JP6333511B6 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置および定着装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の各種画像形成装置に用いられる定着装置として、金属基材と弾性ゴム層などから成る薄肉の定着ベルトを備えるものが知られている。このように、低熱容量化された薄肉の定着ベルトを備えることで、定着ベルトの加熱に必要なエネルギーを大幅に低減することができ、ウォームアップ時間(電源投入時など、常温状態から印刷可能な所定の温度(リロード温度)までに要する時間)や、ファーストプリント時間(印刷要求を受けた後、印刷準備を経て印字動作を行い排紙が完了するまでの時間)の短縮化を図れる。
従来、この種の定着装置の一例として、図14に示すように、薄肉の無端ベルト(定着ベルト)100と、無端ベルト100の内部に配設された熱源300および板状のニップ形成部材500と、無端ベルト100を介してニップ形成部材500に当接してニップ部Nを形成する加圧ローラ400とを備えたものがある(特許文献1)。この場合、ニップ形成部材500を配設した箇所以外で無端ベルト100を熱源300によって直接加熱することができるので、伝熱効率が大幅に向上し消費電力が低減する。このため、加熱待機時からのファーストプリントタイムをさらに短縮することが可能となる。
従来の画像形成装置では、印刷ジョブの存在しない「待機状態」にある時には、印刷ジョブが送信された際に即座に印刷できるように、定着装置内に配置されたヒータのオン/オフを繰り返すことにより、定着装置内の加圧ローラや定着ローラ(定着ベルト)の温度が一定以上に保持されるように制御している。
しかしながら、近年の環境問題に対する要請から定着装置の一層の省電力化が要請されている。従来の省電力化対策としては、上記のように加熱方式を改良するもの(特許文献1)や、定着装置内部のヒータ制御を改良するもの(特許文献2)等が知られているが、これらの対策による省電力化にも限界がある。別の省電力化対策として、定着ローラと加圧ローラを保温部材で覆うと共に、保温部材の一部を開閉可能なシャッタで構成し、非プリント時にシャッタを閉じることで、定着装置外への熱拡散を防止し、無駄なエネルギー消費を抑えるようにする提案もなされているが(特許文献3)、シャッタを駆動するための具体的な機構は開示されておらず、実製品に搭載した際に種々の不具合を生じることが懸念される。
本発明は、高い保温効果を有し、省電力化を図ることができる定着装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、記録媒体の未定着画像が担持された側を加熱する回転可能な定着部材と、前記定着部材を加熱する加熱源と、前記定着部材に圧接して定着部材との間にニップ部を形成する回転可能な加圧部材と、少なくとも前記定着部材と加圧部材を収容する外装部材と、前記ニップ部を含めて形成された記録媒体の搬送路とを有する定着装置において、前記ニップ部の上流側および下流側のどちらか一方または双方にシャッタ部材を配置し、シャッタ部材をシャッタ駆動機構で駆動して搬送路を開放および閉鎖可能とし、かつシャッタ部材およびシャッタ駆動機構を外装部材で保持し、前記定着部材と加圧部材を相対的に接近させることでニップ部を形成すると共に、両者を相対的に離反させることでニップ部を解消する接離機構を備え、前記シャッタ駆動機構が接離機構と連動するものであり、シャッタ駆動機構が、接離機構から動力を受ける入力側部材と、前記接離機構と分離して設けられ、シャッタ部材を駆動するシャッタ駆動カムと、入力側部材から前記シャッタ駆動カムに動力を伝達する伝達機構とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ニップ部の上流側および下流側のどちらか一方または双方にシャッタ部材を配置し、シャッタ部材をシャッタ駆動機構で駆動して搬送路を開放および閉鎖可能としているので、定着時の通紙等を許容する一方で、定着時以外はシャッタ部材を閉じることができ、定着装置からの放熱を抑えて保温効果を高めることができる。これにより、待機中の定着装置の温度低下を防止し、印刷ジョブが与えられた際に定着部材を再昇温させるための消費電力量を低減することができる。また、シャッタ部材およびシャッタ駆動機構を保持部材で保持しているので、シャッタ部材に関係する機構を定着装置内で完結させ、シャッタ部材を含む形で定着装置全体をユニット化することができる。従って、例えば画像形成装置本体から定着装置を取り外し、その後、再装着した場合でもシャッタ部材の開閉タイミングが狂うようなことがない。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 画像形成装置に搭載された定着装置の概略構成を示す断面図である。 定着装置の斜視図である。 定着装置および接離機構の側面図である。 シャッタ部材閉鎖中の定着装置およびシャッタ駆動機構の側面図である。 シャッタ部材開放中の定着装置およびシャッタ駆動機構の側面図である。 従動プーリおよびシャッタ駆動カムのアセンブリを示す斜視図である。 定着装置の他の実施形態を示す断面図である。 定着装置の他の実施形態を示す断面図である。 定着装置の実施形態を示す断面図である。 シャッタ部材を閉鎖した時のニップ部出口側を示す斜視図である。 シャッタ部材およびシャッタ駆動機構の他の実施形態を示す側面図である。 シャッタ駆動機構の他の実施形態を示す側面図である。 従来の定着装置の概略構成を示す断面図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
まず、図1を参照して、本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の全体構成及び動作について説明する。
図1に示す画像形成装置1は、カラーレーザープリンタであり、その装置本体の中央には、4つの作像部4Y,4M,4C,4Kが設けられている。各作像部4Y,4M,4C,4Kは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。
具体的に、各作像部4Y,4M,4C,4Kは、潜像担持体としてのドラム状の感光体5と、感光体5の表面を帯電させる帯電装置6と、感光体5の表面にトナーを供給する現像装置7と、感光体5の表面をクリーニングするクリーニング装置8などを備える。なお、図1では、ブラックの作像部4Kが備える感光体5、帯電装置6、現像装置7、クリーニング装置8のみに符号を付しており、その他の作像部4Y,4M,4Cにおいては符号を省略している。
各作像部4Y,4M,4C,4Kの下方には、感光体5の表面を露光する露光装置9が配設されている。露光装置9は、光源、ポリゴンミラー、f-θレンズ、反射ミラー等を有し、画像データに基づいて各感光体5の表面へレーザー光を照射するようになっている。
各作像部4Y,4M,4C,4Kの上方には、転写装置3が配設されている。転写装置3は、転写体としての中間転写ベルト30と、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ31と、二次転写手段としての二次転写ローラ36と、二次転写バックアップローラ32と、クリーニングバックアップローラ33と、テンションローラ34、ベルトクリーニング装置35を備える。
中間転写ベルト30は、無端状のベルトであり、二次転写バックアップローラ32、クリーニングバックアップローラ33及びテンションローラ34によって張架されている。ここでは、二次転写バックアップローラ32が回転駆動することによって、中間転写ベルト30は図の矢印で示す方向に周回走行(回転)するようになっている。
4つの一次転写ローラ31は、それぞれ、各感光体5との間で中間転写ベルト30を挟み込んで一次転写ニップを形成している。また、各一次転写ローラ31には、図示しない電源が接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が各一次転写ローラ31に印加されるようになっている。
二次転写ローラ36は、二次転写バックアップローラ32との間で中間転写ベルト30を挟み込んで二次転写ニップを形成している。また、一次転写ローラ31と同様に、二次転写ローラ36にも図示しない電源が接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が二次転写ローラ36に印加されるようになっている。
ベルトクリーニング装置35は、中間転写ベルト30に当接するように配設されたクリーニングブラシとクリーニングブレードを有する。このベルトクリーニング装置35から伸びた図示しない廃トナー移送ホースは、図示しない廃トナー収容器の入り口部に接続されている。
プリンタ本体の上部には、ボトル収容部2が設けられており、ボトル収容部2には補給用のトナーを収容した4つのトナーボトル2Y,2M,2C,2Kが着脱可能に装着されている。各トナーボトル2Y,2M,2C,2Kと上記各現像装置7との間には、図示しない補給路が設けてあり、この補給路を介して各トナーボトル2Y,2M,2C,2Kから各現像装置7へトナーが補給されるようになっている。
一方、プリンタ本体の下部には、記録媒体としての用紙Pを収容した給紙トレイ10や、給紙トレイ10から用紙Pを搬出する給紙ローラ11等が設けてある。ここで、記録媒体には、普通紙以外に、厚紙、はがき、封筒、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ、OHPシート等が含まれる。また、図示しないが、手差し給紙機構が設けてあってもよい。
プリンタ本体内には、用紙Pを給紙トレイ10から二次転写ニップを通過させて装置外へ排出するための搬送路Rが配設されている。搬送路Rにおいて、二次転写ローラ36の位置よりも用紙搬送方向上流側には、二次転写ニップへ用紙Pを搬送する搬送手段としての一対のレジストローラ12が配設されている。
また、二次転写ローラ36の位置よりも用紙搬送方向下流側には、用紙Pに転写された未定着画像を定着するための定着装置20が配設されている。さらに、定着装置20よりも搬送路Rの用紙搬送方向下流側には、用紙を装置外へ排出するための一対の排紙ローラ13が設けられている。また、プリンタ本体の上面部には、装置外に排出された用紙をストックするための排紙トレイ14が設けてある。
続いて、図1を参照して、本実施形態に係るプリンタの基本的動作について説明する。
作像動作が開始されると、各作像部4Y,4M,4C,4Kにおける各感光体5が図示しない駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、各感光体5の表面が帯電装置6によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体5の表面には、露光装置9からレーザー光がそれぞれ照射されて、各感光体5の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体5に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように各感光体5上に形成された静電潜像に、各現像装置7によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
また、作像動作が開始されると、二次転写バックアップローラ32が図の反時計回りに回転駆動し、中間転写ベルト30を図の矢印で示す方向に周回走行させる。そして、各一次転写ローラ31に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された電圧が印加される。これにより、各一次転写ローラ31と各感光体5との間の一次転写ニップにおいて転写電界が形成される。
その後、各感光体5の回転に伴い、感光体5上の各色のトナー画像が一次転写ニップに達したときに、上記一次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、各感光体5上のトナー画像が中間転写ベルト30上に順次重ね合わせて転写される。かくして中間転写ベルト30の表面にフルカラーのトナー画像が担持される。また、中間転写ベルト30に転写しきれなかった各感光体5上のトナーは、クリーニング装置8によって除去される。その後、図示しない除電装置によって各感光体5の表面が除電され、表面電位が初期化される。
画像形成装置の下部では、給紙ローラ11が回転駆動を開始し、給紙トレイ10から用紙Pが搬送路Rに送り出される。搬送路Rに送り出された用紙Pは、レジストローラ12によってタイミングを計られて、二次転写ローラ36と二次転写バックアップローラ32との間の二次転写ニップに送られる。このとき二次転写ローラ36には、中間転写ベルト30上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、二次転写ニップに転写電界が形成されている。
その後、中間転写ベルト30の周回走行に伴って、中間転写ベルト30上のトナー画像が二次転写ニップに達したときに、上記二次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、中間転写ベルト30上のトナー画像が用紙P上に一括して転写される。また、このとき用紙Pに転写しきれなかった中間転写ベルト30上の残留トナーは、ベルトクリーニング装置35によって除去され、除去されたトナーは図示しない廃トナー収容器へと搬送され回収される。
その後、用紙Pは定着装置20へと搬送され、定着装置20によって用紙P上のトナー画像が当該用紙Pに定着される。そして、用紙Pは、排紙ローラ13によって装置外へ排出され、排紙トレイ14上にストックされる。
以上の説明は、用紙上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つの作像部4Y,4M,4C,4Kのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つの作像部を使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
次に、図2に基づき、上記定着装置20の構成について説明する。
図2に示すように、定着装置20は、用紙Pの未定着画像が担持された側を加熱する定着部材としての定着ベルト21と、定着ベルト21に圧接して定着ベルト21との間にニップ部Nを形成する加圧部材としての加圧ローラ22と、定着ベルト21を加熱する加熱源としてのハロゲンヒータ23と、定着ベルト21の内側に配設されたニップ形成部材24と、ニップ形成部材24を支持する支持部材としてのステー25と、ハロゲンヒータ23から放射される光を定着ベルト21へ反射する反射部材26と、定着ベルト21の温度を検知する温度検知手段としての温度センサ27と、定着ベルト21から用紙を分離する分離部材28とを備えている。
上記定着ベルト21は、薄肉で可撓性を有する無端状のベルト部材(フィルムも含む)で構成されている。詳しくは、定着ベルト21は、ニッケルもしくはSUS等の金属材料又はポリイミド(PI)などの樹脂材料で形成された内周側の基材と、テトラフルオロエチレン-パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)又はポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などで形成された外周側の離型層によって構成されている。また、基材と離型層との間に、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム、又はフッ素ゴム等のゴム材料で形成された弾性層を介在させてもよい。弾性層が無い場合は、熱容量が小さくなり定着性が向上するが、未定着トナーを押しつぶして定着させるときにベルト表面の微小な凹凸が画像に転写されて画像のベタ部に光沢ムラが生じる可能性がある。これを防止するには、厚さ100μm以上の弾性層を設けることが望ましい。厚さ100μm以上の弾性層を設けることで、弾性層の弾性変形により微小な凹凸を吸収することができるので、光沢ムラの発生を回避することができるようになる。
上記加圧ローラ22は、芯金22aと、芯金22aの表面に設けられた発泡性シリコーンゴム、シリコーンゴム、又はフッ素ゴム等から成る弾性層22bと、弾性層22の表面に設けられたPFA又はPTFE等から成る離型層22cによって構成されている。加圧ローラ22は、後述する接離機構60によって定着ベルト21側へ加圧され定着ベルト21を介してニップ形成部材24に当接している。この加圧ローラ22と定着ベルト21とが圧接する箇所では、加圧ローラ22の弾性層22bが押しつぶされることで、所定の幅のニップ部Nが形成されている。また、加圧ローラ22は、装置本体に設けられた図示しないモータ等の駆動源によって回転駆動するように構成されている。加圧ローラ22が回転駆動すると、その駆動力がニップ部Nで定着ベルト21に伝達され、定着ベルト21が従動回転するようになっている。
本実施形態では、加圧ローラ22を中実のローラとしているが、中空のローラであってもよい。その場合、加圧ローラ22の内部にハロゲンヒータ等の加熱源を配設してもよい。弾性層22bはソリッドゴムでもよいが、加圧ローラ22の内部に加熱源が無い場合は、スポンジゴムを用いてもよい。スポンジゴムの方が、断熱性が高まり定着ベルト21の熱が奪われにくくなるのでより望ましい。また、定着ベルト21と加圧ローラ22は、互いに圧接する場合に限らず、加圧を行わず単に接触させるだけの構成とすることも可能である。
上記各ハロゲンヒータ23は、それぞれの両端部が定着装置20の側板(不図示)に固定されている。各ハロゲンヒータ23は、プリンタ本体に設けられた電源部により出力制御されて発熱するように構成されており、その出力制御は、上記温度センサ27による定着ベルト21の表面温度の検知結果に基づいて行われる。このようなヒータ23の出力制御によって、定着ベルト21の温度(定着温度)を所望の温度に設定できるようになっている。また、定着ベルト21を加熱する加熱源として、ハロゲンヒータ以外に、IH、抵抗発熱体、又はカーボンヒータ等を用いてもよい。
上記ニップ形成部材24は、ベースパッド241と、ベースパッド241の表面に設けられた摺動シート(低摩擦シート)240とを有する。ベースパッド241は、定着ベルト21の軸方向又は加圧ローラ22の軸方向に渡って長手状に配設されており、加圧ローラ22の加圧力を受けてニップ部Nの形状を決めるものである。また、ベースパッド241は、両端を側板に固定したステー25によって支持されている。これにより、加圧ローラ22による圧力でニップ形成部材24に撓みが生じるのを防止し、加圧ローラ22の軸方向に渡って均一なニップ幅が得られるようにしている。なお、ステー25は、ニップ形成部材24の撓み防止機能を満足するために、ステンレスや鉄等の機械的強度が高い金属材料で形成することが望ましい。本実施形態では、ベースパッド241の加圧ローラ22との対向面が平坦面状に形成されており、そのためにニップ部Nはストレート形状になっている。ニップ部Nをストレート形状にすることで、加圧ローラ22による加圧力を軽減することができる。ニップ部Nの形状は任意であり、ストレート形状以外にも例えば凹形状にすることもできる。
ベースパッド241は、強度確保のためにある程度硬い材料で、かつ耐熱温度200℃以上の耐熱性材料で構成されている。これにより、トナー定着温度域で、熱によるニップ形成部材24の変形を防止し、安定したニップ部Nの状態を確保して、出力画質の安定化を図っている。ベースパッド241の材料としては、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルニトリル(PEN)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などの一般的な耐熱性樹脂の他、金属、あるいはセラミックなどを使用することが可能である。
摺動シート240は、ベースパッド241の少なくとも定着ベルト21と対向する表面に配設されていればよい。これにより、定着ベルト21が回転する際、この低摩擦シートに対し定着ベルト21が摺動することで、定着ベルト21に生じる駆動トルクが低減され、定着ベルト21への摩擦力による負荷が軽減される。なお、摺動シート240を有しない構成とすることも可能である。
上記反射部材26は、ステー25とハロゲンヒータ23との間に配設されている。本実施形態では、反射部材26をステー25に固定している。反射部材26の材料としては、アルミニウムやステンレス等が挙げられる。このように反射部材26を配設していることにより、ハロゲンヒータ23からステー25側に放射された光が定着ベルト21へ反射される。これにより、定着ベルト21に照射される光量を多くすることができ、定着ベルト21を効率良く加熱することが可能となる。また、ハロゲンヒータ23からの輻射熱がステー25等に伝達されるのを抑制することができるので、省エネルギー化も図れる。
なお、図示省略するが、定着ベルト21の軸方向両端部には、定着ベルト21とハロゲンヒータ23との間に、ハロゲンヒータ23からの熱を遮蔽する遮蔽部材を配設している。これにより、特に、連続通紙時の定着ベルトの非通紙領域における過剰な温度上昇を抑制することができ、定着ベルトの熱による劣化や損傷を防止することができる。
また、図示は省略するが、定着ベルト21の軸方向両端部は、その内周に挿入したベルト保持部材によって保持されている。二つのベルト保持部材は、それぞれ側板に取り付けられている。このように、定着ベルト21の両端部のみをベルト保持部材によって保持することで、両端部間では定着ベルト21がニップ部Nを除いてフリー変形可能な状態にある。また、ニップ部Nをストレート形状にしたことに伴い、定着ベルト21には楕円状に変形しようと力が常時作用する。そのため、回転中の定着ベルト21は、その両端部で半径方向断面がほぼ真円形状となり、両端部の間の領域で半径方向断面がニップ部Nの法線方向を短軸とする楕円形となるように変形する。
また、本実施形態に係る定着装置20は、さらなる省エネ性及びファーストプリントタイムなどの向上のために、種々の構成上の工夫が施されている。
具体的には、ハロゲンヒータ23によって定着ベルト21をニップ部N以外の箇所において直接加熱できるようにしている(直接加熱方式)。本実施形態では、ハロゲンヒータ23と定着ベルト21の図2の左側の部分の間に何も介在させないようにし、その部分においてハロゲンヒータ23からの輻射熱を定着ベルト21に直接与えるようにしている。
また、定着ベルト21の低熱容量化を図るために、定着ベルト21を薄くかつ小径化している。具体的には、定着ベルト21を構成する基材、弾性層、離型層のそれぞれの厚さを、20~50μm、100~300μm、10~50μmの範囲に設定し、全体としての厚さを1mm以下に設定している。また、定着ベルト21の直径は、20~40mmに設定している。さらに低熱容量化を図るためには、望ましくは、定着ベルト21全体の厚さを0.2mm以下にするのがよく、さらに望ましくは、0.16mm以下の厚さとするのがよい。また、定着ベルト21の直径は、30mm以下とするのが望ましい。
なお、本実施形態では、加圧ローラ22の直径を20~40mmに設定しており、定着ベルト21の直径と加圧ローラ22の直径を同等となるように構成している。ただし、この構成に限定されるものではない。例えば、定着ベルト21の直径が加圧ローラ22の直径よりも小さくなるように形成してもよい。その場合、ニップ部Nにおける定着ベルト21の曲率が加圧ローラ22の曲率よりも小さくなるため、ニップ部Nから排出される記録媒体が定着ベルト21から分離されやすくなる。
また、上記のように、定着ベルト21を小径化した結果、定着ベルト21の内側のスペースが小さくなるが、ステー25を両端側において折り曲げられた凹状に形成し、その凹状に形成した部分の内側にハロゲンヒータ23を収容することで、小さいスペース内でもステー25やハロゲンヒータ23の配設を可能にしている。
また、小さいスペース内でもステー25をできるだけ大きく配設するために、ニップ形成部材24を反対にコンパクトに形成している。具体的には、ベースパッド241の用紙搬送方向の幅を、ステー25の用紙搬送方向の幅よりも小さく形成している。さらに、図2において、ベースパッド241の用紙搬送方向上流側端部24a及び下流側端部24bにおけるそれぞれのニップ部N又はその仮想延長線Eに対する高さをh1,h2とし、上流側端部24a及び下流側端部24b以外のベースパッド241の部分におけるニップ部N又はその仮想延長線Eに対する最大高さをh3とすると、h1≦h3、h2≦h3となるように構成している。このように構成することで、ベースパッド241の上流側端部24aと下流側端部24bは、ステー25の用紙搬送方向上流側及び下流側の各折り曲げ部と定着ベルト21との間に介在しないので、各折り曲げ部を定着ベルト21の内周面に近づけて配設することができる。これにより、定着ベルト21内の限られたスペース内でステー25をできるだけ大きく配設できるようになり、ステー25の強度を確保することができるようになる。その結果、加圧ローラ22によるニップ形成部材24の撓みを防止でき、定着性の向上を図れる。
さらにステー25の強度を確保するために、本実施形態では、ステー25が、ニップ形成部材24と接触し用紙搬送方向(図2の上下方向)に延在するベース部25aと、そのベース部25aの用紙搬送方向上流側と下流側の各端部から加圧ローラ22の加圧方向(図2の左側)に向かって延びる立ち上がり部25bとを有するように構成している。すなわち、ステー25に立ち上がり部25bを設けることで、ステー25が加圧ローラ22の加圧方向に延在する横長の断面を有するようになり、断面係数が大きくなって、ステー25の機械的強度を向上させることが可能となる。
また、立ち上がり部25bを加圧ローラ22の加圧方向により長く形成する方が、ステー25の強度が向上する。従って、立ち上がり部25bの先端は、定着ベルト21の内周面に対し、できる限り近接していることが望ましい。しかし、回転中、定着ベルト21には大小なりとも振れ(挙動の乱れ)が生じるので、立ち上がり部25bの先端を定着ベルト21の内周面に近づけすぎると、定着ベルト21が立ち上がり部25bの先端に接触する虞がある。特に、本実施形態のように、薄い定着ベルト21を用いている構成においては、定着ベルト21の振れ幅が大きいので、立ち上がり部25bの先端の位置設定には注意が必要である。
具体的に、本実施形態の場合、立ち上がり部25bの先端と定着ベルト21の内周面との加圧ローラ22の加圧方向の距離dは、少なくとも2.0mm、望ましくは3.0mm以上に設定するのが好ましい。一方、定着ベルト21にある程度厚みがあって振れがほとんど無い場合は、上記距離dは0.02mmに設定することが可能である。なお、本実施形態のように、立ち上がり部25bの先端に反射部材26が取り付けられている場合は、反射部材26が定着ベルト21に接触しないように上記距離dを設定する必要がある。
このように、立ち上がり部25bの先端を定着ベルト21の内周面に対し可能な限り近接するように配設することで、立ち上がり部25bを加圧ローラ22の加圧方向に長く配設することができる。これにより、小径の定着ベルト21を用いた構成においても、ステー25の機械的強度を向上させることが可能となる。
以下、図2を参照しつつ、本実施形態に係る定着装置の基本動作について説明する。
プリンタ本体の電源スイッチが投入されると、ハロゲンヒータ23に電力が供給されると共に、加圧ローラ22が図2中の時計回りに回転駆動を開始する。これにより、定着ベルト21は、加圧ローラ22との摩擦力によって、図2中の反時計回りに従動回転する。
その後、上述の画像形成工程により未定着のトナー画像Tが担持された用紙Pが、不図示のガイド板に案内されながら図2の矢印A1方向に搬送されて、圧接状態にある定着ベルト21及び加圧ローラ22のニップ部Nに送入される。そして、ハロゲンヒータ23によって加熱された定着ベルト21による熱と、定着ベルト21と加圧ローラ22との間の加圧力とによって、用紙Pの表面にトナー画像Tが定着される。
トナー画像Tが定着された用紙Pは、ニップ部Nから図2中の矢印A2方向に搬出される。このとき、用紙Pの先端が、定着ベルト21の表面に対して分離ギャップgを介在させた分離部材28の先端28aに接触することにより、用紙Pが定着ベルト21から分離される。その後、分離された用紙Pは、上述のように、排紙ローラによって機外に排出され、排紙トレイにストックされる。
以下、本発明の特徴部分の基本構成を説明する。
本発明における定着装置20においては、図2に示すように、定着ベルト21、加圧ローラ22、および分離部材28が外装部材50の内部に収容される。
外装部材50は、ニップ部Nの出口と対向する出口側開口部51と、ニップ部Nの入口と対向する入口側開口部52と、定着ベルト21の外周面と対向するセンサ用開口部53とを有する。これらの開口部51,52,53を除き、定着ベルト21および加圧ローラ22の周辺空間は外装部材50によって基本的に密閉された状態にある。
定着ベルト21の両端を支持するベルト保持部材(図示せず)、ハロゲンヒータ23、およびニップ形成部材24は、前述のように何れも側板に取り付けられている。また、分離部材28も側板に取り付けられている。側板を外装部材50に取り付けることで(あるいは外装部材50と一体に形成することで)、定着ベルト21、ハロゲンヒータ23、ニップ形成部材24、および分離部材28が外装部材50に保持される。また、図3に示すように加圧ローラ22の芯金22aは図示しない軸受を介して外装部材50に回転自在に支持されている。そのため、加圧ローラ22も外装部材50に保持されている。
外装部材50のセンサ用開口部53の外側に温度センサ27が配置され、このセンサ用開口部53を介して定着ベルト21の表面温度が検出可能になっている。この実施形態では、温度センサ27を外装部材50の外側に配置しているが、特に不都合がなければ外装部材50の内側に温度センサ27を配置してもよい。その場合、外装部材50のセンサ用開口部53は不要となる。
定着ベルト21および加圧ローラ22は、接離機構60によって相対的に接近および離隔可能に構成される。接離機構60による定着ベルト21および加圧ローラ22の接近時には、両者の圧接部でニップ部Nが形成され、両者の離反時にはニップ部Nが解消される。以下では、加圧ローラ22を可動側とし、加圧ローラ22を固定側の定着ベルト21に対して接近・離反させるように構成した場合を例示する。
外装部材50の出口側開口部51の外側には、搬送路Rでの用紙の搬送方向と直交する方向にスライド移動可能の板状のシャッタ部材81が配置される。シャッタ部材81は、断熱性に富む材料、例えばガラス繊維等を配合したPETなどで形成される。シャッタ部材81として金属板のプレス成形品を用いることもでき、これによりシャッタ部材の精度を向上させることができる。この場合、シャッタ部材の断熱性向上のため、シャッタ部材81のニップ部N側の面(裏面)にフェルトやスポンジ等の断熱材を取り付けることが望ましい。シャッタ部材を樹脂で形成した場合でも、その裏面に断熱材を取り付けることができる。
シャッタ部材81の先端には摺動部材82が装着されている。摺動部材82は、金属製のベース部材の表面に、低摩擦化処理として例えばPTFE等をコーティングすることで構成される。シャッタ部材81の先端にこのような摺動部材82を配置することで、通紙時に用紙Pがシャッタ部材81の先端と接触した際に用紙Pが受けるダメージを低減することができる。シャッタ部材81は、図示しない弾性部材で出口側開口部51を開放する方向(図面左側)に常時押圧されており、接離機構60の動作と機械的に連携して出口側開口部51を開放および閉鎖する。
シャッタ部材81のスライド移動は、外装部材50に設けたガイドレール54でガイドされる。このように外装部材50でシャッタ部材81をガイドすれば、シャッタ部材81で閉鎖された出口側開口部51の密閉度が向上するので、定着装置20の温度低下を防止する上で有効となる。特に問題がなければ、前記ガイドレール54を装置本体側に設け、装置本体(フレーム等)でシャッタ部材81をガイドしてもよい。
図3および図4に示すように、接離機構60を構成する加圧アーム61は、外装部材50の外部でかつその軸方向(加圧ローラの軸方向)両側に配置される。加圧アーム61の一端は、軸線O1を中心として外装部材50に回転可能に取り付けられている。本実施形態の接離機構60は、加圧アーム61の他に、外装部材50を軸方向に貫通する駆動軸63と、駆動軸63の一端に取り付けた第一駆動ギヤ64と、駆動軸63の両端に偏心して装着されたローラ駆動カム65と、加圧ローラ22を定着ベルト21から離反する方向(図4の図面右側)に常時押圧する弾性部材(図示省略)とを備えている。
外装部材50の外部には、加圧ローラ22の支軸として心金22aが軸方向両側に突出している。この心金22aの定着ベルト21に対する接近方向および離隔方向への移動を許容できるよう、外装部材50における心金22aの貫通部分には長穴が形成されている。外装部材50の外部に突出した心金22aとローラ駆動カム65との間に加圧アーム61が配置され、加圧アーム61の回転軌跡上に心金22aおよびローラ駆動カム65が配置されている。
以上の構成において、画像形成装置本体に設けた回転駆動源(ステッピングモータ等で構成される。図示省略)で第一駆動ギヤ64、さらに駆動軸63を回転させると、駆動軸63に対して偏心したローラ駆動カム65が回転する。ローラ駆動カム65を回転させると、図4に示すように、ローラ駆動カム65に押圧された加圧アーム61がO1を中心として反時計回りに回転し、加圧ローラ22に常時付与される弾性力に抗して加圧ローラ22の心金22aを定着ベルト21側に押圧する(図中に実線で示す)。そのため、加圧ローラ22の全体が定着ベルト21との接近側に移動し、定着ベルト21と加圧ローラ22の圧接部分にニップ部Nが形成される。
さらにローラ駆動カム65を同方向に180°回転させ、あるいは180°反転させると(図中に二点鎖線で示す)、ローラ駆動カム65から加圧アーム61を介して心金22aに与えられる押圧力が消失するので、弾性部材の弾性力により加圧ローラ22が定着ベルト21から離反する方向に移動し、ニップ部Nが解消される。この接離機構60によるニップ部Nの形成は印刷時にのみ行われ、それ以外の待機時等ではニップ部Nは解消された状態にある。
シャッタ部材81の開閉動作は、接離機構60に連動するシャッタ駆動機構70によって行われる。図5はシャッタ駆動機構70の一例を示すもので、同図に示すシャッタ駆動機構70は、駆動軸63の他端に取り付けた入力側部材としての第二駆動ギヤ71(図3参照)と、出力側部材としてのシャッタ駆動カム77と、第二駆動ギヤ71とシャッタ駆動カム77の間で動力伝達を行う伝達機構Sとで構成される。伝達機構Sの構成は任意であり、図示例では、第二駆動ギヤ71に噛み合うギヤ部を有する原動プーリ72と、アイドラプーリ74と、従動プーリ75と、テンショナプーリ76と、これらのプーリ72,74,75,76に掛け渡したベルト73とで伝達機構Sを構成した場合を例示している。
図7に示すように、従動プーリ75は従動軸78の一端に取り付けられている。この従動軸78には、二つのシャッタ駆動カム77が偏心した状態で取り付けられている。
駆動軸63および従動軸78は、何れも外装部材50に回転自在に支持されている。また、各プーリ72,74,75,76の支持軸も外装部材50に取り付けられている。そのため、第二駆動ギヤ71(入力側部材)から伝達機構Sを介してシャッタ駆動カム77(出力側部材)に至るまでのシャッタ駆動機構70が外装部材50に保持された形になっている。
以上の構成から、上記回転駆動源を起動して駆動軸63(図3参照)を回転駆動すると、そのトルクは図5に示す第二駆動ギヤ71、原動プーリ72、ベルト73、従動プーリ75、および従動軸78を介してシャッタ駆動カム77に伝達され、シャッタ駆動カム77が従動軸78の中心軸線O2を中心として回転する。シャッタ駆動カム77には、出口側開口部51の開放方向(図5の左側)に弾性的に常時押圧されたシャッタ部材81の基端が当接しており、シャッタ駆動カム77の回転で押圧されることにより、シャッタ部材81が弾性力に抗してスライド移動して外装部材50の出口側開口部51を閉鎖する(図5参照)。図6に示すように、シャッタ駆動カム77が同方向に180°回転し、あるいは180°反転すると、弾性力によってシャッタ部材81が図面左側に移動し、出口側開口部51が開放される。
以上の構成から、接離機構60によるニップ部Nの形成および解消と連動してシャッタ部材81をスライド移動させ、出口側開口部51を開放および閉鎖することが可能となる。つまり、図5に示すようにニップ部Nが解消されているときは出口側開口部51がシャッタ部材81で閉鎖される。ニップ部Nが解消された状態では定着装置20への通紙が行われないので、出口側開口部51が閉鎖されていても問題はない。一方、図6に示すようにニップ部Nが形成されているときは出口側開口部51が開放された状態となり、ニップ部Nを通過した用紙Pの排出が可能となる。このようにニップ部Nの形成・解消動作と、出口側開口部51の開放・閉鎖動作とを一致させるため、シャッタ駆動機構70の速度比(具体的には駆動軸63と従動軸78の変速比)は1に設定する。
このように本発明では、定着ベルト21や加圧ローラ22を外装部材50の内部に収容し、外装部材50の開口部51をシャッタ部材81で開放・閉鎖可能にしているので、定着時の通紙を許容する一方で、定着時以外はシャッタ部材81を閉じて開口部51を閉鎖し、定着装置20からの放熱を抑制して保温効果を高めることができる。そのため、待機中の定着装置20(特に定着ベルト21)の温度低下を防止でき、これによりシンプルな構成でありながら、印刷ジョブが与えられた際に定着ベルト21を再昇温させるための消費電力量を低減することが可能となる。
シャッタ駆動機構70は、その一部または全部の要素を画像形成装置本体側に配置することも可能であるが、これではシャッタ部材81の開閉タイミングを定着装置20の動作とリンクさせるための機構やセンサ類が新たに必要となり、機構の複雑化やコストアップを招く。また、ジャムの除去や定着装置20の定期メンテナンス等に際し、定着装置20を画像形成装置本体から取り外し、その後再装着した際に、シャッタ部材81の開閉タイミングがずれるおそれもある。これに対して、上記のようにシャッタ部材81のみならず、第二駆動ギヤ71(入力側部材)からシャッタ駆動カム77(出力側部材)に至るまでのシャッタ駆動機構70を外装部材50に保持することで、シャッタ部材81およびシャッタ駆動機構70を含めた形で定着装置20をユニット化することができる。そのため、シャッタ部材81に関係する機構の簡略化や低コスト化を図ることができる。また、定着装置20の取り外し後、再装着した際の開閉タイミングのずれを防止できるので、定着装置20の着脱を容易に行うことが可能となる。
また、シャッタ部材81による開口部51の開放および閉塞を、ニップ部Nの形成および解消と連動させているので、通紙に最低限必要となる時間だけ開口部51を開放することができ、開口部51の無駄な開放を防止して加熱効率をさらに向上させることができる。この際、シャッタ部材81のスライド移動が、シャッタ駆動機構70を介し、ニップ部Nの形成および解消を行う接離機構60と機械的に連携して行われるので、シャッタ部材81の開閉専用の駆動源を新たに設置する必要がなく、低コスト化、さらにはレイアウトの容易化を図ることができる。
この定着装置20では、待機状態での電力消費を低減させるため、従来から採用されている種々のヒータ制御をそのまま活用することができる。従って、これらのヒータ制御と併用することで、更なる電力消費量の低減を達成することが可能となる。
さらに、シャッタ部材81の先端に摺動部材82を配置することで、シャッタ部材81の用紙Pとの接触部に低摩擦化処理を行っているので、出口側開口部51の開放時に、ニップ部Nを通過した用紙Pがシャッタ部材81の先端に接触したとしても、用紙Pが受けるダメージを少なくすることができる。
冬季の使用等、装置部品の温度が低くなる状況で定着作業を行った場合、用紙Pに含まれる水分が原因となって、定着装置20の内部で結露が生じる場合がある。特に本発明では、シャッタ部材81で定着装置20の内部空気の外部への流出を規制しているため、結露の発生が助長される傾向にある。この不具合を防止するため、外部の雰囲気温度を測定し、この雰囲気温度に応じて接離機構60の動作タイミングを変更することが望まれる。具体的には、結露が生じやすい条件であると判定された場合(例えば外部雰囲気温度が15℃以下である場合等)には、印刷ジョブを受領した直後(定着の開始前)に接離機構60を起動してニップ部Nを形成し、かつシャッタ部材81を開放して定着装置20内部の空気を外部に放出するような制御を行うことが考えられる。
なお、図2に示す実施形態では、外装部材50の出口側開口部51にのみシャッタ部材81を配置しており、入口側開口部52での放熱が懸念される。しかしながら、図示したような上下方向に用紙Pを搬送する縦型搬送タイプの定着装置20では、主たる放熱箇所が出口側開口部51に限定されるため、入口側開口部52のシャッタ部材を省略しても実質的には問題は生じない。もちろん必要に応じて入口側開口部52にシャッタ部材81を配置しても構わない。また、水平搬送タイプ等のように入口側開口部51での放熱が問題となる場合は、シャッタ駆動機構70を介して接離機構60と連動するシャッタ部材81を、入口側開口部52のみに、あるいは入口側開口部52と出口側開口部51の双方に配置してもよい。また、センサ用開口部53も通常は小径であるため、センサ用開口部53を介した放熱はそれほど問題とはならないが、必要があれば、同様の構成のシャッタ部材81をセンサ用開口部53に配置して、センサ用開口部53を開放・閉鎖してもよい。
図8に、定着ベルト21の他の実施形態を示す。この実施形態の定着ベルト21には、加熱源としてのハロゲンヒータ23が3本内蔵されている。この場合、ハロゲンヒータ23ごとに発熱領域を異ならせることで、種々の幅の用紙幅に対応した範囲で定着ベルト21を加熱することが可能となっている。また、この場合、ニップ形成部材24を囲むように板金250が設けられており、この板金250を介してニップ形成部材24がステー25に支持されている。それ以外の構成については、上記図2に示す実施形態の構成と基本的に同様である。
この実施形態においても、図2および図5示す実施形態と同様に、定着ベルト21、加圧ローラ22、および分離部材28を外装部材50内に収容し、その開口部にシャッタ部材81を配置し、さらにシャッタ部材81およびシャッタ駆動機構70を外装部材50で保持することで、同様の作用効果を得ることができる。
図9に、定着装置の他の実施形態を示す。この実施形態の定着装置20は、定着部材21の加熱源としてIHを採用したものである。以下、この定着装置20の構成を詳述する。
図9に示すように、定着装置20は、誘導加熱部84(磁束発生手段)、誘導加熱部25に対向する定着部材としての定着ローラ21、定着ローラ21に圧接する加圧部材としての加圧ローラ22、入口ガイド板94、拍車ガイド板88、分離部材28、出口ガイド板95、サーミスタ89,93等で構成される。
ここで定着ローラ21は、鉄やステンレス鋼等からなる芯金85上に、発泡シリコーンゴム等からなる断熱弾性層86、スリーブ層87が順次積層されたものであって、その外径が40mm程度に形成されている。誘導加熱部84から発せられる磁束によって、鉄、銅、銀等の金属材料からなるスリーブ層87が電磁誘導加熱されることになる。サーミスタ89や温度センサ27によって、定着ローラ21上の温度(定着温度)を検知し、それらの検知結果に基づいて、誘導加熱部25による加熱量が調整される。
この実施形態では、定着ローラ21の加熱効率を高めるために、加圧ローラ22にハロゲンヒータ等のヒータ92が内設されている。ヒータ92に電力が供給されることにより、ヒータ92の輻射熱によって加圧ローラ22が加熱されて、定着ローラ21の表面が加圧ローラ22を介して加熱されることになる。サーミスタ93等により加圧ローラ22上の温度を検知し、その検知結果に基づいてヒータ92による加熱量が調整される。
誘導加熱部84は、コイル部96(励磁コイル)、コア部97(励磁コイルコア)、コイルガイド98等で構成される。コイル部96は、定着ローラ20の外周面の一部を覆うように配設されたコイルガイド98上に細線を束ねたリッツ線を巻回したものである。コイルガイド98は、定着ローラ21の外周面に対向してコイル部96を保持する。コア部97は、定着ローラ21の発熱層に効率のよい磁束を形成するためのものであり、フェライト等の強磁性体(比透磁率が2500程度)で構成されている。
図9に示す実施形態においても、図2および図5に示す実施形態と同様に、定着ローラ21、加圧ローラ22、分離部材28、各ガイド板88,94,95、サーミスタ89,93等を外装部材50内に収容し、その開口部にシャッタ部材81を配置し、さらにシャッタ部材81およびシャッタ駆動機構70を外装部材50で保持することで、同様の作用効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、外装部材50の内部には少なくとも定着部材21と加圧部材22を収容すれば足り、定着装置20を構成する他の部材(分離部材28、温度センサ27、および各種ガイド板等)は、外装部材50の内部に配置する他、外部に配置することもできる。
図10に、以上に述べた定着装置20の具体的構成の一例を示す。この定着装置20では、定着部材として図2と同様の構成の定着ベルト21が使用されている。ニップ部Nの下流側には、分離部材28、シャッタ部材81、および二つのガイド部材41,42が配置されている。二つのガイド部材41,42は、ニップ部Nを通過した用紙の定着ベルト21側および加圧ローラ22側の面をガイドするためのものであり、搬送路Rを挟むように対向配置して図示しない外装部材に固定されている。二つガイド部材41,42のうち、定着ベルト21側の第一ガイド部材41は分離部材28の直上に配置され、加圧ローラ22側の第二ガイド部材42の先端は加圧ローラ22の外周面近傍まで延びている。
図10に示す実施形態では、シャッタ部材81を第一ガイド部材41と分離部材28の間の領域Aに配置している。この他、シャッタ部材81は、第一ガイド部材41よりも搬送方向下流側の領域Bに配置することもできるが、かかる構成ではニップ部Nからの距離が大きくなるため、開口部を閉鎖した際の蓄熱効果が低下する。従って、シャッタ部材81は、第一ガイド部材41と分離部材28の間(領域A)に配置するのが好ましい。
ところで、ガイド部材41,42のガイド面には、結露による水滴が用紙に付着するのを防止するため、用紙搬送方向に沿って延びる複数のリブを設けるのが通例である(第二ガイド部材42のガイド面に設けたリブ42aを図11に示す)。このリブ42aによりガイド面に凹凸が形成されるため、シャッタ部材81を閉じた際には、シャッタ部材81の先端と第二ガイド部材42との間に隙間を生じてシャッタ部材81による熱遮蔽効果が低下する。これを防止するため、同図に示すように、シャッタ部材81の先端にスポンジやゴム等の弾性材料からなるシール部材83を装着し、閉じたシャッタ部材81を第二ガイド部材42に押し付けて、シール部材83が第二ガイド部材42のガイド面の凹凸に倣うように弾性変形させるのが好ましい。シール部材83はシャッタ部材81と第二ガイド部材42の間に配置すれば足り、上記とは逆に第二ガイド部材42のガイド面にシール部材83を装着してもよい。
以上に述べたシャッタ駆動機構70としては、接離機構60の動作を機械的にシャッタ部材81に伝達できるものであれば任意の構成を採用することができる。
図12は、駆動機構70の他の実施形態を示すものであり、シャッタ部材81を回転移動させて開閉する場合を例示している。この実施形態では、シャッタ部材81の基端を、外装部材50に回転軸線O3を中心として回転可能に取り付けている。また、図5および図6に示すシャッタ駆動機構70のうち、シャッタ駆動カム77を撤去し、従動側プーリ75に巻き付けた紐等の索状部材79をシャッタ部材81の先端に取り付けている。この場合、索状部材79がシャッタ駆動機構70の出力側部材を構成する。かかる構成でも、従動プーリ75の回転による索状部材79の巻き取りおよび繰り出しにより、シャッタ部材81を、軸線O3を中心として回転させることで、出口側開口部51を開放・閉鎖することができる。この実施形態は、スペース面でシャッタ部材81のスライド移動を採用できない場合等に有効となる。
この実施形態でも、シャッタ駆動機構70を構成する各要素(第二駆動ギヤ71、伝達機構S、および索状部材79)が外装部材50に保持されているため、図5および図6に示す実施形態と同様の効果が得られる。
図13は、シャッタ駆動機構70の他の実施形態を示すものである。このシャッタ駆動機構は、駆動軸63の第二駆動ギヤ71と原動プーリ72の間にアイドラギヤ79を配置した点、および従動プーリ75の出力を、従動プーリ75のギヤ部と噛み合うギヤ80を介して従動軸78に伝達する点が図5および図6に示す実施形態と異なっている。また、第二駆動ギヤ71には、装置本体側に設けた回転駆動源からの動力が直接入力される。この場合、図3に示す第一駆動ギヤ64が不要となる。なお、図示は省略するが、駆動軸63にはローラ駆動カム65(図3および図4参照)が取り付けられ、従動軸78にはシャッタ駆動カム77(図5および図6参照)が取り付けられている。
かかる構成では原動プーリ72、従動プーリ72、およびベルト73からなるベルト伝動装置が上方に屈曲した部分を持たない。そのため、図5および図6に示す実施形態に比べてプーリ数を減じることができ、シャッタ駆動機構70の簡素化および省スペース化を図ることができる。
以上の説明ではシャッタ駆動機構70としてギヤとベルト伝動装置を併用した構成を例示したが、ギヤ列のみ、あるいはベルト伝動装置だけでシャッタ駆動機構70を構成することもできる。また、シャッタ駆動機構70の一部または全部をリンク機構で構成することもできる。
接離機構60の構成も任意であり、公知の種々の機構を採用することができる。さらに加圧ローラ22やシャッタ部材81のスライド移動をカム65,77で行う場合を例示したが、これらを移動させる機構は、リンク機構等の他の機構に置き換えることもできる。
本発明は、上述の実施形態のように、省エネ性などの向上のために定着ベルトを薄く小径化した定着装置に限定されるものではなく、図9に示すIH型をはじめ、公知の定着装置に広く適用することが可能である。また、本発明に係る定着装置は、図1に示すカラーレーザープリンタに限らず、モノクロ画像形成装置や、その他のプリンタ、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等に搭載することも可能である。また、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
20 定着装置
21 定着ベルト(定着部材)
22 加圧ローラ(加圧部材)
23 ハロゲンヒータ(加熱源)
24 ニップ形成部材
25 ステー(支持部材)
28 分離部材
41 第一ガイド部材
42 第二ガイド部材
50 外装部材
51 出口側開口部
52 入口側開口部
53 センサ用開口部
60 接離機構
61 加圧アーム
65 ローラ駆動カム
70 シャッタ駆動機構
71 第二駆動ギヤ(入力側部材)
77 シャッタ駆動カム(出力側部材)
79 索状部材(出力側部材)
81 シャッタ部材
N ニップ部
P 用紙(記録媒体)
R 搬送路
S 伝達機構
特開2007-233011号公報 特許第4423070号公報 特開平7-64422号公報

Claims (10)

  1. 記録媒体の未定着画像が担持された側を加熱する回転可能な定着部材と、前記定着部材を加熱する加熱源と、前記定着部材に圧接して定着部材との間にニップ部を形成する回転可能な加圧部材と、少なくとも前記定着部材と加圧部材を収容する外装部材と、前記ニップ部を含めて形成された記録媒体の搬送路とを有する定着装置において、
    前記ニップ部の上流側および下流側のどちらか一方または双方にシャッタ部材を配置し、シャッタ部材をシャッタ駆動機構で駆動して搬送路を開放および閉鎖可能とし、かつシャッタ部材およびシャッタ駆動機構を外装部材で保持し
    前記定着部材と加圧部材を相対的に接近させることでニップ部を形成すると共に、両者を相対的に離反させることでニップ部を解消する接離機構を備え、前記シャッタ駆動機構が接離機構と連動するものであり、
    シャッタ駆動機構が、接離機構から動力を受ける入力側部材と、前記接離機構と分離して設けられ、シャッタ部材を駆動するシャッタ駆動カムと、入力側部材から前記シャッタ駆動カムに動力を伝達する伝達機構とを備えることを特徴とする定着装置。
  2. シャッタ部材をニップ部の下流側に配置した請求項記載の定着装置。
  3. 外装部材に、ニップ部を通過した記録媒体の定着部材側の面をガイドする第一ガイド部材と、定着部材から記録媒体を分離する分離部材とを設け、シャッタ部材を、第一ガイド部材と分離部材の間に配置した請求項記載の定着装置。
  4. 外装部材に、ニップ部を通過した記録媒体の加圧部材側の面をガイドする第二ガイド部材を設け、閉鎖状態のシャッタ部材を、弾性変形可能なシール部材を介して第二ガイド部材に押し付けた請求項記載の定着装置。
  5. シャッタ部材のニップ側の面に断熱材を取り付けた請求項1~何れか1項に記載の定着装置。
  6. シャッタ部材をスライド移動させる請求項1~何れか1項に記載の定着装置。
  7. 前記シャッタ部材のスライド移動を保持部材でガイドする請求項記載の定着装置。
  8. 外部の雰囲気温度に応じて接離機構の動作タイミングを変更する請求項記載の定着装置。
  9. シャッタ部材の記録媒体との接触部に低摩擦化処理を行った請求項1~何れか1項に記載の定着装置。
  10. 請求項1~何れか1項に記載の定着装置を備える画像形成装置。
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