JP5417186B2 - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5417186B2
JP5417186B2 JP2010002547A JP2010002547A JP5417186B2 JP 5417186 B2 JP5417186 B2 JP 5417186B2 JP 2010002547 A JP2010002547 A JP 2010002547A JP 2010002547 A JP2010002547 A JP 2010002547A JP 5417186 B2 JP5417186 B2 JP 5417186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
drying
unit
coating
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010002547A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011142237A (ja
Inventor
文人 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd, Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP2010002547A priority Critical patent/JP5417186B2/ja
Priority to KR1020100110388A priority patent/KR101216321B1/ko
Priority to TW099141274A priority patent/TWI457183B/zh
Priority to CN2011100057896A priority patent/CN102166559B/zh
Publication of JP2011142237A publication Critical patent/JP2011142237A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5417186B2 publication Critical patent/JP5417186B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/027Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34
    • H01L21/0271Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34 comprising organic layers
    • H01L21/0273Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34 comprising organic layers characterised by the treatment of photoresist layers
    • H01L21/0274Photolithographic processes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/60Substrates
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/16Coating processes; Apparatus therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/2041Exposure; Apparatus therefor in the presence of a fluid, e.g. immersion; using fluid cooling means

Landscapes

  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

本発明は、スリットノズルを備えた基板処理装置において、複数の薄膜層を形成する技術に関する。
従来より、スリットノズルから処理液を吐出し、基板の表面に薄膜を形成する基板処理装置が提案されている。例えば特許文献1には、基板に対してスリットノズルから処理液を吐出する基板処理装置が記載されている。
特開2007−287914号公報
一般的に、スリットノズルを用いて基板上に薄膜を形成する場合、処理液が塗布された基板に対して、減圧乾燥と熱処理(加熱および冷却)を行うことで薄膜を形成する。そのため、複数の薄膜層を形成する場合には、塗布→乾燥→熱処理というサイクルを所定の回数繰り返すこととなり、必然的に装置の長さが長大となっていた(図11参照)。
また、上記のような装置構成においては、順に配置された複数の工程のうち所定の工程のみを選択した場合にも、不必要な処理工程部を通過しないと後処理工程にたどり着くことが出来ない、という問題が発生する。そのため、全体の基板処理枚数が低下してしまうおそれがあった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、複数の薄膜層を形成する基板処理装置において、装置全長を短縮し、また、処理枚数の低下を抑制する基板処理装置を提案することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は基板に対して所定の処理液を塗布し、塗布膜を形成する基板処理装置において、第1および第2のスリットノズルと、前記基板を水平に載置する載置手段とを備え、当該スリットノズルを前記載置手段に載置された基板に対して走査移動することにより、前記基板の上面に処理液を塗布する塗布機構と、前記塗布機構によって塗布された前記基板に対して乾燥処理を行う工程のうち、少なくとも一部である第1の乾燥工程を行う第1乾燥機構と、前記塗布機構により塗布された前記基板を前記第1乾燥機構に搬入する第1搬送機構と、前記第1搬送機構により前記第1乾燥機構に搬送された基板を、前記第1乾燥機構の前記第1搬送機構が対向する面とは異なる面から搬出する第2搬送機構と、前記第1乾燥機構と積層配置され、前記第1搬送機構および前記第2搬送機構により、前記基板が搬入または搬出される待機機構と、前記塗布機構、前記第1乾燥機構、前記第1搬送機構および前記第2搬送機構を制御する制御機構と、を備え、前記塗布機構および前記第1乾燥機構は前記第1搬送機構を中心とした同心円上に配置され、前記制御機構は、前記塗布機構により前記第1のスリットノズルにより処理液が塗布された基板を前記第1搬送機構により前記第1乾燥機構に搬入し第1の乾燥工程を行なった後、前記第2搬送機構により前記第1乾燥機構から前記待機機構に搬入し、前記第1搬送機構により前記待機機構から搬出して前記塗布機構の載置手段に再度載置し、当該基板の前記第1のスリットノズルにより塗布された処理液による層の上面に、当該層と略同一面積に前記第2のスリットノズルにより処理液を塗布することを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項に記載の基板処理装置において、前記塗布機構によって塗布された前記基板に対して乾燥処理を行う工程のうち、少なくとも一部である第2の乾燥工程を行う第2乾燥機構をさらに備え、前記第2乾燥機構、および前記第1乾燥機構は、前記第2搬送機構を中心とした同心円上に配置され、前記制御機構は、第2の乾燥工程を行った後、前記第2搬送機構により前記第2乾燥機構から前記第1乾燥機構と積層配置された前記待機機構に搬入された基板を前記第1搬送機構により前記待機機構から搬出し、前記塗布機構の載置手段に再度載置することを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項に記載の基板処理装置において、前記第1の乾燥工程は、前記塗布機構により前記基板上に塗布された塗布液を減圧乾燥する減圧乾燥工程を含み、前記第2の乾燥工程は、前記基板に対して熱を加える加熱工程を含むことを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項1から請求項のいずれかに記載の基板処理装置において、前記第1のスリットノズルにより塗布される処理液と、前記第2のスリットノズルにより塗布される処理液とは、別の組成を有する処理液であることを特徴とする。
本発明によれば、装置寸法の長大化を防止しつつ、基板上に第1のスリットノズルにより塗布された処理液の層の上面に、第2のスリットノズルにより塗布された処理液の層を、簡便な構成で形成することが可能となる。また、第1のスリットノズルのみによって処理液を塗布する場合においても、第2のスリットノズルによって処理液を塗布する機構を経由せず、次の工程に基板を搬送することが可能となるため、基板の処理枚数が向上する。
特に請求項の発明によれば、第1乾燥機構により乾燥工程が行われた基板を第2搬送機構にて待機機構に搬送することにより、乾燥工程を行っている間に塗布機構にて次の基板の塗布を行うことが可能となり、基板処理装置の処理性能が向上する。
特に請求項の発明によれば、第1乾燥機構により乾燥工程が行われた基板を第2搬送機構にて第2乾燥機構に迅速に搬入することが可能となり、基板処理装置の処理性能が向上する。
特に請求項の発明によれば、塗布機構によって塗布された処理液を第1の乾燥工程により大凡乾燥させ、その後、第2の乾燥工程により確実に乾燥させることが可能となり、基板処理装置の処理性能が向上する。
特に請求項の発明によれば、第1のスリットノズルにより塗布された処理液による層の上面に、異なる組成である層を形成することにより、様々な効果をもつ薄膜を形成することが可能となる。
基板処理システムの概略を示す図である。 塗布装置1を示す斜視図である。 搬送ユニット2を示す側面図である。 搬送ユニット2を示す平面図である。 乾燥部4を示す側面図である。 乾燥部4、搬送ユニット2、搬送ユニット3、熱処理部5の関係を示す側面図である。 基板処理装置100、および基板処理システムの動作を示す図である。 基板90の上面に層Aおよび層Bが形成された後の図である。 第2の実施の形態にかかる、基板処理装置100、および基板処理システムの動作を示す図である。 その他の実施の形態にかかる、基板処理装置100'の概略を示す図である。 従来の基板処理システムの概略を示す図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
図1は、本発明に係る基板処理装置100を備えた基板処理システムを示す図である。
なお、図1において、図示および説明の都合上、Z軸方向が鉛直方向を表し、XY平面が水平面を表すものとして定義するが、それらは位置関係を把握するために便宜上定義するものであって、以下に説明する各方向を限定するものではない。以下の図についても同様である。
基板処理システムは、液晶表示装置の画面パネルを製造するための角形ガラス基板を被処理基板90としている。
基板処理システムは、処理する基板90が搬入される搬入部81、基板90を洗浄して清浄化させる洗浄部82、および基板90を所定の温度に調節する温調部83を備える。温調部83で所定の温度に調整された基板90は、基板処理装置100に搬入される。これらの基板処理装置100に搬入されるまでの工程を、前処理工程と呼ぶ。
また、基板処理システムは、基板処理装置100によって薄膜が形成された基板90を一時的に保管し、露光部85に受け渡す移載部84、基板90の表面に回路パターン等を露光する露光部85、露光された基板90を現像処理する現像部86、基板90を検査する検査部87および基板処理システムにおける処理が完了した基板90を搬出する搬出部88を備える。これらの基板処理装置100から後の工程を、後処理工程と呼ぶ。
なお、これらの前処理工程、および後処理工程は、基板90上に形成される回路等によって適宜選択され得るものであるため、上記の実施例に限定されるものではない。
基板処理装置100は、基板90の表面に処理液を塗布する塗布部1、塗布部1において塗布された処理液を乾燥させる乾燥部4、処理液が塗布された基板に対して加熱および冷却を行う熱処理部5、および6、を備える。また、基板処理装置100は、塗布部1と乾燥部4との間で基板90を搬送する搬送ユニット2、および、乾燥部4と熱処理部5、および6の間で基板90を搬送する搬送ユニット3を備える。このように、基板処理装置100は、基板処理システムにおいて基板90の表面に薄膜を形成する塗布部であり、前処理工程である温調部83から搬送ユニット2により基板90を取り出し、各処理を行ったあと、搬送ユニット3により移載部84に基板を搬出する装置である。
次に、基板処理装置1の各部の説明を行う。図2は、塗布部1を示す図である。
塗布部1は、被処理基板90を載置して保持するための保持台として機能するとともに、付属する各機構の基台としても機能するステージ15を備える。ステージ15は直方体形状の石製であり、その上面および側面は平坦面に加工されている。
ステージ15の上面には、基板90の保持面14が設けられる。保持面14は水平に形成され、多数の真空吸着口(図示せず)が分布して形成されている。そしてこの真空吸着口は、塗布部1において基板90を処理する間、基板90を吸着することにより、基板90を所定の水平位置に保持する。
また、ステージ15の保持面14は、複数のリフトピンLPを備えており、当該リフトピンLPがZ軸方向に進退することにより、基板90を保持面14に載置したり、所定の高さ位置まで上昇させたりすることが可能である。
ステージ15の上面の(−Y)側には走行レール13aが固設され、(+Y)側には走行レール13bが固設される。走行レール13a、13bはいずれも長手方向がX軸方向に沿うように配置され、後述する架橋構造11、12の移動を案内する機能を有している。
ステージ15の上方には、このステージ15の両側部分から略水平に掛け渡された架橋構造11、12が設けられている。
架橋構造11は、カーボンファイバ樹脂を骨材とするノズル支持部110と、その両端を支持する昇降機構112、113とから主に構成される。同様に、架橋構造12は、カーボンファイバ樹脂を骨材とするノズル支持部120と、その両端を支持する昇降機構122、123とから主に構成される。
ノズル支持部110、120には、それぞれスリットノズル111、121が取り付けられている。すなわち、基板処理装置100は水平Y軸方向に伸びる2つのスリットノズル111、121を備えている。
そして図2に模式的に示すように、スリットノズル111には、貯留機構162、ポンプ161、供給配管163(図2では破線で示す)を含む吐出機構16が接続されている。同様にスリットノズル121には、貯留機構172、ポンプ171、供給配管173(図2では破線で示す)を含む吐出機構17が接続されている。
スリットノズル111、121には、吐出先端部にスリット(図示せず)が設けられており、ポンプ161、および171によって貯留機構162、172に貯留された塗布液が供給されると、それぞれのスリットから塗布液を吐出する構造となっている。
なお、この実施例では、貯留機構162、および貯留機構172に貯留されている塗布液は異なる組成のものであるが、必ずしも異なる組成である必要は無く、同一の組成であってもよい。
昇降機構112、113は架橋構造11の両側に分かれて配置されており、ノズル支持部110によりスリットノズル111と連結されている。昇降機構112、113はスリットノズル111を並進的に昇降させるとともに、スリットノズル111のYZ平面内での姿勢を調整するためにも用いられる。同様に、架橋構造12の昇降機構122、123はスリットノズル121を並進的に昇降させるとともに、スリットノズル121のYZ平面内での姿勢を調整するためにも用いられる。
各昇降機構112、113、122、123は、図示しないリニアモータが接続されている。そのため、架橋構造11および12は、走行レール13aおよび13bにて規定された方向(X方向)に駆動することが可能となる。そのため、それぞれのスリットから塗布液を吐出しつつ、リニアモータによりステージ15上をX方向に駆動されることによって、基板90の主面上に塗布液の塗布膜を形成する。
また、ステージ15の(+X)側および、(−X)側には後述するスリットノズル111、121を洗浄する洗浄機構や、待機ポッド等が設けられている(図示省略)。そのため、スリットノズル111がレジスト液を塗布しないときには、架橋構造11は図2に示す(−X)側に移動し、待機する。同様にスリットノズル121が塗布液を塗布しないときには、架橋構造12は図2に示す(+X)側に移動し、待機する。
図1に戻って、搬送ユニット2は、基板処理装置100において基板90の搬送を行うユニットである。また、搬送ユニット3も同様に基板90の搬送を行うユニットである。
図3は、搬送ユニット2を示す側面図ある。また、図4は、搬送ユニット2を示す平面図である。搬送ユニット2と搬送ユニット3は同じ多間接ロボットであるため、代表して搬送ユニット2を用いて各部の説明を行う。
搬送ユニット2は、搬送ユニット2の各構成を固定するための基台21、アーム部22、昇降機構23、回転機構29を備える。
アーム部22は、ロボットハンド221、第1アーム223および第2アーム224を備える。また、ロボットハンド221は4つのチャック222を備えている。
チャック222には、図示しない複数の支持ピンが立設されている。ロボットハンド221は、チャック222に設けられた複数の支持ピンの先端が基板90の裏面に当接することによって、基板90を下方から支持する。
第1アーム223および第2アーム224は、ロボットハンド221と連結されている。このような構造により、アーム部22は伸縮自在であり、ロボットハンド221は水平面内で進退可能である。なお、本実施の形態における搬送ユニット2は、図ではX軸方向に沿った方向にのみ進退するとして説明をおこなっているが、後述する回転機構29によりロボットハンド221の進退方向を変更することが可能である。図3および図4に示す状態では、(+X)方向に進出している状態を実線にて表し、(−X)方向に退出している状態を仮想線で示している。
昇降機構23は、支持部材231および支柱部材232を備える。アーム部22が取り付けられる支持部材231は、図示しない直動機構によって、支柱部材232に沿ってZ軸方向に昇降可能に構成されている。すなわち、昇降機構23は、アーム部22をZ軸方向に所定の範囲内で昇降させる機能を有している。
このように昇降機構23を備えることにより、搬送ユニット2は、ロボットハンド221によって支持した基板90をZ軸方向に移動させることができる。
回転機構29は、図示しない回転モータを備え、アーム部22および昇降機構23を軸Oを中心に一体的に回転させる機構である。すなわち、回転機構29は、アーム部22の進退方向を調整する機能を備えており、例えば、図3に示す状態から、回転機構29が180°回転すると、アーム部23は振り向いた状態となる。すなわち、(−X)方向に進出し、(+X)方向に退出する状態となる。
また、回転機構29が90°方向に回転することにより、アーム部22の進退方向は紙面に垂直な方向となる。
図5は、乾燥部4を示す図である。乾燥部4は、乾燥ユニット41、42、および、待機ユニット43が積層されて構成されている。
乾燥ユニット41は、蓋部411、チャンバ412および吸引機構413を備えている。乾燥ユニット41は、塗布部1における処理が終了した基板90に対して、乾燥処理を行うユニットとして構成されている。
蓋部411は、XY平面に平行となるように配置される板状の部材であって、図示しないフレームによって支持されている。また、蓋部411は、図5に矢印で示すように、Z軸方向に昇降可能であり、上方位置(図5に示す位置)と下方位置との間で昇降する。なお、蓋部411は、下方位置においてチャンバ412と迎合する。
チャンバ412は、主に乾燥ユニット41における処理室を形成する部材である。
蓋部411の下面およびチャンバ412の上面には凹みが形成されており、蓋部411とチャンバ412とが互いに迎合することによって、密閉された処理空間414が形成される。なお、処理空間414は、水平姿勢の基板90を充分に収容できる大きさの空間として形成される。
吸引機構413は、主に装置外の空調装置と処理空間414とを連通させる配管から構成される。このような構造により、乾燥ユニット41では、減圧乾燥処理を行うことが可能である。
なお、詳細は図示しないが、乾燥ユニット41は、チャンバ412を下方から貫通する複数のリフトピン(図示せず)を備えている。そして、この複数のリフトピンの先端が基板90の裏面に当接することによって、乾燥ユニット41は搬入された基板90を下方から支持する。また、複数のリフトピンは、基板90を支持した状態で昇降することが可能であるので、乾燥ユニッ41は搬入された基板90のZ軸方向の高さ位置を調整することができる。
乾燥ユニット42は、前述の乾燥ユニット41と同じ構成を備えており、同様に減圧乾燥処理を行うユニットであるため、詳細の説明は割愛する。なお、本実施例の形態では、乾燥ユニット41と乾燥ユニット42とは、減圧乾燥処理を行う圧力や時間などのパラメータが相違する。
待機ユニット43は、下部フレーム431とピン432から構成され、下部フレーム431はXY平面に平行となるように構成されている。ピン432は下部フレーム431から所定の距離を開けて、基板90を載置するための部材である。ピン432は、基板90の端部および中央部を支持するよう、下部フレーム431上に配置されている。このように構成されることにより、搬入された基板90を下面より支持しておくことが可能となる。
なお、本実施例においては、待機ユニット43は乾燥ユニット41および乾燥ユニット42の下部に積層配置されているが、これに限定されるものではなく、具体的には待機ユニット43が乾燥ユニット41および乾燥ユニット42の上部に積層配置されてもよい。
図6は、乾燥部4と、搬送ユニット2、搬送ユニット3、および熱処理部5との関係を示す側面図である。
乾燥部4のフレーム(図5および図6にて仮想線で示す)は、(−X)側および(+X)側において、基板90の幅よりも広い開口を備えている。そのため、搬送ユニット2、および搬送ユニット3は、乾燥ユニット41、乾燥ユニット42、および待機ユニット43のいずれにも基板90を搬入することが可能である。同様に、乾燥ユニット41、乾燥ユニット42、および待機ユニット43のいずれかに支持された基板90は、搬送ユニット2、または搬送ユニット3のどちらによっても搬出することが可能である。
なお、待機ユニット43に配置されたピン432は、平面視においてロボットハンド221のチャック222と干渉しない位置に配置されている。このように構成されることにより、待機ユニット43と搬送ユニット2または搬送ユニット3との間で、基板90の受け渡しが可能となる。
また、熱処理部5および6は、乾燥部4によって減圧乾燥された基板90に対して加熱処理および冷却処理を行う処理部である。具体的には、基板90が載置され、基板90に対して熱を与える加熱ユニット51(以下、HPと呼ぶ)と、基板90が載置され、前述のHPにより加熱された基板を冷却する冷却ユニット52(以下、CPと呼ぶ)と、バッファ53(以下、BFと呼ぶ)と、から構成される。
図6では、熱処理部5のみを示すが、熱処理部6も同様の構成であるため、説明は割愛する。
熱処理部5および6は、前述のHP、CPおよびBFが各処理に対応するように適宜、積層されて構成されており、搬送ユニット3は、熱処理部5および6に積層されて配置されているHP、CP、BFに対して、基板90の搬入、搬出を行う。
なお、前述の塗布部1、搬送ユニット2、搬送ユニット3、乾燥部4、熱処理部5、熱処理部6は、図示しない制御部によって連動して制御される。制御部は、基板処理装置100が単独で備えてもよいし、基板処理システムの制御部の一部であってもよい。制御部は一般のコンピューターが用いられてもよいし、電子回路を組み合わせた基盤によって制御されてもよい。
次に、図7を用いて、基板処理装置100、および基板処理システムの動作を説明する。
基板処理システムは、搬入部81から搬入された基板90に対して、洗浄部82により洗浄処理を行い、温調部83によって乾燥され、所定の温度に調整される(ステップS11:前処理完了)。
そして、基板処理装置100は、搬送ユニット2を駆動させて温調部83から基板90を取り出し、塗布部1に搬入する。そして、塗布部1によって基板90に塗布液Aを塗布する(ステップS12:塗布処理A)。具体的には、制御部は塗布部1の架橋構造11を駆動させて基板90の上方を走査移動しつつ、ポンプ161を駆動させることにより貯留機構162に貯留された塗布液Aを基板90に塗布する。
塗布処理Aが完了すると、搬送ユニット2は塗布された基板90を乾燥部4に搬送する(ステップS13:減圧乾燥A)。ここでは、乾燥部4の乾燥ユニット41を用いて、所定の減圧乾燥処理が行われる。減圧乾燥処理Aによって、基板90上に塗布された塗布液Aは大半の溶媒が蒸発することにより、流動性が無くなる程度に乾燥した状態となる。
減圧乾燥Aが完了すると、搬送ユニット3は基板90を熱処理部5に搬送する(ステップS14:熱処理A)。具体的には、熱処理部5に積層されているHPに基板90を搬送し、所定の温度および時間加熱処理を行うことにより、基板90上の塗布液Aをさらに乾燥させる。加熱処理が終わった基板90は、同じく搬送ユニット3により、CPに搬送される。CPでは、加熱処理によって基板90に蓄積された熱を逃がし、後の処理が行えるように常温に戻す。常温に戻された基板は、バッファ53へと運ばれ、待機する。ここでの熱処理は、塗布液Aの組成や所望される膜厚によって適宜組み合わせて処理される。
次に制御部は、当該基板90に対して連続処理が行われるか判断を行う(ステップS15)。ここで連続処理とは、前述の塗布処理Aから熱処理Aによって形成された層(ここでは、層Aと称する)の上面に対して、新たな層Bを形成する処理である。
図8は、連続処理により基板90の上面に層Aおよび層Bが積層されて形成された図である。このように複数の組成をもつ層を積層することにより、様々な特性を備える層を形成することが可能となる。また、層Aと層Bを形成する材料(塗布液)を同一材料とすることにより、一度の塗布工程で形成できる膜厚よりもさらに厚い膜を形成することも可能となる。さらに、この説明では2層を形成する処理を説明するが、2層よりも多い層を形成することも可能である。
図7のステップS15にて、連続処理の有無が判断され、有り(ステップS15にてYes)と判断された基板90は、搬送ユニット3によってバッファ53から取り出され、乾燥部4の待機ユニット43に搬入される(ステップS21:待機部へ搬送)。そして、待機ユニット43に搬入された基板90は、搬送ユニット2によって搬出され、再度、塗布部1に搬入される。このように待機ユニット43を設けることにより、乾燥部4の乾燥ユニット41および42を介することなく、搬送ユニット3から搬送ユニット2に対して基板90の受け渡しを行うことが可能となる。
塗布部1は、その上面に層Aが形成されている状態の基板90に対して、塗布液Bを塗布する(ステップS22:塗布処理B)具体的には、制御部は塗布部1の架橋構造12を駆動させて基板90の上方を走査移動しつつ、ポンプ171を駆動させることにより貯留機構172に貯留された塗布液Bを基板90に塗布する。
塗布処理Bが完了すると、搬送ユニット2は塗布された基板90を乾燥部4に搬送する(ステップS23:減圧乾燥B)。ここでは、乾燥部4の乾燥ユニット42を用いて、減圧乾燥Aとは違うパラメータにて減圧乾燥処理Bが行われる。減圧乾燥処理Bによって、基板90上に塗布された塗布液Bは大半の溶媒が蒸発することにより、流動性が無くなる程度に乾燥した状態となる。
減圧乾燥Bが完了すると、搬送ユニット3は基板90を熱処理部6に搬送する(ステップS24:熱処理B)。具体的には、熱処理部6のHPに基板90を搬送し、所定の温度および時間加熱処理を行うことにより、基板90上の塗布液Bをさらに乾燥させる。加熱処理が終わった基板90は、同じく搬送ユニット3により、熱処理部6のCPに搬送される。CPでは、加熱処理によって基板90に蓄積された熱を逃がし、後の処理が行えるように常温に戻す。常温に戻された基板は、熱処理部6のBFへと運ばれ、待機する。
上述の工程を経ることにより、基板90上には層Aおよび層Bが形成され、バッファ53にて待機した状態となる。その後、露光部85からの指示を受けて、搬送ユニット3は基板90を移載部84に搬入する(ステップS16:露光工程へ)。
また、図7のステップS15にて、連続処理の有無が判断され、無し(ステップS15にてNo)と判断された基板90は、そのままバッファ53にて待機する。そして、露光部85からの指示を受けて、搬送ユニット3により移載部84に搬入される(ステップS16:露光工程へ)。
以上のように、本実施例の基板処理装置100では、待機ユニット43を備えることにより、一旦下流の熱処理工程に搬送された基板を塗布工程に戻すことが可能となる。そのため、塗布液による膜形成を複数回行うことが容易となる。このように層Aを形成した後に層Bを連続的に形成することにより、層Aと層Bとの間に不純物などが混入するおそれを低減させることが出来る。また、塗布液の種類や塗布回数を適宜選択することにより、装置全体のレイアウト変更を行わずに様々な種類の塗布膜を形成することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
例えば図9は、本発明の第2の実施の形態にかかる基板処理システムの動作を説明した図である。第2の実施の形態では、塗布液として乾燥性の高い塗布液を用いる場合を示している。
第2の実施の形態にかかる基板処理システムは、前述の実施の形態にかかる基板処理システムと同様に、搬入部81から搬入された基板90に対して、前処理動作を行う(ステップS111:前処理完了)。
その後、塗布部1によって基板90に塗布液A'を塗布する(ステップS112:塗布処理A')。この場合の塗布液A'は、前述の塗布液Aに比べて乾燥性が高い(=沸点が低い)溶媒を用いている。
塗布処理A'が完了すると、減圧乾燥処理が行われる(ステップS113:減圧乾燥A')。塗布液A'は乾燥性が高いため、減圧乾燥A'を行うだけで略乾燥した状態になる。ここでは、乾燥部4の乾燥ユニット41を用いて、所定の減圧乾燥処理が行われる。減圧乾燥処理A'によって、基板90上に塗布された塗布液A'は溶媒が蒸発することにより、略乾燥した状態となる。
塗布液A'の層が形成された基板90に対して連続処理が選択された場合(ステップS115にてYes)、搬送ユニット2は乾燥ユニット41から基板90を搬出し、再度、塗布部1に搬入する(ステップS121)。
その後、塗布部1に搬入された、上面に塗布液A'の層が形成されている状態の基板90に対して、塗布液B'を塗布する(ステップS122:塗布処理B')。
塗布処理B'が完了すると、搬送ユニット2は塗布された基板90を乾燥部4に搬送する(ステップS123:減圧乾燥B')。
減圧乾燥B'が完了すると、搬送ユニット3は基板90を熱処理部5に搬送する(ステップS114:熱処理)。ここで、塗布液B'も塗布液A'と同様の乾燥性の高い塗布液を用いる事により、後の熱処理工程を回避することが可能である。このような場合は、熱処理(ステップS114)を行わず、搬送ユニット3は下流の露光工程へ基板90を受け渡す。
以上のように、塗布液の乾燥性によって、熱処理工程は適宜省略されてもよい。
なお、第2の実施の形態では、ステップS121にて搬送ユニット2によって基板が塗布部1に搬送されたが、搬送ユニット3によって基板90が搬出され、待機ユニット43に搬入されてもよい。搬送ユニット3を用いることにより、搬送ユニット2は、他の基板の搬送動作を行うことが可能となる。
具体的には、基板90が乾燥ユニット41にて減圧乾燥処理が行われている間に、塗布部1は他の基板の塗布動作を行う。そして、搬送ユニット3が基板90を乾燥ユニット41から待機ユニット43に基板を搬送するとともに、搬送ユニット2が他の基板を乾燥ユニット41に搬入することにより、塗布装置100の処理枚数を向上させることができる。
また、上述の実施の形態では、乾燥部4は、乾燥ユニット41および乾燥ユニット42を備えていたが、いずれか一方であってもよい。また、塗布液の組成によって減圧乾燥工程が必要でない場合には、乾燥ユニット41および乾燥ユニット42の代わりに、待機ユニットのように基板を載置するだけのユニットにて乾燥処理を行う構成であってもよい。
また、熱処理部5および熱処理部6には、加熱ユニット51、冷却ユニット52、およびバッファ53を複数備えていたが、これらの配置や個数は適宜設計事項として決定される。また、基板処理装置100は熱処理部5および熱処理部6を備える構成を用いて説明したが、熱処理部はいずれか一方でもよく、これらもまた設計事項として適宜選択される事項である。また、塗布液の組成によって加熱処理、冷却処理が必要でない場合は、加熱ユニット51、冷却ユニット52、およびバッファ53が省略されてもよい。
また、乾燥部4に対して、搬送ユニット2および搬送ユニット3は相対する方向(180°方向)に配置されていたが、これに限定されるものではない。例えば図10に示す塗布装置100'のように、乾燥部4に対して、搬送ユニット2および搬送ユニット3がアクセス可能な位置(例えば90°方向)に配置されていればよい。
1 ・・・ 塗布装置
2、3 ・・・ 搬送ユニット
4 ・・・ 乾燥部
5、6 ・・・ 熱処理部
14 ・・・ 保持面
41、42 ・・・ 乾燥ユニット
43 ・・・ 待機ユニット
51 ・・・ 加熱ユニット
52 ・・・ 冷却ユニット
53 ・・・ バッファ
90 ・・・ 基板
111、121 ・・・ スリットノズル

Claims (4)

  1. 基板に対して所定の処理液を塗布し、塗布膜を形成する基板処理装置において、
    第1および第2のスリットノズルと、前記基板を水平に載置する載置手段とを備え、当該スリットノズルを前記載置手段に載置された基板に対して走査移動することにより、前記基板の上面に処理液を塗布する塗布機構と、
    前記塗布機構によって塗布された前記基板に対して乾燥処理を行う工程のうち、少なくとも一部である第1の乾燥工程を行う第1乾燥機構と、
    前記塗布機構により塗布された前記基板を前記第1乾燥機構に搬入する第1搬送機構と、
    前記第1搬送機構により前記第1乾燥機構に搬送された基板を、前記第1乾燥機構の前記第1搬送機構が対向する面とは異なる面から搬出する第2搬送機構と、
    前記第1乾燥機構と積層配置され、前記第1搬送機構および前記第2搬送機構により、前記基板が搬入または搬出される待機機構と、
    前記塗布機構、前記第1乾燥機構、前記第1搬送機構および前記第2搬送機構を制御する制御機構と、を備え、
    前記塗布機構および前記第1乾燥機構は前記第1搬送機構を中心とした同心円上に配置され、
    前記制御機構は、前記塗布機構により前記第1のスリットノズルにより処理液が塗布された基板を前記第1搬送機構により前記第1乾燥機構に搬入し第1の乾燥工程を行なった後、前記第2搬送機構により前記第1乾燥機構から前記待機機構に搬入し、前記第1搬送機構により前記待機機構から搬出して前記塗布機構の載置手段に再度載置し、当該基板の前記第1のスリットノズルにより塗布された処理液による層の上面に、当該層と略同一面積に前記第2のスリットノズルにより処理液を塗布することを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項に記載の基板処理装置において、
    前記塗布機構によって塗布された前記基板に対して乾燥処理を行う工程のうち、少なくとも一部である第2の乾燥工程を行う第2乾燥機構をさらに備え、
    前記第2乾燥機構、および前記第1乾燥機構は、前記第2搬送機構を中心とした同心円上に配置され
    前記制御機構は、第2の乾燥工程を行った後、前記第2搬送機構により前記第2乾燥機構から前記第1乾燥機構と積層配置された前記待機機構に搬入された基板を前記第1搬送機構により前記待機機構から搬出し、前記塗布機構の載置手段に再度載置することを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項に記載の基板処理装置において、
    前記第1の乾燥工程は、前記塗布機構により前記基板上に塗布された塗布液を減圧乾燥する減圧乾燥工程を含み、
    前記第2の乾燥工程は、前記基板に対して熱を加える加熱工程を含むことを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記第1のスリットノズルにより塗布される処理液と、前記第2のスリットノズルにより塗布される処理液とは、別の組成を有する処理液であることを特徴とする基板処理装置。
JP2010002547A 2010-01-08 2010-01-08 基板処理装置 Expired - Fee Related JP5417186B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010002547A JP5417186B2 (ja) 2010-01-08 2010-01-08 基板処理装置
KR1020100110388A KR101216321B1 (ko) 2010-01-08 2010-11-08 기판 처리 장치
TW099141274A TWI457183B (zh) 2010-01-08 2010-11-29 Substrate processing device
CN2011100057896A CN102166559B (zh) 2010-01-08 2011-01-07 基板处理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010002547A JP5417186B2 (ja) 2010-01-08 2010-01-08 基板処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011142237A JP2011142237A (ja) 2011-07-21
JP5417186B2 true JP5417186B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=44457885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010002547A Expired - Fee Related JP5417186B2 (ja) 2010-01-08 2010-01-08 基板処理装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP5417186B2 (ja)
KR (1) KR101216321B1 (ja)
CN (1) CN102166559B (ja)
TW (1) TWI457183B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5578377B2 (ja) * 2011-07-29 2014-08-27 セメス株式会社 基板処理装置及び方法
KR101255638B1 (ko) * 2011-09-22 2013-04-16 씨앤에스엔지니어링 주식회사 평판패널의 세정장치 및 세정방법
KR101827364B1 (ko) * 2011-10-13 2018-03-22 세메스 주식회사 기판 처리 장치 및 방법
CN103286049B (zh) * 2012-03-02 2016-03-16 上海展辰涂料有限公司 紫外光固化涂料实木百叶窗表面施工方法
KR20140065851A (ko) * 2012-11-22 2014-05-30 신화일렉트론 주식회사 다단식 글라스 건조장치
KR20140148282A (ko) * 2013-06-21 2014-12-31 세메스 주식회사 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
JP6286239B2 (ja) * 2014-03-11 2018-02-28 東京応化工業株式会社 塗布装置、基板処理装置、塗布方法及び基板処理方法
JP6720978B2 (ja) * 2015-09-30 2020-07-08 住友金属鉱山株式会社 有機被膜の製造方法、導電性基板の製造方法、有機被膜製造装置
JP6598988B2 (ja) * 2016-04-26 2019-10-30 東芝三菱電機産業システム株式会社 成膜装置
KR102121418B1 (ko) 2018-07-30 2020-06-10 (주)에스티아이 기판 지지 장치 및 그 제어 방법

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2919925B2 (ja) * 1990-07-26 1999-07-19 東京エレクトロン株式会社 処理装置
JP2949547B2 (ja) * 1993-02-08 1999-09-13 東京エレクトロン株式会社 処理装置及び処理方法
JP3236703B2 (ja) * 1993-05-31 2001-12-10 平田機工株式会社 流体塗布装置
JPH081065A (ja) * 1994-06-23 1996-01-09 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 表面処理装置
JPH0883745A (ja) * 1994-09-09 1996-03-26 Mitsubishi Electric Corp 処理装置
JP3273031B2 (ja) * 1999-01-08 2002-04-08 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置
JP3920638B2 (ja) * 2001-12-26 2007-05-30 東京エレクトロン株式会社 減圧乾燥装置
JP4363046B2 (ja) * 2003-01-24 2009-11-11 東レ株式会社 塗布装置および塗布方法並びにディスプレイ用部材の製造方法
JP2005142372A (ja) * 2003-11-06 2005-06-02 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置及び基板処理方法
JP4490797B2 (ja) * 2004-01-23 2010-06-30 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置
KR100625087B1 (ko) * 2004-08-16 2006-09-20 (주)이노포스 다단계 자동 스핀코팅 시스템
JP2006100722A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Tokyo Electron Ltd 基板処理システム
JP4451385B2 (ja) * 2005-12-20 2010-04-14 東京エレクトロン株式会社 塗布処理装置及び塗布処理方法
JP4969138B2 (ja) * 2006-04-17 2012-07-04 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置
JP5149513B2 (ja) * 2007-02-15 2013-02-20 株式会社Sokudo 基板処理装置
JP5028195B2 (ja) * 2007-09-10 2012-09-19 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置および基板処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
TWI457183B (zh) 2014-10-21
KR20110081752A (ko) 2011-07-14
TW201130572A (en) 2011-09-16
JP2011142237A (ja) 2011-07-21
CN102166559B (zh) 2013-08-21
KR101216321B1 (ko) 2012-12-27
CN102166559A (zh) 2011-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5417186B2 (ja) 基板処理装置
JP4969138B2 (ja) 基板処理装置
KR101079441B1 (ko) 스테이지 장치 및 도포 처리 장치
JP4896236B2 (ja) 基板搬送装置及び基板搬送方法
JP2004284698A (ja) ワーク搬送装置
KR20050079637A (ko) 도포막형성 장치 및 도포막형성 방법
JP2006253373A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法及び基板処理プログラム
JP5600624B2 (ja) 塗布膜形成装置及び塗布膜形成方法
JP4743716B2 (ja) 基板処理装置
JP2008212804A (ja) 基板の搬送塗布装置
JP2010034309A (ja) 塗布装置および基板処理システム
TWI311633B (en) Decompression drier
JP6058999B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2009018917A (ja) 塗布装置、基板の受け渡し方法及び塗布方法
KR101891349B1 (ko) 도포 처리 장치
JP5550882B2 (ja) 塗布装置
JP4541396B2 (ja) 塗布膜形成装置、基板搬送方法及び記憶媒体
JP2009165942A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP6595276B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2010080983A (ja) 基板処理装置
JP2015195276A (ja) 基板処理装置および基板処理システム
JP3892327B2 (ja) 基板処理装置
JP2005270932A (ja) 塗布膜形成装置
CN116631923A (zh) 基板处理装置和基板处理方法
JP6404303B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110630

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130723

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131118

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees