JPS62260229A - 乗算回路 - Google Patents

乗算回路

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JPS62260229A
JPS62260229A JP10365286A JP10365286A JPS62260229A JP S62260229 A JPS62260229 A JP S62260229A JP 10365286 A JP10365286 A JP 10365286A JP 10365286 A JP10365286 A JP 10365286A JP S62260229 A JPS62260229 A JP S62260229A
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JP
Japan
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data
multiplication
bits
mul
product
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JP10365286A
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Toshifumi Kunimoto
利文 国本
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は乗算回路に関し、例え°ば、乗算出力が乗算
回路の入力端にフィードバックされて繰り返し演算され
るようなディジタルフィルタや電子楽器の残響効果装置
等に適用し得るものである。
〔発明の概要〕
この発明は乗算回路において、入力データに乗数データ
を乗算して得られた積データに、下位ビットが乱数デー
タで上位ビットが零の誤差補償用データを加算し、その
加算出力のうち上位ビットを乗算出力データとするよう
にすることにより、誤差の小さい所定ビット数の乗算出
力データを得るようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば、2次のI I R(infinjte 
1spulse response )フィルタ、ラテ
ィスフィルタ等のディジタルフィルタや、電子楽器の残
響効果装置等には、乗算回路が使用されている。
このような装置においては、乗算回路からの乗算結果を
示す積データがデータ処理回路を介してデータ処理され
た後、当該乗算回路の乗算入力デ−夕としてフィードバ
ックされるようになされている。すなわち、このような
装置においては、乗算回路を用いて繰り返し演算を実行
している。そのため、繰り返し演算によって積データが
発散することを防止するように、入力データに対して乗
算する乗数データをrlJより小さく選定している。
従って、第3図に示すように、例えば、Mビットの整数
データでなる入力データINTに対してNビットの小数
データでなる乗数データDECを乗算回路1において乗
算したとき、乗算結果として、整数部がMビットであっ
て全体が最大M+Nビットの積データMULが得られる
ところで、上述したように積データMULを乗算回路1
に入力データINTとしてフィードバックするような場
合、積データMULと入力データINTのビット数(桁
数)が異なると、繰り返しごとに演算データのビット数
が異なって乗算回路が複雑になるか、又は、不必要にビ
ット数の大きなものを用いることを要してしまう。
そこで、従来、積データM U Lの全ビットのデータ
を他の回路に与える場合、及び積データMULの整数部
のデータ(上位Mビット)だけを他の回路に与える場合
の両方の場合共に、乗算回路1にフィードバックする入
力データINTを、積データMULのうちの整数部のデ
ータとして常に同一ビット数のデータとなるようにして
いた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、積データMUL (M+Nビット)のう
ち整数部のデータ(Mビット)だけを入力データINT
としてフィードバックすることは、次の積データMUL
が真の値に対して小数部に相当する分だけ誤差を有する
ことになる。このため乗算ごとの誤差が累積されていき
、真の値から大きく異なった値になるおそれがある。な
お、このような問題は積データMULを適宜処理した後
乗算回路1に入力データINTとしてフィードバックし
て繰り返し演算を行う場合に限らず、積データMULの
うちの整数部のデータだけを実質的な乗算出力データと
して他の回路に供給して処理するような場合においても
問題となり、やはり切り捨てられた小数部に相当する分
だけ誤差を有することになる。
そこで、小数部のデータを切り捨てる場合に、四捨五入
して切り捨てるようにすることが考えられる。しかし、
2進化されたデータを四捨五入しようとすると、その構
成は非常に複雑になる。
この発明は、以上の点を考慮してなされたもので、乗算
結果の下位ビットを除いて残りの上位ビットを実質的な
乗算出力データとして使用する場合において、この乗算
出力データが有する誤差を小さく抑えることのできる乗
算回路を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するためこの発明においては、入力
データに乗算データを乗算する乗算手段(2)と、所定
ビット数のビットが乱数データでなり、それより上位ビ
ットが零である誤差補償用データを発生する誤差補償用
データ発生手段(4)と、乗算手段から送出された積デ
ータに、誤差補償用データを加算する加算手段(3)と
を具え、加算手段の出力のうち、所定ビット数の下位ビ
ットを除去して乗算出力データとするようにした。
(作用〕 積データに誤差補償用データを加算すると、加算出力は
積データの下位ビットの値に等しい確率で桁上げを行う
その結果、加算出力のうち上位ビットを選択した乗算出
力データの期待値は積データと等しくなり、全体として
みたとき誤差を小さくすることができる。
〔実施例〕
以下、図面について、この発明の一実施例を詳述する。
第1図において、整数部を表すMビットのデータでなる
入力データINは、乗算器2に乗算入力データとして与
えられる0乗算器2には、また、rlJより小さい小数
部を表すNビットの乗数データCOEが与えられており
、乗算器2は、入力データINと乗数データCOEとを
乗算し、M十Nビットでなる積データMULを加算器3
に第1の加算入力として与える。
加算器3はまた、M+Nビットでなる誤差補償用データ
CORが第2の加算入力として与えられる。ここで、誤
差補償用データCORは、乱数データ発生回路4が発生
した第2図(A)に示すような一様分布を有するNビッ
トの乱数データRANを、小数を表す下位Nビットに用
いると共に、整数を表す上位Mビットを全て論理「0」
としている、従って、誤差補償用データCORは、0か
ら1までの間の数値R(正確には0≦R<1の値であり
、以下、乱数と呼ぶ)を均一な確率でとるものとなる。
加算器3は、積データMULにこの誤差補償用データC
ORを加算し、得られた加算出力ADDのうち整数部を
表す上位Mビットを当該乗算回路の乗算出力データOU
Tとして送出する。
以上の構成において、入力データINが到来すると、乗
算器2において乗数データCOEと乗算され、加算器3
において、その結果得られた積データMULに誤差補償
用データCORが加算され、加算出力ADDのうち上位
Mビットが乗算出力データOUTとして送出される。
今、仮に、積データMULが表す数値Xを、次式 %式%(1) のように、整数部Iと小数部Fとの和で表し、加算出力
ADDが表す数値をYとおくと、数値Yは誤差補償用デ
ータCORが表す乱数(ItI率変数)Rを用いて、 Y−X+R−1+F+R・・・・・・(2)と表すこと
ができる。乱数Rが第2図(A)に示すような確率分布
を有する確率変数であるので、数値Yも確率変数となる
。この数値Yの整数部は、必ずしも数値Iになるのでは
なく、数値Fと乱数Rとの和F+Rにおいて「1」が立
つ場合には、1+1となる。
乱数Rが第2図(A)に示すように0から1の間を一様
な確率でとるので、数値F+Rは、第2図(B)に示す
ようにFから1+Fの間の値を一様な確率でとるものと
なる。ここで、数値F+Rにおいて「1」が立つ場合は
、数値F+Rが1から1+Fの間をとる場合であり、全
事象の範囲が上述したようにFから1+Fの間であるの
で、「1」が立つ場合の確率はFとなる。
例えば、乗算器2による乗算の結果得られた積データM
ULの小数部Fの値が0.2であれば、乱数Rを加えた
値F+Rは0.2から1.2の間の値を均一な確率でと
る。従って、この場合、小数部Fに乱数Rを加えた値F
+Rが1を越えて、乗算出力データOUTの整数部が1
だけ増加する確率は0.2となる。
このように、第1図の実施例によれば、積データMUL
における小数部Fの値が小さいと、積データMULにお
ける整数部■を1だけ増加させて乗算出力データOUT
とする確率(−F)は小さく、小数部Fの値が大きくな
ればなる程、積データMULにおける整数部lを1だけ
増加させて乗算出力データOUTとする確率(−F)は
高くなる。
ここで、整数部Iが1だけ増加される場合の確率がFで
あり、増加されない場合の確率が1−Fであるので、積
データMULにおける整数部■に対する乗算出力データ
OUTの増分ΔIの期待値E(ΔI)は、次式 %式%(1) その結果、乗算出力データOUTの期待値は、積データ
MULの整数部■に増分ΔIの期待値Fを加えた4fI
T + Fとなり、積データMULO値I+Fと一致す
る。
従って、この実施例によれば、従来回路と異なリ、積デ
ータMULの小数部Fの値を単に切り捨てて乗算出力デ
ータとするのではな(、小数部Fの値に応じて整数部I
の値を確率的に補正して乗算出力データOUTを形成す
るようにしたので、乗算結果の有効ビット数より小さい
ビット数の上位ビットを乗算出力データとする場合にお
いても、その誤差を小さく抑えることができる。
また、乗算出力データOUTの期待値が積データMUL
の値と一致しているので、乗算出力データOUTをデー
タ処理回路を介して入力データにフィードバックして繰
り返し演算するようにしても誤差が蓄積することはなく
、発散するような事態をを効に回避することができる。
なお、上述の実施例においては、入力データINのビッ
ト数(M)と乗算出力データOUTのビット数(M)と
が等しいものを示したが、乗算入力データのビット数と
乗算出力データのビット数が異なる乗算回路に適用する
こともできる。この場合、加算出力ADDから捨て去ら
れる下位ビット数と等しいビット数の乱数データRAN
を発生させるようにすれば良い。
また、上述の実施例においては、この発明を繰り返し演
算を実行するディジタルフィルタや残響効果装置等に適
用する場合について述べたが、この発明はこれに限らず
、必要に応じて広(適用することができる。要は、乗算
結果の上位ビットを実質的な乗算出力データとして使用
するようにした各種回路に適用することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、乗算出力データとし
て送出する場合に捨て去られる下位ビットの情報を、乱
数を用いて確率的に乗算出力データに含めるようにした
ので、乗算出力データが有する誤差を小さくすることの
できる乗算回路を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による乗算回路の一実施例を示すブロ
ック図、第2図はその各部のデータが有する確率分布を
示す路線図、第3図は従来回路を示すブロック図である
。 2・・・・・・乗算器、3・・・・・・加算器、4・・
・・・・乱数データ発生回路、IN・・・・・・入力デ
ータ、COE・・・・・・乗数データ、COR・・・・
・・誤差補償用データ、OUT・・・・・・乗算出力デ
ータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入力データに乗数データを乗算する乗算手段と、所定ビ
    ット数の下位ビットが乱数データでなり、それより上位
    ビットが零である誤差補償用データを発生する誤差補償
    用データ発生手段と、 上記乗算手段から送出された積データに、上記誤差補償
    用データを加算する加算手段とを具え、上記加算手段の
    出力のうち、上記所定ビット数の下位ビットを除去して
    乗算出力データとするようにしたことを特徴とする乗算
    回路。
JP10365286A 1986-05-06 1986-05-06 乗算回路 Granted JPS62260229A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10365286A JPS62260229A (ja) 1986-05-06 1986-05-06 乗算回路
US07/047,034 US4831576A (en) 1986-05-06 1987-05-04 Multiplier circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10365286A JPS62260229A (ja) 1986-05-06 1986-05-06 乗算回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62260229A true JPS62260229A (ja) 1987-11-12
JPH0451857B2 JPH0451857B2 (ja) 1992-08-20

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ID=14359708

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JP10365286A Granted JPS62260229A (ja) 1986-05-06 1986-05-06 乗算回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03200294A (ja) * 1989-12-28 1991-09-02 Yamaha Corp 楽音合成装置
WO2020084692A1 (ja) * 2018-10-23 2020-04-30 富士通株式会社 演算処理装置及び演算処理装置の制御方法

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JPS5625824A (en) * 1979-08-10 1981-03-12 Mitsubishi Electric Corp Digital-analog converter
JPS5949640A (ja) * 1982-09-16 1984-03-22 Toshiba Corp 乗算回路

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