JP2011091186A - 炭化珪素半導体装置の製造方法 - Google Patents

炭化珪素半導体装置の製造方法 Download PDF

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壮之 古橋
Hisakazu Tanioka
寿一 谷岡
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Narihisa Miura
成久 三浦
Tomokatsu Watanabe
友勝 渡辺
Masayuki Imaizumi
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Abstract

【課題】SiC層上に形成されたSiO2膜において高い信頼性および絶縁強度を実現でき、デバイスの閾値電圧を制御可能にした炭化珪素半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】SiC層の表面に形成されたSiO2膜を有する半導体装置の製造において、当該SiO2膜としてCVD法により堆積したCVD酸化膜を用いる。SiC層の表面にCVD酸化膜を堆積した後に、そのCVD酸化膜およびSiC層に対し、窒化処理および水蒸気を含んだ酸素雰囲気での熱処理を行う。
【選択図】図6

Description

本発明は、炭化珪素半導体装置の製造方法に関し、特に、炭化珪素層上に形成された二酸化珪素膜を備える炭化珪素半導体装置の製造方法に関する。
炭化珪素(SiC)は優れた物性値を有し、高耐圧で低損失なパワーデバイスの実現を可能にする材料として注目されている。SiCは珪素(Si)と同様に、表面を熱酸化することで二酸化珪素(SiO2)膜を形成することができる。しかし、熱酸化直後のSiC/SiO2界面には、多くの界面準位が存在する。例えば、SiC層を熱酸化して形成したSiO2膜(以下「熱酸化膜」と称す)をゲート絶縁膜として有するMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)では、この伝導帯に近い界面準位により、チャネル移動度がバルク中の電子移動度に比べて極めて小さくなり、オン抵抗値が理想的な値よりも高くなる。
SiC層と熱酸化膜との界面に多くの界面準位が生じるのは、熱酸化膜中に炭素原子が析出することが原因の1つと考えられている。また熱酸化膜の形成過程で、SiC層に含まれる転位欠陥がSiO2の均一な成長を妨げるため、SiC層に形成した熱酸化膜は、Si層上に形成した熱酸化膜よりも信頼性に乏しいことが報告されている(非特許文献1)。
SiC/SiO2界面での界面準位密度を低減させるためには、一酸化窒素(NO)や一酸化二窒素(N2O)などの窒素酸化ガス雰囲気中、あるいはアンモニア(NH3)ガス雰囲気中で熱処理(窒化処理)を行い、SiC/SiO2界面を窒化させるとよい。中でもNOガスによる酸窒化処理が効果的である。この窒化処理は、SiC層上にSiO2膜を形成した後に、SiC層とSiO2膜との界面に発生した界面準位を電気的に不活性化するというものである。但し、この手法では、界面準位の減少に伴ってSiO2膜中に多くのホールトラップが形成されるため、絶縁強度の低下を伴う。
例えばMOSFETのゲート絶縁膜である熱酸化膜に対して窒化処理を行うと、オン抵抗を低くすることができる。また窒化処理によってアクセプタ型の界面準位が減少するのに伴い、当該MOSFETの閾値電圧が低下して理論値へと近づくことも報告されている(非特許文献2)。
SiC半導体装置をパワーデバイスとして用いる場合、高耐圧特性の確保が最優先である。これを実現するためには、閾値電圧がある程度大きいことが必要である。蓄積型チャネルMOSFETなどの比較的複雑な構造のデバイスに上記の窒化処理を行うと、オン抵抗の低減は図れるものの、閾値電圧が低くなりすぎて、パワーデバイスとして致命的な結果を招く。悪い場合には、ノーマリ・オン特性となる。
このような背景から、SiCにより構成されるMOSFET(SiC−MOSFET)の開発において、チャネル移動度の向上、ゲート絶縁膜の信頼性の向上と共に、閾値電圧を適切に制御できる技術の確立が急務となっている。
下記の特許文献1には、熱酸化膜のゲート絶縁膜に対して窒化処理を行った後にSiC−MOSFETの閾値電圧を上昇させる方法として、水蒸気(H2O)を含む酸素(O2)雰囲気で熱処理を行う手法が開示されている。これによれば、800℃以上1100℃未満の温度範囲が特に効果的とされており、例えば950℃、1時間の熱処理によって閾値電圧は+8Vと大幅に増加する。
特開2005−223003号公報
K. Fujihira, N. Miura, K. Shiozawa, M. Imaizumi, K. Ohtsuka, and T. Takami, "Successful Enhancement of Lifetime for SiO2 on 4H-SiC by N2O Anneal," Electron Device Lett., 25, 734-736 (2004). G. Y. Chung, J. R. Williams, C. C. Tin, K. McDonald, D. Farmer, R. K. Chanana, S. T. Pantelides, O. W. Holland, L. C. Feldman, "Interface state density and channel mobility for 4H-SiC MOSFETs with nitrogen passivation," Applied Surface Science 184, 399-403 (2001).
上記したように、SiC層を熱酸化して形成するSiO2膜(熱酸化膜)は、転位欠陥の影響などにより信頼性に乏しい。またSiC/SiO2界面には界面準位が多く存在し、それがSiCの本来有する物性値から期待される素子特性、特に低いチャネル移動度を実現する妨げとなっている。界面準位を減少させる手法の1つとして窒化処理があるが、界面準位の減少に伴いSiO2膜中に多くのホールトラップが形成されるため、絶縁強度の低下を伴う。またパワーデバイスとして用いられるSiC−MOSFETに対して行うと、閾値電圧が低下するため高耐圧特性を維持できなくなる場合がある。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、炭化珪素層上に形成された二酸化珪素膜において高い信頼性および高い絶縁強度を実現でき、デバイスの閾値電圧を制御可能にした炭化珪素半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、(a)SiC層の表面にCVD法によりSiO2膜を堆積する工程と、(b)前記SiO2膜および前記SiC層に対し、窒化処理を行う工程と、(c)前記SiO2膜および前記SiC層に対し、水蒸気を含んだ酸素雰囲気での熱処理を行う工程とを含むものである。
CVD酸化膜を用いることで熱酸化膜よりも高い信頼性が得られる。また窒化処理によりキャリア移動度を向上させることができる。窒化処理を行うとCVD膜の絶縁強度が低下するが、水蒸気を含んだ酸素雰囲気での熱処理によって、その低下した絶縁強度を改善させることができる。また窒化処理は、デバイスの閾値電圧を下げるように作用するが、水蒸気を含んだ酸素雰囲気での熱処理は、閾値電圧を上げる働きもあり、その音頭および時間を調整することで閾値電圧の制御も可能である。
実施の形態1に係るMOSFETの概略断面図である。 実施の形態1に係るMOSFETの製造方法の工程図である。 実施の形態1に係るMOSFETの製造方法の工程図である。 実施の形態1に係るMOSFETの製造方法の工程図である。 実施の形態1に係るMOSFETの製造方法の工程図である。 実施の形態1に係るMOSFETの製造方法におけるゲート絶縁膜の形成工程を示すフロー図である。 実施の形態1に係るMOSFETの製造方法の工程図である。 実施の形態1に係るMOSFETの製造方法の工程図である。 実施の形態1に係るMOSFETのゲート絶縁膜への窒化処理が閾値電圧およびチャネル移動度に与える影響を示す図である。 実施の形態1に係るMOSFETのゲート絶縁膜への窒化処理が当該ゲート絶縁膜の絶縁強度に与える影響を示す図である。 実施の形態1に係るMOSFETのゲート絶縁膜の熱処理温度と閾値電圧との関係を示す図である。 実施の形態1に係るMOSFETのゲート絶縁膜の熱処理温度とチャネル移動度との関係を示す図である。 実施の形態1に係るMOSFETのゲート絶縁膜の熱処理時間と閾値電圧との関係を示す図である。 実施の形態1に係るMOSFETのゲート絶縁膜の熱処理時間とチャネル移動度との関係を示す図である。 実施の形態1に係るMOSFETのゲート絶縁膜の絶縁強度を示す図である。 実施の形態2に係る縦型MOSFETの終端部の概略断面図である。 実施の形態2に係るpnダイオードおよび素子分離領域の概略断面図である。
本発明においては、SiC層上に設けるSiO2膜として、熱酸化膜の代わりに化学的気相成長(CVD)法により堆積させたSiO2膜(以下「CVD酸化膜」と称す)を使用する。CVD酸化膜は、熱酸化膜に比べてSiC層との界面における界面準位密度が低い。そのため例えばSiC−MOSFETのゲート絶縁膜にCVD酸化膜を用いれば、チャネル移動度を向上させることができる。またCVD酸化膜は、SiC層に含まれる転位欠陥等の影響を受けないため熱酸化膜よりも高い信頼性が期待できる。
しかし、SiC−MOSFETのゲート絶縁膜にCVD酸化膜を用いた場合でもチャネル移動度は理想的な値になるとまでは言えず、またCVD酸化膜は多孔質であるため、耐圧(絶縁強度)に関しては熱酸化膜よりも劣るといった課題が残る。
そこで本発明では、SiC層上に形成したCVD酸化膜に対し、窒化処理、並びに水蒸気(H2O)を含む酸素(O2)雰囲気での熱処理を行うことにより、CVD酸化膜の電気的特性および信頼性の向上を図り、それによりSiC半導体装置の性能向上を図る。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係るSiC半導体装置であるSiC−MOSFETの概略断面図である。ここではMOSFETの一例として、横型のnチャネル型MOSFETを示す。
当該MOSFETは、n型のSiC基板1上に成長させたp型のSiCエピタキシャル層2に形成される。エピタキシャル層2の上部には、n型のドレイン領域3とソース領域4が間隔をあけて形成されている。またソース領域4に隣接する部分にp型のウェルコンタクト領域5が形成されている。
エピタキシャル層2の上面には、ゲート絶縁膜6が形成されており、ゲート絶縁膜6の上には、ドレイン領域3、ソース領域4およびその間のエピタキシャル層2(チャネル領域)を跨ぐようにゲート電極7が形成されている。またゲート絶縁膜6において、ドレイン領域3上の領域と、ソース領域4およびウェルコンタクト領域5上の領域には開口が設けられている。ドレイン領域3の上の開口には、当該ドレイン領域3に電気的に接続するドレイン電極8が形成され、ソース領域4およびウェルコンタクト領域5の上の開口には、それらソース領域4およびウェルコンタクト領域5に電気的に接続するソース電極9が形成されている。
図1のMOSFETは、ゲート電極7に閾値電圧以上の電圧が印加されるとオン状態(導通状態)となる。このときゲート電極7の下方のエピタキシャル層2(チャネル領域)の表面部分に、ドレイン領域3とソース領域4との間の電流経路となる反転チャネル層が形成され、ドレイン領域3とソース領域4との間が導通する。nチャネル型MOSFETの場合、多数キャリアは電子であり、ソース領域4からエピタキシャル成長層2の表面部(上記の反転チャネル層)へ流れ込む電子は、ドレイン電極8とソース電極9の間の電圧によって生じる電界に従って、ドレイン領域3に到達する。これにより、ドレイン電極8とソース電極9との間に電流が流れる。
また、ゲート電極7の電圧が閾値電圧よりも低いときは、反転チャネル層が形成されないため、MOSFETはオフ状態(非導通状態)となり、ドレイン電極8とソース電極9との間に電流は流れない。
図2〜図8は、図1のMOSFETの製造方法を説明するための図である。これらの図を参照しつつ、図1のMOSFETの製造方法について説明する。
まずn型のSiC基板1の上に、エピタキシャル結晶成長法を用いてp型のSiCから成るエピタキシャル層2を形成する(図2)。エピタキシャル層2の厚さは1〜50μm程度、不純物濃度は1×1015〜1×1018cm-3程度であればよい。なお、SiC基板1は、例えば4H、6H、3C等のポリタイプを有し、面方位が例えば(0001)、(000−1)、(11−20)等のものを用いることができる。
次に、写真製版技術を用いて、ドレイン領域3およびソース領域4の形成領域上を開口したマスク(不図示)をエピタキシャル層2上に形成する。当該マスクを注入阻止膜にしてn型不純物をイオン注入することで、エピタキシャル層2にドレイン領域3およびソース領域4を形成し、マスクを除去する(図3)。
ドレイン領域3およびソース領域4は、エピタキシャル層2の厚さより浅く形成する。ドレイン領域3およびソース領域4の形成に用いるn型不純物としては、例えばリン(P)、窒素(N)などが挙げられ、その注入濃度は例えば1×1018〜1×1021cm-3程度でよい。
再び写真製版技術を用いて、今度はウェルコンタクト領域5の形成領域上を開口したマスク(不図示)をエピタキシャル層2上に形成する。当該マスクを注入阻止膜にしてp型不純物をイオン注入することでウェルコンタクト領域5を形成し、マスクを除去する(図4)。
ウェルコンタクト領域5の形成に用いるp型不純物としては、例えばボロン(B)、アルミニウム(Al)などが挙げられ、その注入濃度は、例えば1×1018〜1×1021cm-3程度でよい。なお、上記の各マスクは、例えばレジスト、二酸化珪素、窒化珪素等を用いることができる。
ここで熱処理装置を用い、SiC基板1に対して例えば1300〜1900℃の高温条件下で、例えば30秒〜1時間程度の熱処理を行う。これにより、ドレイン領域3、ソース領域4およびウェルコンタクト領域5の形成のために注入した不純物イオンが、電気的に活性化される。
続いて図5の如く、エピタキシャル層2上にゲート絶縁膜6を形成するが、この工程では図6のフロー図に示す処理が行われる手順で行われる。まず、SiC基板1をCVD炉内に移動させ、CVD法により、SiO2膜(CVD酸化膜)であるゲート絶縁膜6を50nm程度の膜厚でエピタキシャル層2上に形成する(ステップS1)。
本実施の形態では、ゲート絶縁膜6として、800℃〜900℃程度の減圧(LP)CVD炉内にてモノシラン(SiH4)とN2O、あるいはジクロルシラン(SiH2Cl2)とN2Oを用い、真空度0.5〜5Torrの条件下にて堆積される「HTO(High Temperature Oxide)膜」と称されるSiO2膜を用いた。
このゲート絶縁膜6の形成工程では、ゲート絶縁膜6となるCVD酸化膜を堆積させる前に、酸素を含む雰囲気または窒素酸化ガス雰囲気でエピタキシャル層2(SiC層)の表面を予め酸化させる前処理を行ってもよい。
続いて、SiC基板1をCVD炉から取り出すために一旦温度を下げ、その後、窒化処理炉へ導入させる。そしてSiC基板1に対し、一酸化窒素(NO)や一酸化二窒素(N2O)、二酸化窒素(NO2)などの窒素酸化ガス雰囲気中、あるいはアンモニア(NH3)ガス雰囲気中での熱処理を行うことで、ゲート絶縁膜6の窒化処理を行う(ステップS2)。
本実施の形態においては、窒化処理炉内を昇温させ、所定の処理温度に到達した時点で炉内の雰囲気を窒素酸化ガス雰囲気に切り替え、この窒素酸化ガス雰囲気および処理温度を所定時間維持することによって、ゲート絶縁膜6の窒化処理を行った。なお、窒素酸化ガス雰囲気については、NOガス、N2OガスまたはNO2ガスのみの雰囲気に限られず、それらの2以上が混在する雰囲気であってもよいし、窒素酸化ガスを不活性ガス(窒素、アルゴン、ヘリウム、クリプトン等)で希釈した雰囲気であってもよい。
窒化処理工程における処理温度としては、900℃〜1450℃であるのが望ましい。900℃以下の低温では窒化速度が非常に遅く、窒素原子による界面準位の不活性化が殆ど進行せず、1450℃以上の高温ではNO、N2O、N2Oが分解して生じた酸素によるSiC層の熱酸化が進行し、新たな界面準位を生み出す結果となるためである。また窒化処理の時間は、10分〜10時間程度が望ましい。
この窒化処理により、エピタキシャル層2(SiC層)とゲート絶縁膜6(CVD酸化膜)との界面が窒化され、当該界面における界面準位が電気的に不活性化される。但しこの段階では、界面準位の減少に伴ってSiO2膜中に多くのホールトラップが形成されるため、ゲート絶縁膜6の絶縁強度が低下する。
窒化処理を行った後は、窒化処理炉内を不活性ガス雰囲気に切り替えつつ、所定時間、窒化処理の温度を保持する。そして窒化処理炉内の温度を下げ、SiC基板1の温度が所定温度まで下がったら、SiC基板1を窒化処理炉から取り出す。
続いてSiC基板1を酸化炉へ移動させ、水蒸気(H2O)を含む酸素(O2)雰囲気での熱処理を行う(ステップS3)。この熱処理の温度は、SiC基板1の表面が熱酸化する温度よりも充分に低いことが重要であり、好ましくは500℃以上1050℃以下である。
2Oを含むO2雰囲気での熱処理により、CVD酸化膜(ゲート絶縁膜6)に多量のOH基が取り込まれ、窒化処理によって生じたホールトラップが中和される。また同熱処理によって、多孔質であったCVD酸化膜の密度が高くなる。その結果、窒化処理工程で低下したゲート絶縁膜6の絶縁強度が改善される。
ゲート絶縁膜6に対する各処理が行われた後、ゲート絶縁膜6上にゲート電極7の材料である導電性膜を形成し、写真製版技術を用いてパターニングすることにより、ゲート電極7を形成する(図7)。ゲート電極7は、両端部がドレイン領域3およびソース領域4の情報に上に位置し、ドレイン領域3、ソース領域4およびその間のエピタキシャル層2上に跨るパターンとなる。
ゲート電極7の材料としては、n型またはp型の多結晶Si(ポリシリコン)、n型またはp型の多結晶SiC、あるいはアルミニウム、チタン、モリブデン、タンタル、ニオブ、タングステン等の低抵抗高融点金属およびその窒化物などが挙げられる。
ゲート電極7を形成した後、写真製版技術を用いてゲート絶縁膜6をパターニングし、ドレイン領域3、ソース領域4およびウェルコンタクト領域5の上面を露出させる(図8)。このときゲート電極7の下のゲート絶縁膜6は、ゲート電極7より長い形状にパターニングされる。これにより、ゲート電極7とこの後形成するドレイン電極8およびソース電極9との間が確実に分離される。
そして、ドレイン電極8およびソース電極9の材料である導電性膜を成膜し、写真製版技術を用いてパターニングすることによって、露出したドレイン領域3上にドレイン電極8を形成すると共に、露出したソース領域4およびウェルコンタクト領域5上にソース電極9を形成する。以上により、図1に示したMOSFETの構成が完成する。
ドレイン電極8およびソース電極9の材料としては、アルミニウム、ニッケル、チタン、金およびこれらの複合物を用いることができる。また、ドレイン領域3、ソース領域4およびウェルコンタクト領域5とのオーミック接触を得るために、ドレイン電極8およびソース電極9を形成した後に、1000℃程度の熱処理を行ってもよい。
上の説明では、ゲート絶縁膜6の形成工程において、CVD法によるゲート絶縁膜6の形成工程(図6のステップS1)と、窒化処理工程(ステップS2)と、H2Oを含むO2雰囲気での熱処理工程(ステップS3)とが、それぞれ個別の装置によって行われると仮定したが、それらの工程は、単一の装置内で連続的または同時に行われてもよい。この場合、SiC基板1を他の装置に移動させる必要が無いため、SiC基板1の温度を一旦下げる必要が無くなりプロセス時間を短縮されると共に、その移動の際にSiC基板1が汚染されることも防止できる。
本実施の形態によれば、ゲート絶縁膜6としてCVD酸化膜を用いるため、ゲート絶縁膜6の信頼性は高い。またゲート絶縁膜6の窒化処理により、エピタキシャル層2(SiC層)とゲート絶縁膜6(CVD酸化膜)との界面における界面準位が電気的に不活性化されるため、チャネル移動度が向上して、MOSFETのオン抵抗を低くすることができる。
但し、窒化処理では、CVD酸化膜に多くのホールトラップが形成されるため、熱酸化膜よりも絶縁強度が低いCVD酸化膜の絶縁強度がさらに低下する。またMOSFETの閾値電圧を低下させる傾向があり、MOSFETの耐圧特性が劣化するといった問題が残る。
そこで本発明では、窒化処理が施されたCVD酸化膜(ゲート絶縁膜6)に対して、H2Oを含むO2雰囲気での熱処理を行う。これにより、CVD酸化膜に多量のOH基が取り込まれ、窒化処理によって生じたホールトラップが中和されると共に、多孔質であったCVD酸化膜の密度が高くなる。よって、窒化処理工程で低下したゲート絶縁膜6の絶縁強度が改善される。また、当該熱処理は、MOSFETの閾値電圧を高める作用があり、窒化処理によりMOSFETの耐圧特性が劣化する問題も解決できる。なお、MOSFETの閾値電圧は、この熱処理の温度や時間を調整することにより制御することができる。
本発明者は、本発明の効果を裏付けるべく各種の実験を行った。以下、その実験結果を示す。
図9は、ゲート絶縁膜への窒化処理が閾値電圧およびチャネル移動度に与える影響を示す図である。この実験では、ゲート絶縁膜に対してH2Oを含むO2雰囲気での熱処理は行っていない。CVD酸化膜のゲート絶縁膜に対して窒化処理を行うと、MOSFETのチャネル移動度は約4倍に向上したことが確認できた。しかし、閾値電圧は11V程度低下した。
図10は、ゲート絶縁膜への窒化処理が当該ゲート絶縁膜の絶縁強度に与える影響を示す図である。この実験でも、ゲート絶縁膜に対してH2Oを含むO2雰囲気での熱処理は行っていない。CVD酸化膜のゲート絶縁膜に窒化処理を行うと、窒化処理前(CVD酸化膜の堆積直後)に比べ、ゲート絶縁膜の絶縁強度が低下することが分かる。
図11および図12は、ゲート絶縁膜に対するH2Oを含むO2雰囲気での熱処理の温度と、閾値電圧およびチャネル移動度との関係を示す図である。この実験では、熱処理の時間は30分間とした。熱処理温度を高くするほど閾値電圧を高くすることができる(図11)。しかし、熱処理温度が高くなるとチャネル移動度は低下することに留意すべきである(図12)。例えば650℃の熱処理を行うと、熱処理を行わない場合(破線)に比べ、閾値電圧を2.3V程度上昇させることができた。このときチャネル移動度は約4cm2/Vs低下したが、これは窒化処理による上昇分(図9参照)に比べて小さいため、CVD酸化膜の堆積直後の状態よりも高いチャネル移動度は確保されている。
図13および図14は、ゲート絶縁膜に対するH2Oを含むO2雰囲気での熱処理の時間と、閾値電圧およびチャネル移動度との関係を示す図である。この実験では、熱処理の温度は750℃とした。熱処理時間を長くするほど閾値電圧を高くすることができる(図13)。しかし、熱処理時間が長くなるとチャネル移動度は低下する(図14)。例えば10分間の熱処理を行うと、熱処理を行わない場合に比べ、閾値電圧を2.6V程度上昇させることができた。このときチャネル移動度は約5cm2/Vs低下したが、これも窒化処理による上昇分(図9参照)に比べて小さいため、CVD酸化膜の堆積直後の状態よりも高いチャネル移動度は確保されている。
図15は、本実施の形態に係るMOSFETのゲート絶縁膜の絶縁強度を示す図である同図には比較のため、熱酸化膜のゲート絶縁膜に窒化処理を施した場合と、CVD酸化膜のゲート電極に窒化処理のみを施した場合の実験結果も示している。本実施の形態のゲート電極(CVD酸化膜に窒化処理とH2Oを含むO2雰囲気での熱処理の両方を施したもの)は、絶縁強度が最も優れていることが確認できた。つまり、窒化処理により低下した絶縁強度がH2Oを含むO2雰囲気での熱処理によって改善されたことが確認できた。
以上のように、本実施の形態に係るMOSFETの製造方法によれば、高い信頼性および高い絶縁強度のゲート絶縁膜を実現でき、デバイスの閾値電圧を適切に制御可能なSiC−MOSFETが得られる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、SiC半導体装置の例としてMOSFETを示したが、本発明は、SiC層上に形成されたSiO2膜を有する構造の半導体装置に広く適用可能である。例えばIGBTなどの絶縁ゲート型トランジスタ素子のゲート電極はもちろん、各種半導体素子の終端構造および素子分離構造に対しても適用可能である。以下、それ幾つかの例を示す。
図16は、縦型MOSFETの終端部の概略断面図である。図16においては、図1に示したものと同一の機能を有する要素については、同一符号を付している。縦型MOSFETでは、ドレイン電極8がSiC基板1の裏面に配設される。この構造のMOSFETにおいても、ゲート絶縁膜6としてCVD酸化膜を用い、そのゲート絶縁膜6に対して窒化処理とH2Oを含むO2雰囲気での熱処理を施すことにより、実施の形態1と同様の効果が得られる。
ここで、図16に示すMOSFETの終端部では、SiC基板1の上部にp型の不純物領域である終端領域11が形成され、SiC基板1の上に熱酸化膜であるフィールド酸化膜12が形成されている。窒化処理とH2Oを含むO2雰囲気での熱処理は、熱酸化膜に対しても有効であるため、それらの処理をゲート絶縁膜6と共にフィールド酸化膜12にも施してもよい。それにより、ゲート絶縁膜6とSiC基板1の界面における界面準位密度の低減、およびゲート絶縁膜6の絶縁強度の向上も図ることができる。
図17は、pnダイオードおよび素子分離領域の概略断面図である。当該pnダイオードは、SiC基板1の上部に形成されたp型領域21およびそれに接続するアノード電極23と、p型領域21の上部に形成されたn型領域22およびそれに接続するカソード電極24とから構成される。
ここで、図17に示すpnダイオードは、シャロートレンチ分離(STI)法の素子分離構造により規定される領域に形成されている。この素子分離構造は、SiC基板1の上部に形成されたトレンチ内にCVD酸化膜である分離酸化膜25が埋め込まれて成っている。本発明は、分離酸化膜25に対しても適用できる。つまり、分離酸化膜25に対して窒化処理とH2Oを含むO2雰囲気での熱処理を施すことにより、分離酸化膜25とSiC基板1の界面における界面準位密度の低減、および分離酸化膜25の絶縁強度の向上を図ることができる。
また、窒化処理とH2Oを含むO2雰囲気での熱処理を施した本発明に係るCVD酸化膜は、絶縁強度が高いため、パワーデバイスの表面保護膜として利用することも可能である。
1 SiC基板、2 エピタキシャル層、3 ドレイン領域、4 ソース領域、5 ウェルコンタクト領域、6 ゲート絶縁膜、7 ゲート電極、8 ドレイン電極、9 ソース電極、11 終端領域、12 フィールド酸化膜、21 p型領域、22 n型領域、23 アノード電極、24 カソード電極、25 分離酸化膜。

Claims (7)

  1. (a)SiC層の表面にCVD法によりSiO2膜を堆積する工程と、
    (b)前記SiO2膜および前記SiC層に対し、窒化処理を行う工程と、
    (c)前記SiO2膜および前記SiC層に対し、水蒸気を含んだ酸素雰囲気での熱処理を行う工程と
    を含むことを特徴とする炭化珪素半導体装置の製造方法。
  2. 前記工程(c)は、
    前記熱処理の温度および時間の少なくとも片方を調整することにより炭化珪素半導体装置の閾値電圧を制御する工程を含む
    請求項1記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  3. 前記工程(a)は、
    前記SiO2膜を堆積する前に、酸素を含む雰囲気または窒素酸化ガス雰囲気で前記SiC層の表面を予め酸化させる工程を含む
    請求項1または請求項2記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  4. 前記窒化処理は、窒素酸化ガス雰囲気での熱処理である
    請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  5. 前記窒素酸化ガスは、NOガス、N2OガスおよびNO2ガスの1種以上を含む
    請求項4記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  6. 前記窒化処理は、アンモニアガス雰囲気での熱処理である
    請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  7. 工程(c)における熱処理の温度は、500℃から1050℃の間である
    請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
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