JP5009836B2 - 固定冶具、及びこれを備えたシーリング・ポンプアップ装置 - Google Patents

固定冶具、及びこれを備えたシーリング・ポンプアップ装置 Download PDF

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本発明は、パンクした空気入りタイヤをシールするためのシーリング剤を空気入りタイヤ内へ注入した後、空気入りタイヤ内に加圧空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧させるシーリング・ポンプアップ装置本体を自動車内に固定する固定冶具、及びこれを備えたシーリング・ポンプアップ装置に関する。
特許文献1には、空気入りタイヤがパンクした際に、タイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修して規定圧までタイヤ内圧を昇圧させるシーリング・ポンプアップ装置が記載されている。
このようなシーリング・ポンプアップ装置を車載する方法としては、車両のトランクルーム等に設けられた固定用ストラップによりシーリング・ポンプアップ装置を固定して、車載する構成が知られている。
特開平9−118779号公報
しかしながら、上記構成による車載方式では、トランクルーム内にシーリング・ポンプアップ装置本体が固定されるため、トランクルーム内の収納スペースが狭くなってしまう。
本発明は、上記事実を考慮し、収納スペースを狭くすることなくシーリング・ポンプアップ装置本体を車載することが課題である。
本発明の請求項1に係る固定冶具は、パンクした空気入りタイヤ内にシーリング剤容器に収納される液状のシーリング剤を注入した後、空気入りタイヤ内へ加圧空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧させるシーリング・ポンプアップ装置本体を車両に設けられた凹状のスペアタイヤ取付部に固定するのに用いられ、前記シーリング・ポンプアップ装置本体が載置される載置台と、前記載置台に前記シーリング・ポンプアップ装置本体を固定する装置固定手段と、凹状の前記スペアタイヤ取付部の底面に設けられた固定部材に前記載置台を固定する載置台固定手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、シーリング・ポンプアップ装置本体は、固定冶具に設けられた載置台に載置され、装置固定手段によって載置台に固定される。さらに、シーリング・ポンプアップ装置本体が固定された載置台は載置台固定手段によって、凹状の前記スペアタイヤ取付部の底面に設けられた固定部材に固定される。
つまり、パンクしたタイヤを補修するシーリング・ポンプアップ装置本体を車載することでスペアタイヤが不要となる。そして、トランクルーム等の底面を凹状に形成することにより設けられたスペアタイヤ取付部に、シーリング・ポンプアップ装置本体が固定冶具を使用することで車載される。
このように、固定冶具を使用して凹状のスペアタイヤ取付部にシーリング・ポンプアップ装置本体を固定することで、収納スペースを狭くすることなくシーリング・ポンプアップ装置本体を車載することができる。
本発明の請求項2に係る固定冶具は、請求項1に記載において、前記スペアタイヤ取付部の底面に設けられた前記固定部材はスペアタイヤを固定するのに使用されるナット部材であって、前記載置台固定手段は、基部が前記載置台に固定され、先端部に前記ナット部材と螺合するネジ部が設けられたボルト部材であることを特徴とする。
上記構成によれば、スペアタイヤ取付部の底面に設けられた固定部材はスペアタイヤを固定するのに使用されていたナット部材である。そして、基部が載置台に固定されたボルト部材の先端部のネジ部をナット部材と螺合することでシーリング・ポンプアップ装置本体をスペアタイヤ取付部に車載する。
このように、スペアタイヤを固定するのに使用されていたナット部材を使用することで安価な構成とすることができる。
本発明の請求項3に係る固定冶具は、請求項1又は2に記載において、一端の少なくとも一部が凹状の前記スペアタイヤ取付部の側壁面に近接配置され、他端が前記載置台の外周部に保持される保持部材が設けられることを特徴とする。
上記構成によれば、他端が載置台の外周部に保持された保持部材の一端は、凹状のスペアタイヤ取付部の側壁面に近接配置されている。つまり、車両が走行時に振動した場合に、保持部材の一端部がスペアタイヤ取付部の側壁面と当たり、固定冶具の振動が小さくなる。このため、固定冶具の破損を抑制することができる。
本発明の請求項4に係る固定冶具は、請求項3に記載において、前記保持部材は金属板から形成され、前記保持部材の外周縁は凹状の前記スペアタイヤ取付部の側壁面に沿っていることを特徴とする。
上記構成によれば、保持部材は金属板から形成され、さらに、保持部材の外周縁は凹状のスペアタイヤ取付部の側壁面に沿っている。
このため、走行時に車両がどの方向に振動しても保持部の外周縁がスペアタイヤ取付部の側壁面と当り、固定冶具の振動を抑制することができる。
本発明の請求項5に係る固定冶具は、請求項1〜4何れか1項に記載において、前記装置固定手段は、前記シーリング・ポンプアップ装置本体を前記載置台に向けて圧接させると共に、前記載置台に一部が固定される第1バンド部材であることを特徴とする。
上記構成によれば、載置台に一部が固定された第1バンド部材が、シーリング・ポンプアップ装置本体を載置台に向けて圧接して固定している。このように汎用部品を用いてシーリング・ポンプアップ装置本体を載置台に固定することができる。
本発明の請求項6に係る固定冶具は、請求項3又は4に記載において、前記装置固定手段は、前記シーリング・ポンプアップ装置本体を前記載置台に向けて圧接させると共に、前記保持部材に一部が固定される第2バンド部材であることを特徴とする。
上記構成によれば、保持部材に一部が固定された第2バンド部材が、シーリング・ポンプアップ装置本体を載置台に向けて圧接して固定している。このように汎用部品を用いてシーリング・ポンプアップ装置本体を載置台に固定することができる。
本発明の請求項7に係る固定冶具は、請求項1〜4何れか1項に記載において、前記装置固定手段は、前記シーリング・ポンプアップ装置本体が収納されると共に、前記載置台に固定される箱状の収納ケースであることを特徴とする。
上記構成によれば、載置台に固定された箱状の収納ケースにシーリング・ポンプアップ装置本体を収納することで、シーリング・ポンプアップ装置本体は車載される。
このように、収納ケースを用いることで、容易にシーリング・ポンプアップ装置本体を車載することができる。
本発明の請求項8に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項1〜7の何れか1項に記載された固定冶具と、前記固定冶具によって車載されるシーリング・ポンプアップ装置本体と、備えることを特徴とする。
上記構成によれば、請求項1〜7の何れか1項に記載された固定冶具によりシーリング・ポンプアップ装置本体が車載されるため、車両の収納スペース等を有効に使用することができる。
本発明によれば、収納スペースを狭くすることなくシーリング・ポンプアップ装置本体を車載することができる。
本発明の第1実施形態に係る固定冶具50が採用されたシーリング・ポンプアップ装置10について図1から図10に基づいて説明する。
(全体構成)
図10に示されるように、本発明の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置10は、自動車等の車両に装着された空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際、そのタイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修するものである。
図8に示されるように、シーリング・ポンプアップ装置10は、シーリング・ポンプアップ装置本体11と、シーリング・ポンプアップ装置本体11を車両に固定する固定冶具50(図3参照)とを備えている。さらに、シーリング・ポンプアップ装置本体11は、外殻部として箱状のケーシング16を備えており、このケーシング16の内部には、コンプレッサユニット12、注入ユニット20及び、この注入ユニット20に連結固定された液剤容器18等が配置されている。なお、固定冶具50については詳細を後述する。
コンプレッサユニット12には、その内部にモータ、エアコンプレッサ、電源回路、制御基板等が配置されると共に、電源回路からユニット外部へ延出する電源ケーブル14が設けられている。この電源ケーブル14の先端部に設けられたプラグ15を、例えば、車両に設置されたシガレットライターのソケットに差込むことにより、車両に搭載されたバッテリにより電源回路を通してモータ等へ電源が供給可能になる。ここで、コンプレッサユニット12は、そのエアコンプレッサにより修理すべきタイヤ100(図10参照)の種類毎に規定された指定圧よりも高圧(例えば、300kPa以上)の圧縮空気を発生可能とされている。
図6に示されるように、シーリング・ポンプアップ装置本体11には、シーリング剤32を収容した液剤容器18及び、この液剤容器18が連結される注入ユニット20が設けられている。液剤容器18の下端部には、下方に突出する略円筒状の首部26が一体的に形成されている。首部26は、それよりも上端側の容器本体部22よりも径が細く形成されている。首部26の下端には、シーリング剤32を吐出するための吐出口24が円形に開口しており、この吐出口24は膜状のアルミシール30により閉塞されている。アルミシール30は、その外周縁部が首部26における吐出口24の周縁部に接着等により全周に亘って固着されている。
なお、液剤容器18はPP、PE等の樹脂材料により成形されており、注入ユニット20についても、液剤容器18とスピン溶着により接合可能なPP、PE等の液剤容器18と同一の樹脂材料にて一体成形されている。
液剤容器18内には、シーリング・ポンプアップ装置本体11により修理すべきタイヤ100の種類、サイズ等に応じた規定量(例えば、200g〜400g)よりも若干多めのシーリング剤32が充填されている。なお、本実施形態の液剤容器18においては、空間を設けることなくシーリング剤32が隙間無く充填されているが、シーリング剤32の酸化、窒化等による変質を防止するため、出荷時にAr等の不活性ガスをシーリング剤32と共に液剤容器18内へ若干量封入するようにしても良い。
また、シーリング・ポンプアップ装置本体11では、液剤容器18を注入ユニット20の上側に直立した状態にすると、液剤容器18内のシーリング剤32が自重により、液剤容器18のアルミシール30を加圧した状態となる。
さらに、注入ユニット20には、上端側が開口した略有底円筒状に形成されたユニット本体部34及び、このユニット本体部34の下端部から外周側へ延出する円板状のフランジ36が一体的に設けられている。
また、シーリング・ポンプアップ装置本体11では、液剤容器18の首部26の中間部分に形成された段部26Aがユニット本体部34の上端部にスピン溶着により接合されることにより、液剤容器18が注入ユニット20に連結固定されている。
首部26がユニット本体部34に接合されると、液剤容器18と注入ユニット20との間には、加圧給液室40が形成される。加圧給液室40は、後述する押圧冶具82によりアルミシール30が突き破られると液剤容器18の内部と連通する。
注入ユニット20には、ユニット本体部34の中心部に、注入ユニット20の下端面と加圧給液室40との間を貫通する断面円形の冶具挿入孔44が形成されている。
シーリング・ポンプアップ装置本体11には、コンプレッサユニット12(図8参照)から延出する耐圧ホース46が設けられており、この耐圧ホース46は、その基端部がコンプレッサユニット12内のエアコンプレッサに接続されている。
注入ユニット20には、ユニット本体部34を貫通して外周側へ延出する円筒状の空気供給管48が形成されており、空気供給管48は、冶具挿入孔44内へ連通している。
また、ケーシング16の底板16Aには、液剤容器18からシーリング剤32を吐出させる際に用いる棒状の押圧冶具82が配置されている。
この押圧冶具82には、上端面から下方に向けて延び、中間部で複数本(例えば、4本)に分岐し、分岐した部分がそれぞれ外周側へ延出した冶具連通路88が形成されている。そして、押圧冶具82の外周面には、冶具連通路88の開口部分に空気通路となる環状の連通溝90が形成されている。
さらに、押圧冶具82の外周面には、連通溝90の上側及び下側にそれぞれ嵌挿溝92及び嵌挿溝94が形成されており、これら一対の嵌挿溝92、94には、それぞれOリング96が嵌挿されている。
また、冶具挿入孔44には、容器側に突き破りパーツ98の軸部98Aが挿入されている。突き破りパーツ98は、軸部98Aの上端部に、径方向外側へ拡径する円盤状の穿孔部98Bを備えている。穿孔部98Bの上面には、アルミシール30を突き破りやすくするための刃98Cが複数形成されている。
なお、穿孔部98Bはアルミシール30の正面中央に対向しており、穿孔部98Bとアルミシール30との間には若干の隙間を設けている。
上記の構成により、押圧冶具82が冶具挿入孔44内へ挿入されると、押圧冶具82の先端が突き破りパーツ98を押し、突き破りパーツ98の穿孔部98Bがアルミシール30を突き破り、図7に示されるように突き破りパーツ98が液剤容器18内まで押し出される。
また、図7に示されるように、押圧冶具82が冶具挿入孔44内へ挿入された状態では、押圧冶具82の連通溝90と空気供給管48とが軸方向に沿って一致する。これにより、連通溝90を介して空気供給管48が押圧冶具82の冶具連通路88と連通する。
また一対のOリング96は、押圧冶具82が冶具挿入孔44に挿入された状態で、それぞれ外周側の端部を冶具挿入孔44の内周面へ全周に亘って圧接させている。
(注入ユニット20の支持構造)
図6に示すように、通常、注入ユニット20は、ケーシング16の底板16Aから所定寸法離間している。
図8に示されるように、注入ユニット20のフランジ36には、円形のガイド孔104、円弧状の長孔106、及保持孔108が形成されている。円形のガイド孔104には、底板16Aに立設された円柱状のガイドピン110が挿入されている。
さらに、保持孔108は、円形の孔の内周部分に十字状の橋渡し部108Aを設けたもので、橋渡し部108Aが底板16Aに立設された円柱状のストッパピン112の上部に搭載されている。ストッパピン112の上部には、一対の突起112Aが形成されており、各々の突起112Aは、保持孔108が橋渡し部108Aで区画された扇形の孔部分に挿入されている。
なお、橋渡し部108Aは、液剤容器18の自重を支持する剛性を有しているが、所定以上の力が作用することで破断するようになっている。
また、橋渡し部108Aがストッパピン112の上部に搭載されている状態では、図6に示すように押圧冶具82の一部分が冶具挿入孔44に挿入された状態であり、突き破りパーツ98の穿孔部98Bは、液剤容器18のアルミシール30から離間している。
さらに、液剤容器18の容器本体部22の外周面には、上側に環状の突起114が形成され、下側に環状の突起116が形成されている。突起114、及び突起116は、上側に容器本体部22の外周面から径方向外側に延びる平面部118を備え、下側には平面部118に対して傾斜する傾斜面120を備えている。
ケーシング16には、液剤容器18を挿入する液剤容器挿入孔122が形成されている。液剤容器挿入孔122の内周には、弾性変形可能な爪124が孔中心方向に向け、かつ斜め下方に延びるように形成されている。この爪124は容器外周面に向けて付勢されており、通常は爪124の先端が突起116の平面部118に接触して、液剤容器18が上方へ移動することを防止している。
また、ケーシング16の底板16Aには、フランジロック爪126が立設されている。フランジロック爪126は、弾性変形可能な板状部分126Aと、板状部分の上部に形成された三角形の爪部126Bとを備えている。
さらに、フランジロック爪126は、フランジ36に形成された長孔106の下方に配置されており、爪部126Bが長孔106の下方から上方に向けて通過する際に板状部分126Aが弾性変形し、爪部126Bが長孔106を完全に通過すると弾性変形した板状部分126Aが元の状態に戻る。これにより、図7に示されるように、爪部126Bが長孔106のエッジ部分に引っ掛かって注入ユニット20が上方へ移動することを防止する。
図6に示されるように、注入ユニット20には、ユニット本体部34の周壁部の下端側を貫通して加圧給液室40と連通するように円筒状の気液供給管74が一体的に形成されている。気液供給管74の外周側の先端部には、ニップル76を介してジョイントホース78の基端部が接続されている。
さらに、図8に示されるように、ケーシング16の上部には、コンプレッサのモータを回転させるための電源スイッチ128、コンプレッサユニット12に接続された圧力ゲージ84が設けられている。
(要部構成)
次に、シーリング・ポンプアップ装置本体11を車載するための固定冶具50について説明する。
図3に示されるように、シーリング・ポンプアップ装置本体11が載置される円盤状の載置台52が、固定冶具50に設けられている。載置台52の直径は、シーリング・ポンプアップ装置本体11を充分に支持できるように決められており、さらに、シーリング・ポンプアップ装置本体11が載置される表面52Aには、一対のバンド部材54の基端部が固定されている。
バンド部材54は、対向配置されるバンド部材54Aとバンド部材54Bを備えて構成されている。また、バンド部材54Aの先端部には、矩形状の開口56Aが形成された固定具56が設けられ、さらに、バンド部材54Bの先端部には、固定具56が係合する固定具58が設けられている。
そして、バンド部材54A及び54Bの長さは、載置台52に載置されたシーリング・ポンプアップ装置本体11を載置台52に向けて圧接できるように決められている。
一方、載置台52の裏面52Bの中央部には、下方に延びる載置台固定手段としてのボルト部材60が設けられている。ボルト部材60は、載置台52に接着又は溶接等で固定される円柱状の段部60Aと、ネジ部60Bとを備えている。
なお、図5に示されるように、ネジ部60Bが螺合するナット部材62は、車両130の収納室であるトランクルーム132の底板134に凹状に形成されたスペアタイヤ取付部136の中央部に設けられ、段差を介して持上げられた底面138の裏面(図5に示す下側の面)に溶接されている。
そして、図2に示されるように、載置台52にシーリング・ポンプアップ装置本体11を載置し、固定具56と固定具58を係合させてバンド部材54A,54Bでシーリング・ポンプアップ装置本体11を固定することで、固定冶具50とシーリング・ポンプアップ装置本体11は一体的になるようになっている。
また、この状態で、ボルト部材60のネジ部60Bをスペアタイヤ取付部136のナット部材62に螺合した場合に、図1、図4(A)に示されるように、シーリング・ポンプアップ装置10がトランクルーム132に突出しないように、ボルト部材60の段部60Aの長さは決めされている。
(作用・効果)
次に、本実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置10を車載する手順、及び車載されたシーリング・ポンプアップ装置10を用いてパンクしたタイヤ100を修理する作業手順を説明する。
図3、図4に示されるように、シーリング・ポンプアップ装置本体11を固定冶具50の載置台52に載置し、固定具56と固定具58を係合させてバンド部材54A,54Bにて固定する。
この状態で、載置台52の裏面52Bに設けられたボルト部材60のネジ部60Bを、図1、図4(A)に示されるように、スペアタイヤ取付部136の底面138の裏面に固定されたナット部材62に螺合させる。これにより、シーリング・ポンプアップ装置10が、スペアタイヤ取付部136の内部に固定され、トランクルーム132には突出しない。
つまり、図4(B)に示されるように、従来、スペアタイヤ取付部136には、スペアタイヤ140がナット部材62を使用して固定されていた。しかし、シーリング・ポンプアップ装置10を車載することで、このスペアタイヤ140が不要となったため不要となったスペアタイヤ取付部136にシーリング・ポンプアップ装置10が固定されることとなる。
図1に示されるように、タイヤ100にパンクが発生した際には、先ず、作業者は、車両130のトランクリッド142を開放し、さらに、トランクルーム132の底板134を構成するボード部材(図示省略)をめくり、シーリング・ポンプアップ装置10を露出させる。
次に、バンド部材54A,54Bの先端部に固定された固定具56及び固定具58を開放し、シーリング・ポンプアップ装置本体11をスペアタイヤ取付部136から取り出す。
そして、図10に示されるように、作業者は、電源スイッチ128及び圧力ゲージ84が上を向くようにシーリング・ポンプアップ装置本体11を、例えば路面の上等に配置する。
次に、ジョイントホース78の先端部に取り付けられたバルブアダプタ42をタイヤ100のタイヤバルブ102にねじ止めする。これにより、ジョイントホース78を通して加圧給液室40とタイヤ100とが連通可能となる。
次いで、図7、図9に示されるように、作業者は、手などで液剤容器18を強制的に下方へ押し込む。これにより、橋渡し部108A(図8参照)がストッパピン112に押圧されて破断し、注入ユニット20は、ガイドピン110に案内されながら下方へ移動する。この移動に伴い、押圧冶具82が突き破りパーツ98を押し上げ、突き破りパーツ98の穿孔部98Bがアルミシール30を突き破って容器内に進入する。
図7に示されるように、アルミシール30が突き破られると、アルミシール30に開けられた孔31を通して液剤容器18内のシーリング剤32が加圧給液室40へ流出する。
また、液剤容器18が押し込まれると、ケーシング16の底板16Aに形成されたフランジロック爪126の爪部126Bが、フランジ36に形成された長孔106のエッジ部分に引っ掛かると共に、液剤容器18の突起114がケーシング16の液剤容器挿入孔122に形成された爪124の先端を乗り越え、爪124の先端が上側の突起114の平面部118に接触する。
このように液剤容器18を押し込んだ後、電源スイッチ128をオンとし、コンプレッサユニット12を作動させる。コンプレッサユニット12により発生した圧縮空気は、冶具連通路88を通して液剤容器18内に供給される。圧縮空気が液剤容器18内に供給されると、この圧縮空気が液剤容器18内でシーリング剤32の上方へ浮上し、液剤容器18内のシーリング剤32上に空間(空気層)を形成する。この空気層からの空気圧により加圧されたシーリング剤32は、アルミシール30に開けられた孔31を通して加圧給液室40内へ供給され、加圧給液室40内からジョイントホース78を通って空気入りタイヤ100内へ注入される。
液剤容器18内のシーリング剤32が全て排出された後は、加圧給液室40内のシーリング剤32が加圧されてジョイントホース78を通って空気入りタイヤ100内へ供給され、加圧給液室40及びジョイントホース78から全てのシーリング剤32が吐出されると、圧縮空気は液剤容器18、加圧給液室40、及びジョイントホース78を通してタイヤ100内へ注入される。
次に、作業者は、圧力ゲージ84によりタイヤ100の内圧が指定圧になったことを確認したならば、コンプレッサユニット12を停止し、バルブアダプタ42をタイヤバルブ102から取り外す。
作業者は、タイヤ100の膨張完了後一定時間内に、シーリング剤32が注入されたタイヤ100を用いて一定距離に亘って予備走行する。これにより、タイヤ100内部にシーリング剤32が均一に拡散し、シーリング剤32がパンク穴に充填されてパンク穴を閉塞する。予備走行完了後に、作業者は、タイヤ100の内圧を再測定し、必要に応じて再びジョイントホース78のバルブアダプタ42をタイヤバルブ102にねじ止めし、コンプレッサユニット12を再作動させてタイヤ100を規定の内圧まで加圧し、加圧終了後にバルブアダプタ42をタイヤバルブ102から取り外す。これにより、タイヤ100のパンク修理が完了し、このタイヤ100を用いて一定の距離範囲内で一定速度以下(例えば、80Km/h以下)での走行が可能になる。
そして、作業者は、使用し終わったシーリング・ポンプアップ装置本体11をスペアタイヤ取付部136に固定された固定冶具50の載置台52に載置し、バンド部材54A,54Bにて固定して作業を終了させる。
このように、固定冶具50を使用して凹状に形成されたスペアタイヤ取付部136にシーリング・ポンプアップ装置本体11を固定することで、トランクルーム132を狭くすることなくシーリング・ポンプアップ装置本体11を車載することができる。
また、スペアタイヤ140を固定するのに使用していたナット部材62を使用することで安価な構成とすることができる。
また、バンド部材54A,54Bを使用してシーリング・ポンプアップ装置本体11を固定することで、汎用部品を用いてシーリング・ポンプアップ装置本体11固定することができる。
次に本発明の第2実施形態に係る固定冶具150が採用されたシーリング・ポンプアップ装置160について図11に基づいて説明する。
なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
図11で示されるように、この実施形態では第1実施形態のように、シーリング・ポンプアップ装置本体11を載置台52に固定するバンド部材は設けられておらず、これに替えて、上方が開放された箱状の収納ケース152が載置台52に接着又は溶接等で固定されている。そして、収納ケース152の中にシーリング・ポンプアップ装置本体11が収納される。
このように、収納ケース152の内部にシーリング・ポンプアップ装置本体11を入れるだけで、容易にシーリング・ポンプアップ装置本体11を車載することができる。
次に本発明の第3実施形態に係る固定冶具170が採用されたシーリング・ポンプアップ装置180について図12、図13に基づいて説明する。
なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
図12で示されるように、この実施形態では第1実施形態と違い、円盤状の載置台52の外周部には、接着又は溶接等で保持部材172が設けられている。詳細には、保持部材172は、金属板部材からドーナツ状に形成されており、一端(外周縁)がスペアタイヤ取付部136の側壁面144に沿って近接配置され、他端(内周縁)が載置台52の外周部に固定されている。つまり、円形状の外周縁が側壁面144に沿って近接配置されている。なお、近接とは、側壁面144と保持部材172の距離が30mm以下を言う。
さらに、保持部材172の表面172A(図12の上側の面)には、一対のバンド部材174の基端部が固定されている。
バンド部材174は、対向配置されるバンド部材174Aとバンド部材174Bを備えて構成されている。また、バンド部材174Aの先端部には、矩形状の開口176Aが形成された固定具176が設けられ、さらに、バンド部材174Bの先端部には、固定具176が係合する固定具178が設けられている。
そして、バンド部材174A及び174Bの長さは、載置台52に載置されたシーリング・ポンプアップ装置本体11を載置台52に向けて圧接できるように決められている。
このように、保持部材172の一端をスペアタイヤ取付部136の側壁面144に近接配置させることで、車両が走行時に振動した場合に、保持部材172の一端が側壁面144と当たり、固定冶具170の振動が小さくなる。このため、固定冶具170の破損を抑制することができる。
また、車両130の後方から他の車両が衝突した場合に、スペアタイヤ取付部136が変形する。この変形の際に、変形する側壁面144と保持部材172が当り保持部材172が変形することで、衝突エネルギーを吸収することができ、車両130の耐衝突性を向上させることができる。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、載置台52と保持部材172を別体としたが、一体としてもよい。
本発明の第1実施形態に係る固定冶具を採用したシーリング・ポンプアップ装置が車載された車両のトランクルームを示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る固定冶具を採用したシーリング・ポンプアップ装置を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る固定冶具を採用したシーリング・ポンプアップ装置を示した分解斜視図である。 (A)本発明の第1実施形態に係る固定冶具を採用したシーリング・ポンプアップ装置が車載されたトランクルームを示した断面図である。(B)従来のスペアタイヤが車載されたトランクルームを示した断面図である。 本発明の第1実施形態に係る固定冶具を採用したシーリング・ポンプアップ装置が車載される前のトランクルームを示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置本体の液剤容器、及び注入ユニット等を示した断面図である。 本発明の第1実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置本体の液剤容器、及び注入ユニット等を示した断面図である。 本発明の第1実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置本体を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置本体を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置本体、及び空気入りタイヤを示した斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る固定冶具を採用したシーリング・ポンプアップ装置を示した分解斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る固定冶具を採用したシーリング・ポンプアップ装置を示した分解斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る固定冶具を採用したシーリング・ポンプアップ装置が車載されたトランクルームを示した断面図である。
符号の説明
10 シーリング・ポンプアップ装置
11 シーリング・ポンプアップ装置本体
18 液剤容器(シーリング剤容器)
32 シーリング剤
50 固定冶具
52 載置台
54 バンド部材(第1バンド部材)
60 ボルト部材(載置台固定手段)
62 ナット部材
136 スペアタイヤ取付部
144 側壁面
150 固定冶具
152 収納ケース
160 シーリング・ポンプアップ装置
170 固定冶具
172 保持部材
174 バンド部材(第2バンド部材)
180 シーリング・ポンプアップ装置

Claims (8)

  1. パンクした空気入りタイヤ内にシーリング剤容器に収納される液状のシーリング剤を注入した後、空気入りタイヤ内へ加圧空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧させるシーリング・ポンプアップ装置本体を車両に設けられた凹状のスペアタイヤ取付部に固定するのに用いられ、
    前記シーリング・ポンプアップ装置本体が載置される載置台と、
    前記載置台に前記シーリング・ポンプアップ装置本体を固定する装置固定手段と、
    凹状の前記スペアタイヤ取付部の底面に設けられた固定部材に前記載置台を固定する載置台固定手段と、
    を備えることを特徴とする固定冶具。
  2. 前記スペアタイヤ取付部の底面に設けられた前記固定部材はスペアタイヤを固定するのに使用されるナット部材であって、
    前記載置台固定手段は、基部が前記載置台に固定され、先端部に前記ナット部材と螺合するネジ部が設けられたボルト部材であることを特徴とする請求項1に記載の固定冶具。
  3. 一端の少なくとも一部が凹状の前記スペアタイヤ取付部の側壁面に近接配置され、他端が前記載置台の外周部に保持される保持部材が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の固定冶具。
  4. 前記保持部材は金属板から形成され、前記保持部材の外周縁は凹状の前記スペアタイヤ取付部の側壁面に沿っていることを特徴とする請求項3に記載の固定冶具。
  5. 前記装置固定手段は、前記シーリング・ポンプアップ装置本体を前記載置台に向けて圧接させると共に、前記載置台に一部が固定される第1バンド部材であることを特徴とする請求項1〜4何れか1項に記載の固定冶具。
  6. 前記装置固定手段は、前記シーリング・ポンプアップ装置本体を前記載置台に向けて圧接させると共に、前記保持部材に一部が固定される第2バンド部材であることを特徴とする請求項3又は4何れか1項に記載の固定冶具。
  7. 前記装置固定手段は、前記シーリング・ポンプアップ装置本体が収納されると共に、前記載置台に固定される箱状の収納ケースであることを特徴とする請求項1〜4何れか1項に記載の固定冶具。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載された固定冶具と、
    前記固定冶具によって車載されるシーリング・ポンプアップ装置本体と、
    備えることを特徴とするシーリング・ポンプアップ装置。
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