JP2008143099A - シーリングポンプアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペース性を維持しつつ、転倒を抑制するシーリングポンプアップ装置を提供すること。
【解決手段】シーリング剤を収容すると共に、下部にシーリング剤の流出口を供えた液剤容器18と、圧縮空気を生成するコンプレッサユニット12と、コンプレッサユニット12からの圧縮空気を液剤容器18に導く空気供給路と、液剤容器18から流出したシーリング剤又は圧縮空気を空気入りタイヤ100に導くジョイントホース78と、少なくとも液剤容器18及びコンプレッサユニット12を内部に収納するケーシング11と、ケーシング11の外側に突出可能に設けられ、ケーシング11が設置される設置面に他端面126が設置してケーシング11の転倒を抑制する蓋体124と、をシーリングポンプアップ装置10が備えることで、省スペース性を維持しつつ、転倒が防止される。
【選択図】図1

Description

本発明は、パンクした空気入りタイヤをシールするためのシーリング剤を空気入りタイヤ内へ注入すると共に、空気入りタイヤ内に圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧するシーリングポンプアップ装置に関する。
近年、空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際に、タイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修して所定の指定圧まで内圧をポンプアップするシーリングポンプアップ装置が普及している。この種のシーリングポンプアップ装置としては、例えば、特許文献1に記載されているものが知られている。
このシーリングポンプアップ装置では、シール剤が収容された貯蔵容器に接続するシール剤抽出ユニットの底部に設置面を有する脚部が形成されている。この脚部によりシーリングポンプアップ装置の貯蔵容器及びシール剤抽出ユニットの安全な直立状態が保障されている。
特開2000−108215号公報
さて、近年、シーリングポンプアップ装置としては利便性の点から各装置が一つの筐体内に収納された一体型のものが普及している。この一体型シーリングポンプアップ装置は通常、車両の収納スペース、例えばラッゲージルームに収納されていることが多く、ラッゲージルームの有効利用の点から省スペース性、即ち小型化が望まれている。
ところで、一体型シーリングポンプアップ装置を小型化する場合に、シーリング剤を収納する液剤容器は内部のシーリング剤をより確実に排出するための好適な方向(液剤容器のシーリング剤流出口が鉛直方向下側を向く方向)が決められており、また液剤容器の耐圧性能は液剤容器の直径に比例するため液剤容器は細長い形状にしか変更できないことから、一体型シーリングポンプアップ装置の厚みを薄くするしかなかった。
しかしながら、薄くした一体型シーリングポンプアップ装置は転倒しやすい問題があり、市場では省スペース性を維持しつつ、転倒し難いシーリングポンプアップ装置の登場が期待されている。
本発明は、上記事実を考慮して、省スペース性を維持しつつ、転倒し難いシーリングポンプアップ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の請求項1に係るシーリングポンプアップ装置は、空気供給源により生成された圧縮空気を、シーリング剤を収容する液剤容器を介して空気入りタイヤに送り込むことで、シーリング剤を前記空気入りタイヤ内部に注入するシーリングポンプアップ装置において、少なくとも前記空気供給源及び前記液剤容器を内部に収納する筐体と、前記筐体の幅方向外側に突出可能に設けられ、前記筐体が設置される設置面に少なくとも一部が設置して前記筐体の転倒を抑制する転倒抑制部材と、を備えることを特徴としている。
次に、請求項1に記載のシーリングポンプアップ装置の作用を説明する。
空気入りタイヤの補修を行うには、先ず、液剤容器から流出したシーリング剤又は圧縮空気を空気入りタイヤに導く気液供給配管を空気入りタイヤのバルブに接続する。空気供給源で生成された圧縮空気は、空気供給源からの圧縮空気を液剤容器に導く空気供給路を介して液剤容器に導かれ、圧縮空気で容器内のシーリング剤が容器外へ押し出される。容器外へ押し出されたシーリング剤は、気液供給配管を介して空気入りタイヤ内に供給される。
液剤容器内からシーリング剤が無くなった後は、圧縮空気が気液供給配管を介して空気入りタイヤ内に供給される。規定の内圧になったら空気供給源を停止して気液供給配管を空気入りタイヤのバルブから取り外す。なお、その後、規定の走行を行う。これにより、シーリング剤がパンク孔に充填される。規定の走行後、空気圧を確認し、必要があれば空気を再充填する。このようにして、空気入りタイヤの補修が完了する。
請求項1に記載のシーリングポンプアップ装置では、転倒抑制部材を筐体の幅方向外側に突出させた状態で筐体が設置される設置面(例えば、路面)に転倒抑制部材を接地させることで、筐体の接地形状が転倒抑制部材を突出させる前の接地形状よりも大きくなるため、筐体の安定感が増して、筐体の転倒が抑制される。
また、転倒抑制部材が筐体の幅方向外側に突出していない状態であれば、転倒抑制部材によって筐体の省スペース性が損なわれる虞もなく、例えば車両の収納スペースに筐体を収納しても車両の収納スペースを有効利用できる。
従って、請求項1のシーリングポンプアップ装置は、省スペース性を維持しつつ、転倒を抑制できる。
本発明の請求項2に係るシーリングポンプアップ装置は、請求項1に記載のシーリングポンプアップ装置において、前記筐体には前記空気供給源への電源供給用の電源ケーブル及び前記液剤容器から流出した前記シーリング剤又は前記圧縮空気を前記空気入りタイヤに導く気液供給配管の少なくとも一方が収納される収納部が形成され、前記転倒抑制部材が前記収納部を覆う蓋体であることを特徴としている。
次に、請求項2に記載のシーリングポンプアップ装置の作用を説明する。
筐体の転倒を抑制する転倒抑制部材と、筐体の電源ケーブル及び気液供給配管の少なくとも一方を収納する収納部の蓋体とを兼用にしたことで部品数が削減されてシーリングポンプアップ装置のコストダウンが図られる。
本発明の請求項3に係るシーリングポンプアップ装置は、請求項1又は請求項2に記載のシーリングポンプアップ装置において、前記転倒抑制部材が前記筐体に着脱自在に装着されることを特徴としている。
次に、請求項3に記載のシーリングポンプアップ装置の作用を説明する。
転倒抑制部材が筐体に着脱自在に装着されるため、転倒抑制部材を筐体の幅方向外側に突出するように装着すれば筐体の転倒が抑制され、転倒抑制部材を筐体の外側に突出しないように装着すれば筐体の省スペース性が維持される。従って、簡単な構造で省スペース性を維持しつつ、転倒を抑制できる。
本発明の請求項4に係るシーリングポンプアップ装置は、請求項1又は請求項2に記載のシーリングポンプアップ装置において、前記転倒抑制部材が前記筐体に回動自在に支持されることを特徴としている。
次に、請求項4に記載のシーリングポンプアップ装置の作用を説明する。
転倒抑制部材が筐体に回動自在に支持されるため、転倒抑制部材を筐体の幅方向外側に突出するように回動すれば筐体の転倒が抑制され、転倒抑制部材を筐体の外側に突出しないように回動すれば筐体の省スペース性が維持される。従って、簡単な構造で省スペース性を維持しつつ、転倒を抑制できる。また、転倒防止部材は筐体に回動自在に支持されているため、転倒防止部材の紛失等の虞がない。
本発明の請求項5に係るシーリングポンプアップ装置は、請求項1又は請求項2に記載のシーリングポンプアップ装置において、前記転倒抑制部材が前記筐体に摺動自在に支持されることを特徴としている。
次に、請求項5に記載のシーリングポンプアップ装置の作用を説明する。
転倒抑制部材が筐体に摺動自在に支持されるため、転倒抑制部材を筐体の幅方向外側に突出するように摺動すれば筐体の転倒が抑制され、転倒抑制部材を筐体の外側に突出しないように摺動すれば筐体の省スペース性が維持される。従って、簡単な構造で省スペース性を維持しつつ、転倒を抑制できる。また、転倒防止部材は筐体に摺動自在に支持されているため、転倒防止部材の紛失等の虞がない。
以上説明したように、本発明のシーリングポンプアップ装置は、省スペース性を維持しつつ、転倒を抑制できる。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置について図1乃至図7にしたがって説明する。なお、図中に示される矢印Zはシーリングポンプアップ装置の上下方向を示し、矢印Xはシーリングポンプアップ装置の前後方向(幅方向)を示し、矢印Yはシーリングポンプアップ装置の左右方向(幅方向と直交する方向)を示している。
図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置10は、自動車等の車両に装着された空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際、そのタイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修して所定の指定圧まで内圧を再加圧(ポンプアップ)するものである。
シーリングポンプアップ装置10は外殻部としてケーシング11を備えており、このケーシング11の内部には、コンプレッサユニット12、注入ユニット20及び、この注入ユニット20に連結された液剤容器18が配置されている。また、このケーシング11は矢印X方向の長さよりも矢印Y方向の長さが長い薄型のケーシングである。
コンプレッサユニット12には、その内部にモータ、エアコンプレッサ、電源回路、制御基板等が配置されると共に、電源回路からユニット外部へ延出する電源ケーブル14が設けられている。この電源ケーブル14の先端部に設けられたプラグ15を、例えば、車両に設置されたシガレットライターのソケットに差込むことにより、車両に搭載されたバッテリにより電源回路を通してモータ等へ電源が供給可能になる。ここで、コンプレッサユニット12は、そのエアコンプレッサにより修理すべきタイヤ100(図2参照)の種類毎に規定された指定圧よりも高圧(例えば、300kPa以上)の圧縮空気を発生可能とされている。
コンプレッサユニット12は、電源スイッチ13、及び圧力ゲージ16を備えており、ケーシング11の上面11Uの中央付近に、これら電源スイッチ13、及び圧力ゲージ16が配置されている。また、ケーシング11の上面11Uの電源スイッチ13の右側に操作手順を説明する操作マニュアル17が設けられている。
図3に示すように、シーリングポンプアップ装置10には、シーリング剤32を収容した液剤容器18及び、この液剤容器18が連結される注入ユニット20が設けられている。液剤容器18の下端部には、下方に突出する略円筒状の首部26が一体的に形成されている。首部26は、それよりも上端側の容器の本体部分よりも径が細く形成されている。首部26の開口端には、シーリング剤32を液剤容器18内に密封するためのアルミシール30が配置されている。アルミシール30は、外周縁部が首部26における開口周縁部に接着等により全周に亘って固着されている。また首部26の中間部には、外周側へ延出するように段差部28が形成されている。
ここで、液剤容器18は、ガス遮断性を有する各種の樹脂材料やアルミ合金等の金属材料を素材として成形されている。また液剤容器18内には、シーリングポンプアップ装置10により修理すべきタイヤ100の種類、サイズ等に応じた規定量(例えば、200g〜400g)よりも若干多めのシーリング剤32が充填されている。なお、本実施形態の液剤容器18においては、空間を設けることなくシーリング剤32が隙間無く充填されているが、シーリング剤32の酸化等による変質を防止するため、出荷時にAr等の不活性ガスをシーリング剤32と共に液剤容器18内へ若干量封入するようにしても良い。
シーリングポンプアップ装置10では、液剤容器18を注入ユニット20の上側に直立した状態にすると、液剤容器18内のシーリング剤32が自重により、液剤容器18のアルミシール30を加圧した状態となる。
図3に示すように、注入ユニット20には、上端側が開口した略有底円筒状に形成されたユニット本体部34及び、このユニット本体部34の下端部から外周側へ延出する円板状の脚部36が一体的に設けられている。ユニット本体部34には、内周側に液剤容器18の首部26の下端側が挿入されると共に、上端面が首部26の段差部28にスピン溶着等の方法により溶着されている。
ユニット本体部34内には、アルミシール30が突き破られると液剤容器18の内部と連通する略円柱状の加圧給液室40が設けられている。注入ユニット20には、ユニット本体部34の内周側に円筒状の内周筒部42が同軸的に形成されている。内周筒部42の中心部には、注入ユニット20の下端面と内周筒部42の上端面との間を貫通する断面円形の冶具挿入穴44が形成されている。また注入ユニット20には、その下端面中央部に円形凹状の嵌挿凹部46が形成されており、この嵌挿凹部46の内径は冶具挿入穴44の内径よりも大きくなっている。これにより、嵌挿凹部46の底面中央部には冶具挿入穴44の下端が開口する。
図3に示されるように、冶具挿入穴44の内周面には、入口側の開口端部に内径が開口端から奥側へ向かってテーパ状に縮径する挿入ガイド面48が形成されている。この挿入ガイド面48は、後述する押圧冶具82を冶具挿入穴44内へ挿入する際に、押圧冶具82の先端部を冶具挿入穴44の奥側へガイドするために設けられている。
図2に示すように、シーリングポンプアップ装置10には、コンプレッサユニット12から注入ユニット20へ延出する耐圧ホース24が設けられており、この耐圧ホース24は、その一端部がコンプレッサユニット12内のエアコンプレッサに接続されている。
図3に示されるように、注入ユニット20には、内周筒部42の外周面からユニット本体部34を貫通して外周側へ延出する円筒状の空気供給管52が形成されている。この空気供給管52の外周側の先端部には、ニップル54を介して耐圧ホース24の他端部が接続されている。
図3に示すように、空気供給管52の基端部は、内周筒部42の外周面へ接合されており、内周筒部42の周壁部に穿設された複数個(本実施形態では、2個)の絞り部56を通して冶具挿入穴44内へ連通している。
内周筒部42の絞り部56は、それぞれ断面円形で内径が全長に亘って一定の貫通穴として形成されており、その内径が空気供給管52の内径よりも小さくなっている。絞り部56の内周端は、内周筒部42の内周面における中間部に開口し、内周筒部42の内周面に円形の空気供給口を形成している。
ここで、耐圧ホース24、空気供給管52及び絞り部56は、その内部の空間がエアコンプレッサにより圧縮空気を液剤容器18又はタイヤ100へ供給するための空気供給路60として構成されている。
冶具挿入穴44には、加圧給液室40側に穿孔部材62の軸部63が挿入されている。穿孔部材62には、軸部63の上端部に径方向外側へ拡径する円板状の穿孔部64が設けられている。穿孔部64の上面の外周端部には、アルミシール30を突き破りやすくするための突起状の刃部66が連続的に形成されている。軸部63の外周面には、冶具挿入穴44内へ挿入された状態で、空気供給口58に対して上側及び下側となる部位にそれぞれ環状の嵌挿溝が形成されており、これらの嵌挿溝内にゴム製のOリング72が嵌挿されている。
一対のOリング72は、軸部63が冶具挿入穴44に挿入された状態で、それぞれ外周側の端部を冶具挿入穴44の内周面へ全周に亘って圧接させている。これにより、冶具挿入穴44は、空気供給口58の上側及び下側でそれぞれ軸部63及び一対のOリング72により密閉された状態となる。このとき、軸部63はOリング72と冶具挿入穴44の内周面との摩擦により、冶具挿入穴44の内部に保持される。この状態では、穿孔部64の先端面がアルミシール30の正面中央に対向しており、穿孔部64とアルミシール30との間には若干の隙間が存在している。
図3に示されるように、注入ユニット20には、ユニット本体部34の周壁部を貫通するように円筒状の気液供給管74が一体的に形成されている。気液供給管74の外周側の先端部には、ニップル76を介してジョイントホース78の基端部が接続されている。ジョイントホース78の先端部には、タイヤ100のタイヤバルブ102に着脱可能に接続されるバルブアダプタ80が設けられている。また気液供給管74の基端側は加圧給液室40内へ挿入されている。これにより、ジョイントホース78は、気液供給管74を通して加圧給液室40内へ連通する。
図3に示されるように、押圧冶具82は、棒状の挿入部84と、挿入部84の一端部に形成された円板状のベース部86を備えている。挿入部84には、その先端面からベース部86側に向けて延び、中間部で複数本(例えば、2本)に分岐し、分岐した部分がそれぞれ外周側へ延出した冶具連通路88が形成されている。挿入部84の外周面には、冶具連通路88の開口部分に空気通路となる環状の連通溝90が形成されている。
挿入部84の外周面には、連通溝90の上側及び下側にそれぞれ嵌挿溝が形成されており、これら一対の嵌挿溝にそれぞれOリング96が嵌挿されている。このOリング96は、穿孔部材62に配置されたOリング72と同一寸法及び素材のものが用いられている。
押圧冶具82には、挿入部84の基端部とベース部86との間に挿入部84よりも大径の嵌挿凸部98が一体的に形成されている。嵌挿凸部98は、その外径及び高さが注入ユニット20の下端面に形成された嵌挿凹部46の内径及び深さに対応するものになっている。これにより、図4に示されるように、挿入部84全体が冶具挿入穴44内へ挿入されると、嵌挿凸部98が嵌挿凹部46内へ嵌挿される。このとき、嵌挿凸部98が嵌挿凹部46内へ圧入状態となって嵌挿されることにより、押圧冶具82が摩擦力により挿入部84を冶具挿入穴44内へ挿入された状態に保持される。
挿入部84の長さは、冶具挿入穴44の下端からアルミシール30までの寸法に対して若干長くなっている。これにより、押圧冶具82の挿入部84全体が冶具挿入穴44内へ挿入されると、図4に示されるように、穿孔部材62が確実に冶具挿入穴44内から押し出され、液剤容器18内まで押し出されると共に、押圧冶具82の上端部が液剤容器18内へ挿入される。また挿入部84全体が冶具挿入穴44内へ挿入された状態では、挿入部84の連通溝90と絞り部56の空気供給口58とが軸方向に沿って一致する。これにより、連通溝90を介して空気供給路60が押圧冶具82の冶具連通路88と連通する。
また一対のOリング96は、挿入部84が冶具挿入穴44に挿入された状態で、それぞれ外周側の端部を冶具挿入穴44の内周面へ全周に亘って圧接させている。これにより、冶具挿入穴44は、空気供給口58の上側及び下側でそれぞれ挿入部84及び一対のOリング96により密閉された状態となる。
図1に示すように、ケーシング11の前側壁面11Fには、ジョイントホース78、及びバルブアダプタ80を収納するための溝25が形成されており、通常は、この溝25にジョイントホース78、及びバルブアダプタ80が嵌めこまれて収納されている。また、前側壁面11Fには、押圧冶具82を取り付ける冶具収容孔19が形成され、通常は、この冶具収容孔19に押圧冶具82の挿入部84が収納されている。
また、図5(B)に示すように、ケーシング11の底面11Bには、電源ケーブル14、及びプラグ15を収納するための収納凹部122が形成されており、通常は、この収納凹部122に電源ケーブル14、及びプラグ15が収納されている。また、底面11Bには注入ユニット20の嵌挿凹部46に繋がる貫通孔108が設けられている。この貫通孔108の径は、図3及び図4に示すように押圧冶具82のベース部86の外径よりも大径とされている。また、本実施形態ではケーシング11の底面11Bの厚みがベース部86の厚みよりも厚く設定されている。なお、この貫通孔108は、通常、図示しない閉塞体によって閉塞されており、押圧冶具82を冶具挿入穴44に挿入する際に閉塞体を貫通孔108から取り外すものとしている。
また、図5(A)に示すようにケーシング11には、収納凹部122を覆う一対の蓋体124が設けられている。この蓋体124は断面が略L字状であり、一方の外面124Aがケーシング11の壁面と水平又は該壁面よりも内側に位置し、他方の外面124Bがケーシング11の底面11Bと水平又は底面11Bよりも内側に位置し、他端面126同士が付き合わせられている。また、蓋体124の一端部側の両側面128には円柱状に突出する軸部125が設けられている。この軸部125は、蓋体124の回転軸が矢印Y方向となるようにケーシング11に設けられた図示しない軸受部に係合されている。これにより、蓋体124がケーシング11に回動自在に支持される(図6及び図7参照)。
図5(B)及び図7に示すように蓋体124は、軸部125を回転軸として蓋体124を回動させること(即ち、蓋体124を開くこと)でケーシング11の外側(ここでは矢印X方向)に突出していく。この蓋体124の他端面126が底面11Bとほぼ水平となる位置まで蓋体124を回動させると、蓋体124の一方の外面124Aに設けられた矢印Y方向に延びる段差部129がケーシング11の壁面と係合して、蓋体124がそれ以上開くのを防止する。
なお、蓋体124は、前述した蓋体124の他端面126が付き合わされた状態、即ち蓋体124が閉じた状態では収納凹部122を覆うと共にケーシング11の外側に蓋体124が突出せず、前述した段差部129とケーシング11の壁面とが係合した状態では蓋体124がケーシング11の外側に突出しつつ他端面126が底面126Bとほぼ水平となる。
(シーリングポンプアップ装置の作用)
次に、本実施形態に係るシーリングポンプアップ装置10を用いてパンクしたタイヤ100を修理する作業手順を説明する。なお、前述した操作マニュアル17には、以下の手順(1)〜(8)を示す説明(文章、及びイラスト)が記載されている。
(1) タイヤ100にパンクが発生した際には、作業者は、先ず、貫通孔108を閉塞する閉塞体を取り外し、押圧冶具82の挿入部84をシーリングポンプアップ装置10の冶具挿入穴44に挿入し、押圧冶具82のベース部86を注入ユニット20の脚部36へ突き当てると共に、押圧冶具82の嵌挿凸部98を注入ユニット20の嵌挿凹部46内へ圧入する。これにより、挿入部84で押された穿孔部材62の穿孔部64がアルミシール30を突き破って容器内に押し込まれ、挿入部84が容器内に進入する。
このとき、押圧冶具82は、挿入部84の外周面に配置された一対のOリング96を冶具挿入穴44の内周面に圧接させつつ、挿入部84を冶具挿入穴44の入口側の端部から奥側へ移動させ、その移動途中に、挿入部84の上側に配置されたOリング96を空気供給口58の内周側を通過させる。また穿孔部材62も、軸部63の外周面に配置された一対のOリング96を冶具挿入穴44の内周面に圧接させつつ、軸部63を冶具挿入穴44内から出口側の端部へ移動させ、その移動途中に、軸部63の下側に配置されたOリング72を空気供給口58の内周側を通過させる。
(2) 次に、ケーシング11の蓋体124を両側に開き、脚部36が下、液剤容器18が上になるようにシーリングポンプアップ装置10を、例えば路面の上等に配置する(正立状態。図1乃至図3参照。)。このとき収納凹部122に収納されている電源ケーブル14を外部に取り出しておく。
押圧冶具82の挿入部84を注入ユニット20の冶具挿入穴44に挿入すると、図4に示されるように、挿入部84の先端部が内周筒部42の先端から突出すると共に、穿孔部材62によりアルミシール30が開けられた孔31に正対する。また孔31を通して液剤容器18内のシーリング剤32が加圧給液室40へ流出する。
(3) 次に、ジョイントホース78を溝25から取り出し、ジョイントホース78のバルブアダプタ80をタイヤ100のタイヤバルブ102に接続し(図2参照。)、ジョイントホース78を通して加圧給液室40をタイヤ100内へ連通させる。
(4) プラグ15を、車両に設置されたシガレットライター等のソケットに差込む。
(5) 車両のエンジンをかける。
(6) 電源スイッチ13をオンにしてコンプレッサユニット12を作動させる。コンプレッサユニット12により発生した圧縮空気は、耐圧ホース24、空気供給路60、及び冶具連通路88を通して液剤容器18内に供給される(図4参照)。
圧縮空気が液剤容器18内に供給されると、この圧縮空気が液剤容器18内でシーリング剤32の上方へ浮上し、液剤容器18内のシーリング剤32上に空間(空気層)を形成する。この空気層からの空気圧により加圧されたシーリング剤32は、アルミシール30に開けられた孔31を通して加圧給液室40へ供給され、加圧給液室40内からジョイントホース78を通って空気入りタイヤ100内へ注入される。
なお、液剤容器18内のシーリング剤32が全て排出された後は、加圧給液室40内のシーリング剤32が加圧されてジョイントホース78を通って空気入りタイヤ100内へ供給される。その後、加圧給液室40及びジョイントホース78から全てのシーリング剤32が吐出されると、圧縮空気は液剤容器18、加圧給液室40、及びジョイントホース78を介してタイヤ100内へ注入される。
次に、作業者は、圧力ゲージ16によりタイヤ100の内圧が指定圧になったことを確認したならば、電源スイッチ13をオフにしてコンプレッサユニット12を停止し、バルブアダプタ80をタイヤバルブ102から取り外す。
作業者は、タイヤ100の膨張完了後一定時間内に、シーリング剤32が注入されたタイヤ100を用いて一定距離(例えば、10km)に亘って予備走行する。これにより、タイヤ100内部にシーリング剤32が均一に拡散し、シーリング剤32がパンク穴に充填されてパンク穴が閉塞される。
(8) 予備走行完了後に、作業者は図2に示すようにジョイントホース78のバルブアダプタ80をタイヤ100のタイヤバルブ102に接続し、圧力ゲージ16によりタイヤ100の内圧を再測定し、規定の圧力に満たない場合にはコンプレッサユニット12を再作動させてタイヤ100を規定の内圧まで加圧する。これにより、タイヤ100のパンク修理が完了し、このタイヤ100を用いて一定の距離範囲内で一定速度以下(例えば、80Km/h以下)での走行が可能になる。
本実施形態のシーリングポンプアップ装置10では、蓋体124を回動させて両側に開くことで蓋体124がケーシング11の両外側に突出し、この状態でケーシング11を路面に接地することで蓋体124の他端面126が路面に接地する。このときケーシング11の接地形状が蓋体124を突出させる前よりも大きくなる。詳しくは矢印X方向、即ちケーシング11の幅方向に接地形状が広がる。例えば、筐体が3点で設置面に支持される場合、この3点を結ぶ仮想線と筐体の重心から下ろした垂直線と距離が長くなるほど筐体がその方向に倒れ難くなる。このことから薄型のケーシング11は蓋体124によって矢印X方向に接地形状が広がるため、ケーシング11の安定感が増して転倒が抑制される。なお、図5(B)の二点鎖線123Lはケーシング11の支持点間を結ぶ仮想線である。
また、蓋体124を閉じることで、蓋体124はケーシング11の外側に突出しないため、蓋体124によってケーシング11の省スペース性が損なわれる虞もなく、この状態であれば、例えば車両の収納スペースにケーシング11を収納しても車両の収納スペースを有効利用できる。
従って、シーリングポンプアップ装置10は、省スペース性を維持しつつ、転倒を抑制できる。
蓋体124がケーシング11の電源ケーブル14を収納する収納凹部122の蓋体と、ケーシング11の転倒を抑制する転倒抑制部材とを兼用しているため、シーリングポンプアップ装置10の部品数が削減されてコストダウンが図られる。
また、蓋体124がケーシング11に回動自在に支持されているため、蓋体124の紛失等の虞がない。
なお、本実施形態では一対の蓋体124が軸部125と軸受部との係合によってケーシング11に回動自在に支持されているが、この構成に限定される必要はなく、蓋体124がケーシング11に回動自在に支持されていればどのような係合方法でも良く、例えば、蝶番等を用いてケーシング11に回動自在に支持されていても良いものとする。また、蓋体124はケーシング11の形状によっては一つ又は複数であっても良いものとする。
さらにまた、本実施形態ではジョイントホース78は、溝25内に収納されているが、例えば、収納凹部122に収納されていて、シーリングポンプアップ装置10の使用時には、蓋体124を両側に開いて電源ケーブル14と共に外部に取り出す構成としても良いものとする。
[第2の実施形態]
次に、本発明のシーリングポンプアップ装置の第2の実施形態を図8及び図10に従って説明する。第2の実施形態のシーリングポンプアップ装置130は第1の実施形態のシーリングポンプアップ装置10と転倒抑制構造の点で異なるため、この転倒抑制構造のみを以下に説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
また、図8(A)に示すようにケーシング131には、収納凹部122を覆う一対の蓋体134が設けられている。この蓋体134は板状であり、矢印X方向の外側となる一端面がケーシング131の壁面と水平又は該壁面よりも内側に位置し、矢印Z方向の下側となる下面134Bがケーシング131の底面131Bと水平であり、矢印X方向の内側となる他端面136同士が付き合わせられている。また、蓋体134の矢印Z方向の上側となる上面の矢印X方向外側で且つ矢印Y方向中央側の角部に、上面から矢印Z方向上側に突出する略円柱状の軸部135が設けられている。この軸部135は、蓋体134の回転軸が矢印Z方向となるようにケーシング131に設けられた軸受部137に係合されている。これにより、蓋体134がケーシング131に回動自在に支持される(図9及び図10参照)。
図8(B)及び図10に示すように蓋体134は、軸部135を回転軸として蓋体134を回動させること(即ち、蓋体134を開くこと)でケーシング131の外側(ここでは矢印X方向)に突出していく。この蓋体134の他端面136が矢印Y方向とほぼ直角となる位置まで蓋体134を回動させると、図示しないストッパーによって蓋体134がそれ以上開かないように回動が防止される。
次に第2の実施形態の作用について説明する。
本実施形態のシーリングポンプアップ装置130では、蓋体134を回動させて両側に開くことで蓋体134がケーシング131の両外側に突出し、この状態でケーシング131を路面に接地することで蓋体134の下面134Bが路面に接地する。このときケーシング131の接地形状が蓋体134を突出させる前よりも大きくなる。詳しくは矢印X方向に接地形状が広がる。このため、薄型のケーシング131の安定感が増して転倒が抑制される。なお、図8(B)の二点鎖線133Lはケーシング131の支持点間を結ぶ仮想線である。
また、蓋体134を閉じることで、蓋体134はケーシング131の外側に突出しないため、蓋体134によってケーシング131の省スペース性が損なわれる虞もなく、この状態であれば、例えば車両の収納スペースにケーシング131を収納しても車両の収納スペースを有効利用できる。従って、シーリングポンプアップ装置130は、省スペース性を維持しつつ、転倒を抑制できる。また、蓋体134がケーシング131の電源ケーブル14を収納する収納凹部122の蓋体と、ケーシング131の転倒を抑制する転倒抑制部材とを兼用しているため、シーリングポンプアップ装置130の部品数が削減されてコストダウンが図られる。また、蓋体134がケーシング131に回動自在に支持されているため、蓋体134の紛失等の虞がない。
[第3の実施形態]
次に、本発明のシーリングポンプアップ装置の第3の実施形態を図11及び図12に従って説明する。第3の実施形態のシーリングポンプアップ装置140は第1の実施形態のシーリングポンプアップ装置10と転倒抑制構造の点で異なるため、この転倒抑制構造のみを以下に説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図11(A)に示すようにケーシング141には、収納凹部122を覆う一対の蓋体144が設けられている。この蓋体144は板状であり、矢印X方向の外側となる一端面がケーシング141の壁面と水平又は該壁面よりも内側に位置し、矢印Z方向の下側となる下面144Bがケーシング141の底面141Bと水平であり、矢印X方向の内側となる他端面146同士が付き合わせられている。また、蓋体144の矢印Z方向の上側となる上面の矢印Y方向側の両端部に、上面から矢印Z方向上側に突出するスライド受部145が設けられている。このスライド受部145は、蓋体144の摺動方向が矢印X方向となるようにケーシング141の下側に設けられたスライドレール147に係合されている。これにより、蓋体144がケーシング141に摺動自在に支持される(図12参照)。
図11(B)及び図12に示すように蓋体144は、スライドレール147に沿って蓋体144を摺動させること(即ち、蓋体144を開くこと)でケーシング141の外側(ここでは矢印X方向)に突出していく。この蓋体144が矢印X方向にある程度突出すると、スライド受部145がスライドレール147から脱落しないように設けられた図示しないストッパーによって蓋体144がそれ以上開かないように矢印X軸方向への摺動が防止される。
次に第3の実施形態の作用について説明する。
本実施形態のシーリングポンプアップ装置140では、蓋体144を摺動させて両側に開くことで蓋体144がケーシング141の両外側に突出し、この状態でケーシング141を路面に接地することで蓋体144の下面144Bが路面に接地する。このときケーシング141の接地形状が蓋体144を突出させる前よりも大きくなる。詳しくは矢印X方向に接地形状が広がる。このため、薄型のケーシング141の安定感が増して転倒が抑制される。なお、図11(B)の二点鎖線143Lはケーシング141の支持点間を結ぶ仮想線である。
また、蓋体144を閉じることで、蓋体144はケーシング141の外側に突出しないため、蓋体144によってケーシング141の省スペース性が損なわれる虞もなく、この状態であれば、例えば車両の収納スペースにケーシング141を収納しても車両の収納スペースを有効利用できる。従って、シーリングポンプアップ装置140は、省スペース性を維持しつつ、転倒を抑制できる。また、蓋体144がケーシング141の電源ケーブル14を収納する収納凹部122の蓋体と、ケーシング141の転倒を抑制する転倒抑制部材とを兼用しているため、シーリングポンプアップ装置140の部品数が削減されてコストダウンが図られる。また、蓋体144がケーシング141に摺動自在に支持されているため、蓋体144の紛失等の虞がない。
[第4の実施形態]
次に、本発明のシーリングポンプアップ装置の第4の実施形態を図13及び図16に従って説明する。第3の実施形態のシーリングポンプアップ装置150は第1の実施形態のシーリングポンプアップ装置10と転倒抑制構造の点で異なるため、この転倒抑制構造のみを以下に説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図13(A)に示すようにケーシング151には、収納凹部122を覆う蓋体154が設けられている。この蓋体154は板状であり、矢印X方向の外側となる両端面がケーシング151の壁面と水平又は該壁面よりも内側に位置し、矢印Z方向の下側となる下面154Bがケーシング151の底面151Bと水平である。また、蓋体154の矢印Z方向の上側となる上面の矢印Y方向及び矢印X方向の中央部側に、上面から矢印Z方向上側に突出する略円柱状の軸部155が設けられている。この軸部155は、蓋体154の回転軸方向が矢印Z方向となるようにケーシング151の下側に設けられた略円筒状の軸受部157に係合されている。また、この軸部155は軸部155の軸方向と直交する方向に突出する突起部155Aを有し、軸受部157は上側の周上が4分割されており、この4分割された分割部157Aに突起部155Aが嵌まり込んでいる。この突起部155Aは、蓋体154を回動させると突起部155Aが一方の分割部157Aから外れて、隣の分割部157Aへと移動する。このように、蓋体154がケーシング151に回動自在に支持されている(図14乃至図16参照)。
図13(B)に示すように蓋体154は、軸部155を回転軸として蓋体154を回動させることでケーシング151の外側(ここでは矢印X方向)に突出していく。このとき、この蓋体154の矢印X方向後側の他端面156がケーシング151のストッパーによって蓋体134がそれ以上回動しないようにされる。
次に第4の実施形態の作用について説明する。
本実施形態のシーリングポンプアップ装置150では、図13(B)に示すように蓋体154を回動させることで蓋体154がケーシング151の両外側に突出し、この状態でケーシング151を路面に接地することで蓋体154の下面154Bが路面に接地する。このときケーシング151の接地形状が蓋体154を突出させる前よりも大きくなる。詳しくは矢印X方向に接地形状が広がる。このため、薄型のケーシング151の安定感が増して転倒が抑制される。なお、図13(B)の二点鎖線153Lはケーシング151の支持点間を結ぶ仮想線である。
また、蓋体154を回動させて図13(A)に示すようにすることで、蓋体154はケーシング151の外側に突出しないため、蓋体154によってケーシング151の省スペース性が損なわれる虞もなく、この状態であれば、例えば車両の収納スペースにケーシング151を収納しても車両の収納スペースを有効利用できる。従って、シーリングポンプアップ装置150は、省スペース性を維持しつつ、転倒を抑制できる。また、蓋体154がケーシング151の電源ケーブル14を収納する収納凹部122の蓋体と、ケーシング151の転倒を抑制する転倒抑制部材とを兼用しているため、シーリングポンプアップ装置150の部品数が削減されてコストダウンが図られる。また、蓋体154がケーシング151に回動自在に支持されているため、蓋体154の紛失等の虞がない。
[第5の実施形態]
次に、本発明のシーリングポンプアップ装置の第5の実施形態を図17−1(A)、図17−2(B)及び図18に従って説明する。第5の実施形態のシーリングポンプアップ装置160は第1の実施形態のシーリングポンプアップ装置10と転倒抑制構造の点で異なるため、この転倒抑制構造のみを以下に説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図17−1(A)に示されるように、ケーシング161の上面161Uには、電源スイッチ13、及び圧力ゲージ16を覆う蓋体164が着脱自在に装着されている。この蓋体164は矢印X方向の長さよりも矢印Y方向の長さが長く、上面161Uに装着された状態であれば、ケーシング161と一体となり、上面161Uを構成する一部となる。また、この蓋体164の上面164Uには操作マニュアル17が設けられている。また、ケーシング161の底面161Bには矢印X方向に延びる溝部166が設けられており、この溝部166の溝幅(矢印Y方向の長さ)は蓋体164の矢印X方向の長さよりも長く設定されると共に、溝深さ(矢印Z方向の長さ)が蓋体164の厚みと同じとされている。
図17−2(B)に示されるように、蓋体164をケーシング161から取り外し、この蓋体164を上下逆さにした状態で、溝部166に嵌め込む。このとき、蓋体164の下面164Bに下面164Bから矢印Z方向に突出する一対の爪部165が、ケーシング161の各壁面の溝部166よりも矢印Z方向の上側に設けられた一対の小開口167に係合し、ケーシング161と蓋体164とが一体となる。
なお、本実施形態では、電源ケーブル14及びプラグ15は、図示しないケーシング161の後側壁面161Rに形成された収納凹部に収納されている。
次に第5の実施形態の作用について説明する。
本実施形態のシーリングポンプアップ装置160では、蓋体164を上面161Uから取り外して溝部166に嵌め込むことで蓋体164がケーシング161の両外側に突出し、この状態でケーシング161を路面に接地することで蓋体164の上面164Uが路面に接地する。このときケーシング161の接地形状は蓋体164を装着する前よりも大きくなる。詳しくは矢印X方向に接地形状が広がる。このため、薄型のケーシング161の安定感が増して転倒が抑制される。なお、図17−2(B)の二点鎖線163Lはケーシング161の支持点間を結ぶ仮想線である。
また、蓋体164を図17−1(A)に示すように上面161Uに装着しておくことで、蓋体164はケーシング161の外側に突出しないため、蓋体164によってケーシング161の省スペース性が損なわれる虞もなく、この状態であれば、例えば車両の収納スペースにケーシング161を収納しても車両の収納スペースを有効利用できる。従って、シーリングポンプアップ装置160は、省スペース性を維持しつつ、転倒を抑制できる。また、蓋体164がケーシング161の上面の蓋体と、ケーシング161の転倒を抑制する転倒抑制部材とを兼用しているため、シーリングポンプアップ装置160の部品数が削減されてコストダウンが図られる。さらに、ユーザーがシーリングポンプアップ装置160を使用するには、蓋体164を上面から取り外す必要があり、このときユーザーは操作マニュアル17を読むこととなるため、ユーザーによる本装置のご操作が防がれる。
[第6の実施形態]
次に、本発明のシーリングポンプアップ装置の第6の実施形態を図19に従って説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。図19に示すように、本実施形態のシーリングポンプアップ装置170は、第5の実施形態で用いたケーシング161の上面161Uに着脱自在に装着された蓋体164の下面に押圧冶具82を取り付けて構成された蓋体174を有している点と、液剤容器18と注入ユニット20の配置がケーシング161の中央付近である点と、冶具収容孔19がケーシング171の上面側に形成されている点が異なっている。
次に第6の実施形態の作用について説明する。
第6の実施形態のシーリングポンプアップ装置170で得られる作用及び効果は、第5の実施形態で得られる作用及び効果と同様のものが得られるとともに、さらに、押圧冶具82を冶具挿入穴44に挿入する際の安定感が向上する。
[第7の実施形態]
次に、本発明のシーリングポンプアップ装置の第7の実施形態を図20−1及び図20−2に従って説明する。第7の実施形態のシーリングポンプアップ装置180は第1の実施形態のシーリングポンプアップ装置10と転倒抑制構造の点で異なるため、この転倒抑制構造のみを以下に説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図20−2(B)に示されるように、ケーシング181の前側壁面181Fには収納凹部182Fが形成され、この収納凹部182Fの底面にジョイントホース78及びバルブアダプタ80を収納する溝225が形成され、通常は、この溝225にジョイントホース78及びバルブアダプタ80が収納されている。また、図20−1(A)に示すように、この収納凹部182Fを閉塞するように板状の蓋体184Fが前側壁面181Fに設けられている。この蓋体184Fの外面184FBは前側壁面181Fと水平又は内側の位置となるように設けられている。この蓋体184Fは、蓋体184Fの矢印Z方向の下端側の側面に矢印Y方向に突出する円柱状の図示しない軸部を有し、この軸部がケーシング181の収納凹部182Fの溝壁に対向するように設けられた軸受部と係合している。これにより、蓋体184Fが軸部を回転軸として回動自在に支持されている。
また、ケーシング181の後側壁面181Rには収納凹部182Fと同程度の大きさの図示しない収納凹部182Rが形成され、通常は、この収納凹部182Rに電源ケーブル14及びプラグ15が収納されている。また、この収納凹部182Rを閉塞するように板状の蓋体184Rが後側壁面181Rに設けられている。この蓋体184Rの外面184RBは後側壁面181Rと水平又は内側の位置となるように設けられている。この蓋体184Rは、蓋体184Rの矢印Z方向の下端側の側面に矢印Y方向に突出する円柱状の図示しない軸部を有し、この軸部がケーシング181の収納凹部182Rの溝壁に対向するように設けられた軸受部と係合している。これにより、蓋体184Rが軸部を回転軸として回動自在に支持されている。
図20−2(B)に示されるように蓋体184F及び蓋体184Rは、各軸部を回転軸として回動させること(即ち、蓋体を開くこと)でケーシング181の両外側に(ここでは矢印X方向)に突出していく。この蓋体184Fの外面184FB及び蓋体184Rの外面184RBが底面11Bとほぼ水平となる位置まで蓋体184F及び蓋体184Rを回動させると、図示しないストッパーによって蓋体184F及び蓋体184Rがその状態を維持される。また、このストッパーを解除することで蓋体184F及び蓋体184Rの回動が可能となる。なお、蓋体184F及び蓋体184Rを回動自在に支持するための回動構造は、第1の実施形態の回動構造と同様のものである。
次に第7の実施形態の作用について説明する。
本実施形態のシーリングポンプアップ装置180では、蓋体184F及び蓋体184Rを回動させて開くことで蓋体184F及び蓋体184Rがケーシング181の外側に突出し、この状態でケーシング181を路面に接地させることで蓋体184Fの外面184FB及び蓋体184Rの外面184RBが路面に接地する。このときケーシング181の接地形状が蓋体184F及び蓋体184Rを突出させる前よりも大きくなる。詳しくは矢印X方向に接地形状が広がる。このため、薄型のケーシング181の安定感が増して転倒が抑制される。なお、図20−2(B)の二点鎖線183Lはケーシング181の支持点間を結ぶ仮想線である。
また、蓋体184F及び蓋体184Rを閉じることで、蓋体184F及び蓋体184Rはケーシング181の外側に突出しないため、蓋体184F及び蓋体184Rによってケーシング181の省スペース性が損なわれる虞もなく、この状態であれば、例えば車両の収納スペースにケーシング181を収納しても車両の収納スペースを有効利用できる。従って、シーリングポンプアップ装置180は、省スペース性を維持しつつ、転倒を抑制できる。また、蓋体184F及び蓋体184Rがケーシング181の収納凹部182F及び収納凹部182Rの蓋体と、ケーシング181の転倒を抑制する転倒抑制部材とを兼用しているため、シーリングポンプアップ装置180の部品数が削減されてコストダウンが図られる。また、蓋体184F及び蓋体184Rがケーシング181に回動自在に支持されているため、蓋体184F及び蓋体184Rの紛失等の虞がない。
[第8の実施形態]
次に、本発明のシーリングポンプアップ装置の第8の実施形態を図21に従って説明する。第8の実施形態のシーリングポンプアップ装置190は第1の実施形態のシーリングポンプアップ装置10と転倒抑制構造の点で異なるため、この転倒抑制構造のみを以下に説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図21(A)に示されるように、ケーシング191の底面191Bの注入ユニット20の下側には、貫通孔108を閉塞する一対の蓋体194が設けられている。この蓋体194は板状であり、矢印X方向の外側となる一端面がケーシング191の壁面と水平又は該壁面よりも内側に位置し、矢印Z方向の下側となる下面194Bがケーシング191の底面141Bと水平であり、矢印X方向の内側となる他端面196同士が付き合わせられている。また、蓋体194の矢印Z方向の上側となる上面の矢印Y方向側の両端部に、上面から矢印Z方向上側に突出するスライド受部195が設けられている。
このスライド受部195は、蓋体194の摺動方向が矢印X方向となるようにケーシング191の下側に設けられたスライドレール197に係合されている。これにより、蓋体194がケーシング191に摺動自在に支持される。
図20−2(B)に示すように蓋体194は、スライドレール197に沿って蓋体194を摺動させること(即ち、蓋体194を開くこと)でケーシング191の外側(ここでは矢印X方向)に突出していく。この蓋体194が矢印X方向にある程度突出すると、スライド受部195がスライドレール197から脱落しないように設けられた図示しないストッパーによって蓋体194がそれ以上開かないように矢印X軸方向への摺動が防止される。また、蓋体194を開くことで貫通孔108が現れる。なお、蓋体194を摺動可能にするための摺動構造は、第3の実施形態の摺動構造と同様のものである。
次に第8の実施形態の作用について説明する。
本実施形態のシーリングポンプアップ装置190では、蓋体194を摺動させて両側に開くことで蓋体194がケーシング191の両外側に突出し、この状態でケーシング191を路面に接地することで蓋体194の下面194Bが路面に接地する。このときケーシング191の接地形状が蓋体194を突出させる前よりも大きくなる。詳しくは矢印X方向に接地形状が広がる。このため、薄型のケーシング191の安定感が増して転倒が抑制される。なお、図21(B)の二点鎖線193Lはケーシング191の支持点間を結ぶ仮想線である。
また、蓋体194を閉じることで、蓋体194はケーシング191の外側に突出しないため、蓋体194によってケーシング191の省スペース性が損なわれる虞もなく、この状態であれば、例えば車両の収納スペースにケーシング191を収納しても車両の収納スペースを有効利用できる。従って、シーリングポンプアップ装置190は、省スペース性を維持しつつ、転倒を抑制できる。また、蓋体194がケーシング191の貫通孔108を閉塞する閉塞体と、ケーシング191の転倒を抑制する転倒抑制部材とを兼用しているため、シーリングポンプアップ装置190の部品数が削減されてコストダウンが図られる。また、蓋体194がケーシング191に摺動自在に支持されているため、蓋体194の紛失等の虞がない。
さらにまた、貫通孔108は通常、蓋体194によって閉塞されているため、押圧冶具82を冶具挿入穴44に挿入するには、蓋体194を開かねばならない。従って、ケーシング191を路面に設置する際に、蓋体194が確実に開かれた状態で設置される。
また、第8の実施形態では、蓋体194を摺動可能とする構造としたが、この構成に限定される必要は無く、例えば、第1の実施形態で用いられた観音扉構造を用いて蓋体194が両側に開かれる構成としても良いものとする。
[その他の実施形態]
第1乃至第4、第7及び第8の実施形態では、夫々の転倒防止装置にあたる部材が摺動可能又は回動自在に支持される構成としているが、この構成に限定される必要は無く、これらの部材が着脱自在に装着される構成としても良いものとする。
本発明の第1の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置を前面側から見た概略斜視図である。 シーリングポンプアップ装置のジョイントホースを空気入りタイヤのタイヤバルブに接続した状態を示す要部の構成図である。 シーリングポンプアップ装置における液剤容器、注入ユニット及び押圧冶具の構成を示す断面図である。 押圧冶具を挿入した液剤容器、及び注入ユニットの断面図である。 (A)蓋体が閉じた状態のシーリングポンプアップ装置を下面側から見た平面図である。 (B)蓋体が開いた状態のシーリングポンプアップ装置を下面側から見た平面図である。 図5(A)のA−A断面の概略部分断面図である。 図5(B)のB−B断面の概略部分断面図である。 (A)第2の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置の蓋体が閉じた状態を下面側から見た平面図である。 (B)第2の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置の蓋体が開いた状態を下面側から見た平面図である。 図8(A)のC−C断面の概略部分断面図である。 図8(B)のD−D断面の概略部分断面図である。 (A)第3の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置の蓋体が閉じた状態を下面側から見た平面図である。 (B)第3の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置の蓋体が開いた状態を下面側から見た平面図である。 図11(A)のE−E断面の概略部分断面図である。 (A)第4の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置の蓋体が外側に突出していない状態を下面側から見た平面図である。 (B)第4の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置の蓋体が外側に突出した状態を下面側から見た平面図である。 図13(A)のF部の概略断面図である。 図13(B)のG部の概略断面図である。 図14のH−H断面の概略部分断面図である。 (A)第5の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置の上部に蓋体を装着した状態を前面側から見た概略斜視図である。 (B)第5の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置の下部に蓋体を装着した状態を前面側から見た概略斜視図である。 図17−2(B)のI部の概略断面図である。 第6の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置の蓋体に設けられた押圧冶具及び冶具挿入穴の関係を示す概略図である。 (A)第7の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置の蓋体が閉じた状態を前面側から見た概略斜視図である。 (B)第7の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置の蓋体が開いた状態を前面側から見た概略斜視図である。 (A)第8の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置の蓋体が閉じた状態を下面側から見た平面図である。 (B)第8の実施形態に係るシーリングポンプアップ装置の蓋体が開いた状態を下面側から見た平面図である。
符号の説明
10 シーリングポンプアップ装置
11 ケーシング(筐体)
14 電源ケーブル
17 操作マニュアル
18 液剤容器
20 注入ユニット
24 耐圧ホース(空気供給路)
30 アルミシール(閉塞部材)
32 シーリング剤
32A 液面
40 加圧給液室
44 冶具挿入穴
50 空気ホース(空気供給配管)
62 穿孔部材
78 ジョイントホース(気液供給配管)
82 押圧冶具
100 タイヤ
122 収納凹部(収納部)
124 蓋体(蓋体)
130 シーリングポンプアップ装置
131 ケーシング(筐体)
134 蓋体
140 シーリングポンプアップ装置
141 ケーシング(筐体)
144 蓋体
150 シーリングポンプアップ装置
151 ケーシング(筐体)
154 蓋体
160 シーリングポンプアップ装置
161 ケーシング(筐体)
164 蓋体
170 シーリングポンプアップ装置
171 ケーシング(筐体)
174 蓋体
180 シーリングポンプアップ装置
181 ケーシング(筐体)
184 蓋体
190 シーリングポンプアップ装置
191 ケーシング(筐体)
194 蓋体

Claims (5)

  1. 空気供給源により生成された圧縮空気を、シーリング剤を収容する液剤容器を介して空気入りタイヤに送り込むことで、シーリング剤を前記空気入りタイヤ内部に注入するシーリングポンプアップ装置において、
    少なくとも前記空気供給源及び前記液剤容器を内部に収納する筐体と、
    前記筐体の幅方向外側に突出可能に設けられ、前記筐体が設置される設置面に少なくとも一部が設置して前記筐体の転倒を抑制する転倒抑制部材と、
    を備えることを特徴とするシーリングポンプアップ装置。
  2. 前記筐体には前記空気供給源への電源供給用の電源ケーブル及び前記液剤容器から流出した前記シーリング剤又は前記圧縮空気を前記空気入りタイヤに導く気液供給配管の少なくとも一方が収納される収納部が形成され、
    前記転倒抑制部材が前記収納部を覆う蓋体であることを特徴とする請求項1に記載のシーリングポンプアップ装置。
  3. 前記転倒抑制部材が前記筐体に着脱自在に装着されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシーリングポンプアップ装置。
  4. 前記転倒抑制部材が前記筐体に回動自在に支持されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシーリングポンプアップ装置。
  5. 前記転倒抑制部材が前記筐体に摺動自在に支持されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシーリングポンプアップ装置。



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