JP2008307861A - シーリング・ポンプアップ装置 - Google Patents

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真樹 吉田
Yuji Takeda
裕二 竹田
Takaharu Izumimoto
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Abstract

【課題】ホースの接続換えを行うことなく、コンプレッサー機能とタイヤ補修機能とを切り換えるとともに、切り換えに用いる冶具の操作の煩雑さを改善したシーリング・ポンプアップ装置を提供すること。
【解決手段】注入ユニット20に離脱可能に装着されて冶具挿入穴44を塞ぐ蓋部材110と、冶具挿入穴44に挿入可能とされ冶具挿入穴44に挿入することでアルミシール30が穿孔されて挿入方向の先端側が液剤容器18内に入り込み、冶具連通路88を介して空気供給路60と液剤容器18内とを連通させるとともに冶具挿入穴44を塞ぐ冶具82と、をシーリング・ポンプアップ装置10が備えることでホースの接続換えを行うことなく、コンプレッサー機能、タイヤ補修機能を切り換えられ、かつ切り換えに用いる冶具の操作の煩雑さを改善できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、パンクした空気入りタイヤをシーリングするためのシーリング剤を空気入りタイヤ内へ注入するとともに、空気入りタイヤ内に圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧するシーリング・ポンプアップ装置に関する。
近年、空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際に、タイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修して所定の指定圧まで内圧をポンプアップするシーリング・ポンプアップ装置が普及している。この種のシーリング・ポンプアップ装置としては、例えば、特許文献1に記載されているものが知られている。
特許文献1に記載されているシーリング・ポンプアップ装置は、切換え具(冶具)を用いることで、コンプレッサーとしての使用と、パンク修理としての使用とをホースの接続換えを行うことなく切り換えられるように構成されている。このシーリング・ポンプアップ装置は、容器の蓋が破通されていない状態であれば、コンプレッサーとして使用することができ、切換え具を用いて容器の蓋を破通することで、流出したシーリング剤、及び圧縮空気を空気入りタイヤへと圧送して充填することができる、すなわちパンク修理として使用することができる。
特開2005−199618号公報
ところで、特許文献1に記載されているシーリング・ポンプアップ装置では、切換え具に外ネジが形成されており、切換え具のハンドルを回転させることで切換え具を蓋に向けて進行させ、切換え具先端に設けた先端破断部で蓋を破通するようになっており、切換え具の操作が煩雑となっている。
このため、市場では、ホースの接続換えを行うことなく、空気入りタイヤを昇圧するためのコンプレッサー機能と、パンクを修理するためのタイヤ補修機能とを切り換えることが可能であり、且つ、この切り換えに用いる冶具の操作の煩雑さを改善したシーリング・ポンプアップ装置の開発が望まれている。
本発明の目的は、上記事実を考慮して、ホースの接続換えを行うことなく、コンプレッサー機能と、タイヤ補修機能とを切り換えられるとともに、この切り換えに用いる冶具の操作の煩雑さを改善したシーリング・ポンプアップ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の請求項1に係るシーリング・ポンプアップ装置は、シーリング剤を収容するとともに、前記シーリング剤の流出口がシール部材で塞がれた液剤容器と、前記流出口に連結され、且つ、前記シール部材が穿孔されることで前記液剤容器内と連通する給液室と、外部と前記給液室とを連通する冶具挿入穴とを有する注入ユニットと、一端が前記冶具挿入穴の側壁に開口する空気供給路と、空気入りタイヤに充填するための圧縮空気を生成し、生成された前記圧縮空気を前記空気供給路の他端に供給する圧縮空気供給手段と、前記給液室に流出した前記シーリング剤、及び前記圧縮空気を前記空気入りタイヤに供給するための気液供給配管と、前記注入ユニットに離脱可能に装着されて前記冶具挿入穴の前記空気供給路の開口よりも外部側を塞ぐ閉塞部材と、前記冶具挿入穴に挿入可能とされ、前記冶具挿入穴に挿入することで前記シール部材が穿孔されて挿入方向の先端側が前記液剤容器内に入り込み、内部に設けられた連通路を介して前記空気供給路と前記液剤容器内とを連通させるとともに、少なくとも前記冶具挿入穴の前記空気供給路の開口よりも外部側を塞ぐ冶具と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置によれば、注入ユニットに閉塞部材が装着された状態では液剤容器を除いて、空気供給路、冶具挿入穴、給液室、気液供給配管、及び空気入りタイヤ内が連通する。このため、圧縮空気供給手段によって生成された圧縮空気を空気供給路の他端に供給することで、圧縮空気が冶具挿入穴の空気供給路の開口を介して、冶具挿入穴、給液室、そして気液供給配管を通り、空気入りタイヤ内に供給される。このとき、冶具挿入穴の空気供給路の開口よりも外部側が閉塞部材によって塞がれるため圧縮空気が外部に流出することが防止される。以上のことから、閉塞部材が注入ユニットに装着された状態であれば、本発明のシーリング・ポンプアップ装置は、空気入りタイヤを昇圧するためのコンプレッサー機能を使用することができる。
また、注入ユニットから閉塞部材を離脱してから、冶具挿入穴に冶具を挿入することで液剤容器のシール部材が穿孔されて、冶具の挿入方向の先端側が液剤容器内に入り込み、連通路を介して空気供給路と液剤容器内とが連通する。
次いで、圧縮空気供給手段で生成された圧縮空気を空気供給路の他端に供給することで、圧縮空気が冶具挿入穴の空気供給路の開口を介して、連通路を通り液剤容器内に供給される。これにより、液剤容器内のシーリング剤に圧力が作用して、シーリング剤が給液室に押し出され、押し出された(流出した)シーリング剤、及び圧縮空気が気液供給配管を通り、空気入りタイヤ内に供給される。このとき、少なくとも冶具挿入穴の空気供給路の開口よりも外部側が冶具によって塞がれるため圧縮空気やシーリング剤が外部に流出することが防止される。以上のことから、冶具が冶具挿入穴に挿入された状態であれば、本発明のシーリング・ポンプアップ装置は、パンクを修理するためのタイヤ補修機能を使用することができる。
従って、請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置は、ホースの接続換えを行うことなく、コンプレッサー機能と、タイヤ補修機能とを切り換えることができる。
また、冶具を冶具挿入穴に挿入するという簡単な操作で、前述のコンプレッサー機能とタイヤ補修機能とを切り換えることができる、すなわち、冶具の操作の煩雑さを改善することができる。
なお、空気入りタイヤにシーリング剤及び圧縮空気を供給した後、規定の走行を行うことでシーリング剤がパンク孔に充填される。規定の走行後、空気圧を確認し、必要があれば圧縮空気を再充填する。このようにして、空気入りタイヤの補修が完了する。
本発明の請求項2に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置において、前記冶具挿入穴の前記給液室の開口は前記シール部材に対向するように配置され、前記冶具挿入穴の前記給液室の開口部には穿孔部材が離脱可能に装着され、前記穿孔部材は、前記冶具挿入穴と前記給液室とを連通する貫通孔と、前記シール部材を穿孔可能な穿孔部とを備えることを特徴としている。
請求項2に記載のシーリング・ポンプアップ装置によれば、穿孔部材に貫通孔が設けられていることから、コンプレッサー機能使用時には圧縮空気供給手段によって生成された圧縮空気が空気供給路、冶具挿入穴、貫通穴、給液室、そして気液供給配管を通って空気入りタイヤへと供給される。また、冶具挿入穴の給液室の開口がシール部材に対向するように配置されていることから、冶具挿入穴に冶具を挿入することで、冶具に押圧された穿孔部材が冶具挿入穴の給液室の開口部から離脱した後、穿孔部でシール部材に孔を穿つ。このため、冶具にシール部材を穿孔するための機能を付加する必要がなく、冶具の挿入方向の先端側の設計自由度を向上させることができる。
本発明の請求項3に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項1または請求項2に記載のシーリング・ポンプアップ装置において、前記閉塞部材は、前記冶具挿入穴に挿入される挿入部と、前記挿入部の基端部に設けられ、前記挿入部の軸方向と直交する方向で、かつ前記挿入部を挟んで両側に延びる延設部と、前記延設部または前記挿入部に設けられ、前記挿入部の抜け出し方向の移動を阻止する閉塞部材ロック手段と、を備えることを特徴としている。
請求項3に記載のシーリング・ポンプアップ装置によれば、閉塞部材ロック手段によって挿入部の抜け出し方向の移動が阻止されるため、コンプレッサー機能使用時に、閉塞部材の挿入部に抜け出し方向の圧力が作用しても閉塞部材が冶具挿入穴から抜け出すことがない。
本発明の請求項4に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項3に記載のシーリング・ポンプアップ装置において、閉塞部材ロック手段は、前記冶具挿入穴及び前記挿入部のいずれか一方に設けられた係合凹部と、前記冶具挿入穴及び前記挿入部のいずれか他方に設けられ前記係合凹部と係合する係合凸部と、からなることを特徴としている。
請求項4に記載のシーリング・ポンプアップ装置によれば、閉塞部材の装着状態は閉塞部材ロック手段によって維持される、すなわち、係合凹部と係合凸部との係合状態によって維持される。従って、係合凹部と係合凸部とを係合させる簡単な構造で、閉塞部材ロック手段がなされる。
本発明の請求項5に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項4に記載のシーリング・ポンプアップ装置において、前記係合凸部は弾性変形可能であり、前記延設部の前記挿入部が設けられている側と反対側に取手が設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載のシーリング・ポンプアップ装置によれば、注入ユニットに装着状態の閉塞部材の取手を掴んで抜け出し方向に引っ張ることで、係合凸部が弾性変形しながら抜け出し方向に引っ張りだされ、係合凸部と係合凹部との係合状態が解除されて閉塞部材が注入ユニットから離脱する。ここで、閉塞部材に取手が設けられているため閉塞部材を抜け出し方向に引っ張り出すのが容易になる。
本発明の請求項6に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項3に記載のシーリング・ポンプアップ装置において、閉塞部材ロック手段は、前記注入ユニットの外周面から前記冶具の挿入方向と直交する方向に張り出す張出部と、前記延設部の両側で、かつ前記挿入部の設けられている側に設けられた支柱と、前記支柱の先端側に設けられ、前記冶具挿入穴に挿入した前記挿入部の抜け出し方向の移動を阻止するために前記張出部の縁部に引っ掛かるように前記挿入部側に向けて突出する爪と、を備えることを特徴としている。
請求項6に記載のシーリング・ポンプアップ装置によれば、閉塞部材の装着状態において、挿入部に圧縮空気からの圧力が作用すると、挿入部が延設部の中央部分を押圧し、延設部は両側の爪部分を支点として中央部分が凸となる曲げ変形を生じる。延設部がこのような曲げ変形を生じると、支柱は張出部の縁部分を押圧する方向へ傾き、爪の縁部への引っ掛かりは強まる方向となる。このため、コンプレッサー機能使用時における閉塞部材の抜け出し方向の移動が効果的に阻止される。
以上説明したように、本発明のシーリング・ポンプアップ装置は、ホースの接続換えを行うことなく、コンプレッサー機能と、タイヤ補修機能とを切り換えることができるとともに、この切り換えに用いる冶具の操作の煩雑さを改善することができる、という優れた効果を有する。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置について説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置10は、自動車等の車両に装着された空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際、そのタイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修して所定の指定圧まで内圧を再加圧(ポンプアップ)するものである。
シーリング・ポンプアップ装置10は外殻部としてケーシング11を備えており、このケーシング11の内部には、コンプレッサユニット12(圧縮空気供給手段)、注入ユニット20及び、この注入ユニット20に連結された液剤容器18が配置されている。
コンプレッサユニット12には、その内部にモータ、エアコンプレッサ、電源回路、制御基板等が配置されると共に、電源回路からユニット外部へ延出する電源ケーブル14が設けられている。この電源ケーブル14の先端部に設けられたプラグ15を、例えば、車両に設置されたシガレットライターのソケットに差込むことにより、車両に搭載されたバッテリにより電源回路を通してモータ等へ電源が供給可能になる。ここで、コンプレッサユニット12は、そのエアコンプレッサにより修理すべきタイヤ100(図4参照)の種類毎に規定された指定圧よりも高圧(例えば、300kPa以上)の圧縮空気を発生可能とされている。
コンプレッサユニット12は、電源スイッチ13、及び圧力ゲージ16を備えており、ケーシング11の上面11Uの中央付近に、これら電源スイッチ13、及び圧力ゲージ16が配置されている。
また、ケーシング11の上面11Uには、操作手順を説明するマニュアル17、後述する冶具82を取り付ける図示しない冶具収容孔、及び後述する接続口21が配置されている。
図3に示すように、シーリング・ポンプアップ装置10には、シーリング剤32を収容した液剤容器18及び、この液剤容器18が連結される注入ユニット20が設けられている。液剤容器18の下端部には、下方に突出する略円筒状の首部26が一体的に形成されている。首部26は、それよりも上端側の容器の本体部分よりも径が細く形成されている。この首部26の下端部には、シーリング剤32を外部(後述する加圧給液室40)に流出させるための流出口29が形成されており、首部26の流出口29にはシーリング剤32を液剤容器18内に密封(収容)するためのシール部材の一例としてのアルミシール30が配置されている。アルミシール30は、外周縁部が首部26における開口周縁部に接着等により全周に亘って固着されている。また首部26の中間部には、外周側へ延出するように段差部28が形成されている。
ここで、液剤容器18は、ガス遮断性を有する各種の樹脂材料やアルミ合金等の金属材料を素材として成形されている。また液剤容器18内には、シーリング・ポンプアップ装置10により修理すべきタイヤ100の種類、サイズ等に応じた規定量(例えば、200g〜400g)よりも若干多めのシーリング剤32が充填されている。なお、本実施形態の液剤容器18においては、空間を設けることなくシーリング剤32が隙間無く充填されているが、シーリング剤32の酸化等による変質を防止するため、出荷時にAr等の不活性ガスをシーリング剤32と共に液剤容器18内へ若干量封入するようにしてもよい。
シーリング・ポンプアップ装置10では、液剤容器18を注入ユニット20の上側に直立した状態にすると、液剤容器18内のシーリング剤32が自重により、液剤容器18のアルミシール30を加圧した状態となる。
図3に示すように、注入ユニット20には、上端側が開口した略有底円筒状に形成されたユニット本体部34及び、このユニット本体部34の下端部から外周側へ張り出す円板状の脚部36が一体的に設けられている。ユニット本体部34には、内周側に液剤容器18の首部26の下端側が挿入されると共に、上端面が首部26の段差部28にスピン溶着等の方法により溶着されている。
ユニット本体部34内には、アルミシール30が突き破られると液剤容器18の内部と連通する略円柱状の加圧給液室40が設けられている。注入ユニット20には、ユニット本体部34の内周側に円筒状の内周筒部42が同軸的に形成されている。内周筒部42の中心部には、注入ユニット20の下端面と内周筒部42の上端面との間を貫通する断面円形の冶具挿入穴44が形成されている。
図1、及び図4に示すように、シーリング・ポンプアップ装置10には、コンプレッサユニット12から延出する黒色の空気ホース50が設けられており、この空気ホース50は、その基端部がコンプレッサユニット12内のエアコンプレッサに接続されている。また、空気ホース50の先端部には、後述する接続口21に接続可能なバルブアダプタ22が取り付けられている。
図1に示すように、ケーシング11の前側壁面11Fには、空気ホース50、及びバルブアダプタ22を収納するための溝23が形成されており、通常は、この溝23に空気ホース50、及びバルブアダプタ22が嵌めこまれて収納されている。また、図1に示すように、ケーシング11には、ケーシング11の前側壁面11F側から内部をのぞき見るための、のぞき窓19が設けられている。のぞき窓19の奥には液剤容器18が配置されており、のぞき窓19を通してシーリング剤32の液面32A(図4参照)の高さを目視できる。
図3に示されるように、注入ユニット20には、内周筒部42の外周面からユニット本体部34を貫通して外周側へ延出する円筒状の空気供給管52が形成されている。この空気供給管52の外周側の先端部には、ニップル54を介して耐圧ホース24の一端部が接続されている。一方、耐圧ホース24の他端部は、図2に示すように、ケーシング11の上面11Uに設けられた接続口21に接続されている。このように、接続口21はケーシング11の上面11Uに設けられているため、装置が正立している状態では、当然ながら接続口21は、液剤容器18に収容されたシーリング剤32の液面32Aよりも上方に位置することになる(図4参照。)。
図3に示すように、空気供給管52の基端部は、内周筒部42の外周面へ接合されており、内周筒部42の周壁部に穿設された複数個(本実施形態では、2個)の絞り部56を通して冶具挿入穴44内へ連通している。
内周筒部42の絞り部56は、それぞれ断面円形で内径が全長に亘って一定の貫通穴として形成されており、その内径が空気供給管52の内径よりも小さくなっている。絞り部56の内周端は、内周筒部42の内周面における中間部に開口し、内周筒部42の内周面に円形の空気供給口58を形成している。
ここで、耐圧ホース24、空気供給管52及び絞り部56は、その内部の空間がエアコンプレッサによって生成される圧縮空気を液剤容器18内又は加圧給液室40へ供給するための空気供給路60として構成されている。
図3に示されるように、冶具挿入穴44には、加圧給液室40側に穿孔部材62の軸部63が挿入されている。穿孔部材62には、軸部63の上端部に径方向外側へ拡径する円板状の大径部64が設けられている。大径部64の上面の外周端部には、アルミシール30を突き破りやすくするための突起状の穿孔部66が連続的に形成されている。軸部63の外周面には、冶具挿入穴44内へ挿入された状態で、空気供給口58に対して上側となる部位に環状の嵌挿溝が形成されており、この嵌挿溝内にゴム製のOリング72が嵌挿されている。
Oリング72は、軸部63が冶具挿入穴44に挿入された状態で、外周側の端部を冶具挿入穴44の内周面へ全周に亘って圧接させている。このため、軸部63はOリング72と冶具挿入穴44の内周面との摩擦により、冶具挿入穴44の内部に保持される。この状態では、大径部64の先端面がアルミシール30の正面中央に対向しており、大径部64とアルミシール30との間には若干の隙間が存在している。
また、穿孔部材62には、軸部63の下端面と穿孔部66の上端面との間を貫通する貫通穴67が設けられている。この貫通穴67によって冶具挿入穴44と加圧給液室40とが連通している。なお、本実施形態では、図3に示すように、軸部63の下端面が空気供給口58よりも上側となるように軸部63の長さを設定しているが、本発明はこの構成に限定される必要は無く、軸部63の下端面が空気供給口58よりも下側となるように軸部63の長さを設定してもよい。この場合には貫通穴67の下側の開口が空気供給口58に対応した位置となるように設定する必要がある。
図3に示されるように、注入ユニット20には、ユニット本体部34の周壁部を貫通するように円筒状の気液供給管74が一体的に形成されている。気液供給管74の外周側の先端部には、ニップル76を介して赤色のジョイントホース78の基端部が接続されている。ジョイントホース78の先端部には、タイヤ100のタイヤバルブ102に着脱可能に接続されるバルブアダプタ80が設けられている。また気液供給管74の基端側は加圧給液室40内へ挿入されている。これにより、ジョイントホース78は、気液供給管74を通して加圧給液室40内へ連通する。
図2に示すように、ケーシング11の後側壁面11Rには、ジョイントホース78、及びバルブアダプタ80を収納するための溝25が形成されており、通常は、この溝25にジョイントホース78、及びバルブアダプタ80が嵌めこまれて収納されている。ここで、ジョイントホース78、及びバルブアダプタ80が溝25に収納されている状態で、装置が正立している場合、ジョイントホース78の一部分が液剤容器18に収容されたシーリング剤32の液面32Aよりも上方に配置されている(図4参照。)。
(閉塞部材)
図3に示されるように、冶具挿入穴44には、外部側に閉塞部材の一例としての蓋部材110(本実施形態ではゴム製)の蓋挿入部112が挿入されている。この蓋挿入部112は断面円形の棒状であり、外周面から突出する環状の係合凸部の一例としての凸部116を有している。凸部116は、冶具挿入穴44に設けられた係合凹部の一例としての凹部118に嵌合(係合)されているため、蓋部材110の抜け出し方向の移動が阻止される。また、この嵌合状態においては、凸部116の少なくとも一部が全周に亘って凹部118に密着するため、この密着面から冶具挿入穴44の外部側に流体(圧縮空気)が流出することが防止される。なお、本実施形態の蓋部材110はゴム製のため蓋挿入部112の径を冶具挿入穴44の径よりも若干小さくしておくことで、蓋部材110の装着(挿入)、及び離脱(引き抜き)操作が簡単になる。また、蓋挿入部112の下端部には径方向両外側へ延びる延設部114が設けられており、この延設部114によって蓋部材110が冶具挿入穴44に入り込み過ぎるのが防止されている。
また、蓋部材110の凸部116と冶具挿入穴44の凹部118との嵌合は、コンプレッサユニット12によって生成される圧縮空気からの圧力を受けても解除されないように設定されている。なお、本実施形態では蓋部材110(特に凸部116)の弾性率を設定することで凸部116と凹部118との嵌合力を調整している。
(冶具)
次に、シーリング・ポンプアップ装置10からシーリング剤32を流出させる際に用いる冶具82について説明する。
図5に示されるように、冶具82(本実施形態では合成樹脂製)は、棒状の冶具挿入部84と、冶具挿入部84の一端部に形成された略長方形のベース部86を備えている。
ベース部86には冶具挿入部84の形成されている面の両端付近に、引掛け部83が形成されている。引掛け部83は、ベース部86から垂直に立ち上がる弾性変形可能な支柱83Aと、支柱83Aの先端側で、かつ冶具挿入部84側の側面に一体的に形成される側面視で三角形の爪83Bとを備えている。
なお、注入ユニット20の脚部36には、冶具挿入穴44の両側に、引掛け部83を挿入する矩形の係止孔85(図5(B)参照)が形成されている。係止孔85の間隔L2は、支柱83Aの間隔(L1×2)と略同一に設定されているが、爪83Bの間隔L3よりも広く設定されている。
冶具挿入部84には、その先端面からベース部86側に向けて延び、中間部で複数本(例えば、2本)に分岐し、分岐した部分がそれぞれ外周側へ延出した冶具連通路88が形成されている。冶具挿入部84の外周面には、冶具連通路88の開口部分に空気通路となる環状の連通溝90が形成されている。
冶具挿入部84の外周面には、連通溝90の上側及び下側にそれぞれ嵌挿溝が形成されており、これら一対の嵌挿溝にそれぞれOリング96が嵌挿されている。このOリング96は、穿孔部材62に配置されたOリング72と同一寸法及び素材のものが用いられている。
冶具挿入部84の長さは、冶具挿入穴44の下端からアルミシール30までの寸法に対して若干長くなっている。これにより、冶具82の冶具挿入部84全体が冶具挿入穴44内へ挿入されると、図6に示されるように、穿孔部材62が確実に冶具挿入穴44内から押し出され、液剤容器18内まで押し出されるとともに、冶具82の上端部が液剤容器18内へ入り込む(挿入される)。また冶具挿入部84全体が冶具挿入穴44内へ挿入された状態では、冶具挿入部84の連通溝90と絞り部56の空気供給口58とが軸方向に沿って一致する。これにより、連通溝90を介して空気供給路60が冶具82の冶具連通路88と連通する。
また一対のOリング96は、冶具挿入部84が冶具挿入穴44に挿入された状態で、それぞれ外周側の端部を冶具挿入穴44の内周面へ全周に亘って圧接させている。これにより、冶具挿入穴44は、空気供給口58の上側及び下側でそれぞれ冶具挿入部84及び一対のOリング96により密閉された状態となる。
(シーリング・ポンプアップ装置の作用)
次に、本実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置10のコンプレッサー機能を用いてタイヤ100を昇圧する作業手順を説明する。なお、ここでいう、コンプレッサー機能とは、空気入りタイヤを昇圧するための機能である。
作業者は、先ず、蓋部材110が冶具挿入穴44に確実に装着されていることを確認した後、注入ユニット20の脚部36が下、液剤容器18が上になるようにシーリング・ポンプアップ装置10を、例えば路面の上等に配置する(正立状態。図1,2,4参照。)。次に、黒色(BLACK)の空気ホース50を溝23から取り出し、空気ホース50のバルブアダプタ22をケーシング11の上面11Uに設けられた接続口21に接続し、赤色(RED)のジョイントホース78を溝25から取り出し、ジョイントホース78のバルブアダプタ80をタイヤ100のタイヤバルブ102に接続し(図4参照。)、ジョイントホース78を通して加圧給液室40をタイヤ100内へ連通させる。
次に、プラグ15を、車両に設置されたシガレットライター等のソケットに差込み、車両のエンジンをかけ、電源スイッチ13をオンにしてコンプレッサユニット12を作動させる。コンプレッサユニット12により発生した圧縮空気は、空気供給路60、冶具挿入穴44、貫通穴67、加圧給液室40、及びジョイントホース78を通ってタイヤ100内へと供給される。そして、作業者は、圧力ゲージ16によりタイヤ100の内圧が指定圧になったことを確認したならば、電源スイッチ13をオフにしてコンプレッサユニット12を停止し、バルブアダプタ80をタイヤバルブ102から取り外す。
次に、本実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置10のタイヤ補修機能を用いてパンクしたタイヤ100を修理する作業手順を説明する。なお、ここでいう、コンプレッサー機能とは、タイヤ100にシーリング剤32を注入した後で、圧縮空気を供給してタイヤ100を昇圧するための機能である。
なお、前述したマニュアル17には、以下の手順(1)〜(8)を示す説明(文章、及びイラスト)が記載されている。
(1) タイヤ100にパンクが発生した際には、作業者は、先ず、蓋部材110を冶具挿入穴44が引き抜き、冶具82の引掛け部83を注入ユニット20の脚部36に形成されている係止孔85に対向させ、冶具82の冶具挿入部84をシーリング・ポンプアップ装置10の冶具挿入穴44に挿入する(押し込む)とともに、引掛け部83を係止孔85に挿入する。引掛け部83が係止孔85に挿入される際には、爪83Bの斜面が係止孔85の開口部に押されて支柱83Aが弾性変形するが、冶具82のベース部86が注入ユニット20の脚部36へ突き当たるまで挿入すると、爪83Bが係止孔85を通過して支柱83Aが自身の弾性で元に戻り、爪83Bが係止孔85の縁部に引っ掛かり、冶具82の抜けを防止する。
これにより、冶具挿入部84で押された穿孔部材62の穿孔部66がアルミシール30を突き破って容器内に押し込まれ、冶具挿入部84が容器内に進入する(図6参照)。
このとき、冶具82は、冶具挿入部84の外周面に配置された一対のOリング96を冶具挿入穴44の内周面に圧接させつつ、冶具挿入部84を冶具挿入穴44の入口側の端部から奥側へ移動させ、その移動途中に、冶具挿入部84の上側に配置されたOリング96を空気供給口58の内周側を通過させる。また穿孔部材62も、軸部63の外周面に配置された一対のOリング96を冶具挿入穴44の内周面に圧接させつつ、軸部63を冶具挿入穴44内から出口側の端部へ移動させ、その移動途中に、軸部63の下側に配置されたOリング72を空気供給口58の内周側を通過させる。
その後、脚部36が下、液剤容器18が上になるようにシーリング・ポンプアップ装置10を、例えば路面の上等に配置する(正立状態。図1,2,4参照。)。
冶具82の冶具挿入部84を注入ユニット20の冶具挿入穴44に挿入すると、図6に示されるように、冶具挿入部84の先端部が内周筒部42の先端から突出すると共に、穿孔部材62によりアルミシール30に開けられた孔31に正対する。また孔31を通して液剤容器18内のシーリング剤32が加圧給液室40へ流出する。
(2) 次に、黒色(BLACK)の空気ホース50を溝23から取り出し、空気ホース50のバルブアダプタ22をケーシング11の上面11Uに設けられた接続口21に接続する(図4参照。)。
(3) 次に、赤色(RED)のジョイントホース78を溝25から取り出し、ジョイントホース78のバルブアダプタ80をタイヤ100のタイヤバルブ102に接続し(図4参照。)、ジョイントホース78を通して加圧給液室40をタイヤ100内へ連通させる。
(4) プラグ15を、車両に設置されたシガレットライター等のソケットに差込む。
(5) 車両のエンジンをかける。
(6) 電源スイッチ13をオンにしてコンプレッサユニット12を作動させる。コンプレッサユニット12により発生した圧縮空気は、空気供給路60、及び冶具連通路88を通して液剤容器18内に供給される(図6参照)。
圧縮空気が液剤容器18内に供給されると、この圧縮空気が液剤容器18内でシーリング剤32の上方へ浮上し、液剤容器18内のシーリング剤32上に空間(空気層)を形成する。この空気層からの空気圧により加圧されたシーリング剤32は、アルミシール30に開けられた孔31を通して加圧給液室40へ供給され、加圧給液室40内からジョイントホース78を通って空気入りタイヤ100内へ注入される。
なお、液剤容器18内のシーリング剤32が全て排出された後は、加圧給液室40内のシーリング剤32が加圧されてジョイントホース78を通って空気入りタイヤ100内へ供給される。その後、加圧給液室40及びジョイントホース78から全てのシーリング剤32が吐出されると、圧縮空気は液剤容器18、加圧給液室40、そしてジョイントホース78を介してタイヤ100内へ注入される。
次に、作業者は、圧力ゲージ16によりタイヤ100の内圧が指定圧になったことを確認したならば、電源スイッチ13をオフにしてコンプレッサユニット12を停止し、バルブアダプタ80をタイヤバルブ102から取り外す。
作業者は、タイヤ100の膨張完了後一定時間内に、シーリング剤32が注入されたタイヤ100を用いて一定距離(例えば、10km)に亘って予備走行する。これにより、タイヤ100内部にシーリング剤32が均一に拡散し、シーリング剤32がパンク穴に充填されてパンク穴が閉塞される。
(8) 予備走行完了後に、作業者は図4に示すように、空気ホース50のバルブアダプタ22をタイヤ100のタイヤバルブ102に接続し、圧力ゲージ16によりタイヤ100の内圧を再測定し、規定の圧力に満たない場合にはコンプレッサユニット12を再作動させてタイヤ100を規定の内圧まで加圧する。これにより、タイヤ100のパンク修理が完了し、このタイヤ100を用いて一定の距離範囲内で一定速度以下(例えば、80Km/h以下)での走行が可能になる。
本実施形態のシーリング・ポンプアップ装置10では、冶具挿入穴44から蓋部材110を引き抜いた後で、冶具82を冶具挿入穴44に挿入する(押し込む)という簡単な操作で、コンプレッサー機能とタイヤ補修機能とを切り換えることができるため、ホースの接続換えなどを行う必要がない。また、冶具82の操作の煩雑さが改善されている。
なお、本実施形態のシーリング・ポンプアップ装置10では、タイヤ補修機能使用時におけるシーリング剤32、及び圧縮空気の注入時に、冶具82の冶具挿入部84に、冶具挿入穴44から抜け出す方向の力(圧力×冶具挿入部84の面積)が作用するが、図6に示すように冶具82に設けた引掛け部83の爪83Bが注入ユニット20の脚部36に引っ掛かっているため、冶具82が抜け出ることはない。
ここで、冶具挿入穴44に挿入された冶具挿入部84に圧縮空気からの圧力が作用すると、冶具挿入部84がベース部86の中央部分を押圧し、ベース部86は両側の爪83Bを支点として中央部分が凸となる曲げ変形を生じる。ベース部86がこのような曲げ変形を生じると、支柱83Aは係止孔85の冶具挿入穴側の縁部分を押圧する方向へ傾くので、爪83Bの孔縁部への引っ掛かりは強まる方向となり好ましい形態である。
また、シーリング・ポンプアップ装置10では、コンプレッサー機能使用時における圧縮空気の供給時に、蓋部材110の蓋挿入部112に、冶具挿入穴44から抜け出す方向の力(圧力×蓋挿入部112の面積)が作用するが、図3に示すように蓋部材110に設けた凸部116が冶具挿入穴44の内周面の凹部118に嵌合しているため、蓋部材110が抜け出すのが防止される。蓋部材110が抜け出し方向の力を受けたときには、凸部116と凹部118との密着面の密着が強まるため蓋部材110から外部に圧縮空気が漏れ出すことが効果的に防止される。
なお、本実施形態では、蓋部材110がゴム製とされるため、冶具挿入穴44に蓋挿入部112を挿入する際には、凸部116が潰れ(弾性変形し)、凸部116と凹部118とが嵌合する位置で復元して、凸部116と凹部118とが勘合する。これに対して、引き抜く際には、凸部116が潰れた状態(弾性変形した状態)で、蓋挿入部112が冶具挿入穴44から引っ張り出される。
[第2の実施形態]
次に、シーリング・ポンプアップ装置の第2の実施形態を図7に基づき説明する。第2の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置は、蓋部材の構成が第1の実施形態と異なる点を除いては、第1の実施形態とほぼ同様の構成である。なお、第1の実施形態と同一部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図7に示されるように、本実施形態の蓋部材130には、第1の実施形態の蓋部材110の延設部114の蓋挿入部112が設けられている側と反対側の面に取手134が設けられている。この取手134は作業者が掴み易い形状であればどのような形状でもよく、本実施形態では、側面視で棒状の部材を半円状に折り曲げた形状とされている。
次に、第2の実施形態のシーリング・ポンプアップ装置の作用を説明する。
第2の実施形態では、第1の実施形態の作用に加えて以下の作用が得られる。
蓋挿入部132を冶具挿入穴44から引き抜く際に、取手134を掴んで抜け出し方向に引っ張ることで、凸部116が潰れた状態(弾性変形した状態)で、抜け出し方向に引っ張りだされて蓋部材130が注入ユニット20から離脱する。ここで、蓋部材130に取手134が設けられているため蓋部材130を抜け出し方向に引っ張り出すのが容易になる。
[第3の実施形態]
次に、シーリング・ポンプアップ装置の第2の実施形態を図8に基づき説明する。第3の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置140は、蓋部材、及び蓋部材関連の構成が第1の実施形態と異なる点を除いては、第1の実施形態とほぼ同様の構成である。なお、第1の実施形態と同一部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図8に示されるように、本実施形態の冶具挿入穴141には、第1の実施形態の冶具挿入穴44の内周面に設けられた凹部118が設けられていない。この冶具挿入穴141には、外部側に閉塞部材の一例としての蓋部材142(本実施形態ではゴム製)の蓋挿入部144が挿入されている。この蓋挿入部144は断面円形の棒状であり、外周面から突出する環状の凸部146を有している。凸部146は、冶具挿入穴141に蓋挿入部144を挿入した際に冶具挿入穴141の内周面に全周に亘って密着する密着面を有しており、この密着面により冶具挿入穴141の外部に流体が流出することが防止される。
なお、本実施形態の蓋部材142はゴム製のため蓋挿入部144の径を冶具挿入穴141の径よりも若干小さくしておくことで、蓋部材142の装着、及び離脱操作が容易になる。また、蓋挿入部144の下端部には径方向両外側へ延びる略長方形状の延設部148が設けられており、この延設部148によって蓋部材110が冶具挿入穴44に入り込み過ぎるのが防止されている。
蓋挿入部144の形成されている面の両端付近には、引掛け部152が形成されている。引掛け部152は、延設部148から垂直に立ち上がる支柱152Aと、支柱152Aの先端側で、かつ蓋挿入部144側の側面に一体的に形成される側面視で四角形の爪152Bとを備えている。この爪152Bは脚部36の縁部に引掛けられており、これにより、蓋挿入部144の抜け出し方向の移動が阻止されている。
次に、第3の実施形態のシーリング・ポンプアップ装置の作用を説明する。
第3の実施形態では、第1の実施形態の作用に加えて以下の作用が得られる。
本実施形態のシーリング・ポンプアップ装置140では、コンプレッサー機能使用時における圧縮空気の供給時に、蓋部材142の蓋挿入部144に、冶具挿入穴141から抜け出す方向の力(圧力×蓋挿入部144の面積)が作用するが、図8に示すように蓋部材142に設けた引掛け部152の爪152Bが注入ユニット20の脚部36の縁部に引っ掛かっているため、冶具82が抜け出ることはない。
ここで、冶具挿入穴141に挿入された蓋挿入部144に圧縮空気からの圧力が作用すると、蓋挿入部144が延設部148の中央部分を押圧し、延設部148は両側の爪152Bを支点として中央部分が凸となる曲げ変形を生じる。延設部148がこのような曲げ変形を生じると、支柱152Aは脚部36の縁部分を押圧する方向へ傾くので、爪152Bの該縁部への引っ掛かりは強まる方向となり好ましい形態である。
また、蓋部材142はゴム製のため、蓋部材142を冶具挿入穴141から引き抜く際には、爪152Bと脚部36の縁部との引っ掛かりが解除される方向に支柱152Aを弾性変形させればよい。
[第4の実施形態]
次に、シーリング・ポンプアップ装置の第4の実施形態を図9に基づき説明する。第4の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置160は、蓋部材、及び蓋部材関連の構成が第1の実施形態と異なる点を除いては、第1の実施形態とほぼ同様の構成である。なお、第1の実施形態と同一部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図9(A)に示されるように、本実施形態の冶具挿入穴161には、第1の実施形態の冶具挿入穴44の内周面に設けられた凹部118が設けられていない。この冶具挿入穴161には、外部側に閉塞部材の一例としての蓋部材162(本実施形態では合成樹脂製)の蓋挿入部164が挿入されている。この蓋挿入部164は断面円形の棒状であり、外周面に周方向に沿って嵌挿溝が形成され、この嵌挿溝にOリング174が嵌挿されている。なお、Oリング174は、穿孔部材62に配置されたOリング72と同一寸法及び素材のものが用いられている。また、Oリング174は、冶具挿入穴161に蓋挿入部144を挿入した際に冶具挿入穴161の内周面に全周に亘って密着する密着面を有しており、この密着面により冶具挿入穴161の外部に流体が流出することが防止される。
また、蓋挿入部164の下端部には径方向両外側へ延びる略長方形状の延設部168が設けられており、この延設部168によって蓋部材162が冶具挿入穴161に入り込み過ぎるのが防止されている。
蓋挿入部164の形成されている面の両端付近には、引掛け部170が形成されている。引掛け部170は、延設部168から垂直に立ち上がる支柱170Aと、支柱170Aの先端側で、かつ蓋挿入部164側の側面に一体的に形成される側面視で三角形の爪170Bとを備えている。また、図9(B)に示されるように、脚部36には切り欠き36Aが設けられており、蓋挿入部164を冶具挿入穴161に挿入する際には、切り欠き36Aの位置に支柱170Aの位置を合わせた状態で蓋挿入部164を挿入し、延設部168の上端面が注入ユニット20の下端面に接触した後で、冶具挿入穴161の軸(中心)を回転軸にして蓋部材162を回転させて爪170Bを脚部36の縁部に引掛かける。なお、図9(B)では、矢印R方向を回転方向としているが、反対方向に回転させてもよいものとする。
次に、第4の実施形態のシーリング・ポンプアップ装置の作用を説明する。
第4の実施形態では、第1の実施形態の作用に加えて以下の作用が得られる。
蓋部材162を冶具挿入穴161から引き抜く際には、冶具挿入穴161の軸(中心)を回転軸にして蓋部材162を回転させる。この操作は、支柱170A及び爪170Bが切り欠き36Aから引き抜くことができる位置に至るまで行い、該位置に至った後で、蓋部材162を冶具挿入穴161から引き抜く。ここで、本実施形態の蓋部材162の離脱操作は、第1〜第3の実施形態と比べて少ない力で行えるため、離脱操作が簡単となる。
また、本実施形態の延設部168に、第2の実施形態の取手134を設けてもよく、その場合には、離脱操作がさらに簡単なものとなる。
[その他の実施形態]
第1の実施形態では、ゴム製の蓋部材110の凸部116と冶具挿入穴44の内周面の凹部118とを嵌合させる構成としたが、本発明はこの構成に限定される必要は無く、蓋部材の凸部のみが弾性変形可能な部材からなり、蓋部材110の他の部分が合成樹脂等のゴムよりも弾性変形し難い部材からなる構成としてもよいものとする。
また、凸部116は、蓋挿入部112の外周面から突出して凹部118と嵌合可能な構成であればよく、例えば、蓋挿入部112に設けられた付勢手段(例えば、バネなど)によって凸部116が突出して凹部118と嵌合する構成であってもよいものとする。
上述の実施形態では、係合凸部の一例としての凸部116を蓋部材110の蓋挿入部112に設け、係合凹部の一例としての凹部118を冶具挿入穴44の内周面に設ける構成としたが、本発明はこの構成に限定される必要はなく、凸部が冶具挿入穴44の内周面に設けられ、凹部が蓋挿入部112に設けられる構成としてもよいものとする。
第1〜第4の実施形態では、穿孔部材62を冶具82で押圧してアルミシール30を突き破る構成としたが、本発明はこの構成に限定される必要は無く、冶具82の上端部を穿孔部材62の穿孔部66のようなアルミシール30を突き破り易い形状とし、この上端部でアルミシール30を突き破る構成としてもよいもとする。このようにすることで、穿孔部材62分の部品点数を削減できる。
また、第1〜第4の実施形態では、ケーシング11内に、コンプレッサユニット12、液剤容器18、及び注入ユニット20を収容する構成としているが、本発明はこの構成に限定される必要は無く、図11に示すように、ケーシング11内には、コンプレッサユニット12のみを収容する構成としてもよいものとする。
さらに、第1〜第4の実施形態では、空気ホース50のバルブアダプタ22を接続口21に接続して、コンプレッサユニット12が生成する圧縮空気を注入ユニット20側に供給しているが、本発明はこの構成に限定される必要は無く、例えば、空気ホース50がケーシング11内に配管されて、直接、空気供給管52に接続されている構成としてもよいものとする。このようにすることで、溝25、バルブアダプタ22、接続口21、及び耐圧ホース24などの部品数を削減できる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されることは無く、特許請求の範囲に含まれる範囲で各種変更して実施可能であることは言うまでもない。その一例として、図10(A)に示されるように、蓋挿入部182に雄ねじ184が形成された蓋部材180を、雌ねじ186が形成された冶具挿入穴188に係合(螺合)させるものが挙げられる。この場合には、蓋部材180の延設部181の蓋挿入部182側にOリング189を設けて、蓋部材180を冶具挿入穴188に挿入するときにOリング189を脚部36の底面に押し付けて冶具挿入穴188からの流体の流出を防止する構成としてもよく、また、図10(B)に示されるように、蓋部材180を冶具挿入穴188に挿入したときに、蓋挿入部182の雄ねじ184が形成されていない部分を圧接するような冶具挿入穴188の位置にOリング189を設けて冶具挿入穴188からの流体の流出を防止する構成としてもよいものとする。
第1の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置を前面側から見た斜視図である。 第1の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置を後面側から見た斜視図である。 シーリング・ポンプアップ装置における液剤容器、注入ユニット、蓋、及び冶具の構成を示す断面図である。 ジョイントホースを空気入りタイヤのタイヤバルブに接続した状態を示す要部の構成図である。 (A)は液剤容器、注入ユニット、及び冶具の構成を示す断面図であり、(B)は注入ユニットの底面図であり、(C)は冶具の断面図であり、(D)は冶具の側面図である。 冶具を挿入した液剤容器、及び注入ユニットの断面図である。 第2の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置に蓋を装着した状態を示す断面図である。 第3の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置に蓋を装着した状態を示す断面図である。 (A)は第4の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置に蓋を装着した状態を示す断面図であり、(B)は図9(A)の蓋を底面側から見た底面図である。 (A)その他の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置に蓋を装着した状態を示す断面図である。(B)図10(A)のその他の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置の変形例を示す断面図である。 その他の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置の概略説明図である。
符号の説明
10 シーリング・ポンプアップ装置
12 コンプレッサユニット(空気供給手段)
18 液剤容器
20 注入ユニット
29 流出口
30 アルミシール(シール部材)
32 シーリング剤
36 脚部(張出部)
40 加圧給液室(給液室)
44 冶具挿入穴
58 空気供給口
60 空気供給路
62 穿孔部材
66 穿孔部
67 貫通穴
78 ジョイントホース(気液供給配管)
82 冶具
88 冶具連通路(連通路)
100 タイヤ(空気入りタイヤ)
110 蓋部材(閉塞部材)
112 蓋挿入部(挿入部)
114 延設部
116 凸部(係合凸部)
118 凹部(係合凹部)
130 蓋部材(閉塞部材)
132 蓋挿入部(挿入部)
134 取手
140 シーリング・ポンプアップ装置
141 冶具挿入穴
142 蓋部材(閉塞部材)
144 蓋挿入部(挿入部)
148 延設部
152A 支柱
152B 爪
160 シーリング・ポンプアップ装置
161 冶具挿入穴
162 蓋部材(閉塞部材)
164 蓋挿入部(挿入部)
168 延設部
170A 支柱
170B 爪
180 蓋部材(閉塞部材)
181 延設部
182 蓋挿入部
188 冶具挿入穴

Claims (6)

  1. シーリング剤を収容するとともに、前記シーリング剤の流出口がシール部材で塞がれた液剤容器と、
    前記流出口に連結され、且つ、前記シール部材が穿孔されることで前記液剤容器内と連通する給液室と、外部と前記給液室とを連通する冶具挿入穴とを有する注入ユニットと、
    一端が前記冶具挿入穴の側壁に開口する空気供給路と、
    空気入りタイヤに充填するための圧縮空気を生成し、生成された前記圧縮空気を前記空気供給路の他端に供給する圧縮空気供給手段と、
    前記給液室に流出した前記シーリング剤、及び前記圧縮空気を前記空気入りタイヤに供給するための気液供給配管と、
    前記注入ユニットに離脱可能に装着されて前記冶具挿入穴の前記空気供給路の開口よりも外部側を塞ぐ閉塞部材と、
    前記冶具挿入穴に挿入可能とされ、前記冶具挿入穴に挿入することで前記シール部材が穿孔されて挿入方向の先端側が前記液剤容器内に入り込み、内部に設けられた連通路を介して前記空気供給路と前記液剤容器内とを連通させるとともに、少なくとも前記冶具挿入穴の前記空気供給路の開口よりも外部側を塞ぐ冶具と、
    を備えることを特徴とするシーリング・ポンプアップ装置。
  2. 前記冶具挿入穴の前記給液室の開口は前記シール部材に対向するように配置され、
    前記冶具挿入穴の前記給液室の開口部には穿孔部材が離脱可能に装着され、
    前記穿孔部材は、前記冶具挿入穴と前記給液室とを連通する貫通孔と、前記シール部材を穿孔可能な穿孔部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  3. 前記閉塞部材は、前記冶具挿入穴に挿入される挿入部と、
    前記挿入部の基端部に設けられ、前記挿入部の軸方向と直交する方向で、かつ前記挿入部を挟んで両側に延びる延設部と、
    前記延設部または前記挿入部に設けられ、前記挿入部の抜け出し方向の移動を阻止する閉塞部材ロック手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  4. 閉塞部材ロック手段は、前記冶具挿入穴及び前記挿入部のいずれか一方に設けられた係合凹部と、前記冶具挿入穴及び前記挿入部のいずれか他方に設けられ前記係合凹部と係合する係合凸部と、からなることを特徴とする請求項3に記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  5. 前記係合凸部は弾性変形可能であり、
    前記延設部の前記挿入部が設けられている側と反対側に取手が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  6. 閉塞部材ロック手段は、前記注入ユニットの外周面から前記冶具の挿入方向と直交する方向に張り出す張出部と、
    前記閉塞部材の前記延設部の両側で、かつ前記挿入部の設けられている側に設けられた支柱と、
    前記支柱の先端側に設けられ、前記冶具挿入穴に挿入した前記挿入部の抜け出し方向の移動を阻止するために前記張出部の縁部に引っ掛かるように前記挿入部側に向けて突出する爪と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のシーリング・ポンプアップ装置。
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