JP2550597B2 - 2乗器 - Google Patents

2乗器

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JP2550597B2 JP62213351A JP21335187A JP2550597B2 JP 2550597 B2 JP2550597 B2 JP 2550597B2 JP 62213351 A JP62213351 A JP 62213351A JP 21335187 A JP21335187 A JP 21335187A JP 2550597 B2 JP2550597 B2 JP 2550597B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、音響信号の符号化における距離(ユークリ
ツド距離)計算等の長語長のデイジタル値の2乗算に使
用して好適な2乗器に関する。
〔発明の概要〕
本発明は2乗器に関し、入力信号の上位ビツトと下位
ビツトを分割して演算を行うことにより、全体の回路規
模を従来のものより縮小できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
例えば音響信号の符号化において距離(ユークリツド
距離)計算を行う場合には、10〜16ビツトの2乗算が用
いられる。その場合に従来のnビツトのデイジタル値の
2乗算を行う方法としては一般に (1) n×nビツトの乗算器 (2) 2nワード、2nビツト幅のROM を用いる方法が知られている。
これらの方法において、例えば(1)における回路規
模は、 C1・n2(C1は定数) で求められ、一方(2)における回路規模は、 C2・2n・2n(C2は定数) で求められる。ここでC1,C2の値はデバイスの種類によ
つて異なるが、一般的にnが小のときは(2)の方式が
有利であり、nが大きくなるにつれて(1)の方式が有
利になるとされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上述の方法では、nがさらに大きくなる
と、(1)の方式であつても回路規模が相当に大きくな
り、装置の構成上の問題点になつていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、入力信号に対して2乗演算を実行する2乗
器において、上記入力信号の上位ビットを上記上位ビッ
トの2乗値に変換する第1のROM(2)と、上記入力信
号の下位ビットを上記下位ビットの2乗値に変換する第
2のROM(3)と、上記入力信号の上位ビットと上記入
力信号の下位ビットとの乗算を行う乗算器(4)と、入
力信号を2乗値を得るように、上記第1のROM、上記第
2のROM及び上記乗算器からの出力値を加算する加算器
(7)とからなることを特徴とする2乗器、あるいは入
力信号に対して2乗演算を実行する2乗器において、上
記入力信号の上位ビットを第1のシフト量を補正した値
が与えられた上記上位ビットの2乗値に変換する第1の
ROM(12)と、上記入力信号の下位ビットを上記第1の
シフト量を補正した値が与えられた上記下位ビットの2
乗値に変換する第2のROM(13)と、上記入力信号の上
位ビットと上記入力信号の下位ビットとの加算を行う第
1の加算器(14)と、上記第1の加算器からの出力値を
上記第1の加算器からの出力値の2乗値に変換する第3
のROM(15)と、入力信号を2乗値を得るように、上記
第1のROM、上記第2のROM及び上記第3のROMからの出
力値を第2のシフト量だけシフト(回路(16)(17))
して加算する第2の加算器(19)とからなることを特徴
とする2乗器である。
〔作用〕
これによれば、ROM方式及び乗算器方式の長所が調和
して取入れられているので、必要な語長範囲で回路規模
を従来のものより縮小することができる。
〔実施例〕
本願の2乗器において、まず入力されるnビツトのデ
イジタル値Xが、上位m1ビツトの値Aと下位m2ビツトの
値Bとに分割される。ここでnが偶数のときは であり、nが奇数のときは、 である。また で表わされる。
そこで第1図は第1の実施例を示し、この図におい
て、入力レジスタ(1)に供給されたデイジタル値Xの
上位の値Aと下位の値Bとがそれぞれ2乗算を行うROM
(2)(3)に供給されると共に、値AとBとが乗算器
(4)に供給される。このROM(2)の出力値A2のシフト回路(5)に供給され、乗算器(4)の出力値
A・Bが のシフト回路(6)に供給される。そしてこのシフト回
路(5)の出力値 と、シフト回路(6)の出力値 と、ROM(3)の出力値B2とが加算器(7)に供給さ
れ、これらの加算値が出力レジスタ(8)に出力され
る。
従つてこの回路において、加算器(7)からは が出力され、出力レジスタ(8)には入力デイジタル値
Xの2乗値X2が取出される。
そしてこの回路において、ROM(2)の回路規模は、 ROM(3)の回路規模は、 乗算器(4)の回路規模は、 C1・m1・m2 加算器(7)の回路規模は C3・(m1+m2)(C3は定数) であり、ここで とすると、 全体の回路規模は、 となり、この場合に語長によつて回路規模が大幅に増大
されるROMの語長が短くされているので全体の回路規模
を縮小することができる。
さらに第2図は第2の実施例を示す。すなわちこの例
においては入力レジスタ(11)に供給されたデイジタル
値Xの上位の値Aと下位の値Bとがそれぞれ2乗算を行
うROM(12)(13)に供給されると共に値AとBとが加
算器(14)に供給され、さらにこの加算値A+Bが2乗
算を行うROM(15)に供給される。そしてROM(12)から
ROM(13)からは ROM(15)からは(A+B)が取出される。このROM
(12)(15)がそれぞれ のシフト回路(16)(17)に供給され、このシフト回路
(16)の出力値 と、シフト回路(17)の出力値 と、ROM(13)の出力値 とが加減算器(18)に供給され、この加減算値 が出力レジスタ(19)に出力される。
従つてこの回路において、加減算器(18)から出力さ
れる値を変形すると、 となり、出力レジスタ(19)には入力デイジタル値Xの
2乗値X2が取出される。
そしてこの回路において、ROM(12)の回路規模は、 ROM(13)の回路規模は、 ROM(15)の回路規模は、 加算器(14)(18)の回路規模は、それぞれ C3・(m1+m2) であり、ここで とすると、全体の回路規模は、 となり、ROMの語長が短くされると共に、乗算器が削除
されて、全体の回路規模が縮小される。
こうして上述の回路によれば、ROM方式及び乗算器方
式の長所が調和して取入れられているので、必要な語長
範囲で回路規模を従来のものより縮小することができ
る。
なお上述の回路において、C1,C2,C3の値はデバイスの
種類によつて異なるが、一例としてC1=8、C2=0.05、
C3=15とした場合には、入力デイジタル値の語長n(8
〜16ビツト)に応じてそれぞれ乗算器、ROM、第1の実
施例、第2の実施例の回路規模は第3図の表に示すよう
になる。従つてこの表から明らかなように語長が8ビツ
トのときはROMの回路規模が小さいが、語長が10〜16ビ
ツトでは上述の第1、第2の実施例の回路規模が小さく
なつている。ただし上述のC1〜C3の値はデバイスの種類
によつて異なるものであり、本願が有効なnの値は使用
されるデバイスによつて異動するものである。
〔発明の効果〕
この発明によれば、ROM方式及び乗算器方式の長所が
調和して取入れられているので、必要な語長範囲で回路
規模を従来のものより縮小することができるようになつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例の構成図、第2図は他の例の構成
図、第3図は説明のための図である。 (1)(11)は入力レジスタ、(2)(3)(12)(1
3)(15)はROM、(4)は乗算器、(5)(6)(16)
(17)はシフト回路、(7)(14)(18)は加算器、
(8)(19)は出力レジスタである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号に対して2乗演算を実行する2乗
    器において、 上記入力信号の上位ビットを上記上位ビットの2乗値に
    変換する第1のROMと、 上記入力信号の下位ビットを上記上位ビットの2乗値に
    変換する第2のROMと、 上記入力信号の上位ビットと上記入力信号の下位ビット
    との乗算を行う乗算器と、 入力信号を2乗値を得るように、上記第1のROM、上記
    第2のROM及び上記乗算器からの出力値を加算する加算
    器と からなることを特徴とする2乗器。
  2. 【請求項2】入力信号に対して2乗演算を実行する2乗
    器において、 上記入力信号の上位ビットを第1のシフト量を補正した
    値が与えられた上記上位ビットの2乗値に変換する第1
    のROMと、 上記入力信号の下位ビットを上記第1のシフト量を補正
    した値が与えられた上記下位ビットの2乗値に変換する
    第2のROMと、 上記入力信号の上位ビットと上記入力信号の下位ビット
    との加算を行う第1の加算器と、 上記第1の加算器からの出力値を上記第1の加算器から
    の出力値の2乗値に変換する第3のROMと、 入力信号を2乗値を得るように、上記第1のROM、上記
    第2のROM及び上記第3のROMからの出力値を第2のシフ
    ト量だけシフトして加算する第2の加算器と からなることを特徴とする2乗器。
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