JP2015097293A - ポリマー材料表面相互作用を変えるための方法及びプロセス - Google Patents

ポリマー材料表面相互作用を変えるための方法及びプロセス Download PDF

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Abstract

【課題】光反応性化合物、特に光開始剤、及びアクリレート又はエポキシド等の重合性単官能及び多官能モノマー、を含む硬化性材料を提供する。【解決手段】本願の材料は、硬化の際前記化合物に共有結合する能力を有する官能基によって完全に又は部分的に終端された、フッ素系界面活性剤を含んでもよい。硬化性化合物は、純粋なアクリレートベースの、又は、アクリレート、エポキシド、又はビニルエーテル等、様々なタイプのモノマーのハイブリッドのどちらかである。重合性モノマーは、フリーラジカル光開始剤又はカチオン性光開始剤等、様々なタイプの光開始剤で硬化されてよく、最終的にアクリレート及びエポキシド等様々なタイプのモノマーの相互貫入ネットワークを含むハイブリッドレジストを形成する。アクリレート/エポキシドハイブリッド系はナノインプリントリソグラフィープロセスの高い忠実度という観点で、改良された複製性能を示した。【選択図】図2

Description

本発明はパターン複製に関し、概して及び特に複製された材料の化学的及び物理的性質に関する。
ナノ構造(すなわち、100nm以下のオーダーの構造)を再現するための非常に強力な方法の一つは、ナノインプリントリソグラフィー(NIL)である。ナノインプリントリソグラフィーにおいて、テンプレート(スタンプとも呼ばれる)の表面パターンの反転した写しは、基板と、そこに塗布される、例えばポリマー材料である、レジストと呼ばれる成形可能層のフィルムとを含む、目的物に転写される。目的物をポリマーフィルムのガラス転移点よりも高い温度に加熱した後、スタンプがフィルムに向かって押し付けられ、冷却され、スタンプから取り外されて(離型とも呼ばれる)所定のパターンのポリマーフィルムを与える。このプロセスは「熱インプリントプロセス」と定義される。インプリント材料が様々な熱膨張係数を有することは、マイクロメートル及びナノメートルの構造の複製が要求される熱インプリントプロセスに悪影響を与え得る。他の方法として、フォトン放射に曝されると硬化するフォトレジスト材料、すなわち樹脂組成物、が基板を覆う。このいわゆる「フォトンインプリントプロセス」は、基板又はスタンプのどちらかが透明であることを要求する。インプリントに続くプロセスにおいて、基板及びパターン形成されたポリマーフィルムを含む目的物は、例えばインプリントされた領域内部の基板をエッチングしてパターンを基板のターゲット表面に移すことによる、後処理を施されてよい。
インプリントプロセスにおいてテンプレートから目的物にパターンを転写するための方法が示され、該方法は2段階のプロセスを含み、特願2008−515059号公報、米国特許出願番号11/450377、米国特許出願番号11/268574、及び米国特許出願番号11/305157に記述される。
インプリントプロセスで使用されるテンプレート又はマスターは一般的に高コスト製品であり、したがってテンプレートに対する磨耗又は損傷は最小化されるべきである。テンプレートはどのような材料で作られてもよいが、Si、Ni、Ti、他の金属、又は石英で作られることが多く、任意に固着防止層が付与される。他方で、インプリントされる目的物は、例えばガラス、石英、金属、シリコン、又は他の半導体材料(金属、合金、有機又は炭素系材料を含む様々な層で被覆される場合もある)等、比較的硬い材料で作られることが多い。それらの表面上に、比較的柔軟な成形用インプリント層が露出される。目的物のインプリンティングが肝心であり、この際平行な配置が重要であり、インプリントされた突出構造の下で、成形層の残余層が非常に小さい(10nm未満のオーダーであることが多い)ことが望ましい。したがって、任意の非平行配置又は過剰な圧力はテンプレートの損傷の原因となり得る。提案された2段階インプリント法によって、テンプレートはテンプレート材料よりも柔軟であるポリマー材料に対してのみ使用され、それによって損傷のリスクを最小化する。
フォトンベースの2段階インプリントプロセスにおける最も重要な性質の一つは、1)元々のテンプレートとIPSレジストとの、及び2)硬化された及びパターン形成されたIPSレジストと基板レジストとの、双方の界面間の非固着又は非接着性である。
特願2008−515059号公報 米国特許第4675346号公報 米国特許第6828404号公報 特許第3892460号公報
インプリントプロセスにおいて目的物にテンプレートからパターンを転写する方法が示され、該方法はフォトン放射での硬化を含む2段階プロセスを含む。第1段階において、構造化された表面を有するテンプレートがポリマー材料と接触され、テンプレート表面の反転した構造化表面パターンを有する柔軟なポリマー複製を形成する。ここでは、中間ポリマースタンプ(intermediate polymer stamp:IPS)と呼ばれる。第2段階において、IPSが第2のテンプレートとして使用される。ここで、基板は成形用材料で被覆され、IPSパターンは基板に塗布された成形用材料の表面にインプリントされる。基板上にそのように形成されたパターンは、元々のテンプレートのパターンと等しい。本発明は、光反応性化合物、特に光開始剤及び単官能及び多官能性アクリレート、エポキシド、及びビニルエーテル、を含むIPS及び基板用の硬化性材料を提供する。IPS材料は、硬化の際レジストに共有結合する性質を有する化学官能基で完全に又は部分的に終端されたフッ素系界面活性剤シロキサンを含んでもよい。本発明は、工業用途で容易に使用されるため、及び特に複製の忠実度の改良のために開発された、IPS及び基板レジストの双方(純粋なアリレートベース材料又はハイブリッド材料のどちらか)に関する硬化性材料を提供する。最終的には、改良された複製忠実度は、例えばアクリレート及びエポキシド等の様々なタイプのモノマーの相互貫入ネットワークを含むハイブリッドポリマーの使用により実現され、これは純粋なアクリレートベースレジストと比較して、収縮が小さく、アクリレートモノマーの転化率が高い。後者の性質は、IPSとアクリレートベース基板レジストとの共重合を回避するために重要である。
表1は、様々な表面上における水、1,5−ペンタンジオール、ジヨードメタン、及びエチレングリコールの接触角測定結果を示す。
表2は、表面エネルギー並びにOwens、Wendt、Rabel、及びKaelbleのモデルを適用して表1の接触角の結果から計算されるそれらの分散力及び極性力成分を示す。さらに表は、表2に示される様々な表面エネルギーの寄与から計算される、様々な界面に関する接着及び界面エネルギーの計算結果を含む。
図1は、a)ポリマーキャリア目的物を覆う様々な層と、b)基板を覆う様々な層とを説明する。 図2はUVベースの2段階インプリントプロセスを概略的に示す。 図3は、UVベースの2段階インプリントプロセスを適用するインプリントを実行した後の、基板レジスト表面のAFM像を示す。様々なパターンサイズ及び様々なIPS及び基板レジスト配合物を有するスタンプが適用されている。
二つの異なる材料の間の界面における非接着又は接着は、用語表面エネルギー又は界面エネルギーと強く関係する。硬化されていないレジストの表面エネルギーは、特定の化合物(例えばフッ素系界面活性剤又はシロキサン)を導入することにより大きく低減され得る。フッ素系界面活性剤相はフッ素系界面活性剤が乏しい相とフッ素系界面活性剤が豊富な相とに分離し、フッ素系界面活性剤が豊富な相はレジスト表面近傍に主に位置する。硬化の後、フッ素系界面活性剤を含むレジストの表面は、表面エネルギーの低さ(20mJ/m以下)、及び様々な有機及び無機溶媒で観察される大きな接触角によって特徴付けられる。材料を含むポリシロキサンは、相対的に低い表面エネルギーによっても特徴付けられる。
表1は、水、1,5−ペンタンジオール、ジヨードメタン、及びエチレングリコールの典型的な接触角を示す。硬化後の配合物に関して、水の接触角が100°を超えることが観察され得る。さらに、表面エネルギーが極性力と分散力とに分割されるとき、Owens及びWendtのモデルにより、IPSの表面エネルギーγは、分散力成分γによって強く支配され、一方で極性力成分γはフッ素系表面活性剤が非極性であることに起因して非常に低い。
表2は、スタンプ/IPSの様々な表面又は界面の特徴付けに関して重要な幾つかのパラメータ、例えば、γ、γ、γ、W、γ1,2を示す。様々なパラメータが接触角測定結果(表1)から計算されている。予想されるように、界面は付着仕事量Wが約30mJ/mと低いこと、及び界面エネルギーγ1,2がほぼ0mJ/m、最大1mJ/m未満と低いことによって特徴付けられる。付着仕事量が低いことは、離型が容易に実行され得るように接続部が低い接着強さを示すべきであるとき、非常に有利である。界面を構成する二つの表面が化学的にほぼ同様のものであるとき界面エネルギーは低く、例えば二つの完全に同じ材料からなる接続部は界面エネルギーが0mJ/mである。
硬化の後高い架橋重合度及び低い溶解度を示す様々な単官能又は多官能性モノマー及び/又はオリゴマーの混合物を含む配合物が、インプリント材料として使用される。アクリレートベースレジストは反応性が高いことによって特徴付けられ、周囲温度において酸素の非存在下で、光生成されたフリーラジカルの存在下で迅速に重合する。アクリレートは多くの理由から魅力的な材料であるが、一般的に例えば酸素に対する感受性が高く、重合時の収縮が大きい等の欠点を有する。エポキシド及びビニルエーテルのカチオン誘起重合は比較的遅いが、例えばレジストの機械的性質が良好であり、収縮率が低く、酸素に対する感受性が低いプロセスである等、幾つかの有利な点を提供する。本発明は、様々なポリマーからの材料物性が、適切な比率の相互貫入ポリマーネットワーク(IPN)をブレンドして例えばアクリレート及びエポキシドの双方を含むハイブリッドポリマーシステムを形成することによって、如何に組み合わせられ得るかを記述する[Vabrikら]。IPNの合成は、様々な機構、典型的には光開始フリーラジカル機構及び光開始カチオン性機構を通じて重合する、モノマーの光開始重合によって実現され得る。
現像されるIPSレジストは、純粋なアクリレートベースレジスト、又はアクリレート及びエポキシドの双方を含むハイブリッドレジストのどちらかであってよい。エポキシ官能基の反応性が高いことは必須であり、例えば以下の構造を有するビスシクロ脂肪族エポキシド等、高度の固有の環歪みを有する環状エポキシドを使用することによって実現される。
環歪みは、その原子の望ましくない高エネルギーの空間的配向に起因して分子を不安定にし、硬化速度の増大をもたらし、それによってさらなる熱硬化段階の必要性を回避する。エポキシドの反応性が高いにもかかわらず、アクリレート及びエポキシベースのハイブリッドレジストは、アクリレートのほぼ完全に近い転化、及びエポキシドの低い転化をもたらすアクリレートモノマーの迅速な硬化によって、一般的に特徴付けられる。もしも基板レジストがアクリレートベースである場合、IPSレジストの表面近くに存在する残りのアクリレートが基板レジストの重合プロセスにおいて析出してIPSレジストと基板レジストとの間に共有結合の形成をもたらす可能性があるので、アクリレートの転化率が高いことは必須である。
光開始剤及び放射波長の双方を適切に選択することは、ハイブリッドIPNの一連の積層を可能にする[Decker]、[Decker、Decker]。このハイブリッド重合の改良により、エポキシネットワーク合成の開始よりも前の、高度に架橋されたアクリレートネットワークの合成が可能になる。これは、硬化されていないIPS配合物をフィルタリングされた放射(波長>350nm)(例えば2,4,6−トリメチルベンゾイルフェニルホスフィン酸塩等、フリーラジカル光開始剤によってのみ吸収されるがカチオン性光開始剤には吸収されない)に曝すことによって実行される。第2の段階において、サンプルはフィルタリングされていないフォトンベース照射(例えばトリアリールスルホニウムヘキサフルオロリン酸塩等、カチオン性光開始剤によって吸収され、その結果既に存在するIPNを形成するアクリレートポリマーネットワーク内部のエポキシモノマーの重合を開始する)に曝される。逐次重合はここでは、エポキシドの低い収縮率及び高いインプリント忠実性等に起因して、ポリマー収縮を低減する等材料物性の改良のための有望な方法として示される。
IPSレジストの非固着処理は低い表面エネルギーをもたらし、IPSレジスト及び基板レジストの剥離を容易にする。硬化されたIPSレジストの表面処理を回避するために、もしも特定のフッ素系界面活性剤又はシロキサンが硬化前に成形材料に添加されている場合、それは有利である。特に、疎水性フッ素系界面活性剤分子が、固着防止層を形成する成形用レジスト表面に分散するように調製され得る。この方法に関連する共通の問題は、テンプレートスタンプの汚染に起因して、多くのフッ素系界面活性剤がバルク材料に対して弱く非共有結合的に結合されるのみであり、多くのNILプロセスにおいて適用性が低いことである。本発明は、IPSレジスト/基板レジストインプリンティング法に関連して開発され及び最適化された新規のフッ素系界面活性剤を使用することによって、並びに以前は非共有結合状態で使用されていたフッ素系界面活性剤の有効な共有結合に対して開発された方法によってこれらの問題を克服する。
Zonyl(登録商標)FSO−100はフッ素系界面活性剤であり、ペルフルオロ化アルキル鎖ブロック及びフリーヒドロキシ基で終端されたエチレングリコールブロックからなる。これはDuPont社によって製造され、下記構造を有する。
ここでxは0以上7以下の範囲の整数であり、yは0以上15以下の範囲の整数である。
Zonyl(登録商標)FSO−100は従来からNIL用途において非共有結合的に付着された固着防止剤としてのみ使用されている。フッ素系界面活性剤終端のヒドロキシ基は、エポキシド又はビニルエーテルモノマーのカチオン重合に関与して以下に記載される機構による連鎖移動剤として機能するために提案される。
したがって、Zonyl(登録商標)FSO−100分子は反応性が高いエポキシド又はビニルエーテルに共有結合されることができるが、一般的にアクリレート等室温において重合可能な他のタイプのモノマーには結合できない。IPSレジストとの共有結合に適する他の関連するフッ素系界面活性剤は、下記構造を有するZonyl(登録商標)FSO−100のアクリル酸エステルである。
ここで、xは0以上7以下の範囲の整数であり、yは0以上15以下の範囲の整数である。Zonyl(登録商標)FSO−100のアクリル酸エステルは、実施例に記載された手順に従ってZonyl(登録商標)FSO−100を塩化アクリロイルで処理することによって調製され、IPS配合物内のフッ素系界面活性剤として使用されてよい。
固着防止層を形成する成形用レジストの表面に拡散する性能を有する有効なフッ素系界面活性剤として強い潜在力を示した分子類は、アクリレート等一つ又は複数の化学官能基で終端されたペルフルオロポリエーテル(PFPE)ベースの誘導体である。例えば、PFPE主鎖は線形又は分岐された脂肪族ウレタンブロックコポリマー鎖を介してアクリレートに結合され、以下の構造を有して製造される。
−X−CFCFO(CFO)(CFO)CFCF−X−Y
ここで、Xは脂肪族ウレタン構造ブロック、Yは(メタ)アクリレート、pは1又は2に等しい。コポリマーのPFPE部分の分子量は1500−2000g/molであり、比m/nは1.5から2.5である。
〔基板レジスト〕
基板レジストは純粋なアクリレートベースレジスト、又は二つのタイプのポリマーからの組み合わされた材料物性を有するアクリレート及びビニルエーテルのハイブリッドレジストであってよい。アクリレート及びビニルエーテルを含むハイブリッドは、ラジカル重合で形成された共重合されたアクリレート及びビニルエーテルのネットワーク、及びカチオン重合で形成されたビニルエーテルのネットワークの双方からなる。アクリレート/ビニルエーテルハイブリッド内で形成されたネットワークは、ビニルエーテルがフリーラジカル重合及びカチオン重合の双方を起こす性能に起因して、より高度に共有結合されたアクリレート/エポキシドハイブリッドに匹敵する[Decker、Decker]。基板レジストは、様々なアクリルオキシ官能化シロキサンを含んでよい。これらは、ヒドロキシ終端ポリジメチルシロキサンを、例えば以下の図で例示される3−メタクリルオキシプロピルジメチルクロロシラン等、様々なアクリルオキシシランでシラン化することによって典型的に調製される、フリーラジカル重合可能なシロキサンである。
ここで、nはおよそ7である。アクリルオキシ官能化シロキサンの合成は、幾つかの特許(例えば米国特許第4675346号公報)に記述され、幾つかのアクリルオキシ官能化シロキサンは商業的にも入手可能である。官能化されたシロキサンは水素終端ポリジメチルシロキサン及びオレフィンの遷移金属触媒ヒドロシリル化を用いて合成されてもよい(例えば、米国特許第6,828,404B2号公報)。界面エネルギーを最小化するために、官能化されたポリジメチルシロキサンは基板レジストとIPSレジストとの表面/界面に拡散すると思われる。付着仕事量が減少すること、及び表面官能基近傍の反応性アクリレートの濃度が低いことは、離型プロセスを助けると考えられる。付着仕事量における同様の減少は、硬化されていない基板レジストに対する他のアクリルオキシシラン(例えば下記構造を有するメタクリルオキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン)の添加によって実現されてもよい。
硬化されていない基板レジストに対するシランの添加は、基板レジストの耐エッチング性も改良する。
本発明の主な目的の一つは、IPSレジストと基板レジストの双方の表面エネルギーを調整し、IPS及び基板レジストの界面における化学的相互作用を最小化することにより離型プロセスを容易にすることであった。もしも基板レジストとして元々設計された配合物が、元々IPSレジストとして設計された配合物に基づく基板レジストと共にIPSレジストとして使用される場合、結果的にインプリントも上手くいくだろう。しかしながら、IPSレジスト配合物のみがフッ素系界面活性剤を含んでよく、一方で基板レジスト及びIPSの両方が官能化されたシロキサンを含んでよい。
〔Zonyl(登録商標)FSO 100のアクリル酸エステル〕
Zonyl(登録商標)FSO 100のアクリル酸エステルは、ヒドロキシ鎖終端フッ素化Zonyl(登録商標)FSO 100(M〜725g/mol、19F及びH NMR分析から(CFCF、n〜4及び(CHCHO)、n〜8)から調製された[Perrierら]。ジクロロメタン30mL内でのZonyl(登録商標)FSO 100(5.0グラム、6.9mmol)及び塩化アクリロイル(0.75グラム、8.3mmol)の溶液に対して、トリエチルアミン(0.3mL)が添加され、混合物は0℃で4時間攪拌され、その後周囲温度まで加熱され、さらに12時間攪拌された。反応に対して酢酸エチル50mLが添加され、混合物は30mLのNaHCOの飽和水溶液で2回抽出された。有機層はMgSO上で乾燥され、低圧下で濃縮され、黄色いオイル状のアクリル化Zonyl(登録商標)FSO 100エステルを与えた(収率90%)。H NMR(400MHz、CDCl):δ6.43ppm(1H、dd、CH=CH−)、6.15ppm(1H、dd、CH=CH−)、5.83ppm(1H、dd、CH=CH−)、4.31ppm(2H、m、COO−CH−)、3.6−3.8ppm(32H、m、O−CH−CH−O)、2.43ppm(2H、m、COO−CH−CF−)
〔基板レジスト〕
基板レジストは純粋なアクリレートベースレジスト、又は、アクリレート及びビニルエーテル、若しくはアクリレート及びエポキシドを含む二つのタイプのポリマーから組み合わされた材料物性を有するハイブリッドレジストであってよい。
〔IPSレジスト組成物1〕
組成物1(「IPS50」と呼ばれる)は、およそ0.25重量%のフッ素系界面活性剤Y−X−CFCFO(CFO)(CFO)CFCF−X−Yを含む純粋なアクリレートベースIPS配合物であり、ここでXは短い線形ウレタンブロックコポリマー鎖であり、Yはメタクリレート基である。
〔IPSレジスト組成物2〕
組成物2(「IPS70/95」と呼ばれる)は、およそ1重量%のZonyl(登録商標)FSO 100誘導体を含むアクリレート/エポキシド−ハイブリッドIPS配合物である。
〔IPSレジスト組成物3〕
組成物3(「IPS105」と呼ばれる)は、およそ1重量%のフッ素系界面活性剤Y−X−CFCFO(CFO)(CFO)CFCF−X−Yを含むアクリレート/エポキシド−ハイブリッドIPS配合物であり、ここでXは長い分岐ウレタンブロックコポリマー鎖であり、Yはアクリレート基である。
〔IPSレジスト組成物4〕
組成物4(「IPS110」と呼ばれる)は、およそ0.8重量%のフッ素系界面活性剤Y−X−CFCFO(CFO)(CFO)CFCF−X−Yを含むアクリレート/エポキシド−ハイブリッドIPS配合物であり、ここでXは長い分岐ウレタンブロックコポリマー鎖であり、Yはアクリレート基であり、Zonyl(登録商標)FSO 100のアクリル酸エステルが0.6重量%である。
〔IPSレジスト組成物5〕
組成物5(「IPS102」と呼ばれる)は、およそ1重量%のフッ素系界面活性剤Y−X−CFCFO(CFO)(CFO)CFCF−X−Yを含む純粋なアクリレートベースIPS配合物であり、ここでXは長い分岐ウレタンブロックコポリマー鎖であり、Yはアクリレート基である。
〔基板レジスト組成物1〕
基板レジスト1(「SR20/47」と呼ばれる)は、官能化シロキサンを含まない純粋なアクリレートベース基板レジスト配合物である。
〔基板レジスト組成物2〕
基板レジスト2組成物(「SR02」と呼ばれる)は、官能化シロキサンを含む純粋なアクリレートベース基板レジスト配合物である。
〔基板レジスト組成物3〕
基板レジスト3組成物(「SR35」と呼ばれる)は、官能化シロキサンを含む純粋なアクリレートベース基板レジスト配合物である。
方法の記述:
図1a及び1bに示されるような2つの材料アセンブリ1及び14は、各々、図2に説明される2段階の方法を成功させるための本質的な必要条件であるとみなされてよい。ここで、第1の段階は図2a−2cで説明され、第2の段階は図2d−2fで説明される。図2aにおいて、シリコン、石英、ニッケル又は他の金属、合金、又は場合によってはポリマー材料等の材料からなるスタンプ又はテンプレート10は、マイクロメートル又はナノメートルのオーダーの高さ及び幅を有する、リブ、溝、凸部、又は凹部を含む、パターン形成された表面9を有する。テンプレート表面9は通常、ただし必須ではないが、固着防止層8を備える。テンプレート10は、試験片1の表面6と接触する固着防止層8の表面で配置される。1−40barの圧力が印加されテンプレート10及び試験片1を共に加圧する。レジスト5はテンプレート表面9のキャビティを充填し、テンプレート固着防止層8とレジスト表面6との間の界面の界面エネルギーを最小化するために、フッ素系界面活性剤は表面6近傍で支配的に集まる。
サンドウィッチ配置(固着防止層8、ポリマーキャリアである目的物2、光重合性レジスト5、及び、場合によっては接着促進材4を備えるテンプレート10を含む)は、図2bで示されるようにテンプレート10の背面を通じて、又はポリマーキャリアである目的物2を通じてフォトンで放射される。第1の場合、テンプレートは透明でなくてはならず、それに対して第2の場合にはポリマーキャリアである目的物がこの要件を満たさなくてはならない。
硬化により、元々のテンプレートとは反転したパターンを有する、固化された、低表面エネルギーの複製が製造される。テンプレート10は柔軟なポリマー複製11から分離又は離型され、図2cに示されるようにポリマーキャリアである目的物2上にコーティングされた固化されたポリマーフィルム12の表面13に起伏のある像を残す。離型後、表面13のパターンの塑性変形は観察されず、レジストの剥がれ、例えばテンプレート10上のレジスト12の残り、も見られない。ここで、柔軟なポリマー複製11は中間ポリマースタンプ(IPS)と呼ばれる。
2段階プロセスの第2の段階において、IPS11上の表面13のパターンは、図2d)〜2f)に説明されるように、ターゲット基板に転写される。ここで、表面13は、硬化されていない光硬化性レジストの薄い成形用層18で覆われた表面16を備える基板15を含む目的物14の表面19と接触して配置される。接着力を高める手段として働く薄い有機層17は基板表面16とレジスト18との間に配置されるだろう。
図2e)に説明されるように、1から40barsまでの範囲の圧力を印加して、IPS11と目的物14とは互いに押し付けられ、フォトン放射で硬化される。離型後、IPS11の表面13上のパターンを反転したものが、図2f)に示すように、層21の表面22に形成される。
例:
改良されたインプリントプロセスの材料として必要な要求を満たし、高い複製忠実度を示し、使用に際して工業的に容易かつ適切である、幾つかのIPS及び基板レジスト配合物が評価された。IPS表面(図2c又は2dにおける13)のさらなる非固着処理なしに2段階プロセス(図2に概略的に示される)において様々な配合物が使用されてよく、結果的にプラズマ処理及び/又はさらなる薄膜でのコーティング等、外部プロセスの必要性を回避する。
100nm以下の範囲程度の大きさのパターンを示す、五つの選ばれた実施例のNiスタンプ又はテンプレートは、(特許第3892460号公報に記載されるように)薄い非固着フィルムによって覆われ、インプリント試験並びに以下で述べられる接触角測定に使用される。
表1は、様々な表面に適用された水、1,5−ペンタンジオール、ジヨードメタン、及びエチレングリコールの接触角を示す。全ての測定は、Teclis社の装置Trackerで実行された。検討された表面は三つの異なるカテゴリーに分類され得る。
1)第1列及び第2列は、疎水性非固着Niテンプレート又はスタンプに関するデータを示す(図2aの表面8)。
2)第3列から第7列は、様々な配合物をシリコンウェハ上にスピンコーティングすることによって調製された、例えば3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレート等の接着促進剤で前処理された、様々なIPSレジスト、IPS102、IPS105、IPS110、IPS50、及びIPS70/95の接触角を示す。結果として得られるフィルムの厚みは600〜1200nmと測定された。フッ素系界面活性剤の存在に起因して、硬化後表面は顕著な疎水性を示す。
第8列から第10列は、シリコンウェハ上にスピンコーティングすることによって調製された、例えば3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレート等の接着促進剤で前処理された、基板レジストSR35、SR02、及びSR20/47に関する接触角を示す。結果として得られるフィルムの厚みはSR02に関しておよそ70nm、SR35、及びSR20/47に関して600nmである。硬化された非フッ素系基板レジスト表面において測定された接触角(第8列から第10列)は、フッ素化IPSレジスト(第3列から第7列)の表面において測定された接触角と比較して有意に小さい。
表1に示された接触角を用いて、表面エネルギー並びにそれらの分散力及び極性力成分はOwens、Wendt、Rabel、及びKaelbleのモデルを用いて計算された。表2のカラム2及びカラム4には様々な値が示される。さらに、様々な表面エネルギー成分から計算された、様々な界面に関する接着及び界面エネルギーの計算結果は、表2のカラム5に示される。計算されたパラメータは、五つのグループに分類された、以下の界面を表す。
グループ1:
グループ1は元々のNiテンプレートの表面、幾つかの硬化されたIPSレジスト組成物、及びそれらの界面を特徴付けるパラメータを示す(図2aの表面8、及び硬化後の図1a及び2aの表面6に相当する)。パターン形成されたNiスタンプ表面は、分散力成分γにより支配される低い表面エネルギーによって特徴付けられる。
グループ2〜5:
グループ2から5において示されるパラメータは、幾つかのIPSレジスト組成物及び幾つかの基板レジスト組成物の界面を表す。各グループは、1つのIPSレジストと1つ又は2つの基板レジストとの界面を表す。この値は、表面、及び硬化後の図2c及び2dの表面13と図1b及び2dの表面19との間の界面を表す。基板レジストの計算された表面エネルギーは、IPSレジストを含む界面活性剤の表面エネルギーと比較して有意に大きい。
例1:
IPSレジストIPS70/95の1.5μm厚みのフィルムは、厚さ125μmのポリカーボネートフィルム上にスピンコーティングされた。2段階インプリントプロセスは図2に従って実行された。非固着処理されたNiスタンプ1はポリマーフィルムに対して60秒間30barの圧力で押し付けられ、レジストは図2bに説明されるようなフォトン放射で90秒間硬化された。露出時間の間印加された圧力は、30barに保持された。その後、Niスタンプは硬化されたIPSから取り外された。完全に硬化されたIPSレジストを備えたポリカーボネートフィルムを含むIPSは、第2のインプリントプロセスで塗布された(図2d)。SR02基板レジストは、接着性改良のための接着促進剤として使用される3−(トリメトキシシリル)プロピルアクリレートで前処理されたシリコンウェハ上に50nmの厚みでスピンコーティングされた。第2のインプリントは、30秒間のフォトン放射で上述のように実行された(図2e)。離型後、硬化された基板レジストはAFM観察された。図3aは、図3aの説明文で与えられる使用されたNiスタンプパターンの寸法で、基板レジスト表面(図2fにおける表面22)の像を示す。
例2:
Niスタンプ2でのインプリントは、第2のインプリント段階において基板レジストとして厚み1μmのSR20/47フィルムを用いて、例1の記載に従って、及び(第2のインプリント段階において)フォトン放射時間60秒で実施された。図3bは、図3bの説明文中に与えられた、使用されたNiスタンプパターンの寸法を有する基板レジスト表面の像を示す。
例3:
Niスタンプ3でのインプリントは、例1の記載に従って実施された。しかしながら、塗布された基板レジスト(SR02)は70nmの厚みであった。図3cは、図3cの説明文中に与えられた、使用されたNiスタンプパターンの寸法を有する基板レジスト表面の像を示す。
例4:
Niスタンプ3でのインプリントは、第1のインプリント段階においてIPSレジストとして厚み1μmのIPS110フィルムを用いて、例3の記載に従って実施された。図3dは、図3dの説明文中に与えられた、使用されたNiスタンプパターンの寸法を有する基板レジスト表面の像を示す。
例5:
Niスタンプ1でのインプリントは、第1のインプリント段階においてIPSレジストとして厚み1.5μmのIPS105フィルムを用いて、例1の記載に従って実施された。図3eは、図3eの説明文中に与えられた、使用されたNiスタンプパターンの寸法を有する基板レジスト表面の像を示す。
例6:
より小さな構造サイズを示すNiスタンプ4でのインプリントが、例5の記載に従って実施された。図3fは、図3fの説明文中に与えられた、使用されたNiスタンプパターンの寸法を有する基板レジスト表面の像を示す。
例7:
より大きなパターンを示すNiスタンプ5でのインプリントが、第1のインプリント段階においてIPSとして厚み1.5μmのIPS50フィルムを用いて、及び第2のインプリント段階において基板レジストとして厚み1μmのSR20/47フィルムを用いて、双方のインプリント段階においてフォトン放射時間60秒で、例1の記載に従って実施された。図3gは、図3gの説明文中に与えられた、使用されたNiスタンプパターンの寸法を有する基板レジスト表面の像を示す。
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1、14 材料アセンブリ
5 光重合性レジスト
6、9 表面
8 固着防止層
10 テンプレート
固着防止層を形成する成形用レジストの表面に拡散する性能を有する有効なフッ素系界面活性剤として強い潜在力を示した分子類は、アクリレート等一つ又は複数の化学官能基で終端されたペルフルオロポリエーテル(PFPE)ベースの誘導体である。例えば、PFPE主鎖は線形又は分岐された脂肪族ウレタンブロックコポリマー鎖を介してアクリレートに結合され、以下の構造を有して製造される。
−X−CFCFO(CF O)(CFO)CFCF−X−Y
ここで、Xは脂肪族ウレタン構造ブロック、Yは(メタ)アクリレート、pは1又は2に等しい。コポリマーのPFPE部分の分子量は1500−2000g/molであり、比m/nは1.5から2.5である。
〔IPSレジスト組成物1〕
組成物1(「IPS50」と呼ばれる)は、およそ0.25重量%のフッ素系界面活性剤Y−X−CFCFO(CF O)(CFO)CFCF−X−Yを含む純粋なアクリレートベースIPS配合物であり、ここでXは短い線形ウレタンブロックコポリマー鎖であり、Yはメタクリレート基である。
〔IPSレジスト組成物3〕
組成物3(「IPS105」と呼ばれる)は、およそ1重量%のフッ素系界面活性剤Y−X−CFCFO(CF O)(CFO)CFCF−X−Yを含むアクリレート/エポキシド−ハイブリッドIPS配合物であり、ここでXは長い分岐ウレタンブロックコポリマー鎖であり、Yはアクリレート基である。
〔IPSレジスト組成物4〕
組成物4(「IPS110」と呼ばれる)は、およそ0.8重量%のフッ素系界面活性剤Y−X−CFCFO(CF O)(CFO)CFCF−X−Yを含むアクリレート/エポキシド−ハイブリッドIPS配合物であり、ここでXは長い分岐ウレタンブロックコポリマー鎖であり、Yはアクリレート基であり、Zonyl(登録商標)FSO 100のアクリル酸エステルが0.6重量%である。
〔IPSレジスト組成物5〕
組成物5(「IPS102」と呼ばれる)は、およそ1重量%のフッ素系界面活性剤Y−X−CFCFO(CF O)(CFO)CFCF−X−Yを含む純粋なアクリレートベースIPS配合物であり、ここでXは長い分岐ウレタンブロックコポリマー鎖であり、Yはアクリレート基である。

Claims (19)

  1. 固着防止スタンプからIPSにパターンを転写するために、及び基板レジスト表面上部にパターンを転写するためのテンプレートとしてのパターン形成されたIPSの使用のために、2段階インプリント法に適用可能である、光硬化性IPS材料を提供する方法であって、
    重合を開始する性能を有する光開始剤又は触媒、重合可能な単官能又は多官能モノマー、及び、硬化の際レジストに共有結合する性能を有する官能基によって完全に又は部分的に終端されたフッ素系界面活性剤、を含む方法。
  2. ペルフルオロ化フッ素系界面活性剤の濃度が0%から30%の範囲であり、前記フッ素系界面活性剤は表面活性であり、これはフッ素系界面活性剤の濃度が表面/界面領域の近傍で有意に高いこと、材料が付着仕事量が低いことによって特徴付けられること、及び界面エネルギーを無視できないことを意味する、請求項1に記載の方法。
  3. 硬化されていないIPS材料が、重合可能な単官能又は多官能アクリレートベースモノマー、及び少なくとも一つのフリーラジカル光開始剤を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 硬化されていないIPSレジスト配合物はハイブリッドであり、重合可能な単官能又は多官能アクリレートモノマー、重合可能な単官能又は多官能エポキシド、及び少なくとも一つのフリーラジカル光開始剤並びに少なくとも一つのカチオン性光開始剤を含み、それに対するフォトン放射により重合されたアクリレート及びエポキシドの相互貫入ネットワークを含むハイブリッド材料が形成される、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 硬化されていないIPSレジスト配合物はハイブリッドであり、重合可能な単官能又は多官能アクリレートモノマー、重合可能な単官能又は多官能ビニルエーテル、及び少なくとも一つのフリーラジカル光開始剤並びに少なくとも一つのカチオン性光開始剤を含み、それに対するフォトン放射により共重合されたアクリレート及びビニルエーテル並びにビニルエーテルの両方の相互貫入ネットワークを含むハイブリッド材料が形成される、請求項1又は2に記載の方法。
  6. フッ素系界面活性剤がY−X−CFCFO(CFO)(CFO)CFCF−X−Y構造を有するPFPEコポリマーであり、Xは脂肪族ウレタンブロック、Yはアクリレート又はメタアクリレート、m及びnは整数であり、pは1、2、又は3に等しく、コポリマーのPFPE部分の分子量は800−2500g/molである、請求項1又は2に記載の方法。
  7. Xは脂肪族コポリマーブロックであり、材料はアクリレート及びエポキシド、又はアクリレート及びビニルエーテルの相互貫入ネットワークを含むハイブリッドである、請求項1、2、4、5、及び6に記載の方法。
  8. 前記フッ素系界面活性剤が、以下の構造を有するzonyl(登録商標) FSO 100のアクリル酸エステルである、請求項1又は2に記載の方法:
    ここでxは0以上6以下の整数であり、yは0以上15以下の整数である。
  9. 前記フッ素系界面活性剤が、硬化材料に共有結合されるzonyl(登録商標) FSO 100、又はzonyl(登録商標) FSO 100の誘導体である、請求項1又は2に記載の方法。
  10. IPS/基板レジスト界面の付着仕事量が65mJ/m未満(好ましくは30mJ/m未満)であり、ポリマー型/複製界面の界面エネルギーは1mJ/mより大きい(好ましくは4mJ/mよりも大きい)、請求項1から9の何れか一項に記載の方法。
  11. 分子がナノインプリントリソグラフィー用途において使用される、請求項1から10の何れか一項に記載の方法。
  12. 表面処理されていないスタンプからIPSにパターンを転写するために、及び基板レジスト表面上部にパターンを転写するためのテンプレートとしてのパターン形成されたIPSの使用のために、2段階インプリント法に適用可能である、光硬化性IPS材料を提供する方法であって、
    重合を開始する性能を有する光開始剤又は触媒、重合可能な単官能又は多官能アクリレート、エポキシド、又はビニル、及び、硬化の際レジストに共有結合する性能を有するアクリロイル基、エポキシ基、又はビニル基によって完全に又は部分的に終端されたシロキサン、を含む方法。
  13. ケイ素含有分子の濃度が40重量%よりも高く、IPS/基板レジスト界面の付着仕事量が65mJ/m未満(好ましくは30mJ/m未満)であり、ポリマー型/複製界面の界面エネルギーは1mJ/mより大きい(好ましくは4mJ/mよりも大きい)、請求項12に記載の方法。
  14. スタンプからIPSにパターンを転写するために、及び基板レジスト表面上部にパターンを転写するためのテンプレートとしてのパターン形成されたIPSの使用のために、2段階インプリント法に適用可能である、光硬化性基板レジストを提供する方法であって、
    重合を開始する性能を有する光開始剤又は触媒、重合可能な単官能又は多官能モノマー、及び、硬化の際レジストに共有結合する性能を有する官能基によって完全に又は部分的に終端されたシロキサン誘導体及びポリジメチルシロキサン、を含む方法。
  15. 硬化されていない基板レジスト配合物が、重合可能な単官能又は多官能(メタ)アクリレートベースモノマー、及び少なくとも一つのフリーラジカル光開始剤を含む、請求項14に記載の方法。
  16. 硬化されていない基板レジスト配合物はハイブリッドであり、重合可能な単官能又は多官能(メタ)アクリレートモノマー、重合可能な単官能又は多官能エポキシド、及び少なくとも一つのフリーラジカル光開始剤並びに少なくとも一つのカチオン性光開始剤を含み、それに対するフォトン放射により重合された(メタ)アクリレート及びエポキシドの相互貫入ネットワークを含むハイブリッド材料が形成される、請求項14に記載の方法。
  17. 硬化されていない基板レジスト配合物はハイブリッドであり、重合可能な単官能又は多官能(メタ)アクリレートモノマー、重合可能な単官能又は多官能ビニルエーテル、及び少なくとも一つのフリーラジカル光開始剤並びに少なくとも一つのカチオン性光開始剤を含み、それに対するフォトン放射により共重合された(メタ)アクリレート及びビニルエーテル並びにビニルエーテルの両方の相互貫入ネットワークを含むハイブリッド材料が形成される、請求項14に記載の方法。
  18. 硬化されていない基板レジスト配合物が、硬化の際ハイブリッド材料内で(メタ)アクリレート、エポキシド、又はビニルエーテルネットワークに共有結合され、かつ以下の構造を示すポリジメチルシロキサンの誘導体を含む、請求項14に記載の方法:
    ここでnは1から20の範囲の整数であり、Rはアルキル−、アルコキシド−、又はトリス(トリメチルシリル)−であり、R’は短いアルキル基を介してシロキサンと結合される(メタ)アクリレート、エポキシド、又はビニルエーテルである。
  19. 基板レジストがナノインプリントリソグラフィー用途で使用される、請求項14から18の何れか一項に記載の方法。
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