JPH05266060A - マトリクス演算回路 - Google Patents

マトリクス演算回路

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JPH05266060A
JPH05266060A JP6381992A JP6381992A JPH05266060A JP H05266060 A JPH05266060 A JP H05266060A JP 6381992 A JP6381992 A JP 6381992A JP 6381992 A JP6381992 A JP 6381992A JP H05266060 A JPH05266060 A JP H05266060A
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JP
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matrix
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JP6381992A
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Eiji Morimatsu
映史 森松
Tadami Kono
忠美 河野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データメモリに蓄えられたn×nの大きさの
入力行列データと係数メモリに蓄えられた同じくn×n
の大きさの該入力行列データのいずれか一方の読出速度
をシリアル出力のn倍、他方を同じにすることにより1
個の乗算器でマトリクス演算を実行し、この演算結果の
出力行列データをシリアル出力するマトリクス演算回路
に関し、ハードウェア規模を増大させることなく任意の
演算方向と出力スキャン方向のマトリクス演算を実行で
きるようにすることを目的とする。 【構成】 係数行列データを入力行列データの右から掛
けるか左から掛けるかを示す演算方向指示及び水平スキ
ャンで出力するか垂直スキャンで出力するかを示す出力
スキャン方向指示に応じて、該入力行列データと該係数
行列データの読出速度のいずれかをn倍にするか同じに
するかを選択すると共にアドレスの順番を行列の水平方
向とするか垂直方向とするかを選択してデータメモリア
ドレス及び係数メモリアドレスを生成するアドレス発生
回路3を設けるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマトリクス演算回路に関
し、特に2つの行列データを掛け合わせる演算を行うマ
トリクス演算回路に関するものである。
【0002】ディジタル信号処理装置等においては、マ
トリクス演算は非常に広く用いられる演算の一つであ
る。このようなマトリクス演算を実現する回路としては
種々考えられるが、ハードウェアとして規模が大きくな
る乗算器の数が少ないことが望ましい。
【0003】
【従来の技術】このようなマトリクス演算の例が図9に
示されており、ここでは簡略化のため2×2の行列を例
にとって説明する。行列Xで表される入力のディジタル
データに対して或る変換係数行列Cで表されるディジタ
ルデータを掛けることにより変換された出力データ行列
Yが得られる。尚、行列の各要素x11, 12, 21,
22, 11, 12, 21, 22, 11, 12, 21, 22
の1つ1つが(例えば8ビットなどで表現される) 1個
のディジタルデータを表している。
【0004】このマトリクス演算を実現する回路として
はいくつか考えられるが、ハードウェアとして規模の大
きい乗算器の数が少なくて済むような回路例が図10に
示されており、1は通常、このマトリクス演算回路10
の外部に設けられて入力行列データ(以下、単にデータ
と称することがある)Xを蓄えるデータメモリ、2はマ
トリクス演算回路10の内部に設けられて係数行列デー
タ(以下、単に係数と称することがある)を蓄える係数
メモリ、21及び22はこれらのデータメモリ1と係数
メモリ2に対するそれぞれのアドレスを生成して与える
アドレス発生部、11はデータメモリ1と係数メモリ2
の各データを掛け合わせる乗算器、12,13は乗算器
11の乗算結果と一つ前の演算時の値を保持しているレ
ジスタ14,15の出力値とを加える加算器、16,1
7はそれぞれレジスタ14,15の出力値を保持するた
めのレジスタ、そして、18はレジスタ16,17に保
持された出力値の一方をシリアルに出力するセレクタで
ある。
【0005】このようなマトリクス演算回路10の動作
タイムチャートが図11に示されており、アドレス発生
部21から所定のアドレスをメモリ1に与えることに
より入力データXを図示のようにx11→x12→x21→x
22の順にシリアルに読み出し、同時にアドレス発生部2
2から所定のアドレスを内部のメモリ2に与えること
により係数データCを図示のようにc11→c12→c21
22の順に2倍の速度で読み出す。
【0006】そして、これらメモリ1及び2の出力デー
タ同士を、入力データXが変化するタイミングに従って
乗算器11で掛け合わせて加算器12及びレジスタ14
を経由することによりレジスタ16からは入力データの
2個分のタイミングで図示のようなデータが出力され、
また同時に加算器13及びレジスタ15を経由すること
によりレジスタ17からは入力データの2個分のタイミ
ングでしかも係数データの1個のタイミング分だけレジ
スタ16より遅れた時点で図示のようなデータが出力さ
れる。
【0007】そして、これらのレジスタ16及び17の
出力データがセレクタ18において入力データのタイミ
ングで交互に選択されることにより図9に示したデータ
11(x1111+x1221, 12(x1112+x12
22, 21(x2111+x2221, 22(x2112
2222)が得られる。
【0008】このようにして係数データCの処理速度を
入力データXの処理速度の2倍の早さで動作させること
により、乗算器1個でマトリクス演算を実現している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例に
は下記のような問題がある。 アドレス発生が固定なため、入力データを係数データ
の右から掛けるか左からかけるかという演算方向の自由
度が無く、同じアドレス発生で逆方向からの掛け算を行
う場合には、入力データメモリ内のデータ配置と内部係
数メモリのデータ配置を転置行列の形に予め変更して置
かねばならない。 内部のハードウェア構成の関係上、入力データを出力
するスキャンの順番が限られてしまうという点にある。
具体的には、図12(a) に示すように入力データXを係
数データCに対して左から掛ける場合には水平方向スキ
ャンで出力せねばならず、同図(b) のように入力データ
Xを係数データCに対して右から掛ける場合には、マト
リクス演算出力は図示のように垂直方向スキャンに限ら
れてしまう。後段のデータ処理のスキャン順序がこれと
異なる場合には、外部にスキャン変換用のバッファを設
けねばならず、ハードウェア規模が増大することにな
る。
【0010】従って本発明は、データメモリに蓄えられ
た入力行列データと係数メモリに蓄えられ該入力行列デ
ータの速度の2倍の速度で処理される係数行列データと
のマトリクス演算を実行し、この演算結果の出力行列デ
ータをシリアル出力するマトリクス演算回路において、
ハードウェア規模を増大させることなく任意の演算方向
と出力スキャン方向のマトリクス演算を実行できるよう
にすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は上記の課題を解決
するための本発明に係るマトリクス演算回路を原理的に
示したもので、係数行列データCを入力行列データXの
右から掛けるか左から掛けるかを示す演算方向指示及び
水平スキャンで出力するか垂直スキャンで出力するかを
示す出力スキャン方向指示に応じて、該入力行列データ
Xに対する該係数行列データCの処理速度を2倍にする
か1/2にするかを選択すると共にアドレスの順番を行
列の水平方向とするか垂直方向とするかを選択して該デ
ータメモリ1及び該係数メモリ2に対するそれぞれの読
出アドレスを生成するアドレス発生回路3を設けたこと
を特徴とするものである。
【0012】
【作用】図1に示す本発明において、入力行列データX
に対して係数行列データCを右から掛けるか左から掛け
るかを示す演算方向と水平スキャンで出力するか垂直ス
キャンで出力するかを示す出力スキャン方向とをアドレ
ス発生回路3に指示すると、まず、入力行列データXに
対する該係数行列データCの処理速度を2倍にするか1
/2にするかを選択(決定)する。
【0013】これは図10について説明したように、デ
ータX×係数Cで水平出力スキャンのような場合には1
つの乗算器でマトリクス演算を実行するため係数行列デ
ータCの処理速度を入力行列データXの処理速度の2倍
に設定しなければならないので、アドレス発生回路3に
おいては、上記のように演算方向と出力スキャン方向を
変えて図2(a) 及び(b) に示す4通りのパターンを作り
出すためには係数行列データCと入力行列データXとの
処理速度を2倍又は1/2にする必要があるからであ
る。
【0014】また、アドレス発生回路3においては、こ
のような処理速度と共にデータメモリ1及び係数メモリ
2に対するそれぞれの読出アドレスを生成するため、上
記の出力スキャン方向の指示に従ってアドレスの順番を
図2(b) に示すように行列の水平方向とするか垂直方向
とするかを選択して出力する。
【0015】このようにして、演算方向と出力スキャン
方向に応じて種々のデータ及び係数を用意することなく
小さなハードウェア規模でマトリクス演算を実行するこ
とが可能となる。
【0016】
【実施例】図3は図1に示したアドレス発生回路3を図
10に示すような1個の乗算器を有するマトリクス演算
回路10に組み込んだ実施例を示したものであり、この
アドレス発生回路3の具体的な実施例が図4に示されて
いる。
【0017】図4において、31はアドレス発生部とし
て図2に示したような2×2サイズの入力行列データX
及び係数行列データCの各要素を特定するための2ビッ
ト出力(0,1,2,3)を発生するカウンタ、32は
やはりアドレス発生部として1ビット出力(0,1)を
発生するカウンタであり、カウンタ31の2ビット出力
の内のLSB側の1ビットが、カウンタ32からの1ビ
ット出力のMSB側に加えられて2ビット出力を構成し
ている。尚、このようにカウンタ31,32を2ビット
及び1ビットとしているのは、カウンタ32のビット数
を減らすためであり、カウンタ32も2×2サイズの入
力行列データX及び係数行列データCの各要素を特定す
るための2ビットのものを使用しても構わない。
【0018】また、33はカウンタ31,32の各2ビ
ット出力を受けてそのまま通す(以下、スルーと称す
る)か交差(以下、クロスと称する)させるかを選択す
るスイッチ、34及び35はスイッチ33の各出力(2
ビット)を受けてその2ビット信号をスルーにするかク
ロスにするかを選択して図3に示したデータメモリ1及
び係数メモリ2にそれぞれ与えるためのスイッチ、そし
て、36はこれらのスイッチ33〜35を演算方向及び
出力スキャン方向に関する指示に従って制御する制御信
号を生成する制御信号生成部である。
【0019】このようなアドレス発生回路3を用いたと
きのマトリクス演算回路10の動作タイムチャートが図
5〜図8に示されており、以下順に説明する。
【0020】(1)データ×係数で垂直出力スキャン
(図5参照):この場合には係数がデータの左側に位置
するので図2(a) の例に相当しており、まず、係数デー
タCの処理速度と入力データXの処理速度とは図10に
関しても説明したように2倍又は1/2の関係になるの
で、カウンタ32のカウント速度は図示のようにカウン
タ31のカウント速度の2倍に設定しておく。尚、この
関係は図6〜図8の例においても同様である。
【0021】そして、上記のようにカウンタ31の2ビ
ット出力はそのままスイッチ33の上側入力端子に2進
のカウント値「0」,「1」,「2」,「3」の順に与
えられるが、カウンタ32側からは、カウンタ32から
の1ビットがLSBとなりカウンタ31のLSB側の1
ビットがMSBとなって2ビット分としてスイッチ33
の下側入力端子にやはりカウント値「0」,「1」,
「2」,「3」の順に2倍の速度で与えられる。
【0022】今、上記のようにデータ×係数の演算方向
で垂直出力スキャンが指示されているので、制御信号生
成部36からスイッチ33に与えられる制御信号は次の
表1のようになる。
【0023】
【表1】
【0024】即ち、スイッチ33はクロスとなるように
制御信号生成部36によって制御され、従って図5に示
すようにカウンタ31側からの2ビット出力はスイッチ
35に、カウンタ32側からの2ビット出力はスイッチ
34にそれぞれ入れ替わった形でカウント値「0」,
「1」,「2」,「3」の順に送られる。
【0025】これらのスイッチ34,35も上記の表1
に従って制御信号生成部36により制御されるので、こ
の例の場合には、両スイッチ34,35共に2ビット信
号のMSB側とLSB側とが入れ替わる(クロス)形で
通過することとなり、図5に示すようにデータアドレス
は2進値「0」,「2」,「1」,「3」の順になり、
係数アドレスは1/2の速度で同じく2進値「0」,
「2」,「1」,「3」の順になる。
【0026】このようなデータアドレスをアドレス発生
回路3からメモリ1(図3参照)に与えることにより入
力データXを図示のようにx11→x21→x12→x22の順
(垂直スキャン)にシリアルに読み出し、同時に係数ア
ドレスをメモリ2(図3参照)に与えることにより係数
データCを図示のようにc11→c21→c12→c22の順
(垂直スキャン)に入力データXの1/2の速度で読み
出す。
【0027】この後の処理動作は図10において説明し
たものと同じであり、最終的にセレクタ18からは図5
に示すように、y11(x1111+x1221, 21(x
21 11+x2221, 12(x1112+x1222,
22(x2112+x2222)がシリアルに順次出力される
こととなる。
【0028】(2)係数×データで水平出力スキャン
(図6参照):この場合には、係数がデータの左側に来
るので図2(b) の例に相当し、上記の表1によりスイッ
チ33はクロスとなり、スイッチ34,35はスルーに
制御されることとなり、図示のようにデータアドレス及
び係数アドレス共に「0」,「1」,「2」,「3」の
順となり、且つデータアドレスの速度が係数アドレスの
速度の2倍となって出力されることとなる。
【0029】このようなデータアドレスをアドレス発生
回路3からメモリ1に与えることにより入力データXを
図示のようにx11→x12→x21→x22の順(水平スキャ
ン)にシリアルに読み出し、同時に係数アドレスをメモ
リ2に与えることにより係数データCを図示のようにc
11→c12→c21→c22の順(水平スキャン)に入力デー
タXの1/2の速度で読み出している。
【0030】この後の処理動作は図10において説明し
たものと同じであり、最終的にセレクタ18からは図5
に示すように、z11(x1111+x2112, 12(x
12 11+x2212, 21(x1121+x2122,
22(x1221+x2222)がシリアルに順次出力される
こととなる。
【0031】(3)係数×データで垂直出力スキャン
(図7参照):この場合には、係数がデータの左側に来
るのでやはり図2(b) の例に相当し、上記の表1により
スイッチ33はスルーとなり、スイッチ34,35はク
ロスに制御されることとなり、図示のようにデータアド
レス及び係数アドレス共に「0」,「2」,「1」,
「3」の順となり、且つデータアドレスの速度が係数ア
ドレスの速度の1/2となって出力されることとなる。
【0032】このようなデータアドレスをアドレス発生
回路3からメモリ1に与えることにより入力データXを
図示のようにx11→x21→x12→x22の順(垂直スキャ
ン)にシリアルに読み出し、同時に係数アドレスをメモ
リ2に与えることにより係数データCを図示のようにc
11→c21→c12→c22の順(垂直スキャン)に入力デー
タXの2倍の速度で読み出している。
【0033】この後の処理動作は図10において説明し
たものと同じであり、最終的にセレクタ18からは図5
に示すように、z11(x1111+x2112, 21(x
11 21+x2122, 12(x1211+x2212,
22(x1221+x2222)がシリアルに順次出力される
こととなる。
【0034】(4)データ×係数で水平出力スキャン
(図8参照):この場合には図10の従来例と同様とな
り、係数がデータの右側に来るので図2(a) の例に相当
し、上記の表1によりスイッチ33はスルーとなり、ス
イッチ34,35もスルーに制御されることとなり、図
示のようにデータアドレス及び係数アドレス共に
「0」,「1」,「2」,「3」の順となり、且つデー
タアドレスの速度が係数アドレスの速度の1/2となっ
て出力されることとなる。
【0035】このようなデータアドレスをアドレス発生
回路3からメモリ1に与えることにより入力データXを
図示のようにx11→x12→x21→x22の順(水平スキャ
ン)にシリアルに読み出し、同時に係数アドレスをメモ
リ2に与えることにより係数データCを図示のようにc
11→c12→c21→c22の順(水平スキャン)に入力デー
タXの2倍の速度で読み出している。
【0036】そして、最終的にセレクタ18からは図5
に示すように、y11(x1111+x 1221, 12(x
1112+x1222, 21(x2111+x2221,
22(x2112+x2222)がシリアルに順次出力される
こととなる。
【0037】尚、ここでは説明のために2×2のサイズ
の行列におけるマトリクス演算回路を例にとったが、同
様の考え方で任意のサイズのマトリクス演算に本発明を
適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るマトリ
クス演算回路によれば、係数行列データを入力行列デー
タの右から掛けるか左から掛けるかを示す演算方向指示
及び水平スキャンで出力するか垂直スキャンで出力する
かを示す出力スキャン方向指示に応じて、該入力行列デ
ータに対する該係数行列データの処理速度を2倍にする
か1/2にするかを選択すると共にアドレスの順番を行
列の水平方向とするか垂直方向とするかを選択してデー
タメモリアドレス及び係数メモリアドレスを生成するア
ドレス発生回路を設けるように構成したので、簡単な回
路の追加で柔軟な入出力インタフェースを有するマトリ
クス演算回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマトリクス演算回路を原理的に示
したブロック図である。
【図2】本発明に係るマトリクス演算回路の出力順序を
示した図である。
【図3】本発明に係るマトリクス演算回路の実施例を示
したブロック図である。
【図4】本発明に係るマトリクス演算回路に使用するア
ドレス発生回路の実施例を示したブロック図である。
【図5】本発明に係るマトリクス演算回路の実施例の動
作(その1)を示したタイムチャート図である。
【図6】本発明に係るマトリクス演算回路の実施例の動
作(その2)を示したタイムチャート図である。
【図7】本発明に係るマトリクス演算回路の実施例の動
作(その3)を示したタイムチャート図である。
【図8】本発明に係るマトリクス演算回路の実施例の動
作(その4)を示したタイムチャート図である。
【図9】マトリクス演算を一般的に説明するための図で
ある。
【図10】従来例を示したブロック図である。
【図11】従来例の動作を示したタイムチャート図であ
る。
【図12】従来例の出力順序を示した図である。
【符号の説明】
1 データメモリ 2 係数メモリ 3 アドレス発生回路 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】このようにして係数データCのメモリから
の読出速度を入力データXの読出速度の2倍の早さとす
ることにより、乗算器1個でマトリクス演算を実現して
いる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】従って本発明は、データメモリに蓄えられ
た入力行列データと係数メモリに蓄えられた係数行列デ
ータのいずれかの読出速度を、シリアル出力データの速
度のn倍の速度で読み出し、1個の乗算器のみを用いて
マトリクス演算を実行し、この演算結果の出力行列デー
タをシリアル出力するマトリクス演算回路において、ハ
ードウェア規模を増大させることなく任意の演算方向と
出力スキャン方向のマトリクス演算を実行できるように
することを目的とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は上記の課題を解決
するための本発明に係るマトリクス演算回路を原理的に
示したもので、係数行列データCを入力行列データXの
右から掛けるか左から掛けるかを示す演算方向指示及び
水平スキャンで出力するか垂直スキャンで出力するかを
示す出力スキャン方向指示に応じて、該出力行列データ
のシリアル出力速度に対する該係数行列データCの読出
速度をn倍にするか同じにするかを選択すると共に該入
力行列データ(X)の読出速度についてもn倍にするか
同じにするかを選択し且つアドレス出力の順番を行列の
水平方向とするか垂直方向とするかを選択して該データ
メモリ1及び該係数メモリ2に対するそれぞれの読出ア
ドレスを生成するアドレス発生回路3を設けたことを特
徴とするものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【作用】図1に示す本発明において、入力行列データX
に対して係数行列データCを右から掛けるか左から掛け
るかを示す演算方向と水平スキャンで出力するか垂直ス
キャンで出力するかを示す出力スキャン方向とをアドレ
ス発生回路3に指示すると、まず、入力行列データXと
該係数行列データCのいずれかの読出速度をn倍にする
か同じにするかを選択(決定)する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】これは図10について説明したように、デ
ータX×係数Cで水平出力スキャンのような場合には1
つの乗算器でマトリクス演算を実行するため係数行列デ
ータCの読出速度を入力行列データXの読出速度のn倍
に設定しなければならないので、アドレス発生回路3に
おいては、上記のように演算方向と出力スキャン方向を
変えて図2(a) 及び(b) に示す4通りのパターンを作り
出すためには係数行列データCと入力行列データXの読
出速度のいずれかをn倍にする必要があるからである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】(1)データ×係数で垂直出力スキャン
(図5参照):この場合には係数がデータの左側に位置
するので図2(a) の例に相当しており、まず、係数デー
タCの処理速度と入力データXの処理速度は図10に関
しても説明したようにシリアル出力に対して2倍又は同
じ速度の関係になるので、カウンタ32のカウント速度
は図示のようにカウンタ31のカウント速度の2倍に設
定しておく。尚、この関係は図6〜図8の例においても
同様である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】これらのスイッチ34,35も上記の表1
に従って制御信号生成部36により制御されるので、こ
の例の場合には、両スイッチ34,35共に2ビット信
号のMSB側とLSB側とが入れ替わる(クロス)形で
通過することとなり、図5に示すようにデータアドレス
は2進値「0」,「2」,「1」,「3」の順になり、
係数アドレスはシリアル出力と同じ速度で同じく2進値
「0」,「2」,「1」,「3」の順になる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るマトリ
クス演算回路によれば、n×nの大きさの係数行列デー
タを同じくn×nの大きさの入力行列データの右から掛
けるか左から掛けるかを示す演算方向指示及び水平スキ
ャンで出力するか垂直スキャンで出力するかを示す出力
スキャン方向指示に応じて、該入力行列データと該係数
行列データのいずれかの読出速度をシリアル出力速度の
n倍にするか同じにするかを選択すると共にアドレスの
順番を行列の水平方向とするか垂直方向とするかを選択
してデータメモリアドレス及び係数メモリアドレスを生
成するアドレス発生回路を設けるように構成したので、
簡単な回路の追加で柔軟な入出力インタフェースを有す
るマトリクス演算回路を実現することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データメモリ(1) に蓄えられた入力行列
    データ(X)と係数メモリ(2) に蓄えられた係数行列デ
    ータ(C)とのマトリクス演算を実行し、この演算結果
    の出力行列データをシリアル出力するマトリクス演算回
    路において、 該係数行列データ(C)を該入力行列データ(X)の右
    から掛けるか左から掛けるかを示す演算方向指示及び水
    平スキャンで出力するか垂直スキャンで出力するかを示
    す出力スキャン方向指示に応じて、該入力行列データ
    (X)に対する該係数行列データ(C)の処理速度を2
    倍にするか1/2にするかを選択すると共にアドレスの
    順番を行列の水平方向とするか垂直方向とするかを選択
    して該データメモリ(1) 及び該係数メモリ(2) に対する
    それぞれの読出アドレスを生成するアドレス発生回路
    (3) を設けたことを特徴とするマトリクス演算回路。
JP6381992A 1992-03-19 1992-03-19 マトリクス演算回路 Withdrawn JPH05266060A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002328915A (ja) * 2001-02-05 2002-11-15 Samsung Electronics Co Ltd 時分割方式の行列演算器
CN111201525A (zh) * 2017-10-18 2020-05-26 三菱电机株式会社 运算电路以及运算方法

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JP2002328915A (ja) * 2001-02-05 2002-11-15 Samsung Electronics Co Ltd 時分割方式の行列演算器
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