JP2013195857A - 定着装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

定着装置、及び、画像形成装置 Download PDF

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Yuji Arai
裕司 荒井
Yoshinori Yamaguchi
嘉紀 山口
Arinobu Yoshiura
有信 吉浦
Toshihiko Shimokawa
俊彦 下川
Masaaki Yoshikawa
政昭 吉川
Hirotada Takagi
啓正 高木
Akira Suzuki
明 鈴木
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直毅 岩谷
Takahiro Imada
高広 今田
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Sadafumi Ogawa
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Abstract

【課題】定着回転体における内周面又は外周面の周方向の一部に対向するように加熱手段が設置されている場合であっても、定着回転体の周方向の温度斑による定着回転体の歪みが生じにくい、定着装置、及び、画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着回転体21における内周面の周方向の一部に対向して、その対向面Mを加熱するように、加熱手段25が設置されている。そして、非通紙時に、定着回転体21を回転させながら、定着回転体21の回転開始前において対向面Mとなる位置と非対向面Nとなる位置とに生じる温度差を小さくする制御モードが実行される。
【選択図】図4

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、そこに設置される定着装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、ウォームアップ時間やファーストプリント時間が短くて、装置を高速化した場合であっても定着不良が生じにくい定着装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
このような定着装置は、定着回転体を加熱する加熱手段としてのヒータが、定着回転体の内周面側に設置されている。
詳しくは、特許文献1の定着装置は、定着回転体としての定着ベルト、定着ベルトの内周面に対向するように固設された略円筒状の金属部材(対向部材)、金属部材を加熱するために金属部材に内設されたヒータ(加熱手段)、定着ベルトに圧接してニップ部を形成する加圧回転体としての加圧ローラ、ニップ部の位置の強度を補強するために金属部材に内設された補強部材、等で構成されている。
そして、ヒータによって加熱された金属部材によって定着ベルトが加熱されて、ニップ部に向けて搬送された記録媒体上のトナー像がニップ部にて熱と圧力とを受けて記録媒体上に定着されることになる。
また、特許文献1には、定着ベルトを介して加圧ローラに圧接してニップ部を形成する固定部材(第1対向部材)や、固定部材を補強する補強部材が、設置された定着装置が開示されている。
また、特許文献2の定着装置は、定着回転体としての定着ベルト、定着ベルトに内設されたヒータ、定着ベルトに圧接してニップ部を形成する加圧回転体としての加圧ローラ、定着ベルトを介して加圧ローラに圧接してニップ部を形成する固定部材、ヒータと固定部材との間に設置された反射板、等で構成されている。
そして、定着ベルトがヒータによって直接的に加熱されて、ニップ部に向けて搬送された記録媒体上のトナー像がニップ部にて熱と圧力とを受けて記録媒体上に定着されることになる。
上述した特許文献1、2等の定着装置は、定着回転体(又は、金属部材)の内面側の空間が補強部材や反射板等の部材によって分割されて、その分割された空間のうち一方の空間にヒータ(加熱手段)が設置されている。そのため、定着回転体が回転開始される直前において、分割された空間のうちヒータが設置された空間ではヒータに対向する定着回転体の対向面が加熱手段によって直接的に加熱されるため温度が高くなり、ヒータが設置されていない空間ではヒータに対向しない定着回転体の非対向面がヒータによって直接的に加熱されないため温度が低くなってしまう不具合が生じていた。このような温度差は、定着回転体の周方向の「温度斑」となって、定着回転体を暫く空回転させても完全に消失しないことが多かった。特に、低温状態から装置を立ち上げる場合などには、定着回転体から熱容量の大きな加圧回転体に向けて熱の移動が多く生じるため、定着回転体を長時間空回転させても温度斑が消失しにくくなっていた。
そして、温度差の大きな温度斑が生じてしまうと、定着回転体の局所的な熱膨張量の差によって定着回転体の表面に歪みが発生してしまうことがあった。このように定着回転体の表面に歪みが発生してしまうと、良好なニップ部が形成されずに、定着性の良くない画像が形成されてしまうことになる。さらに、その歪みが定着回転体の降伏応力を超えてしまうと、定着回転体に座屈破壊が生じてしまう可能性もあった。
このような問題は、特に、立ち上がり特性(昇温特性)の良好な定着装置では、定着回転体の回転開始直前にヒータによって対向面がすばやく加熱されてしまうため、顕著になっていた。
さらに、このような問題は、定着回転体が比較的低速で回転される定着装置(低速機)では、定着回転体の回転開始直前にヒータによって対向面が加熱される相対的な時間が長くなってしまうため、顕著になっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、定着回転体における内周面又は外周面の周方向の一部に対向するように加熱手段が設置されている場合であっても、定着回転体の周方向の温度斑による定着回転体の歪みが生じにくい、定着装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる定着装置は、所定方向に回転してトナー像を加熱して溶融する定着回転体と、前記定着回転体の外周面に圧接して記録媒体が搬送されるニップ部を形成する加圧回転体と、前記定着回転体における内周面又は外周面の周方向の一部に対向して、その対向面を加熱する加熱手段と、を備え、前記ニップ部に記録媒体が搬送されない非通紙時に、前記定着回転体を回転させながら、前記定着回転体の回転開始前において前記対向面となる位置と前記対向面を除く非対向面となる位置とに生じる温度差を小さくする制御モードが実行されるものである。
なお、本願において、固定部材や補強部材が「固設」された状態とは、固定部材や補強部材が回転駆動されることなく非回転で保持されている状態であるものと定義する。したがって、例えば、固定部材がスプリング等の付勢手段によってニップ部に向けて付勢されている場合であっても固定部材が非回転で保持されていれば、固定部材が「固設」された状態となる。
また、本願において、「幅方向」とは、記録媒体の搬送方向に対して直交する方向であって、定着回転体や加圧回転体の回転軸方向と同じ方向であるものと定義する。
本発明は、定着回転体における内周面又は外周面の周方向の一部に対向するように加熱手段が設置されている場合であっても、非通紙時に定着回転体を回転させながら、定着回転体の回転開始前において加熱手段の対向面となる位置と非対向面となる位置とに生じる温度差を小さくする制御モードを実行しているため、定着回転体の周方向の温度斑による定着回転体の歪みが生じにくい、定着装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 定着装置を示す構成図である。 定着装置を幅方向にみた側面図である。 定着ベルトの近傍を示す拡大図である。 定着ベルトが保持部材に保持された状態を示す断面側面図である。 定着ベルトの回転速度が可変されたときの、定着ベルトの回転を開始してからの定着ベルトの表面温度の経時変化を示すグラフである。 定着ベルトの回転速度と、定着ベルトの周方向の温度差と、の関係を示すグラフである。 定着ベルトの周方向の温度差と、定着ベルトの表面に生じる歪みの大きさと、の関係を示すグラフである。 定着ベルトの周方向の温度差と、ヒータの供給電力と、の関係を示すグラフである。 変形例1としての、定着装置を示す構成図である。 変形例2としての、定着装置を示す構成図である。 変形例3としての、定着装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態2における定着装置を示す構成図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図12にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、本実施の形態1における画像形成装置1は、タンデム型カラープリンタである。画像形成装置本体1の上方にあるボトル収容部101には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kが着脱可能(交換可能)に設置されている。
ボトル収容部101の下方には中間転写ユニット85が配設されている。その中間転写ユニット85の中間転写ベルト78に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部4Y、4M、4C、4Kが並設されている。
各作像部4Y、4M、4C、4Kには、それぞれ、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kが配設されている。また、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの周囲には、それぞれ、帯電部75、現像部76、クリーニング部77、除電部(不図示である。)等が配設されている。そして、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上に各色の画像が形成されることになる。
感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kは、不図示の駆動モータによって図1中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部75の位置で、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、露光部3から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によって各色に対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、現像装置76との対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、各色のトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、中間転写ベルト78及び第1転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上のトナー像が中間転写ベルト78上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、クリーニング部77との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上に残存した未転写トナーがクリーニング部77のクリーニングブレードによって機械的に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト78上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト78上にカラー画像が形成される。
ここで、中間転写ユニット85は、中間転写ベルト78、4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79K、2次転写バックアップローラ82、クリーニングバックアップローラ83、テンションローラ84、中間転写クリーニング部80、等で構成される。中間転写ベルト78は、3つのローラ82〜84によって張架・支持されるとともに、1つのローラ82の回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kは、それぞれ、中間転写ベルト78を感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト78は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト78上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト78は、2次転写ローラ89との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ82が、2次転写ローラ89との間に中間転写ベルト78を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト78上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト78には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト78は、中間転写クリーニング部80の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト78上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト78上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体Pは、装置本体1の下方に配設された給紙部12から、給紙ローラ97やレジストローラ対98(タイミングローラ対)等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部12には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ97が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対98のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対98に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対98のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト78上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対98が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ベルト21及び加圧ローラ31による熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。
その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対99のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対99によって装置外に排出された記録媒体Pは、出力画像として、スタック部100上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2〜図5にて、画像形成装置本体1に設置される定着装置20の構成・動作について詳述する。
図2〜図4等を参照して、定着装置20は、定着回転体としての定着ベルト21(定着部材)、固定部材26(ニップ部形成部材)、補強部材23、加熱手段としてのヒータ25(熱源)、加圧回転体としての加圧ローラ31、温度センサ40A、40B、反射部材24、等で構成される。
ここで、定着回転体としての定着ベルト21は、薄肉で可撓性を有する無端状ベルトであって、図2中の矢印方向(反時計方向)に回転(走行)する。定着ベルト21は、内周面21a(固定部材26との摺接面である。)側から、基材層、弾性層、離型層が順次積層されていて、その全体の厚さが1mm以下に設定されている。
定着ベルト21の基材層は、層厚が30〜50μmであって、ニッケル、ステンレス等の金属材料やポリイミド等の樹脂材料で形成されている。
定着ベルト21の弾性層は、層厚が100〜300μmであって、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム、フッ素ゴム、等のゴム材料で形成されている。弾性層を設けることで、ニップ部における定着ベルト21表面の微小な凹凸が形成されなくなり、記録媒体P上のトナー像Tに均一に熱が伝わりユズ肌画像の発生が抑止される。
定着ベルト21の離型層は、層厚が5〜50μmであって、PFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)、等の材料で形成されている。離型層を設けることで、トナーT(トナー像)に対する離型性(剥離性)が担保される。
なお、本実施の形態1では、通常の画像形成時において、ニップ部における定着ベルト21の線速度が50mm/sになるように、定着ベルト21(加圧ローラ31)の回転速度が設定されている。
また、定着ベルト21の直径は15〜120mmになるように設定されている。なお、本実施の形態1では、定着ベルト21の内径が30mmに設定されている。
定着ベルト21の内部(内周面側)には、固定部材26、ヒータ(加熱手段)、補強部材23、反射部材24、シート状部材22、等が固設されている。
ここで、固定部材26は、定着ベルト21の内周面21aに摺接するように固定されている。そして、固定部材26が定着ベルト21を介して加圧ローラ31に圧接することで、記録媒体Pが搬送されるニップ部が形成される。図3及び図5を参照して、固定部材26は、その幅方向両端部が、定着装置20の側板43に固定支持されたフランジ29(保持部材)に回転可能に保持されている。なお、固定部材26やフランジ29の構成については、後でさらに詳しく説明する。
そして、定着ベルト21は、その内部に設置されたヒータ25(加熱手段)の輻射熱により直接的に加熱される。
加熱手段としてのヒータ25は、ハロゲンヒータ(又はカーボンヒータ)であって、その両端部が定着装置20の側板43に固定されている(図3を参照できる。)。そして、装置本体1の電源部により出力制御されたヒータ25(加熱手段)の輻射熱によって、定着ベルト21において主としてヒータ25に対向する部分(対向面M)が直接的に加熱される。さらに、加熱された定着ベルト21の表面から記録媒体P上のトナー像Tに熱が加えられる。なお、ヒータ25の出力制御は、定着ベルト21表面に対向するサーミスタ等の温度センサ40A、40Bによるベルト表面温度の検知結果(主として、第1温度センサ40Aによる検知結果である。)に基いておこなわれる。また、このようなヒータ25の出力制御によって、定着ベルト21の温度(定着温度)を所望の温度に設定することができる。
なお、本実施の形態1では、定着ベルト21の内周面側に1本のヒータ25を設置したが、定着ベルト21の内周面側に複数のヒータを設置することもできる。
このように、本実施の形態1における定着装置20は、定着ベルト21のニップ部のみが局所的に加熱されるのではなく、定着ベルト21が周方向の比較的広い範囲にわたって加熱されることになるために、定着ベルト21が充分に加熱されて定着不良の発生を抑止することができる。すなわち、比較的簡易な構成で効率よく定着ベルト21を加熱できるために、ウォームアップ時間やファーストプリント時間が短縮化されるとともに、装置の小型化が達成される。
特に、本実施の形態1における定着装置20は、定着ベルト21がヒータ25(加熱手段)によって直接的に加熱されるように構成されているため、定着ベルト21の加熱効率がさらに向上するとともに、定着装置21をさらに低コスト化・小型化することができる。
図5及び図6を参照して、保持部材としての2つのフランジ29は、耐熱性樹脂材料等で形成されていて、定着装置20の幅方向両端部の側板43にそれぞれ嵌め込まれている。フランジ29には、定着ベルト21の円形姿勢を維持しながら定着ベルト21を保持するためのガイド部29aや、定着ベルト21の幅方向の移動(ベルト寄り)を規制するためのストッパ部29b、等が設けられている。
なお、本実施の形態における定着装置20において、フランジ29のストッパ部29bの位置に、定着ベルト21の端部の磨耗を軽減するために、PEEK、PPS、PAI、PTFE等の低摩擦性・耐熱性材料からなるスリッピング部材(リング状部材)を、フランジ29とは別部材として設置することもできる。
ここで、定着ベルト21の幅方向両端部はフランジ29によって保持されているため、定着ベルト21の円形姿勢がある程度維持されるものの、定着ベルト21の剛性によっては走行時に幅方向中央部においてある程度のバタツキが発生する可能性がある。したがって、定着ベルト21のバタツキが生じても定着ベルト21が他の構成部材(補強部材23や反射部材24等である。)に当接しないように、定着ベルト21の剛性が比較的高い場合には他の構成部材との離間距離を0.02mm以上確保して、定着ベルト21の剛性が比較的低い場合には他の構成部材との離間距離を3mm以上確保するように設定することが好ましい。
また、定着ベルト21の内周面21aには、その幅方向(図5の左右方向である。)の両端部に、フランジ29のガイド部29aとの摺動部(図5中、破線で囲んだ部分である。)における摺動抵抗を減ずるための、低摩擦部21a1が形成されている。具体的に、低摩擦部21a1は、基材層の表面にフッ素樹脂等の低摩擦材料をコーティングして形成されたものである。このような構成により、定着ベルト21の回転(走行)によって定着ベルト21とフランジ29(ガイド部29a)とが摺接しても、定着ベルト21やフランジ29(ガイド部29a)が磨耗劣化しにくくなる。
なお、本実施の形態1において、定着ベルト21の内周面21aに接触する部材は、幅方向両端のフランジ29と、固定部材26と、のみであって、それ以外に内周面21aに接触して定着ベルト21の回転をガイドするような部材(ベルトガイド)は存在しない。
このように、本実施の形態1における定着装置20は、従来の定着装置(特許文献1等の定着装置である。)に比べて、定着ベルト21のさらなる加熱効率の向上や装置の低コスト化・小型化等を目的として、パイプ状の加熱部材を取り外して、パイプ状の加熱部材を介することなく定着ベルト21を加熱手段(ヒータ25)によって直接的に加熱する構成を採用している。具体的に、定着ベルト21の内周面21aをフランジ29で保持する構成を採用している。
ここで、本実施の形態1では、ニップ部を形成する固定部材26の強度を補強する補強部材23が、定着ベルト21の内周面側に固設されている。図3を参照して、補強部材23は、幅方向の長さが固定部材26と同等になるように形成されていて、その幅方向両端部が定着装置20のフランジ29(保持部材)に保持されている。詳しくは、補強部材23は、フランジ29と固定部材26との間に挟まれるようにして、その位置が定められることになる。なお、本実施の形態1では、図示は省略するが、補強部材23の端部(固定部材26から離れた側の端部である。)がフランジ29の保持部(内周面の一部に形成されている。)に当接して、補強部材23が保持されるように構成されている。これに対して、補強部材23を、フランジ29の保持部ではなくて、側板43に当接させて保持させることもできる。
そして、補強部材23が固定部材26及び定着ベルト21を介して加圧ローラ31に当接することで、ニップ部において固定部材26が加圧ローラ31の加圧力を受けて大きく変形する不具合を抑止している。本実施の形態1において、補強部材23は、定着ベルト21の内周面側の空間を2つに分割するように形成された略平板状の板状部材である。この補強部材23は、上述した機能を満足するために、ステンレスや鉄等の機械的強度が高い金属材料で形成することが好ましい。
なお、補強部材23の構成については、後でさらに詳しく説明する。
また、本実施の形態1では、補強部材23における、ヒータ25に対向する面の側に、反射部材24(反射板)が固設されている。これにより、ヒータ25から補強部材23に向かう熱(補強部材23を加熱する熱)が反射部材24で反射されて定着ベルト21の加熱に用いられることになるために、定着ベルト21の加熱効率がさらに向上することになる。なお、反射部材24の材料としては、アルミニウムやステンレス等を用いることができる。
なお、補強部材23における、ヒータ25に対向する面の一部又は全部に、鏡面処理を施したり断熱部材を設けたりした場合であっても、同じような効果を得ることができる。
図2を参照して、加圧ローラ31(ニップ部の位置で定着ベルト21の外周面に当接する加圧回転体である。)は、直径が30mmであって、中空構造の芯金32上に弾性層33を形成したものである。加圧ローラ31(加圧回転体)の弾性層33は、発泡性シリコーンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の材料で形成されている。なお、弾性層33の表層にPFA、PTFE等からなる薄肉の離型層を設けることもできる。加圧ローラ31は定着ベルト21に圧接して、双方の部材間に所望のニップ部を形成する。また、図3を参照して、加圧ローラ31には駆動モータ61(駆動機構)の駆動ギアに噛合するギア45が設置されていて、加圧ローラ31は図2中の矢印方向(時計方向)に回転駆動される。また、加圧ローラ31は、その幅方向両端部が定着装置20の側板43に軸受42を介して回転可能に支持されている。なお、加圧ローラ31の内部に、ハロゲンヒータ等の熱源を設けることもできる。
ここで、本実施の形態1において、加圧ローラ31を回転駆動する駆動モータ61は、速度可変型のモータであって、加圧ローラ31(及び、定着ベルト21)の回転速度を可変することができるように構成されているが、これについては後で詳しく説明する。
なお、加圧ローラ31の弾性層33を発泡性シリコーンゴム等のスポンジ状の材料で形成した場合には、ニップ部に作用する加圧力を減ずることができるために、固定部材16に生じる負荷を軽減することができる。さらに、加圧ローラ31の断熱性が高められて、定着ベルト21の熱が加圧ローラ31側に移動しにくくなるために、定着ベルト21の加熱効率が向上する。
また、本実施の形態1では、定着ベルト21の直径が加圧ローラ31の直径とほぼ同等になるように形成したが、定着ベルト21の直径が加圧ローラ31の直径よりも小さくなるように形成することもできる。その場合、ニップ部における定着ベルト21の曲率が加圧ローラ31の曲率よりも小さくなるために、ニップ部から送出される記録媒体Pが定着ベルト21から分離され易くなる。
図4を参照して、定着ベルト21の内周面21aに摺接する固定部材26は、加圧ローラ31との対向面(摺接面)が、加圧ローラ31の曲率にならうように凹状に形成されている。これにより、記録媒体Pは加圧ローラ31の曲率にならうようにニップ部から送出されるために、定着工程後の記録媒体Pが定着ベルト21に吸着して分離しないような不具合を抑止することができる。
なお、本実施の形態1では、ニップ部を形成する固定部材26の形状を凹状に形成したが、ニップ部を形成する固定部材26の形状を平面状に形成することもできる。すなわち、固定部材26の摺接面(加圧ローラ31に対向する面である。)が平面形状になるように形成することができる。これにより、ニップ部の形状が記録媒体Pの画像面に対して略平行になって、定着ベルト21と記録媒体Pとの密着性が高まるために定着性が向上する。さらに、ニップ部の出口側における定着ベルト21の曲率が大きくなるために、ニップ部から送出された記録媒体Pを定着ベルト21から容易に分離することができる。
また、固定部材26を形成する材料としては、樹脂材料や金属材料を用いることができるが、加圧ローラ31による加圧力を受けても大きく撓むことがない程度の剛性があり、熱性と断熱性とを有する樹脂材料(液晶ポリマー(LCP)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリエーテルニトリル(PEN)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等である。)が好適である。本実施の形態1では、固定部材26の材料として、液晶ポリマー(LCP)を用いている。
また、固定部材26には、定着ベルト21との摺動抵抗を減ずるために、PTFE等の低摩擦材料からなるシート状部材22が覆設されている。詳しくは、シート状部材22は、ニップ部の位置で固定部材26と定着ベルト21との間に幅方向にわたって介在されるように、固定部材26の周囲(図4に示すような断面でみた固定部材26の周囲である。)を覆うように設置されている。また、本実施の形態1におけるシート状部材22は、シリコーンオイル等の潤滑剤が含浸された繊維材料(PTFE等のフッ素樹脂からなる布部材である。)で形成されている。これにより、固定部材26と定着ベルト21とが当接する面に潤滑剤が保持された状態になる。したがって、固定部材26と定着ベルト21との摺接によって双方の部材21、26が磨耗する不具合が軽減される。
以下、上述のように構成された定着装置20の通常時の動作について簡単に説明する。
装置本体1の電源スイッチが投入されると、ヒータ25に電力が供給されるとともに、加圧ローラ31の図2中の矢印方向の回転駆動が開始される。これにより、ニップ部における加圧ローラ31との摩擦力によって、定着ベルト21も図2中の矢印方向に従動(回転)する。
その後、給紙部12から記録媒体Pが給送されて、2次転写ローラ89の位置で、記録媒体P上に未定着のカラー画像が担持(転写)される。未定着画像T(トナー像)が担持された記録媒体Pは、不図示のガイド板に案内されながら図2の矢印Y10方向に搬送されて、圧接状態にある定着ベルト21及び加圧ローラ31のニップ部に送入される。
そして、ヒータ25によって加熱された定着ベルト21による加熱と、補強部材23によって補強された固定部材26と加圧ローラ31との押圧力とによって、記録媒体Pの表面にトナー像Tが定着される。その後、ニップ部から送出された記録媒体Pは、矢印Y11方向に搬送される。
以下、本実施の形態1における定着装置20において特徴的な構成・動作について、詳しく説明する。
図2、図4を参照して、本実施の形態1における定着装置20において、加熱手段としてのヒータ25は、定着ベルト21(定着回転体)における内周面の周方向の一部に対向するように設置されていて、その対向面Mを輻射熱(赤外域の光)によって直接的に加熱する(定着ベルト21の回転にともない対向面となる部分が入れ替わる。)。
詳しくは、定着ベルト21の内周面側には、定着ベルト21の内周面側の空間を大きく2つに分割するように補強部材23(及び、反射部材24)が設置されている。そして、ヒータ25は、補強部材23によって分割された空間のうち下方の空間に配設されている。したがって、図4を参照して、定着ベルト21において、対向面Mはヒータ25によって直接的に加熱され、非対向面N(内周面において対向面Mを除く領域である。)はヒータ25によって直接的に加熱されないことになる。そのため、定着ベルト21の回転を開始した直後に、定着ベルト21に周方向の温度差(温度斑)が生じることになる(図6の実験結果を参照できる。)。
そして、本実施の形態1では、ニップ部に記録媒体Pが搬送されない非通紙時に、定着ベルト21を回転させながら、定着ベルト21の回転開始前において対向面Mとなる位置と非対向面Nとなる位置とに生じる温度差を小さくする制御モードが実行される。
このような制御モードをおこなうのは、上述したように、定着ベルト21に、ヒータ25が対向する対向面Mと、補強部材23に遮られてヒータ25が対向しない非対向面Nと、が形成されていて、電源投入時や省エネモード(ヒータ25の通電を停止したり通電量を減少したりする待機モードである。)からの復帰時などに、ヒータ25が通電された直後に定着ベルト21の回転開始前において対向面Mとなる位置が積極的に加熱されるのに対して非対向面Nとなる位置が充分に加熱されないためである。このような問題は、ヒータ25に通電するタイミングを定着ベルト21の回転開始のタイミングよりも遅く設定したとしても生じるものであって、特に、立ち上がり特性が良好であって定着ベルト21の回転速度がそれほど速くない装置では顕著になる。
これに対して、本実施の形態1では、電源投入時や省エネモードからの復帰時などの非通紙時(主として、ウォームアップ時である。)に、定着ベルト21を回転させながら、定着ベルト21の回転開始前において対向面Mとなる位置と非対向面Nとなる位置とに生じる温度差を小さくする制御モードを実行している。
具体的に、加圧ローラ31を回転駆動する駆動モータ61は、装置本体1における他の駆動部材を駆動するモータとは別に設けられた速度可変型のモータであって、定着ベルト21の回転速度を可変する速度可変手段として機能する。上述した制御モードは、回転開始前において対向面Mとなる位置と非対向面Nとなる位置とに生じる温度差が小さいときに比べて温度差が大きいときに、定着ベルト21の回転速度が増加するように駆動モータ61(速度可変手段)を制御する。これは、図6及び図7を参照して、定着ベルト21の回転速度が大きい方が、ヒータ25によって加熱される対向面の入れ替わりが速くなって、回転開始直後に生じる定着ベルト21の周方向の温度差を低減できるためである。
さらに具体的な制御モードとして、電源投入時や省エネモードからの復帰時におけるウォームアップ時に、定着ベルト21の回転開始から所定時間が経過するまで、定着ベルト21の回転速度を通常時の回転速度(本実施の形態1では、50mm/sである。)より大きな回転速度(例えば、100mm/sである。)に一様に増速することができる。ただし、このような制御モードをおこなう場合、定着ベルト21の周方向の温度差を確実に低減できるものの、定着ベルト21に対して熱容量が大きな加圧ローラ31に蓄熱される熱量も増加してしまうため、図6に示すように、装置の立ち上がり時間(定着ベルト21の温度が飽和するまでの時間である。)が長くなってしまう。
このような問題を解決するために、第1温度検知手段としての第1温度センサ40A(定着ベルト21の対向面Mの温度を検知する温度センサである。)の検知温度と、第2温度検知手段としての第2温度センサ40B(定着ベルト21の非対向面Nの温度を検知する温度センサであって、本実施の形態1では第1温度センサ40Aに対して周方向に約180度ずれた位置に設置されている。)の検知温度と、によって求められる定着ベルト21の温度差に基いて、制御モードが実行されるようにすることもできる。
具体的に、電源投入直後や省エネモードからの復帰直後に第1温度センサ40Aと第2温度センサ40Bとで検知される温度差が所定温度(本実施の形態1では、100℃である。)を超えている場合にのみ、ウォームアップ時に、定着ベルト21の回転開始から所定時間が経過するまで、定着ベルト21の回転速度を通常時の回転速度より大きな回転速度に増速するように、制御部60によって駆動モータ61を制御する。これにより、ウォームアップ時に制御モードが一様に実行されて、立ち上がり時間が一様に長くなる不具合を防止することができる。
ここで、制御モードを実行するか否かの閾値となる定着ベルト21の温度差は、その温度差によって定着ベルト21に座屈限界を超える大きな歪みが生じるか否かで定めることができる。詳しくは、図8に示すように、定着ベルト21の温度差が大きくなるにつれて、定着ベルト21(基材がSUS材で形成されている。)に生じる歪みが大きくなり、やがて温度差が100℃に達するとその歪みが座屈限界に達することになる。そのため、回転開始直前の定着ベルト21の温度差が、定着ベルト21に座屈限界を超える歪みが生じる温度差であるときにのみ、制御モードが実行されるようにしている。
なお、定着ベルト12の温度差によって生じる歪み(座屈)は、定着ベルト21の幅方向中央部に生じる。これは、ヒータ25の加熱によって定着ベルト21は周方向と幅方向とに熱膨張するが、周方向の熱膨張が外径変化のみをもたらすのに対して、幅方向の熱膨張は周方向の位置によって異なるためであり、結果として定着ベルト21は幅方向に円弧状に熱膨張することになる。
以上説明したように、非通紙時に定着ベルト21を回転させながら、定着ベルト21の回転開始前において対向面Mとなる位置と非対向面Nとなる位置とに生じる温度差を小さくする制御モードを実行しているため、定着ベルト21の周方向の温度斑による定着ベルト21の歪みが生じにくくなる。
なお、本実施の形態1では、補強部材23によって分割された定着ベルト21の内部の空間の下方にヒータ25が設置されているため、その下方空間で生じた熱気が上方の空間に移動することになる。そのため、上方の空間に移動した熱気によって非対向面Nが昇温されて、上述した定着ベルト21の周方向の温度差を小さくすることができる。上述したように、定着ベルト12の温度差によって生じる歪み(座屈)は幅方向中央部で生じるために、幅方向中央部を加熱する第1ヒータと幅方向両端部を加熱する第2ヒータとを設置するような場合には、第1ヒータを下方空間に設置して第2ヒータを上方空間に設置することで、定着ベルト21の歪みに対して有利に作用することになる。
なお、本実施の形態1では、定着ベルト21の回転速度を駆動モータ61(速度可変手段)によって段階的に可変する制御モードを実行したが、ヒータ25(加熱手段)の加熱量を加熱量可変手段としての電源部62によって可変する制御モードを実行することもできる。
詳しくは、電源部62(加熱量可変手段)は、制御部60による制御によって、ヒータ25に供給する電力の大きさ(又は、点灯デューティ)を可変できるように構成されている。
そして、上述した定着ベルト21の温度差を小さくする制御モードは、対向面Mとなる位置がヒータ25に対向するときの加熱量に比べて、非対向面Nとなる位置がヒータ25に対向するときの加熱量が大きくなるように、電源部62(加熱量可変手段)を制御するものになる。すなわち、定着ベルト21の回転周期の1/2周期に合わせるように、温度の低い部分がヒータ25に対向する位置に達したときにはヒータ25の加熱量を増加させて、温度の高い部分がヒータ25に対向する位置に達したときにはヒータ25の加熱量を減少させる。これにより、定着ベルト21の周方向の温度差を小さくすることができる。特に、このような制御をおこなう場合には、駆動モータ61を他のモータに対して独立したものにする必要がなくなるとともに、装置の立ち上がり時間が長くなる不具合も生じにくくなる。
また、ヒータ25の加熱量の可変制御は定着ベルト21の半周に相当する周期で一様におこなうことなく、2つの温度センサ40A、40Bで検知される検知温度に基いて加熱量の可変幅を調整しながらおこなうこともできる。さらに、先に説明したものと同様に、温度センサ40A、40Bで検知される検知温度による温度差が所定値以上であるときにのみ、この制御モードを実行するようにすることもできる。
さらに、図9の実験結果から、ヒータ25の供給電力を大きくした方が定着ベルト21の温度差を小さくできることがわかるため、ウォームアップ時にヒータ25の供給電力が増加するような制御モードを実行することもできる。
以下、本実施の形態における定着装置20における3つの変形例について述べる。
図10は、第1の変形例を示すものであって、定着装置20を示す構成図である。
図10に示すように、第1の変形例にかかる定着装置20は、本実施の形態1のものと異なり、定着ベルト21の表面の歪みを検知する歪み検知手段としての歪み検知部65が設置されている。そして、歪み検知部65(歪み検知手段)によって定着ベルト21の表面の歪みが検知されたときに(所定値以上の歪みが検知されたときである。)、制御モードが実行されるようにしている。
詳しくは、歪み検知部65は、主として、レバー部材65aとフォトセンサ65bとで構成されている。レバー部材65aは、支軸65a1を中心に回動可能に支持されていて、その一端側の先端部が定着ベルト21の外周面であって幅方向中央部に接触するように付勢部材(不図示である。)によって付勢されている。また、レバー部材65aの他端側はフォトセンサ65bの近傍に配設されている。そして、定着ベルト21の幅方向中央部に座屈限界を超えそうな大きな歪み(限界に近い歪み)が生じたときに、レバー部材65aの矢印方向の回動によって、他端側の端部がフォトセンサ65bの位置に達して、その状態が検知されることになる。そして、歪み検知部65で定着ベルト21の歪み(座屈)が検知されたときに、制御部60によって駆動モータ61(又は、電源部62)を制御して、本実施の形態1で説明したものと同様の制御モードを実行する。このような制御をおこなうことで、温度差による定着ベルト21の歪み(座屈)を確実に防止することができる。
図11は、第2の変形例を示すものであって、定着装置20を示す構成図である。
図11に示すように、第2の変形例にかかる定着装置20は、本実施の形態1のものと異なり、補強部材23が略コの字状に形成されていて、ヒータ25が補強部材23の凹部の側に対向するように配設されている。このような場合にも、定着ベルト21には、ヒータ25に対向して直接的に加熱される対向面Mと、補強部材23によって遮られてヒータ25によって直接的に加熱されない非対向面と、が形成されることになる。そして、このような定着装置20に対しても、本実施の形態1のものと同様に、非通紙時に定着ベルト21を回転させながら、定着ベルト21の回転開始前において対向面Mとなる位置と非対向面となる位置とに生じる温度差を小さくする制御モードを実行することで、定着ベルト21の周方向の温度斑による定着ベルト21の歪みを生じにくくすることができる。
図12は、第3の変形例を示すものであって、定着装置20を示す構成図である。
図12に示すように、第3の変形例にかかる定着装置20は、本実施の形態1のものと異なり、ニップ部の位置を除いて定着ベルト21の内周面に対向するように略パイプ状の金属部材22が設置されていて、ヒータ25によって加熱される金属部材22によって定着ベルト21が加熱されるように構成されている。すなわち、定着ベルト21が金属部材22を介してヒータ25によって間接的に加熱されるように構成されている。このような場合にも、定着ベルト21には、ヒータ25に金属部材22を介して対向してヒータ25によって間接的に加熱される対向面Mと、補強部材23によって遮られて金属部材22を介してヒータ25によって加熱されない非対向面と、が形成されることになる。そして、このような定着装置20に対しても、本実施の形態1のものと同様に、非通紙時に定着ベルト21を回転させながら、定着ベルト21の回転開始前において対向面Mとなる位置と非対向面となる位置とに生じる温度差を小さくする制御モードを実行することで、定着ベルト21の周方向の温度斑による定着ベルト21の歪みを生じにくくすることができる。
以上説明したように、本実施の形態においては、定着ベルト21(定着回転体)における内周面の周方向の一部に対向するようにヒータ25(加熱手段)が設置されている場合であっても、非通紙時に定着ベルト21を回転させながら、定着ベルト21の回転開始前においてヒータ25の対向面Mとなる位置と非対向面Nとなる位置とに生じる温度差を小さくする制御モードを実行しているため、定着ベルト21の周方向の温度斑による定着ベルト21の歪みを生じにくくすることができる。
実施の形態2.
図13にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図13は、実施の形態2における定着装置を示す構成図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。本実施の形態2における定着装置は、定着ベルト21が電磁誘導によって加熱される点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
図13に示すように、本実施の形態2における定着装置20も、前記実施の形態1のものと同様に、定着ベルト21(ベルト部材)、固定部材26、補強部材23、加圧ローラ31(加熱回転体)、等で構成される。
ここで、本実施の形態2における定着装置20は、加熱手段として、ヒータ25の代わりに、誘導加熱部50が定着ベルト21における外周面の周方向の一部に対向するように設置されている。そして、本実施の形態2における定着ベルト21は、ヒータ25の輻射熱によって加熱される前記実施の形態1のものとは異なり、誘導加熱部50による電磁誘導によって定着ベルト21の対向面Mが加熱される。
誘導加熱部50は、励磁コイル、コア、コイルガイド、等で構成される。励磁コイルは、定着ベルト21の外周面の一部を覆うように、細線を束ねたリッツ線を幅方向(図13の紙面垂直方向である。)に延設したものである。コイルガイドは、耐熱性の高い樹脂材料等からなり、励磁コイルやコアを保持する。コアは、フェライト等の強磁性体(比透磁率が1000〜3000程度である。)からなる半円筒状部材であって、定着ベルト21に向けて効率のよい磁束を形成するためにセンターコアやサイドコアが設けられている。コアは、幅方向に延設された励磁コイルに対向するように設置されている。
一方、定着ベルト21には、前記実施の形態1で説明した基材層、弾性層、離型層とは別に、誘導加熱部50によって電磁誘導加熱される発熱層(例えば、弾性層と離型層との間に形成することもできるし、基材層を発熱層として用いることもできる。)が形成されている。発熱層の材料としては、ニッケル、ステンレス、鉄、銅、コバルト、クロム、アルミニウム、金、白金、銀、スズ、パラジウム、これらのうち複数の金属からなる合金、等を用いることができる。
このように構成された定着装置20は、次のように動作する。
定着ベルト21が図13中の矢印方向に回転駆動されると、定着ベルト21は誘導加熱部50との対向位置(対向面Mの位置)で加熱される。詳しくは、励磁コイルに高周波の交番電流を流すことで、定着ベルト21の周囲に磁力線が双方向に交互に切り替わるように形成される。このとき、定着ベルト21の発熱層の表面に渦電流が生じて、発熱層自身の電気抵抗によってジュール熱が発生する。このジュール熱によって、発熱層が電磁誘導加熱されて、定着ベルト21が加熱される。
そして、本実施の形態2においても、定着ベルト21には、誘導加熱部50に対向して直接的に加熱される対向面Mと、誘導加熱部50に対向せず直接的に加熱されない非対向面と、が形成されることになる。そして、このような定着装置20に対しても、本実施の形態1のものと同様に、非通紙時に定着ベルト21を回転させながら、定着ベルト21の回転開始前において対向面Mとなる位置と非対向面となる位置とに生じる温度差を小さくする制御モードを実行することで、定着ベルト21の周方向の温度斑による定着ベルト21の歪みを生じにくくすることができる。
以上説明したように、本実施の形態2においては、定着ベルト21(定着回転体)における外周面の周方向の一部に対向するように誘導加熱部材50(加熱手段)が設置されている場合であっても、非通紙時に定着ベルト21を回転させながら、定着ベルト21の回転開始前において誘導加熱部50の対向面Mとなる位置と非対向面Nとなる位置とに生じる温度差を小さくする制御モードを実行しているため、定着ベルト21の周方向の温度斑による定着ベルト21の歪みを生じにくくすることができる。
なお、本実施の形態2では、定着ベルト21を電磁誘導加熱により加熱したが、定着ベルト21を抵抗発熱体の熱によって加熱することもできる。具体的に、定着ベルト21における内周面又は外周面の周方向の一部に抵抗発熱体を当接させる。抵抗発熱体は、セラミックヒータ等の面状発熱体であって、その両端部に電源部が接続されている。そして、抵抗発熱体に電流が流されると、抵抗発熱体自身の電気抵抗によって抵抗発熱体が昇温して、当接する定着ベルト21(対向面M)を加熱する。
このような場合にも、非通紙時に定着ベルト21を回転させながら定着ベルト21の回転開始前において抵抗発熱体の対向面Mとなる位置と非対向面Nとなる位置とに生じる温度差を小さくする制御モードを実行することで、本実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
なお、前記各実施の形態では、定着回転体として複層構造の定着ベルト21を用いたが、定着回転体としてポリイミド、ポリアミド、フッ素樹脂、金属等からなる無端状の定着フィルムを用いることもできるし、定着回転体として中空構造の芯金上に弾性層、表面層等が積層された定着ローラを用いることもできる。
また、前記各実施の形態では、加圧回転体として加圧ローラ31を用いたが、加圧回転体として無端状の加圧ベルトを用いることもできる。
そして、それらの場合にも、前記各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置本体(装置本体)、
20 定着装置、
21 定着ベルト(定着回転体)、
22 シート状部材、
23 補強部材、
24 反射部材、
25 ヒータ(加熱手段)、
26 固定部材、
29 フランジ(保持部材)、
31 加圧ローラ(加圧回転体)、
40A 第1温度センサ(第1温度検知手段)、
40B 第2温度センサ(第2温度検知手段)、
61 駆動モータ(速度可変手段)、
62 電源部(加熱量可変手段)、
65 歪み検知部(歪み検知手段)。
特許2008−158482号公報 特許2010−32625号公報

Claims (7)

  1. 所定方向に回転してトナー像を加熱して溶融する定着回転体と、
    前記定着回転体の外周面に圧接して記録媒体が搬送されるニップ部を形成する加圧回転体と、
    前記定着回転体における内周面又は外周面の周方向の一部に対向して、その対向面を加熱する加熱手段と、
    を備え、
    前記ニップ部に記録媒体が搬送されない非通紙時に、前記定着回転体を回転させながら、前記定着回転体の回転開始前において前記対向面となる位置と前記対向面を除く非対向面となる位置とに生じる温度差を小さくする制御モードが実行されることを特徴とする定着装置。
  2. 前記定着回転体の回転速度を可変する速度可変手段を備え、
    前記制御モードは、前記温度差が小さいときに比べて前記温度差が大きいときに前記定着回転体の回転速度が増加するように前記速度可変手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記加熱手段の加熱量を可変する加熱量可変手段を備え、
    前記制御モードは、前記対向面となる位置が前記加熱手段に対向するときの前記加熱量に比べて前記非対向面となる位置が前記加熱手段に対向するときの前記加熱量が大きくなるように前記加熱量可変手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記定着回転体の前記対向面の温度を検知する第1温度検知手段と、
    前記定着回転体の前記非対向面の温度を検知する第2温度検知手段と、
    前記第1温度検知手段の検知温度と前記第2温度検知手段の検知温度とによって求められる前記温度差に基いて前記制御モードが実行されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の定着装置。
  5. 前記定着回転体の表面の歪みを検知する歪み検知手段を備え、
    前記歪み検知手段によって前記定着回転体の表面の歪みが検知されたときに前記制御モードが実行されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の定着装置。
  6. 前記定着回転体の内周面側に固設されて、当該定着回転体を介して前記加圧回転体に圧接して前記ニップ部を形成する固定部材と、
    前記定着回転体の内周面側の空間を分割するように固設されて前記固定部材に当接して当該固定部材を補強する補強部材と、
    を備え、
    前記加熱手段は、前記補強部材によって分割された前記空間のうち下方の空間に配設されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の定着装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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