JPH0540024Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0540024Y2 JPH0540024Y2 JP8432186U JP8432186U JPH0540024Y2 JP H0540024 Y2 JPH0540024 Y2 JP H0540024Y2 JP 8432186 U JP8432186 U JP 8432186U JP 8432186 U JP8432186 U JP 8432186U JP H0540024 Y2 JPH0540024 Y2 JP H0540024Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin plate
- plate material
- slide table
- vacuum suction
- thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 229910052755 nonmetal Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は薄板材の搬送装置に関するものであ
る。
る。
（従来の技術と解決すべき問題点）
たとえばフレキシブルプリント基板のような非
金属薄板や、薄い金属板など一般に薄板材を打抜
きや回路印刷などの加工目的のために位置間移動
をさせることがよくあるが、非常に薄い一枚の薄
板材を搬送することは対象物が腰がなくてたわみ
易いために非常に扱いにくいものであり、このた
め搬送途中で薄板材を損傷したり、またこの薄板
材に加える加工の精度も低下する欠点があつた。
しかもこのような薄板材を上述の目的をもつて搬
送するのに完全に適した搬送装置がこれまでには
なかつた。
金属薄板や、薄い金属板など一般に薄板材を打抜
きや回路印刷などの加工目的のために位置間移動
をさせることがよくあるが、非常に薄い一枚の薄
板材を搬送することは対象物が腰がなくてたわみ
易いために非常に扱いにくいものであり、このた
め搬送途中で薄板材を損傷したり、またこの薄板
材に加える加工の精度も低下する欠点があつた。
しかもこのような薄板材を上述の目的をもつて搬
送するのに完全に適した搬送装置がこれまでには
なかつた。
（問題点を解決するための手段）
この考案は上述の問題を解決するために薄板材
に損傷を与えることなく加工を加え易いようにそ
の薄板材をスライド台上に載置した状態で搬送で
きるようにしたものであつて、具体的には搬送す
べき薄板材を滑動案内し、搬送方向に延びるスラ
イド台と、前記スライド台の両側に配設され、そ
れぞれ前記薄板材をクランプする真空吸着手段を
備えた２基の搬送装置を有する薄板材の搬送装置
を提供するものである。
に損傷を与えることなく加工を加え易いようにそ
の薄板材をスライド台上に載置した状態で搬送で
きるようにしたものであつて、具体的には搬送す
べき薄板材を滑動案内し、搬送方向に延びるスラ
イド台と、前記スライド台の両側に配設され、そ
れぞれ前記薄板材をクランプする真空吸着手段を
備えた２基の搬送装置を有する薄板材の搬送装置
を提供するものである。
（作用）
薄板材はスライド台上を移動するためたわむこ
となく、また真空吸着手段によつて搬送装置に連
結された薄板材はその搬送装置のままにスライド
台上を移動できる。薄板材をクランプする真空吸
着手段はスライド台の上面方向にだけ存在するた
めスライド台などと干渉することはない。
となく、また真空吸着手段によつて搬送装置に連
結された薄板材はその搬送装置のままにスライド
台上を移動できる。薄板材をクランプする真空吸
着手段はスライド台の上面方向にだけ存在するた
めスライド台などと干渉することはない。
（実施例）
第１図ないし第３図についてこの考案の一実施
例を説明する。
例を説明する。
第１図において薄板材１はそれを載置して滑動
案内するスライド台２の上を移動する。
案内するスライド台２の上を移動する。
スライド台２の搬送方向の両端側には搬送装置
３および４が配設される。これらは同一の構成な
ので以下搬送装置３について説明する。
３および４が配設される。これらは同一の構成な
ので以下搬送装置３について説明する。
スライド台２の上方または側方にあつて搬送方
向に沿つて延びる送りねじ軸３１はモータＭによ
つて正逆回転自在に設けられ、この送りねじ軸３
１には送りナツト３２が係合する。送りナツト３
２にはアーム３３が固着され、このアーム３３の
先端には適宜の流体圧シリンダ３４が取りつけら
れ、この流体圧シリンダ３４によつて伸び出しお
よび引き込み自在に、真空カツプのような真空吸
着手段３５が設けられる。
向に沿つて延びる送りねじ軸３１はモータＭによ
つて正逆回転自在に設けられ、この送りねじ軸３
１には送りナツト３２が係合する。送りナツト３
２にはアーム３３が固着され、このアーム３３の
先端には適宜の流体圧シリンダ３４が取りつけら
れ、この流体圧シリンダ３４によつて伸び出しお
よび引き込み自在に、真空カツプのような真空吸
着手段３５が設けられる。
スライド台２のほぼ中間、つまり搬送装置３と
４とのほぼ中間には、たとえば打抜き型とか回路
印刷装置などの、その薄板材１に加工する加工機
器５が配設される。
４とのほぼ中間には、たとえば打抜き型とか回路
印刷装置などの、その薄板材１に加工する加工機
器５が配設される。
２基の搬送装置３および４が設けられる場合そ
の協同作業は、第１図について説明される。すな
わち同図の左半部においては薄板材１は搬送装置
３によつて加工機器５の近傍を搬送されて加工を
受け、右半部では搬送装置４によつて搬送される
のである。たとえば第３図に示されるように薄い
金属板が定ピツチｐで送られながら加工機器５に
よつて打抜きされるとき、はじめ第１図の左側の
搬送装置３によつて送られながら打抜きされ、中
央付近から搬送装置３はそのクランプを解除し、
その後は右側の搬送装置４によつて同じく定ピツ
チｐで送られながら加工されるのである。
の協同作業は、第１図について説明される。すな
わち同図の左半部においては薄板材１は搬送装置
３によつて加工機器５の近傍を搬送されて加工を
受け、右半部では搬送装置４によつて搬送される
のである。たとえば第３図に示されるように薄い
金属板が定ピツチｐで送られながら加工機器５に
よつて打抜きされるとき、はじめ第１図の左側の
搬送装置３によつて送られながら打抜きされ、中
央付近から搬送装置３はそのクランプを解除し、
その後は右側の搬送装置４によつて同じく定ピツ
チｐで送られながら加工されるのである。
ここでこの考案に用いる真空吸着手段３５につ
いて説明する。
いて説明する。
取扱う薄板材１は一般に非常に薄いのでたとえ
ば第４図に示されるようにかなり大径の凹部３５
１を持つカツプ状の真空吸着手段では、薄板材１
は吸引される際図示のように変形し、材質によつ
てはしわが発生するおそれがある。これを防ぐた
めこの考案に用いる真空吸着手段では第５図ａま
たはｂに示されるものを使用するのが望ましい。
ば第４図に示されるようにかなり大径の凹部３５
１を持つカツプ状の真空吸着手段では、薄板材１
は吸引される際図示のように変形し、材質によつ
てはしわが発生するおそれがある。これを防ぐた
めこの考案に用いる真空吸着手段では第５図ａま
たはｂに示されるものを使用するのが望ましい。
同図ａに示されるものは吸引通路３５Ａに連通
する吸引凹部３５Ｂを非常に浅く形成したもので
あつて、これではいつぱいに吸引しても薄板材１
に後の残るほどの変形を与えない。
する吸引凹部３５Ｂを非常に浅く形成したもので
あつて、これではいつぱいに吸引しても薄板材１
に後の残るほどの変形を与えない。
また同図ｂに示されるものは薄板材１に接触す
る吸着面を平面とし、ここに吸引通路３５Ａに連
通する吸引小孔３５Ｃを多数穿設したものであ
る。
る吸着面を平面とし、ここに吸引通路３５Ａに連
通する吸引小孔３５Ｃを多数穿設したものであ
る。
（効果）
この考案によれば、薄板材はスライド台上を移
動するため折れたりたわんだりすることなく、ま
た真空吸着手段によつて確実に、かつ損傷を与え
ないようにクランプできるから、加工目的などの
ため正確に各位置間を搬送できる効果がある。
動するため折れたりたわんだりすることなく、ま
た真空吸着手段によつて確実に、かつ損傷を与え
ないようにクランプできるから、加工目的などの
ため正確に各位置間を搬送できる効果がある。
第１図はこの考案の一実施例を示す簡略側面
図、第２図は部分正面図、第３図は薄板材１の定
ピツチ加工を示す簡略平面図、第４図は普通の真
空吸着手段を示す側断面図、第５図はこの考案に
好適に用いられる真空吸着手段を示す側断面図で
ある。 １……薄板材、２……スライド台、３，４……
搬送装置、３５……真空吸着手段。
図、第２図は部分正面図、第３図は薄板材１の定
ピツチ加工を示す簡略平面図、第４図は普通の真
空吸着手段を示す側断面図、第５図はこの考案に
好適に用いられる真空吸着手段を示す側断面図で
ある。 １……薄板材、２……スライド台、３，４……
搬送装置、３５……真空吸着手段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 搬送すべき薄板材１を滑動案内し、搬送方向
に延びるスライド台２と、 前記スライド台の両側に対向して配設され、
それぞれ前記薄板材をクランプする真空吸着手
段を備えた２基の搬送装置３，４とを有する薄
板材の搬送装置。 ２ 前記両側の搬送装置の中間に前記薄板材に加
工する加工機器５が設けられていることを特徴
とする、実用新案登録請求の範囲第１項記載の
薄板材の搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8432186U JPH0540024Y2 (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8432186U JPH0540024Y2 (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62197640U JPS62197640U (ja) | 1987-12-16 |
| JPH0540024Y2 true JPH0540024Y2 (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=30938716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8432186U Expired - Lifetime JPH0540024Y2 (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0540024Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-03 JP JP8432186U patent/JPH0540024Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62197640U (ja) | 1987-12-16 |
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| JPH0243532Y2 (ja) |