JP2002174655A - 電気光学装置の検査方法、電気光学装置の検査用回路、電気光学装置および電子機器 - Google Patents

電気光学装置の検査方法、電気光学装置の検査用回路、電気光学装置および電子機器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線や電極等の欠陥の有無について正確な検
査を行う。 【解決手段】 走査線4−iとデータ線5−jとの交差
に対応して設けられた容量62を具備する電気光学装置
100を検査する方法。容量62にデータ信号に応じた
電荷を蓄積させた後、データ線5−jと読出信号線35
との間に設けられた検査スイッチング素子34−jをオ
ンすることにより、上記容量62に蓄積された電荷に応
じた電圧を読出信号線35に出力する。検査スイッチン
グ素子34−jをオンするタイミングは、検査用回路3
の動作を規定する検査用クロック信号TCKのレベル変
化のタイミングとは異なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気光学装置の検
査方法、電気光学装置の検査用回路、電気光学装置およ
び電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の電子機器の表示装置とし
て、液晶装置に代表される電気光学装置が広く普及しつ
つある。この種の電気光学装置は、例えば、複数の走査
線およびデータ線が形成された素子基板と、これに対向
して電気光学物質を挟持する対向基板と、走査線および
データ線の各交差に対応して配設された画素とを有する
構成が一般的である。
【0003】かかる電気光学装置の製造工程において、
上記走査線やデータ線といった配線の断線または短絡、
もしくは画素に含まれるスイッチング素子等の欠陥(以
下、これらを総称して単に「欠陥」という。)の発生を
完全に排除することは極めて困難であり、ある程度の確
率で欠陥が発生してしまうのは避けられない。このた
め、製造された電気光学装置について上記欠陥の有無を
検査する必要がある。従来より、このような検査の方法
として、例えば検査対象となる電気光学装置に所定のテ
ストパターンを表示させるとともに、表示されたテスト
パターンを目視またはCCDカメラ等によって観察する
ことにより、各画素が正常に点灯しているか否かを判定
するといった方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、表示の高精細化に伴って各画素の面積が極めて小さ
くなった場合、目視やCCDカメラによってこれらの画
素の各々を正確に認識することは困難である。また、画
素の欠陥に起因して、画素に実際に与えられた電圧が所
期の電圧と異なっているような場合、この結果発生する
表示濃度の差までも認識するの困難であるため、かかる
画素の欠陥を発見することは難しい。このように、従来
の検査方法を用いた場合、その検査の正確さを十分に確
保するのには限界があるのが現状であった。
【0005】本発明は、以上説明した事情に鑑みてなさ
れたものであり、配線や電極等の欠陥の有無について正
確な検査を行うことができる電気光学装置の検査方法、
検査用回路、電気光学装置および電子機器を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、走査線とデータ線との交差に対応して設
けられて容量の一端をなす画素電極と、前記画素電極と
前記データ線との間に介挿された画素スイッチング素子
とを具備する電気光学装置を、レベル変化を繰り返す動
作指示信号に基づいて動作する検査用回路を用いて検査
する方法であって、前記画素スイッチング素子をオンさ
せることにより前記画素電極にデータ信号を与える第1
過程と、前記画素電極に印加された電圧を前記検査用回
路によって読出信号線に出力させる過程であって、前記
動作指示信号のレベル変化のタイミングよりも遅れたタ
イミングで、前記検査スイッチング素子をオンさせる第
2過程と、前記読出信号線に出力された電圧が、当該画
素電極に与えられたデータ信号に応じた電圧に対応する
ものであるか否かを判定する第3過程とを具備すること
を特徴とを有することを特徴としている。
【0007】かかる検査方法によれば、画素電極に印加
された電圧を読出信号線に供給させ、この供給された電
圧が、当該画素電極に与えられたデータ信号に応じた電
圧であるか否かを判定するようになっているため、電気
光学装置における画素電極や画素スイッチング素子、走
査線、データ線等について、その欠陥の有無を正確に検
査することができる。また、読出信号線に供給された電
圧に対し、動作指示信号のレベル変化に伴って発生する
ノイズが重畳された場合であっても、検査スイッチング
素子をオンさせるタイミングと、当該動作指示信号のレ
ベル変化のタイミングとが異なっているため、画素電極
に実際に印加された電圧を正確に検知することができ
る。したがって、かかるノイズの影響を受けることなく
正確な検査を行うことができる。
【0008】また、上記課題を解決するため、本発明
は、走査線とデータ線との交差に対応して設けられて容
量の一端をなす画素電極と、前記画素電極と前記データ
線との間に介挿された画素スイッチング素子とを具備す
る電気光学装置について、前記画素スイッチング素子を
オンさせることにより前記画素電極にデータ信号を与え
た後、当該画素電極に印加された電圧が当該データ信号
に応じた電圧に対応するか否かを判定するために、前記
画素電極に印加された電圧を読出信号線に出力させる回
路において、前記データ線と前記読出信号線との間に介
挿された検査スイッチング素子と、レベル変化を繰り返
す動作指示信号に基づいて動作する制御回路であって、
当該動作指示信号のレベル変化のタイミングよりも遅れ
たタイミングで、前記検査スイッチング素子をオンさせ
る制御回路とを設けたことを特徴としている。
【0009】かかる検査用回路を用いれば、上記検査方
法について示したのと同様に、読出信号線に供給された
電圧が、画素電極に与えられたデータ信号に応じた電圧
であるか否かを判定することにより、電気光学装置の欠
陥の有無について正確な検査を行うことができる。さら
に、この検査用回路によれば、画素電極に印加された電
圧を読出信号線に出力させるタイミングと、動作指示信
号のレベル変化のタイミングとが異なっているので、動
作指示信号のレベル変化のタイミングでノイズが発生し
た場合であっても、画素電極に印加された電圧を正確に
検知することができる。したがって、この検査用回路を
用いれば、ノイズ発生の影響を受けることなく正確な検
査を行うことができる。なお、この検査用回路は、電気
光学装置を構成する基板上に当該電気光学装置の一部と
して形成されるものであってもよいし、電気光学装置と
は別体の検査装置として用いられるものであってもよ
い。
【0010】この検査用回路においては、前記制御回路
が、前記動作指示信号のレベル変化のタイミングより
も、当該動作指示信号の周期の8分の1ないし4分の1
に相当する時間だけ遅れたタイミングで、前記検査スイ
ッチング素子をオンさせる構成が望ましい。すなわち、
検査スイッチング素子をオンさせるタイミングを、動作
指示信号の周期の2分の1に相当する時間だけ遅らせた
場合には、読出信号線に供給された電圧とノイズとが重
複してしまい、画素電極に印加された電圧を正確に検知
することができない。また、上記ノイズは時間軸上に所
定の幅をもって発生する。これらの事情を考慮すると、
ノイズの影響を排除して、画素電極に印加された電圧を
正確に検知するためには、検査スイッチング素子をオン
させるタイミングを、上記の範囲内とすることが望まし
いのである。
【0011】さらに、上記検査用回路にあっては、前記
制御回路に対して前記動作指示信号を入力するための入
力端子と、前記読出信号線の出力端子とが、当該制御回
路を挟んで反対の位置に設けられた構成が望ましい。こ
うすれば、読出信号線のうち上記入力端子側に引き出さ
れる部分を短くすることができるから、当該読出信号線
と動作指示信号を供給するための配線との間に生じる容
量結合に起因して発生するノイズを低減することができ
るという利点がある。
【0012】また、前記制御回路が、前記動作指示信号
に基づいてレベル変化する制御信号を出力する出力手段
と、前記制御信号のレベル変化のタイミングを、前記動
作指示信号のレベル変化のタイミングよりも遅らせるタ
イミング変更手段とを具備する構成も望ましい。この場
合、出力手段としては、例えば、動作指示信号たるクロ
ック信号に基づいて動作するシフトレジスタや、動作指
示信号たるアドレス信号に基づいて動作するアドレスデ
コーダ等を用いることができる。一方、タイミング変更
手段としては、例えば制御信号を遅延させる遅延手段等
を用いることができる。
【0013】また、上記課題を解決するため、本発明
は、走査線とデータ線との交差に対応して設けられて容
量の一端をなす画素電極と、前記画素電極と前記データ
線との間に介挿された画素スイッチング素子とを具備す
る電気光学装置について、前記画素スイッチング素子を
オンさせることにより前記画素電極にデータ信号を与え
た後、当該画素電極に印加された電圧が当該データ信号
に対応するか否かを判定するために、前記画素電極に印
加された電圧を読出信号線に出力させる回路において、
前記データ線と前記読出信号線との間に介挿された検査
スイッチング素子と、レベル変化を繰り返す動作指示信
号に基づいて、前記検査スイッチング素子をオンさせる
制御回路と、前記制御回路に対して前記動作指示信号を
入力するための入力端子と、前記読出信号線の電圧を出
力するための出力端子であって、前記制御回路に対して
前記入力端子とは反対側に設けられた出力端子とを設け
たことを特徴としている。このように、入力端子と出力
端子とを制御回路を挟んで反対側に位置させる構成によ
れば、上記と同様に、容量結合に起因したノイズの発生
を低減することができる。
【0014】なお、上記検査用回路は、当該検査用回路
を備えた電気光学装置としても実施可能である。すなわ
ち、この電気光学装置においては、走査線とデータ線と
の交差に対応して設けられて容量の一端をなす画素電極
と、前記画素電極と前記データ線との間に介挿された画
素スイッチング素子と、前記画素スイッチング素子をオ
ンさせることにより前記画素電極にデータ信号を与えた
後、当該画素電極に印加された電圧が当該データ信号に
応じた電圧に対応するか否かを判定するために、前記画
素電極に印加された電圧を読出信号線に出力させる検査
用回路とを具備し、前記検査用回路は、前記データ線と
前記読出信号線との間に介挿された検査スイッチング素
子と、レベル変化を繰り返す動作指示信号に基づいて動
作する制御回路であって、当該動作指示信号のレベル変
化のタイミングよりも遅れたタイミングで、前記検査ス
イッチング素子をオンさせる制御回路とを備えることを
特徴とする。
【0015】この電気光学装置においても、上記検査用
回路について示したのと同様、前記制御回路が、前記動
作指示信号のレベル変化のタイミングよりも、当該動作
指示信号の周期の8分の1ないし4分の1に相当する時
間だけ遅れたタイミングで、前記検査スイッチング素子
をオンさせる構成や、前記制御回路に対して前記動作指
示信号を入力するための入力端子と前記読出信号線の出
力端子とを制御回路に対して反対側に設けた構成等を採
用することにより、より正確な検査を実現することがで
きる。
【0016】また、上記電気光学装置における容量を、
前記画素電極を一端とし、対向電極を他端とし、電気光
学物質を挟持したものとすることが考えられる。この場
合、画素電極と対向電極との間に電気光学物質を挟持し
て電気光学容量が形成された段階の電気光学装置につい
て検査がなされることとなる。また、画素電極に印加さ
れる電圧に応じた電荷を蓄積するための容量として、一
端が前記画素電極に接続され、他端が容量線に接続され
た蓄積容量を具備する構成としてもよい。こうすれば、
電気光学容量が形成される前、すなわち画素電極と対向
電極との間に電気光学物質が挟持される前段階の電気光
学装置に対しても検査を行うことができる。もっとも、
上述した電気光学容量および蓄積容量が形成されていな
くても、データ信号に応じた電圧が画素電極に対して印
加された結果、当該画素電極を一端とする容量に当該電
圧に応じた電荷が蓄積されるのであれば、その容量の態
様はいかなるものであってもよい。
【0017】なお、上述した電気光学装置は、これを備
えた電子機器という態様によって実施可能である。上述
したように、かかる電気光学装置に対しては正確な検査
を行うことができるので、この電気光学装置を備えた電
子機器にあっても高い信頼性を確保することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態に係る電気光学装置について説明する。かかる
実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この
発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に
変更可能である。なお、以下に示す電気光学装置は、電
気光学物質として液晶を用い、その電気光学的な変化に
より表示を行う液晶装置である。
【0019】<A:実施形態の構成>まず、図1は、本
実施形態に係る電気光学装置の構成を示す斜視図であ
り、図2は、図1におけるA−A’線の断面図である。
これらの図に示すように、電気光学装置100は、素子
基板101と対向基板102とがスペーサ103を含む
シール材104を介して貼り合わされ、両基板の間に電
気光学物質たる液晶105が封入された構成となってい
る。なお、本実施形態においては、素子基板101およ
び対向基板102が、ガラスや石英、半導体などの光透
過性を有する材料により構成されるものとする。この場
合、背面側からの光を観察側に出射させることにより、
いわゆる透過型表示がなされることとなる。もっとも、
これらの基板として不透明な基板を用い、観察側からの
入射光を反射させて反射型表示を行うようにしてもよ
い。
【0020】図2に示すように、素子基板101におけ
る内側(液晶105側)の表面のうち、シール材104
の内側に相当する領域には、各種の素子や画素電極10
6等が形成されている。さらに、素子基板101のうち
対向基板102から張り出した部分の表面には、後述す
る走査線駆動回路1、データ線駆動回路2および検査用
回路3と、これらの各回路に対して外部装置から各種の
信号を入力するための端子(図示略)とが形成されてい
る。検査用回路3は、この電気光学装置100における
画素等の欠陥の有無を検査する際に用いられる回路であ
る。
【0021】一方、対向基板102の内側表面には、そ
の全面にわたって対向電極107が設けられている。ま
た、対向基板102における内側表面には、画素電極1
06と対向する着色層(カラーフィルタ)や、各画素電
極106の間隙部分と対向する遮光膜等が必要に応じて
設けられるが、本発明とは直接関係がないためその図示
を省略している。また、素子基板101および対向基板
102の内側表面は、液晶105の分子の長軸方向が両
基板間で連続的に捻れるようにラビング処理された配向
膜により覆われる一方、両基板の外側表面にはラビング
処理に応じた偏光子がそれぞれ設けられる(いずれも図
示略)。なお、図2においては、便宜的に、画素電極1
06や対向電極107等に厚みを持たせているが、実際
には、これらの各部は基板に対して十分に無視できるほ
ど薄い。
【0022】次に、図3を参照して、本実施形態に係る
電気光学装置100の電気的な構成を説明する。同図に
示すように、電気光学装置100は、X(行)方向に延
在するm本の走査線4−1、4−2、……、4−mと、
Y(列)方向に延在するn本のデータ線5−1、5−
2、……、5−nとを有する。各走査線4−i(1≦i
≦m)の一端は走査線駆動回路1に接続されている。ま
た、各データ線5−j(1≦j≦n)の一端はデータ線
駆動回路2に接続され、他端は検査用回路3に接続され
ている。さらに、これらの走査線4−iとデータ線5−
jとの各交差に対応して画素6が設けられている。つま
り、本実施形態における画素6は、m行n列のマトリク
ス状に配列する。
【0023】走査線駆動回路1は、いわゆるYシフトレ
ジスタと呼ばれるものである。すなわち、走査線駆動回
路1は、所定のクロック信号にしたがってパルス信号を
シフトし、m本の走査線4−1、4−2、……、4−m
の各々を各水平走査期間ごとに選択する走査信号G1、
G2、……、Gmを出力する。
【0024】データ線駆動回路2は、外部装置から供給
されるクロック信号CLK、反転クロック信号CLK
B、スタートパルスSP、画像データVID、ラッチパ
ルスLPに応じて、データ線5−1、5−2、……、5
−nにデータ信号DTを供給するための回路であり、シ
フトレジスタ21、第1ラッチ回路22および第2ラッ
チ回路23を有する。本実施形態におけるデータ線駆動
回路2は、X方向に並ぶn個の画素6(1行分の画素
6)に対し、画像データVIDに応じたデータ信号DT
を1水平走査期間内に一斉に与える線順次駆動を行う。
【0025】次に、各画素6は、画素スイッチング素子
61と容量62とを有する。なお、本実施形態において
は画素スイッチング素子61としてTFT(Thin Film
Transistor)を用いた場合を例示する。各画素スイッチ
ング素子61は、データ線5−jと画素電極106との
間に介挿され、そのゲートが接続された走査線4−iが
選択されている場合、すなわち走査線4−iに供給され
る走査信号Giがアクティブレベル(Hレベル)である
場合にオン状態となる。
【0026】各画素6の容量62は、液晶容量621と
蓄積容量622とからなる。液晶容量621は、画素電
極106と対向電極107とによって液晶105を挟持
した構成となっている。蓄積容量622は、画素電極1
06に一端が接続され、一定の電圧が印加される容量線
108(例えば電源の低位側電位に接続されている)に
他端が接続された容量であり、液晶容量621によって
保持された電荷のリークを防止する役割を担っている。
【0027】かかる構成の下、画素スイッチング素子6
1がオン状態となっている間に、データ線駆動回路2か
らデータ線5−jに対してデータ信号DTが出力される
と、当該データ信号DTの電圧が画素電極106に印加
され、この電圧に応じた電荷が液晶容量621および蓄
積容量622に蓄積される。一方、容量62にデータ信
号DTに応じた電荷が蓄積された状態で画素スイッチン
グ素子61をオン状態とすることにより、当該画素6の
液晶容量621および蓄積容量622に蓄積された電荷
に応じた電圧がデータ線5−jに出力される。
【0028】次に、検査用回路3は、各容量62に蓄積
された電荷に応じた電圧を、外部装置に対して出力する
ための回路であり、データ線5−1、5−2、……、5
−nの本数に対応するn段のシフトレジスタ32と、デ
ータ線5−1、5−2、……、5−nに対応して設けら
れたn個の遅延回路33−j、およびn個の検査スイッ
チング素子34−j(1≦j≦n)と、読出信号線35
とを有する。
【0029】シフトレジスタ32は、図示しない外部装
置から入力端子31を介して供給される検査用スタート
パルスTSPを、検査用クロック信号TCKおよびこれ
を反転した検査用反転クロック信号TCKBに従ってシ
フトし、互いにアクティブレベルが重複しない信号Ta
1、Ta2、……、Tanを遅延回路33−1、33−
2、……、33−nに対してそれぞれ出力する。このシ
フトレジスタ32は、検査用クロック信号TCKおよび
検査用反転クロック信号TCKBの各々が供給される配
線として、入力端子31からX方向に延在する2本のク
ロック供給線321を有している。
【0030】各遅延回路33−jは、シフトレジスタ3
2から出力された信号Tajの立ち上がりのタイミング
が、検査用クロック信号TCKまたは検査用反転クロッ
ク信号TCKBのレベル変化のタイミング(すなわち立
ち上がりまたは立ち下がりのタイミング)と異なるよう
に当該信号Tajを遅延させ、信号Tbjとして検査ス
イッチング素子34−jに出力する。なお、本実施形態
においては、シフトレジスタ32から出力された信号T
ajが、検査用クロック信号TCK(または検査用反転
クロックTCKB)の1/8周期に相当する時間Dだけ
遅延回路33−jによって遅延されるものとする。
【0031】各検査スイッチング素子34−jは、一端
がデータ線5−jに接続され、他端が読出信号線35に
接続されており、遅延回路33−jから出力される信号
Tbjに応じてオン状態またはオフ状態となる。具体的
には、各検査スイッチング素子34−jは、遅延回路3
3−jからの信号Tbjがアクティブレベルである間に
オン状態となる。そして、検査スイッチング素子34−
jがオン状態になると、データ線5−jの電圧が当該検
査スイッチング素子34−jを介して読出信号線35に
出力される。
【0032】読出信号線35はX方向に延在する配線で
あり、上述したすべての検査スイッチング素子34−
1、34−2、……、34−nの一端が接続されてい
る。また、図3に示すように、この読出信号線35の一
端には出力端子351が形成されている。出力端子35
1は、読出信号線35の電圧に応じた読出信号RSを外
部装置に対して出力するための端子である。ここで、出
力端子351は、当該検査用回路3に対して入力端子3
1とは反対側に位置するようになっている。すなわち、
図3を例に採れば、出力端子351は検査用回路3の左
側に位置する一方、入力端子31は検査用回路3の右側
に位置するといった具合である。かかる構成を採る結
果、図3に示すように、読出信号線35における出力端
子351とは反対側(図3中の右側)の端部を、入力端
子31の近傍にまで引き出す必要がなくなる。
【0033】<B:実施形態の動作>次に、電気光学装
置100について検査を行う場合の動作について説明す
る。この検査方法においては、まず、画像データVID
に応じたデータ信号DTの電圧を画素電極106に印加
し、液晶容量621および蓄積容量622の双方にこの
電圧に応じた電荷を蓄積させる。なお、本実施形態にお
いては、説明の便宜上、すべての画素6に対して同一の
データ信号DTが与えられる(つまり、すべての容量6
2に同一の電荷が蓄積される)ものとする。その後、各
画素6ごとに、容量62に蓄積された電荷に応じた電圧
を読出信号線35に出力し、この電圧に応じた読出信号
RSを出力端子351から外部装置に出力する。そし
て、この読出信号RSに基づいて、画素6、走査線4−
1、4−2、……、4−n、またはデータ線5−1、5
−2、……、5−nの欠陥の有無を判定する。以下、こ
れらの処理について詳述する。
【0034】図4は、画像データVIDに応じたデータ
信号DTの電圧を各画素6の画素電極106に印加する
ための動作を示すタイミングチャートである。同図に示
すように、ある水平走査期間Ha0の開始タイミングに
おいて、データ線駆動回路2内のシフトレジスタ21に
スタートパルスSPが与えられる。シフトレジスタ21
は、このスタートパルスSPをクロック信号CLKおよ
び反転クロック信号CLKBにしたがってシフトし、当
該水平走査期間Ha0内において互いにアクティブレベ
ルが重複しない信号Sa1、Sa2、……、Sanを出
力する。一方、第1ラッチ回路22は、シフトレジスタ
21から供給される信号Sa1、Sa2、……、San
の各々の立ち下がりにおいて、外部装置から供給される
画像データVIDを順次ラッチする。これにより、当該
水平走査期間Ha0の終了時において、1行分の画素6
の各々に与えられるべき画像データVIDが、信号Sb
1、Sb2、……、Sbnとして第2ラッチ回路23に
出力されることとなる。
【0035】そして、次の水平走査期間Ha1におい
て、図3における上から1本目の走査線4−1に対して
供給される走査信号G1がアクティブレベルになると、
当該走査線4−1に接続された1行分の画素6の画素ス
イッチング素子61がすべてオン状態となる。一方、こ
の水平走査期間Ha1の開始タイミングにおいて、デー
タ線駆動回路2内の第2ラッチ回路23に対してラッチ
パルスLPが与えられる。このラッチパルスLPの立ち
下がりにおいて、第2ラッチ回路23は、第1ラッチ回
路22によって点順次的にラッチされた信号Sb1、S
b2、……、Sbnを、データ信号DTとしてすべての
データ線5−1、5−2、……、5−nに一斉に出力す
る。また、このデータ信号DTの出力と並行して、図3
において上から2本目の走査線4−2に対応する1行分
の画素6に与えられるべき画像データVIDが、第1ラ
ッチ回路22によって点順次的にラッチされる。
【0036】ここで、上記のように、画像データVID
に応じたデータ信号DTが一斉に出力される期間におい
ては、上から1行目の画素6の画素スイッチング素子6
1がオン状態となっている。この結果、これらn個の画
素6の画素電極106には、当該時点においてデータ線
駆動回路2から出力されているデータ信号DTの電圧が
印加される。これにより、各画素6の容量62には、対
応するデータ線5−jに出力されたデータ信号DTの電
圧に応じた電荷が蓄積される。
【0037】以後同様の動作が、m本目の走査線4−m
に対応する走査信号Gmが出力されるまで繰り返され
る。この結果、m×n個すべての画素6の容量62にデ
ータ信号DTの電圧に応じた電荷が蓄積されることとな
る。
【0038】この後、各容量62に蓄積された電荷に応
じた電圧を、各画素6ごとに読出信号線35に出力する
ための処理が実行される。以下、図5を参照して、この
処理について詳述する。
【0039】まず、上記のようにして全画素6の容量6
2にデータ信号DTに応じた電荷が蓄積された後の水平
走査期間Hb1において、走査線4−1に出力される走
査信号G1がアクティブレベルとなり、この結果、当該
走査線4−1に接続された1行分の画素6の画素スイッ
チング素子61がすべてオン状態となる。
【0040】一方、図5に示すように、この水平走査期
間Hb1の開始タイミングにおいて、検査用回路3内の
シフトレジスタ32に検査用スタートパルスTSPが与
えられる。シフトレジスタ32は、この検査用スタート
パルスTSPを検査用クロック信号TCKおよび検査用
反転クロック信号TCKBにしたがってシフトすること
により、当該水平走査期間Hb1内において相互にアク
ティブレベルが重複しない信号Ta1、Ta2、……、
Tanを遅延回路33−1、33−2、……、33−n
に対してそれぞれ出力する。
【0041】各遅延回路33−1、33−2、……、3
3−nは、図5に示すように、シフトレジスタ32から
出力される信号Ta1、Ta2、……、Tanを、それ
ぞれ検査用クロック信号TCKまたは検査用反転クロッ
ク信号TCKBの1/8周期に相当する時間Dだけ遅延
させ、この結果得られた信号Tb1、Tb2、……、T
bnを検査スイッチング素子34−1、34−2、…
…、34−nにそれぞれ出力する。この結果、図5に示
すように、1水平走査期間Hb1内において、検査スイ
ッチング素子34−1、34−2、……、34−nの各
々が、検査用クロック信号TCKまたは検査用反転クロ
ック信号TCKBのレベル変化のタイミングよりも時間
Dだけ遅れたタイミングで択一的に順次オン状態とな
る。
【0042】ここで、上記のように、水平走査期間Hb
1内においては、上から1行目の画素6の画素スイッチ
ング素子61がオン状態となっている。したがって、信
号Tbjがアクティブレベルとなることによって検査ス
イッチング素子34−jがオン状態になると、当該検査
スイッチング素子34−jに接続されたデータ線5−j
と上から1本目の走査線4−1との交差に対応する画素
6について、その液晶容量621および蓄積容量622
に蓄積された電荷に応じた電圧が、当該データ線5−j
および検査スイッチング素子34−jを介して読出信号
線35に出力される。このような動作が、水平走査期間
Hb1内において検査スイッチング素子34−1、34
−2、……、34−nの各々がオン状態となるたびに行
われるのである。この結果、各スイッチング素子34−
jがオン状態となるたびに、読出信号RSの電圧は、走
査線4−1とデータ線5−jとの交差に対応する画素6
の容量62に蓄積された電荷に応じた電圧となる。つま
り、理想的には、図5に示す読出信号RS’が出力端子
351から外部装置に出力されるのである。ただし、図
5に示す読出信号RS’の波形はあくまで理想的な波形
であって、実際に出力端子351から出力される読出信
号RSの波形は、図5に示すようにノイズNを含んでい
る。すなわち、検査用クロック信号TCKおよび検査用
反転クロック信号TCKBの各々が供給されるシフトレ
ジスタ32内の各クロック供給線321と読出信号線3
5との間に生じる容量結合に起因して、出力端子351
から出力される読出信号RSには、当該検査用クロック
信号TCKおよび検査用反転クロック信号TCKBのレ
ベル変化のタイミング近傍で発生するノイズNが含まれ
る。
【0043】一方、上記水平走査期間Hb1が終了する
と、続く水平走査期間Hb2、Hb3、……、Hbmに
おいても同様の動作がなされる。すなわち、ある走査信
号Giがアクティブレベルとなる水平走査期間Hbiに
おいては、走査線4iに対応するi行目の各容量62に
蓄積された電荷に応じた電圧(つまり、画素電極106
に印加されている電圧)が、検査用クロック信号TCK
のレベル変化のタイミングよりも時間Dだけ遅れたタイ
ミングで、読出信号線35に順次出力される。この結
果、読出信号RSは、各画素6について出力された電圧
を反映し、かつノイズNを含む信号として出力端子35
1から出力されるのである。
【0044】かかる処理がすべての容量62について終
了すると、この結果得られた読出信号RSに基づいて当
該電気光学装置における欠陥の有無が判定される。すな
わち、まず、各検査スイッチング素子34−1、34−
2、……、34−nがオン状態となった各期間における
読出信号RSの電圧を検出する。こうして検出された各
電圧は、m×n個の画素6の各々の容量62に蓄積され
ていた電荷に応じた電圧である。そして、各画素6ごと
に、当該画素6の容量62に蓄積されていた電荷に応じ
た電圧と、当該画素に対して与えられたデータ信号DT
の電圧とを比較することにより、画素6や走査線4−
1、4−2、……、4−m、データ線5−1、5−2、
……、5−nの各々における欠陥の有無を判定するので
ある。例えば、ある画素6の容量62に蓄積されていた
電荷に応じた電圧が、データ信号DTに応じた電圧と比
較して著しく小さい場合には、この画素6について何ら
かの欠陥があるものと判定することができる。また、1
行分の画素6すべての容量62に蓄積されていた電荷に
応じた電圧が、これらの各画素に対して与えられたデー
タ信号DTの電圧と比較して著しく小さい場合には、こ
れらの画素6が接続された走査線4−iに断線等の欠陥
が生じているものと判定することができる。同様に、1
列分の画素6すべての容量62に蓄積された電荷に応じ
た電圧と、これらの画素6に与えられたデータ信号DT
の電圧とを比較すれば、欠陥を有するデータ線5−jを
特定することも可能である。そして、何らかの欠陥が生
じていると判定された電気光学装置100については不
良品と判断する一方、何ら欠陥が生じていないと判定さ
れた電気光学装置100については良品と判断する。
【0045】このように、本実施形態によれば、各画素
6の容量62に蓄積された電荷に応じた電圧に基づいて
欠陥の有無が判定されるようになっているため、電気光
学装置100の画素6、走査線4−1、4−2、……、
4−mおよびデータ線5−1、5−2、……、5−nの
各々について、その欠陥の有無を正確に検査することが
できる。さらに、本実施形態によれば、画素6の容量6
2に蓄積された電荷に応じた電圧を、各画素6ごとに読
出信号線35に出力するようになっているため、欠陥を
有する画素6を多数の画素6のなかから特定することが
できる。同様に、欠陥を有する走査線4−iまたはデー
タ線5−jを、多数の走査線4−1、4−2、……、4
−nまたはデータ線5−1、5−2、……、5−nのな
かから特定することができる。
【0046】また、上述したように、読出信号RSに
は、検査用クロック信号TCKおよび検査用反転クロッ
ク信号TCKBのレベル変化に同期したノイズNが含ま
れることとなるが、本実施形態によれば、かかるノイズ
の影響を抑えて正確な検査を行うことができるという利
点がある。以下、この効果について詳述する。
【0047】ここで、上記と同様の検査を行うために
は、図6に示す構成の検査用回路3’を用いることも一
応考えられる。すなわち、この検査用回路3’は、図3
に示した遅延回路33−jを備えず、シフトレジスタ3
2からの出力信号Ta1、Ta2、……、Tanが直接
検査スイッチング素子34−1、34−2、……、34
−nに出力される点、および出力端子351とシフトレ
ジスタ32の入力端子31とが検出回路3’の同じ側に
配設されている点において本実施形態に係る検査装置3
と異なっている(図3参照)。
【0048】各容量62に蓄積された電荷に応じた電圧
を、かかる検査用回路3’を用いて読出信号線35に出
力する場合、各信号の波形は図7に示すようになる。す
なわち、この検査用回路3’においては、シフトレジス
タ32から直接供給される信号Tajによって検査スイ
ッチング素子34−jの開閉が制御されるため、検査ス
イッチング素子34−jがオフ状態からオン状態に切り
換わるタイミング(つまり、信号Ta−jがアクティブ
レベルに変化するタイミング)と、検査用クロック信号
TCKのレベル変化のタイミングとが概ね一致する。つ
まり、各容量62から読出信号線35に対して電圧が出
力されるタイミングと、検査用クロック信号TCKのレ
ベル変化のタイミングとが極めて近くなってしまい、こ
の結果、出力端子351に出力される信号RS’’にお
いて、各容量62から出力された電圧とノイズNとが重
複してしまう。このため、各容量62に蓄積された電荷
に応じた電圧を正確に検出することが困難となり、正確
な検査が妨げられてしまうのである。
【0049】これに対し、本実施形態に係る検査用回路
3によれば、シフトレジスタ32と各検査スイッチング
素子34−jとの間に介挿された遅延回路33−jによ
り、検査スイッチング素子34−jがオン状態になるタ
イミングと、検査用クロック信号TCKのレベル変化の
タイミングとを異ならせるようにしている。このため、
図5に示したように、読出信号RSにおいて、各容量6
2から出力された電圧とノイズNとが重複する事態が回
避される。したがって、各容量62に蓄積された電荷に
応じた電圧を正確に検出することができ、図6に示した
検査用回路3’と比較して正確な検査を実現することが
できるのである。
【0050】さらに、図6に示した検査用回路3’にお
いては、出力端子351がシフトレジスタ32の入力端
子31と同じ側に配設されているため、読出信号線35
を入力端子31の近傍に至るように延在して形成する必
要がある。つまり、読出信号線35と各クロック供給線
321とが並行する部分を比較的長くせざるを得ず、こ
の部分における容量結合に起因して生じるノイズNが増
大する結果となる。
【0051】これに対し、本実施形態においては、出力
端子351が、検査用回路3に対して入力端子31の反
対側に配設されている。このため、図3に示したよう
に、読出信号線35のうち入力端子31側に引き出され
る部分を短くすることができる。換言すれば、容量結合
が発生する部分を少なくすることができるので、図6に
示した構成と比較して、読出信号RSに現われるノイズ
を低減することができ、ひいては正確な検査を実現する
ことができるのである。
【0052】<C:変形例>以上この発明の一実施形態
について説明したが、上記実施形態はあくまでも例示で
あり、上記実施形態に対しては、本発明の趣旨から逸脱
しない範囲で様々な変形を加えることができる。変形例
としては、例えば以下のようなものが考えられる。
【0053】(1)上記実施形態においては、素子基板
101および対向基板102をシール材104を介して
貼り合わせて液晶105を封入した後の電気光学装置1
00を検査の対象としたが、両基板を貼り合わせる前の
段階の電気光学装置100(素子基板101)に対して
検査を行うようにしてもよい。ただし、この場合、液晶
容量621が未だ形成されていない状態(つまり、画素
電極106のみが形成された状態)であるから、検査に
おいては各画素6の蓄積容量622が用いられることと
なる。具体的には、まず、データ線駆動回路2から各画
素6に対してデータ信号DTを出力して、当該各画素6
の画素電極106に対して当該データ信号DTに応じた
電圧を印加し、この電圧に応じた電荷を蓄積容量622
に蓄積させる。そしてその後、各画素6ごとに蓄積容量
622に蓄積された電荷に応じた電圧(すなわち、画素
電極106に印加された電圧)を読出信号線35に出力
し、読出信号RSとして出力端子351から出力するの
である。本変形例においても、上記実施形態と同様の効
果が得られる。さらに、本実施形態によれば、基板の貼
り合わせおよび液晶105の封入を行う前の段階で画素
6等の欠陥の有無を判別することができるから、製造コ
ストを低減することができるという利点が得られる。
【0054】このように、本発明においては、必ずしも
液晶容量621および蓄積容量622の双方からなる容
量62に対してデータ信号DTに応じて電荷を蓄積させ
る必要はない。要は、画素電極106に対してデータ信
号DTに応じた電圧を印加した後、この電圧を読出信号
線35に出力できる構成であればよいのである。
【0055】(2)上記実施形態においては、各データ
線5−jの一端にのみデータ線駆動回路2が配設された
電気光学装置100を例示したが、例えば図8に示すよ
うに、各データ線5−jの一端に第1データ線駆動回路
2aが配設され、他端に第2データ線駆動回路2bが配
設された電気光学装置100にも本発明を適用可能であ
る。この場合、同図に示すように、第2データ線駆動回
路2bと、当該第2データ線駆動回路2bに最も近い1
行分の画素6との間に、上記実施形態に係る検査用回路
3を設ける構成とすればよい。あるいは、第1データ線
駆動回路2aと、当該第1データ線駆動回路2aに最も
近い1行分の画素6との間に検査用回路3を設けてもよ
い。
【0056】ここで、図8に示したように、複数のデー
タ線5−1、5−2、……、5−nを跨ぐように検査用
回路3を設けた場合、検査用回路3のシフトレジスタ3
2内のクロック供給線321と、各データ線5−jとが
交差することとなる。このため、クロック供給線321
と読出信号線35との間のみならず、クロック供給線3
21と各データ線5−jとの間にも容量結合が生じる。
したがって、図8に示した構成を採った場合には、図3
に示した構成を採った場合と比較して読出信号RSに含
まれるノイズが大きくなる。このようにノイズが大きい
場合であっても、本発明によれば、各画素6の容量62
から読出信号線35に対して電圧が出力されるタイミン
グと、検査用クロック信号TCKまたは検査用反転クロ
ック信号TCKBのレベル変化のタイミングとを異なら
せることができるので、正確な検査を行うことができ
る。なお、上記に加えて、一対の走査線駆動回路を走査
線4−iの両側にそれぞれ配設した電気光学装置や、点
順次駆動方式のデータ線駆動回路を用いた電気光学装置
にも本発明を適用できるのは言うまでもない。
【0057】(3)上記実施形態においては、検査用回
路3を素子基板101上に形成した場合を例示したが、
検査用回路3を電気光学装置100とは別体として設け
ることも考えられる。すなわち、図9に示すように、電
気光学装置100には検査用回路3を設けず、上記実施
形態に示した検査用回路3を備えた検査装置7を用いて
検査を行うのである。同図に示す検査装置7は、検査用
回路3を収容した筐体71と、検査用回路3が備える各
検査スイッチング素子34−jの一端に電気的に接続さ
れたプローブ72とを具備している。このような検査装
置7を用いて検査を行う場合、各プローブ72を各デー
タ線5−jの一部である検査対象部73にそれぞれ接続
させた状態で各検査スイッチング素子34−jを順次オ
ン状態とし、これにより各画素6の容量62に蓄積され
た電荷に応じた電圧を読出信号線35に出力することに
より、上記実施形態と同様の検査を実行することがで
き、上記実施形態と同様の効果が得られる。さらに、か
かる構成とすれば、製造対象となる電気光学装置100
の各々に検査用回路3を作り込む必要がなく、共通の検
査装置7を用いて複数の電気光学装置100の検査を行
うことができるので、製造コストの低減を図ることがで
きる。また、上記実施形態において検査用回路3が形成
されたスペースの分だけ電気光学装置100を小型化す
ることもできる。
【0058】(4)上記実施形態においては、検査用回
路3が1本の読出信号線35のみを備える場合を例示し
たが、読出信号線35の本数および出力端子351の個
数はこれに限られるものではない。例えば、図10に示
すように、2本の読出信号線35aおよび35bと、読
出信号線35aから読出信号RS1を出力するための出
力端子351aと、読出信号線35bから読出信号RS
2を出力するための出力端子351bとが設けられた構
成も考えられる。この構成を採った場合、同図に示すよ
うに、左から数えて奇数番目の検査スイッチング素子3
4−jの一端を読出信号線35aに接続する一方、左か
ら数えて偶数番目の検査スイッチング素子34−j+1
の一端を読出信号線35bに接続する構成としてもよ
い。
【0059】(5)上記実施形態においては、読出信号
線35の出力端子351をシフトレジスタ32の入力端
子31と反対側に設け、かつ各容量62から読出信号線
35への電圧の出力タイミングを検査用クロック信号T
CKのレベル変化のタイミングと異ならせるようにした
が、これらのうちのいずれか一方のみを採用してもよ
い。すなわち、例えば読出信号線35への電圧の出力タ
イミングを検査用クロック信号TCKのレベル変化のタ
イミングと異ならせるだけで、ノイズの影響を抑えて十
分に正確な検査を実現できるのであれば、敢えて出力端
子351を入力端子31と反対側に設ける必要はない。
逆の場合も同様である。
【0060】(6)上記実施形態においては、検査用回
路3の検査スイッチング素子34−jを点順次的にオン
状態とするためにシフトレジスタ32を用いたが、この
シフトレジスタ32に代えて、例えばアドレスデコーダ
を用いることもできる。すなわち、複数のデータ線5−
1、5−2、……、5−nのうち与えられたアドレス信
号に応じたいずれかの検査スイッチング素子34−jに
対してアクティブレベルの信号を出力可能なアドレスデ
コーダを用い、いずれかの検査スイッチング素子34−
jを任意に選択できるようにしてもよい。この場合、い
ずれかのスイッチング素子34−jを指定する読み出し
アドレスに応じてレベル変化を繰り返すアドレス信号の
レベル変化のタイミングと、各容量62からの電圧の出
力のタイミング(つまり、検査スイッチング素子34−
jをオン状態とするタイミング)とを異ならせればよ
い。このように、本発明における「動作指示信号」は、
常に一定の周期でレベル変化を繰り返すクロック信号に
限られるものではなく、上述したアドレス信号のような
信号をも含む概念である。つまり、本発明における「動
作指示信号」は、レベル変化を繰り返す信号であって、
検査用回路内の動作を規定する信号であればよい。
【0061】また、上記実施形態においては、検査スイ
ッチング素子34−jをオン状態にするタイミングと検
査用クロック信号TCKのレベル変化のタイミングとを
異ならせるための手段として遅延回路33−jを用いた
が、かかる機能を実現するための手段は遅延回路33−
jに限られない。
【0062】このように、検査用回路3の構成は、上記
実施形態または各変形例に例示した構成に限られない。
つまり、本発明における「検査用回路」は、上記動作指
示信号に基づいて動作し、かつ、当該動作指示信号のレ
ベル変化のタイミングとは異なるタイミングで、各画素
6の容量62に蓄積された電荷に応じた電圧を読出信号
線35に出力可能な回路であれば、いかなる構成であっ
てもよいのである。
【0063】(7)上記実施形態においては、遅延回路
33−jによる遅延時間Dを検査用クロック信号TCK
の1/8周期に相当する時間に設定したが、これ以外の
時間に設定してもよいことはいうまでもない。要は、各
容量62からの電圧の出力タイミングと検査用クロック
信号TCKのレベル変化のタイミングとを異ならせるこ
とにより、各画素6の容量62に蓄積されていた電荷に
応じた電圧を、ノイズを含む読出信号RSから検出でき
れば、双方のタイミングを異ならせる程度はいかなるも
のであってもよい。
【0064】もっとも、時間Dを検査用クロック信号T
CKの1/2周期に相当する時間に設定した場合、図7
に示した場合と同様に、各容量62からの電圧の出力タ
イミングと検査用クロック信号TCKのレベル変化のタ
イミング(つまり、ノイズの発生タイミング)とが一致
してしまう結果となる。また、図5や図7に示したよう
に、ノイズNは時間軸上に所定の幅をもって発生する。
これらの事情を考慮すると、ノイズの影響を有効に回避
して検査の正確さを確保するためには、上述した時間D
を検査用クロック信号TCKの1/8周期ないし1/4
周期に設定することが望ましい。
【0065】また、上記実施形態においては、m×n個
のすべての画素6の容量62に、データ信号DTに応じ
た同一の電荷を蓄積させるようにしたが、一部の画素6
に対してのみかかる電荷を蓄積させるようにしてもよい
し、または各画素6ごとに異なる電圧のデータ信号DT
を与えて、各々の容量62に異なる電荷を蓄積させるよ
うにしてもよい。
【0066】(8)上記実施形態においては、電気光学
装置100として液晶装置を例示したが、本発明を適用
できるのはこれに限られない。例えば、本発明を適用可
能な電気光学装置としては、液晶装置のほかにも、エレ
クトロルミネッセンス(EL)や、プラズマ発行や電子
放出による蛍光などを用いて、その電気光学効果により
表示を行う種々の電気光学装置が考えられる。この際、
電気光学物質としては、EL、ミラーデバイス、ガス、
蛍光体などとなる。なお、電気光学物質としてELを用
いた場合、ELが素子基板101における画素電極10
6と対向電極107との間に介在することとなるので、
液晶装置にあっては必要であった対向基板102は不要
となる。
【0067】<D:電子機器>次に、上述した実施形態
に係る電気光学装置を用いた電子機器のいくつかについ
て説明する。
【0068】<1:モバイル型コンピュータ>まず、図
11を参照して、上述した電気光学装置100をモバイ
ル型のパーソナルコンピュータに適用した例について説
明する。同図に示すように、コンピュータ400は、キ
ーボード401を備えた本体部402と、表示部として
用いられる電気光学装置100とを備えている。なお、
この電気光学装置の背面には、視認性を高めるためのバ
ックライトユニット(図示略)が設けられている。
【0069】<2:携帯電話機>次に、図12を参照し
て、上述した電気光学装置100を携帯電話機の表示部
に適用した例について説明する。同図に示すように、携
帯電話機410は、複数の操作ボタン411のほか、受
話口412、送話口413とともに、上述した電気光学
装置100を備える。
【0070】本発明に係る電気光学装置によれば、各画
素や走査線・データ線の欠陥の有無について正確な検査
を行うことができるから、これが組み込まれた電子機器
においても、高い信頼性を担保することができる。な
お、本発明に係る電気光学装置を適用可能な電子機器と
しては、上述したモバイル型コンピュータおよび携帯電
話機のほかにも、液晶テレビや、ビューファインダ型・
モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーシ
ョン装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッ
サ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、デ
ィジタルスチルカメラ、タッチパネルを備えた機器、電
気光学装置をライトバルブとして備えたプロジェクタ等
が挙げられる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電気光学装置の配線や電極等の欠陥の有無について正確
な検査を行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る電気光学装置の構成
を示す平面図である。
【図2】 図1におけるA−A’線視断面図である。
【図3】 同電気光学装置の電気的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 同電気光学装置において各画素の容量に電荷
を蓄積する際の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】 同電気光学装置において各画素の容量に蓄積
された電荷に応じた電圧を検出する際の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図6】 同電気光学装置とは別の構成を採る他の液晶
装置の構成を示すブロック図である。
【図7】 上記他の電気光学装置において検出される、
各画素の容量に蓄積された電荷に応じた電圧の波形を説
明するためのタイミングチャートである。
【図8】 本発明の変形例に係る電気光学装置の電気的
な構成を示すブロック図である。
【図9】 本発明の変形例に係る電気光学装置の検査用
回路の構成を示すブロック図である。
【図10】 本発明の変形例に係る電気光学装置の電気
的な構成を示すブロック図である。
【図11】 本発明に係る電気光学装置を適用した電子
機器の一例たるパーソナルコンピュータの構成を示す斜
視図である。
【図12】 同電気光学装置を適用した電子機器の一例
たる携帯電話機の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1……走査線駆動回路、2……データ線駆動回路、21
……シフトレジスタ、22……第1ラッチ回路、23…
…第2ラッチ回路、3……検査用回路、31……入力端
子、32……シフトレジスタ(出力手段)、321……
クロック供給線、33−j(1≦j≦n)……遅延回路
(タイミング変更手段)、34−j(1≦j≦n)……
検査スイッチング素子、35……読出信号線、351…
…出力端子、4−i(1≦i≦m)……走査線、5−j
(1≦j≦n)……データ線、6……画素、61……画
素スイッチング素子、62……容量、621……液晶容
量、622……蓄積容量、7……検査装置、71……筐
体、72……プローブ、100……電気光学装置、10
1……素子基板、102……対向基板、103……スペ
ーサ、104……シール材、105……液晶(電気光学
物質)、106……画素電極、107……対向電極、1
08……容量線。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月22日(2001.1.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 670 G09G 3/20 670Q 5C080 3/34 3/34 Z 3/36 3/36 Fターム(参考) 2G014 AA02 AA03 AB21 AB59 AC09 2H088 FA13 FA30 HA02 HA06 HA08 KA24 MA16 2H092 GA59 JA24 JB77 MA57 MA58 NA30 PA06 2H093 NA16 NC10 NC12 NC16 NC22 NC26 NC34 NC59 ND56 NE03 5C006 BB16 BC11 BF07 EB01 5C080 AA10 BB05 DD15 DD28 FF11 JJ02 JJ04 JJ06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査線とデータ線との交差に対応して設
    けられて容量の一端をなす画素電極と、前記画素電極と
    前記データ線との間に介挿された画素スイッチング素子
    とを具備する電気光学装置を、レベル変化を繰り返す動
    作指示信号に基づいて動作する検査用回路を用いて検査
    する方法であって、 前記画素スイッチング素子をオンさせることにより前記
    画素電極にデータ信号を与える第1過程と、 前記画素電極に印加された電圧を、前記検査用回路を用
    いて読出信号線に出力させる過程であって、前記動作指
    示信号のレベル変化のタイミングよりも遅れたタイミン
    グで、前記画素電極と前記データ線との間に介挿された
    検査スイッチング素子をオンさせる第2過程と、 前記読出信号線に出力された電圧が、当該画素電極に与
    えられたデータ信号に応じた電圧に対応するものである
    か否かを判定する第3過程とを有することを特徴とする
    電気光学装置の検査方法。
  2. 【請求項2】 走査線とデータ線との交差に対応して設
    けられて容量の一端をなす画素電極と、前記画素電極と
    前記データ線との間に介挿された画素スイッチング素子
    とを具備する電気光学装置について、前記画素スイッチ
    ング素子をオンさせることにより前記画素電極にデータ
    信号を与えた後、当該画素電極に印加された電圧が当該
    データ信号に応じた電圧に対応するか否かを判定するた
    めに、前記画素電極に印加された電圧を読出信号線に出
    力させる回路であって、 前記データ線と前記読出信号線との間に介挿された検査
    スイッチング素子と、 レベル変化を繰り返す動作指示信号に基づいて動作する
    制御回路であって、当該動作指示信号のレベル変化のタ
    イミングよりも遅れたタイミングで、前記検査スイッチ
    ング素子をオンさせる制御回路とを具備することを特徴
    とする電気光学装置の検査用回路。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、 前記動作指示信号のレベル変化のタイミングよりも、当
    該動作指示信号の周期の8分の1ないし4分の1に相当
    する時間だけ遅れたタイミングで、前記検査スイッチン
    グ素子をオンさせることを特徴とする請求項2に記載の
    電気光学装置の検査用回路。
  4. 【請求項4】 前記制御回路に対して前記動作指示信号
    を入力するための入力端子と、前記読出信号線の出力端
    子とは、当該制御回路を挟んで反対の位置に設けられて
    いることを特徴とする請求項2または3に記載の電気光
    学装置の検査用回路。
  5. 【請求項5】 前記制御回路は、 前記動作指示信号に基づいてレベル変化する制御信号を
    出力する出力手段と、 前記制御信号のレベル変化のタイミングを、前記動作指
    示信号のレベル変化のタイミングよりも遅らせるタイミ
    ング変更手段とを具備することを特徴とする請求項2な
    いし4のいずれかに記載の電気光学装置の検査用回路。
  6. 【請求項6】 前記タイミング変更手段は、遅延手段で
    あることを特徴とする請求項5に記載の電気光学装置の
    検査用回路。
  7. 【請求項7】 走査線とデータ線との交差に対応して設
    けられて容量の一端をなす画素電極と、前記画素電極と
    前記データ線との間に介挿された画素スイッチング素子
    とを具備する電気光学装置について、前記画素スイッチ
    ング素子をオンさせることにより前記画素電極にデータ
    信号を与えた後、当該画素電極に印加された電圧が当該
    データ信号に対応するか否かを判定するために、前記画
    素電極に印加された電圧を読出信号線に出力させる回路
    であって、 前記データ線と前記読出信号線との間に介挿された検査
    スイッチング素子と、 レベル変化を繰り返す動作指示信号に基づいて、前記検
    査スイッチング素子をオンさせる制御回路と、 前記制御回路に対して前記動作指示信号を入力するため
    の入力端子と、 前記読出信号線の電圧を出力するための出力端子であっ
    て、前記制御回路に対して前記入力端子とは反対側に設
    けられた出力端子とを具備することを特徴とする電気光
    学装置の検査用回路。
  8. 【請求項8】 走査線とデータ線との交差に対応して設
    けられて容量の一端をなす画素電極と、 前記画素電極と前記データ線との間に介挿された画素ス
    イッチング素子と、 前記画素スイッチング素子をオンさせることにより前記
    画素電極にデータ信号を与えた後、当該画素電極に印加
    された電圧が当該データ信号に応じた電圧に対応するか
    否かを判定するために、前記画素電極に印加された電圧
    を読出信号線に出力させる検査用回路とを具備し、 前記検査用回路は、 前記データ線と前記読出信号線との間に介挿された検査
    スイッチング素子と、 レベル変化を繰り返す動作指示信号に基づいて動作する
    制御回路であって、当該動作指示信号のレベル変化のタ
    イミングよりも遅れたタイミングで、前記検査スイッチ
    ング素子をオンさせる制御回路とを備えることを特徴と
    する電気光学装置。
  9. 【請求項9】 前記制御回路は、 前記動作指示信号のレベル変化のタイミングよりも、当
    該動作指示信号の周期の8分の1ないし4分の1に相当
    する時間だけ遅れたタイミングで、前記検査スイッチン
    グ素子をオンさせることを特徴とする請求項8に記載の
    電気光学装置。
  10. 【請求項10】 前記制御回路に対して前記動作指示信
    号を入力するための入力端子と、 前記読出信号線の電圧を出力するための出力端子であっ
    て、前記制御回路に対して前記入力端子とは反対側に設
    けられた出力端子とを具備することを特徴とする請求項
    8または9に記載の電気光学装置。
  11. 【請求項11】 前記容量は、前記画素電極を一端と
    し、対向電極を他端とし、電気光学物質を挟持したもの
    であることを特徴とする請求項8ないし10のいずれか
    に記載の電気光学装置。
  12. 【請求項12】 一端が前記画素電極に接続され、他端
    が容量線に接続された蓄積容量を具備することを特徴と
    する請求項8ないし11のいずれかに記載の電気光学装
    置。
  13. 【請求項13】 前記制御回路は、 前記動作指示信号に基づいてレベル変化する制御信号を
    出力する出力手段と、 前記制御信号のレベル変化のタイミングを、前記動作指
    示信号のレベル変化のタイミングよりも遅らせるタイミ
    ング変更手段とを具備することを特徴とする請求項8な
    いし12のいずれかに記載の電気光学装置。
  14. 【請求項14】 前記タイミング変更手段は、遅延手段
    であることを特徴とする請求項13に記載の電気光学装
    置。
  15. 【請求項15】 走査線とデータ線との交差に対応して
    設けられて容量の一端をなす画素電極と、 前記画素電極と前記データ線との間に介挿された画素ス
    イッチング素子と、 前記画素スイッチング素子をオンさせることにより前記
    画素電極にデータ信号を与えた後、当該画素電極に印加
    された電圧が当該データ信号に応じた電圧に対応するか
    否かを判定するために、前記画素電極に印加された電圧
    を読出信号線に出力させる検査用回路とを具備し、 前記検査用回路は、 前記データ線と前記読出信号線との間に介挿された検査
    スイッチング素子と、 レベル変化を繰り返す動作指示信号に基づいて、前記検
    査スイッチング素子をオンさせる制御回路と、 前記制御回路に対して前記動作指示信号を入力するため
    の入力端子と、 前記読出信号線の電圧を出力するための出力端子であっ
    て、前記制御回路に対して前記入力端子とは反対側に設
    けられた出力端子とを備えることを特徴とする電気光学
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項8ないし15のいずれかに記載
    の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
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