JP2000243089A - デコーダ回路及びデコード方法 - Google Patents

デコーダ回路及びデコード方法

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JP2000243089A
JP2000243089A JP11042289A JP4228999A JP2000243089A JP 2000243089 A JP2000243089 A JP 2000243089A JP 11042289 A JP11042289 A JP 11042289A JP 4228999 A JP4228999 A JP 4228999A JP 2000243089 A JP2000243089 A JP 2000243089A
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word line
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Takako Kagiwata
貴子 鍵渡
Toshiyuki Uetake
俊行 植竹
Yasuhiko Maki
康彦 牧
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デコーダ回路選択信号線にかかる負荷を低減
し、更にデコーダ回路を構成する論理回路の段数を削減
するデコーダ回路及びデコード方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】 デコーダ回路を選択する選択信号を検出
する検出手段41と、クロック信号を供給するクロック
信号供給手段42と、検出手段41が選択信号を検出す
ると、クロック信号のタイミングでワード線信号を出力
するワード線信号出力手段43,44,48,49と、
その検出手段が選択信号を検出しないと、ワード線信号
を所定のレベルに調整する調整手段50とを有すること
により、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デコーダ回路及び
デコード方法に係り、特に、半導体集積回路に含まれる
デコーダ回路及びデコード方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶装置等の半導体集積回
路はデバイスが微細化され、搭載されるメモリの記憶容
量は年々増加している。したがって、半導体集積回路は
更なる高速化を実現するために、メモリセル(Memo
ry Cell:以下、MCという)の縮小化と共にM
C周辺の回路の縮小化及び高速化が必要である。
【0003】例えば、MC周辺の回路の一例について図
1を利用して説明する。図1は、MC周辺の回路の一例
の説明図を示す。図1のデコーダ回路30−1〜30−
nは、アドレスデコーダ10から供給されるデコーダ回
路選択信号とクロックバッファ20から供給されるクロ
ック信号とに基づいて選択され、ワード線信号WL0〜
WLnを発生する。
【0004】アドレスデコーダ10は、図示しない外部
から供給されるメモリアドレス信号A0〜Amを供給さ
れ、そのメモリアドレス信号A0〜Amに基づいてデコ
ーダ回路選択信号を生成する。例えば、メモリアドレス
信号がデコーダ回路30−1から出力されるワード線W
L0により制御されるメモリアドレスを示す場合、デコ
ーダ回路30−1を選択するデコーダ回路選択信号を生
成する。
【0005】次に、デコーダ回路30−1〜30−nに
ついて図2を利用して説明する。図2は、デコ−ダ回路
の一例の構成図を示す。デコーダ回路30−1〜30−
nは、NAND回路31,NOT回路32〜34を含む
構成である。NAND回路31は二つのデコーダ回路選
択信号とクロック信号とを供給され、例えばその供給さ
れる信号が全てHighのときNOT回路34からHi
ghのワード線信号を出力していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
デコーダ回路はMC容量の増加に伴い、そのデコーダ回
路を選択するデコーダ回路選択信号線にかかる負荷が増
大するという問題があった。さらに、半導体集積回路は
更なる高速化を実現するために、MCの縮小化と共にM
C周辺の回路の縮小化及び高速化が必要であり、特にデ
コーダ回路の縮小か望まれる。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、デコーダ回路選択信号線にかかる負荷を低減し、更
にデコーダ回路を構成する論理回路の段数を削減するデ
コーダ回路及びデコード方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、請求項1記載の本発明は、半導体集積回路を
構成するデコーダ回路において、そのデコーダ回路を選
択する選択信号を検出する検出手段と、クロック信号を
供給するクロック信号供給手段と、前記検出手段が前記
選択信号を検出すると、前記クロック信号のタイミング
でワード線信号を出力するワード線信号出力手段とを有
することを特徴とする。
【0009】このように、検出手段及びクロック信号供
給手段を別々に設けることにより、デコーダ回路にかか
る負荷を減少することが可能となる。また、請求項2記
載の本発明は、前記ワード線信号出力手段は、P型MO
SトランジスタとN型MOSトランジスタとを含み、そ
のP型MOSトランジスタを制御する制御信号とN型M
OSトランジスタを制御する制御信号とが分離されてい
ることを特徴とする。
【0010】このように、P型MOSトランジスタを制
御する制御信号とN型MOSトランジスタを制御する制
御信号とが分離されていることにより、P型MOSトラ
ンジスタで駆動することが可能となる。したがって、ワ
ード線信号の選択処理を高速化することが可能となる。
また、請求項3記載の本発明は、前記検出手段は、NO
R論理回路で構成されることを特徴とする。
【0011】このように、前記検出手段をNOR論理回
路で構成することにより、微小トランジスタで構成され
るNOR論理回路を利用することが可能となり、デコー
ダ回路にかかる負荷を減少することが可能となる。した
がって、デコーダ回路を構成する論理回路の段数を削減
することが可能となる。また、請求項4記載の本発明
は、前記ワード線信号出力手段は、前記検出手段がその
デコーダ回路を選択する選択信号を検出すると、前記ワ
ード線信号の出力を指示する第一制御手段と、前記クロ
ック信号のタイミングで前記ワード線信号の出力を指示
する第二制御手段と、前記第一制御手段及び第二制御手
段の指示に基づいて前記ワード線信号を出力する出力手
段とを有することを特徴とする。
【0012】このように、ワード線信号出力手段は、選
択信号の検出時に、ワード線信号の出力を指示する第一
制御手段と、クロック信号のタイミングでワード線信号
の出力を指示する第二制御手段と、第一制御手段及び第
二制御手段の指示に基づいてワード線信号を出力する出
力手段とを有することにより、デコーダ回路にかかる負
荷を減少しつつ、適切なワード線信号を出力することが
可能となる。
【0013】また、請求項5記載の本発明は、前記調整
手段は第一のN型MOSトランジスタで構成されること
を特徴とする。このように、調整手段をN型MOSトラ
ンジスタで構成することにより、デコーダ回路が選択さ
れていないときに、ワード線信号出力手段から出力され
る信号がフローティング状態にならないようにLowの
信号に調整することが可能である。
【0014】例えば、デコーダ回路が選択されていない
とき、ワード線信号出力手段から出力される信号が所定
のレベルとなるようにN型MOSトランジスタの状態を
制御することが可能である。また、同じ回路内で使用さ
れる他のN型又はP型MOSトランジスタより小さいサ
イズのN型MOSトランジスタを調整手段として使用す
れば、常にワード線信号出力手段から出力される信号を
調整していたとしても問題が生じない。
【0015】また、請求項6記載の本発明は、前記検出
手段が前記選択信号を検出しないと、前記ワード線信号
を所定のレベルに調整する調整手段を更に有することを
特徴とする。このように、検出手段が選択信号を検出し
ていないとき、すなわちデコーダ回路が選択されていな
いときに、調整手段によりワード線信号出力手段から出
力される信号がフローティング状態にならないように調
整することが可能である。
【0016】また、請求項7記載の本発明は、半導体集
積回路を構成するデコーダ回路において、そのデコーダ
回路を選択する選択信号を検出するNOR論理回路と、
供給されるクロック信号を反転して出力するNOT論理
回路と、前記選択信号が検出されると、動作状態となる
第一のP型MOSトランジスタと、前記NOT論理回路
から出力されるクロック信号のタイミングで動作状態又
は停止状態となる第二のN型MOSトランジスタとで構
成され、前記選択信号が検出されると、前記第一のP型
MOSトランジスタ及び第二のN型MOSトランジスタ
の状態に基づいてワード線信号を出力することを特徴と
する。
【0017】このように、NOR論理回路,NOT論理
回路,第一のP型MOSトランジスタ,及び第二のN型
MOSトランジスタを別々に設けることで、デコーダ回
路にかかる負荷を減少することが可能となる。また、N
OR論理回路で構成することにより、微小トランジスタ
で構成されるNOR論理回路を利用することが可能とな
り、デコーダ回路にかかる負荷を減少することが可能と
なる。したがって、デコーダ回路を構成する論理回路の
段数を削減することが可能となる。
【0018】また、請求項8記載の本発明は、前記選択
信号が検出されないときに、ワード線信号を所定のレベ
ルに調整する第一のN型MOSトランジスタを更に有す
ることを特徴とする。このように、NOR論理回路が選
択信号を検出していないとき、すなわちデコーダ回路が
選択されていないときに、第一のN型MOSトランジス
タによりワード線信号がフローティング状態にならない
ように調整することが可能である。
【0019】また、請求項9記載の本発明は、半導体集
積回路を構成するデコーダ回路において、そのデコーダ
回路を選択する選択信号を検出する第二のP型MOSト
ランジスタ及び第三のN型MOSトランジスタと、供給
されるクロック信号を反転して出力するNOT論理回路
と、前記選択信号が検出されると、動作状態となる第一
のP型MOSトランジスタと、前記NOT論理回路から
出力されるクロック信号のタイミングで動作状態又は停
止状態となる第二のN型MOSトランジスタとで構成さ
れ、前記選択信号が検出されると、前記第一のP型MO
Sトランジスタ及び第二のN型MOSトランジスタの状
態に基づいてワード線信号を出力することを特徴とす
る。
【0020】このように、第二のP型MOSトランジス
タ及び第三のN型MOSトランジスタ,NOT論理回
路,第一のP型MOSトランジスタ,及び第二のN型M
OSトランジスタを別々に設けることで、デコーダ回路
にかかる負荷を減少することが可能となる。また、第二
のP型MOSトランジスタ及び第三のN型MOSトラン
ジスタで構成することにより、デコーダ回路にかかる負
荷を減少することが可能となる。
【0021】また、請求項10記載の本発明は、前記選
択信号が検出されないときに、ワード線信号を所定のレ
ベルに調整する第一のN型MOSトランジスタを更に有
することを特徴とする。このように、選択信号が検出さ
れていないとき、すなわちデコーダ回路が選択されてい
ないときに、第一のN型MOSトランジスタによりワー
ド線信号がフローティング状態にならないように調整す
ることが可能である。
【0022】また、請求項11記載の本発明は、半導体
集積回路を構成するデコ−ダ回路で使用されるデコード
方法において、そのデコーダ回路を選択する選択信号を
検出する段階と、クロック信号を供給する段階と、前記
選択信号を検出すると、前記クロック信号のタイミング
でワード線信号を出力する段階とを有することを特徴と
する。
【0023】このように、選択信号を検出する段階と、
クロック信号を供給する段階と、選択信号を検出する
と、クロック信号のタイミングでワード線信号を出力す
る段階とを有することにより、デコーダ回路にかかる負
荷を減少することが可能となる。また、請求項12記載
の本発明は、前記選択信号を検出しないと、前記ワード
線信号を所定のレベルに調整しておく段階を更に有する
ことを特徴とする。
【0024】このように、選択信号を検出していない場
合、すなわちデコーダ回路が選択されていないときに、
ワード線信号がフローティング状態にならないように調
整しておくことが可能である。また、請求項13記載の
本発明は、半導体集積回路を構成するデコ−ダ回路で使
用されるデコード方法において、そのデコーダ回路を選
択する選択信号を検出する段階と、供給されるクロック
信号を反転して出力する段階と、前記選択信号が検出さ
れ、第一のP型MOSトランジスタが動作状態となる段
階と、前記クロック信号のタイミングで第二のN型MO
Sトランジスタを動作状態又は停止状態となる段階とで
構成され、前記選択信号が検出されると、前記第一のP
型MOSトランジスタ及び第二のN型MOSトランジス
タの状態に基づいてワード線信号を出力することを特徴
とする。
【0025】このように、選択信号を検出する段階と、
クロック信号を反転して出力する段階と、第一のP型M
OSトランジスタを動作状態とする段階と、第二のN型
MOSトランジスタを動作状態又は停止状態とする段階
とを別々に設けることで、デコーダ回路にかかる負荷を
減少することが可能となる。また、請求項14記載の本
発明は、前記選択信号が検出されないときに、ワード線
信号を所定のレベルに調整する段階を更に有することを
特徴とするデコード方法。
【0026】このように、選択信号を検出していないと
き、すなわちデコーダ回路が選択されていないときに、
ワード線信号を所定のレベルに調整し、ワード線信号が
フローティング状態にならないように調整することが可
能である。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。図3は、本発明のデコーダ
回路の第一実施例の構成図を示す。図3のデコーダ回路
40−1〜40−nは同様の構成であるので、デコーダ
回路40−1を例に説明する。なお、デコーダ回路40
−1は図1のデコーダ回路30−1に相当する回路であ
る。
【0028】デコーダ回路40−1は、NOR回路4
1,NOT回路42,47,PMOSトランジスタ4
3,44,48,及びNMOSトランジスタ45,4
6,49,50を含む構成である。ここで、図4のタイ
ミング図を利用して図3のデコーダ回路40−1の動作
について説明する。図4は、第一実施例のデコーダ回路
の一例のタイミング図を示す。NOR回路41はアドレ
スデコーダ10から二つのデコーダ回路選択信号を供給
されており、そのデコーダ回路40−1が選択される
と、図4(A)に示すように二つのデコーダ回路選択信
号がHighからLowに変化する。また、NOT回路
42はクロックバッファ20から図4(B)に示すよう
にクロック信号が供給される。
【0029】NOR回路41は、供給される二つのデコ
ーダ回路選択信号がLOWになると図4(C)に示すよ
うにHighの信号をPMOSトランジスタ43及びN
MOSトランジスタ46に供給する。また、NOT回路
42は図4(C)に示すようにクロック信号を反転して
PMOSトランジスタ44,NMOSトランジスタ4
5,及びNOT回路47に供給する。
【0030】図4(C)に示すようなHighの信号が
PMOSトランジスタ43,44に供給されると、PM
OSトランジスタ43,44はOFF状態となる。ま
た、図4(C)に示すようなHighの信号がNMOS
トランジスタ45,46に供給されると、NMOSトラ
ンジスタ45,46はON状態となる。したがって、図
4(D)に示すようなLowの信号がPMOSトランジ
スタ48及びNMOSトランジスタ49に供給される。
【0031】PMOSトランジスタ48は、図4(D)
に示すようなLowの信号を供給されるとON状態とな
る。また、NMOSトランジスタ49は図4(D)に示
すようなLowの信号を供給されるとOFF状態とな
る。したがって、図4(E)に示すようなHighのワ
ード線信号WL1が出力される。なお、デコーダ回路4
0−1は最終段にNMOSトランジスタ50が設けられ
ている。このNMOSトランジスタ50は、デコーダ回
路40−1で他に使用されているNMOSトランジスタ
より小サイズのNMOSトランジスタであり、ゲートが
電源に接続されている。したがって、デコーダ回路40
−1が選択されていない非選択時にもフローティング状
態となることがなく、安定した動作を確保することがで
きる。また、小サイズのNMOSトランジスタであるた
め、デコーダ回路40−1が選択されている選択時の処
理には影響を与えない。
【0032】以上のように、本願発明の第一実施例のデ
コーダ回路は、微小トランジスタで構成されたNOR回
路41を利用することによりデコーダ回路選択信号線に
かかる負荷を低減し、更にデコーダ回路を構成する論理
回路の段数を削減することが可能となる。したがって、
デコーダ回路の縮小化が可能となる。また、デコーダ回
路はPMOSトランジスタの信号とNMOSトランジス
タの信号とが分離されるように構成され、PMOSトラ
ンジスタで駆動することによりワード線信号の選択処理
を高速化することが可能となる。
【0033】次に、本発明のデコーダ回路の第二実施例
について図5を利用して説明する。図5は、本発明のデ
コーダ回路の第二実施例の構成図を示す。なお、図5の
デコーダ回路は一部が図3のデコーダ回路と同一であ
り、同一部分には同一符号を付し説明を省略する。ま
た、図5のデコーダ回路50−1〜50−nは同様の構
成であるので、デコーダ回路50−1を例に説明する。
【0034】デコーダ回路50−1は、NOR回路4
1,NOT回路42,55,56,57,PMOSトラ
ンジスタ51,54,及びNMOSトランジスタ52,
53を含む構成である。図5のデコーダ回路は、図3の
デコーダ回路のNOR回路41の出力をNMOSトラン
ジスタ52に接続した点と、PMOSトランジスタ54
のゲートが次段のNOT回路55の出力に接続されてい
る点とを特徴とする。
【0035】NOR回路41はアドレスデコーダ10か
ら二つのデコーダ回路選択信号を供給されており、その
デコーダ回路50−1が選択されると、二つのデコーダ
回路選択信号がHighからLowに変化する。また、
NOT回路42はクロックバッファ20からクロック信
号が供給される。NOR回路41は、供給される二つの
デコーダ回路選択信号がLOWになるとHighの信号
をNOT回路57に供給する。NOT回路57は、供給
されたHighの信号を反転してPMOSトランジスタ
51及びNMOSトランジスタ52に供給する。また、
NOT回路42はクロック信号を反転してNMOSトラ
ンジスタ53に供給する。
【0036】LOWの信号がPMOSトランジスタ51
に供給されると、PMOSトランジスタ51はON状態
となる。また、LOWの信号がNMOSトランジスタ5
2,53に供給されると、NMOSトランジスタ52,
53はOFF状態となる。したがって、Highの信号
がNOT回路55に供給される。NOT回路55は、H
ighの信号を供給されるとLowの信号をPMOSト
ランジスタ54及びNOT回路56に供給する。Low
の信号がPMOSトランジスタ54に供給されると、P
MOSトランジスタ54はON状態とり、NOT回路5
6からHighの信号が出力される。したがって、Hi
ghのワード線信号WL1が出力される。
【0037】以上のように、本願発明の第二実施例のデ
コーダ回路は、PMOSトランジスタ54のゲートが次
段のNOT回路55の出力に接続されていることによ
り、信号の伝搬速度を上げることが可能となり、ワード
線信号の選択処理を高速化することが可能となる。次
に、本発明のデコーダ回路の第三実施例について図6を
利用して説明する。図6は、本発明のデコーダ回路の第
三実施例の構成図を示す。なお、図6のデコーダ回路は
一部が図5のデコーダ回路と同一であり、同一部分には
同一符号を付し説明を省略する。また、図6のデコーダ
回路60−1〜60−nは同様の構成であるので、デコ
ーダ回路60−1を例に説明する。
【0038】デコーダ回路60−1は、NOR回路4
1,NOT回路42,55,56,57,PMOSトラ
ンジスタ51,54,61,及びNMOSトランジスタ
62,63を含む構成である。図6のデコーダ回路は、
図5のNOT回路42の出力をクロックドインバータ回
路に接続した点を特徴とする。NOR回路41はアドレ
スデコーダ10から二つのデコーダ回路選択信号を供給
されており、そのデコーダ回路60−1が選択される
と、二つのデコーダ回路選択信号がHighからLow
に変化する。また、NOT回路42はクロックバッファ
20からクロック信号が供給される。
【0039】NOR回路41は、供給される二つのデコ
ーダ回路選択信号がLOWになるとHighの信号をN
OT回路57に供給する。NOT回路57は、供給され
たHighの信号を反転してPMOSトランジスタ51
及びNMOSトランジスタ63に供給する。また、NO
T回路42はクロック信号を反転してPMOSトランジ
スタ61及びNMOSトランジスタ62により構成され
るクロックドインバータ回路に供給する。
【0040】LOWの信号がPMOSトランジスタ51
に供給されると、PMOSトランジスタ51はON状態
となる。また、LOWの信号がNMOSトランジスタ6
3に供給されると、NMOSトランジスタ63はOFF
状態となる。したがって、Highの信号がNOT回路
55に供給される。NOT回路55は、Highの信号
を供給されるとLowの信号をPMOSトランジスタ5
4及びNOT回路56に供給する。Lowの信号がPM
OSトランジスタ54に供給されると、PMOSトラン
ジスタ54はON状態とり、NOT回路56からHig
hの信号が出力される。したがって、Highのワード
線信号WL1が出力される。
【0041】以上のように、本願発明の第三実施例のデ
コーダ回路は、PMOSトランジスタ54のゲートが次
段のNOT回路55の出力に接続されていることによ
り、信号の伝搬速度を上げることが可能となり、ワード
線信号の選択処理を高速化することが可能となる。次
に、本発明のデコーダ回路の第四実施例について図7を
利用して説明する。図7は、本発明のデコーダ回路の第
四実施例の構成図を示す。なお、図7のデコーダ回路は
一部が図6のデコーダ回路と同一であり、同一部分には
同一符号を付し説明を省略する。また、図7のデコーダ
回路70−1〜70−nは同様の構成であるので、デコ
ーダ回路70−1を例に説明する。
【0042】デコーダ回路70−1は、NOR回路4
1,NOT回路42,55,56,72,PMOSトラ
ンジスタ54,及びトランスファスイッチ71を含む構
成である。図7のデコーダ回路は、図6のクロックドイ
ンバータ回路をトランスファスイッチ71に置き換えた
点を特徴とする。NOR回路41はアドレスデコーダ1
0から二つのデコーダ回路選択信号を供給されており、
そのデコーダ回路70−1が選択されると、二つのデコ
ーダ回路選択信号がHighからLowに変化する。ま
た、NOT回路42はクロックバッファ20からクロッ
ク信号が供給される。
【0043】NOR回路41は、供給される二つのデコ
ーダ回路選択信号がLOWになるとHighの信号をト
ランスファスイッチ71のNch側及びNOT回路72
に供給する。NOT回路72は、供給されたHighの
信号を反転してトランスファスイッチ71のPch側に
供給する。したがって、NOR回路41からHighの
信号が出力されているときにNOT回路42がクロック
信号を反転してトランスファスイッチに供給すると、そ
の反転したクロック信号がNOT回路55に供給され
る。
【0044】NOT回路55は、Highの信号を供給
されるとLowの信号をPMOSトランジスタ54及び
NOT回路56に供給する。Lowの信号がPMOSト
ランジスタ54に供給されると、PMOSトランジスタ
54はON状態とり、NOT回路56からHighの信
号が出力される。したがって、Highのワード線信号
WL1が出力される。
【0045】以上のように、本願発明の第四実施例のデ
コーダ回路は、PMOSトランジスタ54のゲートが次
段のNOT回路55の出力に接続されていることによ
り、信号の伝搬速度を上げることが可能となり、ワード
線信号の選択処理を高速化することが可能となる。次
に、本発明のデコーダ回路の第五実施例について図8を
利用して説明する。図8は、本発明のデコーダ回路の第
五実施例の構成図を示す。なお、図8のデコーダ回路は
一部が図3のデコーダ回路と同一であり、同一部分には
同一符号を付し説明を省略する。また、図8のデコーダ
回路80−1〜80−nは同様の構成であるので、デコ
ーダ回路80−1を例に説明する。
【0046】デコーダ回路80−1は、NOT回路4
2,83,PMOSトランジスタ43,44,48,8
1,及びNMOSトランジスタ45,46,49,5
0,82を含む構成である。図8のデコーダ回路は、図
3のNOR回路41をPMOSトランジスタ81及びN
MOSトランジスタ82に置き換えた点を特徴とする。
PMOSトランジスタ81及びNMOSトランジスタ8
2はアドレスデコーダ10から夫々デコーダ回路選択信
号を供給されており、そのデコーダ回路80−1が選択
されると、PMOSトランジスタ81及びNMOSトラ
ンジスタ82に供給されているデコーダ回路選択信号が
HighからLowに変化する。また、NOT回路42
はクロックバッファ20からクロック信号が供給され
る。
【0047】PMOSトランジスタ81は、供給される
デコーダ回路選択信号がLOWになるとON状態とな
る。また、NMOSトランジスタ82は供給されるデコ
ーダ回路選択信号がLOWになるとOFF状態となる。
したがって、PMOSトランジスタ81及びNMOSト
ランジスタ82にHighのデコーダ回路選択信号が供
給されると、PMOSトランジスタ43及びNMOSト
ランジスタ46にHighの信号が供給される。一方、
NOT回路42はクロック信号を反転してPMOSトラ
ンジスタ44及びNMOSトランジスタ45,49,及
びNOT回路83に供給する。
【0048】Highの信号がPMOSトランジスタ4
3,44に供給されると、PMOSトランジスタ43,
44はOFF状態となる。また、Highの信号がNM
OSトランジスタ45,46に供給されると、NMOS
トランジスタ45,46はON状態となる。したがっ
て、Lowの信号がPMOSトランジスタ48に供給さ
れると供に、Lowの信号がNOT回路83を介してN
MOSトランジスタ49に供給される。
【0049】PMOSトランジスタ48は、Lowの信
号を供給されるとON状態となる。また、NMOSトラ
ンジスタ49はLowの信号を供給されるとOFF状態
となる。したがって、Highのワード線信号WL1が
出力される。なお、デコーダ回路80−1は第一実施例
と同様に、最終段にNMOSトランジスタ50が設けら
れている。したがって、デコーダ回路80−1が選択さ
れていない非選択時にもフローティング状態となること
がなく、安定した動作を確保することができる。
【0050】以上のように、本願発明の第五実施例のデ
コーダ回路は、PMOSトランジスタ81及びNMOS
トランジスタ82を利用することによりデコーダ回路選
択信号線にかかる負荷を低減し、更にデコーダ回路を構
成する論理回路の段数を削減することが可能となる。し
たがって、デコーダ回路の縮小化が可能となる。また、
デコーダ回路はPMOSトランジスタの信号とNMOS
トランジスタの信号とが分離されるように構成され、P
MOSトランジスタで駆動することによりワード線信号
の選択処理を高速化することが可能となる。
【0051】次に、本発明のデコーダ回路の第六実施例
について図9を利用して説明する。図9は、本発明のデ
コーダ回路の第六実施例の構成図を示す。なお、図9の
デコーダ回路は一部を除いて図3のデコーダ回路と同一
であり、同一部分には同一符号を付し説明を省略する。
また、図9のデコーダ回路90−1〜90−nは同様の
構成であるので、デコーダ回路90−1を例に説明す
る。
【0052】デコーダ回路90−1は、NOR回路4
1,NOT回路42,47,PMOSトランジスタ4
3,44,48,及びNMOSトランジスタ45,4
6,49,50を含む構成である。図9のデコーダ回路
は、図3のNMOSトランジスタ50のゲートをNOT
回路47の出力と接続した点を特徴とする。このNMO
Sトランジスタ50は、デコーダ回路90−1が選択さ
れていない非選択時、すなわち、NOT回路47の出力
がHighの信号である時にON状態となり、フローテ
ィング状態を防止して安定した動作を確保することがで
きる。
【0053】以上、本発明のデコーダ回路は、例えば図
10に示すような半導体集積回路を構成する。したがっ
て、本発明のデコーダ回路の縮小化という優れた効果に
よりMCの小型化が可能となり、その結果、半導体集積
回路は更なる高速化を実現することが可能となる。な
お、特許請求の範囲に記載した検出手段はNOR回路4
1,PMOSトランジスタ81及びNMOSトランジス
タ82に対応し、クロック信号供給手段はNOT回路4
2に対応し、ワード線信号出力手段はPMOSトランジ
スタ43,44,48に対応し、調整手段はNMOSト
ランジスタ50に対応し、第一制御手段はPMOSトラ
ンジスタ43に対応し、第二制御手段はPMOSトラン
ジスタ44に対応し、出力手段はPMOSトランジスタ
48に対応し、第一のN型MOSトランジスタはNMO
Sトランジスタ50に対応し、第一のP型MOSトラン
ジスタはPMOSトランジスタ48に対応し、第二のN
型MOSトランジスタはNMOSトランジスタ49に対
応し、第二のP型MOSトランジスタはPMOSトラン
ジスタ81に対応し、第三のN型MOSトランジスタは
NMOSトランジスタ82に対応する。
【0054】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の本発明によ
れば、検出手段及びクロック信号供給手段を別々に設け
ることにより、デコーダ回路にかかる負荷を減少するこ
とが可能となる。また、請求項2記載の本発明によれ
ば、P型MOSトランジスタを制御する制御信号とN型
MOSトランジスタを制御する制御信号とが分離されて
いることにより、P型MOSトランジスタで駆動するこ
とが可能となる。したがって、ワード線信号の選択処理
を高速化することが可能となる。
【0055】また、請求項3記載の本発明によれば、前
記検出手段をNOR論理回路で構成することにより、微
小トランジスタで構成されるNOR論理回路を利用する
ことが可能となり、デコーダ回路にかかる負荷を減少す
ることが可能となる。したがって、デコーダ回路を構成
する論理回路の段数を削減することが可能となる。ま
た、請求項4記載の本発明によれば、ワード線信号出力
手段は、選択信号の検出時に、ワード線信号の出力を指
示する第一制御手段と、クロック信号のタイミングでワ
ード線信号の出力を指示する第二制御手段と、第一制御
手段及び第二制御手段の指示に基づいてワード線信号を
出力する出力手段とを有することにより、デコーダ回路
にかかる負荷を減少しつつ、適切なワード線信号を出力
することが可能となる。
【0056】また、請求項5記載の本発明によれば、調
整手段をN型MOSトランジスタで構成することによ
り、デコーダ回路が選択されていないときに、ワード線
信号出力手段から出力される信号がフローティング状態
にならないようにLowの信号に調整することが可能で
ある。例えば、デコーダ回路が選択されていないとき、
ワード線信号出力手段から出力される信号が所定のレベ
ルとなるようにN型MOSトランジスタの状態を制御す
ることが可能である。また、同じ回路内で使用される他
のN型又はP型MOSトランジスタより小さいサイズの
N型MOSトランジスタを調整手段として使用すれば、
常にワード線信号出力手段から出力される信号を調整し
ていたとしても問題が生じない。
【0057】また、請求項6記載の本発明によれば、検
出手段が選択信号を検出していないとき、すなわちデコ
ーダ回路が選択されていないときに、調整手段によりワ
ード線信号出力手段から出力される信号がフローティン
グ状態にならないように調整することが可能である。ま
た、請求項7記載の本発明によれば、NOR論理回路,
NOT論理回路,第一のP型MOSトランジスタ,及び
第二のN型MOSトランジスタを別々に設けることで、
デコーダ回路にかかる負荷を減少することが可能とな
る。
【0058】また、NOR論理回路で構成することによ
り、微小トランジスタで構成されるNOR論理回路を利
用することが可能となり、デコーダ回路にかかる負荷を
減少することが可能となる。したがって、デコーダ回路
を構成する論理回路の段数を削減することが可能とな
る。また、請求項8記載の本発明によれば、NOR論理
回路が選択信号を検出していないとき、すなわちデコー
ダ回路が選択されていないときに、第一のN型MOSト
ランジスタによりワード線信号がフローティング状態に
ならないように調整することが可能である。
【0059】また、請求項9記載の本発明によれば、第
二のP型MOSトランジスタ及び第三のN型MOSトラ
ンジスタ,NOT論理回路,第一のP型MOSトランジ
スタ,及び第二のN型MOSトランジスタを別々に設け
ることで、デコーダ回路にかかる負荷を減少することが
可能となる。また、第二のP型MOSトランジスタ及び
第三のN型MOSトランジスタで構成することにより、
デコーダ回路にかかる負荷を減少することが可能とな
る。
【0060】また、請求項10記載の本発明によれば、
選択信号が検出されていないとき、すなわちデコーダ回
路が選択されていないときに、第一のN型MOSトラン
ジスタによりワード線信号がフローティング状態になら
ないように調整することが可能である。また、請求項1
1記載の本発明によれば、選択信号を検出する段階と、
クロック信号を供給する段階と、選択信号を検出する
と、クロック信号のタイミングでワード線信号を出力す
る段階とを有することにより、デコーダ回路にかかる負
荷を減少することが可能となる。
【0061】また、請求項12記載の本発明によれば、
選択信号を検出していない場合、すなわちデコーダ回路
が選択されていないときに、ワード線信号がフローティ
ング状態にならないように調整しておくことが可能であ
る。また、請求項13記載の本発明によれば、選択信号
を検出する段階と、クロック信号を反転して出力する段
階と、第一のP型MOSトランジスタを動作状態とする
段階と、第二のN型MOSトランジスタを動作状態又は
停止状態とする段階とを別々に設けることで、デコーダ
回路にかかる負荷を減少することが可能となる。
【0062】また、請求項14記載の本発明によれば、
選択信号を検出していないとき、すなわちデコーダ回路
が選択されていないときに、ワード線信号を所定のレベ
ルに調整し、ワード線信号がフローティング状態になら
ないように調整することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】MC周辺の回路の一例の説明図である。
【図2】デコーダ回路の一例の構成図である。
【図3】本発明のデコーダ回路の第一実施例の構成図で
ある。
【図4】第一実施例のデコーダ回路の一例のタイミング
図である。
【図5】本発明のデコーダ回路の第二実施例の構成図で
ある。
【図6】本発明のデコーダ回路の第三実施例の構成図で
ある。
【図7】本発明のデコーダ回路の第四実施例の構成図で
ある。
【図8】本発明のデコーダ回路の第五実施例の構成図で
ある。
【図9】本発明のデコーダ回路の第六実施例の構成図で
ある。
【図10】本発明のデコーダ回路を含む半導体集積回路
の一例の構成図である。
【符号の説明】
10 アドレスデコーダ 20 クロックバッファ 30−1〜30−n,40−1〜40−n,50−1〜
50−n,60−1〜60−n,70−1〜70−n,
80−1〜80−n,90−1〜90−nデコーダ回路 31 NAND回路 32〜34,42,47,55〜57,72 NOT
回路 41 NOR回路 43,44,48,51,54,61,81 PMO
Sトランジスタ 45,46,49,50,52,53,62,63,8
2 NMOSトランジスタ 71 トランスファスイッチ WL0〜WLn ワード線信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧 康彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B015 HH01 HH03 JJ21 KA23 KB44 KB82

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路を構成するデコーダ回路
    において、 そのデコーダ回路を選択する選択信号を検出する検出手
    段と、 クロック信号を供給するクロック信号供給手段と、 前記検出手段が前記選択信号を検出すると、前記クロッ
    ク信号のタイミングでワード線信号を出力するワード線
    信号出力手段とを有することを特徴とするデコーダ回
    路。
  2. 【請求項2】 前記ワード線信号出力手段は、 P型MOSトランジスタとN型MOSトランジスタとを
    含み、そのP型MOSトランジスタを制御する制御信号
    とN型MOSトランジスタを制御する制御信号とが分離
    されていることを特徴とする請求項1記載のデコーダ回
    路。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、NOR論理回路で構成
    されることを特徴とする請求項1記載のデコーダ回路。
  4. 【請求項4】 前記ワード線信号出力手段は、 前記検出手段がそのデコーダ回路を選択する選択信号を
    検出すると、前記ワード線信号の出力を指示する第一制
    御手段と、 前記クロック信号のタイミングで前記ワード線信号の出
    力を指示する第二制御手段と、 前記第一制御手段及び第二制御手段の指示に基づいて前
    記ワード線信号を出力する出力手段とを有することを特
    徴とする請求項1記載のデコーダ回路。
  5. 【請求項5】 前記調整手段は第一のN型MOSトラン
    ジスタで構成されることを特徴とする請求項1記載のデ
    コーダ回路。
  6. 【請求項6】 前記検出手段が前記選択信号を検出しな
    いと、前記ワード線信号を所定のレベルに調整する調整
    手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5記載
    のデコーダ回路。
  7. 【請求項7】 半導体集積回路を構成するデコーダ回路
    において、 そのデコーダ回路を選択する選択信号を検出するNOR
    論理回路と、 供給されるクロック信号を反転して出力するNOT論理
    回路と、 前記選択信号が検出されると、動作状態となる第一のP
    型MOSトランジスタと、 前記NOT論理回路から出力されるクロック信号のタイ
    ミングで動作状態又は停止状態となる第二のN型MOS
    トランジスタとで構成され、前記選択信号が検出される
    と、前記第一のP型MOSトランジスタ及び第二のN型
    MOSトランジスタの状態に基づいてワード線信号を出
    力することを特徴とするデコーダ回路。
  8. 【請求項8】 前記選択信号が検出されないときに、ワ
    ード線信号を所定のレベルに調整する第一のN型MOS
    トランジスタを更に有することを特徴とする請求項7記
    載のデコーダ回路。
  9. 【請求項9】 半導体集積回路を構成するデコーダ回路
    において、 そのデコーダ回路を選択する選択信号を検出する第二の
    P型MOSトランジスタ及び第三のN型MOSトランジ
    スタと、 供給されるクロック信号を反転して出力するNOT論理
    回路と、 前記選択信号が検出されると、動作状態となる第一のP
    型MOSトランジスタと、 前記NOT論理回路から出力されるクロック信号のタイ
    ミングで動作状態又は停止状態となる第二のN型MOS
    トランジスタとで構成され、前記選択信号が検出される
    と、前記第一のP型MOSトランジスタ及び第二のN型
    MOSトランジスタの状態に基づいてワード線信号を出
    力することを特徴とするデコーダ回路。
  10. 【請求項10】 前記選択信号が検出されないときに、
    ワード線信号を所定のレベルに調整する第一のN型MO
    Sトランジスタを更に有することを特徴とする請求項9
    記載のデコーダ回路。
  11. 【請求項11】 半導体集積回路を構成するデコ−ダ回
    路で使用されるデコード方法において、 そのデコーダ回路を選択する選択信号を検出する段階
    と、 クロック信号を供給する段階と、 前記選択信号を検出すると、前記クロック信号のタイミ
    ングでワード線信号を出力する段階とを有することを特
    徴とするデコード方法。
  12. 【請求項12】 前記選択信号を検出しないと、前記ワ
    ード線信号を所定のレベルに調整しておく段階を更に有
    することを特徴とする請求項11記載のデコード方法。
  13. 【請求項13】 半導体集積回路を構成するデコ−ダ回
    路で使用されるデコード方法において、 そのデコーダ回路を選択する選択信号を検出する段階
    と、 供給されるクロック信号を反転して出力する段階と、 前記選択信号が検出され、第一のP型MOSトランジス
    タが動作状態となる段階と、 前記クロック信号のタイミングで第二のN型MOSトラ
    ンジスタを動作状態又は停止状態となる段階とで構成さ
    れ、前記選択信号が検出されると、前記第一のP型MO
    Sトランジスタ及び第二のN型MOSトランジスタの状
    態に基づいてワード線信号を出力することを特徴とする
    デコード方法。
  14. 【請求項14】 前記選択信号が検出されないときに、
    ワード線信号を所定のレベルに調整する段階を更に有す
    ることを特徴とする請求項13記載のデコード方法。
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