JP2007003982A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 例えば液晶装置等の電気光学装置において、小型パネルにおける欠陥画素の発見を容易に行う。
【解決手段】 電気光学装置は、基板上の画素アレイ領域に配線された複数の走査線及び複数のデータ線と、複数のデータ線及び複数の走査線の交差に対応して設けられた複数の画素部と、複数のデータ線のうち相隣接するN本(但し、Nは2以上の自然数)のデータ線を1群とするデータ線群毎に対応して1つずつ設けられると共に、画素部からデータ線を介して供給される検査信号の電位を増幅する複数のアナログバッファとを備える。更に、データ線群毎に、N本のデータ線のうち検査すべき一のデータ線を選択的に、複数のアナログバッファのうち対応する一のアナログバッファに電気的に接続するデータ線選択手段と、一のアナログバッファからの出力を選択するアナログバッファ選択手段とを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】 電気光学装置は、基板上の画素アレイ領域に配線された複数の走査線及び複数のデータ線と、複数のデータ線及び複数の走査線の交差に対応して設けられた複数の画素部と、複数のデータ線のうち相隣接するN本(但し、Nは2以上の自然数)のデータ線を1群とするデータ線群毎に対応して1つずつ設けられると共に、画素部からデータ線を介して供給される検査信号の電位を増幅する複数のアナログバッファとを備える。更に、データ線群毎に、N本のデータ線のうち検査すべき一のデータ線を選択的に、複数のアナログバッファのうち対応する一のアナログバッファに電気的に接続するデータ線選択手段と、一のアナログバッファからの出力を選択するアナログバッファ選択手段とを備える。
【選択図】 図3
Description
本発明は、例えば液晶装置等の電気光学装置及びこれを備えた電子機器の技術分野に関する。
従来、液晶装置等の表示装置は、携帯電話、プロジェクタ等の機器に広く使用されている。TFT(Thin Film Transistor)等を用いた液晶表示装置は、TFT基板と対向基板を貼り合せて、その基板間に液晶を封入して構成されている。一般に、製造された液晶装置が正常に作動するかの検査は、完成品に対して行われる。例えば、所定の画像信号を液晶装置に表示データとして入力し、投影、表示等させることによって正しくデータが表示されるか、欠陥画素の有無のチェックが行われている。
しかし、完成品について検査を行う方法は、製造工程の管理面から見ると、好ましくない。理由は、基板の製造工程後に不良品が発見されるので、不良品の発見が遅れてしまうからである。
このため、工程管理への不良発見がフィードバックされるまでの時間が長くなる。その結果、歩留まり低下期間が長期化し、製造コストが上昇するからである。また、試作品の場合も、試作品の評価から設計にフィードバックされるまでに期間が長期化するため、開発期間の長期化、開発コストの上昇に繋がる。更に、製品完成後は、いわゆるリペア、即ち不良個所の修理が困難である。
そこで、基板の製造工程内において、不良の発見、特に、表示装置の欠陥画素の発見を行うことが望まれている。
そのような検査方法の一つとして、例えば特許文献1では、液晶素子を有する大型パネルにおける、アナログバッファを用いた画素の検査方法が提案されている。
しかしながら、特許文献1に示された検査方法では、画素信号を読み出すためのアナログバッファがデータ線1本に付き1個必要である。よって、基板上にアナログバッファを1個設けるために必要な領域の面積は、データ線の本数分だけ必要となる。このため、特許文献1に示された検査方法は、大型パネルには適用可能ではあるが、基板上の面積が狭い小型の電気光学装置における画素の検査には適していないという技術的な問題点がある。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、小型パネルにおいても欠陥画素の発見を容易に行うことができる電気光学装置及びそのような電気光学装置を具備してなる各種電子機器を提供することを課題とする。
本発明の電気光学装置は、上記課題を解決するために、基板上の画素アレイ領域に配線された複数の走査線及び複数のデータ線と、前記複数のデータ線及び前記複数の走査線の交差に対応して設けられた複数の画素部と、前記複数のデータ線のうち相隣接するN本(但し、Nは2以上の自然数)のデータ線を1群とするデータ線群毎に対応して1つずつ設けられると共に、前記画素部から前記データ線を介して供給される検査信号の電位を増幅する複数のアナログバッファと、前記データ線群毎に、前記N本のデータ線のうち検査すべき一のデータ線を選択的に、前記複数のアナログバッファのうち対応する一のアナログバッファに電気的に接続するデータ線選択手段と、前記一のアナログバッファからの出力を選択するアナログバッファ選択手段とを備える。
本発明の電気光学装置によれば、その動作時には、例えばX−ドライバ回路により画像信号が、データ線を介して各画素部に供給される。これと共に、Y−ドライバ回路により走査線を介して走査信号が各画素部に供給される。画素部毎に設けられた例えば画素スイッチング用の薄膜トランジスタ(以下、適宜「TFT」という。)は、走査線にゲートが接続されており、走査信号に応じて画像信号を画素電極へ選択的に供給する。これらにより、例えば、画素電極及び対向電極間に挟持された、例えば液晶等の電気光学物質を各画素部で駆動することで、アクティブマトリクス駆動が可能である。この際、蓄積容量によって、画素部における電位保持特性が向上し、表示の高コントラスト化が可能となる。
本発明では特に、複数のデータ線のうち相隣接するN本のデータ線を1群とするデータ線群毎に対応して1つずつ設けられると共に、画素部からデータ線を介して供給される検査信号の電位を増幅する複数のアナログバッファを備える。アナログバッファは、電気光学装置の動作時に先立って行われる検査時に、検査信号を増幅するために用いられる。尚、このような検査は、電気光学装置で一対の基板が貼り合わされる前段階である、例えば、素子アレイ基板、素子基板又はTFTアレイ基板などと称される基板が完成した段階で好ましくは実施される。
より具体的には、この検査時には、例えば、先ず、画素部の蓄積容量に検査信号が供給される。
次に、画素部毎に設けられた画素スイッチング用のTFTがオフ状態にされる。
次に、複数のデータ線の電位が0Vにされる、即ち電位が0Vであるリフレッシュ信号が供給され、リフレッシュされる。この際、画素スイッチング用のTFTはオフ状態であるので、画素部の蓄積容量に供給された検査信号はそのまま保持されている。
次に、データ線群毎に、N本のデータ線のうち検査すべき一のデータ線が選択的に、複数のアナログバッファのうち対応する一のアナログバッファに、データ線選択手段によって、電気的に接続される。言い換えれば、データ線選択手段によって、複数のアナログバッファは、N本のデータ線のうち検査すべき一のデータ線とだけ夫々電気的に接続される。典型的には、データ線群毎に、N本のデータ線が、データ線の並び順に順次、検査すべき一のデータ線として対応する一のアナログバッファに接続される。尚、この際、画素スイッチング用のTFTは、すべてオフ状態のままである。
次に、複数のアナログバッファのうち一のアナログバッファが、検査すべき一のデータ線を介して画素部の検査を行うアナログバッファとしてアナログバッファ選択手段によって選択される。典型的には、複数のアナログバッファが当該複数のアナログバッファ或いは複数のデータ線の並び順に順次選択される。選択されたアナログバッファは、例えば基板上のパッド(PAD)或いは検査用に設けられた外部回路接続端子と電気的に接続される。そして、検査すべき一のデータ線が、基板上のパッドを介して、基板の外部に設けられた検査回路と、例えば検査用プローブを介して電気的に接続にされる。この際、検査すべき一のデータ線から基準出力信号が検査回路に出力される。尚、基準出力信号は、データ線に予め供給されたリフレッシュ信号が、例えばデータ線の配線容量の影響により変化した電位信号であり、通常0Vと僅かに異なる電位を有する。
次に、このように出力された基準出力信号の電位と基準電位の電位差が、例えば検査回路によって出力され、例えばメモリ等に記憶される。尚、基準電位は検査において基準となる任意の電位である。
次に、画素スイッチング用のTFTがオン状態にされ、蓄積容量に検査出力信号がデータ線に出力される。尚、検査出力信号とは、検査信号が蓄積容量等において放電等された結果を反映して出力される信号をいう。この際、検査出力信号はアナログバッファを介して検査回路へ出力される。出力された検査出力信号の電位と基準電位の電位差が、検査回路によって出力され、例えばメモリ等に記憶される。ここで、アナログバッファは、例えば、複数のインバータ回路から構成される増幅回路であり、検査出力信号を増幅する。尚、アナログバッファは、オペアンプ(差動増幅回路)を利用した構造であってもよいし、ソースフォロワ型であってもよい。その他の公知の構成の回路を自由に用いてもよい。
次に、基準出力信号の電位と基準電位の電位差及び検査出力信号の電位と基準電位の電位差に基づいて、検査回路によって、画素部の良否が判定される。例えば、基準出力信号の電位と基準電位の電位差及び検査出力信号の電位と基準電位の電位差が同じ電位差であれば、例えば画素部の蓄積容量或いは画素スイッチング用のTFTにリークが生じていると判定される。上述したように検査出力信号はアナログバッファによって増幅されているので、例えば画素部の蓄積容量或いは画素スイッチング用のTFTに生じたリークが微小であったとしても検出が可能である。
以上のような検査は走査線毎及びデータ線毎に行われる。
本発明では特に、複数のアナログバッファは、複数のデータ線のうち相隣接するN本(但し、Nは2以上の自然数)のデータ線を1群とするデータ線群毎に対応して1つずつ設けられている。そして、検査時において、複数のアナログバッファは、N本のデータ線のうち検査すべき一のデータ線とだけ夫々電気的に接続され、複数のアナログバッファのうち一のアナログバッファが、画素部の検査を行うアナログバッファとしてアナログバッファ選択手段によって選択されることで、例えば基板上のパッドと電気的に接続される。検査すべき一のデータ線が、基板上のパッドを介して、基板の外部に設けられた検査回路と電気的に接続にされることにより、画素部の検査が可能となっている。即ち、複数のアナログバッファは、N本のデータ線に夫々共有されており、検査すべき一のデータ線とだけ電気的に接続されると共に、検査を行うアナログバッファとして一つずつ例えば順次に選択することにより画素部の検査が可能となっている。このため、データ線毎に1つのアナログバッファを設けた場合と比較して、必要なアナログバッファの個数が少なくて済む。よって、アナログバッファを設けるために必要な基板上の領域の面積が小さくて済む。即ち、例えば、2本のデータ線を1群とした場合には、データ線毎に1つのアナログバッファを設けた場合と比較して、アナログバッファを設けるために必要な基板上の領域の面積は1/2で済む。従って、例えば対角数インチ程度までの小型の液晶装置用途として、基板上の領域の面積が小さい場合であってもアナログバッファによる検査をすることができ、電気光学装置を小型化することも可能となる。或いは、基板上の領域の面積はそのままで、1つのアナログバッファを設けるために必要な基板上の領域の面積を大きくすることができる。よって、例えば、アナログバッファを構成するTFTのゲートの面積を大きくすることにより、複数のアナログバッファの各々の増幅能力を高めることができる。
以上説明したように、本発明の電気光学装置によれば、小型の液晶パネル等を有する電気光学装置においても欠陥画素の発見を容易に行うことができる。しかも製造諸工程における比較的早い段階で、画素部の良否を判定することができるので、液晶装置等の電気光学装置の歩留まりを高めることができ、製造コストを低減することも可能である。
本発明の電気光学装置の一態様では、データ線選択手段は、前記基板上の基板面における前記画素アレイ領域と前記アナログバッファとの間の領域に設けられており、前記複数のデータ線の途中に夫々電気的に接続された複数の第1切換スイッチと、前記第1切換スイッチのオンオフを切り換える第1切換手段とを有する。
この態様によれば、例えば画素部の良否を検査する際に、第1切換スイッチをオン状態に切り換えることによって、検査すべき一のデータ線及びこれに対応する一のアナログバッファ間を導通させることが可能である。複数の第1切換スイッチは夫々、第1切換手段によってオンオフが切り換えられる。第1切換手段によって、検査すべき一のデータ線に対応する第1切換スイッチをオン状態にすることで、検査すべき一のデータ線及びこれに対応する一のアナログバッファ間を導通させることができる。
本発明の電気光学装置の他の態様では、アナログバッファ選択手段は、前記アナログバッファ毎に設けられており、前記アナログバッファと前記画素部の良否を検査するための検査回路とを電気的に接続する複数の第2切換スイッチと、前記第2切換スイッチのオンオフを切り換える第2切換手段とを有する。
この態様によれば、例えば画素部の良否を検査する際に、第2切換スイッチをオン状態に切り換えることによって、アナログバッファと検査回路とを導通させることが可能である。この際、複数の第2切換スイッチは夫々、例えばシフトレジスタを含んで構成される第2切換手段によって、例えば端から順番にオンオフが切り換えられる。第2切換手段によって、例えば検査すべき一のデータ線と電気的に接続された一のアナログバッファに対応する第2切換スイッチをオン状態にすることで、検査すべき一のデータ線及び検査回路間を導通させることができる。
本発明の電子機器は上記課題を解決するために、上述した本発明の電気光学装置(但し、その各種態様も含む)を具備する。
本発明の電子機器は、上述した本発明の電気光学装置を具備してなるので、高品質な画像表示を行うことが可能な、投射型表示装置、テレビ、携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルなどの各種電子機器を実現できる。また、本発明の電子機器として、例えば電子ペーパなどの電気泳動装置、電子放出装置(Field Emission Display及びConduction Electron-Emitter Display)、これら電気泳動装置、電子放出装置を用いた装置としてDLP(Digital Light Processing)等を実現することも可能である。加えて、このような電子機器は、上述した電気光学装置を含んでいるため、歩留まりが向上されている。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための最良の形態から明らかにされよう。
以下では、本発明の実施形態について図を参照しつつ説明する。以下の実施形態では、本発明の電気光学装置の一例である駆動回路内蔵型のTFTアクティブマトリクス駆動方式の液晶装置を例にとる。
(第1実施形態)
先ず、図1及び図2を参照して、本実施形態に係る液晶装置の全体構成について、説明する。ここに図1は、本実施形態に係る液晶装置の全体構成を示す平面図であり、図2は、図1のH−H’線での断面図である。
先ず、図1及び図2を参照して、本実施形態に係る液晶装置の全体構成について、説明する。ここに図1は、本実施形態に係る液晶装置の全体構成を示す平面図であり、図2は、図1のH−H’線での断面図である。
図1及び図2において、本実施形態に係る液晶装置では、TFTアレイ基板10と対向基板20とが対向配置されている。TFTアレイ基板10と対向基板20との間に液晶層50が封入されており、TFTアレイ基板10と対向基板20とは、本発明に係る「画素アレイ領域」の一例としての画像表示領域10aの周囲に位置するシール領域に設けられたシール材52により相互に接着されている。
図1において、シール材52が配置されたシール領域の内側に並行して、画像表示領域10aの額縁領域を規定する遮光性の額縁遮光膜53が、対向基板20側に設けられている。周辺領域のうち、シール材52が配置されたシール領域の外側に位置する領域には、X−ドライバ回路101及び外部回路接続端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って設けられている。この一辺に沿ったシール領域よりも内側に、サンプリング回路110が額縁遮光膜53に覆われるようにして設けられている。また、Y−ドライバ回路104は、この一辺に隣接する2辺に沿ったシール領域の内側に、額縁遮光膜53に覆われるようにして設けられている。また、TFTアレイ基板10上には、対向基板20の4つのコーナー部に対向する領域に、両基板間を上下導通材107で接続するための上下導通端子106が配置されている。これらにより、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的な導通をとることができる。
TFTアレイ基板10上には、外部回接続端子102と、X−ドライバ回路101、Y−ドライバ回路104、上下導通端子106等とを電気的に接続するための引回配線90が形成されている。
図2において、TFTアレイ基板10上には、駆動素子である画素スイッチング用のTFT(Thin Film Transistor)や走査線、データ線等の配線が作り込まれた積層構造が形成される。画像表示領域10aには、画素スイッチング用のTFTや走査線、データ線等の配線の上層に画素電極9aが設けられている。画素電極9a上には、配向膜が形成されている。他方、対向基板20上には、対向電極21の他、格子状又はストライプ状の遮光膜23、更には最上層部分に配向膜が形成されている。液晶層50は、例えば一種又は数種類のネマティック液晶を混合した液晶からなり、これら一対の配向膜間で、所定の配向状態をとる。
図1及び図2に示したように、本実施形態では特に、TFTアレイ基板10上において画像表示領域10aを挟んで、X−ドライバ回路101の反対側に、検査スイッチ駆動用シフトレジスタ220が、次に詳述する不図示のテストイネーブルスイッチ、テストイネーブル回路、配線等と共に設けられている。
次に、図3から図7を参照して、本実施形態に係る液晶装置の回路構成について説明する。ここに図3は、本実施形態に係る液晶装置の電気的構成を示す回路図である。図4は、画素部の電気的な構成を示す回路図である。図5は、アナログバッファの電気的な構成を示す回路図である。図6は、テストイネーブル回路の電気的な構成を示す回路図である。図7は、プルダウン回路の電気的な構成を示す回路図である。尚、図3は、図1に示した平面図に対して、上下が逆転した回路図を示している。
図3において、本実施形態に係る液晶装置は、TFTアレイ基板10上に、複数の走査線Gj(j=1、2、・・・n)、複数のデータ線Si(i=1、2、・・・、m)、Y−ドライバ回路104、X−ドライバ回路101、サンプリング回路110及び複数の画素部70を備えている。
複数の走査線Gj及び複数のデータ線Siは、画像表示領域10aに互いに交差するように配線されている。
Y−ドライバ回路104は、画素部70の検査時において、スイッチング信号を走査線毎に順次供給する。ここで、スイッチング信号とは、画像を表示する際に画素部70に供給される画像表示用の走査信号とは異なる信号であり、後述する検査出力信号を画素部70から出力させるために画素部70が備えるTFTをオン状態に切り換えるための信号である。
X−ドライバ回路101は、サンプリング回路110を構成するサンプリングスイッチ111にサンプリング信号を供給し、これらサンプリングスイッチ111をオン状態に切り換える。ここで、「サンプリング信号」とは、検査する際に、データ線Siに後述するリフレッシュ信号、検査信号等を、画像信号線112を介して供給するために、X−ドライバ回路101からサンプリング回路110に供給される信号である。
サンプリング回路110は、複数のサンプリングスイッチ111からなり、サンプリングスイッチ111は、X−ドライバ回路101から供給されるサンプリング信号に応じて、オンオフが切り換えられる。
図4に示すように、画素部70は、TFT71、画素電極9a及び蓄積容量73を備えている。
TFT71は、ソースがデータ線Siに電気的に接続されており、ゲートが走査線Gjに電気的に接続されている。TFT71は、Y−ドライバ回路104から供給されるスイッチング信号によってオンオフが切り換えられる。画素部70は、検査出力信号をデータ線Siに出力する。画素電極9aは、対向基板20上に設けられた対向電極21との間に液晶を挟持する。蓄積容量73は、画像表示が行われる際に画素部70に供給された画像信号を一時的に保持し、複数の画素部70のアクティブマトリクス駆動を可能にする。
再び図3において、本実施形態では特に、TFTアレイ基板10上に、アナログバッファ230、本発明の「第1切換スイッチ」の一例としてのテストイネーブルスイッチ241及び242、本発明の「第1切換手段」の一例としてのテストイネーブル回路210、プルダウン回路35、本発明の「第2切換スイッチ」の一例としての検査スイッチ250、本発明の「第2切換手段」の一例としての検査スイッチ駆動用シフトレジスタ220及びPAD(パッド或いは電極パッド)60を更に備える。
尚、PAD60は、図1及び図2において、外部回路接続端子102の一つとして構成されてもよいし、これとは別に専用のパッドとしてTFTアレイ基板10上における検査スイッチ駆動用シフトレジスタ220に隣接する位置等に設けられてもよい。
アナログバッファ230は、複数のデータ線Siのうち相隣接する2本のデータ線からなるデータ線群Grk(k=1、2、・・・、m/2)毎に対応して1つずつ設けられている。アナログバッファ230は、液晶装置の動作時に先立って行われる検査時に、例えば、検査信号を増幅するために用いられる。
図5に示すようにアナログバッファ230は、インバータ回路231、232及び233から構成されている。インバータ回路231、232及び233は、カスケード接続されている。アナログバッファ入力端子238は、TFT231a及びTFT231bのゲートに電気的に接続されている。アナログバッファ出力端子239は、TFT233a及び233bのドレインに電気的に接続されている。尚、アナログバッファは、オペアンプ(差動増幅回路)を利用した構造であってもよいし、ソースフォロワ型であってもよい。その他の公知の構成の回路を自由に用いてもよい。
再び図3において、テストイネーブルスイッチ241及び242は、TFTアレイ基板上の基板面における画素部70からみてアナログバッファ230に近い側の領域に設けられている。テストイネーブルスイッチ241及び242は、データ線群Grkを構成する2本のデータ線の夫々に対応して設けられており、後述するテストイネーブル回路210から供給されるテストイネーブル信号に応じてオン状態に切り換えられる。テストイネーブルスイッチ241及び242がオン状態に切り換えられることによって、データ線群Grk毎に、後述する検査すべき一のデータ線Si及びこれに対応する一のアナログバッファ230間が導通することになる。
テストイネーブル回路210は、テストイネーブルスイッチ241及び242のゲートに、テストイネーブル配線T1及びT2を夫々介して電気的に接続されており、テストイネーブル信号を出力する。
図6に示すように、テストイネーブル回路210は、TFT211、212及び213、インバータ215、並びに外部接続端子219を備えている。
TFT213は、そのドレインがTFT211及び212のドレインに電気的に接続されており、検査時にはTFT211及び212をオン状態にし、検査をしない時にはTFT211及び212をオフ状態にするために用いられる。
TFT211及びTFT212は、ドレインが、テストイネーブル配線T1及びT2に夫々電気的に接続されている。また、ソースは、外部接続端子219に夫々電気的に接続されており、検査時には、外部電源回路と夫々電気的に接続される。
インバータ215は、外部接続端子219とTFT212のソースの途中に設けられている。このため、TFT211及び212のソースには互いに反転した電位が供給されることになる。即ち、検査時には、テストイネーブル配線T1及びT2のいずれか一方にだけ電源が供給され、上述したテストイネーブルスイッチ241及び242のいずれか一方だけがオン状態とされる。よって、テストイネーブル配線T1及びT2のいずれか一方にだけテストイネーブル信号が供給される。
再び図3において、プルダウン回路35は、テストイネーブル配線T1及びT2を介してテストイネーブルスイッチ241及び242に夫々供給されるテストイネーブル信号が変動しないようにテストイネーブル配線T1及びT2の電位を安定化させる。
図7に示すように、プルダウン回路35は、電源VDDに電気的に接続されたゲート、アースされたソース、及びテストイネーブル配線T1又はT2に電気的に接続されたドレインを備えたTFT135を備えており、テストイネーブル信号が供給される際にテストイネーブル配線T1及びT2の電位が変動することを低減する。
再び図3において、検査スイッチ250は、アナログバッファ230毎に設けられており、該アナログバッファ230と後述する検査用のPAD60とを、後述する検査スイッチ駆動用シフトレジスタ220から出力される検査スイッチ駆動信号に応じて、電気的に接続する。
検査時には、PAD60を介して、アナログバッファ230と画素部70の良否を検査するための検査回路300とを電気的に接続することで検査が可能となる。
検査時には、PAD60を介して、アナログバッファ230と画素部70の良否を検査するための検査回路300とを電気的に接続することで検査が可能となる。
検査スイッチ駆動用シフトレジスタ220は、検査時に、検査スイッチ250に検査スイッチ駆動信号を順次出力する。
PAD60は、検査時に、外部の検査回路300と接続するために設けられており、上述したように、検査スイッチ250と電気的に接続されている。
次に、図3及び図4を参照して、本実施形態に係る液晶装置の画素部の検査手順について説明する。尚、画素部の検査は、液晶装置でTFTアレイ基板10及び対向基板20が貼り合わされる前段階で好ましくは実施される。
図3及び図4において、この検査時には、例えば、先ず、画素部70の蓄積容量73に検査信号が供給される。
次に、画素部70毎に設けられた画素スイッチング用のTFT71がオフ状態にされる。
次に、複数のデータ線Siの電位が0Vにされる、即ち電位が0Vであるリフレッシュ信号が供給され、リフレッシュされる。この際、画素スイッチング用のTFT71はオフ状態であるので、画素部70の蓄積容量73に供給された検査信号はそのまま保持されている。
次に、データ線群Grk毎に、テストイネーブル回路210から供給されるテストイネーブル信号に応じてテストイネーブルスイッチ241又は242がオンオフされることによって、複数のアナログバッファ230は、2本のデータ線のうち検査すべき一のデータ線Siとだけ夫々電気的に接続される。本実施形態では、データ線群Grk毎に、2本のデータ線が、データ線Siの並び順に順次、検査すべき一のデータ線Siとして対応する一のアナログバッファ230に接続される。尚、この際、画素スイッチング用のTFT71は、すべてオフ状態のままである。
次に、複数のアナログバッファ230のうち一のアナログバッファ230が、検査すべき一のデータ線Siを介して画素部70の検査を行うアナログバッファ230として、検査スイッチ駆動用シフトレジスタ220から供給される検査スイッチ駆動信号に応じて検査スイッチ250がオンオフされることによって、PAD60と電気的に接続される。本実施形態では、複数のアナログバッファ230が当該複数のアナログバッファ230或いは複数のデータ線Siの並び順に順次PAD60と電気的に接続される。この際、検査スイッチ駆動用シフトレジスタ220によるアナログバッファ230の選択手順としては、(i)TE回路の出力T1により奇数番目のテストイネーブルスイッチ241をオン状態にして、検査スイッチ駆動用シフトレジスタ220によって、奇数番目のデータ線Siを順次選択し、その後、TE回路の出力T2により偶数番目のテストイネーブルスイッチ242をオン状態にして、検査スイッチ駆動用シフトレジスタ220によって、偶数番目のデータ線Siを順次選択するという手順と、(ii)一つのデータ線の組Grに対して順次テストイネーブルスイッチ241、242をオン状態とした後検査スイッチ駆動用シフトレジスタ220によるシフト動作を行う、つまり各データ線の組Grに対して順次検査スイッチ駆動用シフトレジスタ220によるシフト動作を行う手順と、の二つの方法が適用できる。そして、検査すべき一のデータ線Siが、TFTアレイ基板10上のPAD60を介して、TFTアレイ基板10の外部に設けられた検査回路300と電気的に接続にされる。この際、検査すべき一のデータ線Siから基準出力信号が検査回路300に出力される。尚、基準出力信号は、データ線Siに予め供給されたリフレッシュ信号が、例えばデータ線Siの配線容量の影響により変化した電位信号であり、通常0Vと僅かに異なる電位を有する。
次に、このように出力された基準出力信号の電位Vroと基準電位V0の電位差ΔVro’(即ちVro−V0)が、検査回路300によって出力され、メモリ310に記憶される。尚、基準電位V0は検査において基準となる任意の電位である。
次に、画素スイッチング用のTFT71がオン状態にされ、蓄積容量73に検査出力信号がデータ線Siに出力される。尚、検査出力信号とは、検査信号が蓄積容量73等において放電等された結果を反映して出力される信号をいう。この際、検査出力信号はアナログバッファ230を介して検査回路300へ出力される。出力された検査出力信号の電位Vinsoと基準電位V0の電位差ΔVinso’(即ちVinso−V0)が、検査回路300によって出力され、メモリ310に記憶される。ここで、アナログバッファ230は、図5を参照して上述したように複数のインバータ回路231、232及び233から構成される増幅回路であり、検査出力信号を増幅する。尚、アナログバッファ230は、オペアンプ(差動増幅回路)を利用した構造であってもよいし、ソースフォロワ型であってもよい。その他の公知の構成の回路を自由に用いてもよい。
次に、基準出力信号の電位Vroと基準電位V0の電位差ΔVro’及び検査出力信号の電位Vinsoと基準電位V0の電位差ΔVinso’に基づいて、検査回路によって、画素部の良否が判定される。例えば、基準出力信号の電位と基準電位の電位差ΔVro’及び検査出力信号の電位と基準電位の電位差ΔVinso’が同じ電位差(即ちΔVro’=ΔVinso’)であれば、例えば画素部70の蓄積容量73或いは画素スイッチング用のTFT71にリークが生じていると判定される。ここで、本実施形態では、上述したように検査出力信号はアナログバッファ230によって増幅されているので、例えば画素部70の蓄積容量73或いは画素スイッチング用のTFT71に生じたリークが微小であったとしても検出が可能である。
以上のような検査は走査線Gj毎及びデータ線Si毎に行われる。
図3において、本実施形態では特に、複数のアナログバッファ230は、複数のデータ線Siのうち相隣接する2本のデータ線を1群とするデータ線Grk群毎に対応して1つずつ設けられている。そして、検査時において、複数のアナログバッファ230は、2本のデータ線のうち検査すべき一のデータ線Siとだけ夫々電気的に接続され、複数のアナログバッファ230のうち一のアナログバッファ230が、画素部70の検査を行うアナログバッファ230として、PAD60と電気的に接続される。検査すべき一のデータ線Siが、PAD60を介して、TFTアレイ基板10の外部に設けられた検査回路300と電気的に接続にされることにより、画素部70の検査が可能となっている。即ち、複数のアナログバッファ230は、2本のデータ線Siに夫々共有されており、検査すべき一のデータ線Siとだけ電気的に接続されると共に、検査を行うアナログバッファ230として一つずつ順次に選択することにより画素部70の検査が可能となっている。このため、データ線Si毎に1つのアナログバッファ230を設けた場合と比較して、必要なアナログバッファ230の個数が少なくて済む。よって、アナログバッファ230を設けるために必要なTFTアレイ基板10上の領域の面積が小さくて済む。即ち、本実施形態では、データ線毎に1つのアナログバッファ230を設けた場合と比較して、アナログバッファ230を設けるために必要なTFT基板上の領域の面積は1/2で済む。従って、TFTアレイ基板上の領域の面積が小さい場合であってもアナログバッファ230による検査をすることができ、液晶装置を小型化することも可能となる。或いは、TFTアレイ基板10上の領域の面積はそのままで、1つのアナログバッファ230を設けるために必要なTFTアレイ基板10上の領域の面積を大きくすることができる。例えば、対角10インチ以下、更に対角数インチ以下の小型の液晶装置の場合にも、基板の大型化を防ぎつつアナログバッファ230を設ける領域を確保できる。よって、例えば、アナログバッファ230を構成するTFTのゲートの面積を大きくすることにより、複数のアナログバッファ230の各々の増幅能力を高めることができる。尚、アナログバッファ230は、相隣接する3本或いは4本以上のデータ線を1群とするデータ線群Grk毎に設けてもよい。そのようにすれば、データ線Si毎に1つのアナログバッファ230を設けた場合と比較して、アナログバッファ230を設けるために必要なTFT基板10上の領域の面積は1/3或いは1/4以下で済む。
また、アナログバッファを形成する面積を大きく取れれば、アナログバッファを230を構成するトランジスタを形成する際に半導体層へのイオン注入のばらつきを減少させることができるので、性能にばらつきのないトランジスタを形成することができる。
以上説明したように、本実施形態の液晶装置によれば、小型の液晶パネルを有する液晶装置においても欠陥画素の発見を容易に行うことができる。しかも製造諸工程における比較的早い段階で、画素部70の良否を判定することができるので、液晶装置の歩留まりを高めることができ、製造コストを低減することも可能である。
(電子機器)
次に、上述した電気光学装置である液晶装置を各種の電子機器に適用する場合について説明する。
次に、上述した電気光学装置である液晶装置を各種の電子機器に適用する場合について説明する。
まず、この液晶装置をライトバルブとして用いたプロジェクタについて説明する。図8は、プロジェクタの構成例を示す平面図である。この図8に示されるように、プロジェクタ1100内部には、ハロゲンランプ等の白色光源からなるランプユニット1102が設けられている。このランプユニット1102から射出された投射光は、ライトガイド1104内に配置された4枚のミラー1106および2枚のダイクロイックミラー1108によってRGBの3原色に分離され、各原色に対応するライトバルブとしての液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gに入射される。
液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gの構成は、上述した液晶装置と同等であり、画像信号処理回路から供給されるR、G、Bの原色信号でそれぞれ駆動されるものである。そして、これらの液晶パネルによって変調された光は、ダイクロイックプリズム1112に3方向から入射される。このダイクロイックプリズム1112においては、RおよびBの光が90度に屈折する一方、Gの光が直進する。したがって、各色の画像が合成される結果、投射レンズ1114を介して、スクリーン等にカラー画像が投写されることとなる。
ここで、各液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gによる表示像について着目すると、液晶パネル1110Gによる表示像は、液晶パネル1110R、1110Bによる表示像に対して左右反転することが必要となる。
なお、液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gには、ダイクロイックミラー1108によって、R、G、Bの各原色に対応する光が入射するので、カラーフィルタを設ける必要はない。
次に、液晶装置を、モバイル型のパーソナルコンピュータに適用した例について説明する。図9は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。図9において、コンピュータ1200は、キーボード1202を備えた本体部1204と、液晶表示ユニット1206とから構成されている。この液晶表示ユニット1206は、先に述べた液晶装置1005の背面にバックライトを付加することにより構成されている。
さらに、液晶装置を、携帯電話に適用した例について説明する。図10は、この携帯電話の構成を示す斜視図である。図10において、携帯電話1300は、複数の操作ボタン1302とともに、反射型の液晶装置1005を備えるものである。この反射型の液晶装置1005にあっては、必要に応じてその前面にフロントライトが設けられる。
尚、図8から図10を参照して説明した電子機器の他にも、液晶テレビや、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた装置等などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器に適用可能なのは言うまでもない。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電気光学装置及び該電気光学装置を備えてなる電子機器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
9a…画素電極、10…TFTアレイ基板、10a…画像表示領域、20…対向基板、21…対向電極、60…メモリ、70…画素部、101…X−ドライバ回路、102…外部回路接続端子、104…Y−ドライバ回路、210…テストイネーブル回路、220…検査スイッチ駆動用シフトレジスタ、230…アナログバッファ、241、242…テストイネーブルスイッチ、250…検査スイッチ、300…検査回路、310…メモリ、Gj…走査線、Grk…データ線群、Si…データ線
Claims (4)
- 基板上の画素アレイ領域に配線された複数の走査線及び複数のデータ線と、
前記複数のデータ線及び前記複数の走査線の交差に対応して設けられた複数の画素部と、
前記複数のデータ線のうち相隣接するN本(但し、Nは2以上の自然数)のデータ線を1群とするデータ線群毎に対応して1つずつ設けられると共に、前記画素部から前記データ線を介して供給される検査信号の電位を増幅する複数のアナログバッファと、
前記データ線群毎に、前記N本のデータ線のうち検査すべき一のデータ線を選択的に、前記複数のアナログバッファのうち対応する一のアナログバッファに電気的に接続するデータ線選択手段と、
前記一のアナログバッファからの出力を選択するアナログバッファ選択手段と
を備えることを特徴とする電気光学装置。 - データ線選択手段は、
前記基板上の基板面における前記画素アレイ領域と前記アナログバッファとの間の領域に設けられており、前記複数のデータ線の途中に夫々電気的に接続された複数の第1切換スイッチと、
前記第1切換スイッチのオンオフを切り換える第1切換手段と
を有することを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。 - アナログバッファ選択手段は、
前記アナログバッファ毎に設けられており、前記アナログバッファと前記画素部の良否を検査するための検査回路とを電気的に接続する複数の第2切換スイッチと、
前記第2切換スイッチのオンオフを切り換える第2切換手段と
を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の電気光学装置を具備してなることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
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JP2005186156A JP2007003982A (ja) | 2005-06-27 | 2005-06-27 | 電気光学装置及び電子機器 |
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2005
- 2005-06-27 JP JP2005186156A patent/JP2007003982A/ja not_active Withdrawn
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