JPH0641389Y2 - デジタルフイルタ - Google Patents
デジタルフイルタInfo
- Publication number
- JPH0641389Y2 JPH0641389Y2 JP1986084888U JP8488886U JPH0641389Y2 JP H0641389 Y2 JPH0641389 Y2 JP H0641389Y2 JP 1986084888 U JP1986084888 U JP 1986084888U JP 8488886 U JP8488886 U JP 8488886U JP H0641389 Y2 JPH0641389 Y2 JP H0641389Y2
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- registers
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- time
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Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、時系列データに演算を施してフィルタ機能
を行う装置に関し、特にFFT(Fast Fourier Transfor
m)アナライザの周波数分解能を拡大させる周波数軸拡
大機構に用いて好適なデジタルフィルタに関するもので
ある。
を行う装置に関し、特にFFT(Fast Fourier Transfor
m)アナライザの周波数分解能を拡大させる周波数軸拡
大機構に用いて好適なデジタルフィルタに関するもので
ある。
<従来の技術> 近年、時系列データにデジタル演算を施して処理するデ
ジタルフィルタが多く用いられるようになった。このよ
うなデジタルフィルタの1つとして第3図に示すような
利得特性を有するハーフバンドフィルタがある。すなわ
ち規格化角周波数(=2πfT,f=周波数,T=サンプリン
グ周期)が−π/2〜π/2の範囲でのみ利得をもつ。この
ような理想的な遮断特性を有するハーフバンドフィルタ
を(2N+1)項のインパルス関数で近似すると、そのイ
ンパルス関数h(n)は、 となる。上記(1)式からn≠Nになるnに対してn=
N−2m(mは整数)のときにh(n)は0になる。すな
わちn=Nの点を除くとh(n)は1つおきに0にな
る。時系列データをx(n),時刻tにおけるハーフバ
ンドフィルタの出力をy(t)とすると、 となる。なお第3図aのような理想的な特性でなく、第
4図のような特性のフィルタに対しても、そのインパル
ス関数h(n)は1つおきに0になることが知られてい
る。FFTアナライザの周波数軸拡大に用いるデジタルフ
ィルタは、このハーフバンドデジタルフィルタの出力の
時系列データを1つおきに間引いてサンプリングする。
ジタルフィルタが多く用いられるようになった。このよ
うなデジタルフィルタの1つとして第3図に示すような
利得特性を有するハーフバンドフィルタがある。すなわ
ち規格化角周波数(=2πfT,f=周波数,T=サンプリン
グ周期)が−π/2〜π/2の範囲でのみ利得をもつ。この
ような理想的な遮断特性を有するハーフバンドフィルタ
を(2N+1)項のインパルス関数で近似すると、そのイ
ンパルス関数h(n)は、 となる。上記(1)式からn≠Nになるnに対してn=
N−2m(mは整数)のときにh(n)は0になる。すな
わちn=Nの点を除くとh(n)は1つおきに0にな
る。時系列データをx(n),時刻tにおけるハーフバ
ンドフィルタの出力をy(t)とすると、 となる。なお第3図aのような理想的な特性でなく、第
4図のような特性のフィルタに対しても、そのインパル
ス関数h(n)は1つおきに0になることが知られてい
る。FFTアナライザの周波数軸拡大に用いるデジタルフ
ィルタは、このハーフバンドデジタルフィルタの出力の
時系列データを1つおきに間引いてサンプリングする。
このようなデジタルフィルタを実現する手段として第5
図に示す装置が用いられている。第5図において1−0
〜1−2Nはレジスタ、2−0〜2−2Nは乗算器、3は加
算器、4は間引き手段、5は出力端子である。時系列デ
ータはレジスタ1−0〜1−2Nの左側から順番に格納さ
れる。レジスタ1−n(n=0〜2N)の内容は乗算器2
−nに入力され、インパルス関数h(n)と乗算され
る。
図に示す装置が用いられている。第5図において1−0
〜1−2Nはレジスタ、2−0〜2−2Nは乗算器、3は加
算器、4は間引き手段、5は出力端子である。時系列デ
ータはレジスタ1−0〜1−2Nの左側から順番に格納さ
れる。レジスタ1−n(n=0〜2N)の内容は乗算器2
−nに入力され、インパルス関数h(n)と乗算され
る。
尚この従来例はNが奇数の場合を示している。Nが奇数
の場合はn=Nを除く奇数のnに対するインパルス関数
h(n)は0なので、乗算器2はn=Nおよび偶数のn
番目のレジスタ1−nにのみ接続されており、N+1個
使用される。N+1個の乗算器2−0〜2−2Nの出力は
加算器3に入力され、加算される。これらの演算はサン
プリング周期T内に行われる。T時間後にレジスタ1−
0〜1−2Nの内容は右に1つシフトし、レジスタ1−0
には新しいデータが入力され、演算される。従って加算
器3の出力には、演算された時系列データy(t)が得
られる。時系列データy(t)は間引き手段4により1
つおきの値がサンプリングされ、出力端子5より出力さ
れる。
の場合はn=Nを除く奇数のnに対するインパルス関数
h(n)は0なので、乗算器2はn=Nおよび偶数のn
番目のレジスタ1−nにのみ接続されており、N+1個
使用される。N+1個の乗算器2−0〜2−2Nの出力は
加算器3に入力され、加算される。これらの演算はサン
プリング周期T内に行われる。T時間後にレジスタ1−
0〜1−2Nの内容は右に1つシフトし、レジスタ1−0
には新しいデータが入力され、演算される。従って加算
器3の出力には、演算された時系列データy(t)が得
られる。時系列データy(t)は間引き手段4により1
つおきの値がサンプリングされ、出力端子5より出力さ
れる。
<考案が解決しようとする問題点> 上記装置には次のような問題点がある。第1にレジスタ
1−0〜1−2Nのデータはサンプリング周期Tでシフト
しているので、全ての演算はT時間内に終了しなければ
ならない。
1−0〜1−2Nのデータはサンプリング周期Tでシフト
しているので、全ての演算はT時間内に終了しなければ
ならない。
第2のレジスタが2N+1個,乗算器がN+1個必要であ
り、構成が複雑になる。フィルタとしての性能を高くす
るにはNを大きくしなければならず、数多くのレジスタ
と乗算器を用いなければならない。さらに間引き手段も
必要である。
り、構成が複雑になる。フィルタとしての性能を高くす
るにはNを大きくしなければならず、数多くのレジスタ
と乗算器を用いなければならない。さらに間引き手段も
必要である。
なお、間引き手段5により1つおきにサンプリングされ
るので、出力端子5に出力されるデータは周期2Tとな
る。従って演算は2T時間内に実行すればよいが、レジス
タ1−0〜1−2Nのデ−タは周期Tでシフトしているの
で、演算時間を2Tにするには、乗算器2−0〜2−2Nの
前にN+1個のレジスタが必要になり、構成がさらに複
雑になる。
るので、出力端子5に出力されるデータは周期2Tとな
る。従って演算は2T時間内に実行すればよいが、レジス
タ1−0〜1−2Nのデ−タは周期Tでシフトしているの
で、演算時間を2Tにするには、乗算器2−0〜2−2Nの
前にN+1個のレジスタが必要になり、構成がさらに複
雑になる。
<考案の目的> この考案の目的は、簡単な構成でかつ低速の演算器で実
現できるデジタルフィルタを提供することにある。
現できるデジタルフィルタを提供することにある。
<問題点を解決するための手段> 本考案は上記従来技術の欠点に鑑みてなされたもので、
その構成上の特徴は、N個のレジスタを直列接続した第
1のレジスタ群と、2N個のレジスタを直列接続した第2
のレジスタ群と、前記時系列データを1つおきに前記第
1のレジスタ群の1番目のレジスタ及び第2のレジスタ
群の1番目のレジスタに交互に出力するマルチプレクサ
と、前記第1のレジスタ群のN番目のレジスタに格納さ
れているデータ及び前記第2のレジスタ群の1〜2N番目
のレジスタに格納されているデータに所定の値をそれぞ
れ乗算する複数の乗算器と、この複数の乗算器の出力を
加算する加算器とを具備したものである。
その構成上の特徴は、N個のレジスタを直列接続した第
1のレジスタ群と、2N個のレジスタを直列接続した第2
のレジスタ群と、前記時系列データを1つおきに前記第
1のレジスタ群の1番目のレジスタ及び第2のレジスタ
群の1番目のレジスタに交互に出力するマルチプレクサ
と、前記第1のレジスタ群のN番目のレジスタに格納さ
れているデータ及び前記第2のレジスタ群の1〜2N番目
のレジスタに格納されているデータに所定の値をそれぞ
れ乗算する複数の乗算器と、この複数の乗算器の出力を
加算する加算器とを具備したものである。
<作用> 間引き手段により1つおきの時系列データをサンプリン
グすることに着目し、レジスタを2つの群に分割し、マ
ルチプレクサによりこの2つの群に交互に時系列データ
を与えることによって、時系列データのシフトの時間を
サンプリング周期Tの2倍とし、演算時間を長くし、か
つ構成を簡単にする。
グすることに着目し、レジスタを2つの群に分割し、マ
ルチプレクサによりこの2つの群に交互に時系列データ
を与えることによって、時系列データのシフトの時間を
サンプリング周期Tの2倍とし、演算時間を長くし、か
つ構成を簡単にする。
<実施例> このデジタルフィルタでは、時系列データx(n)に前
記(2)式の演算を施し、その演算結果の時系列データ
を間引き手段により1つおきにサンプリングしている。
従って時刻2tでの出力端子5の出力をy(2t)とする
と、 となる。ハーフバンドフィルタの特徴として、h(1)
=h(3)=………=h(N−2)=h(N+2)=…
…h(2N−1)=0となることが知られている。従って
(3)式は となる。(4)式の第1項は、時系列データx(n)を
時刻(2t−2N)から1つおきに(N+1)個取り出し
て、それぞれにインパルス応答h(n)を乗算したもの
を表わす。従って、(4)式の演算をそれぞれ行う2つ
のレジスタ群に交互に出力すれば、時系列データのシフ
ト周期を2倍にでき、かつ構成が簡単になる。
記(2)式の演算を施し、その演算結果の時系列データ
を間引き手段により1つおきにサンプリングしている。
従って時刻2tでの出力端子5の出力をy(2t)とする
と、 となる。ハーフバンドフィルタの特徴として、h(1)
=h(3)=………=h(N−2)=h(N+2)=…
…h(2N−1)=0となることが知られている。従って
(3)式は となる。(4)式の第1項は、時系列データx(n)を
時刻(2t−2N)から1つおきに(N+1)個取り出し
て、それぞれにインパルス応答h(n)を乗算したもの
を表わす。従って、(4)式の演算をそれぞれ行う2つ
のレジスタ群に交互に出力すれば、時系列データのシフ
ト周期を2倍にでき、かつ構成が簡単になる。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。なお、こ
の実施例はNが奇数の場合を示す。従ってn=Nを除く
奇数のnに対してh(n)=0となる。
の実施例はNが奇数の場合を示す。従ってn=Nを除く
奇数のnに対してh(n)=0となる。
第1図は本考案に係るデジタルフィルタの一実施例を示
すブロック図である。第1図において6はマルチプレク
サ、7はこのマルチプレクサの出力が入力される第1の
レジスタ群、71−1〜71−Nはこの第1のレジスタ群を
構成するレジスタ、8は上記マルチプレクサ6の出力が
入力される第2のレジスタ群、81−0〜81−2Nはこの第
2のレジスタ群を構成するレジスタ、2−0〜2−2Nは
前記レジスタ71−N,81−0〜81−2Nの出力が入力される
乗算器、3はこの乗算器2−0〜2−2Nの出力が入力さ
れる加算器、5はこの加算器3の出力端子である。
すブロック図である。第1図において6はマルチプレク
サ、7はこのマルチプレクサの出力が入力される第1の
レジスタ群、71−1〜71−Nはこの第1のレジスタ群を
構成するレジスタ、8は上記マルチプレクサ6の出力が
入力される第2のレジスタ群、81−0〜81−2Nはこの第
2のレジスタ群を構成するレジスタ、2−0〜2−2Nは
前記レジスタ71−N,81−0〜81−2Nの出力が入力される
乗算器、3はこの乗算器2−0〜2−2Nの出力が入力さ
れる加算器、5はこの加算器3の出力端子である。
次にこの実施例の動作を説明する。時系列データx
(n)はマルチプレクサ6に入力される。マルチプレク
サ6は時系列データx(n)を交互に第1のレジスタ群
7と第2のレジスタ群8に出力する。ここで第1のレジ
スタ群7には奇数番目の時系列データすなわちそのイン
パルス関数h(n)がn=Nを除いて0になる時系列デ
ータを入れる。第1,第2のレジスタ群7,8には、それぞ
れ 個のレジスタ71−1〜71−NおよびN+1個のレジスタ
81−0〜81−2Nがあり、右方向にデータがシフトされ
る。シフトの周期は、時系列データx(n)のサンプリ
ング周期をTとすると2Tとなる。N番目の時系列データ
が入っているレジスタ71−Nには乗算器2−Nが接続さ
れ、前記(3)式のh(n)・x(2t−N)が演算され
る。なお第1のレジスタ群7には、そのインパルス関数
h(n)が0のデータが入っているので、レジスタ71−
N以外のレジスタには乗算器は接続されていない。また
第1のレジスタ群7に入力される時系列データで、x
(2t−N)以前のデータは保持しておく必要がないの
で、71−N以降のレジスタは接続されていない。第2の
レジスタ群8のN+1個のレジスタ81−0〜81−2Nに
は、それぞれ乗算器2−0〜2−2Nが接続され、前記
(3)式の項h(2K)・x(2t−2K)が演算される。N
+2個の乗算器の出力は加算器3で加算され、出力端子
5から出力される。
(n)はマルチプレクサ6に入力される。マルチプレク
サ6は時系列データx(n)を交互に第1のレジスタ群
7と第2のレジスタ群8に出力する。ここで第1のレジ
スタ群7には奇数番目の時系列データすなわちそのイン
パルス関数h(n)がn=Nを除いて0になる時系列デ
ータを入れる。第1,第2のレジスタ群7,8には、それぞ
れ 個のレジスタ71−1〜71−NおよびN+1個のレジスタ
81−0〜81−2Nがあり、右方向にデータがシフトされ
る。シフトの周期は、時系列データx(n)のサンプリ
ング周期をTとすると2Tとなる。N番目の時系列データ
が入っているレジスタ71−Nには乗算器2−Nが接続さ
れ、前記(3)式のh(n)・x(2t−N)が演算され
る。なお第1のレジスタ群7には、そのインパルス関数
h(n)が0のデータが入っているので、レジスタ71−
N以外のレジスタには乗算器は接続されていない。また
第1のレジスタ群7に入力される時系列データで、x
(2t−N)以前のデータは保持しておく必要がないの
で、71−N以降のレジスタは接続されていない。第2の
レジスタ群8のN+1個のレジスタ81−0〜81−2Nに
は、それぞれ乗算器2−0〜2−2Nが接続され、前記
(3)式の項h(2K)・x(2t−2K)が演算される。N
+2個の乗算器の出力は加算器3で加算され、出力端子
5から出力される。
第2図には本考案に係るデジタルフィルタの他の実施例
を示す。なお、第1図と同一要素には同一符号を付して
説明を省略する。前記(1)式からインパルス関数h
(n)はh(2N−I)=h(I)の関係がある。従って
対応するレジスタの値を加算してから乗算すると、乗算
器の数を減らすことができる。第2図において9−0〜
9−(N−1)は加算器である。加算器9−I(I=0,
2,…N−1)はレジスタ81−Iとレジスタ81−(2N−
I)のデータを加算する。加算器9−Iの出力は、乗算
器2−Iでインパルス関数h(I)と乗算される。乗算
器2−0〜2−(N−1)の出力は加算器3で加算され
る。この実施例では、加算器の数は 個増えるが、乗算器の数を 個少くすることができるので、全体の構成が簡単にな
る。
を示す。なお、第1図と同一要素には同一符号を付して
説明を省略する。前記(1)式からインパルス関数h
(n)はh(2N−I)=h(I)の関係がある。従って
対応するレジスタの値を加算してから乗算すると、乗算
器の数を減らすことができる。第2図において9−0〜
9−(N−1)は加算器である。加算器9−I(I=0,
2,…N−1)はレジスタ81−Iとレジスタ81−(2N−
I)のデータを加算する。加算器9−Iの出力は、乗算
器2−Iでインパルス関数h(I)と乗算される。乗算
器2−0〜2−(N−1)の出力は加算器3で加算され
る。この実施例では、加算器の数は 個増えるが、乗算器の数を 個少くすることができるので、全体の構成が簡単にな
る。
また、第1のレジスタ群の中で、レジスタ71−N以外の
レジスタの内容は演算に用いないので、レジスタ71−N
以外のレジスタに接続する乗算器が不要になり、乗算器
の数を約1/2に減らすことができる。
レジスタの内容は演算に用いないので、レジスタ71−N
以外のレジスタに接続する乗算器が不要になり、乗算器
の数を約1/2に減らすことができる。
本考案のデジタルフィルタをFFTアナライザの周波数軸
の拡大機構に用いると、2倍の拡大が行える。さらに拡
大するときは、このデジタルフィルタで複数回処理を行
えばよい。
の拡大機構に用いると、2倍の拡大が行える。さらに拡
大するときは、このデジタルフィルタで複数回処理を行
えばよい。
<考案の効果> 以上実施例と共に具体的に説明したように、本考案によ
れば、デジタルフィルタにおいて、簡単な構成で演算時
間を時系列データのサンプリング時間の2倍にすること
ができるので、低速の演算器を用いることができる。
れば、デジタルフィルタにおいて、簡単な構成で演算時
間を時系列データのサンプリング時間の2倍にすること
ができるので、低速の演算器を用いることができる。
さらにインパルス関数が1つおきに0になる場合は、第
1のレジスタ群7に入力されるデータのN+2以降のデ
ータは保持しておく必要がないので、レジスタの数を3/
4に減らすことができる。
1のレジスタ群7に入力されるデータのN+2以降のデ
ータは保持しておく必要がないので、レジスタの数を3/
4に減らすことができる。
第1図は本考案に係るデジタルフィルタの一実施例を示
すブロック図、第2図は本考案に係るデジタルフィルタ
の他の実施例を示すブロック図,第3図,第4図はハー
フバンドフィルタの特性を示す特性曲線図、第5図はデ
ジタルフィルタの従来例を示すブロック図。 71−0〜71−N,81−0〜81−2N…レジスタ、2−0〜2
−2N…乗算器,3,9−0〜9−(N−1)…加算器、6…
マルチプレクサ、7…第1のレジスタ群、8…第2のレ
ジスタ群。
すブロック図、第2図は本考案に係るデジタルフィルタ
の他の実施例を示すブロック図,第3図,第4図はハー
フバンドフィルタの特性を示す特性曲線図、第5図はデ
ジタルフィルタの従来例を示すブロック図。 71−0〜71−N,81−0〜81−2N…レジスタ、2−0〜2
−2N…乗算器,3,9−0〜9−(N−1)…加算器、6…
マルチプレクサ、7…第1のレジスタ群、8…第2のレ
ジスタ群。
Claims (1)
- 【請求項1】時系列データをフィルタ演算し、この演算
結果を間引いて取り出す構成のデジタルフィルタにおい
て、 N個のレジスタを直列接続した第1のレジスタ群と、 2N個のレジスタを直列接続した第2のレジスタ群と、 前記時系列データを1つおきに前記第1のレジスタ群の
1番目のレジスタ及び第2のレジスタ群の1番目のレジ
スタに交互に出力するマルチプレクサと、 前記第1のレジスタ群のN番目のレジスタに格納されて
いるデータ及び前記第2のレジスタ群の1〜2N番目のレ
ジスタに格納されているデータに所定の値をそれぞれ乗
算する複数の乗算器と、 この複数の乗算器の出力を加算する加算器と を有することを特徴とするデジタルフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986084888U JPH0641389Y2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | デジタルフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986084888U JPH0641389Y2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | デジタルフイルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62196422U JPS62196422U (ja) | 1987-12-14 |
JPH0641389Y2 true JPH0641389Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=30939790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986084888U Expired - Lifetime JPH0641389Y2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | デジタルフイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641389Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56165415A (en) * | 1980-05-23 | 1981-12-19 | Nec Corp | Noncyclic filter and its driving method |
JPH0611098B2 (ja) * | 1984-10-31 | 1994-02-09 | ソニー株式会社 | デイジタルフイルタ |
-
1986
- 1986-06-04 JP JP1986084888U patent/JPH0641389Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62196422U (ja) | 1987-12-14 |
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