JPH0929365A - ワーク吸着装置 - Google Patents

ワーク吸着装置

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JPH0929365A
JPH0929365A JP18721295A JP18721295A JPH0929365A JP H0929365 A JPH0929365 A JP H0929365A JP 18721295 A JP18721295 A JP 18721295A JP 18721295 A JP18721295 A JP 18721295A JP H0929365 A JPH0929365 A JP H0929365A
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JP
Japan
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work
permanent magnet
attracting
suction
vacuum pad
Prior art date
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Pending
Application number
JP18721295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Suzuki
博己 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP18721295A priority Critical patent/JPH0929365A/ja
Publication of JPH0929365A publication Critical patent/JPH0929365A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばプレスブレーキ1等へ材料を供給する
ためのワーク吸着装置において、ワークWの吸着代が狭
小でバキュームパッドのみでは対応不能の場合、補助手
段として、従来の高価で直径の大きい電磁マグネットを
使用することなく、安価で小型の永久磁石を使用して対
応可能とする。 【解決手段】 このため、それぞれ複数のバキュームパ
ッド4と永久磁石5とを列状に配設すると共に、前記各
永久磁石5を上下方向に移動させるためのエアシリンダ
9と、ワークのパスラインW0 高さを有する突当てスト
ッパ6とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板金加工機、例えばプ
レスブレーキ装置等におけるワーク吸着装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、この種のプレスブレーキ
装置等においては、ベンディングロボットもしくはワー
クハンドリングロボット等により、板金ワーク(材料)
をバキュームパッドで吸着して、ローディング、アンロ
ーディングもしくは曲げ加工を行っているが、ワークが
穴加工品であって、バキュームパッドでは吸着できない
部分がある場合は、電磁マグネット吸着等により、これ
らの部分を補っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
電磁マグネットにより吸着補助を行う場合、これらワー
クを吸着する部分が受け渡しのための必要スペースやワ
ークを測定するためのセンサ等の占める必要スペース等
により、僅かしか残されていない場合、次のような問題
点があった。すなわち、 従来の電磁マグネットの大きさは、最少が15mmφ程
度であり、これより小さいワーク吸着代には使用するこ
とができなかった。
【0004】また、積み重なっているワークを電磁マ
グネットで吸引すると、次のワークまで吸引してしまう
可能性があり“2枚どり”の原因となることがある。
【0005】また、一般的に、図7に要部の略図を示
すように、曲げ加工でバキュームパッド11を使用する
場合には、パンチP及びダイDによるワークWの加工範
囲をできるだけ広く確保するため、バキュームパッド1
1は、ワークWの比較的狭い端部エリアを持たざるを得
ない場合が殆どである。
【0006】更に、以上の狭い端部エリア上の直線状
一列配置の吸着パッドでワーク端部を吸着してローディ
ング、アンローディング、曲げ加工等を行うには、図8
に示すように、ワークW重量により、吸着部位のワーク
W重心位置C.G.に対してバキュームパッド11部に
曲げモーメントMが作用するため、そのオフセット量に
限界があった。
【0007】本発明は、以上のような従来技術における
問題点にかんがみてなされたもので、例えば15mmφ程
度のバキュームパッド11を直線状一列に配設して、ワ
ークの中心からオフセットして吸着する場合、撓みによ
る前記曲げモーメント等による吸着力不足を補う方法と
して、前記のような電磁式の高価なマグネットによる吸
着補助でなく、単純な上下動作機構と、安価な永久磁石
とによる補助手段の併用により、小スペースエリアの吸
着代で、より大重量もしくは大型サイズのワークを取扱
うことのできるワーク吸着手段の提供を目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、板金加工機のワークを吸着するためのそれぞれ複
数のバキュームパッドと永久磁石とを列状に配設すると
共に、前記各永久磁石を前記ワークを吸着または剥離す
るための往復移動手段と、前記永久磁石に近接して、前
記ワークの剥離側に当接するストッパ手段とを備えたこ
とを特徴とするワーク吸着装置により前記目的を達成し
ようとするものである。
【0009】
【作用】以上のような本発明構成により、ワークの吸着
部エリアが比較的短い場合や、バキュームパッドのみの
吸着力では不足するような重量のワークにもそれぞれ対
応することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て説明する。図1に、本発明に係るワーク吸着装置を有
する公知の6軸多関節式ワークハンドリングロボットが
プレスブレーキに近接した状態の全体説明側面図の一例
を示す。
【0011】図1において、1はプレスブレーキのフレ
ーム、2はバックゲージ、P/Dはそれぞれ金型のパン
チ/ダイ、Rは前記ロボット、3は、ロボットRのマニ
ピュレータアームの先端部に回動自在に装着された本発
明に係るワーク吸着装置の一実施例である。Wは吸着把
持したワークを示す。
【0012】
【実施例】図2(a),(b)に、ワーク吸着装置3の
一実施例の詳細正面図及び側面図を示す。図2におい
て、ワーク吸着装置3は、ベースフレーム7の長手方向
の両側部にそれぞれ実質的に直線列状に配設された複数
のじゃばら(ベローズ)式のバキュームパッド4を主体
とし、ベースフレーム7の中央凹部に配設された小型の
エアシリンダ9のピストンロッド9a端部に固着された
取付け板8上に、複数の10mmφの永久磁石5が同一高
さに前記各バキュームパッド4列と実質的に同一直線上
に取付けられており、エアシリンダ9により、上下方向
に一斉に変位することができ、それぞれ各永久磁石5を
ワークWのパスラインW0 面へ持ち上げたり、あるいは
下降させて磁力を殺してワークWを剥離することができ
るよう構成されている。
【0013】本実施例は、上記各永久磁石5の両外側の
磁石5を、前記両側部の各バキュームパッド4の各最内
側パッド4との間に、それぞれワークパスラインW0
接する高さを有する各突当てストッパ6を配設したこと
を特徴の一つとしている。
【0014】すなわち、図3にワークWを、例えばプレ
スブレーキ1にローディングして、このワーク吸着装置
3から剥離しようとするとき、まずエアシリンダ9のピ
ストンロッド9aを下降させるが、この時、もしも突当
てストッパ6がないと、図4のその状態を誇張して示す
ように、特にワークWが薄板の場合、材料の自重による
撓みで極めて剥れ難く、エアシリンダの大きなストロー
ク量を必要とすることになるが、本実施例においては、
図3に示したように、左右一対の突当てストッパ6の存
在により、例えば図例の場合5mm程度のストロークで確
実にワークを剥離し得る効果がある。
【0015】なお、本実施例の場合、各バキュームパッ
ド4にじゃばら(ベローズ)式を採用したため、図5に
示すように、前記図8で示したワークWの自重による撓
みに起因する曲げモーメントMに対して極めて柔軟に対
応/追随することができる。
【0016】また、永久磁石5は、従来例の電磁式マグ
ネットに比して、直径を例えば10mmφ程度に小さくす
ることができ、また、要すれば複雑な形状に製作するこ
とも可能であり、対象ワークにより丸、角断面もしくは
シート状等に変形することも容易である。
【0017】更にまた、図6に示すように、バキューム
パッド4に隣接して永久磁石5がある場合には、永久磁
石5の硬質面がワークWを支持してパッド4の吸着面の
剥れを防止する機能をも有している。
【0018】また、例えば、マグネットのみで吸着する
場合は、ワークWの振り回し運動等の慣性力により簡単
にずれてしまう可能性があるため、バキュームパッド4
との併用は、このずれに対応するためにも極めて有効で
ある。
【0019】なお、本実施例においては、各永久磁石5
のワークWの吸引及び剥離をそれぞれ小型のエアシリン
ダ9を用いて直動式に行う実施態様を示したが、これの
みに限定されるものでなく、例えば、適当なリンク機構
を介する等、種々の変形機構を採用しても差支えないこ
とはもちろんである。
【0020】また、前記実施例は、複数の各バキューム
パッド4と永久磁石5とがそれぞれ実質的に同一直線上
に配設された事例について説明したが、ワークの吸着エ
リアが広い場合には、その配列は必ずしも上記直線状に
限定されないことはもちろんである。
【0021】(実施例の作用/効果)本実施例のワーク
吸着装置3によれば、例えば10mmφのバキュームパッ
ド41個で0.1Kg程度の吸着力があり、例えば重量1
KgのワークWを吸着して垂直上昇するためには、このパ
ッド4を最少10個を要し、その必要長さは最少100
mmを要することになる。
【0022】ワークWの通常操作には、慣性力を考慮し
て、ワーク重量の通常8〜10倍程度の吸着力を必要と
するため、このバキュームパッド4のみでは80〜10
0個が必要となり、従って、その吸着面を確保するに
は、ワークWに800〜1000mmの長さが必要とな
る。
【0023】これに対して、本実施れによる10mmφの
永久磁石5は、1個で0.8Kg程度の吸着力を有する
ため、これを併用して例えば前記バキュームパッド4を
10個、この永久磁石5を10個組合わせると、(0.
1×10)+(0.8×10)=9Kgとなり、その必要
占有スペース長さは200mmと極めて小寸法で済む。
【0024】以上の組合わせの一例によっても、両者の
併用により僅かな吸着スペースしか許されないワークを
確実に吸着することができる効果がある。また、硬質の
永久磁石5がモーメントによる吸着面の首振り現象を抑
止するため、この種のモーメントに対しても強くなり、
特に直線状一列配置の吸着時に効果を期待し得る。
【0025】
【発明の効果】以上、実施例を用いて詳細に説明したよ
うに、本発明のワーク吸着装置によれば、それぞれ複数
のバキュームパッドと永久磁石とを併用し、更に永久磁
石剥離用の突当てストッパを設けたため、吸着部エリア
が比較的短いワークもしくはバキュームパッドのみの吸
着力では不足するような重量のワークにも、それぞれ効
果的に対応することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施形態説明図
【図2】 実施例の正面図及び側面図
【図3】 実施例のワーク剥離時状態図
【図4】 突当てストッパのない場合の図3相当図
【図5】 じゃばら形バキュームパッドのモーメント追
随性説明図
【図6】 隣接永久磁石のバキュームパッドの剥れ防止
効果説明図
【図7】 従来のバキュームパッドの使用例図
【図8】 バキュームパッドのモーメント負荷説明図
【符号の説明】
1 プレスブレーキフレーム 2 バックゲージ 3 ワーク吸着装置 4 じゃばら式バキュームパッド 5 永久磁石 6 突当てストッパ 7 ベースフレーム 8 取付板 9 小型エアシリンダ D ダイ P パンチ W ワーク(材料)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 59/04 B65G 59/04 B65H 5/14 B65H 5/14 B 5/22 5/22 B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板金加工機のワークを吸着するためのそ
    れぞれ複数のバキュームパッドと永久磁石とを列状に配
    設すると共に、前記各永久磁石を前記ワークを吸着また
    は剥離するための往復移動手段と、前記永久磁石に近接
    して、前記ワークの剥離側に当接するストッパ手段とを
    備えたことを特徴とするワーク吸着装置。
JP18721295A 1995-07-24 1995-07-24 ワーク吸着装置 Pending JPH0929365A (ja)

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JP18721295A JPH0929365A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 ワーク吸着装置

Applications Claiming Priority (1)

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JPH0929365A true JPH0929365A (ja) 1997-02-04

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ID=16202047

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JP18721295A Pending JPH0929365A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 ワーク吸着装置

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