JP2000098416A - 液晶表示装置およびそのデータ線駆動回路 - Google Patents

液晶表示装置およびそのデータ線駆動回路

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JP2000098416A
JP2000098416A JP27409198A JP27409198A JP2000098416A JP 2000098416 A JP2000098416 A JP 2000098416A JP 27409198 A JP27409198 A JP 27409198A JP 27409198 A JP27409198 A JP 27409198A JP 2000098416 A JP2000098416 A JP 2000098416A
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Hiroyoshi Tsubota
浩嘉 坪田
Masumitsu Ino
益充 猪野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置の小面積化、狭額縁化を実現でき、また、
配線インピーダンスに基づく回路の誤動作、画質の劣化
を防止できる液晶表示装置およびそのデータ線駆動回路
を提供する。 【解決手段】ゲート線駆動回路12,13を液晶パネル
部11と一体的に形成して液晶表示部10を構成し、デ
ータ線駆動回路20Aと液晶表示部10とをTAB等の
実装技術に基づく接続部212−1A〜212−NAで
接続し、データ線駆動回路20Aの回路基板211Aお
よび接続部212−1A〜212−NAには、ゲート線
駆動回路12,13へ供給すべき駆動用信号の供給ライ
ンPLを配線し、この配線PLを通してゲート線駆動回
路12,13に駆動用信号を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置およ
びそのデータ線駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、表示装置として液晶を用いた表示
パネル装置の躍進が著しい。この表示パネル装置は、ビ
デオカメラレコーダのビューファインダや液晶表示パネ
ル、自動車用のテレビや、ナビゲーションシステムの表
示パネル、ノート型パソコンのディスプレイ等に広く使
われている。
【0003】また最近では、液晶パネルを用いたリアプ
ロジェクション型のテレビジョン受像機、またOHPを
用いずにパソコンの画面を直接スクリーンに投影するプ
ロジェクタ装置等も普及しつつある。また従来CRTを
用いていたデスクトップ型のパソコンのディスプレイを
液晶パネルに置き換え、省スペース、省電力を達成しよ
うとする動きもある。
【0004】これらの背景には、液晶パネルの、高精細
度化、高画質化(フルカラー化、高コントラスト化、広
視角化、動画対応、等)と周辺技術(駆動回路/素子技
術、バックライト、その他)の向上がある。それらの技
術の総合的な向上により、液晶表示装置が幅広い応用分
野に使われるようになった。
【0005】ところで、最先端の液晶表示装置における
表示パネルの画質はCRTディスプレイに見劣りしない
ようになりつつあるが、未だ改善されなければならない
部分も多い。その一つに液晶パネルの駆動回路が挙げら
れる。
【0006】高精細度、高画質の液晶表示パネルの駆動
回路は、非常に大規模で、多数のチップを必要とし、か
つ精度の高い回路が必要とされ、表示画質は表示パネル
のコストを制約する大きな要素のひとつとなっている。
以下、従来の液晶表示パネルの駆動回路について詳細に
説明する。
【0007】液晶素子には多くの種類が存在するが、フ
ルカラーかつ動画が表示可能なパネルは、TFT(Thin
Film Transistor)型と呼ばれ、画素を構成する個々の液
晶素子に、薄膜トランジスタ(TFT)を集積する構造
を持つものがほとんどである。
【0008】図3は、TFT型液晶表示パネルの画素を
形成するセルの回路的な構造を示す図である。TFT型
液晶表示パネルの画素セルは、図4に示すように、個々
の液晶セルCCの一端は対向電極ELに接続されてい
る。この対向電極ELには全画素セル全てが共通に接続
される。他端は個々の画素セル毎に設けられたTFTに
接続される。TFTはスイッチとして用いられるため、
ソース、ドレインの区別は本来無いが、便宜上ここで
は、ソースが液晶セルCCに接続されるものとする。T
FTのゲートはゲート駆動線GLに接続され、その駆動
信号により画素データを書き込むラインが選択される。
またドレインは選択されたラインの個々の液晶セルに書
き込まれる画素データが供給されるデータ線DLに接続
される。選択されたラインへの書き込み時間が終了する
と、そのラインのTFTはオフするが、画素データは液
晶セルCCや保持容量HCのため、次の書き込みが行わ
れるまでその電位が保持される。
【0009】図3に示したTFT型液晶表示パネルの画
素セルの構造は、全てのパネルにおいて共通である。一
方、TFTの構造/製造方法、対向電極の駆動方法、画
素データの駆動方法にはいくつかの種類が存在する。
【0010】TFTの構造/製造方法には、アモルファ
スシリコンを使う方法と、ポリ(多結晶)シリコンを使
う方法に大別される。前者は高温プロセスを必要としな
いので、ガラスを基板とした大型のパネルが作りやす
い。後者は、高温プロセスのため、石英基板が必要で、
これまでは小型のパネルに限定されてきた。最近レーザ
アニール等の技術の進歩により、低温でポリシリコンT
FTを形成する技術も開発され、中型パネルもポリシリ
コンTFT型で製造することができるようになった。ポ
リシリコンTFT内のキャリアの移動度はアモルファス
シリコンTFT内に比較し1桁程度大きい。したがって
アモルファスTFTの場合、そのオン抵抗が高く、書き
込み時間をかなり長く取ることが必要であった。それに
対しポリシリコンTFTの場合は書き込み時間がかなり
短くて済む。
【0011】そして、ポリシリコンTFT型液晶表示装
置においては、たとえばシフトレジスタ等からなるゲー
ト線の駆動回路等の周辺の駆動回路を液晶表示パネル上
に構築することが可能である。これに対して、データ線
の駆動回路は、たとえばデジタル画像信号に対応した装
置の場合には、たとえばTFT基板上にデジタル−アナ
ログ変換回路(DAC)を、各データ線(カラム線)毎
に設けて構成されている。そして、液晶表示パネル上に
は、アンプやバッファ等の回路を一体的に形成できない
ことから、データ線駆動回路としては、液晶表示パネル
の外部にTAB等を設けて、駆動するような構成が採用
される。
【0012】ポリシリコンTFT型のデジタル入力のデ
ータ線駆動回路は、たとえばTFT基板上に基準電圧選
択型のデジタル−アナログ変換回路(DAC)を、各デ
ータ線(カラム線)毎に設けて構成されている。この基
準電圧選択型DACは、外部より入力された基準電圧信
号のうち一本だけを各データ線毎にサンプリングされた
データに基づいて選択するもので、トランジスタの素子
ばらつきに非常に強く、TFTによるDACとして好適
なものである。
【0013】図4は、ポリシリコンTFTにより液晶パ
ネル部と一体形成されたゲート線駆動回路を有する液晶
表示装置の構成例を示すブロック図である。
【0014】図4の液晶表示装置においては、有効画面
領域である液晶パネル部11の左右両側部にゲート線駆
動回路12,13が配置され、上部にデータ線駆動回路
20が配置されている。図4の装置では、液晶パネル部
11、およびゲート線駆動回路12,13がポリシリコ
ンTFT基板上に集積されて、液晶表示部10が構成さ
れている。
【0015】液晶表示パネル部10においては、図3に
示すように、液晶セルとTFTからなる画素セルが水
平、垂直方向にたとえばm、n個配置されている。そし
て、画素セルのゲート駆動信号端子がゲート線駆動回路
12,13に接続されている共通のゲート線(GL1〜
GLn)に接続され、データ駆動信号端子Sがデータ線
駆動回路20に接続されている共通のデータ線(DL1
〜DLm)に接続されている。
【0016】データ線駆動回路12,13は、たとえば
シフトレジスタにより構成されている。
【0017】この液晶表示装置においては、ポリシリコ
ンTFTにより液晶表示パネルと一体形成されたゲート
線駆動回路12,13へ供給するための電源電圧や制御
信号VST、あるいは垂直同期等のクロック信号VCK
1,VCK2の供給ラインは、液晶表示部10内に配線
される。なお、たとえば電源ラインや信号配線等は液晶
表示部10内において、図4に示すようにゲート線駆動
回路12,13を液晶パネル部11の左右両側部に配置
するレイアウトの場合には、左右に長く配線されること
になる。
【0018】データ線駆動回路20は、たとえば外部か
ら入力されるデジタル画像データIMDをサンプリング
するサンプリング回路、サンプリング回路でサンプリン
グされたデータを制御信号CTLに基づいて格納するラ
インメモリ、およびラインメモリに格納されたデータを
アナログ信号に変換して各データ線に供給するDAC
(デジタル−アナログ変換回路)により構成される。
【0019】このデータ線駆動回路20は、上述したよ
うに、液晶表示パネルの外部に配置されるが、主として
電源ラインおよび信号ライン用に配線が形成された回路
基板211と、回路基板211と液晶表示部10とを、
能動素子を含み、たとえばTAB(Tape Automated Bond
ing)技術を用いて接続する接続部212−1〜212N
により構成されている。そして、電源電圧、制御信号、
あるいはクロック信号HCK1,HCK2が供給される
ことにより回路部が動作し、最終的にDACによるアナ
ログ信号が各接続部212−1〜212Nを通して各デ
ータ線に供給される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに、従来の液晶表示装置においては、液晶パネル部1
1と一体的に形成したゲート線駆動回路12,13を動
作させるための電源ライン、制御信号ライン、およびク
ロック信号ラインと、外部のデータ線駆動回路20をを
動作させるための電源ライン、制御信号ライン、および
クロック信号ラインとを別々に入力する必要があること
から、接続のためのスペースを確保するため、表示には
直線関係のない周辺部(額縁FRM)が大きくなり、小
型の装置に組み込むときに問題となっていた。
【0021】また、上述したように、電源ラインや信号
配線等は液晶表示パネル内において、図4に示すように
ゲート線駆動回路12,13を液晶パネル部11の左右
両側部に配置するレイアウトの場合には、左右に長く配
線されることになる。しかし、パネル内のレイアウトの
電源ラインのインピーダンスは、パターンの制約上、具
体的にはアルミニウム配線等を広い面積でパターンを作
るとストレスで断線等がおこることから、あまり小さく
することができない場合がある。このように、配線イン
ピーダンスが高いと、ノイズの発生が起こり回路の誤動
作が発生するおそれがある。同様に、信号ラインもパネ
ル左右に長く配線する場合があるが、配線のインピーダ
ンスが高いと、信号が劣化し、画質の劣化が生じる。
【0022】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、装置の小面積化、狭額縁化を実
現でき、また、配線インピーダンスに基づく回路の誤動
作、画質の劣化を防止できる液晶表示装置およびそのデ
ータ線駆動回路を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、液晶パネル部の所定の画素セルへ、デー
タ処理回路から供給される画像データの書き込みを行う
際に、外部から供給される駆動用信号に基づいて所定の
駆動線を駆動する駆動回路を有する液晶表示装置であっ
て、上記駆動回路は、上記液晶パネル部と一体的に形成
されて液晶表示部を構成し、上記データ処理回路は、上
記液晶表示部に所定の実装技術に基づく接続部で接続さ
れ、かつ、上記データ処理回路の回路基板および接続部
には、上記駆動回路へ供給すべき駆動用信号の供給ライ
ンが配線され、当該配線を通して上記駆動回路に駆動用
信号が供給される。
【0024】また、本発明は、液晶パネル部が、外部か
ら供給される駆動用信号に基づいて画素セルが接続され
たゲート線を駆動するゲート線駆動回路と一体的に形成
されて液晶表示部を構成し、画像データを受けて、画素
セルが接続されたデータ線に、入力データに応じたレベ
ルの信号出力を行って、液晶パネル部の所定の画素セル
への書き込み行う液晶表示装置のデータ線駆動回路であ
って、上記液晶表示部に所定の実装技術に基づく接続部
で接続され、かつ、回路基板および接続部には、上記ゲ
ート線駆動回路へ供給すべき駆動用信号の供給ラインが
配線され、当該配線を通して上記ゲート線駆動回路に駆
動用信号を供給する。
【0025】また、本発明では、上記駆動回路はポリシ
リコンTFTにより液晶パネル部と一体的に形成されて
いる。
【0026】また、上記実装技術は、TAB技術であ
る。
【0027】本発明によれば、液晶パネル部と駆動回路
とが、一体的に形成されて液晶表示部が構成され、かつ
データ処理回路がTAB等の所定の実装技術を構成され
る接続部を介して液晶表示部に接続されている。そし
て、駆動回路への駆動用信号は、データ処理回路の回路
基板および接続部に形成された配線を伝搬されて、駆動
回路に供給される。したがって、有効画面としての液晶
パネル部以外の周辺部を小さくでき、配線の低インピー
ダンス化を図ることができる。
【0028】また、本発明によれば、液晶パネル部とゲ
ート線駆動回路とが、一体的に形成されて液晶表示部が
構成され、かつデータ線駆動回路がTAB等の所定の実
装技術を構成される接続部を介して液晶表示部に接続さ
れている。そして、ゲート線駆動回路への駆動用信号
は、データ線駆動回路の回路基板および接続部に形成さ
れた配線を伝搬されて、ゲート線駆動回路に供給され
る。したがって、有効画面としての液晶パネル部以外の
周辺部を小さくでき、配線の低インピーダンス化を図る
ことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るポリシリコ
ンTFT型液晶表示装置の一実施形態を示す回路図で、
図2は、図1のポリシリコンTFT型液晶表示装置の具
体的な配線形態を説明するための図である。
【0030】この液晶表示装置においては、有効画面領
域である液晶パネル部11の左右両側部にゲート線駆動
回路12,13が配置され、上部にデータ線駆動回路2
0Aが配置されている。そして、液晶パネル部11、お
よびゲート線駆動回路12,13はポリシリコンTFT
基板上に集積されて液晶表示部10が構成され、同一額
縁FRM内に収納されている。
【0031】液晶パネル部11においては、図3に示す
ように、液晶セルとTFTからなる画素セルPXCが水
平、垂直方向にm、n個配置されている。画素セルPX
Cの端子SおよびGはそれぞれデータ駆動信号端子、ゲ
ート駆動信号端子である。同一の水平方向ラインに配置
された画素セルPXCは、ゲート駆動信号端子Gが共通
のゲート線GL1〜GLnに接続され、各ゲート線GL
1〜GLnはゲート線駆動回路12,13に接続されて
いる。また、同一の垂直方向列に配置された画素セルP
XCは、データ駆動信号端子Sが共通のデータ線DL1
〜DLmに接続され、各データ線DL1〜DLmはデー
タ線駆動回路20Aに接続されている。
【0032】ゲート線駆動回路12,13は、基本的に
はシフトレジスタにより構成され、駆動信号VST、並
びに垂直同期信号とラインクロックとしての信号VCK
1、VCK2を、データ線駆動回路20Aの回路基板2
11Aと、接続部212−1AおよびTAB212−N
Aに形成された配線PLを通して入力し、入力信号に応
じてライン選択信号を発生する。
【0033】データ線駆動回路20Aは、シリアル(直
列)データとして供給されるデジタルの画像データIM
Dを1ライン分のパラレル(並列)なアナログ信号に変
換する。具体的には、データ線駆動回路20Aは、外部
から入力されるデジタル画像データIMDをサンプリン
グするサンプリング回路21、サンプリング回路21で
サンプリングされたデータを制御信号CTLに基づいて
格納するラインメモリ22、およびm本の各データ線D
L1〜DLmに対応して設けられたDAC(デジタル−
アナログ変換回路)23(−1〜−m)から構成されて
いる。
【0034】このデータ線駆動回路20Aは、上述した
ように、液晶表示部10の外部に配置されるが、図2に
示すように、主として電源ラインおよび信号ライン用に
配線が形成された回路基板211Aと、能動素子を含
み、たとえばTAB技術により、回路基板21と液晶表
示部10とを接続する接続部212−1A〜212NA
により構成されている。そして、電源電圧、制御信号H
ST、あるいはクロック信号HCK1,HCK2が供給
されることにより回路部が動作し、最終的にDACによ
るアナログ信号が各接続部212−1A〜212NAを
通して各データ線に供給される。
【0035】さらに、データ線駆動回路20Aには、こ
の液晶表示装置においては、ポリシリコンTFTにより
液晶パネル部11と一体形成されたゲート線駆動回路1
2,13へ供給するための制御信号VST、および垂直
同期等のクロック信号VCK1,VCK2の供給ライン
(配線PL)が形成され、かつ、接続部212−1Aお
よび212−NAを通して、ゲート線駆動回路12,1
3にそれぞれ接続されている。すなわち、本実施形態の
液晶表示装置は、図1のように、ゲート線駆動回路1
2,13を液晶パネル部11の左右両側部に配置するレ
イアウトの場合であっても、ゲート線駆動回路12,1
3への制御信号VST、クロック信号VCK1,VCK
2の供給ラインをパネル部の左右に長く配線することな
く、外部のデータ線駆動回路20Aの回路基板211A
と接続部212−1A,212−NAを通して、額縁F
RMの上部の左右両側で短い配線で接続する構成となっ
ている。したがって、配線長のほとんどを、銅箔等を用
いて形成することができることから、低インピーダンス
の配線が可能となっている。
【0036】次に、上記構成による動作を説明する。ク
ロック信号HCK1,HCK2、並びに画像データIM
Dが、データ線駆動回路20Aの回路基板211Aに形
成された配線を伝搬されて、サンプリング回路21に供
給される。また、駆動信号VST、クロック信号VCK
1,VCK2が、データ線駆動回路20Aの回路基板2
11Aに形成された配線および接続部212−1A,2
12−NAの配線を通して、液晶パネル部11と一体的
に形成されたシフトレジスタからなるゲート線駆動回路
12,13にそれぞれ供給される。
【0037】データ線駆動回路20Aにおいては、サン
プリング回路21で、たとえばシフトレジスタで、クロ
ック信号HCK1に同期してクロックパルス信号HCK
2がm段分シフトされて、m個のサンプリングパルス信
号が、データ信号線とラインメモリ22とを作動的に接
続するm個のスイッチ回路に順次に出力される。そし
て、データ信号線を伝搬されるデータは、シフトレジス
タから出力されるサンプリングパルス信号によりオン・
オフされるスイッチ回路を通して順次にサンプリングさ
れ、対応するラインメモリ22の所定の領域に格納され
る。ラインメモリ22に格納された画素データは、各デ
ータ線に対応して設けられたDAC23−1〜23−m
でアナログ信号に変換されて、対応するデータ線DL1
〜DLmにアナログ信号として供給される。
【0038】また、ゲート線駆動回路12,13におい
ては、データ線駆動回路20Aの回路基板211Aに形
成された配線および接続部212−1A,212−NA
の配線PLを通して入力された駆動信号VST、クロッ
ク信号VCK1,VCK2に基づいて、ライン選択信号
が発生されて、所定のゲート線GL1〜GLnに供給さ
れる。これにより、画像データがm個の画素セルに対し
て並列に書き込まれる。なお、駆動信号VST、クロッ
ク信号VCK1,VCK2は低インピーダンスの配線を
通して供給されることから、配線インピーダンスに基づ
く回路の誤動作、画質の劣化は生じない。
【0039】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ゲート線駆動回路12,13を液晶パネル部11の
左右両側部に配置するレイアウトの場合に、ゲート線駆
動回路12,13への制御信号VST、クロック信号V
CK1,VCK2の供給ラインをパネル部の左右に長く
配線することなく、外部のデータ線駆動回路20Aの回
路基板211Aと接続部212−1A,212−NAを
通して、額縁FRMの上部の左右両側で短い配線で接続
する構成としたので、有効画面としての液晶パネル部1
1以外の周辺部を小さくでき、装置の小面積化、狭額縁
化を実現でき、ひいてはコスト低減を図れる利点があ
る。また、配線の低インピーダンス化を図れることか
ら、配線インピーダンスに基づく回路の誤動作、画質の
劣化を防止できる。
【0040】なお、本実施形態では、画像データをデジ
タル信号として説明したが、本発明がアナログ信号の場
合も適用できることはいうまでもなく、上述した効果と
同様の効果を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置の小面積化、狭額縁化を実現でき、また、配線イン
ピーダンスに基づく回路の誤動作、画質の劣化を防止で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポリシリコンTFT型液晶表示装
置の一実施形態を示す回路図である。
【図2】図1のポリシリコンTFT型液晶表示装置の具
体的な配線形態を説明するための図である。
【図3】TFT型液晶表示パネルの画素セルの等価回路
を示す図である。
【図4】従来のポリシリコンTFT型液晶表示装置の構
成例を示す回路図である。
【符号の説明】 10…液晶表示部、11…液晶パネル部、12,13…
ゲート線駆動回路、20A…データ線駆動回路、21…
サンプリング回路、211A…回路基板、212A−1
〜212−NA…接続部、22…ラインメモリ、23A
−1〜23A−m…デジタル−アナログ変換回路(DA
C)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA51 GA59 KA04 KA07 NA07 NA25 PA06 5C006 AA01 AA02 AA16 AF35 AF83 BB16 BC13 BC20 BC23 BF03 BF05 BF11 FA31 FA37 FA41

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶パネル部の所定の画素セルへ、デー
    タ処理回路から供給される画像データの書き込みを行う
    際に、外部から供給される駆動用信号に基づいて所定の
    駆動線を駆動する駆動回路を有する液晶表示装置であっ
    て、 上記駆動回路は、上記液晶パネル部と一体的に形成され
    て液晶表示部を構成し、 上記データ処理回路は、上記液晶表示部に所定の実装技
    術に基づく接続部で接続され、かつ、 上記データ処理回路の回路基板および接続部には、上記
    駆動回路へ供給すべき駆動用信号の供給ラインが配線さ
    れ、当該配線を通して上記駆動回路に駆動用信号が供給
    される液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動回路はポリシリコンTFTによ
    り液晶パネル部と一体的に形成されている請求項1記載
    の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 上記実装技術は、TAB技術である請求
    項1記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 液晶パネル部が、外部から供給される駆
    動用信号に基づいて画素セルが接続されたゲート線を駆
    動するゲート線駆動回路と一体的に形成されて液晶表示
    部を構成し、画像データを受けて、画素セルが接続され
    たデータ線に、入力データに応じたレベルの信号出力を
    行って、液晶パネル部の所定の画素セルへの書き込み行
    う液晶表示装置のデータ線駆動回路であって、 上記液晶表示部に所定の実装技術に基づく接続部で接続
    され、かつ、 回路基板および接続部には、上記ゲート線駆動回路へ供
    給すべき駆動用信号の供給ラインが配線され、当該配線
    を通して上記ゲート線駆動回路に駆動用信号を供給する
    液晶表示装置のデータ線駆動回路。
  5. 【請求項5】 上記駆動回路はポリシリコンTFTによ
    り液晶パネル部と一体的に形成されている請求項4記載
    の液晶表示装置のデータ線駆動回路。
  6. 【請求項6】 上記実装技術は、TAB技術である請求
    項4記載の液晶表示装置のデータ線駆動回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005004205A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Samsung Electronics Co Ltd 液晶表示装置
JP2014078014A (ja) * 2013-11-22 2014-05-01 Panasonic Corp El表示装置
CN110322854A (zh) * 2019-07-05 2019-10-11 信利半导体有限公司 一种goa驱动电路、阵列基板、和显示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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