JP5515906B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置及び該定着装置を備える電子写真方式、静電記録方式等を利用したFAX、プリンタ、複写機またはそれらの複合機等の画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ等の画像形成装置として、電子写真方式を利用した画像形成装置が種々考案されており公知技術となっている。その画像形成プロセスは、像担持体である感光ドラムの表面に静電潜像を形成し、感光ドラム上の静電潜像を現像剤であるトナー等によって現像して可視像化し、現像された画像を転写装置により記録紙に転写して画像を担持させ、圧力や熱等を用いる定着装置によって記録紙上のトナー画像を定着する過程により成立している。
この定着装置では、対向するローラもしくはベルトもしくはそれらの組み合わせにより構成された定着部材及び加圧部材が当接してニップ部を形成するように配置されており、該ニップ部に記録紙を挟みこみ、熱および圧力を加え、トナー像を記録紙上に定着することを行っている。
定着装置の一例を挙げると、複数のローラ部材に張架された定着ベルトを定着部材として用いる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような定着ベルトを用いた装置は、定着部材としての定着ベルト(無端状ベルト)204、定着ベルト204を張架・支持する複数のローラ部材、複数のローラ部材202,203のうち1つのローラ部材202に内設されたヒータ201、加圧ローラ(加圧部材)205、等で構成されている(図12)。ヒータは、ローラ部材を介して定着ベルトを加熱する。そして、定着ベルトと加圧ローラとの間に形成されたニップ部に向けて搬送された記録媒体上のトナー像は、ニップ部にて熱と圧力とを受けて記録媒体上に定着される(ベルト定着方式)。
また、上述した画像形成装置に用いられる定着装置において、回転体である定着部材の内面に摺接する固定部材を有している定着装置がある。例えば、特許文献2では、発熱体としてのセラミックヒータ211と、加圧部材としての加圧ローラ212との間に耐熱性フィルム(定着フィルム)213を挟ませて定着ニップ部Nを形成させ、定着ニップ部Nのフィルム213と加圧ローラ212との間に画像定着すべき未定着トナー画像を形成担持させた被記録材を導入して、フィルム213と一緒に挟持搬送させることで、ニップ部Nにおいてセラミックヒータ211の熱がフィルム213を介して被記録材に与えられ、また定着ニップ部Nの加圧力にて未定着トナー画像を被記録材面に熱圧定着させるフィルム加熱方式の定着装置が開示されている(図13)。
このフィルム加熱方式の定着装置は、セラミックヒータ及びフィルムとして低熱容量の部材を用いてオンデマンドタイプの装置を構成することができるとともに、画像形成装置の画像形成実行時のみ熱源としてのセラミックヒータに通電して所定の定着温度に発熱させた状態にすればよく、画像形成装置の電源オンから画像形成実行可能状態までの待ち時間が短く(クイックスタート性)、スタンバイ時の消費電力も大幅に小さい(省電力)等の利点がある。
また、特許文献3,4では、表面が弾性変形する回転可能な加熱定着ロールと、加熱定着ロールに接触したまま走行可能なエンドレスベルト(加圧ベルト)と、エンドレスベルトの内側に非回転状態で配置されて、エンドレスベルトを加熱定着ロールに圧接させ、エンドレスベルトと加熱定着ロールとの間に記録紙が通過させられるベルトニップを設けると共に、加熱定着ロールの表面を弾性変形させる加圧パッドとを具備してなる加圧ベルト方式の画像定着装置が提案されている。この定着方式によれば、下の加圧部材をベルトにし、用紙とロールの接触面積を広げることで熱伝導効率を大幅に向上させ、エネルギー消費を抑制すると同時に小型化を実現することが可能となっている。
しかしながら、上述した特許文献1記載の定着装置は、定着ローラを用いた装置に比べて装置の高速化に適しているものの、ウォームアップ時間(プリント可能な温度に達するまでに要する時間である。)やファーストプリント時間(プリント要求を受けた後にプリント準備を経てプリント動作をおこない排紙が完了するまでの時間である。)の短縮化に限界があった。
これに対して、特許文献2記載の定着装置は、低熱容量化によりウォームアップ時間やファーストプリント時間の短縮化が可能になるとともに、装置の小型化も可能になる。しかし、特許文献2記載の定着装置では、耐久性の問題と、ベルト温度安定性の問題があった。すなわち、熱源であるセラミックヒータとベルト内面の摺動による耐磨耗性が不十分であり、長時間運転すると連続摩擦を繰り返す面が荒れて摩擦抵抗が増大し、ベルトの走行が不安定になる、もしくは定着装置の駆動トルクが増大する等の現象が生じ、その結果、画像を形成する転写紙のスリップが生じ画像のずれが生じる、または駆動ギヤに係る応力が増大し、ギヤの破損を引き起こすという不具合が発生した(課題1)。
また、フィルム加熱方式の定着装置では、ベルトをニップ部で局所的に加熱しているため回転するベルトがニップ入り口に戻ってくる際に、ベルト温度は最も冷えた状態になり、(特に高速回転を行うと)定着不良が出やすいという問題があった(課題2)。
一方、特許文献3では、圧力パッドの表層に低摩擦シート(シート状摺動材)としてPTFEを含浸させたガラス繊維シート(PTFE含浸ガラスクロス)を用い、ベルト内面と固定部材の摺動性の問題を改善する手段が開示されている。しかし、このような加圧ベルト方式の定着装置(特許文献3,4)では、定着ローラの熱容量が大きく、昇温が遅いため、ウォームアップにかかる時間が長いという問題があった(課題3)。
以上のような課題1〜3に対して、特許文献5では、無端状の定着ベルトの内周側に配置される略パイプ状の対向部材(金属熱伝導体)と、対向部材の内周側に配置され該対向部材を加熱するセラミックヒータ等の抵抗発熱体とを設けることにより、定着ベルト全体を温めることを可能にし、ウォームアップ時間やファーストプリント時間を短縮することができ、かつ高速回転時の熱量不足を解消することのできる定着装置が提案されている。
ところで、定着部材を加熱する手段としての発熱体が、定着部材全体を均一に温めるのではなく、その一部を局所的に温める構成の定着装置においては、発熱体が定着部材を温めている相当位置において、発熱体を支持している発熱体支持部材や定着部材の回転を案内する回転支持部材が熱により変形することがあり、これにより、定着部材を所望の位置(発熱体や回転支持部材とのギャップ)で回転させることができないという問題があった。
そこで本発明は、ベルト支持部材を備えることにより、熱変形が生じた場合においても、定着部材を当該変形に追従させて、定着装置が過昇温状態となることを防止することができる定着装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、請求項1に記載の定着装置は、回転する無端状ベルトの定着部材と、定着部材の外周面と当接する加圧部材と、定着部材の内周側に配置され、該定着部材を介して加圧部材と当接してニップ部を形成する当接部材と、定着部材の周方向の所定領域において該定着部材の軸方向略全域に亘り設けられて該所定領域を加熱する加熱機構部と、定着部材の内周側の加熱機構部が定着部材を加熱する所定領域に対し、定着部材の回転軸中心を挟んだ略反対側であって、定着部材の軸方向における最大通紙領域の外側にそれぞれ配置され、当該定着装置の冷間時には定着部材に接触しておらず、立ち上げ終了時に該定着部材に接触してその回転を支持するベルト支持部材と、を備えるものである。
また、請求項2に記載の定着装置は、回転する無端状ベルトの定着部材と、定着部材の外周面と当接する加圧部材と、定着部材の内周側に配置され、該定着部材を介して加圧部材と当接してニップ部を形成する当接部材と、定着部材の周方向の所定領域において該定着部材の軸方向略全域に亘り設けられて該所定領域を加熱する加熱機構部と、定着部材の内周側の加熱機構部が前記定着部材を加熱する所定領域に対し、定着部材の回転軸中心を挟んだ略反対側であって、定着部材の軸方向における最大通紙領域の外側にそれぞれ配置され、少なくとも当該定着装置の立ち上げ終了時に定着部材に接触して該定着部材との接触面圧が変化することを抑制しながらその回転を支持するベルト支持部材と、を備えるものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の定着装置において、ベルト支持部材は、弾性部材を介して定着部材の内周面に当接可能に構成されている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の定着装置において、ベルト支持部材は、定着部材の内周面に当接可能に構成された弾性回転体である。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の定着装置において、ベルト支持部材は、回転して任意の頂上位置で定着部材の内周面に当接可能に構成された円板カム部材である。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の定着装置において、加熱機構部は、定着部材の内周側に配置され、定着部材の所定領域を加熱する面状発熱体と、定着部材の内周側に配置され、面状発熱体を定着部材とは反対側から支持する発熱体支持部材と、からなるものである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の定着装置において、加熱機構部は、定着部材の内周側に配置され、定着部材と当接して該定着部材を加熱する加熱部材と、加熱部材の所定領域を加熱する加熱手段と、からなるものである。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の定着装置において、加熱手段は、面状発熱体またはハロゲンヒータであるものである。
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の定着装置において、ベルト支持部材は、定着部材の両端部側に配置されるフランジ部材に設けられるものである。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の定着装置において、ベルト支持部材は、定着部材との接触面に摺動層を有するものである。
また、請求項11に記載の画像形成装置は、請求項1〜10のいずれかに記載の定着装置を備えるものである。
本発明によれば、定着装置が過昇温状態となることを防止することができる。
本発明に係る定着装置の前提となる参考例の構成を示す断面図である。 定着部材における軸方向、周方向を示す概略図である。 発熱シートの構成を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の第1の実施形態を示す断面図である。 発熱体支持部材の熱膨張を説明する模式図である。 本発明に係る定着装置の第2の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の第3の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の第4の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の第5の実施形態を示す断面図である。 加熱パイプを用いた場合のベルト支持部材の構成例を示す図である。 本発明に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 従来のベルト定着方式の定着装置を示す概略構成図である。 従来のフィルム加熱方式の定着装置を示す概略構成図である。
以下、本発明に係る構成を図1から図11に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
(定着装置の構成)
まず、本発明に係る定着装置の前提となる参考例について説明する。図1は、本発明に係る定着装置の前提となる参考例の構成を示す断面図である。
図1に示すように、定着装置50は、回転する無端状ベルトからなる定着部材(定着スリーブ21(定着回転体ともいう))と、定着部材の外周面と当接する加圧部材(加圧ローラ31(加圧回転体ともいう))と、定着部材の内周側に配置され、該定着部材を介して加圧部材と当接してニップ部を形成する当接部材(当接部材26)と、定着部材の内周側に該定着部材と当接または近接して配置され、定着部材を直接または間接的に加熱する面状発熱体(面状発熱体22)と、定着部材の内周側に該定着部材との間に面状発熱体を挟むように配置され、該面状発熱体を所定位置で支持する発熱体支持部材(発熱体支持部材23)と、を備える。なお、図1では、面状発熱体22が定着スリーブ21の内周面と当接し、直接加熱する構成となっている。
ここで、定着スリーブ21は、軸方向が通紙される記録媒体Pの幅に対応する長さを有し、可撓性を有するパイプ形状の無端状ベルトであり、例えば厚さが30〜50μmの金属材料からなる基材上に少なくとも離型層を形成したものであって、外径が30mmになっている。なお以降、図2(a)に示すように、定着スリーブ21のパイプ長手方向を軸方向と、図2(b)に示すように、定着スリーブ21のパイプ円周方向を周方向と称する。
定着スリーブ21の基材を形成する材料としては、鉄、コバルト、ニッケル、又はこれらの合金等の伝熱性のよい金属材料を用いることができる。
定着スリーブ21の離型層は、PFA等のフッ素化合物をチューブ状に被覆したものであって、その厚さは50μmになっている。離型層は、記録媒体P上のトナー像(トナー)Tが直接的に接する定着スリーブ21表面のトナー離型性を高めるためのものである。
加圧ローラ31は、アルミニウム、銅等の金属材料からなる芯金上に、シリコーンゴム(ソリッドゴム)等の耐熱性弾性層、離型層が順次形成されたものであって、外径が30mmになっている。弾性層は、肉厚が2mmとなるように形成されている。離型層は、PFAチューブを被覆したものであって、厚さが50μmになるように形成されている。また、芯金内には必要に応じてハロゲンヒータなどの発熱体を内蔵してもよい。また、加圧ローラ31は、加圧手段(不図示)により定着スリーブ21を介して当接部材26に圧接され、その圧接部が定着スリーブ21側が凹んだニップ部を形成している。そして、このニップ部に、記録媒体Pが搬送されることになる。
また、加圧ローラ31は、定着スリーブ21に圧接した状態で不図示の駆動機構により回転駆動され(図1において時計回り方向に回転)、この加圧ローラ31の回転に伴って定着スリーブ21が回転することになる(図1において反時計回り方向に回転)。
当接部材26は、定着スリーブ21の軸方向に長さを有し、少なくとも定着スリーブ21を介して加圧ローラ31と圧接する部分がフッ素系ゴムなどの耐熱性を有する弾性体からなるものであり、コア保持部材28により定着スリーブ21の内周側の所定位置に保持された状態で固定されている。また、当接部分26の定着スリーブ21の内周面と接する部分はテフロン(登録商標)シートなどの摺動性及び耐磨耗性の優れた材料からなるものとするとよい。
コア保持部材28は、金属などの板材が板金加工されてなり、定着スリーブ21の軸方向の長さに対応する長さを有し断面がH型形状の剛性部材であり、定着スリーブ21の内周側の略中心部分に配置されるものである。
またコア保持部材28は、定着スリーブ21の内周側に配置される種々の部材を所定位置に保持するものであり、例えばコア保持部材28のH型の一方(加圧ローラ31に対向する側)のくぼんだ部分に当接部材26を収納保持し、当接部材26が加圧ローラ31により加圧されても大きく変形しないようにニップ部とは反対面側から支持している。また、コア保持部材28は、当接部材26を該コア保持部材28から加圧ローラ31側に少し突出するように保持しており、ニップ部でコア保持部材28が定着スリーブ21に接触しないように配置されている。
また、コア保持部材28のH型の他方(加圧ローラ31側とは反対側)のくぼんだ部分に、定着スリーブ21の軸方向の長さに対応する長さを有し断面がT字型形状の端子台ステイ24及び端子台ステイ24上に延設され外部からの電力を供給する給電線25を収納保持している。さらに、コア保持部材28のH型の外面に発熱体支持部材23を保持している。図1では、定着スリーブ21の下方半周分(ニップ部の入側半周分)の領域で発熱体支持部材23を保持している。ここで、発熱体支持部材23とコア保持部材28とは、発熱体支持部材23側からコア保持部材28側への伝熱を防止するために、非接着とされている。
発熱体支持部材23は、面状発熱体22を定着スリーブ21の内周面と当接させて配置するために該面状発熱体22を支持するものである。そのため、発熱体支持部材23は、断面形状を円形とした定着スリーブ21の内周面に沿った所定の弧の長さの外周面を有している。
また、発熱体支持部材23は、面状発熱体22の発熱に耐えるだけの耐熱性と、回転走行する定着スリーブ21が面状発熱体22に接触した際に変形することなく面状発熱体22を支持するだけの強度と、面状発熱体22の熱をコア保持部材28側に伝えずに、定着スリーブ21側に伝えるようにする断熱性と、を有することが好ましく、例えばポリイミド樹脂の発泡成形体であることが好ましい。また、このポリイミド樹脂の発泡体の内部に補助的にソリッドの樹脂部材を設けて剛性を向上させるようにしてもよい。
面状発熱体22は、図3に示すように、絶縁性を有する基層22a上に、耐熱性樹脂中に導電性粒子が分散されてなる抵抗発熱層22bと、該抵抗発熱層22bに電力を供給する電極層22cと、が形成され、定着スリーブ21の軸方向、周方向に対応して所定の幅及び長さをもち可撓性を示す発熱シート22sを有する。また、基層22a上には、抵抗発熱層22bと隣接する別の給電系統の電極層22cとの間や発熱シート22sの縁部分と外部との間を絶縁する絶縁層22dが設けられている。なお、面状発熱体22は、発熱シート22sの端部で電極層22cに接続され、給電線25から供給される電力を該電極層22cに供給する電極端子22e(不図示)を備える。
また、発熱シート22sの厚さは0.1〜1mm程度であり、少なくとも発熱体支持部材23の外周面に沿って巻きつけることができる程度の可撓性を有している。
ここで、基層22aは、PETまたはポリイミド樹脂などのある程度の耐熱性を有する樹脂からなる薄膜の弾性体フィルムであり、このうちポリイミド樹脂からなるフィルム部材であることが好ましい。これにより、耐熱性と、絶縁性と、ある程度の柔軟性(可撓性)を備える。
抵抗発熱層22bは、ポリイミド樹脂などの耐熱性樹脂中にカーボン粒子や金属粒子などの導電性粒子が均一に分散してなる導電性を有する薄膜であり、通電されると内部抵抗によりジュール熱として発熱する構成となっている。このような抵抗発熱層22bは、ポリイミド樹脂などの耐熱性樹脂の前駆体中にカーボン粒子や金属粒子などの導電性粒子を分散させた塗料を基層22a上に塗布して成膜するとよい。
また、抵抗発熱層22bは、基層22a上にまずカーボン粒子や金属粒子からなる薄膜の導電層が形成され、ついでその導電層上にポリイミド樹脂などの耐熱性樹脂からなる絶縁性薄膜を積層して一体化したものであってもよい。
なお、抵抗発熱層22bに使用するカーボン粒子は、通常のカーボンブラック粉末でもよいが、カーボンナノファイバ、カーボンナノチューブ、カーボンマイクロコイルの少なくともいずれかからなるカーボンナノ粒子であってもよい。
また、金属粒子は、Ag、Al、Niなどからなる粒子であり、その形状は粒状であってもよいし、フィラメント状であってもよい。
絶縁層22dは、ポリイミド樹脂などの基層22aと同じ耐熱性樹脂からなる絶縁材料を塗布により形成するとよい。
電極層22cは、導電性インクやAgなどの導電性ペーストなどを塗布して形成したものでもよいし、金属箔や金属網などを接着して形成したものであってもよい。
面状発熱体22を構成する発熱シート22sは、厚みの薄いシートであることから熱容量が小さく、急速な加熱が可能であり、その発熱量は抵抗発熱層22bの体積抵抗率によって任意に設定できる。すなわち、抵抗発熱層22bを構成する導電性粒子の構成材料、形状、大きさ、分散量などにより発熱量を調整することが可能であり、例えば単位面積当りの発熱量35W/cmで、総電力1200W程度の出力が得られる面状発熱体22の実現が可能である。この場合、発熱シート22sは、例えば幅(軸方向)20cm、長さ(周方向)2cm程度のサイズとなる。
また、面状発熱体としてステンレスなどの金属フィラメントからなるものを用いた場合、フィラメントの存在により面状発熱体の表面には凹凸が生じていることから、定着スリーブ21の内周面と摺動させると、表面が容易に磨耗してしまうが、発熱シート22sは前述のように表面に凹凸がなく平坦であることから、定着スリーブ21の内周面との摺動に対して優れた耐久性を示す。またさらに、発熱シート22sの抵抗発熱層22b表面にフッ素系樹脂をコーティングすると、定着スリーブ21の内周面との接触に対する耐久性がさらに向上するので好ましい。
なお、発熱シート22sの定着スリーブ21内周面における配置領域としては、図1では、定着スリーブ21の内周面のニップ部とは反対側の位置からニップ部手前までにかけて配置された構成が示されているが、これに限定されるものではない。
以上の構成により、定着装置50は、省エネを図りつつウォームアップ時間やファーストプリント時間を短くすることができる。また、面状発熱体22における発熱シート22sは樹脂ベースのシートであるため、加圧ローラ31の回転、振動に起因する応力が発熱シート22sに繰り返し作用して、発熱シート22sの屈曲が繰り返し行われても疲労破壊することがなく、長時間の運転が可能である。
(ベルト支持部材)
ここで、定着装置50では、例えば、周辺環境が低温であって定着装置が冷えた状態の冷間時(朝の立ち上げ時等)から、発熱体支持部材23によって保持された面状発熱体22を加熱した際に、面状発熱体22を保持する発熱体支持部材23の面状発熱体22と接する側の面と、これに対向する発熱体支持部材23のコア保持部材28と接する側の面とで温度差が生じることで熱膨張量偏差が発生する。
ここで、上述のように、発熱体支持部材23とコア保持部材28とは、非接着であるため、上記温度差により、発熱体支持部材23が軸方向で両端部から中央にかけて面状発熱体側に凸状に変形することとなる(後述する図5参照)。これに対し、発明者らは、発熱体支持部材23が面状発熱体側に凸状に変形すると、面状発熱体22の軸方向熱変形に定着スリーブ21が追従しきれずに過昇温状態となる、換言すれば、定着スリーブ21と面状発熱体22との接触状態が軸方向で不安定になり、定着スリーブ21と離間し、接触状態の悪い部分において面状発熱体22が過昇温となることで、各部材および定着装置の破損等に繋がり得ることを知見した。本発明は、この知見を基に成されたものである。
以下、本発明に係る定着装置の実施形態について説明する。図4は、本発明に係る定着装置の第1の実施形態における構成を示す断面図である。ここでは、定着スリーブ21の軸方向端部における断面構成を示している。
本実施形態に係る定着装置20は、回転する無端状ベルトの定着スリーブ21と、定着スリーブ21の外周面と当接する加圧ローラ31と、定着スリーブ21の内周側に配置され、該定着スリーブ21を介して加圧ローラ31と当接してニップ部を形成する当接部材26と、定着スリーブ21の周方向の所定領域を加熱する加熱機構部(面状発熱体22,発熱体支持部材23)と、定着スリーブ21の内周側の加熱機構部が定着スリーブ21を加熱する所定領域以外の領域に対応する位置であって、定着スリーブ21の軸方向の両端部それぞれからある程度内側に入った位置において、当該定着装置20の冷間時には定着スリーブ21に接触しておらず、立ち上げ終了時に該定着スリーブ21に接触してその回転を支持するベルト支持部材32と、を備えるものである。
図5に、定着スリーブ21を図4の左側からみた場合の模式図を示す。ベルト支持部材32は、図5に示すように、定着スリーブ21の内周面に、定着スリーブ21の軸方向両端に設けられている。具体的には、軸方向の両端においてコア保持部材28を支持するフランジ部材35に、定着スリーブ21の軸方向両端部から内側にかけて突出するように設けられている。また、本実施形態では、ベルト支持部材32はコア保持部材28上に設けられた支持部材32aと凸部32bからなっているが、支持部材32aの形状は、特に限られるものではなく、少なくとも、凸部32bが立ち上げ終了時に、定着スリーブ21に接触してその回転を支持するものであればよい。
なお、部品点数の削減によるコストダウンが可能となるため、ベルト保持部材32は、フランジ部材35と一体成形することが好ましい。しかしながら、別部材として、フランジ部材35に固設するものであっても良い。
本実施形態では両端のベルト支持部材32の軸方向の幅は、20mmとしている。なお、ベルト支持部材32の軸方向の幅を長くし、定着スリーブ21の軸方向中央部まで設けると、摺動時の抵抗が増加し、トルクの上昇に繋がる。このため、ベルト支持部材32は、冷間時に定着スリーブ21に接触せず、立ち上げ終了時に定着スリーブ21に接触し、かつ、摺動抵抗が増加しない範囲で、幅方向端部から所定の位置までの幅とすれば良い。
また、ベルト支持部材32は、面状発熱体22が定着スリーブ21を加熱する領域(加熱領域)以外の領域に対応する位置に設けられる。特に、加熱領域に対し、定着スリーブ21の回転軸中心を挟んで反対側に配置されることが好ましい。
また、記録媒体Pの通紙に影響を与えないよう、ベルト支持部材32は、定着スリーブ21における最大通紙領域よりも軸方向外側に配置されることが好ましい。
以下、ベルト支持部材32の作用を説明する。定着装置20の冷間時において、定着スリーブ21の内周面とは非接触状態であって、例えば、0〜0.2mm程度のギャップが維持されている。冷間時における発熱体支持部材23は、定着スリーブ21の回転軸に対して平行な状態(図5中、符号23aで示す)。
ここで、定着装置20の立ち上げると、発熱体支持部材23は加熱により熱膨張し、立ち上げ終了時において、発熱体支持部材23が軸方向中央において面状発熱体側に凸状に変形した状態となる(図5中、符号23bで示す)。なお、立ち上げ終了後、駆動を継続すると、発熱体支持部材23の凸状に膨張した部分は、発熱体支持部材23全体に馴染み、全体として平坦に膨張した状態となる。
ここでベルト支持部材32がない構成では、立ち上げ時において、定着スリーブ21は、軸方向中央部が凸状に変形した発熱体支持部材23(および面状発熱体22)に併せて、中央部では追従するが、端部側では追従することはできず、発熱体支持部材23(および面状発熱体22)から離間してギャップの大きい状態となる。このような状態では、面状発熱体22から定着スリーブ21への熱伝導が少なくなり、面状発熱体22が過昇温状態となってしまう。なお、立ち上げ終了後の駆動時においては、発熱体支持部材23は全体が平坦に膨張した状態となるので、定着スリーブ21は、追従して過昇温の問題は生じない。
そこで、本発明は、ベルト支持部材32を、定着装置20の冷間時には定着スリーブ21に接触せず、立ち上げ終了時に定着スリーブ21に接触してその回転を支持する位置であって、軸方向の両端部から所定の範囲に設けることにより、定着スリーブ21を軸方向全域で面状発熱体22に高精度に接触可能とするものである。
したがって、発熱体支持部材23が軸方向端部から中央にかけて凸状に熱変形した場合においても、定着スリーブ21が軸方向全域において面状発熱体22の凸形状に倣い、接触した状態とすることが可能となり、定着装置の過昇温による破損を防止することができる。また、この際、定着スリーブ21内周面との摺動抵抗を増加させることがなく、トルクの増加は生じない。
また、ベルト支持部材32は、図6〜図8に示すように、定着スリーブ21の内周側の加熱機構部が定着スリーブ21を加熱する所定領域以外の領域に対応する位置であって、定着スリーブ21の軸方向の両端部それぞれからある程度内側に入った位置において、少なくとも当該定着装置20の立ち上げ終了時に定着スリーブ21に接触して該定着スリーブ21との接触面圧が変化することを抑制しながらその回転を支持するものであっても良い。
図6は、本発明に係る定着装置の第2の実施形態における構成を示す断面図である。図6に示す例では、スプリングで支持されたベルト支持部材32は、弾性部材32cを介して定着スリーブ21の内周面に当接可能に構成されている。
このようにベルト支持部材32を、弾性部材32cを介して定着スリーブ21の内周面の軸方向両端部に当接可能に配置することにより、図5に示したような、発熱体保持部材23が軸方向端部から中央にかけて凸状に熱変形量が変化した場合(立ち上げ終了時)においても、定着スリーブ21との接触面圧が変化することを抑制しながらその回転を支持し(定着スリーブ21を軸方向全域で面状発熱体22に接触させて)、定着装置の過昇温を防止することができる。
図7は、本発明に係る定着装置の第3の実施形態における構成を示す断面図である。図7に示す例では、ベルト支持部材32は、定着スリーブ21の内周面に当接可能に構成された弾性回転体32dで構成されている。
このようにベルト支持部材32をスポンジ、ゴム等からなる弾性回転体32dとし、定着スリーブ21の内周面の軸方向両端部に当接可能に配置することにより、同様に、発熱体保持部材23が軸方向端部から中央にかけて凸状に熱変形量が変化した場合(立ち上げ終了時)においても、定着装置の過昇温を防止することができる。また、弾性回転体32dを用いることで、定着スリーブ21の内周面との摺動によるトルク上昇を防止することができる。
図8は、本発明に係る定着装置の第4の実施形態における構成を示す断面図である。図8に示す例では、ベルト支持部材32が、回転して任意の頂上位置で定着スリーブ21の内周面に当接可能に構成された円板カム部材32eで構成されている。
このようにベルト支持部材32を円板カム部材32eで構成して任意の高さに可変するようにし、定着スリーブ21の内周面の軸方向両端部に当接可能に配置することにより、同様に、発熱体保持部材23が軸方向端部から中央にかけて凸状に熱変形量が変化した場合(立ち上げ終了時)においても、定着装置の過昇温を防止することができる。また、円板カム部材32eを用いることで、定着スリーブ21の内周面との摺動によるトルク上昇を防止することができる。
(その他の実施形態)
また、ベルト支持部材32の表面には、例えば、フッ素コート等からなる摺動層を有することが好ましい。少なくとも、定着スリーブ21の内周面と当接する範囲を摺動層とすることで、ベルト支持部材32と定着スリーブ21の内周面との摺動抵抗を軽減し、トルク上昇を防止することができる。
また、図9に示す定着装置は、加熱機構部として、面状発熱体22に替えて、定着スリーブ21の内周側に配置され、定着スリーブ21と当接して該定着スリーブ21を加熱する加熱部材(加熱パイプ30)と、加熱部材の所定領域を加熱する加熱手段(ハロゲンヒータ33)を有している(第5の実施形態)。
ここで、上述した軸方向熱変形による過昇温の問題は、加熱機構部として、面状発熱体22を用いる場合に限られるものではなく、図9に示すような金属パイプ状の固定部材であって、定着スリーブ21の回転をガイドする加熱パイプ30を備えた構成でも生じる。すなわち、加熱パイプ30が、加熱により定着スリーブ側に凸状に変形することにより、加熱パイプ30の軸方向熱変形に定着スリーブ21が追従しきれずに加熱パイプ30が過昇温状態となる。なお、加熱手段としては、例えば、ハロゲンヒータ33を用いることができるが、これに限られるものではない。
そこで、図9に示すように加熱パイプ30を備える場合についてもベルト支持部材32を備えることで、加熱パイプ30の軸方向熱変形に対して定着スリーブ21を追従させて、定着装置が過昇温状態となることを防ぐことができる。図10に加熱パイプ30の模式図を示す。例えば、図10(a)に示すように、加熱パイプ30の軸方向両端部にベルト支持部材32を一体成形することや、図10(b)に示すように、フランジ部材35と一体で成形されたベルト支持部材32を、加熱パイプ30の軸方向両端部の相当位置に設けられた開口部30aに嵌合するように設けることとすればよい。
(定着装置の動作)
このように構成された定着装置20は、次のように動作する。まず、基本動作について説明する。画像形成装置が出力信号を受けると(例えばユーザの操作パネルの操作あるいはパソコンからの通信などにより画像形成装置に印刷要求があると)、定着装置20において、加圧ローラ31が定着スリーブ21を介して当接部材26に押圧され、ニップ部を形成する。ついで、不図示の駆動装置によって、加圧ローラ31が図1の時計回り方向に回転駆動されると、定着スリーブ21も連れ回りして時計方向に回転する。このとき、面状発熱体22は発熱体支持部材23で支持された状態で、定着スリーブ21の内周面と当接し摺動する状態となる。
そして、それと同期して外部電源または内部の蓄電装置から給電線25を通じて面状発熱体22に電力が供給され、発熱シート22sが発熱し、定着スリーブ21は該発熱シート22sと接触していることから効率的に熱が伝達され、急速に加熱される。なお、駆動装置の動作と面状発熱体22による加熱は同時刻に同時に開始する必要はなく、適宜時間差を設けて開始しても良い。このとき、不図示のサーミスタ等の温度検知手段で検知される温度により、ニップ部が所定の温度となるように、面状発熱体22による加熱制御が行われており、定着に必要な温度まで昇温された後、保持され、記録媒体Pの通紙が開始される。
このように構成された定着装置では、定着スリーブ21及び面状発熱体22の熱容量が小さいため、省エネを図りつつウォームアップ時間やファーストプリント時間を短くすることができる。また、面状発熱体22における発熱シート22sは樹脂ベースのシートであるため、加圧ローラ31の回転、振動に起因する応力が発熱シート22sに繰り返し作用して、発熱シート22sの屈曲が繰り返し行われても疲労破壊することがなく、長時間の運転が可能である。
なお、画像形成装置への出力信号がない場合、通常は消費電力を抑えるために加圧ローラ31及び定着スリーブ21は非回転で、面状発熱体22は通電を停止されているが、すぐに再出力を開始したい(復帰させたい)場合は、加圧ローラ31及び定着スリーブ21が非回転の状態でも面状発熱体22に通電しておくことが可能である。この場合は、面状発熱体22に定着スリーブ21全体を保温させておく程度の通電を行う。
(画像形成装置)
次に、本発明に係る画像形成装置について説明する。図11は、本発明に係る画像形成装置の構成を示す全体構成図である。
図11に示すように、画像形成装置1は、タンデム型カラープリンタである。画像形成装置本体1の上方にあるボトル収容部101には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kが着脱自在(交換自在)に設置されている。ボトル収容部101の下方には中間転写ユニット85が配設されている。その中間転写ユニット85の中間転写ベルト78に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部4Y、4M、4C、4Kが並設されている。
各作像部4Y、4M、4C、4Kには、それぞれ、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kが配設されている。また、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの周囲には、それぞれ、帯電部75、現像部76、クリーニング部77、除電部(不図示)等が配設されている。そして、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上に各色の画像が形成されることになる。
感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kは、不図示の駆動モータによって図11中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部75の位置で、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面が一様に帯電される(帯電工程)。その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、露光部3から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によって各色に対応した静電潜像が形成される(露光工程)。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、現像装置76との対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、各色のトナー像が形成される(現像工程)。その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、中間転写ベルト78及び第1転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上のトナー像が中間転写ベルト78上に転写される(1次転写工程)。このとき、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、クリーニング部77との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上に残存した未転写トナーがクリーニング部77のクリーニングブレードによって機械的に回収される(クリーニング工程)。最後に、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の残留電位が除去される。こうして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト78上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト78上にカラー画像が形成される。ここで、中間転写ユニット85は、中間転写ベルト78、4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79K、2次転写バックアップローラ82、クリーニングバックアップローラ83、テンションローラ84、中間転写クリーニング部80、等で構成される。中間転写ベルト78は、3つのローラ82〜84によって張架・支持されるとともに、1つのローラ82の回転駆動によって図11中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kは、それぞれ、中間転写ベルト78を感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。そして、中間転写ベルト78は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト78上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト78は、2次転写ローラ89との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ82が、2次転写ローラ89との間に中間転写ベルト78を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト78上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト78には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。その後、中間転写ベルト78は、中間転写クリーニング部80の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト78上の未転写トナーが回収される。こうして、中間転写ベルト78上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体Pは、装置本体1の下方に配設された給紙部12から、給紙ローラ97やレジストローラ対98等を経由して搬送されたものである。詳しくは、給紙部12には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ97が図11中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対98のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対98に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対98のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト78上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対98が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着装置20(本発明に係る定着装置)の位置に搬送される。そして、この位置で、定着スリーブ21及び加圧ローラ31による熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対99のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対99によって装置外に排出された被転写Pは、出力画像として、スタック部100上に順次スタックされる。こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
1 画像形成装置
3 露光部
4Y,4M,4C,4K 作像部
5Y,5M,5C,5K 感光体ドラム
12 給紙部
20,50 定着装置
21 定着スリーブ(定着部材)
22 面状発熱体(発熱体)
22a 基層
22b,22b1,22b2 抵抗発熱層
22c 電極層
22d 絶縁層
22e 電極端子
22s 発熱シート
23 発熱体支持部材
23a 発熱体支持部材(冷間時)
23b 発熱体支持部材(立ち上げ終了時)
24 端子台ステイ
25 給電線
26 当接部材
28 コア保持部材
30 加熱パイプ
30a 開口部
31 加圧ローラ(加圧部材)
32 ベルト支持部材
32a 支持部材
32b 凸部
32c 弾性部材
32d 弾性回転体
32e 円板カム部材
33 ハロゲンヒータ
35 フランジ部材
75 帯電部
76 現像部
77 クリーニング部
78 中間転写ベルト
79Y,79M,79C,79K 第1転写バイアスローラ
80 中間転写クリーニング部
82 2次転写バックアップローラ
83 クリーニングバックアップローラ
84 テンションローラ
85 中間転写ユニット
97 給紙ローラ
98 レジストローラ対
99 排紙ローラ対
100 スタック部
101 ボトル収容部
102Y,102M,102C,102K トナーボトル
L レーザ光
P 記録媒体
T トナー
特開平11−2982号公報 特開平4−44075号公報 特開平8−262903号公報 特開平10−213984号公報 特開2007−334205号公報

Claims (11)

  1. 回転する無端状ベルトの定着部材と、
    前記定着部材の外周面と当接する加圧部材と、
    前記定着部材の内周側に配置され、該定着部材を介して前記加圧部材と当接してニップ部を形成する当接部材と、
    前記定着部材の周方向の所定領域において該定着部材の軸方向略全域に亘り設けられて該所定領域を加熱する加熱機構部と、
    前記定着部材の内周側の前記加熱機構部が前記定着部材を加熱する所定領域に対し、前記定着部材の回転軸中心を挟んだ略反対側であって、前記定着部材の軸方向における最大通紙領域の外側にそれぞれ配置され、当該定着装置の冷間時には前記定着部材に接触しておらず、立ち上げ終了時に該定着部材に接触してその回転を支持するベルト支持部材と、
    を備えることを特徴とする定着装置。
  2. 回転する無端状ベルトの定着部材と、
    前記定着部材の外周面と当接する加圧部材と、
    前記定着部材の内周側に配置され、該定着部材を介して前記加圧部材と当接してニップ部を形成する当接部材と、
    前記定着部材の周方向の所定領域において該定着部材の軸方向略全域に亘り設けられて該所定領域を加熱する加熱機構部と、
    前記定着部材の内周側の前記加熱機構部が前記定着部材を加熱する所定領域に対し、前記定着部材の回転軸中心を挟んだ略反対側であって、前記定着部材の軸方向における最大通紙領域の外側にそれぞれ配置され、少なくとも当該定着装置の立ち上げ終了時に前記定着部材に接触して該定着部材との接触面圧が変化することを抑制しながらその回転を支持するベルト支持部材と、
    を備えることを特徴とする定着装置。
  3. 前記ベルト支持部材は、弾性部材を介して前記定着部材の内周面に当接可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記ベルト支持部材は、前記定着部材の内周面に当接可能に構成された弾性回転体であることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  5. 前記ベルト支持部材は、回転して任意の頂上位置で前記定着部材の内周面に当接可能に構成された円板カム部材であることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  6. 前記加熱機構部は、前記定着部材の内周側に配置され、前記定着部材の所定領域を加熱する面状発熱体と、前記定着部材の内周側に配置され、前記面状発熱体を前記定着部材とは反対側から支持する発熱体支持部材と、からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の定着装置。
  7. 前記加熱機構部は、前記定着部材の内周側に配置され、前記定着部材と当接して該定着部材を加熱する加熱部材と、前記加熱部材の所定領域を加熱する加熱手段と、からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の定着装置。
  8. 前記加熱手段は、面状発熱体またはハロゲンヒータであることを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
  9. 前記ベルト支持部材は、前記定着部材の両端部側に配置されるフランジ部材に設けられることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の定着装置。
  10. 前記ベルト支持部材は、前記定着部材との接触面に摺動層を有することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の定着装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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