JP3486721B2 - ワークセンサー - Google Patents

ワークセンサー

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JP3486721B2
JP3486721B2 JP02831095A JP2831095A JP3486721B2 JP 3486721 B2 JP3486721 B2 JP 3486721B2 JP 02831095 A JP02831095 A JP 02831095A JP 2831095 A JP2831095 A JP 2831095A JP 3486721 B2 JP3486721 B2 JP 3486721B2
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Inventor
秀樹 平松
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三明電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークセンサーに関
し、更に詳しくは、金属製シート材などのワークを次工
程に供給する搬送装置において、シート材を電磁石体で
吸着する際に異常を検出するワークセンサーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製シート材等のワークをプレ
ス機に供給する搬送装置では、可動ヨーク型リフティン
グマグネット(以下、リフティングマグネットという)
(特願平5−146356号明細書参照)が、ワークを
吊り上げ搬送する手段として使用されていた。
【0003】しかし、この搬送装置では、ワークをリフ
ティングマグネットで吸着する際、ワーク間に油脂が付
着されているという原因等で、ワークが2枚以上吸着さ
れることがあるので、目視等による検査を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、目視検査を行
うには人手が必要であり、省力化、スピードアップ化が
できなかった。
【0005】また、ワークがストッカーに所定以上積載
されていると、リフティングマグネットがワークを吸着
するために移動する時、リフティングマグネットがワー
クを押圧し過負荷を発生してしまう。
【0006】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、ワークの2枚以上の吸着を判別するワークセンサ
ーを搬送装置に配設し、設計製作が簡単で、しかも過負
荷が発生しても永久歪を起こすことのないワ−クセンサ
−を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るワークセ
ンサーは、垂直方向に配置する一対の支柱枠、前記一対
の支柱枠を水平方向で連結する上方枠及び下方枠を備え
て内部を中空とする枠体状のフレームを有するものであ
って、前記上方枠は連結体を介して移動体に連結され、
前記下方枠は中央部に連結部を有してワークを保持可能
な保持体に連結され、前記一対の支柱体の下面が前記下
方枠より下方に突出するとともに前記保持体の上面と隙
間を有して配置され、前記下方枠が、前記上方枠より薄
く形成して梁体を形成するとともに、前記連結部の両側
には、上下面に歪ゲージを配設し、前記下方枠の撓み量
によってワークの2枚以上の吸着を検出可能とすること
を特徴とするものである。
【0008】
【0009】 また、前記保持体が、複数の可動ヨーク
を備えてワークを吸着可能な電磁石体であれば好まし
い。
【0010】 さらに、前記移動体が、ワークを次工程
に供給するロボットのロボットアームであればなお好ま
しい。
【0011】
【発明の作用・効果】請求項1のワークセンサーにおい
ては、フレームの支柱体と梁体とで固定ばりを構成し、
歪ゲージを前記固定ばりに配設してセンサーを構成する
ことができる。そしてこのセンサーを、搬送装置の移動
体であるロボットアームと、ワークを保持するリフティ
ングマグネットとの間に取りつけるようにしたので、シ
ート状ワークを2枚以上吸着すると、歪ゲージがその重
量を測定し、予め測定されている設定重量と比較するこ
とにより、異常を判別することができる。
【0012】請求項2のワークセンサーにおいては、前
記支柱体の下端を前記梁体の下面より下方に延設したの
で、その延設部がストッパーの働きをし、梁体及び歪み
ゲージの永久歪の発生を防ぐことができる。
【0013】請求項3のワークセンサーにおいては、一
方を保持体としてのリフティングマグネットに連結した
ので、ワークを吊り上げる搬送装置に適用することがで
きる。
【0014】請求項4のワークセンサーにおいては、一
方を移動体としてのロボットアームに連結したので、ロ
ボットを使用する搬送装置に適用することができる。
【0015】
【実施例】 以下、この発明の一実施例を図面に基づい
て説明する。
【0016】図1は、本発明のワークセンサーの正面図
で、ワークセンサー1のフレーム2は、左右の支柱体と
しての支柱枠3・3と、支柱枠3・3の上方に位置する
上方枠4と、支柱枠3・3の下方に位置する梁体として
の下方枠5とで「口」字型を形成している。
【0017】下方枠5は支柱枠3・3に固着されてい
る。また下方枠5は可撓性を有するために支柱枠3・
3、上方枠4より薄い板厚に形成されている。
【0018】下方枠5の中央部下端に、突起状の連結部
6が形成され、リフティングマグネット8に取りつけら
れた連結バー9とボルトで連結される。
【0019】また、支柱枠3・3の下部は下方枠5の位
置よりも下方向に延設されている。
【0020】しかし、支柱枠3・3の下面10・10
は、連結部6の下面より上方に位置している。
【0021】上記構成により、前記支柱枠3・3と前記
下方枠5で両固定ばりを構成することができる。
【0022】また、リフティングマグネット8の連結バ
ー9は、長尺状に形成され、その中央部には、突起状の
連結部6と嵌合できるように凹状の段差部12が形成さ
れている。
【0023】従って、連結バー9を連結部6に連結する
と、支柱枠3・3の下面10・10と連結バー9の上面
11には、わずかな隙間H・Hが形成されることにな
る。
【0024】なお連結バー9の凹状段差部12を凸状に
変え、下方枠の凸状の連結部6を平面あるいは凹状に形
成しても、隙間H・Hが保たれていれば良い。
【0025】一方、上方枠4の上方に、ロボットアーム
13と結合される連結体としての連結棒7が適当なボル
トで連結される。
【0026】なお、フレーム2を「口」型でなく「H]
型に形成して上方枠4をなくし、連結棒7を直接支柱枠
3・3の上面に取りつけても構わない。
【0027】また、下方枠5の連結部6の両側上下面
に、歪ゲージ14・14・14・14が各々配設されて
いる。その歪ゲージ14・14・14・14に隣接され
て端子体15・15・15・15が配設され、端子体の
各々に圧着された配線体が支柱枠3・3の一方に取付け
られたコネクター21を通して図示しないコントローラ
に配線されている。
【0028】またフレーム2の中央部には空間部16が
形成され、必要に応じて増幅器17を配設することがで
きる。
【0029】図2は上記構成のワークセンサー1を搬送
装置の一部に組み込んだ状態を示す。
【0030】この搬送装置は、ロボットが使用され、ワ
ークスタッカーに積載されたワークを1枚づつ吸着し、
プレス機等の加工機に供給するものである。
【0031】本発明のワークセンサー1の一方を前記ロ
ボットの移動体であるロボットアーム13に取付け、他
方をワーク保持体としてのリフティングマグネット8に
取付けている。
【0032】リフティングマグネット8は電磁石体にな
っていて、ワークスタッカー18に積載されているワー
ク(鉄製のシート材)19を図示しないプレス機に供給
するために、ワークを1枚づつ吸着できるようになって
いる。
【0033】リフティングマグネット8には複数の可動
ヨーク20が配設され、リフティングマグネット8が下
降して可動ヨーク20がワーク19と接触後、励磁コイ
ルに電流を流すと、ワーク19が可動ヨーク20に吸着
する。
【0034】また、リフティングマグネットの上部には
ワークセンサー1と連結する連結バー9が取付け・取り
はずし可能に取着されている。
【0035】前記連結バー9はリフティングマグネット
8の種類によって交換することができる。
【0036】ワーク19の積載高さは1枚吸着されるご
とに低くなるが、可動ヨーク20のストローク内では、
リフティングマグネット8の高さ位置を変える必要はな
い。
【0037】しかし、ワーク19の積載高さが可動ヨー
ク20のストローク以上に低くなった時は、リフティン
グマグネット8の高さを補正するか、ワークスタッカー
18の高さを補正する。
【0038】本発明によるワークセンサーは、リフティ
ングマグネットがワークを吸着する時、その重量を測定
し、異常の有無を判断するものである。
【0039】次に、ワークの測定について説明する。リ
フティングマグネット8がワーク19を吸着して吊り上
げると、リフティングマグネット8と一体になった連結
バー9に連結されているワークセンサー1の連結部6
に、荷重がかかる。
【0040】ワークセンサー1のリフティングマグネッ
ト8側と対する側は、移動体としてのロボットアーム1
3に連結されているので、荷重Wは図3に示されるよう
にワーク19とリフティングマグネット8の重量分が下
向きにかかる。ワークセンサー1の下方枠5は両固定ば
りの梁を構成しているため、凹状に撓む。
【0041】この撓み量をワークセンサー1の歪みゲー
ジ14により検出し重量に変換する。なお、図3、図6
の下方枠の変形は説明のために誇張したものである。
【0042】この流れを図4のフローチャート説明す
る。使用されるワーク19の1枚及び2枚の重量は、デ
ータ取りとして予めワークセンサー1で測定され記憶装
置のRAMに記憶されている。
【0043】ワーク搬送時、ワークの重量を測定し、記
憶された1枚の重量とほぼ同じであれば「正常」と判断
して次の工程に進む。
【0044】また記憶された2枚の重量とほぼ同じか、
あるいはそれ以上であれば「異常」と判断し搬送を中止
する。
【0045】またワークが大きい時、ワークセンサーを
2個以上使用することがあり、この場合、全ワークセン
サーによって表示される合計重量で判断できるようにす
る。
【0046】図5のブロック図において、ワークセンサ
ー1により検出された撓み量をA/D変換し、重量を示
す信号となって、インターフェイスを通してCPUに送
る。使用されるワーク1枚及び2枚の重量が予めRAM
に記憶されているので、その重量差を比較して、搬送装
置に組まれているシーケンサー及び表示器に信号を送
る。
【0047】次に、ワークスタッカーに積載されたワー
クが所定の量より多い時の異常について、図6によって
説明する。
【0048】ワーク19が所定の量より多いと、リフテ
ィングマグネット8が下降する時、ワーク19を押圧す
る。この時の荷重W1は、ワークセンサー1の連結棒7
に対し上向きにかかり、下方枠5は凸状に撓む。これに
対し、支柱枠3・3はその反力を受けて下向きの力が発
生し、連結バー9に近づこうとする。荷重W1がより大
きくなると、支柱枠3・3と連結バー9との隙間がなく
なり、支柱枠3・3と連結バー9が当接することにな
る。
【0049】そのため異常によって発生した力は支柱枠
3・3で受けることになり、下方枠5にかかる力は微少
になる これによって、リフティングマグネット8がワーク19
を押圧してもワークセンサーの永久歪みを発生させるこ
とはない。またワークセンサーの破損も極めて少なくな
る。
【0050】なお、上記に説明したように、この実施例
においては、保持体を電磁石体のリフティングマグネッ
トを使用しているが、ワークを吸着できるものであれば
どれでも良い。
【0051】また、ワークセンサーと連結される移動体
が、ロボットアームでなくてもワークを吸着する際に、
異常を検出するためのワークセンサーを必要とするもの
であれば適応できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるワークセンサーの正面図
【図2】本発明によるワークセンサーを搬送装置に使用
した例
【図3】ワークセンサーに掛る荷重を示す図
【図4】ワークの測定の流れを示すフローチャート図
【図5】ワークの測定を示すブロック図
【図6】ワークセンサーに掛る異常荷重を示す図
【符号の説明】 1……ワークセンサー 2……フレーム 3……支柱枠(支柱体) 4……上方枠 5……下方枠(梁体) 6……連結部 7……連結体 8……リフティングマグネット(電磁石体) 9……連結バー 10……支柱枠の下面 11……連結バーの上面 13……ロボットアーム H……隙間 19……ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B66C 1/06 B66C 1/06 C

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直方向に配置する一対の支柱枠、前記
    一対の支柱枠を水平方向で連結する上方枠及び下方枠を
    備えて内部を中空とする枠体状のフレームを有するワー
    クセンサーであって、 前記上方枠は連結体を介して移動体に連結され、 前記下方枠は中央部に連結部を有してワークを保持可能
    な保持体に連結され、 前記一対の支柱体の下面が前記下方枠より下方に突出す
    るとともに前記保持体の上面と隙間を有して配置され、 前記下方枠が、前記上方枠より薄く形成して梁体を形成
    するとともに、前記連結部の両側には、上下面に歪ゲー
    ジを配設し、前記下方枠の撓み量によってワークの2枚
    以上の吸着を検出可能とすることを特徴とするワークセ
    ンサー。
  2. 【請求項2】 前記保持体が、複数の可動ヨークを備え
    てワークを吸着可能な電磁石体であることを特徴とする
    請求1記載のワークセンサー。
  3. 【請求項3】 前記移動体が、ワークを次工程に供給す
    るロボットのロボットアームであることを特徴とする請
    求項1又は2記載のワークセンサー。
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