、グリッパ部64でワークWを把持した状態で、モータ16への通電を遮断した場合やモータ16が非常停止された場合等であっても、ワークWの把持状態を保持することができる。すなわち、送りナット86a、86bとねじ軸80との間のセルフロック機能により、両送りナット86a、86bの変位及びこれに伴う把持部材94a、94bの開放方向への変位を有効に防止することができる。従って、グリッパ部64でワークWを把持しておく際、モータ16への通電を遮断することができるため、電気エネルギの消費量を大幅に低減することができる。当然、連続通電によるモータ16の発熱の低減や、装置構成の簡素化や低コスト化等の効果も得ることができる。
また、電動グリッパ60(駆動機構62)においても、式(1)に基づき摩擦係数μと角度θとの関係を定量的に管理することにより、ワークWを高速で把持した際に把持部材94a、94bから送りねじ部68に伝達される衝撃力等によって、当該送りねじ部68を構成する送りナット86a、86bとねじ軸80との間でかじりを生じることを有効に回避して、セルフロック機構の解除不良を確実に防止することができる。
従って、電動グリッパ10(駆動機構12)の場合と同様に電動グリッパ60(駆動機構62)についても送りねじ部68は、送りナット86a、86bが前進(矢印X1方向)されてグリッパ部64によりワークWを把持した場合に、該ワークWからグリッパ部64が受ける反力によっては送りナット86a、86bが後退(矢印X2方向)しないセルフロック機構を構成すると共に、該セルフロック機構は、モータ16からの回転駆動力が送りねじ部68に伝達されることで解除可能とされている。
さらに、電動グリッパ60では、モータ16をねじ軸80と平行した横置きに収納しているため、電動グリッパ10に比べて高さ方向の寸法を有効に低減することができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、回転駆動源としてはモータ16のように電動以外のもの、例えば、エア駆動源等を用いた構成であっても本発明に係るグリッパ機構や駆動機構を構成することができる。なお、エア駆動源を用いた場合には、エアを封じ込めることによりエネルギの蓄積が可能であり、グリッパ部によるワークの把持状態を維持することも可能であるが、このようなエア封じ込めのための密閉構造やバルブ等の部品の増加を考慮すると、本発明のセルフロック機構を適用することにより、その構成や制御を大幅に簡素化することができる点で有効である。
また、本発明に係る駆動機構は、グリッパ機構以外にも、例えば、シリンダ機構やアクチュエータ機構等、送りねじ部を介して、変位部材(送りナット)を変位させ、該変位部材の一端に連結された押圧部材によりワークを押圧するような機構についても適用可能である。この場合にも、上記した式(1)に基づくセルフロック機構を採用することにより、前記押圧部材によるワークへの押圧状態を維持する際、モータへの通電を遮断等してもその押圧状態を保持しておくことができる。なお、この場合の変位部材に連結された押圧部材とは、当該変位部材自体の一端を押圧部材として機能させるものであってもよい。
本発明の第1の実施形態に係るグリッパ機構としての電動グリッパの概略斜視図である。 図1に示す電動グリッパの軸線方向に沿う概略断面側面図である。 図2に示す状態からグリッパ部を開いた状態を示す概略断面側面図である。 実施形態に係る駆動機構を構成する送りねじ部に設けられるセルフロック機構を説明するための模式説明図である。 本発明の第2の実施形態に係るグリッパ機構としての電動グリッパの概略斜視図である。 図5に示す電動グリッパの軸線方向に沿う概略断面側面図である。 図6に示す状態からグリッパ部を開いた状態を示す概略断面側面図である。
符号の説明
10、60…電動グリッパ 12、62…駆動機構
14、64…グリッパ部 16…モータ
18…リンク機構 20a、20b…リンク部材
22、68…送りねじ部 24、70…筐体
28、80…ねじ軸 28a、80a、80b…雄ねじ
30、86a、86b…送りナット 30a、84a、84b…雌ねじ
42a、42b、94a、94b…把持部材
43a、43b…爪部

Claims (1)

  1. 回転駆動源と、
    軸線方向に変位可能な変位部材に前記回転駆動源からの回転駆動力を伝達する送りねじ部と、
    前記変位部材に連結され、該変位部材の変位に連動して互いに接近及び離間して開閉することでワークを把持する一組の把持部材を有するグリッパ部と、
    を備えるグリッパ機構であって、
    前記送りねじ部は、前記変位部材が前進されて前記グリッパ部により前記ワークを把持した場合に、該ワークから前記グリッパ部が受ける反力によっては前記変位部材が後退しないセルフロック機構を構成すると共に、
    前記セルフロック機構は、前記回転駆動源からの回転駆動力が該送りねじ部に伝達されることで解除可能であり、
    さらに、前記セルフロック機構は、前記回転駆動力を前記変位部材の進退駆動力へと変換するために前記送りねじ部に設けられた雄ねじと雌ねじとの間の噛み合い部分での摩擦係数をμと称し、
    前記把持部材により前記ワークを把持した場合に前記送りねじ部が受ける軸力の方向と、前記雄ねじ及び前記雌ねじの噛み合い方向に対する垂直抗力の方向との間の角度をθと称した場合に、
    μ≧sinθ/cosθ
    の関係式を満たすように設定されており、
    さらに、前記回転駆動源を手動によって回転操作することで前記セルフロック機構のロック状態を解除可能な操作部を、前記送りねじ部の軸線上の一端側に設けたことを特徴とするグリッパ機構。
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